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赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日

教育行政について

2013年6月13日、赤平市議会の一般質問で、五十嵐美知議員が「教育行政について」質問し、学校教育課長 相原弘幸が答弁しました。

質問者
五十嵐美知 議員
答弁者
学校教育課長 相原弘幸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 五十嵐美知

次、大綱の5、教育行政について伺います。①、平成25年度全国学力・学習状況調査について伺います。4月24日に小学6年生は国語、算数で、中学3年生は数学と国語の2教科で4年ぶりに全校調査が行われました。テストは、基礎知識を問うA問題と活用力を試すB問題に分かれていて、文科省は8月下旬をめどに都道府県別の平均正答率を公表するとされておりますが、道内では小中高合わせて1,756校が参加したようであります。07年から始まった学力テストですが、昨年度の中学国語Bで初めて全国平均を上回りましたが、都道府県別では下位に低迷していて、家庭学習の時間も少ないなど課題が明らかになっているということであります。道教委は、来年度までに全国平均以上を目標に万全の体制で臨むよう市町村教委に異例の通知を出したほかに、保護者と児童生徒向けに初めてチラシを作成されたようであります。そこで、通知内容とあわせてチラシの内容についても伺いたいと思いますし、またどのように対応されたのか、さらに全道から見て当市の学力状況について伺いたいと思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

平成19年度から実施されました本調査でありますけれども、ことしで7回目を迎えております。ご指摘のように、今度の成績は都道府県別で下位に位置しておりまして、そのため道教委では教育の機会均等とその水準の維持向上という義務教育の趣旨を踏まえ、全国的な水準を目指して努力するとして、平成26年をめどに全国平均以上を目標に掲げて諸施策を打ち出しております。そこで、ご指摘の道教委作成の保護者と児童生徒向けのチラシについてですが、4月24日の実施を前に配付の依頼が来たものですが、内容としましては児童生徒には北海道の調査結果が全国でも低位に位置していることをグラフなどで示しまして、「今こそ、君の本気を」とのタイトルで子供のやる気を鼓舞するようなものとなっております。保護者宛てには、同様に全国比較をした上で子供たちの家庭の学習が十分でないことを示すものとなっております。このチラシについては、文言が刺激的など一部批判があるとの報道もありましたけれども、本市としてはチラシには別に本調査に臨むに当たり、できそうな問題から取り組もうと、最後まで諦めずに回答しよう、時間配分を考えようとか、見やすい文字を書こうなど取り組む姿勢についても語られておりまして、また保護者宛てには調査に当たって子供に対して声かけをお願いするなどの文言があることから、それら総合的に判断して配付をしたところであります。次に、本市の学力状況とその取り組みについてでありますけれども、過去には全国レベルの学年もありましたが、総じて調査結果は余り芳しいものではありません。市教委では、道教委同様の趣旨から毎年の調査結果の分析で学力向上プランを作成して学力の向上に努めております。昨年の調査結果を踏まえての学力向上プランでは、児童生徒の実態を分析しまして基礎、基本の定着を主眼に目標を設定し、市教委と学校が実施すべき改善内容を提示するものとなっております。これを基本に各学校ではその状況に応じて各校ごとの改善プランを作成し、対応するよう指示しているところです。また、本調査の結果については、毎年文科省からの結果通知が秋ごろになることから、本市では実施後直ちに学校において自校採点をし、各学校で状況分析を行い、早目に対応するようにしております。あわせて昨年から夏休み、冬休み期間中の補習学習の実施、またチャレンジテストや過去の調査問題の活用などを行っておりますが、家庭の協力も含めた学力向上策が重要との観点から、家庭学習の勧めや規則正しい生活習慣、家庭での読書の取り組みなど、市教育委員会名において保護者向けの家庭学習の手引を各家庭に配付させていただいたところです。今後は、文科省からの正式な結果通知を受けて分析内容の微調整を行いまして、さらにその向上に向け施策を展開してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

質問 6番 五十嵐美知

議会初日に教育長の報告にもございましたので、お答えの内容につきましては理解いたしました。もとより日本人は勤勉な国民性として言われてきた経緯もあり、日本人は昨今の学力・学習状況調査においてその基本が揺らぐようなことについては、勉強だけが人間形成にあって重要なわけではないと思っている私は一人でもあるのですけれども、ただ将来社会に出たときの生活には基本的な学力や活用力がなければ現実に厳しい状況になってくると思っております。しかし、一人一人の置かれている家庭環境はさまざまでございまして、その中にあっても一たん学校へ行けば皆平等でありますので、市教委と学校の先生の職員や、また皆さんが共通認識に立って、その上で家庭学習においても児童生徒が学ぶことは楽しいというような環境づくりに全力を尽くしていただきたいと私は切に願っておりますので、この点についてさらに伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

勉強だけが人間形成に重要なものではないということは、理解いたします。しかし、勉強も必要であるということは否定できないと考えております。点数至上主義に陥ることは論外ですが、ご指摘のとおり誰もが望ましい生活習慣を身につけ、基礎、基本的な知識、学力を得ることがその後の人生で自立して生きるために必要なことと考えております。そこで、子供たちの置かれている家庭環境はさまざまであり、中には子供の学力にマイナスの影響を及ぼす場合もございます。ご指摘のように、学校では平等であるべきです。学力・学習状況調査では、点数ばかりが注目されておりますが、その向上策において平均点の傾向を分析することが大切と思っております。できる子をさらに伸ばすことでもありますけれども、公教育といたしましては基礎、基本の定着が重要であり、本市の学力向上プランでもそこに重点を置いて下位層の引き上げも目標の一つとしているところであります。学校においてもその目標のもと、読書活動の充実や放課後や長期休業中の補助的な学習機会の確保などを通じて個に応じた指導に努めているところです。加えて教育は学校だけで行うものではありません。特に学力においては、学校での勉強を家庭において定着することが大切です。相互の共通認識のもとに学校と家庭が車の両輪のように作用し、子供の学力向上に寄与できるよう努めてまいりますので、ご理解、ご支援くださるようお願いいたします。

質問 6番 五十嵐美知

子供が置かれている環境、地域社会は年々大変厳しさを増しているのも現状と思います。情報も氾濫しております。そういう意味では、当市の児童生徒が健やかに育っていくために市教委の、また学校の先生方の現場の皆さんの力がなければいかんせんどうにもならないところもございますので、どうぞ今後におきましても全力を尽くしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。以上をもって質問終わります。

出典:赤平市議会 平成25年第2回定例会 2013年6月13日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる