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網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日

ゼロカーボンシティについて

2023年9月12日、網走市議会の一般質問で、古都宣裕議員が「ゼロカーボンシティについて」質問し、市民環境部長 田邊雄三、建設港湾部長 立花学、健康福祉部長 結城慎二が答弁しました。

質問者
古都宣裕 議員
答弁者
市民環境部長 田邊雄三、建設港湾部長 立花学、健康福祉部長 結城慎二

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 古都宣裕

次にゼロカーボンシティについて……。

質問 古都宣裕

次に、ゼロカーボンシティについて質問いたします。ゼロカーボンシティとは、2050年までに温室効果ガスの排出量をゼロにしていこうという取組です。ということは、今年の6月に宣言を出した網走市もあと27年以内に温室効果ガスの排出ゼロを目指していこう、大きく減らしていこうという取組を行っていくということだと思いますが、まずそこは間違いありませんか。

答弁 市民環境部長 田邊雄三

地球温暖化の進行に伴い、近年は猛暑日の増加、豪雨災害の頻発、自然災害の激甚化、頻発化し、今後の自然環境への深刻な影響が懸念されています。国と北海道は、2050年までに温室効果ガスの排出量を全体としてゼロにする2050年カーボンニュートラル脱炭素社会の実現を目指すとしています。排出を全体としてゼロというのは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量から植林、森林管理などによる吸収量を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しております。カーボンニュートラルの達成のためには、温室効果ガスの排出量の削減並びに吸収作用の保全及び強化をする必要があります。当市としましても、2050年カーボンニュートラルに向け、市民、事業者、市が一体となって、地域の資源や特性を生かしながら、産業の振興と住民の利便性の向上を図り、将来の世代も安心して暮らすことができる社会の実現を目指すため、ゼロカーボンシティを宣言したところです。

質問 古都宣裕

今のお話ですと、排出を削減しながら、吸収のほう、樹木の植林だとかそういった部分にも取り組んでいくのかなというふうに思いますけれども、現時点で具体的にどのような取組をしていくなどの計画はありますでしょうか。

答弁 市民環境部長 田邊雄三

現時点における具体的な取組でありますが、令和5年3月に地域再生可能エネルギー導入戦略を策定し、2050年カーボンニュートラルを目指すためのロードマップなどを整理をしております。今年度は、この戦略との整合性を取った網走市環境基本計画の改定、また、市役所の事務事業を対象とした網走地域地球温暖化対策実行計画の事務事業編を策定しましたが、市民、事業者の活動も含めた市内を対象とした同計画の区域施策編も策定し、カーボンニュートラルの取組に関する事業を今年度から検討していくこととしております。次年度以降は市はもとより、事業者、家庭に対しても、省エネルギーに資する支援事業を実施していく必要があると考えております。

質問 古都宣裕

各事業、各家庭に対してもということでありましたけれども、北海道では根室市が省エネ家電、給湯器の買換え補助金として温室効果ガスの排出を削減されるものの新品の買換えなどを対象として行っております。いろいろなまちでも省エネ部分でそうした補助金制度がついております。金額も様々で、まちの電気屋さんを使うなら金額も少し上乗せするようなものまで出てきております。網走市は6月にゼロカーボンシティ宣言を行いました。そうしたところを見ると、省エネの部分でこうした補助金制度を進める意味があるように思いますが、いかがでしょうか。

答弁 市民環境部長 田邊雄三

先ほど答弁でも申し上げましたが、カーボンニュートラルの取組として、次年度以降は事業者、家庭に対しても省エネルギーに資する支援事業を実施していく必要があると考えております。

質問 古都宣裕

そうしたほうを取り組んでいっていただけるということなのですけれども、近年は温暖化の影響で猛暑と言われるような気温が毎年続くようになりました。つい先日、網走市でも30度を超えるような気温が1週間も続き、暑さもひとしお感じることとなりました。網走市で行われたボートインターハイにおいても、全国から応援にいらっしゃった家族と話しましたが、鹿児島より暑いとおっしゃっておりました。8月21日から27日で熱中症となった人は北海道で935人と全国で一番となったことや、北海道で44日連続真夏日となっていた報道もあります。涼しい北海道はどこへ行ってしまったのか。もともと暑さにそんなに慣れていない北海道で酷暑を迎えるのはとても厳しい環境だと感じています。熱中症になりやすい年齢として、大塚製薬さんのデータでは75歳以上、特に80代からの女性に多く見られるとありますが、網走市でも高齢化が進んでいます。お年寄りが住むおうちの多くは昔建てた住宅にそのまま住んでおり、夏より冬に備えた造りで断熱性を重視し熱が籠もりやすくなっております。一昔前まで、北海道は扇風機で大丈夫、そんな時代でしたが、近年の30度を超える気温が続くのを見ると、扇風機で乗り切るというのも限界に来ているように感じます。暖房器具がない家は北海道ではないとは思いますが、こうした冷房器具は持っていない方もいます。個人の家電に補助金という事業はあまり多くはないかもしれませんが、近年のそうした状況を踏まえて補助金を出している自治体も増えつつあり、北海道でも室蘭市などで個人の家電も対象となっております。こうした部分も踏まえて、網走市でも省エネを踏まえてエアコンに対しても補助金を出していくことを考えるときに来ているのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 建設港湾部長 立花学

家庭用のエアコンに対する補助金制度についてでございますけれども、買換えによる省エネ補助制度ではなく、新規にエアコンを設置される家庭も対象とする住環境向上のための整備促進などを目的とした、住環境改善資金補助制度を検討してまいりたいと考えております。

質問 古都宣裕

住環境改善補助資金での活用等もありますけれども、住環境改善資金とかですと、たしか網走市で大家さんもいらっしゃらないと、例えば家の持ち主が市外とかだと対象にならないような気がするのですけれども、そうした部分の対象とか、そういったところとかは、例えばアパートでも大家さんが市外ですとなかなか対象にならないのかなと思いますけれども、いかがでしょうか。

答弁 建設港湾部長 立花学

現在の住環境改善資金補助制度の中では、大家さんについては、対象として実施をしておりますので、エアコンの今回熱中症対策も含めた対策につきましても、同様に対象として検討したいと思います。(発言する者あり)

答弁 建設港湾部長 立花学

大変失礼いたしました。先ほど、大家さんが居住していないで、違う自治体にいるという住宅についても対象ということでお話をさせていただきましたけれども、本市に自ら居住するために住宅を所有している方が対象となるということですので、先ほど委員からお話があるように、実際にこちらに住まわれていないという方については対象となっていないということでございます。

質問 古都宣裕

一軒家で借家の場合とかだと、逆に大家さんが網走市に居住してない場合も結構あるのかなと。空き家バンクとかの活用とかを見ると、そういった方も多いのではないかなと思うので、その辺の検討も必要だと私は思うのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 建設港湾部長 立花学

現制度について、これまでも取り組んできておりますので、今回新たにエアコンの設置も含めた制度について検討を進めたいと思っておりますので、今議員から御指摘がある中身についても、どのような形でこの制度について取り組むことができるかということについては研究してまいりたいと思っています。

質問 古都宣裕

わかりました。さきの新聞報道でも、搬送の6割が高齢者で熱帯夜が影響し、エアコン必須になってきている旨の記事がありました。それを鑑みるに、各個人で導入というのは家計に余裕がある方なら既に導入されていると思うのですけれども、これからの導入への決断はスムーズであるように、そうした補助金があるといいなと思います。また、それにプラスして、高齢者への後押しの部分で上乗せで、福祉の部分でなかなかプラスしてというのは難しいのでしょうか。

答弁 健康福祉部長 結城慎二

高齢者に対して独自の上乗せというのは、今、全市民に対してどうしていくかということを考えていく段階ですから、その全市民をまず対象にしてやるかどうか決めた上で、高齢者をどうしていくかというような考えとなろうかと思いますので、現時点でお答えすることはちょっと難しいです。

質問 古都宣裕

わかりました。まず一番命の危機を感じるのはお年寄りかなという部分なので、その辺も今後検討していただけるといいかなと思います。省エネのほうに戻っていきますけれども、省エネの規格やワット数に合わせて補助率や金額が変わったり、市内の電気屋さんを使うことでまた金額の上乗せがあったりする自治体もあります。例えば、上限5万円で予算2,000万円だとすると400件の家につけられますし、省エネの部分でゼロカーボンシティを進めつつ、熱中症のリスクという部分では住環境の改善で、市民にも感謝される、そういったところでやっていくと、まちの経済の活性の部分でやはり地域、網走市内の業者に結構絞っていくと、経済的な意味でもやる価値があるのではないかなと思いますけれども、そうした何か縛りというのは考えているのでしょうか。

答弁 建設港湾部長 立花学

先ほどお話をさせていただきました住環境改善資金補助制度、現行の制度ではそういった市内の事業者による工事を行う者を対象としておりまして、今回のエアコンの設置につきましても、同様に対象とすることを検討してまいりたいと考えております。

質問 古都宣裕

インターネット等で機器だけ購入して、工事だけ地元に投げるようではなくて、そもそもが地元のほうに回っていくといいなと思っておりますので、その辺の部分で少し安心しました。

出典:網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる