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網走市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日

教育環境について

2023年6月21日、網走市議会の一般質問で、金兵智則議員が「教育環境について」質問し、学校教育部長 北村幸彦、市長 水谷洋一が答弁しました。

質問者
金兵智則 議員
答弁者
学校教育部長 北村幸彦、市長 水谷洋一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 金兵智則

最後、3項目め、教育環境についてお伺いをさせていただきます。昨日も様々子供たちの教育環境について質問がありました。コロナを経てといった部分もありまして、教育環境については改めて考えていかなければならないタイミングなのかなというふうに感じるところであります。では、私も質問させていただきますけれども、コロナの感染症の影響で行うことができなかった学校行事などが今年度から再開されているというものも多くなってきております。水泳授業についても、昨年度から工夫をしながら少しずつ再開をされておりますけれども、今年度からは通常に戻ることが多いと考えられます。全国的にニュースになっているものを見ますと、コロナによって水泳授業を中止していたことにより、学校プールの使用ができなくなった施設が多くなったということがニュースでよく取り上げられるようになりました。網走市も学校プールが7か所あるということでありますが、使用の可否についてどのようになっているのかお伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

当市におけます学校プールの設置状況についてでありますが、現在市内小中学校におきましては学校プール施設があるのは小学校で7校でありますが、そのうち本年度の水泳授業において学校プール施設を使用する学校は5校となっており、残り2校につきましては設備の老朽化などの理由によりまして、自校のプールは使用せず市民健康プールの利用により水泳授業を行う計画としているところでございます。

質問 金兵智則

7か所のうち2校が老朽化などにより使えなくなってしまったという御説明だったというふうに思いますけれども、この現状、今ある学校プール使えなくなったものについては、今後どうしていくお考えがあるのかお伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

学校プールの今後の方向性についてでございますが、現時点では学校プール施設の大規模改修など具体的な計画は持ち合わせておりませんが、学校によりましては施設の老朽化が進行しておりまして、軽微な補修を繰り返して対応している状況でありますので、今後の取扱いにつきましては、学校側と協議しながら進めてまいりたいと考えております。

質問 金兵智則

使えなくなった2校はそのままで、使える5校は使えるところまでといったような答弁だったのかなというふうに理解をさせていただきます。水泳に関しては、学習指導要領にも明記があるとおり、小学生及び中学校の2年生まで必修というふうになっているというふうに私自身理解しているのですけれども、この水泳授業の必要性及び達成度など、どのように教育委員会としては捉えているのかお伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

小学校におけます水泳授業の必要性と当市における達成度についてでございますが、議員お話のとおり、文部科学省が示します学習指導要領においては体育の分野において、小学校から中学校2年生までは水泳は必修となっております。水泳を学習することの特徴につきましては、水の中で運動することが陸上における各種運動とは異なる点を理解し、基本的な泳法を身につけることのほかに、水中での安全に関する知的な発達を促し、水の事故を未然に防ぐ思考力を育むという目的もございます。これらのことから、小中学校における水泳の授業においては、安全を確保するための泳ぎの指導が必要となるものですが、その一方で学習指導要領の中には、なお書きといたしまして、水泳の指導については適切な水泳場の確保が困難な場合には、これを扱わないことができるが、水泳の事故防止に関する心得については必ず取り上げることとの記載がありますので、当市の学校においても、その理由等から実際の水泳、泳ぎの指導を行えていない学校もありますが、後段の水泳事故防止に関する心得については全校において実施しているところでございます。

質問 金兵智則

日本という国が海で囲まれているということもあるのでしょうが、基本的な泳法、水の中での安全性をということですし、事故防止の心得というところは必ず学んでくださいというふうなことなのだと思いますし、ただ今の答弁でいくと、必ずしもプールで授業は行わなくてもいいですよということになったのだということで理解をさせていただきたいというふうに思います。中学生になると水泳授業に向かう気持ちが大きく変化をするということが示されております。昨年、教育関係のある企業が全国の小中高生を対象に行ったアンケートによると、プールを楽しんでいる、楽しみにしている割合が小学生が81.2%であるのに対し 、 中 学 生 に な る と こ れが 一 気 に 下 が り ま し て49.7%、高校生で35.7%というふうになっております。楽しんでいない、楽しみではないと回答した割合についても、中学生で31%、高校生で24%というふうになっておりました。中学生においても楽しみにしている割合の方が多いという状況であるものの、楽しみではない生徒も大幅に増えるといったような状況であります。理由としては、肌を見られるのが苦手、髪型が崩れる、男女一緒で行うことに抵抗感があるといったような思春期に伴うものなのかなというふうに思います。全国的には男女別にして水泳授業を行っている自治体もあるというふうに伺っております。思春期と言われる時期であることを踏まえると理解できる部分もありますけれども、今現在の水泳授業への参加状況をどのように捉え、そしてそれらを踏まえ男女別で行うことに関する教育委員会の見解についてお伺いしたいと思います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

中学生における水泳授業への参加状況についてでありますが、心身ともに成長期、思春期を迎える中学生が、ただいま御紹介のあったアンケート結果に見られるような思いを抱えて、水泳授業を敬遠するとの心情については理解するところではございますが、現状としましては、学習指導要領に基づいた指導を行っている状況でございます。そのような中で、男子と女子を別にして水泳授業を行うことにつきましては、各学校における教育課程の編成や年間指導時数など難しいところがあるかとは思いますが、学校長の判断として実施することは可能であると考えております。教育委員会といたしましても、男女別に実施するなどといった統一的な扱いを各学校に求めるといったことは現時点では考えてはおりませんが、まずは水泳授業に関する今年度の参加状況など実態の把握に努めてまいりたいと考えております。

質問 金兵智則

おっしゃるとおりなのかもしれませんけれども、学習指導要領どおりというふうに御説明もありましたけれども、別に学習指導要領の中では一緒にやりなさいというのは一切明記されていないはずですので、別に別にやってもいいわけで、時数の話もありましたけれども、別に半分に割って別にすれば同じ時数は確保できるので、それは理由にはならないのかなというふうには思いますけれども、取りあえず参加状況を確認してみるということですので、そこについてはまた違う場面でというふうに思いますけれども、ただ一方で、男女平等、ジェンダーレスといった考え方から男女別に行っていたものを一緒に行うようになった学校もあるというふうにも伺っているのです。それらを踏まえ、アンケートの実施などにより、状況を把握した上で、市の方向性を議論する場を持つことが必要なのではないかなというふうに考えますけれども、見解を伺います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

男女平等、ジェンダーレスという社会的背景の変化につきましては、学校教育現場におきましても、その考え方について子供たちに必要な指導と教育は行っているところでございます。このような教育の下、子供たちはどのように理解し考えているかなど、状況の把握は必要なことと思っております。男女平等、ジェンダーレスといった考えは水泳授業に限らずほかの授業や学校生活にも重要なことと考えておりますので、状況の把握内容や情報収集の手法を含めまして、校長会を通じて協議してまいりたいと考えております。

質問 金兵智則

これなかなか難しい問題で、一方では別に行ってほしい、行いたいと言っている人がいる一方で、一緒にやる必要性があるのではないかという人もいらっしゃるといったような、大変難しい問題です。ただ思春期という多感な中学生時代にこれがまた、先ほど来あったいじめではないですけれども、いじめにつながらないような、いろいろなやっぱり対応も必要になってくると思いますので、先ほども言いましたけれども、水泳授業を事故防止の心得の座学にするといったことも含めて、早急な検討をお願いしたいというふうに思います。次に、校則についてお伺いをいたします。学校における校則についてですけれども、これは本当に必要なのかとか、時代的にこれ合っているかというような、例えば保護者や生徒、児童などから指摘や問合せが各学校や教育委員会に入っているような実態はあるのか、まずお伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

当市の学校における校則に対する指摘や問合せの状況についてでございますが、現在のところ私ども市教委や学校に対しまして、各校の校則に対する抜本的な見直しを求めるような御意見や問合せは寄せられていないものと認識しております。

質問 金兵智則

はっきりとした形でというのか、そういう実態はないということでまず理解をさせていただきたいというふうに思いますが、代表質問でもお伺いをさせていただきました。「網走市ではいわゆるブラック校則と言われるようなものは含まれていないというような判断をしているが、今後は社会全般的な多様性について理解した上で、生徒や保護者の意見を反映させた校則を検討することが課題になると考えている」というような答弁が代表質問の答弁で頂きましたけれども、この課題解決に向けてどのような取組を行うのか、もしくは行っているのか、見解をお伺いしたいというふうに思います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

校則につきましては、生徒指導提要によりますと、「制定してから一定の期間が経過し、学校や地域の状況、社会の変化等を踏まえまして、その意義を適切に説明できないような校則については、改めて学校の教育目的に照らし合わせて適切な内容か、現状に合う内容に変更する必要がないか、また本当に必要なものか、絶えず見直すことが求められる」とされております。また、見直しに当たりましては、「児童会、生徒会や保護者会といった場におきまして、校則について確認したり議論する機会を設けることなどが求められる」とされております。現在のところ、具体的に当市におきまして校則の見直しなど具体の取組は行えていない状況ではございますが、各学校と校則の在り方につきまして、方向性や取組の進め方など学校と話し合ってまいりたいと考えております。

質問 金兵智則

現在のところというのは、これまでというふうに捉えていいのかどうか。これまで、例えば校則の見直しをやったことがある学校があるのかないのか、もしわかればお示しください。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

これまで市内校におけます校則の見直しでございますが、大変申し訳ございませんが、ちょっとこちらのほうで押さえていない状況でございます。

質問 金兵智則

であれば、やっているかどうかもわからないので何ともいえないですけれども、時代に合ってないようなものがもしかしたら残っているかもしれないですし、ずっと同じまま来ているのかもしれない。ただ、声は上がってきていないというのはわかりますけれども。兵庫県神戸市では、令和3年6月に学校生活におけるルールや決まり、いわゆる校則ですね、を見直そうとガイドラインを作成いたしました。学級活動や児童会活動、生徒会活動などの時間を使って、子供たちで話し合い、子供たち自身で意見を出し合いながら自分で考える活動を毎年行っております。そして、順次できるところから見直しを行い、それらの結果をホームページで公表しているといったような状況です。網走市でもこのような動きをやっていく、このような活動をされていくべきというふうに考えますが、どのような見解をお持ちなのでしょうか。また、それらを行うに当たりまして、子供たちの話合いの材料として、他校との比較を可能とするために各学校の校則をホームページに公表するよう手配するべきというふうに考えますが、見解を伺います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

校則の見直しに関する手法についてでございますが、御紹介のありました兵庫県神戸市における取組につきましては、学校の校則を見直すという作業そのものを子供たち自身が課題意識を持って取り組み、またそういった活動を進めていくことについて、地域の方々に情報発信をしまして広く周知することにつきましては、子供たちへの学習効果という側面からも非常によい内容であると思っております。当市におきましても、このような動きをとのお話でございますが、先ほどの答弁でも申し上げましたとおり、まずは学校と話し合っていく中で、神戸市の事例なども参考とさせていただきたいと考えております。また、市内各学校の校則をホームページに公表というお話でございますが、これも生徒指導提要の校則の運用によりますと、「校則の意義を理解し、遵守するためにも、ふだんから学校内外の関係者が参照できるよう、学校のホームページに公開していくことなどが適切である」と記載されておりますので、学校ホームページの掲載につきましても学校とも協議してまいりたいと考えております。

質問 金兵智則

これ各学校と協議、各学校と話合いされるのは結構ですけれども、やろうと思っているのであれば、できることからやっていっていただきたいというふうに思います。このホームページへの公表については、現役の中学生がおっしゃっていたそうです。声は委員会や学校に入ってないのかもしれないですけれども、やっぱりおかしいなと思っている中学生がいるということです。ここで言っていいかどうかわからないですけれども、様々僕が聞いても疑問に思うような校則なのかルールなのかわからないですけれども様々あります。Tシャツの色が決まっている、靴下の丈、色が決まっている、女の子の髪留の色も決まっている。あとある学校では、夏場ジャージの下に着るのはTシャツでなければならない、長袖不可。これなぜなのですかね。たとえ暑い6月から9月の間でも網走なんてこの間すごく寒かったですよね。長袖着てもいいわけじゃないですか。これ駄目な理由がわからないです。男の子の髪型にしてみれば、例えばある学校ではツーブロックと言われる、少し下の部分を刈り上げている髪型が駄目な学校といい学校がある。これっておかしいですよね、まずもって。まずもっておかしくないですか。この辺どうですか。今僕たとえでいろいろ言いましたけれども、この辺教育委員会としてどう感じますか。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

今議員のお話のとおり、ちょっと私も全部の学校の校則というのは全部把握していないのですけれども、今お話のあったように、今の社会情勢に合わないような内容はあるかと思われますので、その辺も学校のほうとちょっとお話をしながら、今後の見直しというか、在り方についてはお話ししていきたいと思います。

