赤平市議会 平成22年第1回定例会 2010年3月11日
(1)市政執行方針について/(2)教育行政執行方針について
2010年3月11日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、北市勲議員が「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 北市勲 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 6番 北市勲
知新会を代表して、平成22年度市政執行方針及び教育行政執行方針につきまして、通告に従い、質問させていただきます。ご答弁のほどよろしくお願い申し上げます。大綱1、市政執行方針について、①、平成22年度予算についてお尋ねいたします。平成22年度の予算は、平成20年度の決算をもって財政再生団体が回避できた最初の予算として、赤平市の財政健全化計画改訂版に基づき、第5次赤平市総合計画の諸施策を推進するために編成されたと概要を述べられました。特に急速に進む人口減や少子高齢化の影響が懸念されるため、産業振興、住環境整備、少子化対策の3つを重点プロジェクトの柱とした諸施策を実現し、市民とともに安心して暮らせるまちづくりを進めたいと、市長の考えが述べられておりました。私どもも、この考え方には大いに賛同するものでもあります。しかし、平成20年3月に策定されました赤平市財政健全化計画改訂版で財政健全化判断の基準である連結実質赤字比率も改善し、財政再生団体回避のために多くの市民に支援と協力をいただきました。特に市職員等給与及び職員数の削減、基金の取り崩しや建設事業の先送り、各団体等の補助金削減など内部改革を実施し、さらに直接市民生活にかかわる部分として軽自動車税の見直し、住宅使用料の改正、水道料改正や保育料の見直しなど多くの市民に協力をいただき、期待どおりの成果を上げ、財政再生団体の回避が達成できました。この結果として、平成22年度の予算は前年比13%増の、10億447万円増の87億1,371万円と、この予算が確保できたと思っております。その予算の中を見ますと、普通建設事業費約10億7,000万円、前年比165.9%増及び市立病院の繰出金9億9,200万円、前年比35.4%増及び人件費として約16億4,200万円、前年比38.9%増と、公債費が9億645万円と、これについては前年比9.2%減となっておりますので、非常に前年から見れば伸びの見える予算であろうと、このように思いますが、しかし一般市民の目線から見れば、今回の財政再生団体回避した後の結果として、市民生活はどのように変わるのか、あるいはどのようによくなるのかという素朴な疑問が生じてきます。この市民の疑問に対して、この平成22年度予算についてはどのように配分されたのか、配慮されたのか、このことについての考え方をお聞かせ願いたいと思います。市民の中には、やはり財政再生団体回避ができたと、本当にだれがよかったのかと、直接肌身に感ずる部分がない、そのような考え方も市民の中にございます。ぜひこのことについて市長さんの考え方をお聞かせ願いたいと思います。②、市立赤平総合病院健全化計画についてお尋ねをいたします。今議会におきまして、市立赤平総合病院健全化計画を5項目の意見を付して議決をいたしました。このたびの経営健全化計画は、資金不足比率の解消と公立病院特例債発行の条件遂行計画であり、市立病院を存続するためには絶対に失敗が許されない計画でもあります。病院を存続するということは、基本的には医師の確保と定着が大絶対条件であります。必須条件であり、欠かすことのできない条件でもあります。どんな立派な計画をつくられても、医師が確保できなければ、病院の存続はあり得ません。本計画の中には、医師の定着と確保について具体的には述べられておりませんが、個別外部監査報告にもありますように臨床経験の長い医師の確保と定着をしてくださいと述べておられますが、基本的にはこのような臨床経験の長い医師に来ていただくためには、赤平市立病院の医療レベルの維持や医師のスキルアップがなされなければなりません。そのような医療環境を整備しなければならない、そういうことがここで求められているわけで、その辺についての具体的な話は書いてはございませんが、委員会でもそのような意見を私も若干申し上げました。市立病院の存続につきましては、多くの市民から望まれております。その市民の要望にこたえるべく、市長、院長先生が先頭に立ってこの経営健全化計画の遂行に当たっていただきたく、改めて市長さんの決意をお聞かせ願いたいと思います。③、市有地の活用について。赤平市における今までの人口定住促進政策は、公的住宅の整備と宅地の分譲、この2点に絞って進められてまいりました。確かに公的住宅については、これの整備につきましては、今まで産炭地基金等を利用して着実に進められてきております。しかし、宅地の分譲については、近年の厳しい経済状況から思うように、期待どおりに売れていないのが現状であります。また、最近の市営住宅の解体等により、取り壊し等により、利用予定のない市有地がふえてきていることも事実でございます。本年度も従来どおりの政策で人口減少の歯どめや人口の定着を図ろうとしておりますが、しかし分譲だけで定着や歯どめがかかるとは思っておりません。そこで、私どもは分譲のほかにいわゆる貸し付けによる土地利用ということを提案いたしたいと思います。この提案につきましては、ある程度貸し付けにより自由に使っていただいて、その使い方としては、もちろん家を建ててもらっても結構だ、それから野菜や花を植えて趣味を楽しんでもらっても結構だというような、そういった幅の広い使い方をして、結果として人口減少の歯どめや人口定着に結びつく可能性が生まれてくるということで、この一つの案を提案をいたしたいと思いますので、もし考えがございましたら、お聞かせ願いたいと思います。④、エルム高原について。エルム高原につきましては、今までいろいろと議論をしてまいりました。赤平市における数少ない観光資源として、開発以来多くの税金も投入されてまいりました。残念ながら、年ごとに利用者が減ってきて、今はある意味でじり貧の状況にあります。昨年に策定されました第5次赤平市総合計画においても、既存設備を、施設を最大限に活用し、自然味あふれるイベントの開催など効果的な事業を推進したいと、このように、あるいはルートの開発を、観光ルートの開発を進めたいと述べておられますが、振り返ってみてもこのようなことが行われたとは到底考えられない。エルム高原の持っている、非常に有効に使わなければならない財産を使い切っていないと、このように私としては見受けられます。ことしの施政方針の中にも、お客様が喜び、満足してもらえる企画、構想を提案していくと、このように計画は述べられておりますが、本当に行政として構想、企画を提案して、今まで以上の活性化が望めるのか、大変疑問に感じる部分でもございます。また、ことしはエルム高原内に、世界的に活躍されている流政之氏より寄贈された彫刻作品の設置計画がございます。この計画は、エルム高原をこれからどのように結びつけていくのか、活性化にどのようにしていくのか、この辺の考え方も同時にお聞かせ願いたいと思います。また、先ほど申しましたエルム高原につきましても、過去3年にわたって休止しておりますエルム森林公園も含めて、これからどのような位置づけでこの公園を発展させるのか、それも含めてご答弁をお願いいたしたいと思います。大綱2、教育行政執行方針についてお尋ねいたします。①、赤平高等学校について。ことしの公立高等学校の入学試験が今月の3日に実施されました。赤平高校については、入学願書提出数が募集人員40名のところ22名と非常に定員に満たない人数で、大変残念に思っている一人でもあります。ちなみに、この新聞報道によりますと、空知北学区ですか、これはかなり定員数に満たないところがふえていますけれども、それにしても赤平高等学校22名、そのうち、赤平市内の中学卒業生が106名いるうち、わずか18名しか赤平高校を希望しなかったと。17%です。非常に寂しい限りです。このような状態が続けば、今まで地元唯一の高校として残したいと、そういうかけ声はありましたけれども、これでは赤平高校の存続は厳しい状況になるのでないかと危惧をしております。そこで、今赤平市教育委員会にお尋ねしたいことは、なぜ赤平の子供たちがこの赤平高等学校に進もうとしないのか、それから生徒、保護者が高等学校を選択するときどういうものを基準にして選んでいるのか、また22名しか、赤平から18名しか受験しなかったという、この現実を踏まえ、これをどうとらえているのか、教育委員会としての考え方があればお聞かせ願いたいと思います。②の体育施設でございますが、本年度の方針として社会教育振興、体育振興に向けて、現状の体育施設を集約するために市民プールを総合体育館周辺に新築移転をすると、こういう計画ありますが、非常に結構なことだと思っております。現在の市民プールはまち外れにあり、非常に人が集まりにくい状況であろうかと思いますが、そういう意味でもまちの中に新築移転することについては大賛成でもございます。ただ、あそこに移すということは将来的に赤平にある体育施設、特に屋外も屋内も含めて集約するというような基本構想がなければ、あれはあれで終わってしまうのかなと。今あそこから離れているところにある体育施設といえば、市営テニスコートがございます。一昨年ですか、あそこの土地の問題でいろいろと議論させていただきましたけれども、結果的に借地ということで今年度から、調べてみますと、借地料が6割ほど高い料金を払わなければならないと。こういうことが続くとなると、かなりこれから先大変だなと、このように感じるわけですが、できることなら市営テニスコート、既に我々もあそこに夜間照明施設は設置しないということを決めて、そうなっておりますので、これから先大幅な修理、修繕をしなければならないときは必ず来ると思います。そういう意味で、今あのテニスコートを将来どうするのか等も含めて、体育施設の集約化ということで、基本構想があるのであれば、聞かせていただきたいと、このように思っております。以上、1回目の質問を終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
それでは、22年度の市政執行方針につきましてご質問ございましたので、順番にお答えをさせていただきます。最初に、①の平成22年度予算についてであります。ご承知のように平成22年度予算の編成に当たりましては、赤平市財政健全化計画を基本としつつ、第5次赤平市総合計画の諸施策を推進する予算、さらに厳しい経済、雇用情勢踏まえまして、建設事業の大幅な増額、さらに緊急雇用創出事業など、こうしたことに対しまして重点的に予算を配分させていただいたところでございます。既に市政執行方針並びに過日の予算の提案説明の中でも申し上げてきた内容の重複は避けたいと思いますが、財政再生団体入りを回避したことに伴うご質問、その市民に関係する22年度予算の考え方ということでございますので、特徴的なものをご説明を申し上げたいと思います。あかびらスクラムプランを策定いたしました平成18年度以降、市民の皆様には行政改革に対する理解とさまざまなご協力をいただき、その結果が実を結びまして、財政健全化法による4指標すべてをクリアをいたしまして、一気におかげさまで健全化段階に移行することができました。こうした中で近年では、建設事業の大幅な抑制、新たなまちづくりに関する施策も着手することができないということで、正直申し上げまして縮減、我慢の続く予算であったかと思います。こうした経過を踏まえまして、22年度予算の編成に当たりましては、決して気を緩めるということではございませんが、財政も一定程度回復したことによりまして、可能な範囲で必要な予算の復活と将来を見据えた新たな施策に取り組むことを基本的な考え方として編成をしたところであります。主な内容を申し上げたいと思いますが、建設事業につきましてはプール等がございますが、市民利用のほか建設業等の経済、雇用対策にもつながりますことから、福栄団地の継続事業に加えまして、22年度から茂尻第1団地、新春日団地の着手、また小中学校の耐震化事業を22年度から1校ずつ整備をしていく。さらに、市民プール移転新設の予算などを計上し、さらに要望のかなり多い町内会館等の補修、水洗化工事も行ってまいりたいと思います。さらに、プレミアムつき商品券発行助成につきましては、既に限度額の見直し等により一人でも多くの市民の皆さんの生活を応援できるよう商工会議所に検討をお願いしておりまして、消費者はもちろんでありますが、商業活性化を期待したいというふうに考えております。新規事業でありますあんしん住宅助成事業につきましては、耐震補強、構造強化、省エネリフォーム、さらに老朽住宅の除却費用の一部を助成するものでありまして、特に子育て世帯に対しましては助成限度額の引き上げも行っております。また、図書整備につきましては、21年度に引き続きまして小中学校の図書整備、また21年度から23年度までの間あかびらガンバレ応援基金を活用いたしまして、図書館の図書購入予算を重点配分をしております。各町内会に対します行政事務謝金につきましても、町内会活動予算の厳しい現状を踏まえまして、平成19年度30%削減お願いしましたが、19年度ベースにこのたびは復活をさせていただきました。また、国民健康保険特別会計の特定健康診査事業につきましては、健康増進と自己負担の軽減を図るために自己負担額を1,000円から500円に引き下げております。また、公営住宅や道路の修繕料につきましても増額をしており、また存続される各公共施設の有効利用に向けまして、設備の整備費用についても予算計上しております。さらに、病院の繰出金の増額につきましては、市民の命と健康を守るといった観点で、やはりこのたびご承知のように大きな予算づけと言えるかと思います。このほか平成19年3月に策定をいたしました赤平市財政健全化計画の中では、21年度から固定資産税の税率を引き上げると、こういう計画でございましたが、しかしその後の厳しい経済状況もありますので、今日まで引き上げは見送っているということでございます。また、市民生活に直結といった点では、いろいろなとらえ方があると思いますが、今申し上げた内容につきましては十分私は市民の皆さん方に関係するものであるというふうに考えております。