名寄市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月8日
地域福祉の推進について
2025年12月8日、名寄市議会の一般質問で、遠藤隆男議員が「地域福祉の推進について」質問し、健康福祉部長 馬場義人が答弁しました。
- 質問者
- 遠藤隆男 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 馬場義人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 13番 遠藤隆男
議長より御指名をいただきましたので、通告順に従い、大項目で1点、小項目で3点順次質問をさせていただきます。まず初めに、大項目の1、地域福祉の推進について、小項目の1、就労選択支援の進め方についてお伺いいたします。障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律及び児童福祉法の一部を改正する法律により、就労選択支援が創設され、新たな障がい福祉サービスとして令和7年10月から実施されることとなりました。就労選択支援では、本人の就労能力や適性を客観的に評価するとともに、強みや課題を明らかにし、就労に当たって必要な支援や配慮の整理を行う就労アセスメントの方法を活用し、本人と協同の上、情報提供等を行い、作業場面等を活用した状況把握、多機関連携によるケース会議、アセスメント結果の作成を実施し、その結果を本人にフィードバックして一緒に将来の働き方などを考え、必要に応じて事業者等との連絡調整を実施するとされておりますが、今後どのように進められていくのか、本市のお考えをお伺いいたします。次に、小項目の2、地域連携推進会議の現状と課題等についてお伺いをいたします。地域連携推進会議は、令和6年度の障がい福祉サービスの報酬改定に伴い、令和6年度は努力義務として導入され、令和7年度以降は共同生活援助事業所(グループホーム)及び障がい者支援施設において地域連携推進会議の開催と施設等の見学を実施することが義務づけられました。地域連携推進会議の目的は、利用者や地域との関係づくりのほか、外部の目を入れることにより事業運営の透明性を高め、サービスの質を確保することにあり、おおむね1年に1回以上事業所が主体となって地域連携推進会議を開催し、構成員、利用者、利用者家族、地域の関係者、福祉に知見を有する者、市町村の担当者等が事業所を見学する機会を設けることとなりましたが、本市の現状についてお伺いをいたします。また、義務づけられたことによる課題等があればお聞かせください。次に、小項目の3、成年後見センターの支援体制及び現状と課題についてお伺いいたします。平成12年の民法改正により、新しい成年後見制度が始まって以来、成年後見制度において成年後見制度の利用者数の伸び悩み、近年親族が後見人に選任されにくくなっている、また本人の意思がより尊重されやすい補助や任意後見の利用率の低さ、市民後見人の選任数の少なさや関連機関の取組の在り方、身寄りのない高齢者等の増加と各自治体における財源や人材などの制約、後見人の申立て件数や市町村長申立て件数の格差、さらには根絶できない後見人による不祥事、本人の財産を本人のために使うことが難しくなっている状況等、様々な課題があると言われております。成年後見制度にはメリットがある反面、デメリットもあると言われております。今後ますます増加すると推計されている認知症高齢者、独り暮らしの高齢者の成年後見制度のニーズはかなりあるのではないかと考えます。また、自立支援法の成立により、知的障がい者、精神障がい者の制度利用も推進していく必要があり、実際のところはなかなか制度の利用には至っていないということが今後の課題であると考えます。本市では、平成30年1月から名寄市社会福祉協議会へ業務を委託して実施されているところですが、成年後見センターの支援体制及び現状と課題についてお伺いいたします。また、今後の進め方についてお考えをお伺いいたします。以上、この場からの質問とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
遠藤議員からは、大項目で1点御質問をいただきました。私から答弁させていただきます。初めに、大項目1、地域福祉の推進について、小項目1、就労選択支援の進め方についてお答えいたします。就労選択支援は、障がいのある方が自分に合った就労先や働き方を選べるよう就労アセスメントの手法を活用して本人の希望や就労能令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号力等を客観的に評価し、本人に最適な就労継続支援などの障がい福祉サービスや一般就労先を検討する新たな障がい福祉サービスとして令和7年10月1日に施行されました。このサービス対象者は、新たに就労継続支援B型を利用する意向がある50歳未満で一般企業での就労経験がない方があらかじめ利用することとなります。新たに就労継続支援A型または就労移行支援の利用を検討している障がいのある方または既にサービスを利用している方につきましては、御本人の希望に応じて利用することができることとなっております。支援の内容としては、短期間の生産活動などの実習を通じて就労に関する適性、知識及び能力の評価、就労に関する意向などの整理、いわゆるアセスメントを実施いたします。アセスメントの結果は、本人及び関係機関の担当者などが集まる多機関によるケース会議の中で本人の就労に関する意思を尊重して情報提供が行われ、最終的には御本人が利用の可否を判断することとなります。令和9年4月からは、新たに就労継続支援A型を利用する場合や2年間の標準利用期間を超えて就労移行支援を利用する場合もアセスメントの対象となります。就労選択支援事業所として北海道内で指定されている事業所は、本年10月末現在で全道で20事業所と承知をしております。現在本市におきまして新たに指定された就労選択支援事業所はございません。就労選択支援事業所がない場合は、制度上、就労移行支援事業所や障害者就業・生活支援センターなどによるアセスメントを経た後、就労継続支援B型利用が認められております。当事者から就労選択支援を必要とする就労継続支援B型事業の利用申請がございましたら、当事者及び関係機関などと調整の上、利用に向けて進めてまいります。次に、小項目2、地域連携推進会議の現状と課題等についてお答えいたします。地域連携推進会議は、令和6年度の障がい福祉サービスの国の基準省令改定に伴い、令和7年度から共同生活援助令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号事業所、いわゆる障がい者グループホームや障がい者支援施設などにおいて利用者と地域との関係づくり、サービスの透明性、質の確保、地域の人への施設などの利用者に関する理解の促進、利用者の権利擁護を目的に年1回以上の会議と構成員の施設訪問を実施することが義務づけられました。会議の設置としては、各グループホーム単位だけではなく、指定を受けた事業者単位で事業者が主体となって会議を行うこととなります。会議の構成員は、施設の利用者、利用者の家族、町内会長や民生委員児童委員などの地域関係者の3者が必須で参画することとなっており、福祉に知見のある人、経営に知見のある人、施設所在地の市町村担当者が任意に参画することができます。開催に当たり、構成員の選定、日程調整、会議の通知、資料作成、当日の進行、意見交換の記録作成、公表までを行うこととなります。施設訪問につきましては、事業者が所管しますグループホームや障がい者支援施設を訪問し、施設の環境や利用者や職員の様子などを確認することとなります。令和7年度の義務化に向け、令和6年度に市内事業者と学習会を開催し、制度についての理解を深めてまいりました。令和7年度に入ってからは、各事業者での実施に向けての情報共有を図り、本年11月に市内2法人においてグループホームが所在する町内会におきまして実施をしております。今回は、市内で初めて会議を開催するため、実施に向けて本市も町内会長への制度説明を行い、会議開催に対する理解をいただき、開催の準備をして協力をしてまいりました。幸いなことに以前より町内会とグループホームとは良好な関係にあり、快く引き受けていただくことができました。また、開催に当たりまして他の事業者にも会議の様子を見学して今後の参考にしていただくために声かけを行ってきているところでございます。会議の主体は、各事業者になりますので、今後も事業者と情報交換をする中で課題などを共有し、会議開催に向け協力していきたいと考えております。次に、小項目3、成年後見センターの支援体制及び現状と課題についてお答えいたします。認知症や知的障がい、精神障がいなどにより十分な判断をすることができない方には、自分で財産を管理したり、福祉サービスを利用する際などに契約手続が難しい場合があります。また、そのような状態にある場合は、自分に不利益ということが分からずに契約し、悪徳商法などの被害につながることも考えられます。このように十分な判断をすることができない方を支援するのが成年後見制度です。成年後見制度には、大きく分けて法定後見制度と任意後見制度の2つの制度がございます。法定後見制度は、既に判断能力が低下している方が利用する制度です。家庭裁判所に申立てをし、適任とされる成年後見人を選任してもらいます。任意後見制度は、まだ判断能力が低下していない方が利用する制度です。将来自分の判断能力が低下したときに備えてあらかじめ任意後見人を自分で決め、どのように支援をしてもらうかを契約で決めておくものです。本市の成年後見センターは、平成29年9月に名寄市成年後見センター運営事業実施要綱を定め、平成30年1月から名寄市社会福祉協議会へ業務を委託しております。窓口は、総合福祉センター内にあり、成年後見センターの担当職員は社協内の業務も兼務をしておりますが、4人で対応しており、相談対応につきましても社会福祉士の有資格者が当たっております。次に、成年後見センターの主な事業内容は、相談の受付では電話や窓口で対応しているほか、必要に応じまして自宅訪問により判断能力に不安のある方の生活や財産管理などについて相談に応じております。後見等の申請手続支援では、判断能力に応じまして任意後見制度や法定後見制度のほか、社協の独自事業であります日常生活自立支援事業などの説明を行い、本人やその家族が制度を利用しやすくなるよう法律に関する関係機関と連携を図りながら申立てなどに関する手続の支援を行っております。成年後見制度に関する普及啓発につきましては、制度に対する理解を深めていただくよう広報活動や市民向け講演会などを開催し、成年後見制度や権利擁護に関する制度活用のため成年後見センターの役割を広く周知しております。後見業務につきましては、本市の成年後見センターの場合、社会福祉法人名寄市社会福祉協議会で後見人を法人後見という形で家庭裁判所の審判において選任をされ、身上監護と財産管理を行っております。身上監護とは、後見人が本人の生活や健康、療養などの日常生活全般に関する法律行為を行うことで本人の意思を尊重し、福祉サービスや施設利用などの契約を行い、御本人の生活を支えることです。また、財産管理は、本人の財産内容の正確な把握、年金の受領、必要な経費の支出といった出納の管理、預貯金の通帳や保険証書などの保管を行うことをいいます。日常生活自立支援事業につきましては、認知症や知的障がい、精神障がいの理由から御本人一人で判断することに不安がある方の日常生活を支援するため、御本人との契約に基づいて社会福祉協議会が福祉サービスの利用手続や日常的な金銭管理の支援を行う事業となります。一人で判断することに不安が出てきたときに、まず利用しやすい日常生活自立支援事業の活用を検討し、その後十分な判断をすることができない状況となってきたら成年後見制度の活用を考えていくということができますので、この2つの制度があることでいろいろなケースに対応することができております。令和6年度におきます新規相談などの実績ですが、成年後見制度に関する相談が21件、日常生活自立支援事業に関する問合せが11件ございました。成年後見制度利用件数は、札幌高等裁判所のデータでは令和7年8月1日時点で市内全体では45件、任意後見はゼロ件で、全て法定後見となっており、内訳でございますが、後見類型が25件、保佐類型が13件、補助類型が7件となっており、そのうち成年後見センターの受任件数は10件でございます。センター開設以降の延べ受任件数は18件となっ令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号ております。現在は、成年後見センター事業を受託しております社会福祉協議会が法人後見を受けておりますが、財産管理などを伴う複雑なものに関しては専門職後見人が必要となり、上川北部地域においては弁護士が不足している状況から困難事例を受任する際に課題が生じる可能性があると考えております。今後におきましても市民の皆様が安心して暮らすことができるよう、様々な相談に対する支援をしてまいります。以上、私からの答弁といたします。
質問 13番 遠藤隆男
大変御丁寧に御答弁をいただきましたけれども、確認事項等を含め何点かお聞きをしたいというふうに思います。初めに、小項目の1番目の就労選択支援の進め方についてですが、今御答弁にあったとおり理解をさせていただきますけれども、一番気になったのが就労選択事業所の部分でありまして、本市にはないというのは以前からお聞きしていましたけれども、その部分についてもしっかりと連携をしながら進めていくということでありましたので、その分についてはよろしくお願いをしたいというふうに思います。今までのこの制度で我が国における現状と課題については、やはり就労系の障がい福祉サービスの利用を希望する障がい者の就労能力や適性を客観的に評価して、それを本人の就労に関する選択や具体的な支援内容に活用する手法等がなかなか確立されていなかったということもあって、また障がい者の就労能力や一般就労の可能性について障がい者本人や障がい者を支援する方が十分に把握できていないといったことなどからもなかなか適切なサービス等につなげられていないというふうに言われております。また、一旦就労継続支援A型、またB型の利用が始まると固定されてしまいやすいといったことも言われているところであります。就労選択支援については、障がい者本人が就労先、働き方についてよりよい選択ができる令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号よう就労アセスメントの手法を活用して本人の希望、就労能力や適性等に合った選択を支援する新たなサービスということでありますけれども、この就労選択支援の対象者については先ほどもあったと思いますけれども、新たに就労継続支援B型を利用する意向のある者は令和7年10月以降、新たに就労継続支援A型を利用する意向がある者及び就労移行支援における標準利用期間を超えて利用する意向のある者については令和9年4月以降というふうになっております。そこで、今後の事業所等とのこういった連携の部分、またこの制度の周知等についてはどのように進めようとお考えなのかお聞かせをいただきたいと思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
ただいま遠藤議員から就労選択支援事業所が先ほど答弁申し上げたとおり本市にはないということで、実は先ほども壇上でも申し上げましたが、道北障害者就業・生活支援センターさんがその代替ができるということになっておりまして、私ども今回調査させていただいたところでは本年の9月末現在で就労継続支援B型の利用を希望して50歳未満で一般企業で就労経験のないという方が3人いらっしゃったという状況でございました。今年度というか、来春近隣の美深さんにありますけれども、高等養護学校さんのほうを卒業されて就労継続支援B型の事業所を利用したいという希望をお持ちのケースというふうにお聞きしておりますが、その方々については来年の4月もし就労継続支援のほうに行くという意向があるようでしたら、そこのアセスメントについては既に終わっているというような状況だというふうにお聞きしています。現時点で就労継続支援B型の事業を利用されている方が市内に144人いらっしゃるということで、その方々については今後希望があれば使うという形になってくるということで、議員のおっしゃるとおり今後希望があった場合に市内にはないということでどのような対応をしていくかということなのですが、近隣ですと一番は旭川ということなのですが、旭川も今のところ名寄にないという実態をお伝えさせていただいていますので、今後私どものところまでテリトリーを広げていただけるかどうかというところを検討していただけるかなというふうに思っていますが、実は近隣の道北管内の市、稚内には就労移行支援事業所になるための資格といいますか、あれを持っていらっしゃる事業者さんが1件あるようにもお聞きして、検討しているということでお聞きしておりますが、名寄や士別、留萌については今のところちょっと難しいというような状況もありますので、たまたまこの後道北市長会とかもございますので、その中で北海道とも連携しながら、就労移行支援事業所がないと就労支援B型の事業を使うことがなかなか難しくなってくるということもありますので、市内に開設していただくのがいいのか、また近隣のほうで幾つかまとまった形で事業所があることで、名寄市でもそれをテリトリーに入れていただきながらという形がいいのか、そこはまた検討という形になるかと思うのですが、いずれにしても就労支援事業所をお使いになりたい方が使えないということがないように本市としても取り組んでまいりたいというふうに思っております。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
分かりました。本市にそういった利用されている方は、本当に数多くおられます。何とか本市に本当にできれば一番いいのですけれども、まだ留萌とか士別、その辺でもできていないということで、やはり旭川の担当がその範囲を伸ばしてくれればいいと思います。その辺は、しつこく交渉していただいて全部網羅してもらうようによろしくお願いをしたいと思います。就労選択支援の目的については、働く力と希望のある障がい者に対して本人が自分の働き方について考えることをサポートするということであります。障がい者本人の立場に立って次のステップを促す支援者がいるかどうかによっても職業、生活、人生が変わってくるというふうに思っております。令和9年4月から開始されるという部分もありますが、いずれにしましてもまだ始まったばかりの制度でありますので、これ以上はまたの機会にお聞きしたいというふうに思いますが、就労選択支援に関わる関係機関等との連携を密にしていただいて、また複雑な部分も結構あるというふうに思っておりますので、制度の周知を含めて引き続き新たな障がい福祉サービスが充実して推進されることをお願いをしたいというふうに思います。それでは次に、小項目の2番目の地域連携推進会議の現状と課題等についてですけれども、実際11月に2法人実施されたというところでありました。また、事業者との説明会など、学習会などで説明をされたということの内容でもありました。また、町内会長との説明となかなか大変だと思うのですけれども、そういうところも行われて、今現在そこの町内会とグループホームの良好な関係等も築かれているというようなお話もあったと思います。いずれにしましても、しっかりとこの部分については説明をしていただければというふうに思います。そこで次に、今現状と課題について聞いたところですけれども、地域連携推進会議の今後の進め方の部分について再度お聞きをしたいと思います。地域連携推進会議というのは、利用者や地域との関係づくりのほかに、外部の目を入れることによって事業運営の透明性を高めてサービスの質を確保する目的で行われますけれども、そのためには事業所をはじめとする、また先ほども出てきました構成員といいますか、地域連携推進委員というふうになるのですか、そういった方々のさらなる理解、連携が必要になってくるというふうに考えるところですけれども、今後についてはそういった部分を含めてどのように進めていこうとお考えなのか、再度お聞かせをいただきたいというふう令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号に思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
ただいま地域連携推進会議の今後の進め方についてのお尋ねかと存じます。このような会議につきましては、議員御承知のとおり既に介護保険のサービスの分野では認知症のグループホームなどで運営推進会議ということで実施をしてきているところでございまして、地域の関係者の方々などの外部の方々を定期的に施設のところに来ていただいて施設の内部や職員の働きぶりや運営の方法、あと御利用者様と会っていただくとか御家族とお話をしていただくということで事業の透明性を高めて議員おっしゃるとおり一定の質の確保にもつながるものかなというふうに考えておりますし、職員の方々すごく一生懸命やっていただいていると思うのですけれども、逆に一生懸命やるからこそ地域の方々がどう見ていらっしゃるのかということを評価していただく機会というのを、触れる機会というのがもしかしたら少ないかなというふうに思っていますので、その中で地域の方がそこの施設や職員、スタッフの方々をどのように見ていらっしゃったり、どのように思っていらっしゃるのかなって聞く非常にいい機会なのかなというふうに思っています。障がいの分野もこの会議を参考にした仕組みだというふうに思っております。先ほども申し上げましたように、障がい分野では今年度から義務化が始まりまして会議が開催したばかりでございますので、介護分野での先進事例や他自治体、またほかの事業所の実施方法などを共有していただくように市としても協力してまいりたいというふうに思っておりますし、今後初めて行う事業者さんもいらっしゃるかというふうに思いますので、相談などに丁寧に対応させていただくとともに、既に御覧になっていただいたかと思いますけれども、私どもの基幹相談支援センターのホームページのほうに地域連携推進会議の持ち方等につきまして周知を既にさせていただいておりますので、令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号そこら辺も参考にしていただきながら進めてまいりたいというふうに思っております。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
基幹相談支援センターの資料については、私も見させていただきました。しっかりそれが伝わるといいなというふうに思っておりますので、今部長のおっしゃったとおり進めていただきたいというふうに思います。何せ構成員となります地域連携推進委員の役割というのですか、については施設等が行うサービス、また利用者の暮らしを評価するものではなく、施設等を訪問して気になったことがあったら施設等の職員であったり、そういった会議の場で伝えていくというようなことだと思っております。訪問することで関わりを深めることもできますし、施設と地域が共同でできるきっかけにもなって新たな気づきにつながったり、施設、施設職員、利用者のことをよく知る機会になると私は思っております。これも令和7年度から義務づけられ、始まったばかり、先ほどに引き続き始まったばかりの内容ばかり質問させていただきますけれども、また別の機会にお聞きをいたします。今現在認知症高齢者グループホーム、そういったノウハウもあるということでしたので、そういったことも生かしながら今後のそういった部分につなげていってほしいなというふうに思います。さらに、今後は利用者や地域との関係づくりをはじめ、施設等を利用する方々の暮らし、また日々の思いに少しでも寄り添えるものとなるように引き続きよろしくお願いをいたします。それでは次、成年後見センターの支援体制及び現状と課題についてですけれども、成年後見制度には法定後見制度と任意後見制度の2つがあるというところと今現在窓口は総合福祉センターのほうにあって、兼務で担当職員について4名ですか、おられるということで、平成元年のときにお聞きしたときと人数は同じかなと。また、資格についても社会福祉士を持っている方が対応されているという答弁でありました。業務等については、当然変わるものではありませんので、理解をいたします。また、社会福祉協議会には日常生活自立支援事業ですか、これ後見センターができる前から行われている事業だと思うのですけれども、またそのほかに成年後見制度があるということによって二重のですか、いろんな選択ができる、取組ができるというようなお話もあったと思います。それでまた、相談件数ですけれども、本当に増えているなというふうに感じました。日常生活自立支援事業においては11件だったですか、成年後見制度については21件の相談件数であって、今実際令和7年8月1日現在では法定後見だけですけれども、45件ですか、令和元年にお聞きしたときは4件ぐらいだったなというふうに思いますけれども、やはり年々増えていっている状況かなというふうに感じました。そこで、1点、これ令和元年9月の一般質問でもお聞きした部分なのですけれども、地域連携ネットワークの現状の部分について、制度の広報、制度利用の相談、制度利用促進、後見人支援等の機能整備のための地域ネットワークづくりにおいて本人を見守るチーム、地域の専門職団体の協力体制、協議会、コーディネートを行うための中核機関の整備など、地域共生社会の実現に向けて地域連携ネットワークの整備が本市においても推進がされてきたと思いますけれども、本市における地域連携ネットワークの現状どのようになっているのか、その部分お聞かせをいただきたいと思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
ただいま議員から中核機関を含む地域連携ネットワークの現状についてのお尋ねだったかというふうに思います。成年後見人制度のニーズにつきましては、高齢化の進展や地域社会での孤立といった社会的な背景から高まっているにもかかわらず必要とされる方に契約の行為が相当数増えてきているというようなことだとか、いろんな部分で判断をしなければならないというところの部分で、過去よりもそういうところの部分が増えてきているというようなこともあって課題があるのかなというふうに言われております。国では、現に支援を必要とするという方を含めて全ての方々が尊厳がある生活ができて地域社会に参加できるようにするために地域や福祉、行政など司法を加えた多様な分野が連携する仕組みの整備が進められているということで、これが中核機関というふうに言われているようでございます。本市では、こういった機関は現在のところは設置をしておりませんが、先ほど申し上げました名寄市成年後見センターの運営委員会におきましては弁護士、それから司法書士、社会福祉士、民生委員児童委員といった方々がその委員を担っていただきまして、それぞれの立場から連携を図る仕組みをセンターの運営委員会の中で既に構築をさせていただいておりますので、このネットワークを充実しながら地域共生社会の実現に向けまして権利擁護支援という部分を推進してまいりたいというふうに思っております。以上です。
質問 13番 遠藤隆男
分かりました。今現在協議会は設置をしていないけれども、しっかりと後見センターの運営委員会において弁護士であったり、司法書士、社会福祉士、民生委員の方々委員を担っているということでありました。そういった部分でしっかりとそういったネットワークをつくっていただいて引き続き進めていただきたいというふうに思っております。それでは次に、最初の答弁にもありましたのですけれども、成年後見制度の部分での広報啓発の部分若干触れられていましたけれども、成年後見制度、日常生活自立支援事業を含めてなのですけれども、これ聞いたことはあるのだけれども、内容がよく分からないよねといったような方もいる令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号ことは承知をされているというふうに思っておりますけれども、私も実際なかなか、件数はいろいろ増えているのですけれども、知られていないのが現状なのかなというふうに思っております。そこで、成年後見制度については、今後さらに理解、周知を図っていく必要があると思うのですけれども、その理解、周知促進を図るための施策といいますか、現在行われていることを含めて今後の広報啓発の進め方についてお伺いをしたいというふうに思います。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
成年後見制度につきましては、高齢化社会や、もしくは障がいをお持ちの方々に対する支援の対応としては重要な役割を担っているところなのですが、ただ制度の手続の複雑さ、当然後見ということで後見人さんがついていて、もしかすると本人が決めてきたことを本人の利益のためにそれを取り消したりするということも、当然裁判所の認可を受けていますので、できることになっていますので、簡単なことで後見選任されるということではありませんから、制度の手続の複雑さというところが一定の課題があって利用促進を妨げているものであるというふうに言われております。本市の成年後見センターでは、今議員からもありましたように社会福祉協議会がそれを担っていただいているということで日常生活自立支援事業も行っていますことから、成年後見制度のように例えば取消権とかはないのですけれども、日常生活で一人では判断に不安のある方だとか、今は大丈夫なのだけれども、将来が不安があるとかっていった方々につきましてもその体制を整えるために気軽に相談ができるように広報啓発活動に取り組んでいるところでございます。私ども市のほうでも成年後見センターに委託する際の仕様として、そういう広報啓発とかということも実はお願いしているところなのですけれども、その中でもそういったことも含めまして令和6年度になりますが、各種会議での制度令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号説明会をはじめ、権利擁護の講演会、合わせて6年度には6回ほど開催をしていただいているほか、民生委員児童委員や町内会との共同で高齢者世帯等に配付していただいています社会福祉協議会が行っていますまごころメッセージというものの裏面に成年後見人制度や成年後見センターのお知らせなどを掲載をさせていただきまして、日常生活自立支援事業や成年後見制度の内容周知に努めさせていただいているところでございます。今後も身近な機会を活用しながら啓発活動に継続して取り組んでいただくよう、市としても十分社会福祉協議会と連携を図ってまいりたいと思っております。
質問 13番 遠藤隆男
分かりました。今回初めて聞いたのは、まごころメッセージの裏面でそういったこともされているということで、いい取組ではないかなと思います。また、社協との連携をしっかりと取っていただきながらやっていただくということが一番なのかなというふうに思います。また、先ほどからもずっと出ていますけれども、日常生活自立支援事業、そっちのほうもかなりいい取組だなというふうに思っておりますので、そちらのほうがまず使いやすいのかなというふうにも思いますし、当然成年後見制度は制度手続の複雑化といいますか、先ほど部長からも御答弁ありましたけれども、なかなかその手続がちょっと課題となっている部分もあるのかなというふうに思っております。そこで、これ全然まだ決まっていない話なのですけれども、今後成年後見制度の見直し、改定が行われるということなのですけれども、現時点では全く検討段階ということでありますけれども、法務省が2025年度内に要綱をまとめて2026年、通常国会に民法改正案が提出される予定というふうになっております。成年後見制度は、2000年に始まって以来もう20年以上にわたってより多くの人を支えてきた制度ではありますけれども、それが成立すれば2026年以降に施行がされて制度が大きく生まれ変わる見込みというふうにも言われております。何が変わるかというと、終わらない制度から終われる制度へ、包括代理から限定的支援型へ、後見人を替えやすくなる、報酬の透明化などが見込まれております。まだ予定の部分でありますけれども、こういった部分、これここでお聞きするのはあれなのですけれども、これらの周知を含めた対応については現在どのようにお考えなのかお聞かせをいただきたいなと思います。よろしくお願いします。
答弁 健康福祉部長 馬場義人(健康福祉部長は2026年3月まで)
ただいま議員から御質問いただきました民法の改正が今後行われる予定があるということで、一定法務省サイドのお話ですので、私どもはどちらかというと厚生労働省のサイドでのお話になるので、全部網羅できているかどうか分かりませんが、先ほど札幌高等裁判所から提供いただいたデータの数字をお話しさせていただきましたが、実は後見人数、後見人受けられている方々、記憶に間違いがなければなのですけれども、私市内でこれだけの後見の方が受けられているという数字が出てきたのは多分今回初めてではないかなというふうに思っております。これ北海道を通じて全道的に意向調査みたいのをされているようで、各市町村でどれだけの数がいるかというのを周知していただいた上での意見を求められて、多分その結果、回答とかも後ほど示されたりしたり、もしかすると成年後見制度の利用促進に関しての北海道でも何か取組をされるのかなというふうに、その内容についても今後注視してまいりたいというふうにも思っておりますし、国におきましては本年の6月に先ほど議員からもありましたように法務省の法制審議会の民法部会、成年後見制度の関係の部会で中間試案というのが取りまとめられたようでございまして、現行制度上の課題とされている先ほど議員がおっしゃいました一度利用を始めると途中でやめられないことや後見人の交代が実現しないこと、そして後見人の権限が広過ぎて本人の意思が反映されにくいことなどに対して見直しを行うと議論されているというふうに承知をしているところでございます。先ほども申し上げましたように、こういった内容がもしかすると成年後見利用の促進にブレーキがかかっているのもあるかというふうに思いますが、一定御本人の意向は尊重しながら、一定の権利擁護も必要になってくるというところで、どういった内容のことで見直しが行われたらいいのかなというのがきっと国のほうで行われているというふうに思います。今後いろんな調査物だとか、いろんな会議だとか、成年後見センターにも出席いただいていますが、家庭裁判所で家事関係の運営協議会とかも持たれているようでございますので、私どもとしても市民の皆さんが持たれている気持ちだとか意見だとかも一定代弁したり、実情を訴えられるように物事をきちっと整理しながら国の状況についても十分注視してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
質問 13番 遠藤隆男
まだ始まっていない部分でありますけれども、答弁いただきましてありがとうございます。理解をいたします。私もこの成年後見制度の見直し、法改定によって守られる制度から自分らしく生きるために選べる制度になることを祈っております。引き続きよろしくお願いをいたします。本日地域福祉の推進について小項目3点にわたってお伺いいたしましたけれども、地域福祉というのは高齢者、障がい者、子供など誰もが住み慣れた地域で安心して生活ができるよう地域住民であったり、行政、また福祉関係者などが協力し合って支え合うということであると私は思っております。また、近年の少子高齢化であったり、核家族化の進行、価値観の多様化によって地域社会が直面する課題は本当に複雑化しているのだなとい令和7年12月8日(月曜日)第4回12月定例会・第2号うふうに考えております。これらの変化に対応するためにも地域福祉というものは従来の福祉システムを超えた新しいアプローチが必要とされておりますし、高齢者、障がい者、子育て世代など様々な立場の人々が互いに支え合う共生型の福祉サービスも今注目されているところであります。この部分は、以前一般質問でもお聞きしたことがありますが、また別の機会にお伺いをしたいというふうに思います。話変わりますけれども、昨日陽だまりの会の文化奨励賞の受賞記念式典に参加をさせていただいたのですけれども、本人部会からの発表等もあって非常に感動したところであります。私、涙が出ました。多分教育長も涙が出たのではないかなと思うのですけれども、本市の障がい福祉の部分については本当にいい形で推進されてきているなというふうに私は感じております。最後になりますけれども、引き続き誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるまちづくり、そういったものに取り組んでいただけることをお願いし、また本市の福祉関係者の皆さんの日頃からの御尽力に感謝をして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。