みんなの議会

網走市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日

高齢者の健康支援について

2023年12月12日、網走市議会の一般質問で、深津晴江議員が「高齢者の健康支援について」質問し、健康福祉部長 結城慎二が答弁しました。

質問者
深津晴江 議員
答弁者
健康福祉部長 結城慎二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 深津晴江

それでは、次の質問に移ります。高齢者の健康支援についてです。高齢者の健康状況、有病率、運動習慣、認知症の発症などに関する現状と課題について、どのように捉えているかお伺いいたします。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

高齢者の健康状況に関する現状についてでございますが、市が令和2年度に行いましたアンケート調査では、「現在かかっている病気やお薬を飲んでいる病気はありますか」の問いに対して、75歳以上では78.8%が「ある」と回答をしております。その一方で、運動習慣に関しては「なるべく体を動かすようにしていますか」との問いに対して、75歳以上では69.7%が「はい」と回答をし、ほかの年齢属性と比較をして一番高い状況になっております。また、認知症に関しては、令和5年3月末の要介護認定者1,870人のうち、日常生活に支障を来し注意が必要な方は1,259人、軽度の方を含めると1,659人が認知症と判定をされておりますが、認知機能に低下が見受けられるものの日常生活に支障がないとされる軽度認知障害に該当される方々を含め、要介護認定を受けていない、または医療機関を受診していない方など、潜在的な有病者も多くいると推察をしております。課題につきましては、社会参加の減少や孤独感は認知機能の低下や認知リスクの上昇に関連すると言われていることから、地域コミュニティーの参加を含め、高齢者が社会とつながりを持つことにより、健康増進や介護予防に資する運動や活動に取り組むことができる環境づくりが重要であると考えております。

質問 深津晴江

今御答弁いただいたとおり、高齢者の健康状況については、やはり認知症というところはいかに予防していくか、網走市においても重要な課題の一つだと考えています。健康寿命の維持のためには、体を動かすこと、今御答弁いただきましたが、社会的な交流が重要とされています。それでは、運転免許証返納後は行動範囲が狭まり、行事への参加、買物など日常生活で外出する機会は減少しています。このような方に対して、公共交通機関を利用した外出の機会を促すシステムづくりは、私は重要だと考えています。例えば、札幌では敬老パスを発行していましたが、さらに発展させて敬老健康パスを運用すると発表がありました。都会とは予算規模が違うから無理と考えがちですが、しかし高齢者に一日でも長く健康寿命を維持していただくために、現在網走市で取り入れているあばしり健康マイレージへの健康に資する活動としてポイントを付与することとなれば、公共交通機関を活用することにもつながるかなと思います。様々、高齢者の事故がニュースになっております。事故が起きる前に、安心して運転免許証を返納できるシステムづくり、高齢者の健康支援と公共交通機関の利用者を増やす、そうすることによって医療費の削減にもつながる三方よしの政策になると思いますがいかがでしょうか。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

免許返納者を含めました高齢者に対する外出の促しについてでございますが、議員御指摘のとおり、札幌市をはじめ道内において、無料または安価な負担にて乗り放題などの敬老パスを発行している市があることは認識をしております。実施している自治体の課題としては、路線の違いやバス以外の交通手段利用などによる公平性の確保、財政負担の増大などがあり、持続可能な制度とするために今後制度の見直しを含め検討する自治体が多い状況だと承知をしており、札幌市においても制度の見直しとしてポイント制度への切替えを検討していると承知をしております。当市では、バス、タクシーの乗車料の社会参加目的以外にも学習機会の確保、健康の増進、生活支援に広く利用可能な高齢者生活支援事業を実施をしております。さらに、高齢者をはじめとした市民の健康づくり活動の推進といたしましては、あばしり健康マイレージ事業により様々な健康づくり活動や健診受診などを促すきっかけづくりも行っているところでございます。議員御指摘の敬老パスの導入につきましては、財政負担の増大や路線網と住居地の相違による公平性の確保の観点から導入は困難であると考えております。

質問 深津晴江

健康パスは困難という答弁をいただきましたが、もう一つの提案としまして、健康マイレージへの移動したときにはバスに乗ったらポイントがつくよと、そういう試みとかはいかがでしょうか。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

バスに乗ったときに健康マイレージのポイント付与というお話でございますが、他市の例、まだ具体的に見ておりませんが、そのポイントをどこにどういうふうに管理をするかという課題があると思います。ですので、現時点でこの導入についてはまだ考えられない状況にございます。

質問 深津晴江

様々な検討はしていく必要があるかとは思いますが、いかにやはり高齢者が安心して運転免許証を返納できるシステムをつくるかは知恵の見せどころだというふうに考えておりますので、ぜひほかの市も含めて検討していただければなというふうに思います。

出典:網走市議会 令和5年第4回定例会 2023年12月12日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる