みんなの議会

赤平市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月14日

教育行政執行方針について

2012年3月14日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、五十嵐美知議員が「教育行政執行方針について」質問し、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。

質問者
五十嵐美知 議員
答弁者
教育長 渡邊敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 五十嵐美知

大綱の2、教育行政執行方針について伺います。教育長、よろしくお願いいたします。初めに、新年度より市民プールの開始時期を約半月ほど早めていただいて取り組んでいただいたことについては、健康増進や子供たちの体力づくりなど利用者の皆さんには喜んでいただけるものと思います。今後このプールの活用については、市民の健康維持のためにもぜひ全庁挙げて取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。①、赤平高校の今後についてだけ、1点に絞って伺いたいと思います。執行方針では、道教委は平成22年度の公立高等学校配置計画により赤平高校の平成25年度募集停止の決定をしたことにより、この3月が最後の募集となるかもしれない、そして高校生の数が少なくなっても最後まであきらめないで赤平高校を支援していくと述べられております。しかし、幾ら最後まであきらめないといっても、現状では打開策として何も具体的なものが示されない以上、何か言葉だけのように聞こえますが、この点教育長いかがでしょうか。さらに、地元に高校がなくなることについては、まちの衰退につながり、活力がなくなっていくのではないかという危惧をいたしますが、教育長はこの点どのように考えられるのか、あわせてお答えをお願いいたします。

答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)

赤平高校の今後についてお答えをいたします。道教委による道立高校配置計画によって本年が最後の募集というふうになることが示されていますが、本市にとっては、再三私も言ってきていますけれども、受け入れがたいものであると。またしかし、議員ご指摘のようにその計画に対して有効な打開策を示すことができていないということも現状認めざるを得ないところであります。道教委に対しては、再三私も言ってきていますけれども、地元の高校を選ばざるを得ない家庭の存在、あるいは在学中の資格取得等に対する費用の補助、また問題を抱えた生徒に対しての個に応じた指導と、さらには小規模ならではの存在意義、地元の高校の存在がある意味では地域の過疎化、地域の経済そのものに影響を与えるということなどを含めて道教委に再三申し上げてきましたけれども、いかんせん道教委が示す最後の決定的なこれは条件になるわけですけれども、志願者の数ということが、現状特に地元からの進学者の大幅な増を達成することができなかったということがまさに決定的な理由であります。そうしたことで、現状大変困難な状況にあるということは認めざるを得ないところであります。さらに、地元に高校がなくなることについてどのように考えるのかということでありますが、私は私自身も赤平高校の卒業生でありますし、私の兄弟6人のうちの姉を除く5人が赤平高校の卒業生ということでもあります。本当にかつての赤平高校の歴史を見ますと、全日制の普通科6間口、さらに家庭科1間口、採鉱科1間口の8間口の総合高校であったと。まさに進学等についても私どもの同期の中にも北大や、あるいは時には東大に合格したのもいます。まさに名門の高校でありましたけれども、現状は3間口から2間口、そして特例の2間口、さらに1間口、そして現状は募集停止という厳しい現実が突きつけられているのが現状ではないかというふうに思います。議員ご指摘のとおり、この地域にとってはなくてはならない高校であったわけでありますが、こういった時代の推移といいましょうか、炭鉱の閉山、あるいは少子化というふうな流れの中で、過疎化の一途をたどる赤平でありますけれども、まちの衰退、そしてまちの存亡が、この高校がなくなるということは存亡にかかわる大きな問題であるというふうな事実として私はとらえているところであります。しかし、現実に大きな困難が予想されている中で、まずは在籍している生徒、さらに今後2年間でありますけれども、在籍するであろう生徒に対して赤平高校が全力を挙げてこの支援をしながら、子供たちに喜んでもらえる、そういう学校の体制をつくっていくということが大事ではないかなというふうに考えているところであります。非常に私もこの赤平高校の問題については大変心を痛めているところでありますけれども、できる限りの残された期間の対応をしていきたいというふうに考えているのが現状であります。よろしくご理解をお願いしたいと思います。

