赤平市議会 平成20年第4回定例会 2008年12月17日
(1)行政事務の継続について/(2)駅を中心としたまちの活性化について/(3)市民団体と連携したまちづくりについて
2008年12月17日、赤平市議会の一般質問で、植村真美議員が「行政事務の継続について」「駅を中心としたまちの活性化について」「市民団体と連携したまちづくりについて」について質問し、総務課長 町田秀一、産業課長 菊島美時、企画財政課長 伊藤寿雄が答弁しました。
- 質問者
- 植村真美 議員
- 答弁者
- 総務課長 町田秀一、産業課長 菊島美時、企画財政課長 伊藤寿雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 8番 植村真美
通告に基づきまして、一括で一般質問をさせていただきます。答弁のほどよろしくお願いいたします。それでは、大綱1、行政事務の継続について、①、システム基盤の構築についてですが、財政再建団体回避のため早期退職制度や職員給与削減に取り組まれ、赤平市職員の働く環境は以前よりも変化し、厳しさを増していることと思います。しかし、今ではアメリカの金融不況の波に日本全体も災いし、深刻な不況の波を迎えてございます。民間企業も苦しさは同じであり、赤平市内の企業におきましても大変深刻な状況にあるのは変わりはありません。また、赤平市の人口減少にも歯どめがかからず、このままの状態では近い将来さらに行政縮小も避けられないと思います。そんな中で、行政事務の引き継ぎや市民に対して確実な行政発信のあり方をいま一度考え、検討していただきたく思います。実際の市民の声ですが、行政質問に対してそのことは昔のことで今はよくわからない、それは担当者が違うので、よくわからないなどという無責任な発言をされたことなど情報が寄せられています。市民は、納得できる根拠を探しています。また、それを知る権利がございます。行政情報は、だれのためにあるのでしょうか。担当がかわって着任歴が浅くても、担当外のことでも市職員全員が責任とサービス精神を持ち、市民に対して円滑な情報提供をできるようにすることを目指していただきたく思います。そこで、OSS、オープンソースソフトウエアや文書管理システムを導入する方向性はいかがでしょうか。国の複数市町村など共同アウトソーシングシステム開発実証事業においても、住民サービスの質的向上、地方公共団体における経費削減と業務改革、IT関連地場産業を初めとする新需要創出など、自治体経営を高度化するための戦略を国と各自治体とともに具体的に取り組まれている現状もございます。また、それらのシステムを導入するに当たり最初は理解に苦しむ職員が多い中で、使用期間が長くなるにつれ好意を持ち始める職員が多いこと、また職員が文書の検索に費やす時間を大幅に減らすため行政コストの大幅な削減につながっていること、私物化を排除することで書類や職場環境が整理され、だれでもが情報を共有することができるようになったこと、また官庁内がとてもきれいになったことなど、感想が多く挙げられています。ぜひ当市においても人員縮小傾向にある中でこのようなシステムを導入することによって行政情報の一元化を図り、さらに効率的な仕事のあり方、より高度な行政サービスのあり方を目指していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。続きまして、大綱2、駅を中心としたまちの活性化について、①、アンテナショップの設置についてですが、中央バスターミナルが廃止され、駅前にバス停が移設されたことにより、JRとバスの公共交通を利用した集客地がまとまり、駅前のご近所の方からは大変人の流れも変わり、人も多くなってきたと聞いております。しかし、今まちの商店街はところどころシャッターが下がり、民家とかわり、残念ながら他市の方がまちを訪ねたくなるような観光の流れをつくり得る商店街の形成にはなっておりません。赤平で食事をするときもどこですればいいのか、お土産品を買うときにはどこに行けばいいのかよくわからないという市外の方の意見をよく耳にします。近隣の地域では、星の降る里と掲げ、道の駅では地元の団体の方たちと連携した店舗づくり、地元PR、特産品の販売をしたり、スイートロードと称し、市内のお菓子の店舗を連携させたり、旅の疲れをいやす場所として高速道路から直結させた施設をつくり出すなど、まち全体でまちづくりのPRなどを行っています。そのように多くの市町村ではそれぞれのまちをPRする物産店や観光ガイドの要素を果たすお店などあるのではないでしょうか。大手スーパーが来るからといって安心していていいのでしょうか。市独自のにぎわい、市民みずからのにぎわいが見られない限り、赤平の地域活性化にはつながらないと考えます。赤平の個性をしっかりとPRする場所、表現する取り組みが当市にはまだまだ必要だと感じております。