みんなの議会

赤平市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月14日

教育行政執行方針について

2013年3月14日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、五十嵐美知議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 多田豊が答弁しました。

質問者
五十嵐美知 議員
答弁者
教育長 多田豊

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 五十嵐美知

それでは、教育行政執行方針について教育長に伺います。教育長就任以来の質問でありますので、よろしくお願いいたします。①、赤平の教育について、アの体罰といじめ根絶については、昨日の質問と答弁を伺っておりまして私自身理解いたしましたので、今回質問はいたしませんので、よろしくお願いいたします。次のイの教職員の資質向上について伺います。赤平の教育は、地域とともに信頼される教育を目指すとされ、教職員は地域の一員としての自覚を持つことが必要とございます。私は、本当にすばらしい理念であると思います。理念と具体策がかみ合ってこそ物事は前に進むと思っておりますので、この理念が生かされる取り組みに期待いたします。そこで、教育長と私は同じ年代であり、おわかりになるかと思いますが、学校の先生が地域に住んでいただけましたら児童生徒にとっても頼れる存在として安心できるのではないでしょうか。この点の具体策をどのように考えていかれるのか伺いたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、教職員の資質向上について申し上げます。執行方針でも述べましたとおり、教育は地域に信頼されてこそのものであることはいつの時代も変わらない教育委員会としての信条だというふうに思っております。そこで、教職員が多く地域に住んでいただければとのご指摘でありますけれども、教職員個人の居住については強制するものではありませんし、利便性の問題や家庭の事情等によって近隣市から通勤している教職員が多いことはご指摘のとおりであります。確かに地元に住んでいただくことは希望でありますけれども、これらの現実を見詰めた上で申し述べたもので、教職員が市内居住していないことでその職責にいささかも劣ることがあってはならないものであります。市外通勤者であっても、本市の教育を担っていることはすなわち地域の一員としての自覚を持たなければならないとの考えからであります。確かに本市の教職員は住宅事情や利便性、その他の理由から市内居住者は少なくなっておりますけれども、学校活動ばかりではなく、子供たちの校外活動などでも積極的に参加するなど、比較的よく努めているのではないかと感じている部分もございます。市内居住の促進については、住宅状況の改善方策など今度も検討を重ねていかなければなりませんけれども、実際に住んでもらうためにはいろいろな条件が絡み合って難しい問題もあろうかというふうに考えております。しかし、どこに住んでいても教職員としての自覚と責任を持って、信頼される赤平の教育を担う人材たらんとすることは今後も強く喚起するものであります。そのように求めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくご理解をいただきたいというふうにお願い申し上げます。

質問 2番 五十嵐美知

よく私も理解いたしますが、しかし質問は予算委員会の中でまた具体的に担当のほうから聞きますけれども、まず思いとしては、教職員住宅がまちの中に現前としてあって、あれらなんかもマンション風な住宅に生まれ変わっていったら、教職員の皆さんも住みたくなるのではないかなと思うのです。そういったことも含めて、住むことに対しては強制はできないかもしれませんけれども、そういう環境も積極的に整えていくということも必要なのではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。あとは予算委員会のほうで伺ってまいります。次、ウの文化財の保存活動について伺います。当市で第1号の無形文化財があります。住吉獅子舞に絞って、その保存活動について伺いたいと思います。明治41年に富山県より伝承され、昭和46年8月25日に赤平市指定無形民俗文化財第1号として登録されております。新年度も保存活動について支援していくとされておりますが、どのように取り組まれるのかお考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

文化財の保存活動について、それではお答えを申し上げます。ご質問のありました住吉獅子舞ですけれども、明治41年に住吉地区に入植いたしました富山団体の開拓民が越中獅子を再現しようと明治41年に農場主と支配人の2人が用具一式を住吉八幡神社に奉納したのが始まりとなっております。そして、昭和33年8月1日に住吉獅子舞保存会が発足し、昭和46年8月25日には赤平市指定文化財第1号に指定されました。その後昭和58年4月には住吉子供獅子舞が誕生しております。ここ近年の状況ですけれども、赤平高等学校郷土研究部において住吉獅子舞の伝承に取り組んでいただきましたが、その後生徒の減少により現在活動は行われていない状況です。また、NPO法人赤平市民活動支援センターを中心に講習会の開催など伝承へのご支援をいただき、映像資料などを残す成果はありましたけれども、担い手の希望者がなくて伝承活動にはつながっていないのが現状であります。新年度以降の保存活動への支援等ですけれども、まず方向性については平成21年度に行った住吉獅子舞の伝承と保存に係る検討会議と、平成24年度、今年度ですけれども、赤平市文化財保護委員会に住吉獅子舞保存会の会員の方々にもご出席いただき、保存会の考え方や方向性を確認したところであります。住吉獅子舞は赤平市の指定文化財であり、現在舞い手がいない状態ではありますが、用具や映像資料等を継承していくことも重要なことでありますし、今後継承者が出たときのための準備態勢を整えておき、市の施設では保存せず、地元住吉の住吉獅子会館の展示棚にて保管することとなりました。それに伴って、保存継承のための市からの補助についても継続いたしますし、継承のための市内各団体への協力呼びかけ、広報あかびらや赤平市ホームページ等でのPRも含め協議、確認をしたところであります。教育委員会としても重要な案件であると考えておりますことから、今後も継続してこの問題に取り組んでいく所存でありますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 2番 五十嵐美知

この保存活動については、なかなか舞い手がいない、担い手がいないということで大変ご苦労があるかと思いますけれども、この保存会の皆さんと一緒になって、また小学校、中学校の現場に舞っていただけるのだったら直接さわって、見せてというのも方法あるかと思いますので、ぜひまたよろしくお願いいたします。次、エの赤平市立小中学校適正配置計画について伺います。当市では人口減少に合わせ学校再編は避けられない課題として、平成23年度にこの計画が制定されました。前期計画において新年度より具体的な協議が開始され、計画では中学校適正配置の議論も進めていくわけでありますが、そのほかの学校条件整備計画についても所期の計画に基づき推進していくとございます。そこで、考え方の一つとして、当市の人口規模と合わせ魅力ある学校教育環境を整えるという観点から、2校の中学校統合の議論とそのほかの小学校なども含め小中一貫校としての取り組みも視野に入れていかれてもいいのではないかと思いますが、どのようなご見解をお持ちなのでしょうか、伺いたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、赤平市立小中学校適正配置計画について申し上げます。今回決定いたしました本計画ですけれども、少子化を受け適正な学校活動に支障が出ている懸念から、小学校の複式学級の解消と中学校での学年複数学級による学校活動の活性化を目指したものであります。そこで、議員ご指摘の小中一貫校を視野に入れてとのことでありますけれども、一貫校となるとやはり小中各1校になった場合が望ましいのではないかというふうに思っております。適正配置計画では残念ながら今後も児童生徒数が減少するとの予想でありますので、将来的にはいずれ小中で1校ずつの体制にならざるを得ない時代が来るものというふうに思っております。ただし、一貫校となると校舎環境を新たに設定することも必要となりますし、何よりも教育プログラムやその他の指導体制の構築など、人員配置を含め市教育委員会としての体制づくりが不可欠になってまいります。将来的にはご指摘の場合もあり得るかというふうに思いますけれども、現段階では本計画の中で良好な教育環境の確保に努めてまいりたいと思っているところでございますので、よろしくお願いいたします。

質問 2番 五十嵐美知

なかなか一貫校としての取り組みというのも難しいものもあるのかなというふうに認識しておりますけれども、でもいずれにしてもお金を使うわけですから、増築改修してお金を使っていくのも考えの一つでしょうし、また思い切った取り組みで赤平の子供たちをしっかり育てようというまちづくりの観点からもこれはやっぱりいろんな意味で議論する価値はあるなというふうに思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。次、②、図書館運営と管理システムの活用について伺います。初めに、図書館運営について伺います。カレンダーの全戸配布や新年度より東公民館で移動図書館など実施され、市民の皆さんが少しでも身近なところで図書に親しみを持たれるような活動は図書館運営に当たり一つの大きな成果と思います。また、図書館周辺の環境面では現在地をどのように捉えるでしょうか。また、今後の変化も含め、図書に親しむ環境はどのような状況を望むでしょうか、ご見解を伺います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、最初に図書館の運営についてですけれども、教育行政執行方針のとおり、ことしの1月に初めて年間の開館日、休館日及び絵本の読み聞かせの会の開催日をお知らせする図書館カレンダーを全戸配布いたしました。4月からは隔週で月二、三回、東公民館で一般向けの移動図書を行うなど、今後も市民が親しみ、利用しやすい図書館を目指してまいります。それと、図書館の周辺環境のことでございますけれども、今後の変化も含めて図書に親しむ環境としてどのような状況を望むのかということですけれども、文化会館跡地の利用につきましては消防本部総合庁舎として建てかえるため、早期完成を目指しておりますけれども、隣接する図書館としては親しみやすい雰囲気で子供たちや市民が読書に集中できる環境が一番望ましいというふうに考えております。消防庁舎が完成した際の環境変化なども含めて、今後の方向性については市長部局と協議しながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 2番 五十嵐美知

図書館の環境については、またさらによろしくお願いいたします。それで、次に管理システムの活用について伺いますけれども、順調に稼働しているようであります。私はもう少し積極的に取り組んでもよいのではないかと思い、提案も含めお考えを伺いたいと思います。この管理システムをデータベース化して学校の図書室とつなげれば、生徒がいつでも読みたい本や調べたい書物、また資料の検索、さらに学校間の書物の所在などもわかって本当に有効に使われるのではないかと思い、この点いかがでしょうか、伺います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、関連して図書館の管理システムについてでありますけれども、平成22年度の国の地域活性化交付金事業で整備したものでありまして、5万冊程度の蔵書管理及び貸し出し、予約のサービス等の業務をパソコン等によりシステムの操作、特に窓口業務についてはバーコードリーダーやマウスで簡単に行え、蔵書検索についてはインターネットでも可能となっているシステムであります。当市では蔵書のバーコード化作業や新しい利用者カードの作成等の準備期間を経まして、平成23年10月1日から稼働したところであります。現状では、各学校に配置されているパソコンであればインターネットにつながっているため、赤平市のホームページを開いて図書館の蔵書検索等をすることは可能であります。ただ、各学校の図書室にはパソコンの配置やLANケーブルの配線がなされていないことと、さらに学校図書室にある図書の登録作業をすることなど今後クリアしなければならない課題があり、現状ではなかなか容易ではないというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。

質問 2番 五十嵐美知

わかりました。なかなか容易ではないということで理解いたしますけれども、何とかこれがそんなふうにならないものなのかなと思いまして伺ってみたのですけれども、またさらに私も勉強して、また伺いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、③の社会教育と文化施設の考え方について伺います。当市では社会教育の活動拠点として交流センターみらいと東公民館を中心に文化、芸術や各種講座あるいは講演会等を開催しておりますが、こうした施設で賄える規模の範疇でしか現段階では行事の誘致ができない状況にありますことから、文化施設のあり方についてご見解を伺いたいと思います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、社会教育と文化施設の考え方についてでありますけれども、ご質問のとおり交流センターみらいと東公民館を中心に芸術、文化サークルの活動や各種講座を行っておりますが、公民館の休止や文化会館が廃止になった現在、交流センターみらいのかたらいホールが最大200名程度の会場であり、市内で一番大きな施設となっているところであります。ご質問のとおり会場の広さから一定規模以上の行事は開催できない状況ですけれども、今以上に広いホールの必要性は感じております。新たな施設の設置となりますと、市民要望など踏まえて市全体の協議が必要なことから、当面現状での利用についてご理解とご協力をいただきたいというふうに思いますけれども、文化施設としては赤平市民による芸術文化活動の舞台発表や鑑賞、講演会など場の提供に今後も努めてまいりますので、ご理解を賜りますようによろしくお願いいたします。以上です。

質問 2番 五十嵐美知

ありがとうございます。広いホールの施設が必要と感じているということで、多くは望まないのです。四、五百人が入れるくらいの規模のホールがあればなといつも思っているのですけれども、市長部局ともよく相談して、ぜひよろしくお願いいたします。それでは、④の登下校の安全確保について伺います。通学途中に事故等に巻き込まれ、幼い児童生徒が犠牲になるという事案が発生しております。こうした国内の状況を背景に、国の施策の中に防災、減災対策として地域における総合的な生活空間の安全確保に対する集中的支援として、通学路の安全確保のため緊急合同点検により対策が必要とされる箇所について道路管理者、学校、保護者、警察等が連携して検討した対策に対し防災安全交付金を活用して実施を支援するとされたことについて、どのような取り組みをされたのか、またあわせてこのほかにも通学路の歩道の整備など含め、安全確保対策の必要なところはあるのではないかと思いますが、この点いかがでしょうか、ご見解伺います。

答弁 教育長 多田豊(教育長は2019年9月まで)

それでは、登下校の安全確保について申し上げます。ご質問のとおり、全国で通学途中の事故が続きましたことから、本市でも昨年通学路の調査を行ったところでありまして、市内で4カ所指摘がございました。指摘のあった箇所については、柵の設置や歩行箇所の変更、また今後の道路改良工事による歩道の設置などで対策済みとなっているところであります。また、歩道のない道路も数多くありますが、通行量が比較的少ないことから、特に指摘は行っておりません。いずれにしても、通行量が少ないからといって安全とはならず、どのような道路環境であっても危険は伴うものであり、事故が発生する可能性をはらんでいるというふうな認識に立ち、あわせて児童生徒に対する交通安全指導の中で注意を喚起して対策をとってまいりたい。事故のない通学環境にしたいというふうに考えております。また、今後も通学路の点検は続くものと思いますので、必要であれば道路管理者とも協議を行い、より安全な通学路を目指してまいりますので、ご理解いただきますようによろしくお願い申し上げます。以上でございます。

質問 2番 五十嵐美知

ありがとうございました。この通学路の歩道の確保、または学校周辺の歩道の確保、されているところ、されていないところ、今まだあると私は思っているのです。そういう意味でぜひ子供たちの安全確保の上で、何といっても今車社会ですから、3人成人がいれば3台我が家に車があるという時代になっておりますので、そういう意味で子供たちの安全確保のための対策については学校の現場の先生方とか保護者の皆さんとか、子供たちにも意見聞いてみるのもいいのでないかなと思うのです。そういう意味でぜひまた対策に取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。これで質問を終わります。ありがとうございます。

出典:赤平市議会 平成25年第1回定例会 2013年3月14日 議事録 PDF(13ページ) 間違いを知らせる