質問 2番 五十嵐美知

道教委の考えは本当にわかりましたし、また非常に困難な状況であるということであります。そこで、今後の考えとしてなのですけれども、昨年も私一般質問で取り上げさせていただきましたけれども、我がまちは物づくりの集積地として企業関係者のご努力により各方面に認知されている状況を踏まえ、物づくり職業校のような高校を目指せないかということであります。私は、こうした取り組みについてはまちづくりの一環でもあると思っておりますので、教育行政としても昨年も質問しているわけですから、知恵を出し合うという観点から市理事者との連携もとることも大切ではないかと思いますけれども、この点いかがでしょうか。

答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)

ご提案の物づくりの高校としてどうなのかというふうなことでありますが、道教委のこれも考え方ですけれども、職業高校であっても志願者の増を認めることができない、志願者の増を見込めない、そういったものについては再編の対象であるというふうな方針が道教委にあります。道立での設置や学科転換は非常に厳しいということが現実であります。また、市立化については、三笠市の状況もあって大変注目されているところでありますけれども、市全体の総意が必要となる大きな事業であります。慎重に私は判断すべきものだというふうに思いますし、志願者の動向等についても十分配慮しなければならぬというふうな状況で、非常に難しいと、慎重に判断すべきだというふうに考えています。また、高校という形態以外での設置についてでありますけれども、赤平は産業のまちであり、その中でも物づくりの企業が元気なことは十分認識をしているところであります。その中で、ご指摘のようにまちづくりの側面からの議論をと、高校について議論をということでありますが、そういった考えについては一定の理解をいたすところでありますけれども、現在遊休施設赤平にはたくさんあります。多く抱えています。その遊休施設の方向性を示すことも大事でありますし、その中に赤平高校の、仮に、今はまだ言えないわけですが、仮に赤平高校の今後の跡地等の問題がこの遊休施設と絡めて検討するということも必要になってくるのではないかなというふうに考えています。ある意味では市全体として取り組む課題であると、赤平高校問題は市全体として今後取り組んでいく問題であるという認識から、ぜひ理事者等の協議等も含めて今後対応していきたい。また、跡地等については、専門部会も設置されていますから、そういった中で検討をしていくということでご理解をお願いをしたいというふうに思います。

質問 2番 五十嵐美知

大変厳しい、苦しい状況ではありますけれども、地元中学卒業生の進学者が少ないという現状では募集停止を避けるには本当に難しいことなのかなというふうに思います。その中で、最後に私なりの考え方を述べさせていただいて終わりたいと思いますけれども、赤平高校の存続を最後まであきらめないとの気持ちもわかります。道教委の動きを見据えながらも、その一方で当市としても、教育委員会としても今後のまちの活性化のためにもまちづくりの一環としての考えも持たないといけないのではないかと思います。現在遊休施設も多く抱えているのもわかります。私は、今後まちを挙げて取り組んでいただきたいことの一つでもあると思っております。そこで、一つの考えとしての提案と事例を紹介したいと思います。当市は、物づくり産業のまちとして地域社会の有益な人材育てに力を注ぐべきではないかと思っています。例えば半日職場研修で学ぶ、インターンシップのようなことなのかもしれませんけれども、考えられると思います。また、その後半日学校で学ぶなどは社会人になる準備期間として、今日の社会状況をかんがみてもこうした取り組みの必要性を感じるわけでございます。ぜひ地元企業さんともこうした取り組みについて意見交換の場を設けていただき、後の雇用にもつながる可能性もあり、さらに全道、全国から若い人材が集まるなども考えられると思います。教育長の答弁では三笠市の紹介もありましたが、私はここで幌加内町の農業高校として歴史を刻んできております。ここは定時制としての位置づけで行っております。しかし、日中高校の授業を受けながら、そのカリキュラムの中に町の基幹産業に取り組んで学んでいるわけでございます。3年間で単位の取得により卒業ができて、そして遠隔地よりの生徒には寮の設備があります。平成23年度は全道、全国から57名の生徒が集まっており、そして卒業して即社会の戦力を目指しておられるということでございますので、この点はぜひ参考にしていただきたいと思っております。答弁は求めませんけれども、この点よろしく取り組んでいただくことをお願いいたします。また、あすより予算審査がございますので、細かい部分については伺ってまいりたいと思いますので、参与席の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。

出典:赤平市議会 平成24年第1回定例会 2012年3月14日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる