網走市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月24日
除雪事業について
2025年6月24日、網走市議会の一般質問で、村椿敏章議員が「除雪事業について」質問し、建設港湾部長 立花学が答弁しました。
- 質問者
- 村椿敏章 議員
- 答弁者
- 建設港湾部長 立花学
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 村椿敏章
-登壇- 日本共産党議員団の村椿敏章です。通告により質問してまいります。まず1点目ですが、除雪事業についてであります。今年の2月、3月の除雪状況は、一部の地域、バス路線や幹線道路だけの排雪となりました。結果として、333本通りは排雪されず、幅出しをしましたが見通しが悪くて危険な状況が続きました。生活道路は狭く、路面状態もよくありませんでした。市民の生活に大きな影響があったものと思います。3月予算審査の際に、市は2月中旬に降った雪が暖気で解け始めたため、排雪する決断に至らなかった。その後に雪が降りましたが、排雪作業に当たる漁業者や農業者の方々が3月には自分の仕事が始まることから、排雪体制は取れませんでした。昨年の除雪計画の6ページの4に排雪出動基準というのがあります。拡幅除雪作業により車道有効幅員の確保が困難または次の降雪後の除雪に支障が生じると判断される場合、交差点、横断歩道部の雪山により、一般乗用車の運転手が視距を確保できなくなった場合、とあります。この排雪基準には次の降雪後のことも書いてあります。であるならば、排雪体制ができている2月中に排雪する必要があると思いますが、いかがですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
排雪についてでありますが、排雪出動基準に基づき、バス路線や幹線道路を優先に排雪方法、排雪箇所を決定をしているところでございます。また、排雪の担い手が2月下旬から不足するため、降雪状況を予測しながら、早い段階で実施の判断を行っております。排雪の時期は、毎年の積雪状況によって異なりますので、2月中の実施を限定した考えはございません。引き続き、安心・安全な道路交通を確保するため、除排雪に取り組んでまいります。
質問 村椿敏章
この問題は令和3年のときにもあり、予算特別委員会の際に松浦議員が「なぜ排雪しないのか」と指摘しています。市の答弁では、「令和3年1月中旬の雪が少なく、下旬に50センチメートルを超えたときに排雪を検討しましたが、暖気で路肩の雪が解け交差点の見通しが回復したため、例年行っている拡幅除雪をした。その後3月2日に26センチメートルのまとまった雪が降ったが、そのときには排雪する体制が整わなかった」と答弁しています。今回も全排雪に至らなかったというのは、そのときの教訓が生かされていなかったのではないですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
市内全域の排雪を全排雪と呼んでおりますけれども、この判断につきましては、2月下旬に担い手が不足するため、遅くても1月下旬には判断が必要と考えております。その時点におきまして、道路幅員の状況、路肩の堆積状況、路面状況、天気予報などを総合的に検討した上で全排雪の出動を判断しております。今後も、これまでの経験や教訓を基に判断してまいりたいと考えております。
質問 村椿敏章
今の答弁では、その状況を見ながら判断したいということですけれども、先ほど2月中に排雪する必要があるのではないかと指摘しました。2月下旬になると担い手がいなくなるわけですから、状況を勘案しながらと言いますけれども、これはその後の雪の降ることも当然考えて、やはり2月中には終わらせられるように早い段階から準備をして、1月下旬の判断をしっかりしていただきたいと思いますが、いかがですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
繰り返しになりますけれども、雪の毎年の降り方や積雪というのは様々な気候の状況によって変わります。その年その年の降っている雪の状況がどのような状況なのかというのが一番大事かなと思っておりますが、先ほどお話ししたように道路幅員の状況であるとか、路肩の大雪状況であるとか路面の状況、さらには天気予報でどのような形で中期・長期的に雪が降るのか、短期になるのかなど、様々な情報を総合的に判断した中で全排雪の出動については判断をしてまいりたいと考えております。
質問 村椿敏章
全排雪になると非常に判断も厳しいのかもしれません。ただ、今年の問題でいえば、やはり333本通りの排雪ができなかったというのが大きな部分だと思うのです。特に市の中心となる路線ですから、ここはやはり進めていくべきだろうなと私は思いますが、いかがでしょうか。
答弁 建設港湾部長 立花学
引き続き、安心・安全な道路交通を確保するため除排雪に取り組んでまいります。
質問 村椿敏章
見通しがなかなか非常に悪かったので、ぜひそこを安全を考慮して進めていただきたいと思います。次に移ります。除雪体制についてです。令和4年の予算特別委員会の際には、市は「5年ぶりの全排雪の状況から、担い手の不足や民間除雪車の維持が困難になっていると認識している」と答弁しています。しかし、その次の年には1社が撤退し、昨年にはさらに1社が撤退しています。撤退の理由は、オペレーターの高齢化や除雪車の維持の困難さがありました。問題の認識があっても、その手立てが遅れているという証拠ではないでしょうか。早急に体制が維持できるよう検討すべきと考えますが、いかがですか。
答弁 建設港湾部長 立花学
除雪体制の維持についてでありますが、現状の体制以上に事業者、担い手の確保は急務であると認識しております。これまで、公共施設除雪の新たな事業者の発掘や、市における除雪車の新規取得、更新に取り組んでまいりました。また、担い手確保のため、事業者への課題の聞き取り、新たな担い手発掘のための事業者向け、個人向けのアンケートの実施などを行ってきたところでございます。現在、さらに新たな事業者を発掘するため、興味のある事業者に対して参画の可能性について聞き取りを行っているところでございます。引き続き、除雪体制が維持、拡充できるよう努めてまいります。
質問 村椿敏章
しっかり取り組んでいただきたいと思います。次に、間口除雪と雪置き場についてです。間口除雪をする市民の負担を減らすために、雪置き場として公園の利用がされ始めました。現在雪置き場となっている公園は何か所あるのか伺います。また、利用している住民の方々の意見はどのようなものなのか伺います。
答弁 建設港湾部長 立花学
昨シーズンの雪置き場として利用している公園の箇所数は、10の町内会など12か所の公園を利用しております。利用されている方の御意見では、「雪を置く場所ができて助かる」といった意見が多く寄せられているところでございます。引き続き、雪置き場の活用の周知に努めてまいりたいと考えております。
質問 村椿敏章
12か所というのはまだまだ少ないのかなと感じます。さらにこの取組を進めていただきたいと思います。公園ばかりではなく今は民間の方の空き地を雪置き場として利用していいという市民を募集していると思いますが、何件あったのかを伺いたいと思います。
答弁 建設港湾部長 立花学
公園以外の未利用地への雪置き場の活用につきましては、昨シーズンについては実績はございませんでした。来シーズンに向けて、そのような形の未利用地に雪置き場として活用できる場所について、これから周知に努めていきたいと思っております。
質問 村椿敏章
今年も早めにそういう場所がないですかという呼びかけをしていただいて、さらに広めていただけたらなと思います。次に、間口除雪についてですが、市はこれまで間口除雪をするまでの除雪体制が取れないから、高齢者除雪の利用をと言ってきました。しかし、高齢者除雪の担い手が足りない状況もあることから、利用者は今増えない状況です。高齢化は進んでいます。しかし、その高齢化だけではなくて間口除雪が大変なのは高齢者だけではありません。間口に置いていかれる雪が非常に重たいことがあります。気温も高くなり路面がガタガタになる場合も多くなっています。路面を削っていけば本当に重たいものとなってきております。市は毎年、除雪のお願いという広報で「かきわけ除雪に御理解ください」とお願いされていますが、高齢化が進んで今までのような除雪ができない状況となっているのは明らかです。御理解くださいでは済まない状況ではないでしょうか。変化に対応した除雪を検討するべきと考えます。間口除雪をこの際検討するべきではありませんか。
答弁 建設港湾部長 立花学
間口除雪についてでありますが、安全な道路交通を維持する除雪体制の確保が最優先の課題であると考えておりますので、間口除雪の体制を確保することは困難な状況でございます。道路除雪におけるかきわけ除雪について、引き続き御理解いただきたいと考えているところでございます。
質問 村椿敏章
かきわけ除雪に理解をしてほしいという答弁だったと思いますが、その間口除雪をできるようにする体制を作っていこうという考えはないのでしょうか。
答弁 建設港湾部長 立花学
全市民対象の間口除雪ということについては、現在対応しておりません。高齢者の除雪の中で間口除雪ということで対応させていただいておりますので、現在のところ全市民を対象とする間口除雪については検討する段階ではないということで思っております。
質問 村椿敏章
今のところ検討はしていないということですが、昨年度、担い手を探すということでアンケート調査をされていると思います。その中でも「間口除雪ならできる」という回答もあったということです。こうした取組をさらに増やす必要があると思います。このアンケートはその後進めているのでしょうか。先日広報に出ていたかと思いますが、その後のアンケートへの回答などはどんな状況なのかを伺いたいと思います。
答弁 建設港湾部長 立花学
昨年から個人向け、事業者向けにアンケートを実施してございます。今年に入りまして改めて個人向けのアンケートを実施しておりますが、今のところ間口除雪に関わる除雪についての興味のある方ということの回答はいただいていないところでございます。
質問 村椿敏章
早いうちからアンケート調査をしていただいているということには感謝いたしたいと思います。あのアンケートの回答もネットでしかできないような状況ですから、やはり全市民に伝わるような方策も考えていってほしいと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 建設港湾部長 立花学
毎年除雪のお願いという周知を行っておりますけれども、その中でもアンケート等の記載については文章の中で御案内を差し上げているところでございます。来シーズンに向けてどのような担い手を確保できるかにつきましては、周知の方法も含めて検討していきたいと思っております。
質問 村椿敏章
しっかり検討していただきたいと思います。広く皆さんに知らせられるよう、そして多くのアンケートの回答が頂けるよう努力していただきたいと思います。