みんなの議会

鹿追町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日

(1)部活動の地域移行による持続可能な地域スポーツコミュニティの構築について/(2)行政事務の効率化・高度化に向けたAI等の活用について

2025年6月17日、鹿追町議会の一般質問で、金子孝伸議員が「部活動の地域移行による持続可能な地域スポーツコミュニティの構築について」「行政事務の効率化・高度化に向けたAI等の活用について」について質問し、教育長 渡辺雅人、町長 喜井知己、総務課長 武者正人が答弁しました。

質問者
金子孝伸 議員
答弁者
教育長 渡辺雅人、町長 喜井知己、総務課長 武者正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 金子孝伸

議長の許可を得ましたので、質問通告書に従いまして、私から質問、今回は二つの質問をさせていただきたいと思います。まずは、部活動の地域移行による持続可能な地域スポーツコミュニティの構築についてということで質問させていただきます。要旨、学校における部活動は、子どもたちの心身の健全育成と人格形成において重要な役割を担ってきました。しかし、昨今の様々な環境変化に伴い、国は部活動の地域移行を推進しており、本町の教育大綱において、この方針が明確に示されています。地域移行は単に部活動を学校から地域に移すのではなく、子どもたちと地域の大人や高齢者が一緒にスポーツや文化活動を楽しみ、互いに教え合う「世代間交流型スポーツ・文化コミュニティ」の構築が大きな意義であると思います。部活動の地域移行は、単なる教育制度の変更ではなく、スポーツによる重要な地域づくりの機会です。この機会を最大限に生かし、世代を超えて支え合う持続可能な地域コミュニティの構築に向けた町の積極的な取り組みを期待するところです。そこで以下の点について渡辺教育長に質問いたします。1、以前、専任担当を配置し推進していたかと記憶しております。その後の進捗も含めた現状は。2、部活動の地域移行を通じて、どのような地域コミュニティの将来像を描いているのか。3、具体的な移行計画とスケジュールはどうなっているのか。続いて2問目の質問になります。表題は、行政事務の効率化・高度化に向けたAI等の活用について。要旨、「第7期鹿追町総合計画」及び「令和7年度(2025 年度)町政執行方針」において示されているように、DX(デジタルによる、より良い生活環境への変革)やICT(デジタル通信技術)による住民サービスの利便性向上と庁内業務の効率化を重要な施策として推進されています。一方で、急速な人手不足が現実問題として直面している今、当町の行政運営にも影響が出つつあるのではないかと危惧しております。本来、行政の役割は住民との接点を大切にし、顔と顔を突き合わせて住民の声を聴き、それをどうしたら実現できるのかを考え応えることにあると思います。しかしながら、法的根拠に基づく算出業務や、特に福祉に関する複雑な業務については、対応できる職員の育成や人材確保を考えても厳しい状況にあると認識しております。そこで、解決策の一つとして考えられるのが生成AIの活用です。DX推進の中で挙げられているRPA(デジタル技術を活用した業務の自動化)も有効な解決策の一つですが、生成AIの進歩は凄まじい勢いで進化・成長しており、行政分野での活用可能性も急速に広がっています。そこで、喜井町長に以下について質問いたします。行政事務における課題、特に正確性が極めて重要となる業務や法的根拠に基づく算出業務等に対し、DXやICT、生成AIといった先進技術の活用をどのように進め、住民サービスの精度向上、業務課題の解決、そして業務効率化を図っていくお考えか。

答弁 教育長 渡辺雅人(教育長は2025年6月まで)

金子議員からは「部活動の地域移行による持続可能な地域スポーツコミュニティの構築について」と題しまして、3点御質問をいただきましたので、順次お答えをさせていただきます。学校部活動は、これまで学校教育の一環として、教員が指導を担うことで活動の運営がなされ、子どもたちの体力や技術の向上、異年齢との交流、学習意欲の向上や自己肯定感、責任感、連帯感の涵養に資するなど、子どもたちの自主的で多様な学びの場として教育的意義を有してきました。しかし、全国的に子どもの数が急激に減少する中、学校規模の縮小、指導する教員不足などにより、従前と同様の体制での運営は難しくなってきており、将来にわたって子どもたちが継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しむ機会を確保・充実していくことを目的に、国の方針に基づき、令和5年度(2023 年度)から7年度(2025 年度)までの3年間を「改革推進期間」として、この部活動改革が全国の地方公共団体において取り組みが進められているところであります。しかしながら、地域の実情による受け皿の整備、指導者の確保、予算確保、利用施設の確保など様々な問題もあるところであり、部活動指導員の配置や複数の市町村による広域連携の取り組みなども同時に進められているところであります。「部活動の地域移行」は、単なる教育制度の改編ではなく、子どもたちの多様な学びと体験の機会を保障し、地域社会全体でスポーツ・文化芸術活動を支える持続可能な体制の構築を目的とするものであり、昨年度、国において「地域移行」から「地域展開」として再定義がなされ、学校と地域が二項対立する概念ではなく、学校の資源を地域に開き、子どもたちが地域の多様な世代とつながりながらスポーツや文化活動を楽しむものとして、単なる部活動の「代替」ではなく、子どもから大人までが交流し、地域の新たな価値を創造する重要な機会であると捉えているところであります。さて、1点目の「進捗を含めた現状」についてお答えします。令和5年度(2023 年度)より教育委員会社会教育課に地域おこし協力隊を、主に「部活動地域移行担当」として配置し、学校や地域スポーツ団体からヒアリングと意見交換、近隣町の担当者との意見交換などを行い、活動内容や指導者確保、場所・時間などの課題の把握に努めておりましたが、この隊員においては、自己都合により令和6年(2024 年)4月末に退職をされております。また、令和5年度(2023 年度)には民間での活動ではありますが、地域のサッカークラブ「SHIKAOI FC」が設立され、小中学校のサッカーの活動が学校から地域へ移行がなされており、さらに近隣町の広域連携の取り組みとして、バスケットボールにおける鹿追中学校を拠点校とする取り組みや、野球やバレーボールにおける合同部活動なども展開がなされているところであります。令和6年度(2024 年度)には、地域団体と学校部活動の関わりを支援するとともに、スポーツ振興係職員が野球少年団等の活動に指導支援を行うなどの取り組みを実施し、7年度(2025 年度)には国の補助金を活用し、新たな部活動支援員を採用し中学校の吹奏楽部の指導支援を行っているところであります。さらには、令和5年度(2023 年度)から令和7年度(2025 年度)まで北海道市町村振興協会の助成金を活用し「地域スポーツ活動支援事業」として各種競技における講師を招聘し児童生徒、指導者、保護者を対象とし講習会等の開催も行っているところであります。このほか、地域スポーツ団体が高校部活動の指導に支援に入るなど、地域と学校との連携のもと、地域全体で生徒が継続的にスポーツ・文化芸術活動に親しみ、指導を受ける機会の確保と充実に取り組んでいるところであります。また、従前あった人材バンク制度をより実効性のあるものとすべく、個人中心であった登録内容を団体等にも拡大し、現在学校のニーズ調査も行いながら、再構築に取り組んでいるところであります。2点目の「部活動の地域移行を通じた、地域コミュニティの将来像」についてお答えします。本町が目指す将来像は、「世代を超えて学び合い・支え合う持続可能なスポーツ・文化芸術コミュニティ」の形成であり、すなわち、子どもたちが競技・表現を楽しみながら、地域の大人や高齢者と自然に交流し、互いの知識や経験を生かし合う場の創出を目指していきたいと考えているところであります。この取り組みは、地域に根差した「ウェルビーイング」(心身の健康・幸福感)の向上にも資するものであり、将来的には、部活動にとどまらず、生涯スポーツ・生涯学習の拠点としての地域クラブ活動の発展にも期待しているところであります。現状で考えられる目指すべき将来の形といたしましては、学校部活動の受け皿として「総合型地域スポーツクラブ」が運営をなされるなどによって、多様なスポーツ活動が展開され、子どもから大人、高齢者までが各種競技に挑戦し、親しみながら参加・交流が促進されることにより地域社会の維持・活性化にもつながり、それらを町や町教委・学校が支援する形が理想の将来像であると考えているところです。3点目の「具体的な移行計画とスケジュール」についてお答えします。現在、具体的な移行計画のスケジュールについて確定しておりませんが、国においては、令和5年度(2023 年度)から7年度(2025 年度)までの現在の「改革推進期間」に続く、次期改革期間(仮称:改革実行期間)を設定するとしており、前期3年間を令和8年度(2026年度)から 10 年度(2028 年度)、後期の3年間を 11 年度(2029 年度)から 13 年度(2031年度)の計6年間とし、部活動改革の取り組みをさらに推進することとしております。これらに伴い、全国の部活動改革の取組状況の結果をまとめ、夏頃に公表することや地域クラブ活動の定義・要件など目安が提示される予定であり、冬頃には地域クラブ活動の在り方に関する総合的なガイドラインが改訂される予定であると聞いております。これら国や道からの情報に注視しながら、現在できるところから進めつつ、今後の進め方、スケジュールなどを具体的に検討していきたいと考えております。今後も町民や関係団体の御理解と御協力を賜りながら、持続可能で魅力ある地域スポーツ・文化芸術環境の実現に向け、引き続き取り組んでまいりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

答弁 町長 喜井知己

金子議員からは、「行政事務の効率化・高度化に向けたAI等の活用について」と題しまして、御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。近年、生成AIをはじめとする先端的なデジタル技術が急速に進展し、行政においてもDXの推進が強く求められている中、行政事務の在り方そのものに大きな変革の可能性が生まれております。こうした技術活用に際して、国が一定の指針を定めており、デジタル庁において本年5月、「行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン」これを策定し、行政分野における生成AIの活用に際して、安全性・正確性・透明性の確保とともに、職員がその仕組みを理解した上で活用することの重要性が示されたところであります。また、人口減少と少子高齢化の進展に伴い、将来的な自治体職員数の減少や専門人材の確保た困難といった課題が顕在化しており、総務省が設置した「自治体戦略 2040 構想研究会」では、2040 年(令和 22 年)頃を見据え、現在の半分の職員数でも担うべき機能が発揮される自治体を構築する必要性が提言されており、行政サービスの持続可能性を確保するため、業務の効率化・高度化を図るDXの推進が不可欠であると認識をしているところであります。本町では、昨年度「鹿追町DX推進計画」を策定し、DXで目指す将来ビジョン「しかおいDXでウェルビーイングな社会」の実現を掲げ、その一つの柱として「行政DX」を推進しており、行政運営の効率化・デジタル化による行政コストの削減と業務生産性の向上に取り組んでいるところであります。具体的には、令和元年(2019 年)12 月にRPAの実証検証、これを行っており、定型的な事務作業における自動化の効果を一定程度確認をしておりますが、技術は日進月歩で進化しており、当時と比べて導入手法や適用範囲が大きく広がっている状況にあります。こうした変化を踏まえ、改めて「RPAとは何か」「どう活用できるのか」といった基本的な理解を深める職員研修を実施し、今後の活用に向けて検討を進めてまいります。加えて、本年度、職員による自主研修グループにおいても「業務効率化プロジェクト事業」と題し、最新のAI技術やDXの活用による業務効率化の手法について研究を進めており、技術理解と現場適用の両面から検討が行われているところであります。とくに、現在、生成AIと一口に言っても、その特性・機能・活用シーンは多岐にわたっており、単に利用するのではなく、「どのAIがどのような業務に適しているか」「どのように活用すれば業務効率化や正確性向上に寄与するか」といった観点で、職員自身が手法を研究・検討していく必要があると認識しております。この研究成果は、今後予定している職員研修において、当該グループメンバーを講師役として他の職員と情報共有を行い、組織全体での知見の共有と活用を促進してまいります。また、全職員を対象に無償で体験できる生成AIの試用機会、試しの機会を設けることで、技術を「知る」「試す」「考える」、こういった環境を提供し、国のガイドラインや他自治体の先行事例、これらを参考にしながら、導入に適した部署や業務の選定、セキュリティー・個人情報保護、職員の育成・リテラシー向上の取り組み、さらには外部人材の助言をいただきながら、活用を検討してまいりたいと考えております。さらに、自治体における情報セキュリティー対策の一環として整備されている「LGWANとインターネット環境が分離された三層構造のシステム環境」において、生成AIをどのように安全かつ効果的に活用できるかは重要な課題であります。活用目的に応じた環境の整理、データの連携方法、情報セキュリティーの担保など、具体的な技術・運用課題について慎重に検討を進めてまいります。また、忘れてはならないことは、生成AIやRPAなどの先端技術は、あくまでも人の判断や制度的理解のもとに活用されるべきものであり、職員一人一人がその仕組みや特性、留意すべき倫理的・法的な観点を理解した上で、業務の改善や住民サービスの向上につなげていく、これが不可欠であると認識をしております。少子高齢化による人口減少が進み、行政サービスに求められる役割は一層多様化・高度化しており、限られた職員数で複雑化する行政需要に応え、かつ質の高い住民サービスを継続的に提供していくことは、大きな課題であります。中長期的にどのように行政サービスを持続的に提供していくかを見据え、先進技術の導入を通じて、「住民サービスの質の向上」「事務処理の迅速化・効率化」「限られた職員体制でも継続できる仕組みづくり」、これらを並行して進め、持続可能な行政サービスの基盤を構築してまいります。これらの自治体運営においては、「人の力」と「技術の力」、これをうまく組み合わせ、変化する社会に柔軟に対応していくことが必要不可欠と考えております。本町としましても、国の方針を踏まえつつ、住民皆様の安心と満足につながる行政サービスの提供を目指し、人材育成・業務改革・技術導入、これらを一体的に進めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げまして、答弁とさせていただきます。ありがとうございました。

再質問 3番 金子孝伸

御丁寧な答弁ありがとうございます。部活動の地域移行について再質問させていただきます。SHIKAOI FCの地域移行や吹奏楽部への支援配置など、様々な先進的な取り組みが進んでいることは理解できました。しかし、1点懸念するところは、改革の推進役として配置されていた職員の方、地域おこし協力隊の方が、自己都合とはいえ退職されたという部分では、推進役がいなくなったという損失はすごくスピード感というものを求められる場合に、かなり懸念される要点ではないかと思っております。後任の配置やそれにかわる新たな体制づくり等はどのようにお考えか、お聞かせください。

答弁 教育長 渡辺雅人(教育長は2025年6月まで)

はい、地域移行に関する新たな体制ということでございます。先ほどからお話をさせていただいているとおり、地域おこし協力隊の方は残念ながら退職に至りましたけれども、その後も継続して活動というか、この取り組みについてのできるところからのものはやってきたということでやってきたつもりであります。また今年度、役職定年を迎えた主査専門員も、学校教育と社会教育の兼任でありますけれども、特に社会教育の部門では、これらについて完全に代わりということではございませんけれども、そういったかたちで推進をしていこうと思ってございます。また今後についても、そういった推進役の重要性については認識をしておりますので、しっかりと検討しながら改革について、部活動の移行について進めていきたいと思ってございますので、御理解をいただきますようよろしくお願いをいたします。以上であります。

再質問 3番 金子孝伸

はい。私もその辺は、今年辞められて人材がいなくなったということをすぐに手当てするというのはなかなか難しいことだと思います。ですがこの件に関しては、やはり重要な点でありますので、今答弁にありましたように、今後、組織内の中での考え方を一致させて推進していただければと思います。あともう一つ、質問があります。将来像として世代を超えての学び合い、支え合う持続可能なスポーツ、文化芸術コミュニティの形成という形で、その受け皿としての総合型地域スポーツクラブの運営というビジョン、こちらのほうは本当にそうあるべき、そうなってほしいという期待です。その設立に関して、やはり安定した財源というのが不可欠になるかと思うのですが、限られた財源の中で、今後安定した運営をしていくためにいろいろ課題というものは山積しているのかなと思っております。あとは、保護者の費用の負担というのも、当然これは求めていくべきことかなと思っております。なかなかこの辺は厳しいことがあるかと思いますが、払える人には払ってもらう。どうしても厳しい状況のある方には手を差し伸べるという、基本的な財政のあるべき姿、こちらを順当していただいて、計画を策定・推進をしていただきたいということがありますし、何よりも、今言ったように経済的な活動理由で子供たちの活動機会の損失、それと子供たちの将来持っている可能性を潰すということは大人としてはあってはならない行為かと私は考えております。当然、教育委員会の組織もそのことは重々承知の上、日々のお仕事をされているかと思うのですが、いま一度この辺を踏まえて、町としての考え方をお聞かせいただきたいと思います。

答弁 教育長 渡辺雅人(教育長は2025年6月まで)

はい、将来的な考え方ということでありますが、部活動の地域展開で一番大切なのは、地域展開、地域移行することというのが目的ではなくて、あくまで子供たちが今議員おっしゃられたように、将来にわたって持続的にスポーツや芸術活動に携われるような環境をつくるということが第一の目的でありますので、その手段として地域移行も一つとしてあるというところで押さえておりますし、それらに向けて地域移行のみならず、いろんな形で地域全体でどうやって子供たちの多様な活動を支えていくかということについてはこれからもしっかりと検討していきたいと思いますし、地域に御指導していただくに当たっては今言ったような指導者の確保であったり、もちろん金銭的な問題等々もございますけれども、いろいろ多種多様の種目がございますので、それぞれいろんな事情がありますので、それらもしっかりと把握をしながら、よりよい鹿追の形に展開できるようにしていきたいと考えてございますので、よろしくお願いをいたします。以上です。

再質問 3番 金子孝伸

この件に関してはないです。

再質問 3番 金子孝伸

まずもってありがとうございました。次にAIの関係に関しての再質問をさせていただきます。先ほど全職員を対象に無料で体験できる生成AIの試用機会、試用できる環境をつくってみんなに体験してもらうという答弁がございました。技術への理解を深める上で大変有効であると思いますし、こちらのほうはぜひ早急に進めていただきたいなという期待でおります。具体的にお伺いしたいのですが、この職員向けの試用機会は、今言ったようにいつ頃からどのようなツール、例えば比較できるようなAIのツールを用意されて、それを職員が体験をして、これはこういう業務には対応できるな、できないなというような経験を積むという形なのか、それともどこかのプロジェクトで決めたツールを体験させて評価、調査するということなのか、その点お伺いしたいと思います。

答弁 総務課長 武者正人

はい。御質問ありがとうございます。まず1点目の部分ですけれども、無料のツールについては、期間的には早速ですが7月から4か月程度できる形で今手続きを進めております。そのものに関しては、よく聞く一般的なChatGPTという、そういったような組み込まれたようなツールになっておりまして、そちらのほうをまず試していきたいと思っております。あと、各業務でいろんなGPTがある中で業務にそれぞれ得したものがありますけども、それについては研修の中で実施して、まずこういったものはこういったものに得意なのだよというような、まず意識付け、こちらのほうから進めていきたいと思っております。以上です。

再質問 3番 金子孝伸

はい、ありがとうございます。今おっしゃられたような内容になろうかと思うのですけれども、ぜひちょっと一つの情報として聞いていただきたいのは、先般のアメリカのほうで調査が行われて、AIがこの2年間で普及しているのですけれども、今アメリカで廃業、もしくは仕事がなくなっている業態というのが幾つかあるそうです。当初AIが出てきたときに、人間の仕事を大分とられてしまうというような懸念があって、AIが悪というような捉え方されていましたが、今アメリカのほうで出ている調査の結果は、弁護士の仕事が減っていると。これはなぜかというと、法律という一定の決まったルールの中での仕事ですので、こういった作業にはAIというのは当然向いているのかなと感じています。ですから、今、僕の質問の中、あと町長の答弁がありました人材不足というものを解決していく中で、どうしてもAIができない仕事というのは、顔と顔を突き合わせたり、手と手をとり合ったりとか、そういった仕事、ソーシャルワークという部分。人の面倒を見るだとか案内をするだとか、簡単に言うと芝を刈るだとか、ごみを拾うとかそういったものはAIはできませんので、そういった仕事をやはり人間は続けていかなければならない。そのためにも時間を作るために、そういったAIを活用して定型のそういった行政にとって一番手間のかかるような仕事なのだけれどもAIにやらせるとすごく短時間で終わるというようなものの移行というものはぜひ考えて、今回の調査を含めて考えて検討していただきたいと思っています。あともう1点質問なのですけれども、RPAの再検討、生成AIの活用、業務効率化という説明いただきました。確かにRPA、コンピューターを使って自動的に今まで人が何段階も踏んだ仕事を自動化で進めて答えを出すという仕事がパソコン、コンピューターは得意なのですけれども、その中で、町長もお話ありましたけれども、やはり職員、使う側の人たちの考え方一つでそういったし良い仕組みも、良くも悪くも変化してしまうというところがあります。最近ですとリテラシーという言葉が氾濫するのですけども、リテラシーの意味としては、日本語で言うと読み書きそろばんという意味です。基本的には読む、これは何を書いているのかと読み解く、あとは自分で書き示す、それと計算をする。あとはもっと言うと道徳的な部分、これはいいことなのか悪いことなのか、そういったことも含めてのリテラシーというものが基本にないと当然、悪用もされるのが常ですので、この辺の考え方、先ほど町長からも答弁あったのですけれども、具体的な何かそういったリテラシーについて検討している。例えば先ほど外部の組織からの人材登用というのもありましたけれども、それが今、活性化起業人で来ている業者にお願いするのか、それともそことはまた別の観点から違う企業の方、もしくは組織の方にそういったアドバイスをもらうのか、そういったものがもし今時点はっきりしているのであれば教えていただきたいと思います。

答弁 総務課長 武者正人

はい。まず、リテラシーという部分で本当に生成AIお話あったとおり、やはり職員がそれぞれ操作の内容を熟知しなくてはいけないという部分だったり、一つ今ほど議員お話ありました道徳的な観点もいろいろ広い分野で研修、認知しなくてはいけない内容だと思っております。今現在、活性化起業人で来ていただいております方、こちらの方も助言をいただきながら進めていきたいとまず思っているのが一つ。あともう一つに関しても、今回無料版で活用させてもらう内容、こちら一部業者さんも絡んでおりますので、動画でいろいろそういったような研修材料もあると聞いておりますので、そういったようなものを活用しながら並行していきたいなと思っています。国のほうも生成AIというものは本当に日進月歩、進化しておりまして、そういった内容をセキュリティーの関係もろもろこれから示されてくると思いますので、そういった情報をつかみながら職員に周知できるような体制を整えていきたいと思っております。よろしくお願いします。