質問 金兵智則

これは早急にやろうと思ってやってください。神戸市では教育委員会が先頭に立ってガイドラインをつくり、そこに各学校が乗っかっていく形でしたよね。各学校と話合いするのはわかります。わかりますけれども、時間をかければかけるほど、苦痛に思っている学生が卒業してしまうのです。今苦痛に思っている学生が卒業してから校則が変わっても、新たに入ってくる子たちのためになるのだというのはわかりますけれども、それはないですよね。スピーディーな対応をしていただきたいというふうに思います。どこかでこれすぐ聞きます、どうなったか、結果を。やっておいてください。現在、網走市ではいじめ問題への取組の充実を図ることを目的として、子ども会議というのを開催しております。これはこれで大変すばらしい取組であるというふうに私自身も思っておりますけれども、この子ども会議、以前はいじめだけではなかったというお話も伺っておりました。子ども会議でいじめの問題を取り組むのは今後も継続していっていただきたいと思いますけれども、今回校則の見直しをするといったことを契機に、児童生徒に校内における自分自身の活動を振り返ることを行っていただき、さらに視野を学校内から網走市、自分が住むまち網走市へと広げてもらうとともに、それらを市に訴える機会を構築し、政治や行政により興味を持っていただけるような子ども議会の創設といったものも検討していただきたいなというふうに思いますけれども、見解を伺います。

答弁 学校教育部長 北村幸彦(学校教育部長は2024年12月まで)

現在網走市では、議員御案内のとおり、毎年度網走市子ども会議を開催しておりまして、子供たちが自ら学校教育について考え、互いに意見発表や様々な考え方を聴く場として活用されております。近年は主に学校における望ましい人間関係づくりの意識の醸成、いじめ問題への取組の一層の充実といったテーマが多くなっているところでございますが、この子ども会議におきましては、いじめ防止問題にこだわることなく、その開催年度や時期に合ったテーマを選ぶことができますので、その一つといたしまして校則の見直しというテーマを選択することは十分に考えられるかと思っております。また、公職選挙法の改正による選挙権年齢の引下げや民法改正によります成年年齢の引下げなど、このような社会の変化に伴いまして、小学校、中学校の段階から主権者として必要な資質、能力を身につけていくといった主権者教育は重要なものと認識しております。子ども議会の創設という点に関しましては、この主権者教育という観点におきましては有効な手段の一つであるかと思われますが、現在開催しております子ども会議とのすみ分けなどの整理が必要と考えておりますので、子ども議会の必要性も含め研究してまいりたいと考えております。

質問 金兵智則

わかりました。最後に、子供たちが健やかに、そして夢や希望を持ち成長してほしいというのは全ての方々に共通する思いなのだというふうに思っております。国のほうでも「異次元」という言葉を用いて子供政策を進めていこうとしておりますし、今回水谷市長も4期目に当たり、子供たちの未来のためにという思いで子育て支援の強化を政策の柱としておりました。それらをしっかりと網走市全体での共通認識とするためにも、「こどもファースト」をいま一度確認するためにも、市長の決意をきちんとした形で宣言をしていく必要があるのではないかというふうに思いますけれども、市長に見解を伺います。

答弁 市長 水谷洋一

-登壇- 金兵議員から叱咤の御質問だというふうに理解をいたしました。4期目に当たりまして、様々な公約を掲げたわけですけれども、20の重点項目を掲げて、その中で子供たちの政策については、学校給食の無償化、保育園、幼稚園の給食の無償化、また1歳までのおむつとミルクのサポートなどの新たな政策を掲げたことと併せて、中学校までの医療費の無償化の継続などをしてきたところでございます。4期目に当たって様々20の項目を重点に公約をしたわけですから、その項目をしっかりと成し遂げていくことだというふうに思っておりますし、例えば前期、光ファイバーを各郊外地区におおむね99%、100%近く敷設できたことによって、学校におけるGIGAスクール、子供たちの学びの場の拡充ということができたのだろうというふうに思っておりますので、様々な政策が子供たちにとってよりよき有益なものになっていくだろうと、これはインフラの整備も含めてということだというふうに思っておりますので、今御質問いただきましたように、今後においては、公約の一つ一つを着実に実施をしていくということ、そして、そのことについて皆様方の期待に応えていくことが今の金兵議員の期待に応えていくことだろうというふうに思っていますので、網走の子供たちの未来のためにまちづくりを進める姿勢というものをしっかりと持ちながら、20の重点項目の公約を一つ一つ成し遂げていくことが大切なことだなと、このように思っているところでございます。

質問 金兵智則

また、今後も前向きな議論をさせていただきたいというふうに思います。終わります。

出典:網走市議会 令和5年第2回定例会 2023年6月21日 議事録 PDF(101ページ) 間違いを知らせる