網走市議会 令和4年第2回定例会 2022年6月22日
帯状疱疹ワクチンの助成について
2022年6月22日、網走市議会の一般質問で、小田部照議員が「帯状疱疹ワクチンの助成について」質問し、健康福祉部参事監 永森浩子が答弁しました。
- 質問者
- 小田部照 議員
- 答弁者
- 健康福祉部参事監 永森浩子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 小田部照
次に移ります。次に、帯状疱疹ワクチンの助成について伺います。これについては、昨日他の議員から質問がありました。重複する部分もあるかもしれませんが、私からも何点か伺わせていただきます。帯状疱疹は水ぼうそうと同様に、水痘・帯状疱疹ウイルスを原因とした病気であり、初めての感染で水ぼうそうを発症しますが、治った後も9割の方の体内にウイルスが潜伏していると言われております。このウイルスが加齢・疲労・ストレスなどによる抵抗力の低下をきっかけに再び活性化として発症する場合、また、糖尿病やがんなどの免疫力が低下する病気が原因となり発症する場合もあるようであります。特に、50歳代から発症率が高まる傾向があり、80歳代までに3人に1人が発症すると言われております。また、日本では公式の統計は出されていないと認識しておりますが、昨日の質疑の中で、アメリカの研究では新型コロナウイルスの感染がきっかけとなり、50歳以上の場合、新型コロナウイルスに感染した人は感染していない人との比較で帯状疱疹を発症するリスクが高まるとの結果があるとのことでしたが、当市では市内の診療状況や患者数をどのように把握しているのか伺います。
答弁 健康福祉部参事監 永森浩子
当市における診療状況及び患者数についてでありますが、市内の医療機関に対する調査等を行っていないことから、診療や患者の状況は把握しておりません。
質問 小田部照
市内の診療状況や患者数は把握されていないということですが、様々な研究結果から増加傾向にあることが想定されております。今後、予防が重要になってくるのだと考えます。疫学調査の結果から、帯状疱疹の発症を予防するため、日本では50歳以上の方を対象とした予防接種が2016年3月に認められ、現状では水痘ワクチンビケン、2022年1月に販売が開始された帯状疱疹ワクチンシングリックスの2種類が接種できるワクチンだと理解しているところであります。市内において、ワクチンを接種できる医療機関は5か所あり、そのうち2種類のワクチンを取り扱う医療機関が3か所、1種類のみが1か所、残りの1か所は接種実績がなく、また、接種実績のある4か所の医療機関における本年1月から6月までの接種実績は33名、内訳として水痘ワクチン24、帯状疱疹ワクチン9との答弁がありました。接種に伴う費用負担は各医療機関一律なのか、そうではないのか、どのようになっているのか現状を伺いたいと思います。
答弁 健康福祉部参事監 永森浩子
接種に伴う費用についてでありますが、仕入先等の関係と考えられますが、医療機関ごとに接種費用が若干異なり、水痘ワクチンは7,000円から8,000円、帯状疱疹ワクチンは間隔を空けて2回の接種が必要となりますが、1回につき2万円から2万2,000円となっております。
質問 小田部照
アメリカやドイツなどでは帯状疱疹ワクチンは定期接種となっているようです。日本でも厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会において、定期接種化に向けた議論はあるようですが、今のところ任意接種であるため、接種に当たっては全額自己負担となっているのが現状であります。水痘ワクチンは七、八千円、帯状疱疹ワクチンは2回で4万円から4万4,000円と高額な負担でありますが、帯状疱疹ワクチンは非常に高額であるため、接種を見送る方もおられると考えられます。定期接種になれば無料、または少ない負担で接種を受けられますが、当面は負担軽減といった観点から助成が必要だと考えます。国や北海道における公的な助成制度があるのか。また、北海道においても独自の助成に取り組む自治体があるそうですが、どのような制度内容になっているのか伺いたいと思います。
答弁 健康福祉部参事監 永森浩子
助成制度についてでありますが、現在国や北海道における公的な助成制度はなく、また取り組む自治体が非常に少ない状況ではありますが、道内においては幌延町、標津町、猿払村の2町1村が取り組んでおります。幌延町については、水痘ワクチンのみの助成で、助成額は7,000円、標津町と猿払村については帯状疱疹ワクチンのみの助成で、1回の接種につき1万1,000円の助成となっております。
質問 小田部照
わかりました。今後、接種を希望する方が増えることも見込まれます。負担軽減といった観点から、助成制度が必要だと思いますが、市のお考えを伺いたいと思います。
答弁 健康福祉部参事監 永森浩子
ワクチンの接種助成に対する考え方についてでありますが、現在厚生科学審議会において帯状疱疹ワクチンの定期接種化に向けた議論が行われておりますので、引き続き国の動向を注視するとともに、医師会及び医療機関との意見交換により、御指摘のあったことを踏まえ、相談してまいりたいと考えております。
質問 小田部照
終わります。