みんなの議会

ニセコ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月13日

国旗、国歌について

2018年3月13日、ニセコ町議会の一般質問で、猪狩一郎議員が「国旗、国歌について」質問し、町長 片山健也、教育長 菊地博が答弁しました。

質問者
猪狩一郎 議員
答弁者
町長 片山健也、教育長 菊地博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 猪狩一郎

通告いたしましたとおり、国旗、国歌について町長、教育長に質問いたします。平昌オリンピックも盛会のうちに終了いたしました。自国の国旗に誇りと尊厳を持ち、選手たちが翻していたのは、どのステージでも感動いたしました。選手たちは、平和の使徒として、他国との親和や和睦のために大変重要な役割を果たしていると思います。スポーツ以外の場面でも国旗や国歌は日本を象徴する大切なシンボルです。日本国民、国際都市ニセコ町民として、子どもたちが日の丸や君が代を正しく理解できるよう方策を考えて進めていくのは今がチャンスだと思います。町長、教育長の所見を伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

おはようございます。本定例会よろしくお願いをいたします。それでは、ただいまの猪狩議員のご質問にお答えいたします。平昌オリンピックでの日本選手の活躍に多くの皆さんが感動したことと思います。私も小平奈緒選手や髙木美帆選手の活躍、道産子カーリングチーム、ロコ・ソラーレ北見など、多くの日本選手の活躍に胸を熱くいたしました。町でも町民の皆様が一堂に会する町民ふれあい運動会では、国歌に合わせて国旗の掲揚を行っているところでございます。今後とも国旗、国歌を大切にしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

おはようございます。私からもただいまの猪狩議員のご質問にお答えをいたします。議員ご指摘のように、国旗や国歌を尊重することは、我が国への理解はもとより諸外国への理解や世界平和にもつながることだと捉えております。学校教育における国旗、国歌の指導につきましては、学習指導要領に基づき児童生徒に我が国の国旗、国歌の意義を理解させ、これを尊重する態度を育てるとともに、諸外国の国旗、国歌も同様に尊重する態度を育てる観点により、社会科や音楽科などにおいて適切な指導に努めているところでございます。また、これに基づき主な学校行事などにおいても、国旗の掲揚や国歌の斉唱を行っております。今後も適切な指導に努めてまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

議員の質問 9番 猪狩一郎

歴史をさかのぼってみますと、日の丸については今から164年前ですか、1853年ごろ、アメリカのペリー一行が三浦半島の浦賀沖にあらわれまして、徳川幕府に開国を迫ったということでございます。そのときの交渉を何とか1年延ばしてもらったということで、そのとき忠告されましたのは、日本の船の周りに寄ってきますけれども、ナショナルフラッグ、俗に言う国旗がついていないということはどこの国の船かわからないから、撃沈してもよいことになっていますので、今度来るまでには日本の船には日本の国旗をつけるようにと言われております。そして、薩摩藩士の島津斉彬が日本の将来は古代から日本人が命の恩として愛してきた輝く太陽のようでなければならぬということで、太陽のマークである日の丸を提案したそうであります。幕府の中には白地に中黒というのですか、中一文字で、そっちをと両方でもめたそうでございますが、それを水戸の徳川斉昭さんが最終意見をまとめられまして、海防参与であったため、日の丸を日本の国旗にするということを命じまして、1854年の7月11日付で正式に日の丸を国旗にするということを天下に布告されたということでございます。日本という国の名前は、ご存じのように、日が本、日の本、すなわち太陽だということです。太陽の恵みに感謝をして、皆で明るく楽しく互いの主義や主張をよく理解し合って、元気に豊かに生きる、これが日本人の原形でなかろうかなと思います。それを形にしたのが今の太陽のマーク、国旗でなかろうかと思います。実にシンプルで、世界に本当に誇れる存在感のある国旗ではなかろうかと思っております。また、君が代は、世界で最も古いと言われて、ギネスブックにも載っているそうでございます。1228年ごろ、「和漢朗詠集」という歌集に出ているそうでございます。また、その本歌はその200年前に905年につくられた「古今和歌集」に載っているそうでございます。詠み人はわかりませんけれども、本歌は君が代が我が君になっているということは、その時代、女性の尊敬した、愛したりした男性に用いる言葉だそうでございます。ということは、国歌、君が代の本歌は、平安時代のある女性が敬愛する男性に贈った恋の歌だということです。今でいうラブレターでございます。それは、よきものは性別を超え、年代を超え、そういう恋歌を国歌にした日本人の心の広さ、寛容さに本当にすばらしいことではないかと思っております。ただ、明治時代、さまざまな行事に天皇の前で歌うようになったことから、誤解を招くようなことがありましたことは本当に悲しいことでございます。99年に国旗、国歌の制定がなされたからといって義務的に行うことではなく、自主的に正しく理解されていく方法を考えてもらいたいが、いかがなものでしょうか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

国旗、国歌について歴史的に振り返っていただきまして大変ありがとうございます。私ども教育もそうでありますが、まちづくりもともに郷土愛から出発して、日本の国民愛へと発展していくものではないかと思います。その象徴が国歌であり、国旗であろうというふうに思っておりますので、引き続きまちづくりにおいても国旗、国歌を大切にして、これからも進んでまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

ただいま本当に歴史的な経緯についてお話をいただきましてありがとうございます。学校教育の現場におきましては、国旗、国歌につきましては法律でも定められているところでもありますし、先ほど申し上げましたとおりに国旗については日本、我が国のみならず諸外国の国旗もあわせて子どもたちがきちっと理解をすると、そして尊重する態度を育てるということと、国歌、君が代に関しましては、全学年において正しく歌えるようにするという目標がありますので、それに従って学校のほうでも指導に努めているところでもあります。間もなく卒業式もありますけれども、子どもたちも毎年儀式的な卒業式、入学式においても元気よく歌っておりますので、その点ご理解をいただければありがたいかというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 9番 猪狩一郎

あしたから全員日の丸を振って、君が代を歌えとは決して申しておりません。過去に不幸な出来事がありまして、その結果全ての価値観を否定してしまったことは、余り自虐的にならず、反省すべき点は反省し、歴史を直視してから恒久平和と和を貴ぶ日本人として、もう少し日本の歴史と伝統を学び、ニセコ町民でよかった、日本人でよかったと思える自信と誇りを持つことが日本、そして外国人が大勢来る観光都市ニセコ町のおもてなしだと思いますが、いかがなものでしょうか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

今ご意見ございましたとおり、海外からもたくさん来られています。私どもの役場に例えばオーストラリア大使館の方が来られた場合については、日本国旗とオーストラリアの国旗をテーブルに置いて歓迎をさせていただいて、両国を尊重する、そういう態度を養いつつ、ニセコ町のPRも行っているところであります。引き続きそういった海外に向けても日本の国旗、国歌を大切にする、そういう風土を訴えてまいりたいと、このように考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月13日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる