深川市議会 平成26年第1回定例会 2014年3月5日
教育行政の学校における国旗及び国歌
2014年3月5日、深川市議会の一般質問で、和田秀隆議員が「教育行政の学校における国旗及び国歌」について質問し、教育長 沢田敏幸が答弁しました。
- 質問者
- 和田秀隆 議員
- 答弁者
- 教育長 沢田敏幸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 8番 和田秀隆
次の質問に移ります。7番目の質問は、午前中、太田議員の質問に対する答弁で一定の理解をしましたので、割愛いたします。8番目、最後の質問は、教育行政についてです。北海道教育委員会が、昨年7月に、学校における国旗及び国歌に関する指導を各教育長、道立学校長、市町村教育委員会に通知した関係で、この通知に沿って、12月までの間に、音楽の授業において国歌を指導している授業の公開要請があったと聞いています。こういった通知や要請は、教育課程の編成権の責任者でもある学校長の権限を侵すばかりではなく、教育課程の変更を迫ることで、学校現場に無用の混乱を持ち込むものと言わざるを得ません。道教祖・道高教祖も、北海道教育委員会に対して、国旗・国歌の指導に関して従前の見解を変更し、憲法や子どもの権利条約で示される権利と自由を侵しかねないとして公開質問を行っており、国連子どもの権利委員会の最終所見でも、道教委が子供の権利を断定的にしか捉えていないとして批判しています。私自身も、空知圏外の音楽教師に会う機会があり、お話を聞くと、教育課程を編成し、授業計画を立てている中で、突然授業を公開したわけでして、当然、単元を潰すことになった。また、国歌の教え方、授業方法まで指導が入り、従わないとマイナス査定でボーナスが減額になるので、仕方なく言われるとおりにしたと話されていました。こうした教員に対する圧力もれっきとした介入行為であり、許されないものです。そこで、深川市での状況はどうであったのか。また、学校の設置者である市の教育委員会には、各地域の小中学校の実情に応じて、地域の教育に責任を持つ教育委員会として独自の権限があるはずなのです。教育課程の実施状況を調査する権限は設置者である市町村教育委員会にあると考えますが、一連の通知、要請、授業公開に対する見解を伺います。2点目の質問は、事情により割愛いたします。
答弁 教育長 沢田敏幸(教育長は2015年3月まで)
教育行政の学校における国旗及び国歌に関する指導の状況と見解について、お答え申し上げます。学校における国旗及び国歌に関する指導につきましては、小学校の学習指導要領におきまして、小学校の音楽では、国歌「君が代」はいずれの学年においても指導すること、また、小中学校の特別活動では、入学式や卒業式などにおいては、その意義を踏まえ、国旗を掲揚するとともに国歌を斉唱するよう指導するものとなっており、市内の学校におきましては、このことを踏まえまして児童生徒に対しまして適切に指導しているところであります。ご質問の音楽の授業における北海道教育委員会の授業参観の状況につきましては、昨年の10月30日から12月10日までの間に、市内の小学校6校全てにおいて、空知教育局の指導主事による定期的な学校訪問などの際に、音楽の授業の中で国歌の授業を行っている様子を見ていただいたものであります。そのときには、市の教育委員会の職員も同行しておりましたが、その授業の後、指導主事から学校長や教頭に対しまして、それからほかの教諭の行った授業も含めまして、授業の進め方や指導方法についてアドバイス等は行っておりますが、直接、音楽の授業を行った教諭に対して、指導方法に対する指導を行ったようなことはございませんでした。次に、議員がご質問の中に触れられておりました平成25年7月の北海道教育庁からの通知につきましては、市町村教育委員会に対しまして、学校における国旗及び国歌に関する指導が、これまでも学習指導要領に基づきまして適切に実施するよう努めていたところでありますけれども、入学式や卒業式などにおける国歌の斉唱及び国旗の掲揚について、儀式的行事の目的を踏まえた内容となるよう、学校への指導を求められたものであります。市の教育委員会としましては、この通知が先ほど申し上げました学習指導要領に沿った内容でありまして、その取り組みでありますことから、各学校の理解のもと、国旗及び国歌の指導が引き続き適切に行われるよう努めてまいりたいと考えております。
再質問 8番 和田秀隆
再質問になります。確認の意味でお聞きしますが、先ほど答弁の中にアドバイスを受けたということがありましたが、その内容はどういったものであるのか。また、先ほど質問の中で私が触れましたけれども、授業計画を立てた中で公開授業をやってくれということですから、当然、授業のカリキュラムを1単元潰さなければならないという事例がありましたが、そちらは今回は、深川市ではそういうことは起こらなかったのか確認したいと思います。
答弁 教育長 沢田敏幸(教育長は2015年3月まで)
最初のアドバイスの内容でございますけれども、先ほども申したとおり、定期的に空知教育局の義務教育指導班によりまして学校訪問が年3回程度行われておりまして、その際にさまざまな授業を見ておりまして、その中で気になる点等について改善のアドバイスをしたということでありまして、先ほど申し上げました音楽の授業については、直接指導はなかったということでございます。それから、カリキュラムを変更してということでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり、定期的な指導班の学校訪問に合わせまして、音楽の授業を見ていただいたということでございますので、私どもとしてはそのような押さえをしているところであります。