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赤平市議会 平成20年第3回定例会 2008年9月10日

市立赤平総合病院について

2008年9月10日、赤平市議会の一般質問で、北市勲議員が「市立赤平総合病院について」質問し、市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英、市長 高尾弘明が答弁しました。

質問者
北市勲 議員
答弁者
市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英、市長 高尾弘明

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の議事日程の表記です。

質問 6番 北市勲

通告に基づきまして質問いたしますので、ご答弁のほどよろしくお願いいたします。大綱1、中空知医療圏域において担う役割について、ア、機能分担についてお尋ねをいたします。昨今の勤務医師の確保は大変厳しい状況の中で、各自治体病院は医師不足の解消と健全な経営に頭を悩まし、大変苦労されておりますが、赤平の市立病院も同様に多額の不良債務の解消と医師不足ということで病院運営に大変な苦労されていると。日ごろの努力に敬意を表したいと思います。私どもは、今までにこの議会を通じて、健全経営のための具体的な対策として診療科目や病床数について早く市民に示すべきであると訴えてまいりました。その都度いただけている答弁の中には、中核病院の砂川市立病院と後方支援病院である赤平市立病院と機能を分担して存続をしていくという答弁を何度かいただいております。病床につきましては、本年4月より一般病床120床ということになっておりますが、経営のほうも、毎月報告されます決算につきましても、予定どおりとは申しませんが、何とか頑張っておられると、その状況がわかる次第でございます。さて、本年5月の末に北海道が策定した道内30の区域に分けた自治体病院等広域化連携構想をめぐり、砂川市立病院を中心とした区域10の6医療機関、それから滝川市立病院を軸とした区域11の医療機関、3つの医療機関のそれぞれの病院関係者が一堂に会して中空知の医療をどうするのかという意見交換があったと一部報道でお見受けをいたしました。当然この席上では、各自治体病院で担う役割はこの集まりで決めるべきでないかという意見もあったと聞いておりますが、機能分担を含めた各病院の役割というものについてどのような話をされたのか。特に診療科目の問題や、それから病床数についても当然話し合いはされたと、そのように推察をしております。この話し合いの中で赤平の市立病院は中空知の中でどのような役割をしなければならないのかというような話が多分あったと思います。ぜひそのこともお聞かせ願いたいと思います。また、この区域10の医療機関、それから区域11の医療機関の懇談会といいますか、意見交換会はその後開かれているのか、今後どのようになっていくのかも含めてお聞かせ願いたいと思います。イの救急医療についてお尋ねいたします。現状赤平の市立病院としては1次医療、2次救急医療を実施しておりますが、自治体病院等の広域化連携構想の中でどのように変わっていくのか。また、赤平の市立病院に常勤医のいない診療科、特に時間を急を要する脳疾患関係の患者さん、それから心臓に疾患のある患者さん、それと妊婦についても非常に市民は不安を持っております。このような緊急を要する患者さんについての救急についてはどのように変わっていくのか、このことについても当然話し合われたと思いますので、お聞かせいただきたいと思います。ウの療養病床についてお尋ねを申し上げます。赤平の市立病院は、国の政策によって療養病床を設けて、それで赤平市立病院の存続をしていこうという決意のもとにつくられた病床でございます。その後国の政策が変わり、療養病床の入院区分ができて、病院の経営に大きな障害をもたらすような、経営を圧迫するような状況になってきておりますが、これも1つは病院の経営の赤字の原因であろうと思っております。現在ある60床の療養病床について中空知の自治体病院、この構想で集まる病院の中でどのような60床が位置づけになっているのか。特に現在建てられてくる砂川の市立病院、滝川の市立病院、これについても療養はどうなるのか、このこともぜひお聞かせ願いたいと思います。国の施策で先ほども前段同僚議員のほうから質問ありましたように療養病床は15万床から22万床ということで削減を6割から4割になりましたけれども、しかし入院区分についての手直しは発表されておりません。ということは、残っても決して病院の経営にプラスになるようには思われません。そういうような中で赤平市立病院が持っている60床についてはどういう位置づけが必要なのか、このことも重ねてお願いいたしたいと思います。それから、実は北海道のある病院で療養病床をやめて老健施設に変更し、病院の健全経営を図ろうとする病院がことしの春に出てきました。実は、5月に国のいわゆる病院に老健施設を併設して経営してもよろしいと、特に大きな改修もなく、してもいいですよという規制が緩和されました。これには、働く職員も特にかえることなく、兼務も可能であると、こういう規制緩和が生まれたので、このことも含めて、赤平の市立病院の療養病床について60床が本当にいいのか、それから老健施設、こういうものを併設でやってどうなるのかと、このことについて市立病院の健全経営のためにもある意味では検討する価値があるのではないかと、このように感じております。病院当局の考え方をお聞かせ願いたいと思います。以上で1回目の質問を終わります。

答弁 市立赤平総合病院事務長 斉藤幸英(市立赤平総合病院事務長は2009年3月まで)

大綱1、市立赤平総合病院について、①、中空知医療圏において担う役割についてのア、機能分担について、イ、救急医療について、ウ、療養病床については、関連がございますので、一括で答弁させていただきたいと思います。現在中空知2次医療圏において、滝川保健所により中空知地域保健医療福祉連携推進会議及び自治体病院広域化連携構想検討会議が設置され、この中で北海道医療計画中空知地域推進方針の作成並びに自治体病院の広域化連携構想について検討されることとなっております。現段階ではスタートラインについたばかりの状態で、これから具体的な協議がなされていくような状況でございます。また、来年1月をめどに方向性を示す見込みとなっております。特に自治体病院広域化連携構想につきましては、道の示した案では中空知2次医療圏が2つの区域に分けられ、赤平市は砂川市立病院を中心とする第10区域に属することとなっております。また、医療圏では一定程度の医療を完結できる体制を構築していくことが求められ、当院のその中での役割としましては市内の基幹病院として救急医療を含め、入院を含めた初期医療に対応できる機能を維持するとともに、透析センターとしての機能を提供できる体制を維持し、中核となるセンター病院、つまりここでは砂川市立病院ということを指しておりますが、その後方支援を行うこともまた期待されていることと思います。その中では、急性期治療後の亜急性期及び回復期、療養を含めた入院機能の維持が必要と判断をしているところであります。救急医療につきましては、医師不足の中で現状の体制維持は非常に厳しい状況にあります。引き続き1次、2次救急病院としての機能を維持していきますが、砂川及び滝川市立病院の改築の中で救急機能が向上されるということが予定をされております。特に砂川市立病院におきましては、より高度な救急体制を構築する計画があると聞いておりますことから、連携を深めた中で市民の救急対応に努めてまいりたいと思います。また、現状も行っておりますが、脳疾患患者あるいは心臓疾患患者等私どもの病院に専門の診療科がない科目につきましては既に砂川等の病院にかかっていて、救急搬送を必要とする場合は現状と同じように相手側の病院に了解を得た中で直接搬送ということはこれからもますますやっていかなくてはならないことの一つだなと思っております。いずれにしましても、砂川の市立病院は現状では救急受け入れがもう既に限界に達しているという状況になりますので、やはり新たな病院が建ったときには改めてその辺も含めた協議は進めていかなくてはならないと、そのように考えております。今後も現状の診療科並びに病床を維持していく中で市民に安心した医療を提供するためにはセンター病院、中核病院との連携、さらには協力を強化していかなければならないと認識をしております。今後の療養病床につきましては現状病床を維持していきますが、連携推進会議等の中でセンター病院との連携を図る上で後方支援病院の必要性や高齢化に対応するための市民ニーズ等を十分考慮し、また赤平市における高齢者福祉施策の中で十分に検討してまいりたいと、そのように考えております。先ほど議員のお話がありました療養から老健施設への転換ということでございます。老健施設につきましては私どもも一時検討を加えたことがございますが、やはり施設の医師の配置基準と、あるいは看護師等の基準でいくと、なかなか採算的には現状では厳しいのかなと思っております。やはり高齢者福祉施策全体の中で老健がいいのか、あるいは現在でいう特養ですか、そういった施設がいいのかということは今後十分に検討していかなくてはならないと、そのように考えております。以上です。

質問 6番 北市勲

ありがとうございます。ただいまこの会議の中身も、これからの方向もある程度説明いただきましたけれども、昨年北海道の策定した広域化連携構想につきましては、昨年のたしか8月に道から発表されたということで、それ以前からも早く病院の健全運営のために病院の小規模病院に向かって努力いただきたいことは要請していたのですが、今ここで赤平市の財政を考えるときに、早くこの病院が赤平市のお荷物にならないような形をつくっていかなければならないと。そういう意味では、この5月に病院関係者が集まって、意見交換をされたということですけれども、これ病院関係者だけでは到底解決できる問題ではありません。当然各市の財政の方々も一緒になって考えてもらわなければならないと。先日の赤平市のこれからの市立病院を考える会でもたしかそのような意見があったかのようにちょっと記憶しておりますけれども、いずれにしてもこれから3年、4年後には砂川の市立病院ができて、それから滝川の市立病院ができてくると、予測されるのは新しい病院に患者が集中し、赤平の病院が置いてきぼり食うのでないかという不安もあります。これについてそういう意味では連携を早く深めてほしいなと思いますので、この辺をも含めて、市長さんに赤平市民のためにもひとつこの辺のところを早くやっていただくよう、もしご意見があればお聞かせ願いたいと思います。

答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)

それぞれご意見いただいたことにつきましては、ご承知のように今検討会議の中でやっておりまして、秋口には大体およそ赤平としての考え方はまとめたいと思っている。ただ、当然言うまでもなく相手のあることでございまして、私ども赤平としては本当にこの広域化問題はもっと早く会議をしてほしいというふうにお願いをしてきましたし、道から派遣している三上理事を含めて、急いでほしいと。失礼な言い方ですが、ようやくスタートしたということで、私どもとしてはじりじりした思いですが、ようやくこの会議がスタートしたということでございまして、今財政部門を含めてということでございましたが、医療関係者だけでなくて、福祉関係者も入っている会議もございまして、その会議に基づいて、当然各市町村ごとの意見も取りまとめありましょうし、意見を求めるということもありますので、医療だけではなくて、当然保健福祉、いろんな総体的な面の中でこの医療の位置づけもやはり考えていかなければならないと思っています。赤平市は、当面特例債を借りるためのプランを急いでつくらなければならぬといううち独自の事情もあるものですから、なかなか広域問題の話はまだこれからということでありますので、少し必ずしも並行して進んでおりませんが、しかし今申し上げましたようにうちだけで進めることはできませんので、そういう中でひとつ話し合いは進めざるを得ないのかなと思います。およその目標については今事務長から申し上げたことでありますので、そういう方向で今後とも協議をしていきたいということで、議会にもいろいろまた意見を求めるということもあろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

質問 6番 北市勲

大変ありがとうございました。やはり病院がなくなるということは、ある意味ではまちの崩壊につながります。これからの高齢化の中でやはり病院の持つ意味合いというのは十分皆さんご存じだし、私どももよくわかっているつもりでいます。ぜひ今市長さんがおっしゃるように早く、早く市民に安心を与えていただきたいということで、これはひとつ要望として私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:赤平市議会 平成20年第3回定例会 2008年9月10日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる