網走市議会 令和7年第3回定例会 2025年9月10日
市長交際費について
2025年9月10日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「市長交際費について」質問し、企画総務部長 秋葉孝博、監査事務局長 高橋勉、市長 水谷洋一が答弁しました。
- 質問者
- 村椿敏章 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 秋葉孝博、監査事務局長 高橋勉、市長 水谷洋一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 村椿敏章
次の質問に移ります。次は、市長交際費についてです。市内の広報誌によると、水谷市長の交際費が2024年度には328万円となっています。北見市長の108万円や北海道知事の209万円よりも多いということに市民から疑問の声が上がっています。また、公開されていないのはなぜなのかという声もあります。そこで伺います。市長の交際費がどのようなことに使われているのか、報道では、懇親会費、負担金、助成金、祝儀、香典、土産品などとありますが、懇親会費と負担金の違いについて伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
交際費の経理に当たり、議員が今お話しのとおり、区分を設けております。懇親会費と負担金の区分の違いについてですが、懇親会費は、交際、交渉を行う際に、相手方との会食が必要な場合に、その費用として使っております。負担金は、加盟団体の会費のほか、会議や会合の出席に際し、参加者に求められる応分の費用として整理しているところです。
質問 村椿敏章
これも広報誌に書いてあることですが、この負担金の中に高規格道路整備についての意見交換会、これが7月9日の会では、網走市長では3万円、同じく北見市長では6,000円と大きな差があります。これはなぜなのか伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
参加者人数の違いによるものということです。
質問 村椿敏章
となれば、一人6,000円というふうに考えると5人参加されたということだと思いますが、それは市長交際費として支出すべきことなのでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
そのとおりでございます。
質問 村椿敏章
片や北見市長が1人、網走市は5人ということですが、この4人加わるということは、それも適当だということでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
ほかの職員につきましては市の職員でございます。担当部の職員が参加したということで、必要があって参加したということでございます。
質問 村椿敏章
必要があったということです。次の質問に移ります。市長は、交際費の内容を公開していません。なぜ公開しないのですか。伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
交際費の公開には法的な義務づけがなく、また、使途には、企業誘致に係る市長自らのトップセールスや交渉事が含まれております。詳細を明らかにすることは、市政運営上、適当ではないと考え公表しておりませんが、情報公開請求に対しましては、個人情報や利益の保護に配慮した上で、可能な限り公開しているところでございます。
質問 村椿敏章
情報公開請求があれば開示していくけれども、順次公開していくことはしないということです。それで、交際費として支出する基準が網走市にはないのではないかと思います。なぜないのか伺いたいと思います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
交際費は地方自治法に規定された歳出予算の区分の一つであり、取扱いに関しましては様々な通知、行政実例、判例が示されております。交際費の支出に当たりまして、それらを考慮し、判断しているところでございますので、市が独自に基準を設ける必要はないと考えております。
質問 村椿敏章
ただ、自治省通知の昭和40年5月26日の通知の中に書かれているのは、一つは支出負担行為がちゃんとされているかどうか。それから二つ目に、交際費を一定金額先に預けるのは適当ではないという見解。三つ目には、領収証などを受けると。そういう部分もしっかり書かれております。そういう部分については、今の答弁からいくと、市はしっかりやっているということなのでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
今お示しした実例、慣例、それから通知と、こうしたものに基づき適切に交際費を支出しているということを申し上げました。
質問 村椿敏章
そういう様々なものを実例として対応しているということです。交際費は監査の対象となっているのか伺いたいと思います。なっていないのであれば、監査の対象となっていないのはなぜなのか伺います。
答弁 監査事務局長 高橋勉
交際費につきましても、他の支出同様、監査の対象です。地方自治法では、毎会計年度少なくとも1回以上期日を定めて監査を実施しなければならない旨が規定されております。このことから、当市におきましては、毎年度、監査計画を定め、監査を実施しており、本年7月の定期監査において、令和6年度の交際費についても監査を実施したところです。
質問 村椿敏章
監査の対象となっていて、監査されているということです。その監査も、先ほど言った領収書とか、そういうものについてはしっかりと監査されているとは思うのですけれども、その使途について、これが適当であるかどうかというところについては、監査委員会では監査されているのでしょうか。
答弁 監査事務局長 高橋勉
監査の方法ですが、適法性の観点、すなわち財務に関する事務の執行が法令等の定めるところに従い適正に行われているか、において監査を実施しております。また、使途についての御質問があったかと思いますが、都市の監査委員で構成されます全国都市監査委員会では、交際費について「経費の性質に鑑み、その内容にまで立ち入って監査することは適当ではない」という見解を示しております。また、国(総務省)の見解も同様で、交際費の収支の計算に間違いはないか、あるいは領収書等の書類の整備はされているか、支出科目、年度は適当であるかなど、会計技術上の観点からの監査のみを行うのが適当であり、交際費の内容に関わる事項については行うべきではないとしていることから、当市においても交際費の内容についての監査は行っておりません。
質問 村椿敏章
交際費の内容については監査していないということだと思います。となれば、やはり支出の基準というのがしっかりとあってしかるべきだと思うのです。これが妥当なのかどうなのか、そういう部分が必要だと思います。北海道の市は35市あって、ここを私も全部調べてみたのですが、そのうち公開しているのは29市になっています。非公開は根室、富良野、登別、夕張、紋別、網走の6市のみでした。公開している自治体の交際費は、札幌市をはじめ函館や小樽、旭川、室蘭、釧路、帯広、北見、岩見沢などの自治体は、全て網走市よりも交際費が少ないことがわかりました。ということは、やはりこの基準を設けたり、公開していることによって、この使途がどうなっているのかということもはっきりしますし、住民から疑義を受ける必要もないわけです。ほかのまちに倣えというよりは、やはり網走市は市のお金の使われ方の透明性を向上していくということが必要だと思います。水谷市長に伺います。公開の有無について、見解をお聞かせください。
答弁 市長 水谷洋一
先ほど部長から御答弁申し上げたとおりでございます。
質問 村椿敏章
今の市長の答弁はひどいなと思いますけれども、水谷市長が自ら判断する部分も当然あると思います。透明性の確保で市民から信頼される網走市、市長というところをつくっていくためには、こういうことも当然必要だと私は思います。また、何かの機会でここについては議論させていただきたいと思います。質問を終わります。