みんなの議会

赤平市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日

所信表明について

2011年6月23日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「所信表明について」質問し、市長 高尾弘明が答弁しました。

質問者
植村真美 議員
答弁者
市長 高尾弘明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 3番 植村真美

おはようございます。議席番号3番、植村真美、通告に基づきまして新政クラブから代表して一般質問をさせていただきます。質問を始める前に、さきの東日本大震災におきまして犠牲になられました方々のご遺族の皆様に対し深くお悔やみを申し上げますとともに、原発事故の収束と一日も早い被災地の復興を祈り、また救済活動に当たられている皆様方の多大なご尽力に心から御礼を申し上げます。引き続きまして、冒頭にお伝えいたしたいことといたしまして、この4月の地方統一選挙を経過し、赤平市始まって以来の市長選挙、市議会議員選挙ともに無投票選挙となり、無言で始まったこのたびの市政、議会体制でございますが、私たち議員の責務はこれまで以上に重大であるとともに、自分たちのまちづくりに対する興味を市民とともにさらに高めるムードづくりが大切と考えております。また、高尾市長による3期目がスタートいたしましたが、2期目を振り返りますと財政再建団体入りが騒がれ、苦渋の決断と対応策を講じ、先日の新聞報道では平成22年度の決算で約1億円の余剰金を持つこととなり、健全なまちに立て直していただきましたこと、市全体の協力もありましたが、高尾市長を初め第一線で対応された市職員の方々には敬意を表させていただきます。これからも的確な財政調整と未来に夢の持てる活力あるまちづくりをするための行政発信をお願いしたく思っております。さて、そのように新たな前向きな気持ちで決意されましたこれからの市長の所信表明と教育行政執行方針をお聞かせいただいた中で、さらに具体的にお聞きしたいことを伺ってまいりたく思っておりますので、よろしくお願いいたします。では、質問に移らせていただきたく思います。大綱1、所信表明について、1、第5次赤平総合計画の実施計画の作成について。平成21年度から30年度にかけまして10年間にわたり進められております第5次総合計画でございますが、開始し2年間が過ぎたころでございます。しかし、実施計画が示されていない段階で、目標に対しての進行状況が把握できない状況にあると感じております。これから見直しを行う時期に差しかかる中でございますが、どこまでの目標ラインなのか、そしてその評価をどのようにされているのか心配な点がございます。この大変すばらしい総合計画をより実効性を高め、遂行するためにも重点プロジェクトにおいては明確な工夫を示すものや市民にもわかりやすい実行計画を作成しながら進めていただきたく思いますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

最初に、第5次総合計画の実施計画の作成についてということでございますが、実施計画につきましてはご承知のように第5次総合計画をスタートいたしました平成21年度の段階でハード事業を中心に5年間の計画を作成しておりましたが、しかしその後国の経済対策予算の対応、あるいはこれに伴います空知産炭地域総合発展基金の充当事業の見直しなど年度別の事業計画が大きく動く状態が続きまして、議会に対します報告がおくれているということはおわびを申し上げ、そうしたことをまずご理解をいただいておきたいと思います。総合計画上実施計画につきましては5年ごとに策定することとなっておりますので、現在の計画は21年度から25年度までということになりますが、まずは示していませんでした現段階における実施計画の内容、これについては議会の所管委員会等を通じましてできるだけ早い時期に報告をさせていただきたいと思いますし、またその後におきましてちょうどことしが5年に1度の国勢調査に基づく国調人口が地方交付税に反映される年でございますので、こうした交付税という主要財源を含め、改めて財政のシミュレーションを行った上で実施計画を修正をし、その段階で再度議会にもご報告をさせていただきたいというふうに考えております。議員がおっしゃりますように実施計画の具体的内容についてでございますが、特に総合計画で示しております3つの重点プロジェクト事業に関しましては、これもプロジェクトチームを設立するというふうに述べておりますので、こうしたチームによる協議を経た上でスケジュール、あるいは財源等も含めまして内容についてはまたお知らせをしてまいりたいと思いますので、原因についてこういうことだということでひとつご理解いただいておきたいと思います。以上でございます。

質問 3番 植村真美

今ご質問に対して答弁いただきました。内容を聞かせていただいた中で、これから実施計画書を作成していただける方向性であるということは今の段階で確認させていただきました。他市の実施計画を見てみますと、当市は5年に1度ということの計画性で最初から決められているのですが、10年しかない計画プランの中で5年に1度ということはうまくいって2回ということの流れになります。当市の場合5年という長期のスパンで実施計画を立てるということが逆に実施計画を立てることが難しくなっている要因ではないかなというふうにもちょっと感じる部分があるのですけれども、このたび市長の3期目の所信表明の中におきまして総合計画を遂行していくという意気込みは大変感じられるのですが、そのあたりの実施計画を組まれる際の意気込みみたいなものも具体的にお聞かせいただきたいとともに、その5年に1度という実施計画のプランの立て方自体が実際にどうであったかということを振り返ってどのようにお考えであるかということをお聞きしたく思っておりますが、いかがでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

5年という期間は、一般的に言うと短期、中期、長期とあると思いますが、長期ではない。私は、短期もしくは中期という計画だと思いますし、仮に5年の計画をつくったとしても、それをつくったら一切見直しをしないということではございません。5年分の計画を出してもらっても予算の関係もございますので、毎年やはり所管のほうから翌年、翌年の予算要求とあわせてそういう計画を示してもらいますので、当然修正というのがその都度出てまいります。幾ら5年といってもがんじがらめではないということでありますし、当然状況変化ということもございますので、やはりその辺は柔軟に対応していかなければならないと考えておりますので、決して四角四面がんじがらめではないということでご理解いただきたいと思います。

質問 3番 植村真美

今のように柔軟な対応でということで考えられているということで確認させていただきました。それで、今考えられているプロジェクトチームというものの中でいろいろと議論いただいて、これから作成されるであろう実行計画も見直しをされるということであると思いますが、その中においても市民の意見も取り入れながら、臨機応変な対応をしていただけるということでこちらのほうではご理解をさせていただいてよろしいのでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

市民の方の意見でございますが、市民参加、協働のまちづくり、さらに情報共有、あらゆる面からいっても市民の皆さん方に情報を示し、また意見をいただくというのは大変重要なことだというふうに常に認識をしておりまして、今後もそういうふうにしていきたいと。ただ、すべての事業を一つ一つ市民の皆さん方に問いかけれるかというと、これはなかなか難しいことございますので、やはり主要事業ということになろうかと思います。例えば駅裏の開発をどうするのか、かつてやったことがございますが、これもやはり市民の皆さんのご意見を聞くと。さらには病院の入院病棟建てかえ、こういうことも市民の皆さん方の意見を聞いた上でどうするかということをすべきだと思いますので、私は主要事業ですとか主な施策についてはいろんな機会に意見を求めることが必要かなと思いますが、すべてということではないということで、その辺はやはり私どもと議会の皆さん方の議論の中で任せていただくということもあるかと思いますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 3番 植村真美

おおむね理解をさせていただきました。大変そのあたりのバランスも、今後行政内部ではプロジェクトチームということをつくられるということなのですけれども、また市民側にもそういった対応能力というものが求められているときなのだなということで再度私のほうでも認識をさせていただきました。それで、これは最後にちょっと意見、要望等を含めてなのですが、質問ではございませんが、実施計画といいましても他市の取り組みを見ましたところ大変難しい実施計画が多いところもあるのです。そういった表現方法とかも簡素というか、わかりやすく工夫していただくことが当市の場合としては必要なのではないかなというふうに考えております。それで、他市の部分でいいますと、やはり計画書にいく前までに市民に対してとか周囲に対しての進行状況がわかるようなインターネット上での実施計画におけるブログを開設したりとか、また広報でそういった報告を促しているなどということもありましたので、ぜひせっかくそういうプロジェクトチームをつくられるわけですから、その中の流れであるとかというのをインターネット上でわかりやすく発信していただくことも一つの工夫ではないかなというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたく思っております。続きまして、質問をさせていただきます。2の近未来赤平イメージマップの作成につきまして質問をさせていただきます。ことしは、赤平文化会館の解体があり、その後の跡地利用の検討、消防の建てかえ、駅裏、ズリ山のふもとから歴史遺産の保存、新たな商店街の町並みの形成、ライフラインの改修など、近年の中で対応していかなければならない構造物や整備される環境は多くあり、時代の流れによってまちの機能性の変化もあらわれる時代を迎えていると思います。先日オープンしました新しい市民プールも総合体育館と隣接した形で、健康エリアゾーンの機能としてはこれからも十分に期待される場所であると感じました。これからもさらに人口減少が予想されている中で、さらに機能的な行政サービスのための場所の移動や施設の配置計画など市民、周囲の方々が第5次総合計画とあわせてわかりやすくイメージが膨らみ、興味を抱くものが必要と考えております。そこで、近未来赤平イメージマップの作成をご提案させていただきます。イメージを描くことは、思考や固定観念を視覚化し、より明確にそのことに対しての興味を抱く作業としても有効的だとされております。わかりやすく住みやすくなるための足並みのイメージを市民の意見を聞きながら、第5次総合計画とあわせて描き始めていただきたく思っておりますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

イメージマップの作成でございますが、私はやはり少し赤平はPR足りないなということは前から申し上げて、感じていたことでありますが、昨年度は道の地域づくり総合交付金を活用いたしまして、赤平のイメージポスターを作成をいたしました。また、観光案内看板をリニューアルし、さらに移住定住ガイドのパンフレットなども作成をしておりますし、本年度は炭鉱遺産のパンフレットの作成も予定しておりまして、少しずつではありますが、赤平のイメージや魅力を市外の方にアピールをしていく、PRをするということに努めているところでございます。昨年開催いたしました産業フェスティバルもまさしく農商工連携がメーンではありますが、一方ではやはり市民の方、市外の方にもっともっと赤平でつくられているものをアピールしようというねらいもあってスタートしたものでございます。今後におきましても例えばまちを紹介するDVDなども、今はもう全部の家庭で見れますので、こういうものもつくったらどうかと、こんなことも考えているところでございまして、もっとこの赤平のよさを多くの方に知っていただく工夫というのが必要ではないかというふうに感じております。そこで、今ご意見ございましたイメージマップについてでございますが、恐らくこれからのまちの都市像、そうしたものをイメージをされているのかなというふうに思いますが、ご承知のように第5次の総合計画というのは市民の皆さんと協議を重ね、そして議会の議決をいただいた最も重要な計画でございます。今この計画が進行中ということでございまして、このイメージや目標像ということは一応定めておりますので、現段階としてはこれを改めて協議をするというときではないのではないかというふうに考えております。まずは私どもとしては、この計画に掲げている施策をいかに着実に実現していくかということが今与えられている私どもの使命だと思っています。ただ、本計画を実現する上で、本年は駅裏の炭鉱跡地の活用方針について市民の皆さんと協議をしてまいりますし、また今後病棟建てかえ、あるいは大型の公共施設の建設を進めようとする場合にはやはり総合計画に示す個別施策の必要性に応じて市民の皆様と協議をしてまいりたいと考えております。また、このほかに市有地あるいは遊休公共施設の活用方針、こうしたまちの重点課題の整理に向けまして、これからこうした具体的な協議に入ってまいりますので、このマップというのはある程度この辺が少し整理された段階で必要かなと。もうちょっとやはり時間かかるかなと思いますので、もう少し課題整理をさせていただきたいと思いますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

質問 3番 植村真美

実際に私のこのたびの質問でお伝えしたかった部分といたしましては、まちのPRするという手法も一つなのですけれども、最後のほうで市長がお話しいただいたこれからの赤平のイメージ像というか、青写真的なものというもののほうが強く要望したいところだったのですが、実際に総合計画を進めていく中におきましても視覚的にというか、ビジュアル的に市民の方たちに訴えかけるものというのがもう少し工夫が必要なのかなというふうに感じている部分もございまして、例えば私が赤平に戻ってきた2003年のときの都市計画マスタープランというものがございました。これも多分総合計画の中の一つの計画だったと思うのですけれども、私もちょっとそのころは公募としてまだ若い時代に参加をさせていただいた記憶があるのですが、ここにおきましても住民ワーキングというのを開始された中において、それも今の総合計画につながっている部分だと思うのですけれども、テーマに合ったマップというのが検討されている、ここに描かれているのです。それで、そのテーマ性に合ったゾーンの枠組みであったりとかということも大変見やすいマップもありますので、こういった前にさかのぼってよい計画書に対しての見直しと、さらに第5次計画につなげていただけるような今後の市民に対する訴え的なビジュアル的なものというものも市民がまちづくりに興味を深めていただくための一つの手段として今後ぜひ前向きにご検討いただきたいなというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。続きまして、3、人の流れをつかむ広域連携の考え方につきまして質問をさせていただきます。まず初めに、アの歴史遺産の保存と活用についてということでございますが、北海道遺産の中で当市にも存在する北海幹線用水路、炭鉱遺産でございますが、この遺産は単独の選定ではなく、広域にわたる選定でありまして、当市が積極的に守り、活動を行っていたとしましてもその価値は単一的であり、市町村単独の考え方では保存と活用に限界を感じているところでございます。このたび再任されました高橋北海道知事の書籍の中におきましても、北海道の潜在能力と可能性、北海道価値をさらに導き出し、世界に向けて北海道を発信していきたいという意気込みも表明されておりますが、その中の一つの価値であります北海幹線用水路、炭鉱遺産の保存と活用について該当する広域の市町村での連携体制、道から助成される費用に関することにつきましても広域の共有意識と連携体制の強化の提案、また今残る歴史遺産の評価価値を専門家とともに順位を定めながら、有効的に保存、活用できる環境づくりを模索し合うときにあるのではないかと感じておりますが、この点につきましてはいかがお考えでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

まず、炭鉱遺産に関しましては、ご承知のように昨年度ズリ山階段は整備をさせていただきました。また、コミュニティクラブTANtanによります炭鉱遺産を活用したフットパス、これも実施いたしております。さらに、空知総合振興局を中心に炭鉱のガイドマニュアルが作成され、本年度も道の地域づくり総合交付金を活用し、赤平の炭鉱遺産パンフレットの作成を予定しているなど、市民団体を中心として当市では炭鉱遺産に関しては取り組みがそこそこ成果を上げていただいているのではないかというふうに私は感じております。しかし、この炭鉱遺産も各市町の取り組み状況について正直申し上げまして多少温度差がございまして、議員が言われるような広域連携するにはやはり多少課題があるのかなという現実もございます。道の総合計画の中でこの炭鉱の記憶事業は重点事業として位置づけられておりますので、今後道が組織いたします炭鉱の記憶で地域づくり推進会議の中でさらなる広域連携の方法について具体的に協議していただくよう働きかけなければなりませんし、関係市町あるいはNPO法人炭鉱の記憶推進事業団などとの連携も強化しながら、観光教育の視点から炭鉱遺産の有効活用により一層やはり私どもとしては努力をしてまいりたいと考えております。北海幹線用水路につきましても、炭鉱遺産同様北海道遺産に選定されており、市民の方々の手によりましてアジサイロードとして植栽も一通り終えているということでございますが、これまでも国あるいは土地改良区資金を含めてご協力いただきながら、用水路周辺の整備が行われてきたところでございます。この幹線用水路は、市町村、市町村でほとんどの地域でさまざまな環境美化が取り組まれているということで、必ずしもつながってはおりませんが、点には間違いなくなっているようでございます。これをどうするかというのは今後の課題だと思いますが、地域ごとにはやはりかなり地域の皆さん方のご協力によって整備が進められているということでございます。炭鉱遺産並びに北海幹線用水路は、これまで特に市民団体が中心となって活動されてきたものでございますので、私どもとしては市民団体の総意としてそれぞれどうしたことを望まれているのか、こうしたものもやはり把握しながら、行政としての役割、あるいは支援方法について検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。

質問 3番 植村真美

今のお答えに対しまして、私のところでも大変このたびの市長の所信表明を読ませていただいた中で期待をしているところといいますのは、5ページにも掲げてありますように、将来に向けた広域の連携の取り組みや財政健全化ということの流れの中で炭鉱遺産活用や炭鉱跡地のことに対しても引き続きその課題に対して対応していかなければならないということを強く掲げられている部分がございます。また、先ほども市長がおっしゃられましたように北海幹線用水路に対する市民の方たちの取り組みであったりとか、炭鉱遺産も赤平は割と残っているといいますか、日本でも胸を張って誇れるような遺産も残っておりまして、実際に点では本当に充実している感があるのかなというふうに感じていますが、それをぜひ線につなげていただくというアクションをだれがするのかというところが私空知の中においても活動している方たちを見ていて、状況を見ていて感じるところがございます。そこでなのですけれども、先ほども冒頭に市長のほうからお伝えいただきましたが、空知支庁におきましても炭鉱の記憶に対する事業というのはずっとやられているわけなのですけれども、実際に2004年につきましても炭鉱遺産サミットというのが夕張市で行われまして、市長も参加していただいたところもありまして、選択と集中ということとネットワーク、ともに事に当たるということの基本的な合意がされているところではございます。それで、当市としては、炭鉱遺産を残さなければいけないという流れにおいて、またそういうものがあるということにおいて、やはり他市よりもなるべく早目に先手というか、指導力を持ってその点を線に結んでいただけるような行動というのをもっともっと具体的にしていただきたく思っておるところではございます。それで、平成20年のときに元気そらち!産炭地域活性化推進事業ということで、そのときにも広域にわたる資源の調査であるとか景観の調査というのがされております。そこに関しましても赤平も大変重要な地域として調査項目が挙げられているのですが、赤平の歴史遺産なのですが、特に大変貴重であります炭鉱遺産の保存について道のほうにも大変知識的に豊富な方で、アドバイスをできる方というのがいらっしゃると思うのですけれども、道に対してそのような価値基準の評価というものをどのように考えられているのかというようなこととか、具体的なその対策を今後赤平としてどのように進めていかなければならないのかということについての訪問というか、調査みたいなものを当市としては具体的にしていくというところはあるのでしょうか。お聞かせいただきたく思うのですけれども、よろしくお願いいたします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

具体的な調査というのは、今のところ考えておりません。特に炭鉱遺産強調されておりますが、私も生まれ育ちがそういう環境でありますから、ぜひやはりそういう歴史は残すべきだと個人的には思っております。ただ、赤平市民の中でもこれは正直言って残そうという人となくていいと両論あることも現実でございます。私も仕事を通じてかつて職員時代経験したことありますが、過去のいろんな苦い歴史はやはり忘れたいと思っている市民もいないわけではございません。ただ、赤平は総体的にほかの自治体と比べると、私は炭鉱遺産に対する取り組みをそこそこやっているし、市民の意識も割と高いほうだと思います。これも私が就任をいたしました平成15年、前市政からの引き継ぎ事項でありますが、国際鉱山歴史会議、ヒストリー会議で外国の学者の先生からこうした遺産が高く評価をされたということがおひざ元であります赤平で開催いたしましたので、割と赤平市民はまだ理解があるほうではないかと思いますが、しかしもっともっと市民の意識を高めていかなければまずならないと思いますし、私ども例えば立坑保存についても道や国に訴えますが、なかなか単純に簡単に乗ってはいただけないということでございますし、こうした戦後復興を支えた石炭産業、この産業遺産というものをやはり私はしっかり残すべきだということは今後とも私個人として思っておりますし、引き続き努力をしたいと思います。調査については、今のところ考えておりませんが、今後の課題になっていくのではないかと思います。よろしくお願いいたします。

質問 3番 植村真美

市民の方たちの炭鉱遺産に対する意識というのは、大変複雑な思いを持っている方もいらっしゃるというふうには私も受けとめてはいるのですが、例えば今九州でやられています軍艦島であったり、この間も筑豊の炭鉱の絵、記憶の遺産ということで山本作兵衛氏の絵画や日記がユネスコ登録をされたということで、国内で初ということで世界記憶遺産の登録ということで、炭鉱に関するものがしっかりと日本の歴史遺産として確立されるということの報道が九州の炭鉱遺産を取り巻く方たちの中においては大変活発的にされているところだと受けとめております。そして、どうしてこの空知、またその中心となっている赤平の炭鉱遺産が残る中でそういう働きかけになっていかないのかなというふうに考えたときに、やはり市民の活動の部分だけではそういった土俵に持っていきづらい部分があるのではないかなというふうに感じている部分がありまして、ぜひそういったほかと対等に遺産というものの立場に立って、また地域資源の活用をするということの方向性に立ったときに、赤平遺産、空知の炭鉱遺産というものが周りからどう評価されるかということをしっかりと受けとめて、その方向性を正していくのも行政の立場としての調査であったり、分析であったり、方向性を築くその業務ではないかなというふうに感じている部分が多いのですが、そういった今ある炭鉱遺産、赤平にある炭鉱遺産を日本の歴史遺産であったりという方向性に築くということのお考えというのは市長の中ではどのようにお考えでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

この炭鉱遺産の問題については、私も就任以来結構年数たっていますが、行政の役割ということだと思うのですが、これまではご承知のようにいかに財政を立て直すか、いかに財政再建のために節約をするかと、正直申し上げましてかなりこういうことに重点が置かれてまいりましたので、やはりかなり我慢をしてきたというものがあると思います。そういう意味では組織なり、あるいは予算の面で十分でなかったということはそのとおり私もあるというふうに、これ全般的にあると思います。そういう意味では多少先も見えてまいりましたので、今後やはり守りから少し攻めにいかなければならないなというのが私の3期目を迎えた今の心境でありまして、そういう意味では総体的な施策についてはやはり一歩前に進めたいなと思います。ただ、炭鉱遺産等についても、これは市民団体の方々が積極的にやっています。私は、やはり行政だけがすべてやるのではなくて、そうした自発的な市民団体の方々の働きというのは大変大事だし、大切にしていかなければならない。まさしく協働事業だと思います。協働作業だと思いますので、ボランティアを中心とした民間の方々の果たす役割、それと同時に私たち行政が何をしていかなければならないか、この辺は十分に考えていかなければなりません。現に先ほど申し上げましたが、私どもは空知5市1町でも要望してまいりましたし、空知総合開発期成会の中でも、これは国あるいは道に対する予算要望が主でありますが、こうした中にも炭鉱遺産の保存ということも最近掲げておりますし、なかなか要望をしても単純な答えしか返ってこないというのが現実であります。九州と北海道の歴史の違いということも、年数の違いということもあるのかと思いますが、しかし北海道においてもやはりこの炭鉱の産業遺産というのは大変私は重要な存在だと思いますので、国の産業遺産として保存していただけるようにもっともっとアピールをしなければなりませんし、どういったものがどうすればやっていただけるのか、こんなことを私どもとしてはもっともっと国等と掘り下げていかなければならないと思います。課題は大変多くあると思います。立坑についても民間所有施設でありますので、市が直接手を出すということは現状できないと。そこには何らかの形の変化がなければ市も出せないということになりますし、さまざまな課題を抱えておりますが、私はやはりできるだけ保存、歴史の継承については努力をすべきだというふうに考えておりますので、そういう考え方につきましてはひとつご理解をいただいておきたいと思います。

質問 3番 植村真美

近隣市町村との関係の中でもいろいろな複雑な絡み合いとかというのもあると思いますし、お察しいたしますし、炭鉱遺産の保存について全員一致でということがなかなか難しいというふうには大変理解をさせていただいているところではございますが、先ほども言っていましたように点を線で結ぶときのアクションとして、やはり赤平市としては炭鉱遺産をもとに、そこを中心として国の重要文化財になるそういうものに登録するのだという方向性というものももうそろそろ持っていただいて、具体的にそういった申請の手続であったりとか、問題をクリアにするということに対してももう少し具体的に活動している市民の方たち等含めて行政の方たちと一体となって進めていかなければいけない時期だなというふうに感じておりますので、私のほうでもそういった情報がありましたらしっかりと収集させていただきまして、情報を提供させていただきたく、今後の自分の役目だなというふうに思っておりますので、よろしくお願いしたく思っております。続きまして、先ほどの人の流れをつかむ広域連携の考え方についての2番目の質問でございますが、広域観光ルートの提案について。空知地域にはすばらしい自然の景観、歴史、芸術、文化、物づくり体験、農業体験などさまざまな観光資源がありますが、現場での説明不足によりその資源力が生かされていない。また、赤平にも一般的な観光客に対しての宿泊施設の条件が整っていないなど、それぞれの市町村において資源力の偏りが見られております。互いの強みと弱みを理解し合い、近隣地域での機能分担をしながら、広域観光ルートの検討、提案を当市においても積極的に訴えていただきたく思っております。また、先日東日本大震災の影響を受け、小樽銭函中学生が修学旅行で当市の炭鉱遺産を見学された様子を伺っておりました。人数規模の対応や事前情報の提供、資料の配付、学生向けの説明方法の工夫など改善策も見出され、当市の資源が多くの方に見られるしつらえ、意識も経験を重ねていくことによって高まりを見せていくものだと改めて実感したところでございます。さらに、内部的な目線ではなく、広域にわたり知見がある方々の助言をいただきながら、おもてなしの体制づくりを強化することも広域での観光ルートに対して積極的な提案ができる方向性を築けることと思われますが、広域の観光ルート作成と参画に対する体制、方法に対しての当市の考え方をお聞かせ願いたく思っておりますが、よろしくお願いいたします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

広域観光ルートについては、総合計画の中でも考え方については必要だということを掲げさせていただいております。一例としてらんフェスティバルのときには、ランだけ見るお客さんもいるのですが、かなりあちこちに寄ると。ツアーで来られる方は、やはり花だけではなくて食事もしたい、場合によっては温泉入る、ジンギスカンを食べて帰る、スイートロード寄るというような例を見ても、私はこの赤平のらんフェスティバルが広域観光と言ったら大げさですが、結構赤平だけではなくて中空知、空知に経済的に貢献をしているということ非常に意義があると。これも一つの私は広域観光だと。別に仕掛けたわけではないのですが、店に寄って買っていただく、そのようなことも含めて私は一定程度効果を上げているのではないかと思います。そういう意味で、広域観光というのは非常に私は大事なことだというふうに感じております。赤平には、今さらということになりますが、観光資源としてはエルム高原、あるいは先ほどありました炭鉱遺産、さらに当市には特徴的な物づくり企業さんがございます。そういった意味で産業観光ということも観光資源として挙げられるのではないかと思います。もちろん広域観光も大事でありますが、まずはやはり少し立ちおくれてきたこういう面での赤平市もっともっと知っていただくことがまず当面私に与えられた先決事項であるというふうに考えておりまして、これも先ほど申し上げましたが、ポスターをつくったり、フラワーヒルズのコミュニティ広場にあります看板をリニューアルする、こうしたことでPRに努めているところでございます。イベントも大変大事な機会でございますし、ことし40回目の火まつりを迎えますが、ことしは特に火まつりに合わせまして旅行会社とタイアップをして物づくり企業、あるいはエルム高原施設などをコースに入れたツアー、こうしたことも実施をし、数はまだわかりませんが、恐らくおいでいただけるのかなというふうに考えておりますし、また10月に予定をしております第2回の産業フェスティバル、ほぼ確定でありますが、JRで各地でやっておりますヘルシーウオーキング、1回でかなりの人数がおいでになりますが、これも産業フェスティバルに合わせてJRさんのヘルシーウオーキング、これを要望しておりましたが、ほぼ実施の方向で今進んでおりますので、ぜひこうしたことでまたアピールをさせていただきたいと。こうした取り組みを積み重ねていくとともに、特にこの赤平の特徴であります炭鉱遺産を中心としたフットパスルートなどもニーズは高いのではないのかなと思いますし、体験できるルートづくりを含めまして、広域観光ルートについては今後とも大変大事なことでありますし、大いに私どもとしては検討しなければなりませんし、この際観光協会含めて、まず地元でどうするかということを十分やはり市内でしっかりと議論をして、まず市内のコースをつくろうと、こういうことから始め、そして広域につなげていくと、こういうことが必要でないのかなということで、ぜひひとつ一歩一歩積み重ねていきたいなというふうに思います。これからもひとつご協力よろしくお願いしたいと思います。

質問 3番 植村真美

まずは、赤平の観光をしっかりとということから始めるということで、その後広域に対してのということもございましたが、実際に今広域に対する物の考え方をどうしてするのかというところなのですが、私としてのとらえるところによりましてもやはり人口減少に伴いまして、またさらに多様化する時代の流れとともに、結局経済効果をどのようにもたらしていこうかというところに最終的には目的があるのではないかなというふうに考えておりまして、先ほどもお話ししましたように市町村の単独の考え方は築き上げてからまたその広域のことを考え直すというのも大変わかる順序なのですけれども、やはり時代はそれとともに動いているわけですから、それに対しての対応も同時に進めていかなければいけないところもあるのではないかなというふうに感じていまして、実際にそういった呼びかけもしているということもわかってはいるのですが、さらにもっと深くそういったことを広域としての連携を持たせるためにも最近は近隣地域との任意団体をつくる、これは民間企業の取り組みなのですが、そういう体験観光ルートの企画などを行うために任意団体を設立するとか、あと帯広と富良野の商工会議所などにおきましても連携協定を結ぶなど、広域的な観光の資源に対する取り組みというのが具体的に団体同士のともに経営母体を持つということの流れの中で形がつくられている感がございまして、当市といたしましてもステップとしてはまだ先のことなのかもしれないのですが、他市との取り組みを誘導的に、先見的に先導していこうとする中で広域との関係づくりを具体的にどのような方向性に持っていこうとお考えなのか、その辺もう少しお聞かせ願いたく思っております。よろしくお願いいたします。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

正直申し上げまして、今どういう手順で、どういうところというのはそこまでの段階には至っておりません。私は、議員がおっしゃるとおりに人に来ていただく、人が動くということは正直申し上げていわゆるお金が動くということでありますので、そういった意味で一般的に交流人口の確保ということになりますので、そういう意味では広域観光大変大事ですし、イベントで人にたくさん来ていただく。恐らく花火大会も結構来ていただけるのではないかと思いますが、そうした一つ一つの積み重ねだと思います。私は、まず地元をやってから、それから先だよという言い方をしました。決してそれまでしないということではございませんでして、まずそういうことが大事でないでしょうかということを申し上げたことでございますし、民間は民間なりの大いにそういうことを促進してほしいと私は思いますし、行政は行政の立場で、当然広域圏もございますし、空知総合振興局という組織もございますし、空知総合開発期成会という組織もございますし、いろんなそういう場で話す機会がございますので、この辺は情報交換しながら、この広域の問題については今後ともやはり課題として追求していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 3番 植村真美

ぜひ当市としても誘導力、指導力を持って広域の連携について進めていただきたく思っておりますので、よろしくお願いいたします。続きまして、4番目、若年層が住める環境づくりについて。先般の新聞報道や選挙の際の街頭演説において市長の公約の中では人口減少対策に向けてのことを訴えられておりました。また、このたびの所信表明におかれましても若年層の市外流出に歯どめをかけるために産業基盤の強化を具体的に示されております。企業誘致におかれましても積極的に展開を行っていくとされております。しかし、若年層が当市に定住してもらうためには働く場所と住環境の整備、またさらに当市は物づくりの地域として発信しているわけですので、技術者教育の助成などをセットにした考え方、企業が赤平に来たくなる独自の営業戦略を持たなければこの厳しい経営状態の中で明るい方向性は見えてこないことが予想されます。地元企業の代表者の方々にも十分にご意見を伺いながら進めていただきたく思っておりますが、魅力的な赤平独自の秘策をお考えでしょうか。お聞かせ願いたく思っております。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

若年層の方が住める環境づくりでございますが、現在の市内誘致企業さんにご協力をいただき、市外から通勤をされている方々を対象に住環境や子育て環境などといった当市に住んでいただく上で必要な条件あるいは支援策等についてのニーズを把握するため現在調査を実施中ということでございます。また、東日本の大震災によりまして、国内の製造業では生産拠点の分散化ということも予想されております。さらに、赤平市としても今後戦略的な企業誘致を推進するためにも、これも予算にのせましたが、全国の製造業を対象に進出の条件、あるいは進出した際の下請のニーズなどの調査結果を中心としたデータ、これを保有するための企業進出意向調査を実施をしたいということで予算も上げさせていただきました。年度内にはそのデータをもとに企業訪問等も実施をしていきたいというふうに考えているところでございます。こうした調査結果などを踏まえ、これも申し上げているように産業振興プロジェクトチームを発足をさせ、その中でも特に若い人たちに定住していただくためには雇用の場とともにご指摘ありますように住環境の問題、あるいは子育てに関する支援、こうした一体的な対策が必要であるというふうに考えております。ぜひプロジェクトの中ではこうしたことを検討してまいりたいと思います。私も5年間企業誘致業務に携わってまいりました。関東、中部、大阪、5年間回ってきた経験ございますが、病院どうなっていますかと、教育どうですかと結構聞かれます。労働力の問題、地域の賃金水準の問題、水がありますか、ありませんか、企業によっては、業種によってはありとあらゆることが求められます。こうした意味で、やはり企業に来ていただくというのは相当大変なことでございますが、いろんな条件があるということで、私もそれは経験として実感をしているところでございます。一方では、既に立地をいただいているところ、地場の企業さんの事業拡大、あるいは新製品開発、こうしたことの促進も大事なことでございますが、これも再三申し上げましたように農商工連携、これも大変大事なことでございますし、異業種間交流を推進をして、こうした中で特に若い技術者同志の皆さん方が交流を図っていく、こういったことを大いにやっていかなければなりませんし、やはり赤平はインターに近いという好立地でありますので、こうした交通アクセスのよさ、当市の優位性、立地条件というものをもっともっとPRをしなければならないと。先ほどDVDのお話をしましたが、企業誘致用にもやっぱりこうしたものが私は必要ではないのかなと。今はもうそれ持って歩けますので、そういうことも宣伝媒体としてぜひ用意したらどうかなというふうなことも考えておりますし、企業誘致あるいは定住には1つのことだけではなく、幅広いことが必要だということを私も十分認識しておりますので、プロジェクト等で十分ひとつ検討させていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

質問 3番 植村真美

産業振興プロジェクトチームをつくられるということで、前向きにご検討されているということをお聞きいたしました。これは意見なのですけれども、他市から赤平市内の企業に勤めるという若者の共通点は、経営者の人柄であったりとか技術力を慕ってくる方たちが本当に多くいるなというふうに感じております。先ほども地元の企業の方たちと連携してやるということのお話はお受けしておりますが、当市でも活躍されている方々のご紹介も含めて、ぜひそういったDVDの作成とかに組み込んでいただけたらというふうに思っております。あと、ちょっと余談になるかもしれませんが、先日あかびら匠塾協議会におきましてことしの事業計画においてあかびら匠ショールーム、またその運営委員会に経営者だけではなくて各企業の青年陣も配置するということと、またツアーも企画するということの情報が入っておりますので、ぜひそういった団体とも産業振興プロジェクトチームが連携し合いながら、よりよいものを形成していただきたく思っておりますので、よろしくお願いいたします。続きまして、5、地域医療を支える市立病院のあり方調査について。市民からアンケート調査を実施いたしまして、平成20年にはこれからの赤平市立病院のあり方を検討する会議を行い、改革プランを経営健全化計画をもとに病院経営のご努力、奮闘が続いているわけではございますが、近年大変きれいな充実した病院の環境が整っております、近隣市町村におきまして。そこで、赤平市民も他市の病院に心引かれる思いは当然のことと思っております。また、市長の所信表明の中におきましても今の病院の一部改修なども視野に入れた今後の構想を立てる時期にあるというふうにお聞きしております。先日の市長も病院に入院されている中でもいろいろとお考えになったところもあるかと思いますが、そういったこれから病院に対する市民の考え方であったりとか方向性、またその地域医療の病院のあり方についても変化が生じているところなのではないかなというふうに感じております。病院の改修も含めて、今後検討していかなければならない問題が病院の経営の中においてもさまざま山積みになっている状態と思っております。そこで、いま一度市民懇談会の場などや交流会の場におきまして聞き取り調査を行って、今後の病院経営のさらなる参考にしていただきたいと思っておりますが、いかがお考えでしょうか。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

