赤平市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日
病院問題について
2011年12月14日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「病院問題について」質問し、市立赤平総合病院事務長 實吉俊介が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 若山武信
続きまして、大綱2、病院問題について、①、入院患者の院外検査への対応について。市立赤平総合病院の経営状態が病院当事者のみならず関係各位のご努力により少しずつ安定に向かっておりますことは、喜ばしい限りであります。市立病院調査特別委員会の9月、10月の資料にてその経営状況を見るときに、入院患者増とともに入院収益は上がってきておりますが、この傾向は11月にも見られることと思われ、市民のつらさとは裏腹に病院にとってはプラス要因ではないでしょうか。そこで、入院患者に関しての対応について質問いたします。入院している患者に医師の診療行為において必要な検査を受けさせるとき、あいにく市立病院にはない検査機器での検査を必要としたときでありますが、個人で行って検査を受けてきてくれというやり方はいかがなものでしょうか。MRIの検査が必要、だから平岸病院にての検査をお願いすることはよいと思います。しかし、入院している患者に診療に必要な検査を自前で行ってきてくれというのはいかがなものかと思います。入院中ですので、病院の車にて送り迎えするのが当然のことではないでしょうか。診療科目が違う場合は、自前での検査となってもやむを得ないことかもしれません。数人から問題が提起されておりますが、中には車いすの患者もおります。生活保護の患者もおり、タクシーを利用することで検査のときは何千円も余分な出費となったと嘆いておりましたが、当然のことではないでしょうか。これらへの対応は、市民にも知れるところとなり、患者をないがしろにしているということで病院への不信感にもつながっております。病院としては、医師の指示以外には公用車は使わないとのこととして伺っておりますが、これら入院患者の院外検査への対応についての考え方を伺いたいと思います。また、他市の自治体病院においても同様であると聞いておりますが、具体的な実態について把握していれば、伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
入院患者さんの院外検査についてお答えいたします。現在入院患者さんが当院にない検査機器により診断を要する場合、身体不自由などの理由で医師が必要と判断されたときには救急車を含めた病院の公用車にて他病院への搬送を行っております。近隣の自治体病院におきましてもほぼ同様のケースで、すべての入院患者さんに対して他病院への搬送は行っておらず、当院と同様の対応であると確認しております。次に、具体的な近隣病院の状況についてでありますが、A市立病院につきましては医師から患者さんの移動において危険であると判断し、病院の救急車での搬送指示があった場合のみ対応しておりますが、そのほとんどのケースは自己負担により介護タクシーの利用をお願いし、自力で通院が可能な患者さんにつきましては通常の交通機関のご利用をお願いしているということであります。また、B市立病院につきましてもA市立病院と同様で、医師から搬送指示があった場合のみ対応しておりますが、その運転につきましては業務委託の形態をとっているとのことであります。次に、C市立病院につきましてですが、担当者の話によりますと、認知症がひどく家族がいない入院患者さんを救急車ではなく公用車で搬送したケースが過去一、二度あったと聞いておりますが、入院患者さんが他病院へ検査のみ受けに行くケースはほとんどないようでありますが、仮に本件のような事象が発生した場合には通常の交通機関のご利用、もしくはご家族に介護タクシーを配車していただくようになるとのことであります。以上、近隣の状況をご説明させていただきましたが、当院といたしましては検査を依頼する医療機関が市内だけではなく市外にもわたることから、その患者さんの診断に必要な検査に対しご不便、ご負担をおかけしておりますことは十分理解しておりますが、今後におきましてもすべての入院患者さんを検査目的のために搬送するということは現時点では困難な状況であると考えております。以上です。
質問 5番 若山武信
入院患者の搬送において、他市においても当市立病院と同じ方法をとっているということでありますけれども、私も数カ所調べてみました。直接出向いて事務長とお会いして話を聞いたところもございます。そういう中でただいま事務長の答弁にありますように、医師の判断によるということのみのようでございまして、搬送においての規則や要綱がないということでございまして、当院と同じのようであります。そこで、当市立病院にはないMRIが幸いにして同じ市内の平岸病院にあり、そこで幾多の患者が世話になっているということでございますので、要綱をつくり、限定の搬送としてみてはいかがでしょうか。市内の特定病院でありますし、MRIは特殊な検査を必要とする患者にではなく、不特定多数の患者に幅広く利用されております。そして、要綱についてでございますが、現在搬送について医師の判断により事務局もしくは看護師が患者に説明することになるわけでありますが、規則や要綱がないと個々の指示だけになり、患者に理解不足や誤解が生じ、このたびのような話が出てくることになるのかと思います。説明不足等への対応がこれからも必要ではないのかなと、こう思います。また、搬送する車についてでありますが、ほかのところでは今業務委託という話も出てまいりましたが、院内での状況を判断し、救急車での対応や透析で治療中の間待機している車、今2台あるわけでありますけれども、これらを利用することも可能であると思います。職員が削減され、人員が足りない中での運転手のやりくりは大変なこととは思いますが、経営の健全化は人件費の削減だけではなく、経営安定のために病院に利用者を、患者のことでありますけれども、病院に利用者をふやす努力も含まれるのではないでしょうか。透析患者の送り迎えは、車のない人や治療後につらい思いをする患者へのサービスでもあり、そして営業利益の向上を見計らってのことではなかったのかと、このように認識しております。再度申し上げますが、MRI検査の需要は非常に高いので、市内に限定しての搬送についてだけでも実現できるよう前向きな検討をお願いしたいと思います。する価値はあると思います。患者へのサービスと営業利益についてという観点から、再度担当者の考え方を伺いたいと思います。
答弁 市立赤平総合病院事務長 實吉俊介
市内検査につきましてお答えいたします。経営健全化計画の達成を最大の目標といたしまして、今年度は計画を1年前倒してここまで進めてまいりました。その中で、院内全体がほぼぎりぎりの人員体制で現計画まできております。市内検査の搬送につきましては、実情をご説明いたしますと、実際に年間40件前後ございます。病院の車いす専用車両というのがないことから、医師の指示のもとでは必ず2名がついて救急車にて搬送しているのが現状であります。また、その付き添いにつきましては前後二、三時間を要しているということであります。現在管理課も昨年より職員を3名減らし、通常業務とあわせ救急患者の搬送、各非常勤医師の送迎、透析患者の送迎、廃棄物の回収及び運搬などに当たっておりますが、それにあわせて毎日110件以上の電話が入り、電話番も複数の職員がいなければ対応し切れない状況であります。しかしながら、議員さんがご提案された本件につきまして、他の市外での検査との不公平感や他市立病院等の実情も参考にさせていただきながら、再度院長以下で協議するとともに、管理課内部でも体制づくりを含め話し合ってまいりたいと考えております。以上です。
質問 5番 若山武信
ただいま事務長のほうから、経営健全化のために本当に人員が少なくなってぎりぎりでやっているということを説明として受けました。私も検討委員会の中で聞いておりますので、理解はしております。そういうことで今前向きな答弁がございましたけれども、ぜひこのことについては実現できるような方向でのご検討をいただきたいと、よろしくお願いいたします。