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赤平市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日

国歌について

2012年6月14日、赤平市議会の一般質問で、北市勲議員が「国歌について」質問し、学校教育課長 相原弘幸、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。

質問者
北市勲 議員
答弁者
学校教育課長 相原弘幸、教育長 渡邊敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 9番 北市勲

次に、大綱3、国歌についてお尋ねをいたします。①、教育関係者の取り組みについてということでお尋ねをいたしたいと思います。私は、今まで赤平市内の小学校、中学校の入学式や卒業式にお呼ばれして行ってまいりましたけれども、それぞれの式次第の中に国歌斉唱、あるいは校歌斉唱というくだりがありますが、校歌については式に参加しているほとんどの生徒さんが歌っていると。歌っていて、いい歌ですなと思いながら聞いてはいるのですが、ただ国歌についてはまるで水を打ったような静かさで、私は声出して歌っていますから、むしろ私どもが歌う声のほうが大きく聞こえて子供たち変な顔で見ていますけれども、こういうことが私が学校にご案内いただいてもう十何年間同じ状況が続いています。非常に違和感を持っております。たまたまそんなことでことしの春先にある保護者の方から国歌、いわゆる君が代、これはだれがどこで教えているのでしょうという質問されて、自分の経験からして学校以外では教わった記憶がないと。だけれども、私が習ってからもう60年もなるわけですから、忘れないで覚えていると。今の子供たちはなぜ歌わないのだろうと、学校で教えているのだろうかと、こういう質問いただきました。私は、先ほど言いましたように、自分の経験から学校以外では習っていないと思いますよと。そういうことで、このたび私の記憶が間違っているか正しいのか含めてお聞きいたしたいと思います。まず、第1点、長い間歌わない状態が続いておりますけれども、このような状態について学校、教育関係者というか、教育委員会としてどのように感じているのか、まずその感想をお聞かせ願いたいと思います。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

国歌についてですけれども、私もこの職についてから何度か卒業式にお邪魔したことありますけれども、議員ご指摘のように、校歌に比べては国歌の斉唱状況というのは声が出ていないということは確かであります。それで、その状況についてでありますけれども、やはり国歌というのは国の歌でありますから、学習指導要領にもあったように、覚えることが必要でありますけれども、その原因ということであると、やはり校歌と比べると子供たちに対してのなじみという点で少しばかり歌いづらい面があるのかなという思いはありました。ただ、同時に指導がやはり十分でなかったところもあるのだろうなと、そういう思いをして、そういうふうに受けとめているところであります。以上です。

質問 9番 北市勲

ただいまのありがとうございます。子供たちが歌うことになじみが少ない、あるいは指導がちょっと足りなかったのではないかという感想は承りましたけれども、だとすれば学習指導要領に教えて歌うようにしなさいというぐあいになっているわけですから、歌わないというのはやはり何かそこに欠陥があるのだろうと。今の感想をお聞きしても、なじみがないといっても、国歌については無理やり歌わせろということでは、たしか法律上なっているはずです。無理やり歌えとはうたっていないのです。そういうふうに記載されていませんと私は思っています。ですから、歌う歌わないは自由なのですが、少なくても歌うか歌わないかの判断をできない世代には指導要綱の中でちゃんとしなさいとなっているのであれば、私はさせるべきだと、こういうふうに思っていますけれども、実際に今の生徒がなぜ歌わないのか、覚えているのだけれども、歌わないのか、あるいは覚えていないのかと、この2つから歌わない要素がわかると思うのです。これについていかがですか。

答弁 学校教育課長 相原弘幸(学校教育課長は2015年12月まで)

学校における国歌の指導については、ご指摘のように、文部科学省による学習指導要領において小学校では音楽において歌えるように指導すると規定されておりますし、中学校においても特別活動において国歌について指導するよう定めているところです。本市においても、それを受けて各学校において児童生徒に対しての指導を行っておりますし、また式の前には歌えるように全体練習というのを行っているところです。ただ、国歌というのは、やはり国を代表する歌ですから、それなりの荘厳さというか、ありがたみというか、大きなものがありますので、国を代表するようなイベントなどで歌うという雰囲気がありますので、やはり校歌とかそこら辺の流行歌のようにそこら辺でのべつ幕なし歌うような、そういった雰囲気ではありませんし、ですから子供たちにもそういったものが小さいころから意識するしないにかかわらずあるのかなという思いは私はあります。ですから、校歌とはやはり違うということです。荘厳さとか威厳というものがありますから、国歌、国を挙げたイベントで歌われる、やはりオリンピックであったりとか、ボクシングの世界戦だとか、そういったもので昔からあるものですから、それが今まだ連綿と続いているものがあるのかなと思います。ただ、社会的にも最近は国歌を斉唱する場というのは年々ふえております。同時に、これがやはり徐々に子供に対しても国歌に対して自発的に敬愛の対象となるような環境が整いつつあると私は思っておりますので、同時に我々の学校での学習指導要領にのっとった指導ということを行いながら進めていけばと思いますが、議員ご指摘のとおり、国歌についてまず知っているか知っていないか、知っていて歌わないのか、知らずに歌えないのかということは、これは大きいものですから、やっぱり日本国民としてまず最初に知るということが必要でありますので、学習指導要領にのっとって市教委といたしましても適切に対応して各活動に取り組んでまいりたいと思いますので、ご理解と、またご支援をしていただければと思っております。以上です。

質問 9番 北市勲

ありがとうございます。現状の状態見ると、やっぱり違和感が非常にあります。父兄も歌わないし、だから子供も歌いづらいのだということは決して否定はしませんけれども、国歌とは一体何ぞやという話になると、また大げさになりますけれども、少なくとも学習指導要領で教えて歌わすようにしなさいと。であれば、覚えていないのなら覚えるように教えなければならぬし、覚えているのに歌わないのであれば、歌わせるように言うべきでないかと思いますけれども、教育委員会のトップである教育長の考え方、この国歌に対する考え方、もしあればお聞かせ願いたいと思います。

答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)

国旗、国歌の問題についてでありますけれども、この問題についての基本的な教育委員会としての考え方というのは少なくともだれかに強制されて、そして実施すべきものではないということが1つでありますし、憲法19条の規定にもありますし、また内心の自由というふうなものもありますから、あくまでも基本的な考え方としてはそういったものを押さえながら種々対応をしているということであります。特に最近の道教委の一定のこの問題に対する考え方もありますが、私としては市内の関係する団体と長年にわたってこの問題について合意を得るための話し合い等をずっと続けてきています。多くの時間を有しました結果、現在は国旗の掲揚、それから国歌の斉唱、それから教職員の国歌斉唱時の起立の問題、教職員だけでなくて児童生徒も含めて起立の問題等については赤平においては一切混乱なく実施をされています。議員ご指摘のように、例えばこの問題についての斉唱時に児童生徒の声が小さいのではないかというふうなことの指摘でありますけれども、この部分については今課長の答弁もありましたが、現行学習指導要領においての指導に要する時間等については、この問題についてすべての学校で取り組まれているというふうに思いますし、本市にあっては式練習の際、これは全体練習をその式の前に行っていますが、これについては特にここ何年かの、二、三年ですか、の中では管理職による指導等についても可能というふうな取り組みもしています。そういった中で私どもとしては国歌を歌えるように指導するのは、これは学習指導要領に書かれていますから、これは当然のことでありますけれども、そのことと実際に子供たちが大きな声で歌っているのかどうなのか、声の大きさの問題だというふうに思いますが、これについては結果として声が小さいというふうなことがあれば、それはどうしてなのかという部分については十分にその結果を分析しながら次の指導の充実に当てていきたいというふうに考えているのが教育委員会としての基本的な考え方であるということでございます。

質問 9番 北市勲

どうもありがとうございます。国歌については、大阪の橋下市長はかなり強烈な対応をとっておりますけれども、私はそこまで言う気はありませんが、いわゆる強制されないと、歌うことについては強制されないということも私も十分にそれは理解しています。内心の自由も理解しています。しかし、小学校の低学年や小学生に内心の自由を判断させるほど成長しているのかと。なぜ私がこれ気になるのかというと、校歌については非常に元気よく、この校歌を元気に歌うということはどういうことなのかと、愛校心なのかと、自分たちの通っている学校を誇りに思うから歌うのかと。それと、国歌をなぜ歌わないのかと、なぜ声が小さいのかと、この辺のギャップがどうも理解できないと。これは、今教育長さんおっしゃるように、大人の世界では混乱がないというけれども、ちゃんと教えなければ子供は歌いませんと私は思います。声が小さいなんていうことは申しません。ほとんど歌っていないです、あれは。そういう意味でやはり学習指導要領の中にうたわれているように、歌えるように教えなさいとなっているのです。これ決して間違っていません。指導要領は、歌えるように指導しなさいと、これに間違いないはずです。ですから、私は、できれば子供たちが、生徒が国歌を歌う場面で校歌と同じような気持ちで歌っていただければ、そのような指導と取り組みをしていただければいいかなと、このように思ってこの問題を取り上げさせてもらいました。決して内心の自由を侵すだとか、強制するよなんていう話は全くありません。ただ、先ほどの答弁聞いていますと、言いわけというか、何か自分たちを守るためにつくられた答弁で、何となく私も違和感を感じています。ですから、はっきり言ってこの学習指導要領に従って生徒の指導をしていただければ結構だと思います。これから学校に出向く機会もあろうかと思いますので、ぜひそういった取り組みを期待して私の質問を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる