網走市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月24日
新庁舎における防災計画等について
2025年6月24日、網走市議会の一般質問で、深津晴江議員が「新庁舎における防災計画等について」質問し、企画総務部長 秋葉孝博が答弁しました。
- 質問者
- 深津晴江 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 秋葉孝博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 深津晴江
-登壇- 民主市民ネットの深津晴江でございます。通告に従い質問させていただきます。初めに、新庁舎における防災計画等についてです。令和7年2月25日に新庁舎が開庁し、新庁舎の開庁を記念し、様々な事業が開催されています。その一つとして、6月28日開催の記念事業のみんなの広場には、防災コーナーが予定されていることは承知しております。その計画の目的と内容についてお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
開庁記念行事、防災コーナーについてでありますが、市民の皆様に新庁舎の防災機能を体験していただくこと、また、職員の一時避難場所の開設手順、課題の把握などを目的としております。防災コーナーの企画・立案に当たりましては、近隣町内会の皆様とも意見交換をしており、「避難動線の確認」「止水板の取りつけ体験」などの御意見を頂いており、こうした意見も踏まえまして、実施内容は、議場の一時避難場所としての開設、避難動線の確認、ダンボールベッドやプライベートテントの組立て、止水シートの設置、非常食の飲食体験のほか、止水板、マンホールトイレ、レスキューベンチ、防災グッズの展示や、電気自動車の活用、はしご車の体験などを予定しております。また、体験ツアー方式での実施に加えまして、防災クイズコーナーの設置など、自由に御覧いただける取組も考えておりますので、御近所にお住まいの皆様をはじめ、多くの市民の皆様に御参加いただければと考えております。
質問 深津晴江
とても盛りだくさんの企画で、市民の皆様も今までも様々な事業にお越しいただきお楽しみいただいているかと思いますし、28日の行事に参加され、様々な体験をしていただけるものと楽しみにしております。新庁舎は、今お話しいただいたとおり防災拠点としての機能を有し、この5階の議場は災害発生時に周辺住民の一時避難スペースとして活用できることは市民に周知されているところかと思います。そのため、新庁舎となり、網走市地域防災計画、津波避難計画、災害時業務継続計画の修正または追加が必要であるかと考えますが、その進捗状況の現状をお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
現在、能登半島地震を踏まえた、国の防災基本計画及び各種の制度改正並びに北海道の地域防災計画の修正に伴い、本市地域防災計画の見直し作業を進めているところであり、この見直しに併せ、災害時・業務継続計画の修正にも取り組んでまいります。新庁舎の開設に伴う地域防災計画等の修正は、庁舎の機能強化などによる修正が主な内容となりますが、耐震基準の1.5倍の強度に加え、非常用発電機や貯水槽及び汚水貯留槽により、外部からの燃料供給なしに72時間の業務継続が可能となったことは、地域防災レジリエンスの向上に大きく貢献するものと考えております。
質問 深津晴江
この新庁舎になっての計画の修正・追加は、結果的にはこれからというところで捉えてよろしいでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
今冒頭で申し上げた能登半島地震を踏まえての防災計画の見直しというのが国、道も含めて行われておりまして、これを踏まえて地域防災計画の見直しが行われます。庁舎の位置につきましては、それほど防災計画上どうのこうのという計画自体はあまりございません。ただ、機能的には一時近隣の住民の皆さんが集まるということがありますので、防災計画というよりはその体制としてどのようにお迎えをして対応するかというところが必要になるということで、全体的な地域防災計画あるいは業務継続計画については大きな変更にはならないものと認識しております。
質問 深津晴江
おっしゃるとおりだというふうに思います。なぜかといいますと、例えば暴風雪や台風などというのは天気図によって予測される災害もありますが、地震などの災害はいつ起こるかわかりません。そのために日頃からの備えが重要なことは十分に御理解いただいているものと思います。新庁舎は一時避難所になっていますが、市民の方からは、市民をどのように受け入れてくれるのだろうか、例えば車椅子の方など体に障がいがある方は5階まで行けるのだろうか。お話によりますと職員が車いすを持って5階まで行くというようなお話を聞いた市民もいるというふうに、直接市民から聞いております。また、そういう点でも不安に思っている市民も多くいらっしゃいますので、この新庁舎の一時避難スペースとしての災害本部の設置ですとか職員の役割分担など、どのような想定をしているのだろうかと疑問を持つ市民も多数いらっしゃいます。このような市民の不安を払拭し、安心して一時避難場所として活用できるよう準備することが重要だと考えております。そこで、新庁舎を活用して、防災計画というのは先ほどお話部長からお示しいただいたとおりかと思いますが、昼間の平日あるいは土日祝日あるいは夜間など、災害の内容や規模など、その時々の状況によって職員の皆様の動きは違うものと考えられますが、その点についてどのような計画になっているのか、そしてやはり計画を実行性のあるものにするためにもシミュレーション(模擬訓練)が重要と考えますが、その実施の見通しについて併せてお伺いいたします。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
地域防災計画におきましては、災害の規模や特性に加え、勤務時、休日、退庁後、それぞれの状況に応じて職員の伝達、動員、配備、活動などが定められております。先ほどお話がありました6月28日に開催します防災コーナーにおきまして、実際にこの場所で一時避難場所としての開設手順や課題を把握してまいりますので、これを踏まえた上で今後の訓練の内容や地域防災計画の見直しの必要性について検討してまいります。
質問 深津晴江
それでは、28日の今おっしゃったところの開設手順などを見直して、それを基に実際にどうするかというところを修正なり追加なりしていくというお考えということでよろしいでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
そのとおりでございます。実際にここをフラットにするのにどれくらいの時間がかかるかと、あと今議員もお話になった72時間電気は使えますということが市民の皆さんに伝わっていないのかなというようなことも今感じていますので、どのようなPRをしたらいいか。停電にはなりませんので、エレベーターは使えるという考えです。仮にそうしたものが故障すれば、やはり人で上げるとか、その場合ですと実際には3階もありますので5階まで上げる必要もないので、会議室を転用するとかいろいろな考え方ができるかと思います。そうしたイベントを通じて、どういう対応が適切なのか、課題がたくさんあると思いますので、そういうことを整理していきたいと思います。
質問 深津晴江
理解いたしました。実際にやってみていろいろ不具合ですとかそういうところを直していく、あるいは、今おっしゃったとおり72時間電源が使えるというところのPRをしていくというところで、やはり市民の皆様が安心して防災拠点として利用する、もし何かのときにはここに来たらこうなるというところをお示しいただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。蛇足なのですが、教育現場でシミュレーションの企画、実施をしてきました私としては、その実施に大変な労力を必要とするということは理解しているつもりです。今も釧路沖などの千島海溝沖地震が強く懸念されている状況にもあります。釧路で大災害が起きたことを想定し、負傷者などをヘリコプターや救急車で北見や網走などの病院へ搬送するシミュレーションを広域で実施されているということも、今年になってから私としては把握しました。担当部署でも様々な研鑽を積まれているものと思いますが、このたび北見赤十字病院のDMATの医師からお誘いいただき、今議会終了後、日本災害医学会の教育コースに参加してまいります。発災直後から避難所での活動など、災害対応向上に資する研修です。先ほどもお話がありましたが、地域全体で防災力やレジリエンスを高めることにつながればというふうに考えております。今回はお誘いさせていただきましたが、イベントと重なるということでしたので、ぜひこのような広域でのそういうシミュレーション訓練などにも参加されてみてはいかがでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
今議員がおっしゃった企画については私は存じておりませんけれども、北見日赤の根本先生には網走の防災イベントのときには講師として来ていただいておりまして、今年もお願いしております。それから、北見市で開催される、冬期間の電源がない状況で避難としてどうなるかという訓練がありますが、これにつきましては私どもの防災担当職員が例年参加をしております。そのほかでは、今定住自立圏の中のそれぞれの地域で、実際にどういう災害が起きた場合にどこに支援物資を運ぶのかとか、そういったことを担当者が集まって意見交換をしているところです。日程等もありますので、そうしたものがあればなるべく担当職員に限らず参加していきたいと思います。
質問 深津晴江
行政、医療、消防など、様々な機関との連携というのは多分十分に御理解いただいているものと思いますので、広域の訓練は本当に重要かと思いますので、ぜひ前に進めていただければと思います。