再質問 3番 金子孝伸

最後に教育長、町長にお願いというか、最後にお考えを聞かせていただきたいと思います。何せかにせ機械化ですとかシステム、仕組みだとかそういったものを作っても、それを使って運用していくのは人間でございます。行政の職員の本当に力によるところが本当に大きいところでございます。これは永続的にやはりいいものは続けていかなければならないし、悪い点があればそれをチェックをして改善していくということが必要になりますが、それも最終的には人が判断をして決定していくことだと思います。そういう意味では人間の力、リテラシー、最終的な人間の力というものをトップダウンで決めていただくというか、そういう環境づくりを推進していただくというのは本当に重要なところになるかと思いますし、そういう場面にもう来ていると思っています。そういう意味では、トップとしてのそういった意気込みというか、お考えを最後に聞かせていただいて、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 喜井知己

はい。お答えをしたいと思います。生成AI等の活用については、いろいろ答弁もさせていただきました。今、金子議員さんがおっしゃるように、当然最後は人間がチェックをして確認をしてというのは、これは行政ではなくて、どこの世界でも多分一緒なのかなと思います。行政の仕事について言うと、仕事は増えることがあっても減ることはないです。それで職員も、ちょっと言い方悪いですが、やはり目先の仕事に追われて当然それもきちんと対応していかなければならないのですけれども、そういう仕事に追われて本来じっくりと自分で考えて、法令の解釈を自分で考えてみたりだとか、政策をじっくり考えるという時間がなかなか正直とれないというのが今の行政の運営の中の実態であると思います。そういった中でこういう技術を活用しながら、自分の仕事の振り向けるところを変えていくというのが、当然このAIとかそういうものを活用して進めていく一番大きなことだと思います。そういった意味で、この生成AIを試してみる、いろんなこの技術等について実際体験をして使ってみるというのは非常に大事なことだと思っております。それと併せて、今総務課長も申し上げたとおり、研修の機会も非常に重要であると思っておりますので、しっかりと職員研修なりの形を一生懸命とって、おかげさまで職員の自主研修グループでもこういうのを取り上げて一生懸命やっていこうという動きももちろんありますので、こういったものも含めながら、研修をしっかりとやっていけるような体制づくり、場合によっては当然お金も必要な場合は、これをしっかりと予算も付けながら取り組んでいく必要があると思っているところでございます。そういった意味でしっかりと取り組んでまいります。それから部活の地域移行の関係、いろいろ議論をいただきました。やはりこういうのを進めていく中でやはり人というのですか、それを中心になって進めていく人の役割は非常に大きいと思います。それと併せて当然お金の問題もあります。なかなか今、試行錯誤をしながら進めている期間ですので、いろんな課題、時にはいろんな問題も起こっていると思います。私も子育ての経験の中で、子供たちの部活の関係で先生方との関わり、それからそれを手助けする後援会という組織が多分今でもあると思います。そういった中で、先生たちの思いも多分いろんなことがあるのでしょうけれども、そういった全体的な調整をしながら、一番はそういう形で持続していける、子供が少なくなっている中で鹿追だけでできない、近隣のところと協力をしてやっていくというスポーツも今どんどん増えていますので、当然そうなると足の問題だとかいろんなこともあります。それについてはできる限り教育委員会のほうといろいろ相談をしながら、町としてもできる対応、これをしっかりしていく必要があると思っておりますので、御理解をいただければと思います。

答弁 教育長 渡辺雅人(教育長は2025年6月まで)

AIに関してということでお話をさせていただきます。生成AIの関係については先ほど町長や総務課長が答弁を差し上げているとおりでありますが、国においても教育の現場においても、文科省のほうでもこれからの深い学びに進めていくに当たっては、この生成AIというのは積極的に活用していくものというふうな、そういった見解も出ております。ただ、先ほど来お話のあるとおりその活用方法や仕組みについてはしっかり理解をした上で、使えるところと使えないところというのは人間が判別していくというようなことだと思いますので、今後も、そういった考えのもとに研修等も行いながらAIの活用についてしっかりと検討していきたいと考えてございます。以上でございます。

再質問 3番 金子孝伸

ありがとうございます。

出典:鹿追町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月17日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる