赤平市議会 平成20年第1回定例会 2008年3月13日
(1)市政の執行方針について/(2)教育行政執行方針について
2008年3月13日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、宍戸忠議員が「市政の執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 宍戸忠 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 4番 宍戸忠
質問いたしますので、よろしくお願いいたします。1、市政の執行方針についてお伺いいたします。昨年6月、財政健全化法成立による不安をあめとむちで平成20年度を迎える予算となった原因、要因は何かについて。小泉、安倍構造改革、三位一体改革路線が昨年6月、急激な地方公共団体の財政の健全化に関する法律として国会で賛成、自民、公明、民主、国民、反対、共産、社民で成立いたしました。これは、今後7年にわたる赤平市財政健全化計画改訂版、これによって市長は地方自治堅持を明示しています。しかし、地方交付税削減、社会保障大幅後退などによって地方自治破壊、住民の命、暮らし破壊、破綻へ導くものであって、安心と安全のまちづくりを行政と住民が我慢と辛抱を押し続けるものにならないかであります。②、国、道による地方交付税削減、産炭基金一括返還、行政対応による財政問題について。赤平市は、人口5万9,000人から今日では1万3,800人。国のエネルギー政策によって石炭産業をつぶされ、急激に過疎化。閉山跡地整備に重大な借金をさせられ、平成17年度末で残高11億4,500万。産炭地特有のものであって、他の自治体ではないものではないか。地方交付税等の削減は、平成11年度と平成18年度比で10億8,000万円。07年9月、空知産炭振興基金借り入れがやみ起債として夕張破綻とともに13億5,000万円一括返還は、サラ金取り立て以上のものではなかったのか。また、財政危機は10年前から始まっていたのではないか。前市長時代から深刻化していた赤字の御三家と言われる国保10億、病院26億、花卉園芸公社5億2,500万。国保病院には、必要な繰り入れをしなかった。コチョウランの採算見込みなしに14年間貸し出しや補助を続け、我々の警告にも耳をかさなかったことではないか。③、今日地方自治の立場から、財政健全化法の本質は何かについて。今度の財政健全化法による連結赤字額35億5,000万円、普通会計、国保、病院、水道の連結実質赤字比率77.60%、3月7日現在、に公共料金値上げ、さらなる人件費の削減、事務事業の抜本的見直し、徹底した歳出の削減、税率見直し、増税や歳入確保などを行い、平成20年度において財政再生団体回避を図るというものでありますが、平成20年度の結果において、さらなる人件費の削減、公共料金負担増などで、日本一サービス低く、負担増の夕張をモデルにしないということになるのかどうかお考えをお伺いしたいと思います。市長は、国10億1,600万、道28億円の借金、人的派遣などによって、守りの立場から、それに左右されずに、手薄な病院業務などをお考えのようですが、その姿勢は大事だと思います。住民とともに地方自治、地域医療を守る攻めの姿勢で向かい合っていくのかの違いによって、これからの赤平を左右する大きな問題になるのではないかと思います。地方自治の堅持をうたっておりますが、地方自治法第1条、地方自治の基本は福祉、これを貫くことができるかどうか、まさに正念場でありますが、ご見解を求めたいと思います。市立病院について、④、道の自治体病院の再編、縮小問題の背景と、構造改革、医療改革路線は住民と病院経営に大きな打撃になっていることについて。道の調査では、第1に医師不足46人、平成18年4月から19年8月1日時点、緊急に必要な医師不足数114病院のうち54病院から152名、深刻な医師不足の中で、政府は医療費抑制のために日本に医師は足りていると1981年医育大学入学定員大幅に削減してこれが根源であります。OECD加盟国平均比、人口1,000人対比3分の2で不足、日本の医師不足は14万人であります。第2に、自治体病院と自治体そのものが大変な財政危機、地方交付税措置削減率が約10.8%、1床当たり交付税、平成10年度59万5,000円、平成18年度48万1,000円、11万4,000円が削減であります。病院の交付税削減は、政府の医療費削減策が根本にあり、三位一体改革以前からあったのであります。平成20年度から実施される財政健全化法では、病院会計など特別会計も合算されて、連結決算で再生団体かを左右するものであります。患者負担増、受診抑制、診療報酬引き下げ、特に自治体病院も民間病院も経営悪化となったものではないかと思います。診療報酬改定があったら経営にどんな影響があるか、何が問題か判断できる有能な幹部職員配置を三、四年で異動させないことも重要ではないかと思います。自治体財政危機について道内市町村地方交付税平均、平成10年度と18年度比較で15.7%減、国庫支出金、補助金21.3%減、この8年間で削減されています。地方税も8年間で7%と、さらなる経営悪化も要因ではないかと思います。病院繰り入れ1億5,000万円、ますます厳しくなるのではないかと思います。道は、総務省公立病院改革ガイドラインを先取りして、ガイドラインでは総務省の方針に基づいて、病院改革をやれば財政措置を講ずるというあめとむちになっていないか。例えば病床40床休止の1床当たり48万1,000円交付税措置はなくなり、単年度では40床休止の総額の減収額は幾らか。大きくなるのではないか。平成36年度までに償還年2億5,000万円を考えると、相当厳しく、経営に支障が出ないかであります。4月から始まる世界に例がない75歳以上差別の高齢者医療不安が高まっている後期高齢者医療制度で、包括医療や受診抑制、診療報酬など減収にならないか。お年寄りを終えんに追いやるこの制度の廃止を国に市長が要望することはできないか。国の削減計画から、維持の療養病床単価のランク低下になるのではないか。市長が先頭になって、病院改革と住民の命綱、病院を守るために医療関係機関や住民に対して実態を訴えて協力を得ること、医師、看護師確保に全力を挙げること。医大などでは、全部医師不足であります。勤務医の過酷な勤務、医療補償問題、救急医療の赤字、特にけがによる即対応のための整形外科固定医師確保は住民の安心対策の上からも内科、外科とともに最重要ではないかと思います。透析医療増設で、病院健全化計画に経営効果はどのぐらいになるのか。繰り入れ1億5,000万円、人件費削減、事務経費縮減などを行っても相当厳しいもので、見通しが甘いものではないかと思います。また、医療人として早期退職される方々について、特に看護師さんの早期退職される皆さんが病院の財政再建のために再採用にこたえる状況があるとお聞きしました。このことは、地方公務員の使命にこたえ、地域医療を守る住民の立場に立つものではないか、お考えをお伺いいたします。⑤、公立芽室病院長の訴えについて。住民、病院、行政が力を合わせるとき。2.23道民集会で、北海道の地域医療を守るために低医療政策を打破して、憲法25条が生きる社会をと訴えています。お上頼み、大学医局頼みだけでは公立病院存続は難しい。間違いの低医療政策、道内自治体病院83のうち70が赤字、05年度決算。病院医療人は必死になっているのに、赤字の政策は間違っているからであると言っています。芽室病院08年度診療報酬改定で入院基本料約4,900万円、障害者関連入院基本料4,600万円削減、大影響の試算と攻勢的です。この考えについて伺います。芽室病院の試みについて、赴任して20年、WHO指定の病院、医院に、医療人としていかなる変化にも対応し、この地域の保健、医療、福祉の中核を担う責任を果たす。一円だけでも黒字、住民の納得でできる赤字、例えば耳鼻科を新設しても赤字になるけれども、若い人が4時間、6時間も仕事を休んで行くことを考えたらと思っています。何よりも地域住民の要望の先取り、酌み取りを図った内視鏡医療、CT等の高度医療、外科医師固定化もできたといいます。08年、ユニセフ、WHO赤ちゃんにやさしい病院認定として、全国43番目になったそうであります。助産師11名が小児科と連携、不良債務ゼロ、留保資金6億、06年度高利5.4億円繰上償還、すこやか健診は町と病院の宝、毎年800人の受診者。道プライマリ・ケアネットワーク、ニポポが医師確保の光だと語っています。当市もこの理念、試みに学ぶことがあるのではないか、見解をお伺いいたします。病院の発展と地域住民の信頼を高めることについては、病院の発展は地域住民の信頼と、それにこたえるマンパワーの確保が必要、優秀な看護師が病院の魅力を高める。医療人もまた人の子、褒められるとうれしくなる。また、権利のみ主張し、みずからを顧みない人への対応も必要、人材確保には住民側の意識改革も必要と言います。道内45の国保直診協議会責任者をしているけれども、06年から看護師確保の厳しい30施設の診療報酬200万から3,000万も減額になった。今こそ医師も看護師も声を上げようと言っています。また、これからの医療のグランドデザイン、基本構想を考えようと訴えました。公立芽室病院、宮本光明院長の考えは示唆を与えることではないか、お考えをお伺いします。⑥、住民の合意形成で医師確保や財政危機打開と国、道への要求をについて。緊急に必要最小限の医師、看護師確保の当然努力は必要ですが、国や道の責任で確保せよと住民ぐるみで運動することが必要ではないか。そして、病院の実態、財政状況、どんな病院が必要か、自治体としての考え方や必要な資料を住民に明らかにすること、この点では10日からの住民説明会では上意下達ではなく、住民ぐるみで討論し、これだけの医療は確保しようとの住民合意形成が大事ではないかと思います。その点で財政危機をどう打開していくのか。国や道に要求すべきことは要求するべきではないか。自治体も住民の目線に立ち、無駄を省く努力と、医療、福祉、教育を守りながら、緊急対策もあるのでないかと思います。お考えをお伺いしたいと思います。⑦、財政再生団体をとりあえず免れても、国が根本的な地方財政危機の打開策を出さない限り、自力で財政危機を打開することが困難ではないかについて。利息の一部補助があっても、財政危機が大変な自治体は、長期の起債に借金棚上げ、財政再生団体入りを一時逃れても、国が根本的に地方財政危機の打開策を打ち出さない限り、自力で財政危機を打開することが困難な自治体にならないか。また、国や道による元利償還の財政的支援制度、地方交付税復元を求めることを地域から、市町村から道とともに国に対する運動をしていく必要があるのでないかと思いますが、お考えをお伺いしたいと思います。教育行政執行方針について、①、児童生徒のいじめ、暴力について。最近も沖縄女子中学生暴行事件、大問題が発生しました。当市でもいじめ、暴行事件、いつ発生してもおかしくない状況にあるのではないか。先日女子中学生が車に連れ込まれ、途中脱出し、難を逃れたという事件がなかったか。地域防犯パトロールについて私も参加していますけれども、青灯パトロール、今までの関係者の対策会議の見直しなど必要ではないか。市内夕暮れ、コンビニの陰や滝川などでということも聞きます。集中パトロールや家庭と生徒との対話が大事ではないかと思います。また、埼玉の高校長、元教え子にメール脅迫事件逮捕の衝撃、これまた生徒、住民に大きな影響を与えないか。教育委員会、教育関係者は対岸の火としない態度が必要ではないかと思いますが、お考えをお伺いいたします。町内会、地域住民、学校、行政が一体となった現場主義的な子供の子育てを終えたOBの知恵、力をかりる防犯対策、防犯強化対策も必要でないかと思います。特に卒業シーズンに発生しやすい経過があるのでないかと思いますが、お考えをお伺いしたいと思います。学校の安全給食について。安全食の基本について、中国ギョーザ事件、外国輸入食材の安全性と対策について国内では対応できないために、引き続き使用いたしますと言っています。引き続き安全、安心のために努力とありますが、これでは子供や保護者に不安が残るのではないかと思います。さらに、3月7日付で道新により1月下旬を境に中国産野菜輸入量が急減。6日、農水省植物検疫統計速報によると、キャベツ、ネギはほぼ半分、農水省前年同期比61%減、サヤインゲンが50%、ゴボウ40%減。2月中旬以降日本向け輸出野菜は、港では停止状態だといいます。国産野菜へ回帰現象、東京都中央卸売市場の卸売は、事件以来ニンジン6割、長ネギ6割高に。関西、九州の学校給食からの引き合いがある。消費急増の中国は、自国供給優先と言っています。ことしにかけて、大豆など84品目輸出還元金の廃止と、57品目に5から25%輸出税をかけたと報道。安全食材提供は、生産者と消費者の信頼の基本。これを進めるために農家の担い手対策、価格保証などを国に求めることとともに、食の安全と地産地消対策を生産者、PTA保護者などの懇談会などで展望を開くことが必要ではないかと思います。また、地元食材は不足等の情報を提供して、行政、生産者、保護者など合意の上で給食問題を進めていくことが大事でないかと考えますが、お考えをお伺いいたします。第1回目の質問を終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
随時お答え申し上げます。最初に、①の財政健全化法の成立と20年度予算についてでございますが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律によりまして、平成20年度はご承知のように本市にとりまして地方自治の堅持、まちの再生に向けた、まさに正念場の1年でございます。したがいまして、予算執行に当たりましては再生団体入りを何としても回避すべく、強い決意で臨んでまいる考えでございます。そのため特に連結実質赤字比率を高めております最大の要因であります病院事業の経営改革につきましては、これからの市立赤平総合病院のあり方指針2008に基づき、医師、看護師など医療スタッフの確保に努めながら、着実に実行してまいりたいというふうに考えているところでございます。また、連結実質赤字比率改善に向けましては病院特例債の発行が必要でありまして、そのために公立病院改革ガイドラインを策定し、単年度収支均衡を図ることが見込まれる団体に限ると、こういう特例債の発行条件となっておりますことから、これからの市立赤平総合病院のあり方を考える検討会議におきまして、単年度収支を図るための経営方策について引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。次に、②は地方交付税の削減、財政問題についてでありますが、当市では炭鉱の閉山対策といたしまして閉山跡地の取得、あるいは上水道施設、改良住宅などの整備を行うために、その財源として起債を活用してまいりましたが、現在もその償還が続いておりまして、財政悪化の要因の一つとなっているところでございます。こうした今日の厳しい財政状況は、第一義的には国のエネルギー政策の転換によって生じたものと認識しておりますが、赤平市といたしましても急速に減少する人口に対応した財政対策がおくれたということも否めない事実でありまして、財政状況を勘案するために結果として国から不適切と指摘されました長期借り入れを行ったことなど深く反省しなければならない点もあると考えております。当市の歳入の約4割を占めます地方交付税につきましては、ご指摘のとおり平成11年度の約55億円をピークに減少を続けまして、平成20年度の臨時財政対策債を含めた予算と比較した場合、約13億円という大変大きな減少となっているところであります。国の三位一体改革によります地方交付税の削減が地方自治体に与えた影響につきましては、今通常国会においても議論がされ、福田総理は結果として地方交付税の削減が急に行われたこともあって、特に財政力の弱い地方団体には厳しい声があったという認識をしていると、こういう発言をしております。また、総務大臣は平成20年度の地方交付税について地域のさまざまな声を聞きながら増額をしたというふうに述べておりまして、今後におきましても私どもといたしましては地方交付税の復元について強く要望してまいりたいと思います。次に、③の財政健全化法の本質は何かということでございますが、平成20年度予算は冒頭申し上げましたとおり財政再生団体入りを回避するということと、一方市民の皆様にご負担をお願いするものにつきましては昨年3月に策定をいたしました財政健全化計画に基づきまして軽自動車税の税率改正や水道使用料の改正などを行い、さらに一部公共施設の統廃合を前倒しで実施してまいりたいと考えておりますが、これ以上の住民負担は何としても避けたいという思いから、苦渋の決断ではありましたが、職員給与費のさらなる削減を中心とした改革で対応せざるを得なかったというところでございます。また、議会におきましても、このたび議員報酬のさらなる削減をいただきましたことにつきましては感謝を申し上げたいと思います。なお、行政改革につきましては、職員給与費を初め、あらゆる手だてを講じ、限界に達しているとも言えますが、平成20年度の再生団体入りを何としても回避するため一層改革に向け引き続き検討してまいらなければならないと考えております。当市の今後の進むべき方向性といたしましては、一年でも早く財政を立て直し、地方自治の基本であります住民福祉の増進に全力を投球してまいりたいと考えております。ご理解いただきたいと存じます。次に、④の病院経営に関してと⑥、医師確保、財政対策について、関連がございますので、一括してお答えをさせていただきます。国の医療法改正、診療報酬改定によります患者の自己負担増により患者の受診抑制や地方の慢性的医師、看護師不足による患者の診療抑制、さらには診療報酬のマイナス改定の影響によりまして病院の経営は著しく悪化しているということはご承知のとおりでございます。本年4月にも診療報酬改定がございます。診療報酬改定が予定されておりまして、現在改定内容、新規施設基準届け出項目の精査を進めているところでございますが、現在の診療報酬では施設基準の届け出について基準に合致しているかどうかの判断はすべて医療機関、いわゆる市立病院にゆだねられておりまして、ご指摘のとおりくまなく届け出ができるものを決定できるよう十分今後とも努力してまいりたいと考えているところでございます。次に、病床減による交付税についてでございますが、病床の削減は5年間は経過措置がございますが、平成26年度以降現在の基準に当てはめますと、約2,000万程度の交付税の減額ということで、市の財政上大きな影響があるというふうに考えているところでございます。次に、後期高齢者医療制度及び医療型療養病床の入院料引き下げについてでありますが、高齢者の比率が高い当市にとりまして、患者及び病院にとっても影響は大きいものと思っております。特に療養病床の入院料引き下げは、病院経営を悪化させるだけではなく、長期入院患者の受け皿を奪うことにもなりますことから、自治体病院協議会あるいは市長会でも問題となっておりまして、引き続き改善の要望をしてまいりたいと思います。透析医療についてでありますが、透析医療の充実によりまして、患者さんの医療環境の向上と収益の確保に当たってまいりたいと考えておりますが、透析医療は1人当たり年間380万円程度の収益があり、収益性が高い医療となっており、病院の収益の1割程度を透析医療が占めております状況から、今後も患者確保に努めてまいりたいと思います。経営見通しが甘いのではないかというご指摘もいただきましたが、一般会計からの繰り出しにつきましては、地方交付税が削減され、市の財政は厳しい、苦しい状況にはございますが、公営企業法に基づきます繰り出し基準額に加え、不良債務解消分として1億5,000万円の繰り出しを引き続き実施してまいりたいと思います。平成20年度につきましては、何としても収支の均衡を図った病院経営としていかなければなりませんことから、市と病院職員が一丸となって、さらなる経営努力をしていかなければならないと決意をしているところでございます。次に、住民等の協力と医師、看護師確保についてでございますが、本年1月より、これも再三申し上げておりますようにこれからの市立赤平総合病院のあり方を考える検討会議を立ち上げ、さまざまな議論を行っておりますし、またこれらの内容につきましては住民説明会におきまして今後の病院のあり方を周知し、協力をお願いしていくとともに、情報を提供していく中で病院に対する理解を得る努力を引き続き行ってまいりたいと思います。昨日も申し上げておりますとおり現在市立病院内におきまして医師、看護師確保対策委員会を設立しておりまして、さらに確保のためのリクルート大使にご努力もお願いをしているところでございます。さらに、市長部局におきましても対策室的なものをぜひ設置をしたいというふうに考えております。従来から行っております派遣要請あるいは公募等をあわせ、引き続き努力をさせていただきたいと思います。さらに、市長会、自治体病院協議会等を通じまして、地方の医療現場の実態、診療報酬の非合理性、医師、看護師不足等について改善の要望を引き続き行ってまいりたいと思います。それから、看護師さんの早期退職についてでありますが、3月末で退職をされます看護職は18名おりますが、そのうち10名の方につきましては嘱託、臨時職員として残っていただくこととなっており、そのほかに新たに4名の方が職員あるいは臨時職員として勤務いただく予定となっております。早期退職後再雇用に応じていただける職員には、病院の再建と地域医療を守るため貢献いただけるということで大変ありがたいものと思っております。今後におきましても再雇用に協力いただくよう努めてまいりたいと思います。次に、⑤の芽室病院長の訴えについてでありますが、臨床研修医制度によりまして大学医局の医師絶対数が不足しておりますことから、大学医局頼みだけでは公立病院存続は難しいとの意見は同様と私も受けとめております。さらに、今回の診療報酬改定により療養病床の入院基本料が引き下げられることから、先ほどもお答え申し上げましたが、診療報酬施設基準の内容を熟知した職員の育成に努め、算定できる診療項目をくまなく取得し、公立芽室病院も一つの手本として、さらなる経営努力を図っていかなければならないと考えております。また、特定健診、人間ドックなど健康診断のさらなる充実を図り、市民のかかりつけ病院との認識に立ったプライマリーケア、医療のグランドデザインについても今後芽室病院から学ぶべき点につきましては参考とさせていただきたいというふうに考えているところでございます。最後に、⑦の地方財政危機の打開策についてということでございますが、当市のような自主財源の少ない小規模の自治体にとりましては地方交付税の動向が今後の住民サービスにも直接的に影響を及ぼす非常に重要な要素でございますが、平成20年度の交付税につきましては新たに地方再生対策費を創設をいたしましたが、当市におきましては地方再生対策費分といたしましては5,000万円ということで予算を見込んでおりますが、当初国が人口1万人規模の試算として示していたものでは大体8,000万円程度というふうに見込んでいたということからいきますと、5,000万円でありますから、こうした数字と大きく乖離する額となっております。これは、第1次産業の就業者数の影響が大きくあったと考えられますことから、地方再生対策費にかかわる今後の交付税配分の見通しについて、交付税の算定方法に関する地方団体の意見提出制度というのがございますが、こういう制度等を活用いたしまして、地域の実態に即した改正を要望してまいりたいと考えております。また、20年度に発行を予定しております公立病院特例債について、その利払い額につきましては特別交付税措置の対象とするということとなっておりますが、そのほか公立病院改革が円滑に進められるよう、そのほかについての財政支援措置等についても要望してまいりたいと思います。以上でございます。
答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)
教育行政執行方針について順次お答えさせていただきます。初めに、①の児童生徒のいじめ、暴力についてでありますが、ご質問にありました沖縄の女子中学生暴行事件につきましては、議員と同様に怒りを覚えると同時に、事件がどこで起きてもおかしくない状況であるということを改めて認識をするものであります。先日当市で起きました事件ですが、内容については議員ご指摘のとおりであります。最終的には、事件扱いにはならなかったというふうに当局のほうから伺っているところであります。また、埼玉県の高校校長による元教え子メール脅迫事件につきましても大変衝撃的な事件でありますけれども、この種の事件についてはあってはならない事件であるというふうに考えているところであります。いじめ、暴力事件などこれらの事件につきましては、確かに時期的なものがあるというふうに見えますが、私は常に校長会等を通して、子供たちから何らかのサインが出ていないか気を配っていただくようにお願いをしているところであります。いずれにしましても、ご質問の件につきましては今後とも教育委員会所轄の青少年センターを中心に地域住民、学校、行政が一体となって対応してまいりたいというふうに考えているところでありますので、ご理解をお願いしたいというふうに思います。次に、2つ目の学校の安全給食についてでありました。ご質問にありました中国のギョーザ事件、外国輸入食材の安全性と対策につきましては、現状日本の食料の自給率の低さが問題とされているところであって、ご質問にありました特に野菜など食材の確保と価格の点からも国内産のみでは大変厳しい状況にあると、そのような中で、赤平市におきましても既に地産地消の観点から赤平産のお米と野菜、JAたきかわ女性部赤平支部の手づくりみそ、さらに地元企業の地鳥の焼き鳥などを使用しているところでありますので、今後ともそういった観点から拡大を図ってまいりたいというふうに考えています。また、生産者の代表である農民協議会とPTA連合会、そして消費者協会、学校関係者などで構成する給食運営委員会などの話し合いの場におきましても食の安全と安心について検討して、今後とも安全な給食に万全の対策を講じてまいりたいというふうに考えているところであります。以上です。
質問 4番 宍戸忠
ご丁寧にご答弁いただきました。何としても住民の安心、安全な暮らし、これを守ることが地方自治体の仕事であると思います。そのために全力を挙げていただきたいと、このように考えています。以上をもって、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。