なお、税、使用料等のお話もございましたが、値上げをさせていただきましたもののうち、公的住宅の使用料につきましては、炭鉱閉山による影響を緩和するために政策的に長年料金改定を行ってこなかったわけでありますが、閉山後10年以上を経過し、受益者負担の適正化を図るという観点で、公営住宅法等に基づいて現在の使用料が設定されております。水道料につきましては、申し上げるまでもなく公営企業会計でありまして、独立採算制を維持するための現在の料金設定であり、あくまでも受益者負担の原則に基づくものであるということでございます。なお、軽自動車税につきましては、私どもも税制を安易に変更すべきではないというふうに判断をしておりますが、今後の財政の見通し、あるいは長期展望に立った上で状況を見ながら、この税率をどうするか、下げたらいいのではないかという話も経過ではございましたが、状況を見ながら検討させていただきたいと思っております。また、行政内部といたしましては職員の給料12.5%削減を、若干でありますが、11%削減にこのたびは回復させていただいたところでございます。今後におきましても、病院の経営健全化という大きな課題を抱えており、一方では市税の減少、地方交付税等の不確定要素も多分にございますことから、引き続き財政健全化に一層努力してまいりたいと思います。よろしくご理解いただきたいと思います。次に、②は市立赤平総合病院の経営健全化計画についてでございます。市立病院の経営健全化計画につきましては、ご承知のように個別外部監査報告あるいは改革プラン評価委員会の評価等を踏まえた上で策定し、過日議会のご審議をいただいたところでございます。申し上げるもなく、市立病院の存続は、少子高齢化が進み、また当市は障害を持っている方々の率も非常に高いという特徴点もございますし、さらに近年市内で3つの診療所が閉院している現状、さらに中空知圏域の中での機能、こういうことを含めまして、やはり当病院としての役割も担っておりますことから、規模の適正化による経営の効率化、収支の安定、患者サービスの充実等を柱とするこのたびの計画でありますが、この計画の実行は当市の当面する最大の、私は最重要課題というふうに認識をしておりまして、先般の特別委員会におきましても、病院再建の最後のとも言える計画であるというご指摘もいただいております。私どもとしては、この計画実行のため、十分そうした議会の意見も踏まえながら、全精力を傾注して計画を推進してまいる所存でございます。また、このたびの経営健全化計画の実行に当たりましては、ご意見ございましたように医師の安定的な確保が必要不可欠な要素でございます。これまでも住環境の整備として医師住宅の新築及び改修を行ってまいりましたが、医師の定着のためにはさらに働きやすい職場環境づくり、また院内の症例検討の充実と、また各種学会等への積極的な参加など医師としてのスキルアップへの支援、さらに充実した報酬体系のあり方と、こういう全般的な、こうしたことをやはり重要な案件というふうに私ども考えております。今後も安定的に医師が定着していただけるよう、経営状況を見ながらでありますが、医師への環境づくりを進めてまいりたい、努力をさせていただきたいと思っております。ご理解いただきたいと思います。次に、③の市有地の活用について申し上げます。ご承知のとおりこれまで旧赤平小学校跡地あるいは旧恵光園などの用地を売却するなど、私どもとしても市有地の有効利用に努めているところでございますが、本年度におきましても旧平岸公園用地、さらに旧寿の家、茂尻老人クラブ用地等の売却を行っておりますし、分譲地につきましては豊丘南団地の27区画を含む市内32区画をホームページ等を含めPRをさせていただき、豊丘南団地につきましては2区画を売却することができました。しかしながら、先ほどご質問の中にもございましたが、豊栄団地など市営住宅を除却した跡地などの未利用地につきましては、今後その有効活用について検討していかなければならないと考えております。さらに、分譲地につきましても売却ではなく、貸し付けによって少ない資金でマイホームが取得でき、そのことが定住促進につながる、やはり私も一つの有効な手段であるというふうに期待もできますので、お貸しする料金等条件などを具体的に検討をしてまいりたいというふうに思います。4番目のエルム高原についてでございますが、エルム高原施設につきましては緑あふれる自然環境を生かした施設でありまして、ご指摘のように暫減傾向にはございますが、市民はもとより市外の方からも利用されているやはり当市最大の観光施設と言っていいと思います。ご意見ございましたエルム森林公園でございますが、財政健全化計画による施設見直しによりまして、残念ながら平成18年度で休止をさせていただいておりますが、最近エルム森林公園につながります林道、エルム林道、舗装された林道ですが、これも開通したようでありますし、こうした林道活用も含め、有効に利用できないかどうか。ただ、あの施設がかなりやはり傷んできている部分もあるというふうにお聞きしておりますが、せっかくの、林道ですから目的は違いますが、あの場所に直結する、近くに直結する道路でもございますし、こんなことで何かできないかなということも含めて、十分考えてみる余地はあるのではないかというふうな気がしております。これ現在は、公園的要素を兼ね備えました家族旅行村を中心にオートキャンプ場、保養センター、さらにケビン村が隣接をしておりまして、自然を十分生かし切っていないというご指摘でございますが、私も正直言いまして、言う立場ではございませんが、ご指摘は決して否定できないというふうに思っております。今後はさらに市内の学校、また青少年の健全育成活動の場として、また市民団体や町内会等の行事で使えないのかどうか、さらに市内企業さんで研修等にケビンを含めて活用できないのかどうか、さらに近隣の市町村あるいは企業、こうしたところへの市場開拓を含めまして、新たな取り組み、アイデア等も十分やはり検討していかなければならないと思います。そういうことで市民の皆さんを初め、利用者の皆様に安心して喜ばれる施設として、多くの皆さん方に余暇利用いただけるよう努力してまいりたいと思います。また、ご承知のように市民や奉仕団体、ライオンズクラブさんもそうでありますが、さらに企業等の参加によりまして、施設内、さらにつながります道路に桜の植樹もして、結構施設内は成長してきております。こうしたことを生かす取り組み、あるいはお話にございました、本年度に寄贈いただきました世界的な彫刻家であります流先生の作品、「先山」という作品でありますが、6月に一応設置をしたいというふうに考えておりますが、このせっかくの彫刻でありますので、これを有効的に活用することはできないのかどうか、エルム高原に新たに流先生の作品の設置を機会に文化的要素、こうしたことを取り入れて、あの地域が少しでも魅力アップできないか、こんなこともやはり検討する必要あるというふうに考えているところでございます。さらに、市内に点在する産業遺産、ズリ山階段などの地域資源を有効利用するとともに、物づくり体験、工場見学による産業観光の創出に市内企業、近隣自治体と連携を図り、また産企協、観光協会などの関係団体と協議しながら、新たな広域観光ルートの開発など、エルム高原が赤平市の観光拠点としてなるよう、さらに努力をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。以上、私の答弁とさせていただきます。
答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)
赤平高校についてでありますが、お答えをさせていただきたいと思います。赤平高校の志願者、入学者数は平成17年度から40名弱で推移しており、安定したかに見えたものの、20年、21年では地元からの志願者が20名を切るという状態であります。一方、芦別、滝川への志願者数ですけれども、一時芦別へは暫減傾向でありましたけれども、再び増加の傾向にあるということであります。そこで、議員ご指摘のなぜ赤平高校を地元の生徒が志願しないのか、志願者数が少ないのか、あるいは高校選択の基準は何なのかというふうなことでありますが、まず考えられる要因として子供と保護者の高校選びの基準でありますけれども、市内の2中学校では野球あるいはバレーボール、ソフトボール部と、そして赤平中学校では吹奏楽部と非常に部活動が活発であると。結果として、そのことが赤平高校への選択肢とならずに、近隣市へ流れていっているものというふうに見ることができますし、加えて赤平高校の頑張り、非常に頑張っているわけですけれども、そのことが子供、保護者の目に入っておらず、特に屋外での活動の姿というのがほとんど見えていないというのが現状であります。また、赤平高校はご存じのように道立、道教委の直轄校であります。そういったことも地元中学校、それから教育委員会との連携をある意味では希薄にさせている原因ではないかなというふうに思います。本来通学に要する経済的な負担、そして時間的な制約を考えていけば、当然地元の高校を選択するのがベストであるというふうに考えますが、残念ながら地元の中学生、多くの生徒から選択されていないというのが現状であります。生徒、保護者の考える高校選択の基準というのは、何といってもやはり将来を見据えて、高校3年間を通して、自分の夢だとか希望が実現できるかどうかというのがまず第一でありますし、また一方ではこれまでの部活動等の経験というものが生かされていくのかと、高校生活で生かされるのかというふうなことも考えられる基準だというふうに思います。かつて小学区制の時代であれば、高校選択の余地はなくて、全部地元の高校へと進んだものでしたけれども、中学区制、そして大学区制というふうに学区が拡大されていっています。学区が広がるということは、それだけ子供たちの高校選択の視野が広がるということでありますから、このことは都市部を中心とする学校選択の自由という発想が学区の拡大をもたらしてきたということであって、そのことが、学区の拡大というのがまた高校にとっては選ばれる高校づくりというのも余儀なくされていったところであります。赤平、少子化、そして過疎化というふうな中で、赤平高校にとって、またそうした大事な特色ある高校づくりというふうな部分について若干ないがしろにされてきたということの感も否めない事実でありますし、間口が減らされてきたという大きな要因ではないかなというふうに思います。また、そうした中で本市としては今年度生徒の資格取得のための費用や学校活動全般に使われる赤平高校に対する補助金等の増額も行って、そういった面から側面的な支援はしてきておりますけれども、いずれにしましても中学校から選択される高校づくりというのが大前提だというふうに思います。1間口という小規模の限界はあるものの、逆に小規模の、ならではのメリットを最大限にPRしながら、志願者の確保に努めていきたいというふうに考えておりますので、ご理解をお願いをしたいというふうに思います。次に、体育施設についてでありますけれども、体育施設については本市の厳しい財政状況もあり、効率的、効果的な運営に努めてきました。このたび市民プールを総合的な体育施設として、その体育施設としての利便性というものを考えながら、総合体育館近くに移転することにしたことについてはご承知のとおりであります。そこで、今後の集約の計画でありますけれども、現在は、現在のところ確定的な計画と、構想というものは持っておりません。計画と申しましても、ある意味では利用できる土地の広さの問題もありますし、施設の種類も限られてくるものというふうに考えます。いずれにしましても、将来的に新たな体育施設を移転または建設する場合には、今回のプール移転と同様の考え方で進めていくべきではないかなというふうに考えているところであります。今後も赤平の状況にとって効果的な施設整備に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたく、お願いを申し上げたいというふうに思います。以上であります。
質問 6番 北市勲
各項目にわたりご答弁いただきまして、ありがとうございました。二、三点ちょっと再質問させていただきます。先ほど市長さんから答弁ありました。本年度の予算の中で確かに建設事業、それからプレミアム商品券等いろいろと市民の生活に直結する部分としての事業もあります。ただ、素朴な疑問として、やはり市民の目線から見れば、今までこの再生団体回避のために直接私どもの市民のお財布から協力させてもらったと。その割には、その還元として直接ないのでないかというような、そういった実感が感じられないと、このような感覚が市民の中にあります。例えば先ほど水道料金のお話もありましたけれども、水道料金は例えてみれば年寄りだろうが、子供であろうが、病人であろうが、何だろうが、とにかく人間が生きている限り、すべての人が協力要請された部分であろうと。軽自動車税、これは持っている人しか対象にならないけれども、あるいは市営住宅だって、そこに住んでいる人しか影響なかったかもしれない。しかし、水道料は違います。これはいわゆる我々のライフラインの大事な部分で、老若男女、大人も子供もすべての人がこれの対象になると。そういう意味でいえば、本当に直結した部分であろうと。この辺のところが非常に私としても気になる部分であると。もちろん市民としてもすごく協力したのだと、そして結果として回避ができたのだと、ではどうなのだと、こういった考え方があるのは決して否定はできないと、このように思っています。確かにプレミアム商品券、これもある意味では個々に還元の部分があろうかと思います。先ほど1人当たりの購入券の額、枚数も検討しているという話でしたけれども、ぜひ。昨年の12月私も見に行きました。非常に評判がよく、すぐ売れてしまったと。欲しかったという市民がかなりいるのです。そういう意味で、どのぐらいの人が欲しかったのか、どのぐらいの人が手に入れられなかったのかと、その辺のことも十分検討して、できるだけ多くの市民にこれが還元されるような形でやっていただきたいなと、このように思っていますので、何かこれに対して考え方あればお聞かせ願いたいと思います。次に、病院問題ですが、病院は本当に先ほども市長さんもおっしゃっていましたが、医師がいなければどうもならないのだと、そういう意味で、いろんな意味で住宅整備やらやっていると、もちろんスキルアップも大事だと、そういうことで先ほど市長さんの決意を聞きまして、私も大変安心いたしましたし、病院の中にある医師確保検討委員会も非常に頑張っている。おとといの読売新聞にも載っておりました。病院独自でああいうものをつくるのは全国的にも例がないと、非常に大きく新聞報道されていました。私どももこの病院の健全化計画、あるいは病院の存続に向けてできる限りの協力はいたしたいと思いますので、ひとつ皆さんで頑張っていただきたいと、このように思っております。エルム高原のことは、エルム高原では、先ほどいろんな団体、私の入っている団体もありますけれども、いわゆるあそこを市民が大事だと思っていることについては何ら変わるところがないと。そういう意味で民間企業、学校、それから民間団体があそこをどういうぐあいにしたら自分たちが利用したいのだというような意見聞くのも大事なことだと思うのです。行政の立場だけで物を考えても、なかなか市民感覚とマッチしない部分があろうかと思いますので、ぜひその辺も含めて、そういった各団体が、もし自分たちが使うとすれば、どういうことが一番いいのかというような意見聞くこともひとつやっていただきたいと、このように思います。これにつきましても何かご意見がございましたら、お聞かせ願いたいと思います。それから、市有地の件です。活用の件ですが、持ち家制度、全国的にこの例が、ちょっと私も記憶定かでないのですが、たしかあると思います。特に大都市圏は余りこういうことやっていないのですけれども、地方の小都市なんかは、やはり今人口減少の問題抱えているところは、土地を買ってもらって持ち家を促進といっても大変なお金かかると、そういう意味で土地を貸すことで持ち家を安いコストでできると、こういうことが全国的に私の知っている範囲内で2カ所ぐらいはちょっとありますけれども、多分その辺もあろうかと思います。ぜひこのことについては、これから決して人口がふえるだとか、減少の歯どめになるとかということにはならないかもしれないけれども、しかしこれはやってみなければわからぬ。そういうことで、ひとつ積極的に取り組んでいただきたいと、このように思います。これにつきましても市のほうで何かありましたら、お聞かせ願いたいと思います。それから、高等学校の問題ですけれども、確かに1間口しかない学校だと、部活は非常に部活の窓口がないといいますか、そういう意味で高校を選ぶというのも一つの考え方ですけれども、私はやっぱり基本的には赤平の高校へ行ったのでは次が進めないのでないかという子供たちあるいは親の不安があるのでないかと、このように感じている部分です。実際に赤平高等学校の卒業生がどのぐらい大学に進んで、あるいは上級の学校へ進むとかというのはちょっとわかりませんけれども、私どもの感覚にすれば、高校はある意味で選ばれるか、選ばれないかという問題はどこにあるのかということの本質をもう少しやはり小中学校あたりから考えていくべきでないのかなと、このように思っておりますので、この辺についても何かお考えありましたら、お聞かせ願いたいと思います。以上です。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
22年度予算に関係いたしまして、市民還元ということでございますが、感情としては私も理解はいたします。例えば水道料を例に挙げて、そのとおりだと思いますが、水道料につきましては先ほど申し上げましたようにあくまでも公営企業、病院もそうでありますが、累積の不良債務を解消しなければならないというのが大きな理由で料金改定をしてきたと。一般会計が苦しいから、水道料上げたり、下水道改正したということでは決してございません。あくまでも不良債務を解消して水道事業会計を健全経営しようというのが大きな目的でございました。なおかつ、今私ども内部で聞いているのは、いずれ何年か後には水道事業また赤字が出てくると。そのときどうするのかと。また料金上げるかと。正直言ってかなり、決して安くないです、赤平の料金は。これ以上上げると大変な問題になってきますが、いずれまた検討しなければならぬ時期が参ります。上げたり、下げたりということは当然できませんし、ぜひそういう意味での水道料に限ってはそういう料金改定だったと。したがって、健全化団体から、早期団体から逃れたから還元しましょうという、私は考えわかりますけれども、そういうものだということでやはり市民の皆さん方に理解をいただきたい。例えば保育料も上げさせていただきましたが、これはほとんどの自治体、同じでなければならぬということはございませんが、国の基準に合わせています。赤平は国の基準以下だった。それをこのたび国の基準まで引き上げさせていただいたと。