そこで、みらいの1階スペースに市民団体や店舗の皆さんに協力を募り、赤平アンテナショップを設置することをご検討をいただきたく思いますが、いかがでしょうか。施設の用途条件上、使用規制もあると聞いておりますが、できる条件の中で知恵を出し合い、進められる方向性は幾つも考えられることと思います。この件についてはいかがでしょうか。また、赤平バイパスが開通されたことで、赤平の存在を知らずに通り過ぎていくドライバーも多くなることと思います。バイパス沿線上に赤平の存在を知らしめる看板や空知川を挟んで右岸と左岸を結び合うようなモニュメントの設置などを検討し、赤平のまちの存在を少しでも知ってもらえるような工夫も必要になってくると感じておりますが、いかがでしょうか。次に、②、駅裏公園づくりについて。「トンネルのむこうは、不思議の町でした」というキャッチコピーのもとに大ヒット映画となった宮崎駿監督の長編アニメ「千と千尋の神隠し」は皆さんご存じでしょうか。その映像の中には、文化深き町並みや商店街が背景として描かれています。モデルとなっているのは、九份という台湾北部の港町に近い山合いの歴史深いまちだそうです。また、日本の懐かしい温泉宿や文化風景も描かれています。その町並みの風景や魅力に心を寄せられ、現地を訪れる観光客も大変多いようです。映画の中で主人公たちがトンネルの奥に広がる未知の世界に引き寄せられるかのように入っていく場面がとても印象的でございました。赤平バイパスから虹かけ橋を通って空知川を渡っていくと、そこには大きな建物が、森のお城のようなみらいがあります。あの存在感は、もう赤平のシンボルとも言える建物であります。そして、宮崎アニメ風にみらいの向こうは不思議なまちでしたとした場合、どのような楽しいまちづくりの展開が広がることでしょうか。みらいの奥には赤平を育ててくれた文化、景観が形成されています。ズリ山階段、火文字、花畑、立坑、炭鉱ガイドツアー、こもれび通りを左右に行き来すれば赤平公園、北海幹線用水路の頭首工、アジサイロード、田園風景、農協婦人部が管理するフラワーセンターで製造された農産品の加工品など、これまで行政や市民の手で築き上げてきた赤平の観光資源がみらいの向こうには存在します。駅の裏の空間をさらに活用し、赤平のPRをすることによって、当市の観光産業も盛り上がってくるのではないでしょうか。そこで、駅裏の存在をわかりやすく多くの方たちに訪ねていただけるようにするためには、駅から裏庭への空間へ直接自由に出入りすることのできる跨線橋や通路をつくることが可能な条件の一つにならないでしょうか。平成3年度に産炭地域活性化支援事業の中で取り組まれたズリ山周辺開発事業検討会では、ズリ山の周辺の楽しい開発とともに駅裏と駅前を結びつける重要性があることを計画の中で掲げられています。また、4年前、赤い花夢づくりの会で作成されたズリ山公園の計画案においても、駅からズリ山ふもとにつながる通路の存在を強く求める声が上がっております。これら市民の声を形にすることはできないでしょうか。JRと十分な協議が必要なことと思いますが、今ある裏庭の観光資源を赤平文化景観公園と位置づけ、さらに多く赤平を楽しんでもらえるような工夫の一つとしてご検討いただけないでしょうか。続きまして、大綱3、市民団体と連携したまちづくりについて、①、市民会議の進め方について。まちづくりに対する検討会を行うとき、行政主体での市民懇談会や会議には参加者が少なく、参加する人は限られており、十分な意見交換の場にはなっていないことが私自身も参加させていただいた中でうかがえます。また、資料もすべて最初からたたき台がそろっており、何を議論して、何を市民に求めているのかわからないという意見が多く寄せられています。会議を開催するという目的を達成させることよりも、いかに市民の意見を引き出すことができるのか、また意欲的なまちづくりのあり方をいかにつくることができるのかを目指していただきたくお願いいたします。その中で、町内会ごとの開催にこだわるのではなく、年齢別、異性別、企業も含め市内団体に訪問に行くことや、待つ体制ではなくとりに行くといった攻めの体制でお考えになってはいただけないでしょうか。また、まちづくりにはそれぞれの立場、役割がございます。大枠の議論では市民は戸惑うことは当然のことです。分野、または部門に分けて具体的な協議を行うスタイルにし、市民それぞれの得意分野をさらに引き伸ばすことのできるような、まちづくりの楽しさをさらに感じてもらえるようなコーディネーターを行政側は担っていただきたく思います。そういった個人の得意とする情報なども市内団体を通して収集するなど努めていただきたく思っておりますが、いかがでしょうか。②、国の補助事業とのさらなる連動について。赤平市の財政状況が厳しく、新たなまちづくり事業に着手するのはなかなか難しい現状にある中で、第5次赤平総合計画をつくるに当たり、市民団体との意見交換をされている最中かと思います。いろいろなアイデアが出され、徐々に具体的なまちづくり計画が続けられていくことと思います。そして、これから今一緒に描いた計画を少しでも具現化することが市民がまちづくりに対する意欲を継続させ、より元気な赤平づくりにつなげることと考えます。また、そのような背景からも行政には計画を少しでも具現化するように導く責任があると思います。これまでの市民とともに考えてきた計画についての達成率はいかがだったでしょうか。その割合が市民との信頼関係を結ぶ指標になってきていることと思います。まちづくりのイメージを形にするとき、当然のことながら費用もかかり、今の当市においては苦しい現状にございます。そこで、今国からのさまざまなまちづくり支援がございます。観光づくり事業、農商工連携事業、地方再生事業、地域雇用のための事業、公共交通活性化事業、景観事業など、事業範囲や補助率の内訳もさまざまではございますが、そのような事業とさらに連携を持ち、積極的に赤平市の発展のために志願する体制を目指していただきたく考えますが、いかがでしょうか。市民団体におきましても、そのような事業があると知っていながらもなかなか踏み込めない壁があるのが現状でございます。さまざまな国の支援事業に対する情報を多くつかみ、それを引き寄せられるノウハウ、力を備えているのは、やはり行政側にあると考えます。互いの立場の弱み、強みをしっかりと理解し合い、さらに日ごろから各市内団体との情報交換を行い、まちづくりの発想を具現化するための戦略をともに考えていただきたく、土台づくり、連携づくりをとっていただきたく思っておりますが、この件につきましてはいかがでしょうか。以上で1回目の質問を終わります。
答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)
大綱1、行政事務の継続について、①、システム基盤の構築について申し上げます。現在当市におきましては、1人1台のパソコンの配置が実現したことから、グループウエアを使いまして掲示板やメールなどによる職員間の情報交換、公用車や会議室の予約、各係の軽易な業務に係る協力依頼などができ、さらにファイルサーバーによるデータファイルの共有ができるようになり、事務の効率化を図っているところでございます。また、端末のコピー機を利用いたしまして、ファクス情報や紙媒体の情報をPDFなど電子データに変換し、ハードディスク等に保存できるようになりましたことから、データを共有することで一人一人がコピーをして紙媒体による書類の保存をしなくてもよい環境が整ったところでございます。このようなシステムを一層活用することで、コピー枚数の減少によるコストダウンはもちろんでございますが、正確な情報の管理や事務の引き継ぎなど事務の効率化に生かしまして、しっかりと情報の共有化を図ることでお客様に不安を与えない的確な取り次ぎをするべく改めて徹底していきたいと考えております。文書管理システムの導入についてでございます。情報共有を的確に進めるためには文書の適正な管理が行われる必要がありますことから、今後導入については検討していかなければならないと考えております。しかし、その導入には多額な費用がかかりまして、現状そのシステムの構築は困難でありますことから、現在文書などの所在などを記載いたしました行政文書目録兼保存文書カードを紙媒体として出力いたしまして台帳化して管理しておりますが、それを検索しやすく、情報公開など速やかに対応できますよう行政文書目録兼保存文書カード自体を紙媒体ではなくパソコンによってデータベース化するなど工夫できないか検討してまいりたいと考えているところでございます。以上、ご理解賜りますようよろしくお願いいたします。
答弁 産業課長 菊島美時
大綱2、駅を中心としたまちの活性化について、①、アンテナショップの設置についてお答えいたします。先月赤平駅前広場が完成したことにより、JRはもとより路線バスや都市間バスも往来をすることから、交流センターみらいと一体となった当市の交通拠点が整備され、利用に対する利便性の向上が図れたところであります。こうした機能を有効に活用しながら中心市街地に人を呼び込む手段として、当市においてもみらい完成時においては商工会議所と連携を図りながら、各商店などにみらいの活用について呼びかけてきたところであり、過去にもご利用いただいた実績もございます。また、こうした経緯を踏まえ、議員が言われますみらいの1階のスペースを有効活用として市民団体に協力を募り、赤平アンテナショップの設置についてとのことですが、バイパス開通後における通行車両は減少傾向にあると認識しておりますことから、中心市街地に人を呼び込ませ、さらに赤平をPRする手段として必要なことととらえておりますが、設置するに当たってはスペースの確保はもとより課題や問題を整理しなければならないと思っております。また、誘導看板やモニュメントにおきましても、こうした協議を踏まえた上で中心市街地に人のにぎわいを取り戻すためにはどのような施策が効果が出てくるのか、そしていかにして地域みずからの手で有効な手段を見出していくのかにつきましては、やはり商業者と商工会議所などと連携を図りながら一体となった取り組みが必要であると考えることから、商店街の方々と意見交換する中で検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。大綱2、駅を中心としたまちの活性化について、②、駅裏公園づくりについてお答えいたします。赤平駅の裏側には、日本一のズリ山階段777段や北海道遺産に認定されております旧住友赤平炭砿の立坑などの当市の代表的な観光施設、あるいは炭鉱遺産などが集積しております文化と歴史ある地域と考えております。特に新たなまちづくりの推進のため、炭鉱遺産の活用方策について議論されました平成15年に当市で開催されました国際鉱山ヒストリー会議に端を発し、積極的に炭鉱遺産の魅力を伝えていく市民組織が発足され、またサルビアの植花活動においては今や当市の新たな観光名所の一つとして認識されてきたところであり、ことしも市内外から多くの方が訪れるようになりましたことからも、当市といたしましても市民主体のまちづくりが着実に進められているものと実感しているところであります。こうした中におきまして、駅と駅裏を最短でアクセスする上で跨線橋の活用は利便性を図る上で有効な手段と考えておりましたことから、これまでJRとも協議してきたところでございますが、利用においての許可は得られず、また新たに跨線橋を設置する場合は多額な費用がかかることからも断念した経過がございます。また、駅裏について炭鉱跡地のリニューアルについて協議してきた経過があり、その中では公園化の意見も出されておりましたが、財政問題も含め具体的に土地利用を位置づけされず今日に至っているところであります。しかしながら、駅前広場が完成したことにより交通結節点として人を呼び込む基盤ができたことを機に、再度駅裏用地の利用方法について市民の皆さんのご意見を伺いながら検討してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
大綱3、市民団体と連携したまちづくりについて、①、市民会議の進め方についてお答えさせていただきます。初めに、参考までに近年における住民懇談会の市民の参加状況を申し上げますと、平成17年度に開催いたしましたあかびらスクラムプランの懇談会では426名、平成18年度の赤平市財政健全化計画の懇談会では276名、平成19年度の赤平市財政健全化計画改訂版の懇談会では182名、そして本年11月に開催いたしました財政状況の中間報告及び第5次総合計画の懇談会では119名と参加者が減少している傾向であります。こうした参加者が減少している要因を推察いたしますと、あかびらスクラムプランについては市民公募委員を含む27名でまちづくり市民会議を設置し、約9カ月間にわたる協議を行い、会議を公開形式で行うほか、その内容についても随時市広報紙やホームページなどで公表してきたこと、さらには行財政改革項目が市民負担に直結する内容であったことから、市民の関心も非常に高かったのではないかと思われます。それに比較してこのたびの住民懇談会は、既に広報紙などを通じて当市が財政再生団体入りを何とか回避できる見通しをお知らせしてきたこと、また総合計画に関しましてもこれから具体的な内容を示していく段階であったということで、残念ながら興味が薄かったのではないかと予想されます。ご質問の内容は、行政が主体で行う住民懇談会を初めとする市民とのさまざまな懇談、会議のあり方についてということだと思いますが、1つ目に懇談及び会議の形態につきましては、行政といたしまして地域単位だけの懇談の場だけでよいとは考えておりませんし、より多くの懇談の場を設けることは大切なことであると思います。これまでも広報紙などを通じて団体からの要望を受け、随時懇談をさせていただいておりますが、残念ながら行政側からの発信が行き届かない現実もございますので、議員がおっしゃられるとおり積極的に行政から出向くということも今後検討してまいらなければならないと思います。また、年齢別の懇談とのお話もございましたが、特に若い方に参加していただくためにはどうすればよいのか、これが非常に大きな課題となっておりまして、経済不況や核家族化の進行により共働きの世帯がふえ、限られた時間の中で家族との時間を持つというのももちろん大事なことでありますし、年齢別に懇談会を開催することが直接的に参加者の増大につながるかどうかは十分検討してまいらなければならないと思います。さらに、懇談会等の参加者が減ってきている現状をとらえると、やはり何らかの手だては講じる必要があり、さまざまな懇談会の形態についても協議してまいりたいと思います。2つ目に、懇談の進め方でありますが、常に市長はまちづくりの主人公は市民であると申し上げておりますとおり、話題の柱となる視点が絞られているようなとき、場面に応じて専門的な知識を有する方に参加をいただくことも必要であると思いますが、まちづくり全般にわたるような内容につきましては、基本的には地域事情を最も知り尽くしている市民が主体となって取り組むべきであると考えます。また、懇談は白紙の状態でとのお話もございましたが、私もそれが一番望ましい姿であろうと思います。しかし、現状といたしましては、本年12月に入り、まちづくり市民会議と行政との合同による専門部会を開催させていただいておりますが、委員である市民の意見といたしましてはたたき台、資料がなければ具体的な話し合いができない、またそれぞれ委員の方々も大変お忙しい方ばかりですので、行政からたたき台を出してもらわなければ時間ばかりかかり、効率が悪い、こういった意見も受けております。本部会に限らず、こうした状況は実態でございます。以上を申し上げてまいりましたが、私はよりよい懇談の場とするためには、まずまちづくりに対する参加意欲をどう高めていくかということであると思います。日ごろから市民は何を感じ、何を求めているのかを行政として知るための努力が当然必要でありますし、一方市民自身も行政に任せるのではなく、みずから参加し、みずから何ができるのかを考えていただくことが重要であり、考えること、発想を抱くことがお互いを知るきっかけとなり、情報共有やまちづくり参加へ結びつくものではないかと思います。意識というのは物や形ではありませんので、大変難しい課題ではありますが、赤平市民全員がまちづくりの主人公となって気軽に語り合えることを目指し、今後も努力してまいりたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。次に、②、国の補助事業とのさらなる連動についてお答えさせていただきます。住民意識の変化と住民参加が求められる時代を背景として、第5次赤平市総合計画の策定に関しましては、これまで以上により現実的に可能なプランをつくり上げていく必要がございます。本年11月11日に市内各団体から推薦された代表者と公募委員による計25名の市民によります赤平市まちづくり市民会議を設置させていただき、現在専門部会を中心に具体的な意見交換を行っております。こうした過程を経て策定したプランは、大変貴重なものでもありますし、総合計画が完成した後には行政が責任を持って施策を推進していくことは当然のことでありますが、一方では地方分権が進展する中で市民自身も計画を意識してまちづくりに参加する姿勢というのも計画を実現する上で大事になっていこうかと思います。次に、第4次赤平市長期総合計画という意味合いだと思うのですが、これの達成率というご質問がございましたが、第4次総合計画では数値目標を示しておりませんので、また市民、議会、行政とそれぞれの視点によって評価が異なると思いますので、一概に率でお答えするのは難しい状況でありますが、第5次赤平市総合計画時には市民目線からの評価の導入を検討しておりますので、ご理解願いたいと思います。国のまちづくり支援を積極的にとのお話がございましたが、当市の財政が極めて厳しい状況下で、それぞれの担当部署において常に有効な財源を模索している現状にあります。しかし、市内各種団体に対するまちづくり活動における国や道の補助制度の情報が不足しているというお話であると思いますが、膨大な補助金制度がございまして、現実的にはすべての情報を提供するのは困難であると考えますし、これまでも特に市民にかかわりがあると判断させていただいた補助制度につきましては市のホームページなどを活用してお知らせをさせていただいており、また団体や個人からのご相談を受けた場合は随時対応させていただいているところであります。そこで、課題となりますのは市民と行政とのお互いの情報交換の場をどう設けられるのかということになりますが、市内すべての団体と定期的に懇談の場を設けるということは事実上困難であると思いますが、例えば団体同士で情報交換の場を設けることができるとすればお互いの情報を知り得る機会ともなりますし、こうしたことをきっかけにある程度複数の団体が集まれるとなれば行政とも定期的な情報交換の場を設けることも可能になってくるのではないかというふうに思います。今後におきましても市民の皆様のご意見等を伺いながら、本音で気軽に語り合える場づくりに努めてまいりたいと思います。なお、最後になりますが、まちづくり出前講座というものも当市では実施をいたしております。さまざまなメニューも用意されておりますので、これらも十分活用していただきたいと思いますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 8番 植村真美
ただいまの答弁の中で2点ほどご質問があるのですが、まずシステム導入の件につきましての方向性の件ですけれども、文書管理システムの関係では高額な費用を費やすということで大変困惑されることと思うのですけれども、長期的な計画の中でそれを導入するときの費用対効果というか、シミュレーションというものが多分導入する前は必要になってくるかと思うのです。ですから、そのシミュレーションを今までの中でした経過があるのかということと、また具体的に考えていく中で今後そういった予定はあるのかということをまず1点お聞きしたいというふうに思います。それと、駅裏の公園づくりの関係で、駅裏にかけて跨線橋をするということで、先ほどJRの方たちと協議を進められていて、大変問題がいろいろとあるということは知りました。そこで、その協議はいつごろ協議されたものであるということか、それと何が問題になっているのかということをちょっと具体的に教えていただけたらというふうに思いました。以上で2回目の質問を終わります。
答弁 総務課長 町田秀一(総務課長は2017年3月まで)
システムの導入の関係でございます。導入については、具体的に検討した実績はございませんが、他市町村の導入実績等を勘案したところかなり高額な費用がかかるというふうにお伺いしております。しかし、先ほども答弁させていただきましたとおり、この導入についてはどういった効果があるのか、効率性が持てるのかという部分も含めて今後検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。以上です。
答弁 産業課長 菊島美時
今ご質問にありましたJRとの協議の時期なのですけれども、それにおきましてはみらいの建設時に協議した経緯があります。それと、そのときの問題といたしましては、跨線橋についての管理責任に関してちょっと問題になるということが出ておりました。
答弁 企画財政課長 伊藤寿雄
済みません。今のJRとの協議の経過について若干補足させていただきたいと思いますけれども、今産業課長が申し上げましたようにJRを建設する当時に計画の段階のときにJRと協議した経過はございますが、そのときにJRの考え方といたしましては市制をしいている、赤平市ということですね、こういう状況の中では無人駅といったものはまず考えられないということで、人員配置をしなければならないとかいうのが一つあります。人員配置することによりまして、当然駅構内に関する管理責任というのがより一層強まるということがあります。それが仮に町あるいは村ということになると無人化という駅に対応ということになりますが、その辺は赤平市とJRとの協定等を結ぶ中で双方の管理責任というものが発生してくるということになりますが、現時点としては赤平市ということで有人の駅ということになりますので、ここに対する自由にいろいろな方が通るということについてはJRとしては管理しかねるという部分の協議の経過がございます。それとあと、答弁の中でも申しましたようにそれ以上に跨線橋等を新たに活用するという部分については膨大な費用がかかること、あるいは駅裏の用地、こちらについてはまだJRが所有している大変面積を有する用地もありますので、こういったものの買収問題等という部分では非常に財政負担としては重くなってくるということで、現時点としては非常に難しい課題を抱えているということでございます。以上です。
質問 8番 植村真美
大変理解させていただきました。また、再度細かい質問につきましては後ほど聞きに行きたいと思います。以上の2つの質問をさせていただいた中で、冒頭にも申しましたが、今赤平だけではなく日本全体が第3のオイルショックと言われるほど経済が低迷している中で、今後また日本全体も人口がますます減ってきまして、高齢化社会も深刻な現状となる中で、これまでのオイルショックの時代とはかけ離れた時代背景にございまして、この時代から回復することは大変難しい局面であるということがいろいろと言われてございます。そして、今の子供たちはまたそういう成長する社会に生きていませんので、なかなか明るい社会であったり、成長している時代背景を見ることはできずに成長していくということの流れの中で、そういった次世代を担う子供たちや若者が苦しさを感じながら楽しく乗り越えていけるようなまちづくりのあり方というものを赤平でも率先して築いていけるような形に持っていかなければならないのかなというふうに私自身強く思っております。そういった私の思いを述べさせていただくとともに私の一般質問を終わらせていただきます。