みんなの議会

安平町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月8日

地域の福祉、地域福祉の課題と

2024年3月8日、安平町議会の一般質問で、鳥越真由美議員が「地域の福祉、地域福祉の課題と」について質問し、健康福祉課長 阿部充幸、副町長 田中一省、健康福祉課参事 小板橋憲仁、教育次長 永桶憲義、教育長 種田直章、教育委員会参事 佐々木英生、町長 及川秀一郎が答弁しました。

質問者
鳥越真由美 議員
答弁者
健康福祉課長 阿部充幸、副町長 田中一省、健康福祉課参事 小板橋憲仁、教育次長 永桶憲義、教育長 種田直章、教育委員会参事 佐々木英生、町長 及川秀一郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 鳥越真由美

4番鳥越です。今回は地域の福祉、地域福祉の課題とはということで質問させていただきます。安平町は子育て教育を重点施策としてきたことで、その効果も出てきており人口減少が抑えられています。しかし、高齢化が進んでいる現状は変わってはいません。また、これまで日本社会の中で見過ごされてきた例えばジェンダー差別、ヤングケアラーなど様々な配慮を重視することが求められる時代にもなってきています。誰もが住みたい場所で安心して暮らし続けていくためには地域福祉が重要です。全ての町民に関わることでもあります。そのためには多様な連携が欠かせません。そこで福祉施策の現状と課題を聞いていきたいと思います。1つ目として、今回の議会には令和7年から始まる安平町高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画及び安平町地域福祉総合計画第4期計画が提案されています。そこで現在実施中の第8期介護保険事業計画及び第3期の地域福祉総合計画の両計画の中で、基本理念であり目標とされている地域包括ケアシステムの構築推進についての現状と課題を聞かせていただきます。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

まず1番目の地域包括ケアシステムにおける各機関との合意形成

質問 4番 鳥越真由美

すみません議長、私言い忘れました。もう一回ちゃんと質問させてください。

質問 4番 鳥越真由美

すみません。聞かせていただくということで地域包括ケアシステムとは、安平町総合計画実施計画の中での成長戦略とし、第8期介護保険事業計画の中の重要施策とされています。地域の実情に応じて高齢者が可能な限り住み慣れた地域で医療、介護、介護予防、住まい及び自立した日常生活の支援が包括的に確保される体制とされています。そして令和7年には構築することとされていますが、各機関との合意形成の状況を教えてください。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

安平町では高齢者が可能な限り住み慣れた地域で尊厳と希望を持って自立した生活が続けられるよう団塊の世代が後期高齢者となる2025年までに地域包括ケアシステムの構築に係る整備を進めて参りました。ご質問(1)の各機関との合意形成の状況についてですが、地域包括ケアシステムにおける高齢者の支援は単に医療や介護サービス提供者のみの責任ではなく、地域社会全体で支えるべきものとして、地域の住民や自治会、福祉協力員、民生委員、NPO、ボランティア団体、警察、消防、社会福祉協議会、医療機関、介護サービス提供事業者などの多様な主体が連携し地域全体で高齢者を支える仕組みの構築を図るため、地域ケア会議を毎月開催し前述の団体等に会議の出席をお願いし合意形成を図って参りました。地域ケア会議では個別事例の検討を行うことを通じて高齢者個人の生活課題に対して単に既存サービスを提供するだけではなく、その課題の背景にある要因を探り個人と環境に働きかけるなどの課題解決の支援をするとともに、自立支援に資するケアマネジメントの支援についても実施してきました。また、これらの課題分析や支援の積み重ねを通じて地域に共通する課題や有効な支援策を明らかにし、課題の発生予防や重度化予防に取り組むとともに多職種協働による地域包括支援ネットワークの構築や資源開発等に取り組むことで更なる個別支援の充実につなげ、地域に不足する資源の開発や有効な支援策の普遍化等について検討し、着実に成果を上げてきています。

質問 4番 鳥越真由美

ケア会議を毎月開催しているというのは今述べられた全部の団体が参加してなのか、その例えばボランティアとか民生委員とか警察、消防とか先ほどおっしゃられたと思うのですが、それが全部毎月来るものなのか、それともそこの協力を得るためにケア会議として必要な専門職が集まって会議を毎月行っているのはどういう体制なのかというのが1点。それから先ほどおっしゃった個人と環境に働きかけるなど課題解決の支援、それから自立支援を資するケアマネジメントの支援という、この実施内容を教えていただきたいです。着実に成果を上げているということで具体的な内容を教えていただければと思います。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

こちらの会議は、基本的には個別支援の関係で高齢者の個人の生活課題に対して様々な既存のサービスではなかなかその人の生活がままならないというところで、他にインフォーマルなサービスがあるのではないかというところで、その地域の方だったり支援者だったり、サービス事業者だったり、その時々に応じてそういった方に参加していただいて高齢者個人の生活課題を解決するための合意形成を図っています。その中でいくつか高齢者個人の生活課題の中でサービスが普遍化できるようなものがあれば今度大きな全体会議ということでやりながら、その時はまた警察だったり、消防だったりをお呼びしてさらに普遍化についての合意形成を図ってもらっております。資源の開発については、大きな会議の時に生活支援体制整備事業としての会議をすることもあるのですが、その時に一例を申しますと高齢者が社会参加や役割を持って参加できる通いの場の創出ということで、つい最近行ったのは地域おこし協力隊との連携による早来学園の畑おこしを行っています。最後のケアマネジメントの支援では、この高齢者個人の生活課題の中でフォーマルサービス、インフォーマルサービスを組み合わせてケアマネジメントを作る際に、ケアマネージャーに対して自立支援とはこういうものですねというところの合意形成を図りながらケアプランについても地域包括支援センターの方で一緒に作っていくところがあります。

質問 4番 鳥越真由美

その資源を開発するにも、9期にも記載されていますが資源が開発されるにも人が必要なのかなと。色んな連携が必要なのかなと思いました。次、地域包括システムについて、現段階での課題をお聞きします。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

担当課で実施してきた地域包括ケアシステムの構築にかかる各事業の課題については、この後、議案第25号で提案します安平町高齢者保健福祉計画・第9期介護保険事業計画書と資料として添付させていただきました取り組み状況報告書にまとめていますが、これまでの取り組み、現状と課題、これからの目標として記載しています。主な事業としては在宅医療と介護サービスを一体的に提供することや入院から退院、在宅等への復帰へスムーズな支援を行えるようにする在宅医療介護連携事業。健康寿命の延伸対策としての高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施。高齢者の社会参加の推進を図るための生活支援体制整備事業。慢性的な介護人材不足を解消するための介護人材確保事業。介護予防事業としての総合事業及びしゃんしゃん教室、地域リハビリテーション活動支援事業。認知症の人が尊厳と希望を持って暮らせる各認知症施策。介護認定の適正化やケアプランの点検などを実施している介護給付等適正化事業。介護予防ケアマネジメントや総合支援業務。成年後見制度の利用促進。高齢者虐待の対応。消費者被害の防止。ケアマネジメント支援業務。家族介護支援などを行っている地域包括支援センターの運営などがあります。各事業を単年度で評価した上で課題に合わせた目標を設定しPDCAサイクルを回しています。広義の課題としては、次のご質問の地域包括ケアシステムの進化というところに関わってくるものですが、地域共生社会の実現に向けて介護担当で今実施している地域包括ケアの理念を普遍化し地域での高齢者の生活を支える地域包括ケアシステムを中核的な基盤として位置付け、高齢者、しょうがい者、子ども、生活困窮者など分野を超えた相談支援体制を構築するため、重層的支援体制の整備が重要な概念であり、研究が必要であると認識しています。

質問 4番 鳥越真由美

様々な高齢者、しょうがい者、子ども、生活困窮とか分野を超えた相談の支援体制を構築するために体制の整備が重要であり、研究が必要と認識しているということなのですが、担当課がイメージする重層的な支援体制というのはどういうものなのかが1点。それからよく地域で困っていらっしゃる高齢者の相談を受けるのですが、その時にお勧めしているのが包括支援センターの方にご相談くださいというふうに私伝えているのですが、包括支援センターが最近大変、人があまり色々なことが重なって人が足りていないのではないかということも含めて相談は包括支援センターだけでいいのかということをお聞かせ願います。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

重層的な相談体制の整備というところでは、現在先ほども申しましたが介護担当で行っている地域包括ケアシステムというところを色んな事業をやっていますので、ここを今後もうちょっと精度を高めたり深化していくことで共生社会の実現に向けた重層的な相談支援体制が構築できると考えています。そのための今は準備段階でやっていると考えています。地域包括支援センターが大変ではないかというところだったのですが、この後、地域包括支援センターの役割と課題というところでもお話しようと思ってはいたのですが、現在地域包括支援センターの業務が、色々な業務がありましてケアプランの作成だったり、高齢者の虐待だったり、最近では成年後見の関係とか色々ありまして、さらに地域支援事業として先ほど申した在宅介護医療連携認知症施策体制整備事業地域ケア会議、最近では高齢者と保健事業と介護予防の一体的実施というところも取り組んでいます。もう1つは最近身寄りがない高齢者、居ても頼れない状況にある高齢者という方の支援の増加についてもなかなか多くなってきていまして、本来家族が行う生活支援を包括職員が変わりに行っている状況もあります。それは内容としては緊急対応だったり、通院の付き添い、預金の引き出し等といったことを行っている現状があります。今予防ケアプランの作成については、会計年度任用職員も3名働いて稼働していただいて、ケアプランはそっちの方に。現状の職員はセンター業務のなかなか難しいところだったり、地域支援事業のところをやっている現状があります。

答弁 副町長 田中一省

縷々ちょっと難しい形で地域包括支援センター、地域包括ケアシステムのお話だったのですが、1つは簡単に言いますと地域の課題の把握と社会資源の発掘。これで先ほど地域ケア会議の実施の部分にあたります。中については次は地域の関係者による対応策の検討。その対応策の決定事項とあります。先ほど鳥越議員が言いました課題ですが、簡単に言いますと高齢者のニーズ、住民地域の課題、社会資源の課題で、ここで介護地域包括支援センター、それと医療は健康推進グループ、住まいが多課に分かれますので福祉の健康関係と税務住民課、政策推進課が住まいの部分に該当し、それと予防は健康福祉課の健康推進と生活支援福祉。これらの話の中でアドバンスケアプランニングとDo Not Resuscitateという形で進んでいきます。ここの課題ですが、支援者の課題は専門職の数と資質、連携、ネットワークという形の部分です。社会資源では地域資源の発掘と地域リーダーの発掘と住民互助の発掘という形の中でこの地域包括ケアシステムが進んでいっているという形です。

質問 4番 鳥越真由美

計画の深化推進が求められていますが、先ほど答えていただいた部分もあるのですが、現段階での見通しをお願いします。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

地域包括支援システムの深化について、特に重視している2つの事業について説明したいと思います。1つ目は成年後見制度の利用促進に向けた権利擁護の地域連携ネットワークの構築について。成年後見支援センターや本人や市民後見人等からなるチーム、協議会を構成要素とする権利擁護の地域連携ネットワークを構築し、権利擁護支援の必要な人の発見支援、早期の段階からの相談対応整備、意思決定支援、心情保護を重視した成年後見制度の運用に資する支援体制の構築などに取り組んでいきます。2つ目としては、認知症施策の更なる推進についてということで、認知症基本法が令和5年6月14日に成立し、認知症になっても尊厳と希望を持って暮らせるよう共生社会の実現を目指すため、政府は認知症と向き合う高齢社会実現会議を設置しました。安平町においても認知症は自分自身を含め、誰もがなり得るものと定義し、認知症に関する正しい知識と理解を広めるため、サポーター養成講座における小学校での教育と啓発や認知症の人とその家族の想いや希望が社会に発信される場としての認知症カフェを支援し、社会の認知症観を変えていく活動をさらに推進していきます。

質問 4番 鳥越真由美

この認知症の方なのですが、私以前にもMCIの関係で質問したことがあるのですが、例えば社会の認知症観を変えていくと先ほどおっしゃったのですが、ご本人が認知症との自覚が無い方が増える中で、例えばトラブルを避けたい商店とかも不安だと、個人的にも相談を受けたりすることが以前も話しましたがここ最近も増えている状況にあるのですよね。その中で色んなところと担当課は連携を組んでいるとおっしゃっていたのですが、例えば商工会を抱える、商店とかを抱える担当課、商工観光課とかとの話し合いだったり連携だったり、商工会への働きかけだったり話し合いだったりっていうことは今までされたことはありますか。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

認知症サポーター養成講座なのですが、令和4年の確か11月か12月だったと思うんですけど、認知症サポーター養成講座を商工会の方に来ていただいて行っています。参加者が20名から30名ぐらいいたと思っています。社会の認知症観を変えていくところなのですが、こちらは認知症施策も共生社会の実現に向けた施策としてやっていくことが重要だと考えていまして、認知症の人本人が自分は認知症であると安心してオープンに言える社会、地域づくりが重要であると考えていまして、ある意味共生社会の実現が推進されているかどうかの重要な指標になると言えると思っています。社会の認知症観を変えていく認知症の普及啓発は、知識や情報のみではなく前向きに自分らしく生きている本人自身が自らの姿と声を通じて新しい認知症観をありのままに伝えていくことが非常に有効であると思っていまして、認知症の啓発は本人とともに進めていくことが重要であると思っています。そのための認知症サポーター、認知症カフェをやっていきたいと考えています。

質問 4番 鳥越真由美

そのサポーター養成講座に商工会が20名ほど参加していただいたということ以外に、会議を持ったことがあるのか無いのか。無いのですよねきっとね。私は個人的には今後は必要なのかなと思っています。先ほど人材の質の向上ということも必要だというふうに補足の中でもありましたが、以前計画の中にもあった地域おこし協力隊制度を活用していくとおっしゃっていたと思うのですが、配置を希望する事業所との連携に取り組むってありますが、それの進捗状況を教えてください。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

ちょっと先ほど答弁漏れていましたところで、商工会との関係の商工観光課との連携についても今後は必要だと考えています。あと商工会の方で変わったところは商店街で迷惑行為があった時に認知症方の関係なのですが、警察に通報とはならずに最近、包括支援センターに連絡が来るということが最近ではあります。あとは、

答弁 副町長 田中一省

地域おこし協力隊。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

地域おこし協力隊の進捗状況だったのですが、令和5年度予算の方で富門華会さんの方で募集をしていまして、それがなかなか見つからなかったのですが、この2月に見つかりまして1名地域おこし協力隊として4月から活動することが決まっています。あと令和6年度以降、7年になるかもしれないですが、7年度ですね。陽光苑さんの方も興味を持っていただいて、活動したいということをお聞きしています。

質問 4番 鳥越真由美

わかりました。地域おこしの件は後でまたもう一回聞きます。2番目に移ります。安平町子ども・子育て支援事業計画及び安平町地域福祉総合計画には様々な支援体制があります。その中で課題として相談窓口の利便性、専門性の向上や窓口間のネットワークの強化が求められているとあります。第3期地域福祉総合計画策定から4年が経ちました。現在の状況を伺います。子育て世代包括支援センター、子育て支援センター、子ども家庭総合支援拠点、地域包括支援センターの各役割とそれぞれの課題を教えてください。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

それぞれの役割と課題についてご答弁申し上げます。まず子育て世代包括支援センターについてですが、母子保健法が改正され平成29年4月1日から施行されています。妊産婦等が抱える妊娠出産や子育てに関する悩み等について相談しやすい話し相手による相談支援を行い、家庭や地域での妊産婦等の孤立感を解消することが役割です。乳幼児健診をはじめとする母子保健事業の実施も含め、配置している保健師、管理栄養士にて相談対応を行います。こちらについては課題として挙げるのであれば産後におけるケアの必要性ということが考えられ、令和6年度より産後ケア事業を開始し、産後の心身の不調または育児不安がある方を中心に概ね産後1年未満の産婦、その夫を対象とし負担を和らげることにつなげる委託事業として助産院でケアを受ける通所型、助産師が利用者宅に訪問してケアをする訪問型があり、利用者の選択により町が支援を行うことを予定しているところです。次に子ども家庭総合支援拠点についてですが、平成28年に児童福祉法の改正により社会福祉士などの専門職による虐待や貧困などの問題を抱えた家庭に対する相談を受け、子育て世代包括支援センターや関係機関と連携し必要な情報提供や支援につなげることで心身ともに健やかな子どもの成長をサポートすることが役割です。現在の体制としては保育士、公認心理士、言語聴覚士、社会福祉士を配置しています。児童虐待の相談支援機関でもあり要保護児童対策地域協議会の事務局も兼ねています。課題についてですが、地域福祉総合計画において課題と表現しました未着手で課題という意味合いではなく、着手しているものの無くなるものではないという意味での課題となります。役割を年代別、課題別に説明させていただきましたが、分野別または年代別で単一の相談窓口だけで対応していくことが難しいほどに生活課題は複雑化しています。現状でも相談窓口間で情報共有を行い、個別のケース対応を行っています。そのため地域課題は無くなるものではないということを念頭に置き、各相談窓口は常に連携を図り生活課題解決のサポートにあたる体制を維持していくことが必要だと認識しています。こちらの課題はあえて挙げるとするのであれば、専門職の配置が欠かせないことから有資格者の人員の確保の部分であろうと考えています。なお、子育て支援センターについては教育次長から、また、地域包括支援センターについては健康福祉課長からご答弁差し上げたいと思っています。

答弁 教育次長 永桶憲義

続いて子育て支援センターの役割と課題をご説明します。まず役割は乳幼児やその保護者が交流を図る場所です。親子のふれあいをサポートしている場所として事業を行っています。当町では公私連携法人認定こども園を民営化するにあたって当町が取っている方法に対して、その連携する要件の1つとして子育て支援センターを運営することを定めてつながりのある子育ての場としています。課題点と言えば、体制面の課題というより社会人口増加が増加傾向の安平町ですが、出生数自体は減少しており、サポートのスタートラインにはなっていなく、魅力ある町として移住してくる方との関係や交流を含めて子育てが楽しいとなる環境となるまでの時間差を生じていると思われます。また、保護者への支援効果をいかにバランスよく上げていくかが課題となっています。続いて健康福祉課長が答弁します。

答弁 健康福祉課長 阿部充幸

包括支援センターの役割についてですが、介護予防ケアマネジメントや総合相談支援業務が主な役割となっています。配置については保健師、社会福祉士、主任ケアマネが各1名ずつ以上いなければならないという規定があります。課題については先ほど申し上げましたが、センター業務と地域支援事業の両立がなかなか難しくなってきているところです。

質問 4番 鳥越真由美

6年度の今回出された教育執行方針の中に教育支援センター機能を持つ、昨日も一般質問の中で出たので、例えば不登校に対応するとかっていう話があったのですが、教育支援センター機能を持つ不登校の児童生徒の居場所づくりについて検討するというふうに執行方針には出ていました。教育支援センターの構成員はまず誰なのかが1点。それから子育て世代包括支援センターとか子育て支援センター、子ども家庭総合支援拠点とどこが違うのか。それから国で求められているみたいなことを昨日おっしゃっていたような気がしたので、だから教育支援センターを作ったのか、ちょっとわかりづらいので教えていただければと思います。

答弁 教育次長 永桶憲義

教育支援センターは今のお話とはちょっと色が違う気がするので、昔の言い方をすると適応指導教室という体制となりますので、これまで他市町村とか行っている内容を見ましたら、教員のOBだとかいった方々、やはり教育関連の方々が配置されて運営を行っていると思うのですが、必ずしも居場所としての対応を行うだけの考え方であればその資格に対して主だった基準は無いのかなと思っています。ですからそれは学習と一緒に行えるだけの適応指導教室的なものまでの完備をする考え方を取ればそういった専門職の配置が望まれるところですが、今現状では学校自体の教員の数も少ない中でそういった方の確保はなかなか難しいので、既存の体制の中で場所も必ずしも教育支援センターという完全な形の施設をつくるという表現ではありませんので、あくまでも昨日の答弁でしたような居場所づくりの入口から少しでもその機能が果たせられる体制を作っていければなという考え方を持っています。

答弁 教育長 種田直章(教育長は2025年3月まで)

若干補足しますが、教育支援センターについては教育行政執行方針の中でも学校とともに連携して検討して参りますという書き方をしているのですが、要はこれは学校現場から具体的にいうと早来学園の管理職から教育長室において、そのようなことも念頭において進めていただければという要請というか希望があったものですから。特にこれ今次長が申し上げたとおり外部にそういうものを新たに立ち上げるというよりも、むしろ別室登校に近いようなところから切り口として校内でそういうお子さんに対する配慮を行っていきたいということで書かせていただいたと受け止めていただければと思います。

質問 4番 鳥越真由美

今回第7期しょうがい福祉計画、第3期しょうがい児童福祉計画も提案されています。しょうがい児の健やかな育成のための発達支援とありまして、子ども発達支援センターを活用した相談体制の構築とあります。第6期よりしょうがい福祉人材の確保だったり、しょうがい福祉サービスの継続、提供に向けた人材確保について北海道と連携により普及啓発に努めるとありまして、切れ目なく停滞しないサービス提供のための相談体制は当然教育委員会とそれから福祉課で行われているのですが、福祉人材のその中で確保というのがされているのかなと心配なのですが、教えていただけますでしょうか。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

福祉人材の確保という部分ですが、最後でお答えさせていただこうとは思っていたのですが、健康福祉課の方には色々な資格を持っている職員がいまして、社会福祉士ですとか精神保健福祉士、公認心理士、言語聴覚士、保育士、幼稚園教諭、臨床発達心理士、管理栄養士も含めてですが、そういった資格を有している職員は今現在配置されている中で対応してきていますが、そこが十分かどうかはなかなか職員の人数の関係なのでお答えしにくい部分があるのですが、今いる人数の中で精一杯取り組みさせていただいているという現状です。

質問 4番 鳥越真由美

わかりました。では次の相談窓口の件です。相談窓口の利便性、専門性の向上、窓口間のネットワーク状況と見通しを教えてください。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

相談窓口の利便性に関しては訪問や電話相談も可能ですが、3月4日から総合庁舎と総合支所を結ぶシステムの導入による遠隔窓口相談サービスの開始により各専門職へ端末機を通して電話以外の相談方法も確立しています。利便性を高めても相談窓口の存在を知らなければ必要な支援に辿り着くことが難しくなりますので、さらなる周知を図って参ります。専門性の向上についても現状の各種専門職に対しては各種研修を受講しており、体制の維持という点でも継続的な専門職の登用に努めて参りたいと考えています。窓口間のネットワークの状況ですが、現状では自治会町内会ごとに開催している地域ミーティングにおいて健康福祉課福祉グループと地域包括支援センターが参加しており、情報提供や周知などを行っています。その他、民生委員協議会の定例会、地区委員会の情報も健康福祉課福祉グループと地域包括支援センターで情報共有を行っています。また、母子保健に関しては子育て世代包括支援センターと子ども家庭総合支援拠点にて事業実施し、月に1回情報共有会議も開催しています。事務的な部分ではありますが、現在使用しているシステムが健康福祉課内で連携しており、住民の方の相談履歴を情報共有できるようになっており、相互に気付き合えるような体制となっています。個別のケースでも同一フロアにおりますので気軽に相談し合える関係性を構築しています。子育て支援センターについてはこども園併設となっていますので、何かあればこども園から健康福祉課福祉グループや健康推進グループへの相談につながっています。また、子育て世代包括支援センターにて各種計測を行うことで子育て支援センターへ定期訪問して状況確認、情報共有を行っているところです。現状のネットワークの維持向上、充実を図るため、職員のスキルアップやコミュニケーション能力を高めながら多様な相談に十分応えられるよう相談者との信頼関係の構築を向上させていくことが重要であると考えています。

質問 4番 鳥越真由美

施策の展開として相談が1か所で済むように町民の利便性を考慮した総合相談窓口を検討しますと出ていたのですが、もうそれがどこでやるということを決めているのかがまず1点お願いします。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

そこの部分については具体的にまだ決定はしていないのですが、相談内容によってまずどこの部署が相談を受けるべきかを課の連携の中で決めておりますので、そこで相談内容によっては隣のグループが関わるとか教育委員会が関わってくるとか、そういった中で対応させていただいております。

質問 4番 鳥越真由美

例えばひとり親の相談だったりする時に、こども家庭庁からワンストップ体制相談体制強化事業というのは令和6年から始めようとしているのですが。例えば地方公共団体が各種制度を詳細に把握する職員体制が希薄であることから制度に辿り着くことができて適切な支援を受けられる方が少ないということへの対応で、例えばIT機器、チャットボットと言うのですが、そういうものを活用して支援体制を強化する事業が始まろうとしているのですが、これの活用を相談体制の1つとしてしていくのか、北海道とこれは連絡が来ているのか、そこのところ教えてください。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

今子ども家庭センターのお話が出ていましたのでその辺について触れさせていただきますが、この子ども家庭センターについては令和6年4月からということで各自治体に設置が努力義務化ということで現在動き出してきていることとなっています。こちらの子ども家庭センターの設置目的ですが、子どもと家庭の問題に関する総合相談窓口を担うという部分と子ども子育て支援を充実強化し一元的且つ総合的な子ども家庭支援体制を構築するといったことが示されています。安平町については現段階では努力義務化ということもありまして、すぐにこの子ども家庭センターを設置する動きではないのですが、まだ国の方からも具体的に示されてきている部分も無い状況もありますが、現行の中でこの辺については十分今の体制の中でもやっていますし、この体制がきちんとした体制でやらなければならないということであればそういった体制づくりも必要になってくるかなと思っています。相談関係については例えで言われましたひとり親の相談という部分だったのですが、そのひとり親の方の相談というのがどういった相談なのかにもよると思うのですよね。経済的なものなのかそれとも子育てに対する相談なのか。そういったことの内容にもよりますが相談内容によって複数のグループが一緒に相談を受けたりということも十分やってきているので、今後についてもそういった体制を維持しながらやっていきたいと考えています。

質問 4番 鳥越真由美

先ほど私が言ったIT機器のチャットボットというのはITで相談者、例えばひとり親の人が相談する時にそのIT機器がどんな相談内容なのか見分けてそこにつなぐというものらしいので、ちょっとそこは研究していただければなとは思います。最後の質問に行きます。地域福祉は町民全ての人に関わります。計画に基づいて実行性のある施策の展開が求められていきます。何より十分な人材が必要と考えます。全国が同じ状況にある中で今後の人員の確保とその見通しを教えてください。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

先ほどもお話をした部分で重複する部分もあろうかと思いますがお答えさせていただきます。まず健康福祉課の資格所有者についてご説明しますけれども1人で複数の資格を所有している者もおりますので延べ人数でご説明します。福祉グループ現行5名体制で資格所有者の状況ですが、社会福祉士3名、精神保健福祉士2名、公認心理士4名、言語聴覚士1名、保育士4名、幼稚園教諭2名、臨床発達心理士1名ということになっています。健康推進グループは7名体制で資格所有者の状況ですが、保健師4名、管理栄養士1名となっています。続いて国保・介護グループですが9名体制となっていまして資格所有者については保健師3名、主任ケアマネ3名、ケアマネ2名、社会福祉士が2名となっています。将来的には年齢的なバランス、人事異動等を含め有資格者の確保補充は全国的にも不足と言われており、当町においても同様であるという認識のもと、これまでも職員採用担当課の総務課にご協力いただきながら有資格者の採用試験の実施や募集事務に取り組んでいますが、有資格者の採用は一般事務職よりも厳しい状況ということも踏まえて計画的な人員確保が必要であると認識しています。今後においても人員の確保・補充が行えるよう努力して参りたいと考えています。

質問 4番 鳥越真由美

人員には制限があるというか限界があるということだとは思います。今回計画新しいのを出されているのですが、その計画は例えば色んな福祉なので全部に関わってくると思うのですよね。総合計画も当然福祉的な視点というのはあるのではないかなとは思っていて、その例えばこの間全員協議会で説明された今後も出てくると思うのですが町民センターの改修工事の中で例えばそういう建物を作る時に福祉課の福祉の視点が建物の方とかに入っているのか。その点そういう福祉課の意見は他の建設の計画とかに反映されているのかどうか。そこの話し合いがあるのか。そこを教えてください。

答弁 教育委員会参事 佐々木英生

町民センターの改修にかかる福祉課、福祉担当との協議ですが、町民センターの改修については公民館としての改修、それから防災支援施設としての改修、ここをメインに設計等を行っていますので、議員がおっしゃられるとおり福祉の部分も大切ですが担当課との協議には至っていません。

質問 4番 鳥越真由美

例えば先日私質問したのですが、授乳室みたいなものを考えられるのかといった時に他の部屋で対応しますと言ったのですが、ここって避難所にもなるという可能性のある場所なのに、そういう授乳室が必要な人は来ないという想定なんだなというふうに感じました。それはやはり福祉的な視点が足りないのではないかなとは感じています。それから早来の児童館ありますよね。それも福祉的な視点で言うと人数と建物が合っていないという形で、教育委員会と話し合いがすでになされてもいいのではないかなと思うのですがその辺はいかがですか。

答弁 教育次長 永桶憲義

ご質問の福祉的な意味合いの児童館のというのは誰を対象にしているのでしょうか。

質問 4番 鳥越真由美

早来の児童館ってすごく人数が今利用されている子どもたちが多いですよね。その中で今使っている児童館の建物と利用者数の、利用している子どもたちとのバランスが取れているのかと、私はバランスが取れていないのではないかと思っています。それは危ないのではないかとか、その人数が利用するにあたってはもう危険なのではないかとかというのは、やはり教育委員会から考えると委託した事業者が言って来ないからとか色んな理由があるとは思うのですけど、福祉的な視点をきちんと見ていくと色んなところが連携取れていると、そこはもう狭いんじゃないですかみたいなことがすでに話し合われていてもいいのではないかなと思ったのですが、そういう話し合いがあったか無いかだけお願いします。

答弁 教育次長 永桶憲義

そういう意味でしたらあるという話でですね、実際に早来学園出来てから施設の活動の日によってはそちらの場所を使ったりとか、そういった形で対応するとか、本当にコロナ明けからの児童館の利用数にはかなり急激に増えたところもありますので、そういった対応での形は取らせていただいています。施設的に例えば福祉的という身障者対応とかに関して言うと既存の学校施設なりこども園、児童館なりの施設の福祉的な部分はありますが、その活用的な部分に関しては今お話したようなこともきちんと日頃からお話させていただいています。

質問 4番 鳥越真由美

先ほど福祉課参事もおっしゃっていたように、人材を確保することがなかなか難しいということとか、それに必要な連携もなかなか難しいといった時に、その人材を確保するために地域おこし協力隊も今後使っていく。ただ、地域おこし協力隊を使っていく時に今回は一旦きちんとマッチングできたのだなと思うのですが、他でも教育委員会とかでもやって政策推進課もやっていますけど、そこはきちんと地域おこしの隊員イコールそこバックアップとかマッチングとか受け入れとかそういう体制ができていないと手が足りないと言っている課がそういう人材を受け入れてやっていけるのかなというのが心配なところなのですよね。ここからが提案なのですが、福祉人材って先ほど福祉的な視点をもっと町の計画等にも入れていった方がいいのではないかということも含めて教育委員会でやっている長い目で見て地域おこし協力隊インターン制度というのを活用していく必要が福祉課こそあるのではないかなと思っていまして、その時に教育委員会は外部委託していますよね。マッチングとか受け入れとか全部、学生が一人来た時の対応は全部そちらでやっていると受け止めているのですが、そのような福祉のしょうがいとか専門的にやっているような外部委託がこれから福祉の部分で必要になってくるのではないかなと思っているのです。なぜこれを言うかというと去年の暮にうちの町内会の方に福祉法人が来られて医療大学の学生が何人か来られたのですよね。その時に私たち自分たちも色んな自治体とかで経験したいと。そういうところの福祉はどうも無いみたいで、私たちの町もそういう学生をまず裾野を広げていくことが必要なのではないかなって。受け入れられる町として名乗りをあげたいのですが担当課では厳しいのではないかと思いまして。そこの間に入る外部委託が今後福祉においてこそ必要なのではないかと思いますが、お考えを聞かせていただきたい。可能性を聞かせていただきたいなと思います。

答弁 健康福祉課参事 小板橋憲仁

可能性という部分ですが、将来的にはそういったことも課題解決の1つになってくるだろうと考えられると思います。今すぐどうのこうのという考えは今は持ち合わせていませんが、今後先ほど言った人材の不足確保という部分でそういったことが難しくなりつつあるような状況を踏まえて、そういったこともこれから調査研究をしてどういった手法がいいかも含めて、幅広いところの団体等もNPOさんといった活用もこれから十分考えられるところではあるとは思いますので、その辺も含めて今後色んな方々と議論、協議といったところで情報も収集していきたいと考えています。

答弁 町長 及川秀一郎

福祉人材の確保というところで地域おこし協力隊インターン、昨日も報告会があってエントランスに自分も議会が終わった後に行ってきました。大学の大学院生で4月から安平町の方にも地域おこし協力隊員として採用する決定者でした。ただ、安平町に来てその学生の勉強だけで終わるのではなくて、安平町にこういった形で貢献していきたいだとかそういった動きが出てきています。まさしく文教大学と昨年協定をこれは被災3町として結びましたけれど、これは追分高校の存続も含めたものでしたが、そこには様々な科目がありますので、そういった我々が必要とする専門職の学生さんたちに安平町を選んでいただけるようなことを様々な大学の方が逆に早来学園目がけて去年あたりからたくさん来ていただいていますので、そういったフィールドにしていただいていることを我々も活用しながら今課題になっているところの解決に向けて進めていきたいと思っています。

質問 4番 鳥越真由美

やっぱり教育だけではなくて福祉も人が足りないと思うので、その部分を考えてこれから調査研究していっていただければなと思います。終わります。

出典:安平町議会 令和6年第2回定例会 2024年3月8日 議事録 PDF(52ページ) 間違いを知らせる