落ちついたら、また下げるのかということになってきます。決して赤平だけが、例えば保育料を例にとれば安いほうが結構ですが、特別高く取っているわけではないと、国の基準並みに合わさせていただいたというのが例えば保育料でございます。しかし、限られた期間の中でいろんな負担がありましたから、そうした負担感が非常に重かったということは私ども理解をしております。しかし、料金についてはそういうことでありますので、ご理解をいただきたいということで、先ほど答弁の中で何点か申し上げましたが、私どももどうやってやはり少しでも……正直言って職員給料も少し戻しました。やっぱり市民だって戻さなければ、これは職員の給与だけということにはならぬのではないのかということは当然私どもも内部議論いたしました。したがって、直接でありませんが、間接的にやはり市民の皆さん方の生活にかかわるさまざまなやはり予算について前段申し上げたとおりに予算づけをさせていただいた。十分ではないかもしれません。それが市民に対するお礼、還元というふうに私は理解をしております。さらに、全市民がかかわります町内会、非常にご苦労されています。後ほどまた会館等のご質問も通告いただいておりますが、非常にご苦労されています。したがって、30%をカットいたしました行政事務謝金、それをこの際戻させていただこうと、少しでもお返ししようというのが発想でございまして、そのことで十分ということではございませんが、そういうことを含めて私どももかなり気は使ったつもりではございますが、まだまだ足りないと言われれば、そのとおりかもしれませんが、単純に上げた料金を戻せとか、下げろとかという、私はそういう考えではなくて、いろんな面で市民の皆さん方の生活にかかわるものをやはり予算づけをさせていただきたいという意味でご理解いただければなというふうに思いまして、私ども今後また住民懇談会等も1回目5月に予定しておりますので、当然新年度予算、市民向け予算書もつくってまいりますので、そういう中でまたいろいろとご説明をさせていただきたいと思っています。病院につきましては、ご意見ということでございますので、私どもとしては厳しい課題はたくさんございまして、口で言うほど、言葉で言うほど簡単な計画ではございませんが、私どもとしては地域医療を確保するために、病院を残すために懸命の努力をしたいと思いますし、一方で根本的な問題であります、この医療制度の問題、国等に対して地域医療が持続できるような、そんな施策をぜひやはりとってほしいと。少しずつ改善はされてきておりまして、医師確保等の施策も出てきておりますが、これとても時間がかかってまいります。さらに、そういうことを一方でやはり求めていくことが私は必要であるというふうに考えております。エルム高原につきましては、さまざまご意見ございましたし、私も先ほど申し上げましたが、公社と一緒になって、ある面では任せ切りということも正直言ってなかったわけではございません。そうした反省を含めて、努力をさせていただきたいと思います。よろしくまたご協力いただきたいと思います。
答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)
先ほどもちょっと申し上げましたが、ある意味では大学への進学というふうな部分なのですが、結構経済的な理由から地元の高校へというふうな生徒の中で、今年度も高校の指定校枠を使って、道内の有名私大に入学しているというふうな生徒もおります、現実に。そういったこと、指定校枠なんかは結構赤平高校持っているわけで、私ども中学校の進路担当者等と話するときにも、先ほど言いましたが、小規模ならではのメリットと、小規模校ならではのメリットという中に、この指定校枠を活用して、そして本当に頑張れば1間口、小規模校からでも大学進学は可能なのですよというふうなことを随分PRをしているのですが、現実的にはそういった枠を使う生徒は若干少ないというふうなことで、裏には恐らく経済的な負担というふうな部分も要因としては考えられるのでないかというふうに考えています。いずれにしましても、そういう指定校枠だとか、あるいは赤平高校の教育活動が中学生の中にしっかりと頭の中に入るような、あるいは見えるような高校づくりということで限界はあるのですが、高校側にも随時要請をしていきたいというふうに考えていますので、よろしくご理解をお願いしたいと思います。
再質問 6番 北市勲
各項目につきまして再質問をさせていただきました。大変ありがとうございます。私どももこの22年度、この予算の中でできるだけ、できる部分はすべて協力していきたいと、このように思っておりますので、今後どうぞよろしくお願いをいたしまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。