網走市議会 令和5年第3回定例会 2023年9月12日
除雪事業について
2023年9月12日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「除雪事業について」質問し、建設港湾部長 立花学、健康福祉部長 結城慎二、健康福祉部参事監 永森浩子が答弁しました。
- 質問者
- 村椿敏章 議員
- 答弁者
- 建設港湾部長 立花学、健康福祉部長 結城慎二、健康福祉部参事監 永森浩子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 村椿敏章
次に、除雪事業について伺います。公園用地の活用についてです。先ほども、永本議員から質問などありましたが、私もちょっと重複しますがよろしくお願いします。網走市は公園を活用する考えを示したところです。多くの市民から要望があったからと思いますが、市は市民が冬を快適に暮らすために必要だと判断したのだと受け止めたいと思っております。今までは公園に雪を置かないという方針、これを変えた理由は何か伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
これまで公園敷地内への雪入れは、遊具やフェンスなどが破損するおそれなどがあることから禁止しておりましたが、雪置場に苦慮されている市民の声が多数寄せられていること、また、公園再編により遊具を設置しない公園などが計画されたことから、一定のルールを設け公園を雪置場として活用していきたいと考えたところでございます。
質問 村椿敏章
この方針は、市有地、そして個人の空き地も含まれるということでしょうか。町内会で利用したい要望があれば、市は積極的に受け入れると考えていいのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
公園以外に網走市の市有地、個人の空き地の活用も検討していきたいと考えております。市の市有地につきましては、売却用地以外の土地を想定をしているところでございます。個人の空き地につきましては、雪置場として提供いただける土地を広報などにより公募することや、町内会で利用したい土地があれば、その土地所有者と調整し雪置場の活用につなげていきたいと考えております。
質問 村椿敏章
個人の空き地については公募なども考えているということで、広く市民に知らせていきたいという部分はあると思いますが、それをもう少し具体的に、どういうやり方でやろうとしているのか、またいつから始めようとしているのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
市の市有地の雪置場についての使い方でございますけれども、公園それから個人の空き地と併せて、現在町内会連合会と雪置場の活用ルールを協議をしておりますので、どのような手続等が必要か検討を進めてまいります。今シーズンにつきましては、モデル地区を設けて、様々な課題を整理しながらルールづくりを行っていきたいと考えているところでございます。
質問 村椿敏章
もう既に町内会連合会と進めてきていると。今年の除雪から、そこをモデル地区として選んでいきたいということだと理解しました。とにかく冬の除雪問題、雪置場があるかどうかが大きな違いとなると思います。ぜひ推進していただきたいと思います。また、今回モデル地区ということですが、それだけにとどまらず、町内会の要望などを聞いて推進していただきたいと思います。前回、私が市の除雪で間口除雪の実現を求めたときに、空き地の利用をぜひしてくださいと、そういうやっている、実現している例、先ほど永本議員も言っていました紋別市などは、そういうふうな例を挙げさせてもらったのですが、その一歩となるように取り組んでいただけたらと思います。次に、高齢者除雪について伺います。網走市は高齢者の除雪事業を行っていますが、この間の利用者の推移を示してください。事業内容ごとにお願いします。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
高齢者等除雪サービスの利用者の推移についてでありますが、登録世帯数は令和2年度は民間事業者実施分が130世帯、シルバー人材センター実施分が112世帯、町内会実施分が54世帯の計296世帯、令和3年度は民間事業者149世帯、シルバー人材センター104世帯、町内会72世帯の計325世帯、令和4年度は民間事業者165世帯、シルバー人材センター105世帯、町内会79世帯の計349世帯と年々増加している状況でございます。一方、実利用世帯につきましては、令和2年度は民間事業者実施分が91世帯、シルバー人材センター実施分が91世帯、町内会実施分が54世帯の計236世帯、令和3年度は民間事業者117世帯、シルバー人材センター90世帯、町内会68世帯の計275世帯、令和4年度は民間事業者107世帯、シルバー人材センター83世帯、町内会73世帯の計263世帯となっております。令和3年度の実利用世帯が多いのは、ほかの年度と比較して降雪が多い年であったことが要因であり、この実利用世帯はその年の降雪状況によって変動しております。
質問 村椿敏章
年々増加傾向にはあるということですが、どちらかというと、まだ横ばいの感じなのかなというような気がします。ところで、町内会の町内会除雪、この実施団体数は増えているのか伺います。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
町内会除雪の受託団体についてでありますが、令和2年度が16団体、令和3年度が17団体、令和4年度も同数の17団体となっております。令和3年度から令和4年度の比較では、新たに受託した団体が2団体ありましたが、対象高齢者がいなくなったことを理由に受託を取りやめた団体が2団体あり、結果として増減がなかったものです。利用者がいなくなるという事情を除けば、実施団体は増えていると認識をしております。
質問 村椿敏章
やはり少し増えていると、実施団体は増えているということですが、それにしても17団体というのは少なすぎるのだなと認識します。これについてはこの町内会除雪の周知の仕方がやはり問題があるのではないか。また、この制度自体が使いづらいものなのではないかと感じていますが、そこについてどう認識しているのか伺います。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
制度への認識についてでございますが、現在、町内会除雪を受託していない地域においても、地域の助け合いとして御近所の高齢者宅などの除雪を行っているという実態があるということは承知をしております。こうした中で、町内会除雪を受託すると、これまで自らの都合に合わせて協力をしていた高齢者宅の除雪が義務的になってしまうという、心理的な負担感もあるとの意見は聞いております。こうしたことから、制度の周知に当たっては、委託料の説明に併せて、町内会において除雪作業を分担していただくことや、除雪方法は町内会に任せるなどの面についても説明を実施しているところでございます。
質問 村椿敏章
そうですね。やはり私も町内会にいたときにはやらなければならないという、そういう切迫感があって、それではできないという、ほかにも様々ありますが、一つ一つそうやって町内会の不安を解消していってもらえたらなと思います。ただやはり高齢化が進んでいるわけです。もっともっと高齢者の負担が増えるわけですよね。今年のまちづくり懇談会でも説明したということですが、さらに利用しづらい部分がないのか、制度を見直す必要がないのかというところで、町内会に入って説明などをしていく必要もあるのかと思いますが、市の見解を伺います。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
この事業の実施につきましては、町内会委託の募集も含めて、広報あばしりにおける周知のほか、町内会連合会役員会での事業説明、単位町内会への受託募集案内を送っているところであります。また、生活支援体制整備事業における各地区での協議の場など様々な場面において、周知、説明を実施をしているところでございます。
質問 村椿敏章
私、この高齢者除雪の受付については、または広報への周知というところでは、11月号に、また11月頃に受付するということなのですが、その頃にやったほうがいいのか、それとももう少し早めに相談を受けていくとか、そういうことも必要なのかなと思うのですが、どうでしょうか。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
議員御指摘のとおり、やはり早い段階から動くということは重要だと思います。そういうこともございまして、今回暑いさなかに行われているまちづくりふれあい懇談会の中でも説明をさせていただいているということでございます。
質問 村椿敏章
説明は夏にしていただいたということですが、受付も資料の送付とかそういうのもぜひ早めていただけたらと思います。市の除雪が入らない細い道路、そういう道路があります。そこについても、高齢者が住んでいれば、町内会除雪はできると考えますが、市の見解を伺います
答弁 健康福祉部長 結城慎二
市の除雪が入らない道路に対する町内会除雪の取扱いでございますが、高齢者等除雪サービスにつきましては、外出のための通路確保や災害時における避難路の確保を目的としているものであり、玄関から歩道まで、または道路までの敷地内を範囲としているところでございます。除雪が入らない私道の除雪対応につきましては、原則として当該土地の所有者の責任になると考えております。ただし、何らかの事情により当該土地所有者の協力が得られず、かつ玄関からの除雪の延長として通路確保の必要があると判断できる場合、土地の所有者の同意があり、町内会など除雪の実施側において対応可能な場合は、個別事案ごとに現地の確認の上、高齢者等除雪サービスとして取扱いができるかを判断させていただきたいと考えております。
質問 村椿敏章
個別の事案などとして相談を受けるということですが、ぜひここについても高齢者除雪ができるようにしていただきたいと思います。やはり高齢者の負担を少しでも減らしていくために、私も様々これから相談させていただきたいと思いますし、一緒に取り組んでいきたいと思います。また、今回除雪事業はオペレーター不足、それから高齢化と危機的な状況であるということは、私たちも、それから市も認識していると思いますが、やはりこの町内会除雪の利用拡大、それからオペレーター確保にも、これを利用拡大をつなげていければいいのかなと、そういう可能性もあると思います。そういうことを私の考えとして、次の質問に移っていきたいと思います。最後の項目です。熱中症対策についてであります。さきに4人の議員の方から質問がありましたが重複する部分もあると思いますが、御容赦願いたいと思います。今年、グテーレス事務総長が「地球は沸騰している」と発言したように、地球の温暖化が急激に進んでいます。北海道は涼しい夏と言われますが、30度を超える日、高い湿度の日が今年は本当に例年になく多い年となり、網走でも8月には4回の熱中症警戒アラートが発令しました。今年、網走市はこれについてどのように対応したのか伺います。
答弁 健康福祉部参事監 永森浩子
先ほど澤谷議員のところでも答弁させていただきましたが、本年の熱中症警戒アラートの発表の際には、市のホームページやお知らせメール、LINEなどにより、アラート発表及び熱中症予防の周知を行うとともに、市内のコミュニティセンター及び住民センターを活用して、クーリングシェルターを開設いたしました。これに併せて広報車による市内巡回や、FMあばしりに協力を要請しラジオ放送による熱中症の注意喚起やシェルター開設の広報活動を行っております。
質問 村椿敏章
広報車も使って広く周知していただいて、本当によかったと思います。ぜひこれからもそういう体制をつくっていただきたいと思います。また7月末から、私が調べたところでは8月初旬までの2週間で、熱中症の疑いで救急車出動は10人となっていました。先ほどの答弁では8月までには20人ということで、やはり多い状態だったのだなと思います。熱中症は、高温多湿な環境に長時間いることで、人間の体の体温調節がうまく働かなくなって、体内に熱が籠もった状態を指しています。気温の高い日や熱中症警戒アラートが出ている日などは特に熱中症予防が大切です。小まめな水分、そして塩分の補給、扇風機やエアコンの利用などの熱中症の予防をしなければなりません。熱中症についての市の見解を伺います。
答弁 健康福祉部長 結城慎二
熱中症に対する市の認識、見解でございますけれども、熱中症は暑さによって生じる熱失神、熱けいれん、熱疲労、熱射病などの総称で、その症状にはめまい、脱力感、倦怠感やけいれん、意識障害などがありますが、議員御指摘のとおり、水分や塩分の補給や行動、服装の工夫、温度管理などの適切な対処によって防ぐこともできるものであると認識をしております。予防のためには、対処策などに関し正しい知識を持つことが重要ですが、市としてはその内容等につきまして、チラシやホームページなどにより市民周知を図ってまいりました。一方、国は環境省と気象庁が熱中症予防策に資する効果的な情報発信として、令和3年4月からは全国を対象に熱中症警戒アラートの運用を開始しました。この運用以降、網走地方では熱中症警戒アラートが発表されたことはなく、本年が初めての発表となりました。発表を受けての市の取組は先ほど答弁したとおりでございますが、その内容を受け、次年度以降の取組を検討してまいりたいと考えております。
質問 村椿敏章
チラシなどを使って周知を図るということです。非常にいいと思います。やはり熱中症でけいれん、意識障害とかそういうことで、最後には命を落とすということになりかねませんので、しっかり周知をしていただきたいと思います。