赤平市議会 平成20年第1回定例会 2008年3月12日
(1)市政執行方針について/(2)教育行政執行方針について
2008年3月12日、赤平市議会の市政執行方針演説に対する一般質問で、北市勲議員が「市政執行方針について」「教育行政執行方針について」について質問し、市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 北市勲 議員
- 答弁者
- 市長 高尾弘明、教育長 渡邊敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 6番 北市勲
知新会として、市政執行方針と教育行政執行方針につきまして、通告に従い、質問させていただきます。質問の前に、市政執行方針の質問中の②、産業振興についてのイ、空知産炭地域発展基金の活用につきましては、前問と重複するところがございますので、取り消しをいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。それでは、早速質問に入らせていただきます。大綱1、市政執行方針について、①、市民の健康と命を守るために、ア、市立病院の存続についてお尋ねをいたします。今赤平市は、一昨年の空知産炭地域発展基金の一括返還に引き続き、昨年度に成立した地方財政健全化法の財政再生基準値を大幅に上回る連結実質赤字比率にかつてない苦しい状況に立たされている中で、平成20年度の市政執行方針が示されました。この市政執行方針の中に、特に赤平市の財政再生団体回避のかぎを握る市立病院の存続に向けての改革案が示されております。その内容につきましては、病院の規模を一般病床120床、療養病床60床という形に縮小すること、それから皮膚科、産婦人科の診療を中止すること、医師、看護師の確保に全力を傾けること、透析医療の拡充により増収を図ること、さらに国の公立病院改革ガイドラインや道の自治体病院広域連携構想を参考にして今後の方向を定めていきたいと、このように示されております。また、不良債務の解消につきましては、平成20年度には公立病院特例債の借り入れをし、一般会計から毎年不良債務の解消分として1億5,000万円を繰り出すことで計画的に不良債務の解消に努めていくと、さらに道から低利融資の28億を受けて市立病院の存続を図っていくとのことでございますが、本当にこれで市立病院の健全な存続ができるのでしょうか。本当の苦しさは、これから始まるわけです。そういう意味で私は大変不安に思っている一人でもございます。その理由としては、示された方針に対して、病院で働く人々がどのように携わっていくのか、このことが示されておりません。また、大事な医師の確保と定着についても具体的な策が示されていないからであります。今多くの市民から、市立病院は必要である、ぜひ残してほしいという声に対して、この方針をどのように遂行されていくのか、その考えをお聞かせいただきたいと思います。イ、市立病院が提供できない医療についてお尋ねいたします。赤平市立病院にない診療科、脳外科、あるいは胸部外科、それから循環器科、まだほかにありますが、こういう赤平市立病院に診療のできない科を受診しなければならない市民は現在どこに行っているかというと、センター病院であります砂川の市立病院、あるいは滝川の市立病院へと患者さんは行っております。ちなみに、参考までにここ一、二年どのぐらいの市民が砂川市立病院、滝川市立病院に行っているかという数字を、全く正確ではございませんが、赤平市民がこの2つの病院に受診されて、赤平に戻ってこられて、赤平の保険調剤薬局で薬をもらっている患者さんの数を調べてみますと、平成18年、砂川市立病院には一月平均70人を超える人が行っております。滝川の市立病院には130人以上。それから、平成19年、昨年につきましては、砂川の市立病院については70人以上、滝川の市立病院には100人以上の市民の方々がそれぞれこの2つの病院を受診されておられます。このことの現状からして、この春に赤平の市立病院が皮膚科、産婦人科の診療を休止となると、さらにこの数がふえることが予測されます。この方々の受診するために病院に通っているパターンを申し上げますと、自家用車の方もございます。しかし、多くの市民は公的交通機関のバスを利用して滝川、砂川へと通っている状況でございます。多くの市民の通院患者が不便を感じているのが現状でございます。現在滝川を経由して砂川に行ける公的交通機関のバスは1日4本しかございません。大変不便を感じている市民が多くおられます。ぜひ乗りかえのない形で砂川の病院に行けるような交通手段の増便を行政として要請してはいかがなものかと、このように考えますが、もしお考えあればお聞かせ願いたいと思います。②、産業振興についてお尋ねいたします。ア、エルム高原施設管理について。エルム高原の各施設の利用者数が年々減少傾向にあり、平成18年度の数字を見ますと、13年度から見ればおよそ16.5%の減少になっています。このままの状況では、将来赤平市にとって大変大きな荷物になるのではないかと危惧をしております。これらの施設は、赤平市の大事な観光資源でもあり、今まで以上に活性化が求められている状況でもあります。方針の中では、民間的な発想の中から集客の拡大を図るとうたわれておりますが、現指定管理者制度の中での契約も平成20年度をもって終わり、次年度から新しく契約の中で委託運営をするということでございますが、ぜひこの施設の利用を活性化するために、各施設の利用計画を盛り込んだ企画書の提出を義務づけた企画書コンペの実施を要請いたしたいと思います。最もよい企画を提出された企業あるいは団体にこのエルム高原の施設の運営管理を委託してはいかがなものかと、また企画書の募集には赤平市内に限らず全道に向けて参加を呼びかけてはいかがなものかと思いますが、お考えがあればお聞かせ願いたいと思います。ウ、空知川の再生について。市政執行方針の中に空知川につきましては治水の関係でしか述べられておりませんが、赤平市の中央を流れている空知川は近い将来考えによっては大きな観光資源になるのでないかと、さらに地域振興の立場で見れば赤平市の財産であるこの空知川を再生すべきではないのかなと、このように思い、今回質問させていただきます。赤平市は、今まで地域振興や観光という目的で空の活用をしてきました。住吉につくられたパラプレーン空港あるいは管理棟のことですが、今は頓挫して、次の使う予定も立たない状況にありますが、空の活用も考えてまいりました。それから、山につきましては赤平山スキー場、これも少子高齢化の波や余暇ニーズの変化によって、今は使われていない状況にあります。赤平市を見たときに、空もだめだった、山もだめだったと、残るは川だけでないのかなと、私は実はそういう気持ちでおりました。空知川を再生するということは、川を今まで以上にきれいな流れにすることでございます。それが将来の観光資源に役立つと思っているからでもございます。幸いなことに空知川は、赤平市の上流には2つの市のみでございます。そういう意味で空知川に流入する小河川のいわゆる生活排水の流入をとめることで大きく改善されるのでないかと。また、下流には堰堤があり、なおかつ北海道遺産に選定された北海かんがい溝の頭首工もございます。十分これは観光資源として希望が持てるのでないかと思いますが、ぜひ検討してみてはいかがかと思い、提案させていただきますが、ご意見を伺いたいと思います。大綱2、教育行政執行方針についてで、①、教育現場からの提案についてお尋ねいたします。昨年4月に実施されました全国学力テストの結果につきましては、北海道地区におきましては残念ながら44位と46位、非常に全都道府県の中では下のほうに位置しておりますことを踏まえ、昨年秋に道教委より5つの提言が出されました。このことにつきましては、どうとらえるかは12月の定例議会において教育委員会あるいは教育長のご答弁いただき、学校教育の充実のために活用できる場があれば活用するという心強いお答えをいただきましたが、しかし本年に入り、さらに低迷している道内の小中学生の学力テストの結果を踏まえて、対策として各学校の意欲を引き出すのがねらいの現場からの提案をしたと報道されております。いわゆる地域性を重視した企画書を募るという方針を固めたと報道されたわけであります。この報告書につきましては、必要であれば財政的支援も行うと、このようにうたわれておりますが、赤平市においては昨年より導入された学校評議員制度により赤平地区におけるいわゆる地域性もある程度明らかになったのではないかなと思われますが、今回の道教委の現場からの提案ということで、赤平市内の各学校の現場から今回の提案に該当するようなものがあればお聞かせ願いたいと思います。1回目の質問を終わります。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
それでは、順次ご答弁をさせていただきます。初めに、市民の健康と生命を守るためにのア、市立病院の存続についてでございますが、ご承知のとおり本年1月から市立病院のあり方を考える検討会議を立ち上げまして、今さまざまな議論を行っているところでございます。その中で当面の課題であります平成20年度以降の病院の診療科及び病院の病床の規模、さらにポイントであります医師、看護師の確保対策、あるいは透析医療の充実等につきまして検討してきたところでございますが、さらに今後は国の公立病院改革ガイドライン、また道が示しております自治体病院の広域化連携構想に基づく連携あるいは機能分担等につきまして、こういう中でこの市立病院の位置づけ等につきましても引き続き議論を進めたいと、こういうふうに考えているところでございます。ご指摘いただきました特に医師確保の問題でございますが、言うまでもなく収益確保に大変大きく影響をいたします。したがいまして、私どもとしてはやはり医師、加えて看護師の確保というのが緊急の課題であるというふうにとらえております。病院内におきましても医師、看護師確保対策委員会を設置をいたしまして、医師、看護師を確保するためにはどうすべきか、こういう議論も行っていただいておりまして、さらに新聞報道もいただきましたが、人材育成コンサルタントの須磨さんという方にリクルート大使としてお願いをし、今後市立病院の医師、看護師確保対策にご尽力いただくということとなっており、全国的にPRをしていただくということでお願いもさせていただいているところでありまして、加えて市長部局におきましてもこの対策的な組織の立ち上げということをぜひ検討して、確保対策、定着対策、住宅等の問題もございますから、市長部局におきましてもこうした組織をぜひ立ち上げてまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。あわせまして、これは従来から行ってきておりますが、3医育大学や北海道医療対策協議会、さらに地域振興財団等への派遣要請、あるいは公募等を行い、さらには地域医療連携による医師の派遣を受けまして、確保に努力をしていきたいと思っていますし、また今住民説明会でお願いをしておりますが、市民の皆さんからもこの医師、看護師の情報提供ということを今お願いをしておりまして、あらゆる手だてを尽くしてまいりたいというふうに考えているところでございます。今後病院の経営につきましては言うまでもなく、病院の職員、もちろん市の職員だけではなくて、委託業者も含めてすべての職員が病院の現状を認識した中で、病院の基本理念、渡辺先生時代からございますが、ああした議論に基づきまして、私ども市長部局、理事者、病院長を先頭に職員が一致団結をして、病院経営の健全化に徹底努力をしてまいりたいと考えております。ぜひご理解、ご協力を賜りたいと思います。次に、2番目、イの市立病院が提供できない医療についてでございますが、本来でありますと、市民の方々が望まれるすべての医療を提供できる体制は望ましいわけでございますが、ご承知かと思いますが、現状はなかなかそうはまいらないということでございます。今数字も報告いただきましたが、砂川市立、滝川市立病院でご利用いただいており、さらに平岸病院にも一部ご協力をいただいておりますが、今後におきましても病院規模の縮小ということを当然検討せざるを得ない状況のもとにありまして、住民の皆さん方の健康を守っていくためにはやはり中空知2次医療圏におけるさらなる連携の強化、機能分担を進めていかなければならないというふうに考えております。こうした中で実施をいたしましたアンケートの中にもやはり他市町村の病院への通院に対して公的交通機関が不便だということは率直に述べられておりまして、高齢化が進む当市にとりまして、交通確保対策が大変大事なものであるということは私ども十分承知をしておりますが、しかし一方ではこのバス会社、鉄道事業会社ともども、ともに経営面といいますか、採算面からやはり残念ながら列車の本数、バスの便数が、本数が減っているというのがこれ実態でございまして、単純にふやしてくれというのはなかなか現状難しいことではないのかなと思っています。ただ、先ほど来申し上げておりますように当然病院の今後の中長期的なあり方は引き続き検討してまいりますので、その中では当然足の問題、交通確保の問題というのは大きな課題となると思いますので、そういう中で引き続き検討させていただきたいというふうに考えておりますので、ご了承賜りたいと思います。次に、②の産業振興についてのアのエルム高原施設管理についてでございますが、エルム高原施設につきましてはご承知のように国道38号から約2キロメートルと大変アクセスのよい位置にもございまして、森林浴が楽しめ、家族旅行村を中心といたしまして温泉ケビン村、オートキャンプ場と、まさに多彩な施設がございまして、総合的なアウトドア施設として市民はもとより道内外の多くの方に利用されている当市にとりましては最も大きい観光資源というふうに言っていいと思います。しかしながら、ご指摘のように入り込み数は年々減少傾向にございまして、これの主な要因といたしましてはやはり景気の低迷ということが一番大きなことであると思いますし、人口の減少も大きく影響があると思います。と同時に、余暇ニーズの多様化ということもこの減少に起因しているのではないのかなというふうに考えております。しかしながら、一方では非常に人気のあるオートキャンプ場もございまして、温泉施設との相乗効果を図るため、平成21年度からの事業者の選定に向けましては、市民の健康増進と憩いの場としての余暇利用を守ることはもちろんでありますが、さらに多くの方に利用していただくため、21年度からの業者選定に向けましては企画書の提出、市内に限らずというさまざまなご提案もございましたが、そういうことも十分参考にさせていただきながら、今設置しております行財政改革推進本部の第三セクター部会、この中で今後のあり方も検討しておりますので、こういう中で十分ひとつそうしたことも参考にさせていただきながら、検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。次に、ウの空知川の再生についてでございますが、空知川は両岸に迫る山岳丘陵部の間を東西にうねるというのですか、屈曲しながら流れ、特に百戸橋から下流につきましては蛇行して、変化に富んだ形状になっておりまして、河畔林や丘陵斜面の森林に囲まれながら、一方では動植物の良好な生息環境も備えており、大変やはりすばらしい河川であるというふうに私も思っておりまして、平成17年度の国土交通省が発表いたしました1級河川の水質ランキング、この中でも平成17年度におきましては全国166の河川中11番目という大変水のきれいな川ということになっております。このため環境的価値が極めて高く、公園緑地体系並びに都市景観など都市アメニティーを形成する骨格的なオープンスペースとして注視をいたしまして、これまでも河川管理者と協議をしながら、豊里地区にあります並木公園、さらに西文京緑地、この市街にあります中央河岸花壇広場、そして住友の河畔広場、遊歩道と、さまざまな整備を行ってきているところでございます。一方では、平成4年度には赤平ラブ・リバー推進協会が設立をされまして、市民の皆さんの手によりまして、河川愛護思想の啓蒙、河川清掃、花壇整備、あるいはイベントなどが継続して行われておりまして、今後もこうした団体と市民が一緒になって、人と川の触れ合いの場の提供に努めてまいりたいと存じます。なお、20年度は執行方針でも述べましたが、新たな総合計画の策定をしなければなりませんが、この策定に向けまして、市民会議を設置する予定でございますので、ぜひともこの会議の中で歴史ある空知川を地域の宝として自然の恵みをしっかりと次世代へ継承しつつ、教育、環境、産業資源としていかに活用していったらいいのか、その具体的な取り組みも含めまして、活用方法についてこの計画づくりの中で検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
答弁 教育長 渡邊敏雄(教育長は2012年9月まで)
教育行政執行方針についてお答えをさせていただきたいと思います。教育現場からの提案についてでありますが、全国学力・学習状況調査の結果を受けて北海道教育委員では、その改善策の一つとして5つの提言を行いましたが、今般それらの取り組みの中から今議員ご指摘がありましたように学力向上に向けた企画書を募って、すぐれた取り組みに対して重点的に支援する事業に着手するというふうな構想が出されたものだというふうに考えます。現在のところ私どものところに道教委から正式な文書による通知はまだ来ていません。出されていません。新聞報道によれば、地域性や子供の置かれた状況、環境に応じた現場からの提案を重視する初の取り組みで、必要性が認められれば財政的支援も行うというふうなことでありますが、学力テストにかかわる本市の市全体の結果の分析も終えていますけれども、たくさんあるのですが、言ってみれば基礎的な、あるいは基本的な学習内容の定着が課題だということも分析結果から明らかになっているところであります。また、各学校にあってもそれぞれ自校の結果についての分析作業も行っております。また、道教委に設置された学校改善検証委員会から出されている改善プラン、それらとあわせて、今後それぞれの学校で具体的な改善計画が出されて、そして実践されていくものというふうに考えます。また、本年第2回目の全国学力・学習状況調査が本年の4月、来月ですけれども、4月22日に実施されると。それらの結果とあわせながら、本市の子供たちの学力向上に向けた取り組みについて、さらに検討を加えていかなければならないのでないかというところであります。議員から、現場からの提案があればということのご質問ですけれども、現状この全国学力・学習状況調査についての改善プラン、改善というふうな部分については、若干おくれている部分もありますが、現状このような形で推移しているということで、ご理解をお願いしたいというふうに思います。
質問 6番 北市勲
それぞれご丁寧な答弁いただきまして、ありがとうございました。特にこの病院の存続につきましては、先ほど来市長さんのほうから説明がございましたが、市長さんは自分たちの病院は自分たちで守るのですよと、こういうことも何回かお聞きしたこともございますが、今赤平の市立病院を存続することについて何が必要なのかということを考えてみますと、やはり職員の意識の改革と、それから医療環境の改善、それと情報開示だろうと。この3つが伴っていけば、私は赤平市の市立病院は健全な存続ができるのでないかなと思っております。先日新聞の一部に、赤平と同じぐらい25億の不良債務を持った病院が、わずか3年で黒字にしたという病院があります。これは、私が病院勤務時代に自治体病院学会の講演でも聞いたことありますが、香川県の坂出市立病院であります。ここの今は徳島県の病院事業管理者になっております塩谷泰一という先生が坂出市立病院に赴任し、その25億の不良債務を持った病院を3年で黒字化したと。これは、病院関係者なら大方の方は知っていると思いますが、どのようにしてやったかというと、要は職員の意識の改善を図ったと。信念としては、組織を動かすのは理念と人であると、こういうことで、そのために理念という塔をしっかりと建てて、それに向かって全職員が立ち向かっていく、そういう場面をつくって一体感をつくっていったと、このことでないかと思います。これを赤平の市立病院に例えてみますと、今までに全員参加による職場の一体感をつくるというような場面があったでしょうか。市立病院の中には、いわゆる正規の職員と言われる市の職員、それから市の臨時職員、市のパートの職員、さらに外部委託した多くの人々が働いております。この人々については、院外から見れば、みんな赤平市立病院の職員なのです。そうなると、病院長、事務長、ひいては開設者の市長のここでリーダーシップが求められるわけで、この方々に市立病院の理念を常に頭に置いて理解していただいて、仕事に励んでもらわなければならないわけです。ぜひこのことを感じていただいて、市立病院に働く方々の意識を変えていただきたい。1つの例として毎年新年に、あるいは新年度に病院の講義室で市長さんあるいは院長先生のごあいさつの訓示がありますが、この席に赤平市立病院で働く方々が皆さんが来ておるかどうか。おおよその数は市長さんも事務長さんもご存じと思いますけれども、病院のいわゆる正規の職員は来ます。しかし、委託されておる会社の社員の方々は顔を見せません。これでは、全員参加にならないのです。ぜひそういうことも含めて、市長、院長、事務長さんのリーダーシップを発揮していただきたい、このように思う次第でございます。さらに、先ほど申し上げました医療環境の改善と情報開示でございますけれども、医療環境につきましてはお医者さん、特にお医者さんの居住環境の改善も必要です。それから、市立病院で療養される患者さんの療養環境の改善も大切です。このことにもう少し目を向けて、考えていただきたいと思う次第でございます。それから、情報の公開ですが、いわゆる自分たちの仕事をもう一度見直しをして、そして現状を情報公開して、市民の協力を求める、このことに尽きると思います。ぜひこのこともやっていただきたい。先ほどさらに市長さんからリクルート大使の須磨様の話がありましたが、これも聞きましたところ一部の職員は講義室で講演を聞いたといいます。全職員に声かけていないのです。こんな形で本当に病院の職員が一体化した気持ちの中で仕事ができるのか、これが一番私は大事でないかなと。今求められるのは、要は意識の改革だと、これをぜひ強く主張しておきたいと思います。これにつきまして市長さんは何か考えございましたら、お聞かせ願いたいと思います。
答弁 市長 高尾弘明(市長は2015年3月まで)
特に再質問の中で委託をお願いしている業者に働いている方々すべてということでございますが、毎年年明けに、正月明けには病院の職員の前で年頭のごあいさつをし、お願いをしておりますが、正直言いまして職員だけでございます。ただ、職員も昼休みにやっておりますので、当然職務についている職員もいらっしゃいますので、必ずしも多い人数ではないと。ただ、職員だけというのは実態でございまして、どういう形でそういうことをお伝えできるのか十分現場ともまた相談をさせていただきたいです。ともあれ、ご指摘のように今3つの原則といいますか、意識改革、環境改善、情報公開と、大変大事なことでございまして、私が心配するのは、お医者さんの定着を図るためにはやはり職場の環境、そこには職員の意識の問題もあるでしょうし、住宅の環境もあるでしょうし、職場環境、さまざまな要素があると思います。と同時に、市民の方々へ今訴えているのですが、市民の理解ということもなければ、なかなかやはりお医者さんの負担というのが、重い負担というのが改善されていかないと。これは、市民の方々の当然ご協力もなければなりません。さまざまなやはり条件整備といいますか、環境改善を図っていかなければと。大変大きな課題ではございますが、やはり一体となってやるということがまず基本でありますので、十分そうしたことを念頭に置きながら、院長先生とタッグマッチでひとつ全力を挙げていきたいと、そういう決意でおりますので、ご協力いただきたいと思います。
質問 6番 北市勲
大変ありがとうございました。私もぜひ市立病院は残しておきたいと、残すべきであると、この気持ちにはいまだ一度も変わったことはございません。今市長さんから答弁いただきました。本当に我々が一体となって、この市立病院も守ることも大事です。それから、病院で働く方々の意識も大事です。そういう形で赤平市民の命と健康を守るためにぜひご協力をお願いしたいと、私どももできる限りの協力はさせていただきたいと思っております。以上で質問を終わります。どうもありがとうございました。