安平町議会 令和7年第5回定例会 2025年6月18日
2番目の教育環境について
2025年6月18日、安平町議会の一般質問で、梅森敬仁議員が「2番目の教育環境について」質問し、学校教育担当次長 佐々木英生、教育長 井内聖が答弁しました。
- 質問者
- 梅森敬仁 議員
- 答弁者
- 学校教育担当次長 佐々木英生、教育長 井内聖
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 梅森敬仁
それでは2番目の教育環境について質問します。早来学園については一般町民からこれまでの町の対応を疑問視する声を複数聞きました。我々が行った議員懇談会においても2か所において、ちょっといいでしょうという話だけでなくていろいろな問題点があるではないですかという疑問の声がお父さんやお母さんから、子どもを学校に通わせているお父さんお母さんから挙がっていました。そういった中で町長とか教育長の早来学園に対する現状認識と保護者の間に思いの隔たりを感じた。他の方にもお話を聞きましたら私たちなかなか学校の中に入って様子を見ることができないので、そうなのかと思ってちょっとびっくりしたのですが、他のお父さんお母さんにお話を聞きました。そういった中でちょっと違和感を覚えているのですが、まだ始まってまだ2年間ですがね、皆さんの声を吸い上げるという検証をきちんとしているのかということで。まだまだ始まったばかりですよとおっしゃるかもしれないけれども、確認ということで質問させていただきたいと思います。まず1番目に以前令和5年7月に早来学園ができたばかりなのにカビが生えて大変だということで大問題になりました。健康被害も考えてですね。今回の議会ではエアコンの設置についての説明があると思いますが、お父さんやお母さんは心配しています。エアコンの設置についての説明をお願いします。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
早来学園の結露については令和5年7月に1階理数教室等において床が結露したものですが、現地調査の結果、床下ピット内と床上との温度差により発生したもので、地中梁等に断熱材を貼り対応させていただくとともに換気等の対策も行ってきたところです。その結果、令和6年度については一部結露の発生がありましたが学校運営上は支障等がない状況となりました。ただし、引き続き追跡調査は必要なものと考えています。早来学園のエアコン設置工事については今定例会においてご提案させていただいていますが、議決いただいたのち本契約をさせていただき令和7年6月27日から令和8年3月17日までを工期として校舎1階及び2階16教室に設置させていただくものです。エアコンを設置させていただきましたら更に結露は解消していくものと考えています。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。気になったのですが6月27日から設置始めて来年の年度末3月までに終わるということなのだけれども、今日も暑いですけど、その各教室にきちんと付くっていうのは私のイメージから言うと夏を想定してその前に何とかなるのかなと思っていたのだけれども、必ずしもそうではないという認識でいいですか。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
可能であれば暑くなる前にというところですが、学校施設ですので学校授業を優先とした場合にどうしても音の出る工事は夏休み期間中もしくは冬休みの期間中というところで主に実施していきたいと考えていますのでこのような長い工期を取らせていただいて、あくまでも暑さ対策は重要ですが学校授業優先的に考えた結果の工期となっています。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。あと1つ確認したいのですが、教室の設置は理解できるのですが施設全体として考えた時に例えば廊下部分とか共用部分・体育館という問題もあると思います。カビの問題その他について先ほどお話をしましたが将来的に全体的な設置というか空調関係の、できればパーフェクトにするべきだと思うのですが、その辺についての考えは今どうですか。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
これからの温暖化などを考慮しますと全室といいますかどこにいてもということが望ましいですが、施設的な大きさもありますし現状としてはまずは教室の冷房を設置させていただくことで対応させていただきまして、その中で更に対策が必要だということであれば検討は必要かと思いますが、まずは教室に設置させていただいて快適な授業というか、そこについて対応させていただきたいと考えています。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。2番目の質問に入りますが、同じくハード面で。教室の数が足りないということも、今年に入ってびっくりしました。早来学園46名の新入学児童がいて当然2クラスだと思ったら1クラスということで、先生の関係もあったようですが。入れ物としてこれどうなのかなということで非常にびっくりしたところです。できた当初は当時関係者から早来学園はゆったりした建物、十分教室も確認をして、私の記憶では各学年は2クラスくらいになっても対応できるのですよと話を聞いたつもりでいますが、現在は1年生と6年生が2クラスなのですね。そういった中で現場の子どもたちというかお父さんお母さんや教職員の方の中から教室足りなくて困っているんだって話なのだけど。わずか2年目にして狭い、余裕を持って建てたはずなのに狭いって話が出てくるのは理解できないのですがどういう状況ですか。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
早来学園については、今ご質問にありましたとおり前期課程1年生及び6年生が2クラスになったことによりまして教室が不足している状況です。早来学園の教室については1教室あたりの面積が通常の1.5倍程度と広く取らせていただいていますので、2クラス合同の授業の実施やアトリエ等の空いている教室をうまく調整いただき対応いただいているところです。また、机・椅子等の備品も校内で調整しながら使用していただいていますが、運営上課題が見られていると報告を受けています。備品等で対応できる部分については今補正において予算計上させていただいているところです。後期課程の7年生から8年生については教科・教室方式を採用させていただいていますので同じく教科方式を採用している前期課程の高学年を含めて調整可能な部分もありますが、今後の入学者動向を見極めながらその対策について検討していきたいと考えています。
質問 11番 梅森敬仁
確認しますが、今の状況で足りているという認識でいいのですか。確認して申し訳ないけれども。現場からは教室の数が足りなくて困っているという声が上がっているのだけど。その辺どうですか、くどくて申し訳ないけど。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
前期課程1年生については1クラス1教室と考えると2クラス設置になりましたので教室は足りていないということになろうかと思います。その中でたまたまというか早来学園については、通常教室の1.5倍の広さがあるところとアトリエ等うまく活用しながら学校の方で工夫していただきながら対応いただいているのが現状です。
答弁 教育長 井内聖
まず早来学園の建設当時のこと。まずは学校を建てる時には現在のクラス数とその時点での児童生徒数、更に今後の想定される児童数の推移といったものを踏まえて文科省からの予算が決められます。その当時では1クラスが基準では35名ですので、人口減少と少子化のところを考えていった場合、つまり令和元年の時点ですね、令和元年の時点では今後子どもの数は減っていくだろうと。そしてその時の学級数等を踏まえたとしても1学年35人を超えたとしても42人ぐらいまでで収まるだろうということでロッカーについては42個用意して、そして教室のサイズを1.5倍にすることによってもし35人までが1クラスだったとしても特定の学年だけたくさん子どもが増えるというのがなかなか想定していませんでした。ただ、実際のところ早来学園ができましたといった時に、こちらの想定を上回る教育移住者が増えていることはありがたいことなのですが、それともう1つは出生者数が特定の学年、ちょうど今の1年生の学年が飛びぬけて多かった、これがなぜその学年だけ多いのかというのはなかなか予測がつかないところがありました。こちらとしては見通しとして令和元年時点での児童数とその後の人口推計を見ていった時には十分これで満たすだろうということであの教室のサイズと構成。また、もう1つは余裕教室などもいくつかあればよかったのですが、ただ財政上の問題もありまして学校建築の予算の上限が一定程度ある中で教室も特別支援の教室等も一定程度確保しなければいけないということであの建物となりました。それを踏まえた上で現状認識ではあるのですが、先ほど梅森議員がおっしゃられたように今現在1年生が46名いて1年生の教室が一番広いです。そこのところで現場から教室が狭いという意見は私どものところに入っていますし同じように認識しています。それを踏まえてこの限られた学校の中の面積においてどのように教育活動ができる場所を確保していくのかというところは、委員会事務局の中でもしっかりと検討していきたいと考えています。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。先ほどの質問ではありませんがラピダス効果も期待できると私は思っていますので当然早め早めに対応が必要になってくるのかなという気はしましたが、今のところは間に合っているということでよろしいですね。次の質問に行きますが(3)に入ります。教員の定員割れの実態もまた同じく私の耳に入ってきています。私質問した記憶があるので、遠浅・安平の小学校を統合する時に管理職の数というのは当然減りますよね。校長先生、中学校も入れたら4人いるところが合併・統合することによって1人でいいということで安平町の先生の数、教員の数が実質的に減るのではないですかと質問しました。その時はそういうことはありませんと。管理職の数は減っても教員、先生方の数は減らないので教育水準は保てるし、逆にその管理職の職にあった先生方の定員が、下の方というか実際に子どもに携わるというポジションになるので子どもにとっては良いことで、決して統合したからといってその分じゃあ先生は減るよねとはならないですという説明を受けてきました。当時と今の定員の数は、同じということで考えていいのですかね。そして実際にこれまた現場サイドからは先生の数が足りないということで問題視する声も上がってきています。その辺の課題について現状はどうなっていますか。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
教職員の定数については児童生徒数に基づく学級数に応じて配置されるものですが、只今ご質問のありました教員数の関係については管理職は減るけれども教員は減らないということについてはあくまでもその学校ごとに基づく生徒数・学級数に基づいて配置されるものが減らないということではないかと思います。また、早来学園になりまして義務教育学校になることによりまして、そこに小学校と中学校を1校ずつよりも多少多く配置されるのでその辺から減らないというお話があったのではないかとは思います。例えば学校数があれば1年生・2年生、3校あればそこで3人ですが、基本的には早来学園になったら1年生のクラス担任は1名になりますが、そういう面では減るのですが、義務教育学校を1校とした場合については小学校・中学校の先生の数にプラスアルファがされるというような意味合いで減らないというお話があったのではないかなと思います。早来地区で言えば早来小学校・遠浅小学校・安平小学校がありましたので当然学年の先生は学校数が多ければ多くなるものとは思いますが、そういう校種が変わったことによって必要な学校数が減っても校種が変わることによってプラスアルファの部分があるので減らないというご答弁だったのではないかと推測します。それと通告にありました現在の状況ですが、そのように学級数に基づいて配置されていますが現在は安平町立学校全体で1名が配置されていない状況となっています。また病休として1名、年度途中の退職予定者が1名おり、それらを含めると3名不足している状況となっています。本来であれば北海道教育委員会においてすぐさま期限付き教員を任用いただき配置していただきたいところですが、ご承知のとおり全国的な教員不足、全道・胆振管内においてもかなりの欠員が出ている状況となっています。安平町においては教育課程支援事業等の実施により教育委員会として授業補助、講師の派遣を実施している部分もありますので欠員不足対策の一助になっているものとは考えていますが、基本的には欠員対策としては校内の調整により対応していただいているのが現状となっており、授業に支障が出ている状況ではありません。ただし、欠員等により現場教員に負担が増していることは間違いなく、今後更に休暇取得や休職・退職等が出た場合には体制的に厳しい状況になる可能性はあります。安平町教育委員会としては欠員等による教員不足によって教育の質の維持が下回ることのないよう対策について検討を進めるとともに、北海道教育委員会に対して期限付き教員の配置を改めて要請するほか兼ねてより北海道教育委員会に対して教員の採用方法の在り方など教員不足の解消に向けたお話等もさせていただいています。しかし、根本的な教員不足の解消に至ってはいないという現状となっています。
質問 11番 梅森敬仁
詳しく説明していただきました。私それと同じ質問をしたのですよ。さっき管理職の話をしました、校長先生の数が減るって。3つの小学校が1つになれば1つになっても1クラスで足りたのですよ、当時の人数。だから他の学校の1年生の担任の先生2人いたのに要らなくなりますよねって。そしたら教員の数が減るじゃないですかって言ったら大丈夫です、そういうことはありませんって答えでした。今ここで言い合いしても始まらないので。私が気にしているのは現状どうなのですかっていうことで、厳しい状況であるということは理解できました。そういったこともあって補助教員というかあるいはスクールサポーターとかいろんな職種の人方が学校に入ってきてサポートをして子どもたちに齟齬が無いように気を付けてきちんと教育をしてくれているのだとそう思っていいということですね。わかりました。
答弁 教育長 井内聖
1点、安平町だけではなくて全国的な状況をお伝えしておきたいと思います。今年度の教員採用試験でついに佐賀県と宮崎県で0.9倍というのが出てきました。もう1倍を下回っている都府県が出てきている状況です。北海道はどうかというと、昨年の教員採用試験の1次試験の倍率が1.0倍です。つまり1次試験受験者が全員合格するという状況です。そしてその後辞退者が出るので、他の都府県を受けていますから、なので今教員はスタートの段階で人が確保できていないのが安平町に限らず全国の状況ですので不足した分は期限付きと言われる教員の募集をかけているのですが、そもそも応募者がいない中ですので安平町でも今この状況ですが苫小牧も2桁を超える教員数が定数を満たしていない、つまり定数としてこの学校には何人必要ですという定数はしっかりと出しているのですが、それに対して教員が足りないところが全国的に今発生しているという状況。ただし、安平町としてはしっかりその中で教育の質は維持しなければいけないので、議会の理解もいただきながら一定程度町としても支援をさせていただいているところです。
質問 11番 梅森敬仁
わかりました。私が言いたいのはしっかりと子どもたちを第一に考えて教育をしていただく、それの環境づくり。至らないところはあるけれども補完作業としてそういうことでいろいろ取り組んでいますよということで。そういうことをきちんとお父さんやお母さんに伝えていただきたいと思うのですね。教育委員の方、教育長をはじめ他に4人いらして毎月定例会を行っているようですが、こういう現状についての説明はしていますか。その会議の中で、定例会の中で他の4人の教育委員の方たちはどういうご意見を持っているのかの説明をお願いします。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
教育委員さんとの情報共有含めて定例教育委員会もしくはその後意見交換会も会議の終了後にしていますので、機会を捉えながら児童生徒数とか教員不足も含めて学校の状況といったもの、それから教育施策に対する現状といったことも含めて情報共有、意見交換をさせていただいています。現状を認識いただいているものと思いますが、ここの教員不足というところはなかなか安平町単独でどうこうならない部分もありますので、何とかという思いは共通しているかと思いますが、現在のところ現場含めて対応はできていますが不安を持ちながら対応しているところが現状です。
質問 11番 梅森敬仁
私が知りたいのは、教育委員の方たちも共通認識でいてくれているのかなと。私たち議会でお願いをして職責について就いてもらっている方たちですから間違いはないと思うのですが、そういう中で教育委員の方は知らないよということにはなっていないとは思うのですが、一応その辺のところはしっかりと。そしてできればそういう私たち議会でお願いをした方たちですから、そういう方達の意見を吸い上げてより良い方向に持って行っていただきたいなという思いがあります。(4)に入りますが、追分地区と早来地区の教育環境の違い、早来学園から離れますが。以前からよくあります、合併した町なのでどうしても仕方ない面はあると思います。子どもの数も違うし場所的・立地的なものも違う。どちらかが先に頑張ればどちらかから文句が出るというのは仕方ないことであって、小中一貫教育についても実は追分地区が先んじて実施したと。校舎分離型ではあったけれども先んじて取り組んでやっていたと。その後に早来学園がこっちでできて、生徒数も多いということでどうしても両地区のお父さんお母さん、良い点・悪い点という話が出てくると思うのですよね。その中で先達ては広報の中で10ページの中に追分地区の新たな学校づくりに向けてということで追分の学校を考える会の設置ということで出ました。当然、今度早来地区の方たちからはそれどういうことなんだと。同じ町なのに極端に言えば教育水準違うのかだとか、いろんな問題がありますけど私はある程度理解しているつもりなので学習指導要綱その他に沿ってやっているのでそういう違いはないと理解していますが、子どもを通わせているお父さんお母さんがこういう記事を目にすると、追分だけとかじゃあ早来はどうなんだということになってくるのですが、その辺について誤解をしている方もいらっしゃるので、その点についてわかりやすく説明をいただきたいと思います。
答弁 学校教育担当次長 佐々木英生
追分地区と早来地区の教育環境の違いについてですが、施設としての教育環境の違いや児童生徒数の違い、小中一貫教育における校舎分離型と校舎一体型の違いはあるものの、使用している教科書は同じで総合的な学習の時間を中心とした教育課程の編成など安平町として取り組む教育の方向性は同じであると認識しています。また、他の違いとして追分地区は小学校と中学校が別にあるため小学校卒業が一区切りになる良さがあり、早来学園は義務教育学校として中1ギャップが少ない良さがあります。他にも追分地区は児童生徒数が少人数であることから教師と子どもの距離間が近くアットホームな教育活動が展開されています。一方、早来学園は前期課程と後期課程の学年の枠を超えた交流活動や児童生徒数の多さを活かした行事の実施といった教育活動が展開されています。それぞれの地区に違いはありますが、教育委員会としては地域の違いや特性を活かした学校運営をすることによりそれぞれの学校が魅力ある教育活動と学校づくりに取り組んでいると認識しています。また、今後もその違いをそれぞれの魅力として伸ばしていけるよう施策を展開したいと考えています。
質問 11番 梅森敬仁
あと先日、6月2日の新聞報道でアンケート結果ということで子どもにやさしいまちづくり事業ということで、24年度二重丸とか丸とかいろいろあるのですが、これ記事民報で出ていました。結果としては良いということで評価されていると理解しますが。先ほどのラピダスの関係もそうですが、一生懸命頑張ってくれている職員の方たちなので遠慮することなく今どういう状況だっていう、その情報を積極的に提供してほしい。町民に対してとかお子さんたち、お子さんたちを持つお父さんお母さんたちということでね。そういう情報の提供も積極的にやってほしいというのが今回の私の質問の趣旨ですので、その点についてまた更にご配慮いただければありがたいと思っています。これをもちまして私の一般質問を終わります。
質問 11番 梅森敬仁
いりません。