赤平市議会 平成23年第2回定例会 2011年6月23日
市長所信表明について
2011年6月23日、赤平市議会の一般質問で、若山武信議員が「市長所信表明について」質問し、市長 高尾弘明が答弁しました。
- 質問者
- 若山武信 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 若山武信
質問に当たり、冒頭一言申し上げます。3月議会でも申し上げましたが、改めまして東日本大震災で犠牲になられました皆様にお悔やみを申し上げますとともに、被災されました皆様にお見舞い申し上げ、一日も早い復興を願うところでございます。また、復興作業に従事されました当市の消防職員の皆様、本当にご苦労さまでございました。さて、高尾市長就任後今期で3期目となりますが、過去8年間、当市の厳しい財政事情のもとでその立て直しにご尽力されましたことにまずもって敬意を表するところでございます。特に2期目の4年間は、財政再生団体入りが懸念されました当市始まって以来の危機的状況を迎えましたが、高尾市長の強いリーダーシップと市民ぐるみの協力のもと無事乗り越えることができました。高尾市政だからこそでき得たことではなかったでしょうか。これからも健康を第一とし、市民のためにしっかりと4年間の職務遂行をお願いするところでございます。それでは、通告に基づき質問いたしますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。なお、質問の中で一部前者と重複する箇所もあろうかと思われますので、同じ質問の内容、箇所の答弁については省略、または調整等のご配慮でよろしくお願いいたします。大綱1、市長所信表明について、①、第5次赤平市総合計画に関連してであります。市長所信表明の中でも第5次総合計画と関連する事項を何点か掲げてみましたので、よろしくお願いいたします。ア、計画人口の見直しについてであります。第5次総合計画において平成21年度から30年度までの計画期間10年間の人口動態や人口推移の把握は、地方交付税、市税収入はもちろんのこと、まちづくり、福祉、教育等あらゆる分野の政策実施に当たっての土台、いわゆる基礎的数字になるわけで、大変必要なことであります。ちなみに、平成20年度の人口は1万3,716人、平成30年度の将来目標人口は1万1,600人と設定されております。人口推移におきまして平成22年度の定例会での私の質問には目標人口に向けた施策を立て、努力するという答弁でございましたが、予想以上の高齢化率の進行と死亡や流出等によりこの3年間で1,200人が減少しているという現実がございます。さらに、今後の雇用不安定要素も絡めますと予想以上に生産人口世代の減少が心配されますし、団塊の世代が高齢化に向かっておりますので、数年先には多くの人口流出も考えられます。理事者は、これらをどうとらまえているのかお伺いいたしたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
人口問題でありますが、本市の平成22年の国勢調査によります人口は1万2,637人となりまして、前回の平成17年の人口と比較をいたしますと12.2%の減少となり、全道並びに空知管内の平均減少率を大きく超える状況となりました。特に空知旧産炭地域の5市1町すべてが減少率が高く、いまだに基幹産業を失った影響を受け続けているということでございます。総合計画では、平成30年度の目標人口を15%の減少率にとどめる1万1,600人に定めておりますが、高校を卒業した後の20代前半、それと定年を迎えた60代前半の方の転出者が非常に多いという傾向がございますので、こうした方々を中心に赤平で安心して住み続けていただけるような環境づくりに努力をしてまいらなければならないと思います。そのためにはやはり総合計画に掲げております3つの重点プロジェクトを含む諸施策の実現に向けまして全力を挙げてまいりたいと思います。減少をとめるというのは非常に難しいことではございますが、少しでも健康づくりして亡くなる方を減らす、若い方に赤平に定着していただくということで、即効薬というのはないのかもしれませんが、先ほど申し上げましたような幅広い対策が必要だと思いますし、総合的にどうしたら定着していただけるのか十分考えていかなければならないと思います。よろしくお願いをしたいと思います。以上です。
質問 5番 若山武信
今後も現在のような状態で人口推移ということになりますと、本当にまちづくりにも大きく影響するわけでありまして、私としては下方修正も余儀なくされるのではないかなと、そんな気もしますが、ことし総合計画の3年目でございまして、長期的な残り7年ということですが、予測判断のもとに目標人口の修正、これを検討する余地があるのかないのかという部分でちょっと確認しておきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
現時点での目標人口の見直しということは現在考えておりませんが、26年度以降の後半5年間の実施計画の策定の際に情勢変化を把握した上でどうするか検討させていただきたいというふうに思っているところでございます。
質問 5番 若山武信
わかりました。ありがとうございます。次に、イ、有効利用としての駅裏開発と炭鉱遺産についてであります。駅裏の広大な市有地を今後どのように有効利用、有効活用するのか、市長3期目に当たりまして改めて伺いたいと思います。当市には有効利用できる土地が各所にありますが、炭鉱閉山跡地としての駅裏の広大な土地もその一つでございます。第5次総合計画の基本構想には将来を見据えた総合的、計画的な土地の有効活用を図るとしておりますが、かつての駅裏開発のような構想などは第5次総合計画の中には登場しないのでしょうか。また、市長が在任中の発想にはもう出てこないのでしょうか。これについての考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
特に駅裏の炭鉱跡地、非常に広い面積がございます。昨年度はズリ山階段を整備したことによりまして、これまで以上の多くの方に利用いただいているというふうに聞いております。当市の基幹産業でありました炭鉱遺産は、北海道遺産にも選定され、さらに国際鉱山ヒストリー会議赤平大会を契機に炭鉱遺産に関する市民活動も活発化しております。しかし、残念ながら駅裏に展開いただいておりましたサルビア花壇の整備をしていただいておりました市民団体、昨年より活動を停止されまして、景観上の課題私どもも頭を痛めているところでございます。したがいまして、今後どのような土地利用を図っていくべきなのか、本年度市民の皆さんとの協議の場を設けて検討してまいりたいというふうに考えております。協議に参加いただける市民の方々からどんな意見が出されるかわかりませんが、私自身といたしましてはやはりあの場所の歴史的背景を踏まえまして、炭鉱遺産を生かした形で景観整備につながればなというふうに私個人はそんなことを考えているところでございます。それと、駅裏開発、過去業者に委託をして絵をかいてもらったということもございますが、やはり私は自前で検討すべきだということで、できるだけそうした業者委託は避けて、市民議論の中で練り上げていきたいなというふうに考えているところでございます。よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 若山武信
今の考え方の中に、かつてのような大きな構想はないというふうに聞き取れたと思いますが、そういうことでありますと、先ほどいろいろと論議されておりますが、現在炭鉱遺産としての旧立坑を中心といたしまして旧選炭機場や日本一のズリ山階段、隣接したところには各種炭鉱遺産が設置されている見学施設ということもありまして、その活用策を今後協議していくということもおっしゃっておられましたので、この駅裏開発ですが、4,000万をかけましたズリ山階段、非常に立派な階段になっておりまして、私も5月に上ってみました。非常に整備されて、前よりよくなった感じがいたしまして、これなら他市の方々にもぜひ来ていただきたいなと、見ていただきたいな、上っていただきたいなと、こんなことでもっとPRするべきではないのかなと、そんなふうにもちょっと思ったところでございますけれども、これからも今市長が言われる部分が私もそのように考えておりますけれども、やっぱりあの下をもっと整備するべきでないかと。集客効果といいますか、そういうためにも、大きな開発はもうしないということでありますので、周辺に樹木などを植えまして階段下の中心に憩いの場をつくるということも必要でありましょうし、将来的には赤平公園にかわる新しい市民公園づくりとして取り組まれまして、散在しております炭鉱遺産としての機器類の集約、赤平山のSLの移設、場合によっては赤平公園の上にある黎明の像の移設ということも考えていただければなと、こんなふうに思います。黎明の像などは炭鉱の歴史の一部でもございますので、そういう意味ではもう一度階段下周辺の整備ということも含めて考え方伺っておきたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
先ほど申し上げましたように、あの裏をどうするのかというのはこれから議論するということでございますので、私の頭の中に何と何と何をしましょうということはあるわけでございまして、ただ先ほど申し上げましたようにもともと炭鉱施設があった地域でございますし、駅裏でございますので、やはり私は炭鉱遺産、こうしたことを中心とした景観整備と。市民の方々個々には意見いただいています。散策コースにしてほしい、あるいはお金かけないでみんなで花植えていこうやとさまざまな意見ございます。そうしたことを含めて、私はやはり膨大な投資は、箱物をつくってということはなかなか難しいのではないか。絶対しないということではございませんが、ぜひそういうことを幅広い角度で検討していきたいと思います。赤平公園にかわるということでございますが、私は赤平公園をなくしていいとは思っていませんし、残すべきだと思っていますので、赤平公園にかわるということは私自身の中にはございません。赤平公園は赤平公園としての歴史もございますし、あれだけの樹木大きくなって、桜も大分枯れてきていますが、花見の場所でもございます。私は、もっと花が咲くようにしたいなと思っているぐらいでございまして、赤平公園は赤平公園として自然の中でくつろいでいただく場所、駅裏は駅裏の機能というものをやはり求めていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 若山武信
ただいまの答弁で理解いたしました。ありがとうございました。続きまして、ウ、地場産業の振興についてであります。先日テレビを見ていましたら、千葉工業大学の国産ロボットが原発災害発生のもとである発電所内部の探索にアメリカのロボットにかわって今後活躍するとのことで放映されておりました。従来のアメリカ製より機能的に大きくすぐれているとのことでございます。また、震災被災地の福島県では、ある中堅企業が東京とのパイプ役となりまして、異業種間の交流を深めながら、新しい物づくりに挑戦する震災後の様子が報告されておりました。また、身近な旭川市では、不況を乗り切る形で開発された鋳物製のスピーカーが科学的にも音質のよさが証明されまして、海外からも注目を集めていることを報告し、物づくりの国日本のすばらしさを強調しておりました。当市の地場産業の中にも世界に通用する企業があるように物づくりでは他市に負けないすばらしい技術力があるわけでございます。その技術力を今後どう活用していくのか、若い技術者をどのようにして育成していくのか課題になると思われます。異業種間の交流を深め、新分野への進出や共同化事業に取り組む必要もあります。企業独自の取り組みだけでなく、行政もかかわり、早期に成果を上げさせることも効果的なことでございます。また、若い技術者の育成は、中長期的な計画に基づく必要性がありますが、第5次総合計画の中にはどのような位置づけで取り組まれるのか。予算面等も含め、具体的な考え方があれば伺いたいと思います。また、産業振興プロジェクトの創設にて地域経済の産業基盤の強化を図ると言われておりますが、前段の話と関係があるかと思われますので、あわせてご答弁いただければと存じます。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
第5次赤平市総合計画におきまして特に産業振興を重点プロジェクトとして位置づけており、その中でも地場産業の育成と新産業の創出が必要でありまして、当市といたしましては昨年開催をいたしました産業フェスティバルを一つの契機として農商工連携、また異業種間交流を推進したいと考えておりまして、具体策については現在協議しているものもございますが、まだ予算づけまでは至っておりませんが、現在さまざまな角度から検討し、また今後のプロジェクトの中で検討したいというふうに考えているところでございます。なお、市内には技術力を持ったすぐれた企業さんがたくさんございますことから、こうした赤平の持つ特性を十分に生かしながら、当市における新製品開発の促進を図るための具体的な支援策につきましても検討してまいりたいと思います。特に若い技術のお話がございましたが、大変この人材育成必要なことでございますし、企業さんの意向を把握して、異業種間の交流、あるいは研修機会をつくりまして、業者間の垣根を超えたこうした交流ということも大いにひとつ場を設けてまいりたいと思いますし、若い方をターゲットにということも担当者もそんなことを念頭に置きながら作業も進めているということもございますので、ぜひこうした具体的な問題については引き続き協議検討をさせていただきたいと思います。プロジェクトのお話がございましたが、予定をしておりますこの産業プロジェクトにつきましては、これも前段申し上げましたが、住環境整備、あるいは少子化等も関連してまいりますし、先ほど言った若い技術者の育成ということも含めて広く全般にわたって協議をすると。あるいは、産業支援策について幅広く検討していくということでございますので、当然関連して協議をしていくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。
質問 5番 若山武信
技術が進歩いたしますと、新製品の開発や新産業の創出がなされれば空知産炭地域総合発展基金の新産業創造事業、いわゆる新基金の該当にもなりまして、資金的にも優遇措置が得られるわけでございますので、そういう意味ではよろしくお願いいたします。続きまして、エ、企業誘致の推進についてであります。私は、3月定例会で人口減少対策の一環として企業誘致にもっと力を入れ、将来的な人口減少に少しでも歯どめをかけるべきであるとのお話をいたしました。企業誘致の予算をふやし、将来に備えるべきでありますが、その論議のさなか東日本大震災が発生いたしました。東京電力福島第一原子力発電所の事故も重なり、複合的な大災害となったわけでありますが、多大な被災者とともに多くの企業は倒産や減産を余儀なくされ、経済的にも全国的に大きな損失と打撃を受けたところでございます。国際的な企業の中には、安全で安心した地盤と電力を求め、海外に移転するものもおり、そのような企業がふえると国内の産業に空洞化が起きかねません。道内は、それに歯どめをかけるにふさわしい土地であり、道も知事を先頭に企業誘致に動き始めました。この中空知地方は地震も少なく、気候的にも安定し、当市は高速道路も近いなど地の利もよく、この際積極的な企業誘致を行うべきで、寛大な優遇措置を図り、将来的には移住、定住に結びつけるべきと考えております。先日の予算審査特別委員会におきましてデータバンクを利用しての全国展開での企業誘致を検討していることがわかりましたが、9月には一つのめどをつけたいとのことであります。私は、被災地を中心とした全国展開として、それも数年単位の長期にわたっての誘致活動が必要であり、頻繁に足を運ぶなどの努力が必要と思っています。改めまして企業誘致についての理事者の考え方を伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
第5次総合計画におきまして戦略的な企業誘致を推進するということは位置づけているところでございます。また、お話ございましたようにこのたびの震災によりまして国内の製造業者の生産拠点の分散化ということも予想され、海外に行かれたら正直言って困るなというのもございますが、そういった意味で全国の製造業を対象に進出の条件、あるいは進出した際の下請のニーズなどの調査結果を中心としたデータを保有するため、これは先ほど申し上げましたように企業進出意向調査を実施し、年度内にそのデータを活用しながら企業訪問等を実施したいと、こんな考えでございます。人口減少に歯どめをかけるためには新たな産業基盤の創出が大変重要でありますし、企業誘致を促進するためにも優遇策については見直しをしたいというふうに考えているところでございますし、加えて再三申し上げているとおり住環境の問題、少子化の問題、教育環境の問題、こういった生活上で必要な施策についても並行して検討していかなければならないと思います。十分プロジェクトの中で検討させていただきたいと思います。企業誘致については、非常に大変な作業であります。しかし、黙って手をこまねいているわけにはいきませんし、長期にわたる場合も当然ございます。私もそういう経験をしております。うまくいった場合もありますし、長期間やってだめだった場合もございますが、これはそういう考えでやはり進んでいかなければならないと思います。全力を挙げたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
ただいまの答弁で理解いたしました。できれば長期的にかかりまして、前にも申し上げましたけれども、資本投資をするという考え方のもとに企業誘致に取り組んでいただければと、このように思いますので、よろしくお願いいたします。続きまして、②、市立赤平総合病院再生に係る諸課題の克服についてであります。市立病院の経営健全化計画遂行に当たり、理事者、病院長を初め日夜努力されております関係者の皆様にまずもって敬意を表するところでございます。市立病院は、人口減による患者数の減少、医師不足や診療報酬のマイナス改定等により多額の不良債務を抱え、瀕死の重体となったわけでございますが、公立病院改革プラン、病院経営健全化計画による経営改善等努力が実り、あわせて一般会計から多額の繰入金の前倒し等により不良債務が大幅に解消されたわけでございます。昨年一般病床120床から90床に、そして今年度から90床から60床へとベッド数も縮小となり、療養病床の60床と合わせ120床での経営方針が決まりました。1年前倒しの計画であり、早い収支の改善を見込んでいるわけでございます。3月議会では数字の展開では前倒しも含め健全化計画の見通しは明るい兆しが出てきたとして推移してきたところでございますが、計画どおりになることを期待しつつ、確認のために二、三伺いたいと思います。ア、他市公立病院への患者流出について。昨年砂川市立病院が開院し、ことしは滝川市立病院が開院いたしました。病院は、新しいだけに気持ちもよく、設備も最新技術の機器類を投入して患者を受け入れております。当市からも今まで以上に両病院へと通院する患者が多くなったように思いますが、いかがでしょうか。また、医師不足からとも思われますが、当市の病院から他市の公立病院へと患者を紹介していることもあるようでございますし、接遇問題等についても解決されていないかに聞こえてきます。そのこと等も患者流出の一因になっているかと思われます。いかがでしょうか。あわせてお伺いいたします。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
お答えをさせていただきます。砂川市立病院、そして滝川市立病院が相次いで新築されまして、病棟の療養環境等が整備されたことによりまして私どもも患者流出に危惧しておりましたが、昨年に比べ入院患者数については病床数の減少もあり、若干減少となっておりますが、外来患者数についてはほぼ横ばいという状況でございます。したがって、数字上から見ますとそのことによって流出をしているというのはなかなか判断はできないわけでございます。また、ほかの病院を紹介しているのではないのかということでございますが、ご承知のように当市立病院では脳神経外科、心臓血管外科などの患者や入院を必要とする整形外科、さらに循環器科などの患者さんを受け入れる診療体制にはなく、これらの専門的治療を行う患者さんにつきましては砂川市立病院あるいは滝川市立病院などへ紹介し、治療を進めさせていただいております。紹介しているというのは、恐らくそういうことを指されているのかなと思いますので、実情をご理解いただきたいと思います。また、夜間、休日の救急診療につきましても担当医師は1名のため、救急搬送患者が重複した際には迅速な診療対応を優先し、近隣の市立病院へ再搬送する場合もございます。こういうことでございます。それから、接遇のご指摘もいただきましたが、病棟の老朽化などにより患者さんには大変ご不便をおかけしておりますが、今後も職員一人一人の接遇意識の徹底を図り、親切丁寧な対応を心がけながら、患者確保に努めてまいりたいと思います。今後とも十分接遇には努力をしてまいりたいと思いますので、ひとつご指導よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
わかりました。患者の流出問題は今後の課題でもございますし、議会側でも市立病院調査特別委員会がありますので、これを通して検討を加えてまいりたいと思います。次に、イ、透析医療の充実と患者確保についてであります。最近は、生まれつき腎臓が悪く、人工透析を受ける人に加え、高齢化に伴う症状からくる人工透析患者がふえているため、人口透析医療を増設する病院がふえてくる傾向にあります。当市でも病院経営のホープとして大変期待されて設立された人工透析医療ですが、患者確保は当初計画のようには大きく進展せず、多少横ばいを続けているかとも思います。近隣の透析病院では、透析技術に加え遠くまでの送迎なども行い、ある民間病院では夜間診療なども含め患者獲得に必死であります。市立病院の診療においては、地元の患者に大変喜ばれておりますが、今後の患者獲得と経営の見通しについてはいかがでしょうか。お伺いいたします。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
透析医療につきましては、1日平均患者数で平成22年度約50名を確保し、経営健全化計画の目標であります40名を上回ったということでございます。また、本年5月末現在では49名ということで、今年度も計画より患者数は上回っている状況でございます。ただ、現体制の中では最大60名まで受け入れが可能な状況でありまして、現状におきましても急性期を中心とした砂川市立病院、滝川市立病院より入院透析患者さんの紹介を受けておりますが、今後も療養病床での入院透析患者さんの受け入れを積極的に行うとともに、患者送迎のさらなる充実を図り、患者確保に努め、収益の確保を図ってまいりたいと思います。民間では遠くまでというお話、私も聞きましたら赤平でも雨竜からということで、結構遠くまで行っているようでありますし、もし遠くにいるとすれば病院も対応する考えはあるということでございますので、ご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
確かに実績は上がっておりますけれども、当初太鼓をたたいてつくり上げたというような感じもありますので、市民にしたらもっともっと透析患者がふえて、もうかっているのではないかと、そんなこともありますので、よろしくお願いしたいと思います。人工透析は医療単価も高く、患者の確保さえできれば病院経営に大きく寄与いたします。そういう意味ではなくてはならない専門医療でございますが、これからも透析医療の充実を患者確保により市民の生命の安全と安心に加え、病院経営に大きく貢献していただくことをお願いするところでございます。続きまして、ウ、医師確保対策の徹底についてであります。医師確保は、古くて新しい悩みであり、また一番克服しなければならないのは確実な医師確保への取り組みでございます。しつこいようでございますが、最も重要なことでございますので、再度質問させていただきました。長い間に積もり積もった不良債務は、経営健全化計画の実施による関係者の努力と一般会計からの多額の繰り入れにより大幅に解消され、計画の前倒しができるまでになりました。しかし、先月5月9日付の北海道新聞朝刊に道内3大学病院研修医定員の半分以下にという見出しで北海道の研修医の充足率が研修医制度が始まった2004年度以降最低となったことが報じられました。本年度の3大学病院の研修医の定員は計185人で、定員充足率は北大50%、札幌医大49%、旭川医大24%となり、北大を除いていずれも大幅に減員となり、今後の医療行政に大きく影を落とすこととなりました。市立病院は、大変な努力の結果、経営は数字的には解決してまいりましたが、一番重要な医師確保への取り組みは今以上に難しくなると思います。万が一医師確保に大きく支障を来したときは、今までの苦労は水の泡となってしまいます。今後の医師確保の見通し非常に厳しいものがございますが、いかがなものでしょうか。お伺いいたします。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
医師確保は、大変大きな課題でございます。全力を挙げなければいけない課題だと思っています。現在最低でも内科の常勤1名を確保する必要がありまして、医師確保対策といたしましては北海道3医育大学からの医師派遣調整への依頼、初期臨床研修医の確保活動、さらに北海道地域医療振興財団及び民間医師紹介会社からの転職情報を重要視しながら、医師確保の活動を進めさせていただいております。全国的には総体的に医師数はふえてきていると言われておりますが、ご承知のように都市部に偏在しておりまして、地方に勤務を希望する医師はなかなかいないというのが状況であり、医師確保は困難を極めているということはご案内のとおりでございます。しかしながら、このまま医師の確保が進まなければ、現在勤務をいただいている医師の負担はますます大きくなり、医師自身も疲弊することも予想されますし、仮にこれ以上勤務されている医師が減少いたしますと赤平のこの健全化計画の収益性の確保、あるいは病院の存続にも影響しかねない状態になりますので、さらにこの医師確保を積極的に進めなければなりません。改めて気を引き締めて私も医師確保に取り組ませていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
医師確保は、最重要課題でございますし、失敗すれば病棟の改築計画にも大きく影響いたしますので、病院長はもちろんでございますけれども、市長も道や大学病院へ医師確保対策として足しげく通うことも必要かと思われます。厳しい内容になるとは思いますけれども、どうぞその辺については市民のためにということでよろしくお願いいたします。次に、雇用対策についてであります。日本経済の低迷による不況は社会全体を覆い、雇用の確保はますます難しく、不安定な非正規労働者の身分保障は依然と遠のいています。そんな中、東日本大震災が発生、未曾有の大災害は日本経済に大きな打撃を与えました。先日の新聞に生活保護が59年ぶりに200万人を超え、道内の受給率は全国の1.9倍にも及ぶことが報じられ、大きなショックを受けたところでございます。空知地方でも倒産が相次いであり、当市の各企業の経営はさらに厳しくなってきていることが想定されます。雇用対策としてのことしの緊急雇用創出事業も昨年より大幅に減り、わずか1,133万8,000円で21年度、22年度の数分の1であります。このような状況ではとても働く人たちに理解が得られないと思います。7月に地方交付税が公表されると思いますが、この中での増額に期待はできるのでしょうか。お伺いいたします。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
雇用対策でございますが、緊急雇用として21年度、22年度の2カ年におきまして草刈りなどの軽作業、また行政情報のさまざまな電子化におけるデータベース化など集中的に緊急雇用対策を実施をしてきたところでございます。当市の緊急雇用に関する事業につきましては、いろいろと役所内で検討いたしましたが、この2カ年で正直申し上げましてほぼ終了したところでございますが、平成23年度では交付税や国の緊急雇用創出事業補助金も活用し、行政需要の課題解決に向けた事業について実施する予定でございます。しかしながら、ご指摘のように過去2カ年と比較すると事業費は減となっております。大幅にと言われると、数字上はそのとおりであります。それでは、過去聞きますと、21、22は結構同規模のところと比較して赤平多かったという話も聞いております。これだけ比較すれば少ないかもしれませんが、かなり2カ年は努力してきたつもりでございます。しかし、とはいいながら現在の厳しい雇用情勢もございますので、改めてどういう雇用がつくれるのか、かなり何回も調査したのですが、なかなかやっぱり上がってこないです。ということは、何かつくらなければ仕事が正直言ってなかなかメニューとしてなくなってきているということでございます。しかし、必要なことでございますので、引き続き庁内でどういう仕事が可能か検討してまいりたいと思います。期限ついた短期雇用でありますので、どうしてもやっぱり仕事は限られてくるということでございます。あわせてことしは市内新卒者で就職されない方いましたので、そうした緊急雇用も今回は特に実施をさせていただきました。額の問題はございますが、そうした内部努力もしているという趣旨はひとつぜひご理解をいただいておきたいと思います。以上です。
質問 5番 若山武信
予算も厳しいこともさることながら、仕事を市のほうで発注できる状況にないというか、お金はあっても仕事を見つけれないということなので、それが一番私どもも心配されるのですけれども、そういう中で何とかやりくりしていただきまして、仕事を見つけていただければと、こんなふうにも思っておりますので、よろしくお願いいたします。次に、④、介護保険事業についてであります。このたびの所信表明では特別養護老人ホームを増床することがうたわれておりましたが、その考え方について伺いたいと思います。市民の高齢化に伴い、年々介護保険事業の利用者がふえておりますが、特別養護老人ホーム等への入所を待ち望んでいる多くの待機者がおります。現在数十人単位の待機者がいるわけでございますが、数年後において団塊の世代が高齢化を迎えたときには現状の施設だけでは到底対応できなくなると想定されるわけでございます。現在あるような施設がこれからもさらに必要となりますが、道や当市における許認可制度の問題等も含め、今後の施設増設、整備等の支援のあり方について考え方を伺いたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
お答えさせていただきます。高齢化が進む当市にありましては、独居高齢者や高齢者のみの世帯が増加し、家庭内での介護力も低下していく中で、介護を必要とする方が住みなれた自宅での生活ができずにやむを得ず介護施設などで介護を受けながら生活をされており、さらには施設への入所を希望され、順番待ちをされている方、あるいは市内施設に入所できずに他市町村の施設を利用されている方もいる状況にあるということは十分認識をしておりまして、そういった意味では必要数は不足をしておりまして、施設の増設も必要と感じております。その中でも特に入所希望者の多い特別養護老人ホームの増床が必要と考えており、明年度、平成24年度から始まります第5期の高齢者保健福祉計画並びに介護保険事業計画の期間の中で整備を進めていくということをこの第5期の中で見込む予定でございます。介護施設の増設などにより介護サービスの提供が充実することは、利用者にとりまして大変望ましいことではありますが、一方では介護保険給付額の増加につながり、個々人に負担していただいている介護保険料が上昇する要因にもなりますことから、ニーズに合った施設を整備することの必要性は認識しながらも、負担していただいている保険料に大きな影響が出ないよう、やはりバランスを考慮しながら施設整備を図っていくことも重要ではないかと思っております。なお、介護施設の新設及び増設につきましては、29床以下の地域密着型小規模施設の場合には市が許可をし、30床以上の広域型施設につきましては道の許可ということになっております。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
そこで、今回市が考えている増設というのは、地域密着型小規模施設ということで29床以下と、それから広域型施設というのは道の許可ということで30床ということでありますが、市はどちらを建てようと考えているのか、増設しようと考えているのかお聞きしたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
広域型施設ということで30床のを考えているということでございます。そういう計画を盛り込みたいということでございます。
質問 5番 若山武信
わかりました。あと詳しいことは後々の議論の中で深めていきたいと思います。ありがとうございました。
質問 5番 若山武信
わかりました。
質問 5番 若山武信
質問の⑤、障害者福祉についてであります。国会における各種委員会が設置されている中で、障害者のための関係法案も審議がされておりますが、最近その会議の委員に障害者の代表も入れるべきであるとの議論がされ始めておりますし、今月14日、障害者虐待防止法が衆議院本会議で可決いたしました。これらのことから確実に障害者福祉については前進していることがうかがわれ、喜ばしい限りでございます。障害者の自立、自覚を促しての自立支援法は、いろいろと問題を抱えながらも改善や見直し論議がされておりますが、各自治体や企業では法律に基づき既に動き始めております。当市においても企業やNPOなどで地域自立型の施設がふえてきておりますが、施政方針にある地域全体で支え合える施設支援とは行政として対象者たちにどう対処していくのか、地域とのかかわりをどう結びつけていくのか、施設支援の今後のあり方についてお伺いいたします。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
お答え申し上げます。ご承知のように障害者の福祉制度は、平成17年の障害者自立支援法の成立によりまして、それまでの支援費制度から大きく変化いたしました。ご承知のように障害者が自立し、就労できる社会を目指しております。こうした中でさまざまな事業が行われておりましたが、しかし最近また国におきましては障がい者制度改革推進会議で障害者自立支援法の見直しも検討されているところであり、サービスの利用者負担を応能負担とする障がい者総合福祉法の制定が審議されているようでございます。このような流れの中で障害者施策は施設から地域へと変化しており、障害者にとって暮らしやすい地域づくりを進めることが大切なことでございます。そこで、地域全体で支え合う施設支援とはということでございますが、障害のある方もない方も互いに理解し、尊重し、支え合う地域社会を目指し、障害者が地域の中で生き生きと暮らしていけるよう、自立や就労に結びつくような自立支援給付サービスを提供し、自立支援法により施設支援をするものでございます。今後も障害者自立支援法の趣旨にのっとり、赤平市障害者基本計画を着実に進めることによりまして障害者福祉の向上に努めてまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
ありがとうございました。続きまして、⑥、低所得労働者層への対応についてであります。現在低迷する経済不況の中で雇用は先細りとなり、労働者の賃金は下がり、低所得者がふえる傾向にあります。共稼ぎのためか近年は子供が1人か、せいぜい2人で、3人いる家庭はまれであります。少子化対策と子育て支援は、多くの議員が多くの定例会の場で議論を交わしてまいりました。私がこのたびこの定例会に取り上げましたのは、年収200万円で5人家族、3人の子供を扶養しており、生活苦にあえいでいる世帯の話でございます。5人家族で200万円の年収では、生活保護基準並みか以下の生活であります。仕事はまじめに働いており、会社の経営上賃金が年々下がってきて現在の生活に至っているようでありますが、生活保護は求めておりません。何か救済方法はないのかと調べてみましたが、福祉関連には見当たらず、住宅家賃等の救済措置、その中で低年金生活者への9割減免措置や雇用対策としての期間限定で9割減免措置があるわけでありますが、働いている場合はどちらにも該当しないとのことでございます。唯一あるのは住宅家賃の5割減額措置だけでございます。民主党政権の主張する子ども手当も政治の駆け引きにより先行き不透明となりました。このように賃金水準が生活保護基準以下になることはゆゆしき問題でありますが、そのような労働者がふえつつあるのも経済低迷下での現実であり、少子化に拍車がかかる元凶ともなっております。子供が多いと子育ても大変ですが、3人以上の子供を持つ家庭だけでなく、まじめに働いている者が生活保護基準以下の暮らしにならないように行政が配慮することも思いやりある政治であり、少子化対策、子育て支援につながるということではないでしょうか。生活保護は、人としての最低生活を法律で守られている当然の権利でありますが、生活保護受給者が安定した暮らしをしている反面、その陰で正直者がばかを見ることのないよう減免、減額、支給、また条例改正等も含めた方法で救済しなければと思っております。健康で働く意欲のある者までもが救済できずに生活保護を進めなければならないということは考えたくありません。ふえつつある低所得労働者層の救済について考え方があれば伺いたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
生活困窮者に対します支援制度といたしましては、最後のセーフティーネットとして病気、けが、失業などにより生活に困窮する方に対しましては、その世帯の最低生活を保障するためご承知のように生活費や住居費などを支給する生活保護制度がございますが、生活保護以外にも第2のセーフティーネットとして離職者であっても住宅を喪失、または喪失するおそれがある方に賃貸住宅の家賃を給付する制度、あるいは必要により日常生活全般に困難を抱えている方に対し住居の入居費や生活費を貸し付ける貸付制度、あるいは公的な給付貸し付けが開始されるまでの間の生活費を貸し付ける制度、あるいはハローワークのあっせんにより職業訓練を受講する方に対する訓練期間中の生活支援給付事業、あるいは資金を運営する制度等がございますが、いずれも仕事を失って生活に困窮されている方に対する支援制度でございます。そのほかにもございますが、社協等でも生活福祉の貸し付けも行っておりますが、さまざまな制度がございますが、必ずしもすべて当てはまるというものではないと思いますが、そうしたことについてはそれぞれご相談をさせていただき、どういうことができるのかケース、ケースで相談をさせていただきたいと思います。住宅料のお話もございますが、市営住宅の家賃につきましては市場家賃よりも大幅に低いものとなっておりますが、さらなる低所得世帯に対しましては一定の基準に基づいて家賃減免制度が設けられております。また、昨年から低年金収入の高齢者、あるいは障害者、母子世帯などに対しまして本来家賃の9割を減額する新たな生活支援策も講じてまいりました。しかしながら、ご質問ございましたような最低基準生活費を下回る収入で子育てをされている世帯に対しましては、そのことを理由とする減免規定は設けておりませんので、現在の既存制度における最大5割までの家賃減額が適用されております。公営住宅が住宅の面でのセーフティーネットの確保という社会保障制度の一環を担っていることを考えますと、お話ありましたような子育て層や低収入に苦しんでおられます世帯の方に対します市営住宅家賃の減免制度について改めて何か方法あるのかどうか検討させていただきたいと思いますので、時間をおかしいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
ありがとうございます。雇用環境が改善されない道内の状況、赤平もそうなのでありますけれども、生活保護受給者はこれからもさらにふえてくることが想定されるわけでありますが、そういう環境の中でまじめに働いても飯も食えない労働者を食えるところまで救済するということが大切でありまして、市長の答弁にありましたが、何とか時間をかしていただきたいということでありますので、これからもよろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。続きまして、⑦、東日本大震災における教訓について、ア、当市の防災対策について。このたびの東日本大震災は、マグニチュード9.0の大地震と1,000年に1度の大津波により東北地方沿岸部に壊滅的被害をもたらし、東京電力福島第一原子力発電所の人災事故も加わり、国難としての未曾有の大災害となりました。このことは、絶対に災害は起きないということはないということと原子力発電への安全神話が崩れた瞬間でありました。道の高橋知事も東日本大震災を踏まえ、地域の防災対策の強化や原発の安全確保等に全力を挙げる考え方を示したところであります。空知地方は比較的地震も少なく、ダムによる治水対策や住宅構造の改善等により、かつてのような空知川のはんらんによる水害や木造家屋時代の大火など被災者が大量に発生するような災害は想定しづらいわけであります。私たち議会でも今までの当市の防災対策論議にはそんな甘さがあったと思っています。それでも、絶対ないということは断言できませんので、このたびの東日本大震災を教訓として毛布類や低廉食料等を中心とした常備食、薬など災害時に必要な物品の備蓄など、地域事情に即した対応は必要かと思います。先日の予算審査特別委員会におきまして、それらの物資の備蓄については準備中であることが判明したところでございます。対応の早さは評価いたします。また、当市の消防職員による地域の避難訓練が定期的になされているようでありますが、私が見たところ参加者は少し少ないような気もいたします。今後は全市的な防災意識の向上対策とさらなる訓練が必要となると思います。今後の地域防災体制の確保への新たな考え方について伺いたいと思います。また、防災対策の周知徹底は必要であり、このたびの大震災の教訓でもあります。さらに、情報発信も効果的でなければなりません。広報、町内会報、老人クラブだよりほか、各種組織の利用など伝達方法はいろいろありますが、防災対策への周知徹底の考え方についてあわせて伺いたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
本市におきましては、近年大規模な災害もなく、正直申し上げまして防災備蓄品の必要性については希薄であったということは否めないところでございます。このたびの震災を教訓に災害備蓄品を計画的に整えることといたしまして、今回の補正予算で計上させていただいたところでございます。本年度の備蓄予定、もう既にご説明をさせていただきましたが、本年度は毛布類一式2,000枚を一括備蓄をすると。また、食料と飲料水は賞味期限を考慮いたしまして、5年計画で2,000人分を備蓄する予定でございます。なお、薬等の災害時に必要な他の物品の備蓄につきましては、市内外の大型販売店と協定を結んでおり、これらを流通備蓄と考えております。次に、災害を想定した訓練につきましては、赤平市総合防災訓練といたしまして毎年8月の防災週間にあわせて実施をさせていただいているところでございます。一昨年、平成21年には西文京町の河川敷において実施をし、昨年、平成22年には泉町の河川敷において大雨による被害を想定しての地域住民に参加をいただいた防災訓練を実施をいたしております。本年につきましては、8月27日に東公民館を会場といたしまして、本年度は地震による被害を想定し、茂尻、百戸町地区の住民の皆さんの参加協力をお願いをいたしまして、住民避難訓練、それから住居スペース作製訓練及び炊き出し訓練等を計画しておりまして、ぜひとも多数の参加を願う次第でございます。市民に対する情報伝達方法につきましては、市の広報あるいはホームページ等を活用して周知してまいりました。ことし計画しております当市の総合防災訓練の周知方法といたしましては、事前に茂尻、百戸地区の町内会役員の方々に対しまして説明会を開催し、多数のご参加とご協力をお願いしたいというふうに考えております。広報等につきましては、今後におきましても効果的な広報、効果的な方法を検討してまいりますので、今後ともご指導いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
質問 5番 若山武信
理解いたしました。大震災でも日ごろの避難訓練が功を奏し、被害が少なかった地区の例もテレビで紹介されておりましたので、これからも定期的な避難訓練の強化をお願いするところでございます。次、自然エネルギーの転換については、これはパスさせていただきます。