赤平市議会 平成25年第4回定例会 2013年12月12日
教育環境の充実について
2013年12月12日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「教育環境の充実について」質問し、学校教育課長 相原弘幸、社会教育課長 吉村春義が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 学校教育課長 相原弘幸、社会教育課長 吉村春義
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 植村真美
続きまして、大綱5、教育環境の充実について、①、学習意欲を高めるキャリア教育の検討についてお伺いいたします。子供たちが将来どんな職業につきたいのかわからない。当市の企業からもいろいろとご意見をいただいていますが、若者が一旦働いても働くことに対する意識が低いため、多様化する職場環境についていけず、継続できず、すぐやめてしまうといった若年世代も多くなってきていると伺ってございます。そのような中、学校教育法に新たに設けられました義務教育の目的の一つとして、職業について基礎的な知識と技能、勤労を重んじる態度及び個性に応じて将来の進路を選択する能力を養うことが定められ、小学校からの体系的なキャリア教育の実践に対する体制も整えられたところでございます。また、文部科学省につきましては平成22年に「小学校キャリア教育の手引き」を発行し、初等教育から高等教育に至る系統的、組織的なキャリア教育の基盤づくりが極めて大切だと示されてございます。以上のことから、キャリア教育に関する推進が全国的にも進められている背景でございますが、当市についてのキャリア教育に関する取り組み状況についてお聞かせいただきたく思います。よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
キャリア教育については、近年のフリーターやニートの増加、また就職した後の離職率の高さなどから日本の将来に向かっての労働力、ひいては十分な納税者たり得る職業人の確保の観点から、その必要が叫ばれているとのことと理解しております。また、学校でのキャリア教育と申しましても単なる職業についての学習だけではなく、各教科を横断的にまたいだ幅広い教育と考えております。学習指導要領では、子供たちみずからが考え、主体的に進路を選択できるように学校の教育活動全体を通じて計画的、組織的に行うものとされており、それは生き方そのものにも通じる教育であると考えているところです。本市の取り組みについては、小学校においては教科や特別活動、道徳、行事などを通じて子供の発達段階に応じ、決まりの遵守や助け合い、団体での自分の立場、役割などを理解させ、責任を果たそうとする態度を養うなどの取り組みに努めております。中学校においては、議員ご指摘のように学校教育法に示されているとおり、進路と密接に関連いたしますので、それが生徒の生き方の指導であることを踏まえ、生徒の意欲や努力を重視することが重要であり、また勤労観、職業観を育てるものであること、学ぶ意義の実感にもつながることなどを踏まえて指導を行うよう努めております。以上でございます。
質問 3番 植村真美
現状の流れはお聞かせいただきました。引き続きご質問させていただきます。キャリア教育に関する見解は、それぞれの地域で違うようでございます。キャリア教育コーディネーターやキャリア教育ができる人材を含め、北海道には大変そういった認識が低いのか、少ないとも伺ってございます。しかし、全国的に見てもキャリア教育に関する取り組みには盛んに取り組まれている地域もございまして、民間組織とのキャリア教育の事例も多く挙げられておりますし、当市におきましても物づくり企業も多いことから、民間企業や市民団体に声がけをしながら、まちづくりのあり方とともにキャリア教育を考えていただくことが大切であるかと考えてございます。そして、行く行くは地元の企業に就職を考える子供たちもふえるかもしれません。地域との連携によるキャリア教育者の発掘を教育委員会としてどのようにお考えかお聞かせいただきたく思います。よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
地域との連携によるキャリア教育者についてですけれども、特に中学校においてはその分野に頑張っている人材をお呼びして交流を行うなどの事例もあります。子供たちの将来に有意義な事業ですので、学校ともよく協議して情報提供できるように努めてまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願いいたします。
質問 3番 植村真美
そういったキャリア教育をする上で、外部講師が学校に入り込むことであったりとか、そういうことに対する各学校の理解も必要になってくるかと思いますが、条例の見直し等も含め、キャリア教育を通して推進していくための調整が教育委員会にも今強く求められているということを思います。再度質問させていただきます。その点についてはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
外部講師の招聘については、先ほど答弁したとおり有意なものと考えております。しかし、単に話を聞くだけでは学習指導要領に示されている適正な指導とはなり得ないという思いもありますので、講師による講話や交流が学習指導要領が示す子供たちがみずからの生き方を考えて主体的に進路選択ができ、学校教育全体を通じて計画的、組織的な進路指導にどう生かされるかということを主眼といたしまして、学校の狙いに合致している人材であれば十分意義のあることですので、そのような情報の提供と調整は重要であると考えておりますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
質問 3番 植村真美
その学校の求める人材とそういった地域で合致する人材発掘というのをぜひその調整をやはり教育委員会のほうでやっていただけないかなというふうに思っている考えも私の中ではございます。学校の先生というのは、ずっと継続的にその場所にいるわけではございませんので、やっぱり地域にそういった精通したキャリア教育までもできる人材だったり、企業、団体を結びつけていただけるというのが教育委員会の一つの仕事になってくるのではないかなというふうに考えております。そこで、十分な情報提供と調整を図っていくことのご答弁を今いただきましたが、私もキャリア教育に対しては理解をしていただいたのかなというふうに思うのですけれども、今申したとおり私が最終的に申し上げたいことは、地域との連携とあわせたキャリア教育の推進を行うことが大切だと感じている中で、以前も地域と連携した教育のあり方をご質問させていただいたことがございました。その中でご答弁いただた中には、出前講座の一覧を各学校に情報提供として上げて、その中で各学校担当の先生が地域との連携、教育のあり方を見出していくきっかけをつくられているというご説明もございました。そこで、ぜひこのたびもキャリア教育を担うことのできる協力団体や企業のリストを盛り込んでいただきたく思ってございます。学校側がキャリア教育を考えていく中で、推進していこうとする中で、その調整を図っていただくことが出前講座の一覧表が大変重要なものになってくるところでございますので、その出前講座の一覧表の充実をぜひ図っていただきたいというふうに思ってございますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)
ご指摘の件については、そういった方法も非常によろしいのかなと思いますので、地域で活躍している人材というのは各方面にわたっていますので、その情報はやはり重要で貴重でございます。そのような情報をできるだけ収集しまして、社会教育課とも協力しながら出前講座の充実を図って、また学校現場のニーズに応じて今後進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますことをお願いいたします。
質問 3番 植村真美
そのあたりの調整役をぜひ前向きに行っていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。それでは、②、広域連携を視野に入れたスポーツクラブの検討についてお伺いいたします。小中学校がそれぞれ統廃合され、子供たちの人数規模も変わってくる中でございます。またさらに、定住自立圏構想も加わっていく中で、子供たちが汗をかき、体を動かすスポーツの場の提供をさらに考えてほしいと感じてございます。今では各学校の部活動の設置は難しく、そういう中ではございますが、子供たちにも選択の幅を狭めてしまうことは非常に残念な状態ではあるかなというふうに思ってございます。子供の可能性を広げてあげるためにも、近隣の地域の参加可能なクラブ活動などの紹介をスポーツの勧めと称するかどうかはちょっとご検討いただきたいのですが、広報あかびらなどに、スポーツを勧めていただくための掲載を通してそういった子供たちがスポーツできる環境を進めていただけるような周知方法というのをぜひお考えいただきたいと思いますが、そこの点につきましてはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 社会教育課長 吉村春義(社会教育課長は2014年3月まで)
大綱5、教育環境の充実について、②、広域連携を視野に入れたスポーツクラブの検討についてお答え申し上げます。現在赤平市で活動する少年スポーツクラブとしては、スポーツ少年団である野球、サッカーの2団体があり、男子が中心となっておりますが、サッカーについては女子も活動しており、昨年度は2名の女子選手が空知チームに選抜され、全道優勝をし、ことしの2月10日、11日に山梨県で開催されたガールズエイトジャパン選抜河口湖大会に出場するなど活躍をしております。赤平で活動していないスポーツ少年団については、芦別市や滝川市で受け入れていただいたり、歌志内市の子供を赤平市の野球で受け入れるなど他市の関係者との連携を図りながら行っております。また、赤平市の社会教育では、子供のスポーツ事業として赤平市青少年育成連絡協議会と連携し、夏季スポーツキックベースボール大会、冬季スポーツミニバスケットボール大会、百人一首大会を実施、また子供たちも参加できる市民健康づくりウオーキング、チャレンジ・ザ・スポーツ大会、赤平軽スポーツ大会、ニュースポーツ大会など趣向を凝らして実施しているところであります。その他専門家による指導も含めた野球、水泳、バレーボールなどの少年スポーツ教室も取り入れ、地域の子供たちが継続して運動ができる環境整備などにも力を注いでおります。新たな少年スポーツ団体の設置となりますと、少子化や指導者の高齢化、設置主体の構成、財政的な自立などさまざまな面で課題も多いと思われますので、今後におきましてもさまざまな地域少年スポーツ団体との連携により、地域の各種スポーツの情報、受け入れ態勢の充実など自治体の枠を超えた協力関係に努めてまいります。また、近隣において活動している少年スポーツ団体の情報などについては、教育委員会で発行しております子供のための青少年社会教育情報誌等において周知してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 植村真美
ただいまご答弁の中に自治体の枠を超えたということもございました。そういった情報収集をしていただきまして、情報発信をぜひ子供たちと、またさらにその親に届くようにお願いしたいというふうに思ってございますので、よろしくお願いいたします。そしてさらに、子供たちがスポーツをすることに対してなのですけれども、周囲の理解が今本当に大変必要になってきている時代でございます。そこで、子供たちのスポーツをする環境をどのようにつくっていくのか、また親や町内会、またスポーツ指導ができる関係者との協議の場も必要と感じておりますが、この点につきましてはいかがでしょうか。よろしくお願いいたします。
答弁 社会教育課長 吉村春義(社会教育課長は2014年3月まで)
お答え申し上げます。現在赤平市には、スポーツ少年団という組織があり、少年スポーツの現状把握と発展に努めているとともに、一方子供の育成組織においては子供の健全育成の観点から、夏季、冬季のスポーツ大会行事とその練習活動のための運営を行うなど、少年スポーツの環境は大人の指導者、育成者により市全体としての観点から協議、分析し、課題の把握に努めているとの認識でありますので、さらなる問題提起については私ども社会体育の立場から提案の形でそれぞれの関係団体に依頼してまいりたいと考えますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 植村真美
引き続きまた小学校の数も少なくなりますし、中学校も今後統合されるということの部分で方向性ありますが、小中学校が連携したスポーツクラブのあり方、スポーツする環境のあり方というのが大変必要になってきていると思います。小学校に行っては部活、スポーツクラブがあるのですけれども、中学校に行ったら同じ種目のスポーツ部がないといったような背景です。そういったスポーツクラブの場のあり方を学校教育の中においても検討していくことが必要ではないかというふうに考えてございますが、そのあたりについてのご見解はいかがでしょうか、よろしくお願いいたします。
答弁 社会教育課長 吉村春義(社会教育課長は2014年3月まで)
お答え申し上げます。市内の中学校におきまして部活動はありますが、小学校の部活動については少子化による児童の減少、指導する先生や転勤により継続して指導する先生の確保、時間外勤務などさまざまな問題がございます。また、塾や習い事、スポーツ少年団で活動する子供たちも多く、各学校が連携して合同によるスポーツ活動となると生徒の送迎、交通面での問題など学校でのスポーツ活動の条件としては必ずしも良好な環境にあるとは言えません。社会教育は、学社融合という観点から学校への協力を求め、市内で開催される各種スポーツ大会への児童生徒の参加、スポーツ指導、会場の提供など連携を深めながら、子供たちへのスポーツの場の提供に努めてまいりたいと思います。今後も学校や育成会、子供たちの学習ニーズに応え、多くの子供たちが参加できる社会教育事業の展開を図ってまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 3番 植村真美
そういった考えのもとに小中学校との連携等のこともぜひご検討いただきたいなというふうに思ってございます。環境はどうあれ、そういった子供たちがスポーツできる環境をつくり出していこうというリードというか、そういった当市の考え方が大変重要になってくるのではないかなというふうに思ってございますので、そういった部分もしっかりと目標として掲げていただきまして、子供たちがスポーツができる環境を構築していただきたいというふうに思ってございますので、このあたりも今後第5次総合計画の中でもぜひ社会教育の分野と、さらに教育分野とともに考えていただきたいというふうに思ってございます。よろしくお願いいたします。以上で質問を終わらせていただきます。