現状につきましては、再三申し上げております議会で承認をいただきました経営健全化計画の着実な遂行に向けまして、今鋭意努力をしているところでありまして、23年度も二月経過をいたしましたが、恐らく委員会でご報告させていただくと思いますが、二月しかまだたっておりませんが、現状では計画どおり推移をしているということでございます。しかしながら、一方では計画を前倒しをして診療体制あるいは人員体制を縮小したため、病院内では医師を初めとし、急激に厳しい労働環境になっているということもやはり否定できないと思います。こうした中で、状況変化があるのではないのかと。そうした中で、この病院のあり方の調査のお話がございましたが、私先ほどおっしゃられたように何年前でしたか、3年ほど前に患者さんや市民の方々のアンケートをさせていただきました。これは、たしか20年だと思いますが、国のほうで病院の改革プランをつくらなければならない、こうしたことが示されました。また、道のほうでは自治体病院の広域連携構想というものも示されました。と同時に赤平市の病院を今後どうしていくかということで、当市独自の指針をつくろうということで、こうした市民の皆さん方がどういう病院を必要としているのか、どういう規模を望んでいるのか、診療所でいいのか、入院病棟が必要かどうか、こういうことを含めてお聞きしたのが前回の調査でありまして、状況が変わっているといえば変わっているのかもしれませんが、私はそう大きな状況変化ではないと思いますので、やってもそう大きな違いは出てこないと思いますので、現状ではやはりそうした調査は今のところ考えておりません。ただ、これも申し上げておりますように病棟の建てかえ、改築が課題となっておりますので、どうするかは別としてその検討には入らなければならない時期に来ていると思います。その際にはやはり市民の方々の意見は当然聞かなければ、正直言いまして随分、きょうもマスコミいらっしゃいますけれども、吹き抜けの豪華なホールだとか、あれ建てたから赤字になったのだという報道もされておりますが、一因ではありますが、それはすべてではないと。もしあれを建てかえていなかったら、先生方に来ていただけただろうかと。そういう面では非常に私はそういうあり方に不満を感じている一人でありますが、前任者の仕事ではありますが、私は間違っていなかったのではないのかなと。結果だけを見て言うのはこれはだれでもできることであります。そういう意味で、市民の方々の意見というのも建てかえに当たっては当然お金もかかりますので、借金もしなければなりませんので、意見を聞く用意があるということで、そういう意味での市民の皆さん方のご意見を聞かせていただくということはぜひ必要だというふうに考えております。日常的に毎年住民懇談会、昨年から2回、ことしも2回予定しておりますし、今回は特に予定しておりませんが、今までも病院問題随時事務長を通じて住民懇談会の中で説明させていただいて、意見もいただく機会がありますし、その都度いろんな接遇の問題も含め指摘もいただいておりますので、あえてこの時点で私は調査はいいのではないのかなというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

質問 3番 植村真美

ありがとうございます。今のお話の中で、今の段階では調査は必要ないというふうに考えられているということで、その一部改修のときに対してまた改めてという方向性でということのご確認をさせていただきました。そこで、やはり一般会計から繰り入れされる部分と一般行政運営のバランスのメリットとデメリットということもしっかりと市民の方たちに正確な情報を提供しながら、市民がこれから求める地域医療の病院のあり方をいま一度ご検討いただきたく思うところもございますので、よろしくお願いいたします。続きまして、6番目、信頼性の深まる市民と行政のあり方についてご質問させていただきます。市長がこのたび所信においても市民との対話の場、行政の縦割りの払拭に力を入れるということでございましたが、これまであった出来事の中で市長や上層部の方たちと市民との意見をされているときと、また実際に話を詰めようと思って担当者のところへ行ったときの意見が違うということが市民の方たちに大変混乱を招いているところもあるようでございます。そのような状況が続くとなりますと、コミュニケーションがだんだんとりづらく、互いに溝ができる状況になっていくと思っておりまして、結果としていい方向ではなくても経過的にどういう状態なのかであったり、報告、連絡、相談をしっかりできるお互いの体制づくりを、これは基本のことになるかと思うのですけれども、基本に立ち返っていただきましてやっていただきたいというふうに思いますことと、またその問題となる事柄が大変複数の課にまたがる場合において市民にどのように返答をするかということに対しても市職員のコーディネーターの能力などもこれからは問われる時代だというふうに思っておりますので、そういった多様化している社会において市職員のスキルアップであったり、市民とのコミュニケーションのあり方というものをどのようにお考えになられているのかお聞かせ願いたく思っております。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

職員につきましては、日常の業務はもちろん住民懇談会などの機会におきまして地域の皆さんに情報提供し、また住民の皆さんの声を聞き、職務に当たっていると思いますが、中には職員間の連絡不十分でご迷惑をおかけしているということもあるというご指摘でございますが、市長の言っていることと現場が違うのではないかということだと思いますが、そういう面では指導が十分でないということは深くおわびを申し上げたいと思います。十分気をつけてまいりたいと思います。そこで、昨年傾聴、この傾聴の大切さ、私も社協で聞きまして、大変大事なことだということで、この傾聴の大切さを再認識するため、同じ方にお願いしたのですが、職員向けに傾聴の研修会も開催をさせていただきましたが、まさしく職員一人一人が市民の声に耳を傾け、ご不便をおかけすることがないよう職員間で連携するものはしっかりと連携し、対応して、市民と行政の信頼関係につなげていくことが大変大事であるというふうに考えております。また、まちづくりの主役でございます市民や事業者などとの協議、あるいは調整などの場におきまして職員がコーディネーター役を果たすということも多くあろうかと思いますが、職員がコーディネーターとして十分にその役割を果たしていけるように職員の専門研修、あるいはいろんなシンポジウム、さらにはほかに視察に行くと、こういうことも必要だと思いますし、十分私としてはこういうことについては今後とも職員の資質向上に向け、努力をさせていただきたいということでございます。いろいろとご指摘ありましたらばその都度ひとつ言っていただければ、その都度また注意させていただきますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

質問 3番 植村真美

ぜひそのあたりの体制強化をよろしくお願いしたく思っております。市職員のそういったスキルアップの向上につきましては、講習会とか視察もあるのでしょうけれども、実際に日ごろ経験されている現場の能力というものもそれぞれ持ち合わせているものがあると思いますので、そういうものを引き出していただくということと各外部団体とのつながりをもう少し強化いただけることもあったら、さらにそういったコミュニケーションというものも上がっていくのではないかなというふうに感じている部分がありますので、よろしくお願いいたしたいと思っております。

出典:赤平市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる