網走市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月25日
スポーツ活動支援について
2025年6月25日、網走市議会の一般質問で、小田部照議員が「スポーツ活動支援について」質問し、学校教育部長 高橋善彦、教育長 木野村寧、社会教育部長 伊倉直樹が答弁しました。
- 質問者
- 小田部照 議員
- 答弁者
- 学校教育部長 高橋善彦、教育長 木野村寧、社会教育部長 伊倉直樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 小田部照
次の質問に入ります。スポーツ活動支援について伺います。網走は人口減少が止まりません。少子化がどんどん進む中、一方で、心身の健全な成長を支えるスポーツ活動を行っている子供たちはたくさんおります。その重要性はますます高まってきているものだと、私は認識しております。中学校体育文化振興事業補助金、スポーツ少年団等活動費助成金、さらには公共施設の使用料減免制度など、多様な支援策が存在する一方で、市民からは、制度のわかりにくさ、透明性と公平性の確保、制度間の整合性、経済的負担の軽減といった課題も多く指摘されております。そこで、子供たちのスポーツ活動を継続的に支えるために、制度全体の整理と改善について、幾つか伺いたいと思います。スポーツは全ての子供に開かれた成長の場であり、経済的格差などが子供のスポーツ活動の妨げにならないよう、公共施設使用料の無償化に向けた制度設計、段階的な実現をぜひ御検討いただきたいと、これまで御提案させていただいておりますが、その進捗状況について伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
子供たちの活動の場の支援について、本年3月の予算審査特別委員会における質疑におきましても答弁をしておりますが、少年団等が活動する際の公共施設の利用料金につきましては、現在、制度設計などを進めている状況でございます。また、将来的な部活動の地域展開を見据えた団体登録制度におきまして、登録団体に対して負担軽減を図ることとしています。現時点では、全ての公共施設利用料を完全に無償・免除とするのではなく、先ほど申し上げました登録制度により、登録された団体等への助成金などで、利用実態に応じた負担軽減を、段階的に図ってまいりたいと考えているところです。
質問 小田部照
以前から答弁で、その前の質問からも何度も僕はやらせてもらっているのですけれども、冬場の学校体育館の利用の負担、これがすごく大きいというお話で、それからでもぜひ進めていきたいというような学校教育部長のお話があったと思うのですけれども、それは今年度から実施される見込みでよろしかったですか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
3月にもこの件については御議論されてきていた部分だと認識をしております。学校開放利用時の冬季暖房料につきましては、高額であるという利用者からのお話もありますので、今まさに免除という方向に向けてやっています。今年度のシーズンまでには制度設計を整えたいと考えております。
質問 小田部照
段階的ではありますが、しっかりと協議されて、それに向けて動いているということで理解いたします。それでは、次に補助制度の透明性と公平性について伺いたいと思います。中学校体育文化振興事業補助金について、これも予算や決算のときに何回も質問させてもらっていますが、この審査基準、選考過程、採択結果の公開状況というのはどうなっているのか、伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
中学校体育文化振興事業補助金につきまして、市のホームページで子供たちの活動状況ですとか、学校別の内容といったところは、現在、公表しているところです。しかしながら、今、議員の御指摘のあった補助実績、要は補助金額ですとか、そういったところは、今現在、公表されておりませんので、学校ごとの補助実績も含めて、今後、情報の追加をしてまいりたいと考えているところです。
質問 小田部照
公平性の担保も見えないので、どのような中学校に、どのように振り分けているか、そして、その部活動にどのように振り分けているのか、本当にそこは偏った団体、学校に、公平感がしっかりあるのかも、市民はもちろん、我々もわからないのですよね。今の状況だと全く見えないのですけれども、一体どうなっているか。今年も1,500万の予算がついています。昨年も。これはもともと800万か900万くらいの体文振の予算だったものを、部活動はどんどん減っていくのだけれども、支援の幅を広げたという意味で、1,200万になって、1,500万になって、という段階があるのですね。我々議会は、もちろん、子供たちのスポーツ活動、文化活動の支援ですから、大切な公金、承認して通っているわけです。そこまではいいのですよ。ただ、1,500万円のお金が一体何に活用されたのかということが、今、全く見えない状態になってしまっています。使途不明金。使途不明なのですよ。1,500万のお金が、去年でしたか、1,800万円追加補正を組んでも、みんな議員も、子供のことは大いに結構だと通すけれども、その1,800万円がどこに使われたかわからない。報告がない。それが僕はおかしなことだと思いますね。ブラックボックス化してしまっているのですよ。報告もなくていい学校教育のお金になってしまっています。これは、公開原則の行政運営として報告すべき大切な公金を支出しているのですから、どのような学校で幾ら使ったか、全部公開しなければいけないと思いますが、教育長、学校現場を一番よく御存知でしょうけれども、学校側からは報告があるし、点検委員会もあるのでしょうし、振り分けた金額というのは、そこまでは報告が上がっているのですよね。どういう類いなのか、どういう状況なのか、教育長に伺いたいです。一番お詳しいでしょうから。
答弁 教育長 木野村寧
体文振の、例えば予算1,500万円の使われ方ということですかね。私が現場に行ったときは、その1,500万円、市からいただけるのだけれども、例えばその学校で全国大会に行くクラブがあったりだとか、あまり活躍できなかったクラブがあったりだとか、そういう違いがあったので、均等に使われていたとは思いません。学校ごとの実態に合わせた使い方をしていると思います。その使ったものについては、例えば旅費であったり、交通費であったり、そういうものについては、領収書を添えて、市に出していたという認識であります。
質問 小田部照
当然の流れですよね。大切な公金を預かっているので、領収書、何に使ったか、しっかりと、旅費ですよ、宿泊費ですよ、も含めて、教育部局に提出しているのですよ。それが僕らには公開されていないわけです。これは公開しないと、おかしなことになってきませんか。1,500万円は我々承認して認めるのですけれども、その1,500万円が一体何に使われたかわからない状態なのですよ、今は。これは何らかの形で報告を受けなければいけないと思います。いかがでしょうか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
申し訳ございません。補助実績の公表につきましては、現在、ホームページで一部競技の状況等が載っていますので、それに補助実績も含めて、今、議員から御提案のあった数年分について、ホームページで公表していきたいと思っております。また、決算委員会の中で資料等を要求される場合には、しっかりと提供していきたいと考えています。
質問 小田部照
理解いたします。次に、制度間の整合性と連携について伺います。今、お話のあった中学校体育文化振興事業補助金支援制度、それと、スポーツ少年団、スポーツ課が持っている様々な支援制度、報奨金なども含めて、これまでに何度も公平になるように、先ほどほかの委員からもありました部活動がどんどんなくなってしまって、中学校に入ってやりたいスポーツがないという現状があるわけですよ。民間クラブに入って活動する子。でも、民間クラブに入るとお金がかかるから、部活動よりも負担が大きいからと、やりたいスポーツをやれない子も、実際、一定程度ですが、毎年出てしまっているのですよ。このような現状だから、しっかりと公平性の保てるような制度設計をしてください、と何度も質問していますが、その辺はどのようになっているのか、伺いたい。先ほどの金兵議員の質疑の中で、部活動は遠征時の宿泊費を子供も大人も一律1万3,000円にしたという御答弁がありました。これはスポーツ課が持っている支援制度でも、今年度から宿泊費はつけるというようなお話をいただいていたと思うのですが、同じような状況で整合性が取れているのか、伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
スポーツ課所管の網走市スポーツ少年団等活動費助成金につきましては、本年度より支援内容を拡大しております。まず、昨年度までは全道規模以上の大会に参加する少年団に対しまして、交通費のみを助成しておりましたが、本年度から地区大会につきましては、網走市中学校体育文化振興補助の対象とならない中学生に対し、交通費に加えて大会の参加料、そして、全道大会以上につきましては、少年団と体文振の対象とならない中学生に対しまして交通費のほかに宿泊費と大会参加料について助成しているところです。
質問 小田部照
長年かかりましたけれども、大きな進展だと評価しているところであります。制度設計が大分出来てきて、部活ではなくても部活と同様の支援、全体ではないですけれども、受けられるようなお話をいただきました。ちなみに、僕が調べてみると、体育文化報奨金、要するに学校の部活で全道・全国大会へ出場することが決まったら、指導者、そして生徒は人数分、交通費、宿泊費、今言った1万3,000円がつきますよね。でも、指導者に限っては、体文振は3名まで出すという基準になっています。これ、今までだと、スポーツ課は、子供たちは人数分の交通費。今年から宿泊費も出しますと。それはもう大いに結構。1万3,000円で、統一感が出ましたので、不公平感もないです。でも、スポーツ課の持っているのが、1名となってしまったのですよ、指導者の随行は。でも、野球だって、サッカーだって、1名で行かないですから。子供たちが10人も20人もいたら、2人や3人の指導者はついて行きますので、その辺も同じように公平性のある、整合性の取れるような制度設計が必要だと思いますけれども、その辺も改善されたという認識でよろしいでしょうか。
答弁 社会教育部長 伊倉直樹
ただいま小田部議員から御指摘のありました指導者につきましては、お話のとおり、体文振では、学校が認める場合は上限3名まで指導者を助成対象としていると認識しておりますが、スポーツ少年団等活動支援事業につきましては、選手のほか、監督、コーチは1名のみ助成対象という状況になっておりました。それで、本年度につきましては、この助成対象項目に、宿泊費、大会参加料の追加をしまして、子供たちへの支援というのを拡充したところですが、お尋ねの部分につきましては、支援の統一性を図るため、指導者の助成対象の人数につきましても、整合性を図ってまいりたいと考えております。
質問 小田部照
大きな進展だと思います。柔軟な対応をしていただけるということで評価いたします。これはすごく大切なことなので、部活動がどんどんなくなっていっている現状で、民間クラブで活動する子供たちが増えています。そこへ整合性が取れたような、公平な、あふれる子供が出ないような支援体制というのは、本当に必要なので、その方向に向かってしっかりと協議して、実際にそういう一体感のある支援に変わっていっているということで評価いたします。ちなみに、教育長にここを伺ってみたいのですが、網走市は、教育長がよく御存知のとおり、令和元年から令和2年を境目に、三中部活動、改廃、休部が続いて、この7年くらいにおいても、合同チームを合わせて十数個の部活がなくなってしまったのですよね。こういう現状で、先ほども言いましたけれども、お金がないから、部活がないけれども、民間クラブには入れない子供たちが、僕の周りにも実際にいます。夢や目標に向かって頑張ってきたスポーツ。中学校に入ったら部活がないから、民間クラブはあるけれども、親の負担など、いろいろなことで、それが叶えられない子供というのが実際にいるわけです。だから、今のように統一した、そういう子供が出ないように、経済の格差や制度の格差で、夢や目標に向かって頑張っている子供たちが、夢や目標を失うことのないような制度設計をしなくてはいけないのが、この自治体の我々の役割だと思います。教育長のお考えですが、今、どんどん動いていっていると思うのですけれども、今後、こういったもの、担当課の垣根を越えたような一体感のある部活動の地域移行に向けた動きも必要ですし、一体感、そして、スピード感のある対応を強く求めていきたいのですが、その辺について何か御答弁はありますか。
答弁 教育長 木野村寧
クラブ活動に参加している子供たちへの支援ということと、今、地域移行ということがあったかと思うのですけれども、地域移行に関しては、子供の活動する場所を確保するのが第一ですけれども、その受皿となる人がいなければなかなか難しいのが実態かなと思います。平日の4時半とか5時くらいから、先生がやっていれば部活動をできますけれども、民間の方だとか、クラブ活動の指導者がなかなかその時間に来て、指導できるかと言うと難しいので、まず人というのがキーワードかなと思います。それから、部がなくて、クラブに行く子たち、今、議員のおっしゃったように、夢を持ってやっている子たちにとって、そういう制度になればいいなと思うのですが、これは国の支援とか補助がまず必要なのではないかなと私は思っています。市単独で、小さな自治体で、そこを全て見ていくというのは、難しいのかなと思っています。だからといって、もちろん、何もしないというわけではないので、今、できるところからやっているかなと思うのですけれども、そういうことが必要なのかなと考えております。ちょっと前に、国のスポーツ庁の課長の方とお会いしたときにも、その辺の話を私はしました。自治体で、そういう面倒を見たいのだけれども、人もいないし、お金もないですよと。今後、国でどういう支援ができるのですかと。考えているのでしょうかと言ったら、考えてはいるけれども、まだまだだと。自治体によっても違うし、難しいです、という話でした。我々自治体でも頑張るけれども、国の支援もお願いしたいですと。そういうふうに夢を抱いているお子さんがいっぱいいて、お金がなくて入れないという方はいます、ということは、お伝えをしたところであります。
質問 小田部照
現状は理解いたします。現状の教育長の御答弁として受け止めます。
質問 小田部照
次の項目に移ります。いじめ問題について伺います。いじめの重大事態と認定された4件の案件について、第三者委員会からの報告はいつどのように来ているのか、まず伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
まず、令和5年に発生したいじめの重大事態に係る調査委員会のその後の経過についてですが、本年3月の市議会第1回定例会におきまして、代表質問に対する答弁の中でもお答えをしておりましたが、令和5年3月21日設置の調査委員会からは、昨年12月18日付にて調査報告書を受けているところです。その後、本件に関わる被害生徒やその保護者に対しまして、調査報告内容の御説明と、調査報告書の公表に向けた意向確認などの協議を進めてきたところです。また、もう1件の令和5年10月11日設置の調査委員会につきましては、現在も調査結果報告書の最終調整作業を行っているとのことであり、現在、週1回ペースで調査委員による協議が行われている状況です。
質問 小田部照
1件はまだ報告が上がっていないというお話ですが、確認したいのですが、もともと重大事態と認定したこの案件は全部で4件、そして、3件分は報告が上がったということでしょうか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
議員のおっしゃるとおりで、それぞれ別の調査委員会ですので、令和5年3月21日に設置されております3件のものについては、調査報告書が上がったということです。
質問 小田部照
3件については調査報告書が上がったと。あとは、被害者の方との調整がつき次第公表するというような当時のお話でしたが、この答申を受けてから、市はどのような対応をしてきたのか。そして、この第三者委員会は2年以上かかってしまいましたが、かかった費用は総額で幾らですか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
このたびの調査委員会からの調査報告書につきましては、学校及び教育委員会が対応してきた評価や課題の提起、また、再発防止に係る提言なども含まれています。市教委といたしましては、この提言に先んじて再発防止策の取組を始めてきたところではございますが、改めて提言内容に沿った施策の展開に努めてまいりたいと考えているところです。また、この調査委員会にかかった費用というお尋ねですけれども、令和5年3月21日設置の調査委員会につきましては、全37回にわたる会議の開催経費、また、調査業務委託料などを合わせまして、令和5年、令和6年、2か年にわたっておりますけれども、合わせて1,550万円となっています。
質問 小田部照
2年間にわたり1,550万円。大切な公金、多額の公金が活用されて、調査されたのだと思います。そして、これは現状、被害者の方の保護者との調整に半年以上かかったということなのでしょうけれども、その調整というのはどのように、何回くらい行われていったのか、伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
それぞれ家庭がございまして、何回というような部分と言いますか、時期ですとか、置かれている状況等を見て、調査報告書が出てきた後に、すぐ家庭に御連絡を差し上げまして、説明をさせていただく機会を設けてきたところです。それぞれの家庭で数回御連絡ですとか、こちらのほうに御足労をいただいて、御説明なりをさせていただいてきたところですけれども、公表につきましては、先日、全ての対象の方から、ある一定の方向性の御判断をいただいたというところです。
質問 小田部照
全ての被害者の保護者の方から一定の御理解をいただいたので、公表するというような運びだと思うのですけれども、最終的に公表の有無に向けてまとまったのはいつですか。そして、この半年間、何回くらい被害者の方と協議を重ねてこられたのか。電話なのか、手紙なのかも含めて、どのように対応してきたのか、伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
対応につきましては、それぞれの御家庭の御意向がございまして、こちらが拙速に、調査報告書が上がったので公表に向けてすぐ考えてほしいです、とか、なかなかそういったところには及びませんでしたので、向こうの被害保護者及び生徒の心情なり、今、置かれている立場と言いましょうか、そのときの時期ですとかを聞いた上で、希望されている時期に、我々がお話をさせていただき、申し上げてきたところでございます。それで、回数につきましては、それぞれの家庭で違うのですけれども、こちらのほうに来ていただいたのは、多い方で3回程度というような形です。その間、電話とかでの確認、やり取りはしておりますけれども、そういった状況で、今、一定の方向性が出たというところです。
質問 小田部照
状況はわかりました。最終的に確認が取れたのはいつですか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
この6月に入ってからです。
質問 小田部照
6月何日でしょうか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
6月17日です。
質問 小田部照
17日に、最終的に全員というか、最後の人なのかわかりませんが、調整が取れたということですけれども、それは6月17日に、どうですか、お話合いができますか、というような御連絡は、どのように対応したのですか。6月17日に、最終的に被害者の保護者の方との協議が整ったのですよね、公表の有無について。それは、役所の担当部局の方が御自宅に伺ったのか、それとも、お手紙でお知らせしたのか、お電話したのか、来ていただいたのか、どのような対応だったのか、伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
6月17日の最終確認につきましては、担当から電話で確認をさせていただいたところです。
質問 小田部照
その方には、6月17日に最終決定するまで何回くらい対応しているのですか。時期等含めて。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
明確に何回というのが、今、お示しできないかなと思っているのですけれども、この4月に入りましてから、その方とはお話合いを持つ機会ができまして、こちらが公表したい部分ですとかをお示ししまして、ある程度、その中身を見ていただく時間を取って、数回やり取りをさせていただいた経過がございます。
質問 小田部照
当初の予定では、3月でしたか4月までには公表したいみたいなお話もあったと思うのですけれども、それがなかなか被害者の方との調整がつかない。最終的には、6月17日に調整がやっとついたので、公表したいというようなお話ですけれども、今後の公表の有無について、どのように、どういう形で公表していくのですか。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
全ての家庭から公表の方向性について一定の判断をいただきましたので、今議会閉会後に、議員の皆様には御説明をさせていただく機会を設けさせていただこうと思っております。また、併せまして、市の公式ホームページでも公表をする考えです。
質問 小田部照
今議会が終わった後に、この議会の皆さんに報告したい、というようなお話がありましたが、実は、今日、この関係する保護者の方から急遽連絡が来まして、教育委員会から速達でお手紙が届いたそうです、急に。お手紙をいただいてきました、この内容ですと、いじめの重大事態に関する調査結果の御説明についての御案内の手紙だそうです。これが速達で、教育長の命で届けられております。保護者の方はびっくりされていて、僕に連絡をくれたのですけれども、速達で今日届いたそうなのですね。ということは、昨日、速達で送っているのでしょうけれども、一方的に、6月27日午後6時半より当該中学校で説明会をします、お子さんを連れてお集まりください、事前の連絡は不要ですと。もう今日届いたと言って、びっくりして、なぜこのように強引なやり方するのですか、と連絡が来て、半年、うるかしていたと言ったら変ですけれども、報告も何も連絡がなくて。大切な報告をするに当たって、今日受け取れない方もいるかもしれない。金曜日は用事がある方もいるかもしれない。この関係する保護者の方々に、そういうお手紙を速達で送る。そういうやり方を、教育委員会、教育長の命で来ていますので、伺いますけれども、重要なお知らせを2日前に速達で送るやり方が、学校教育として、各学校として、適切なやり方なのでしょうか。保護者の方々はすごく不信感を抱いています。なぜこのようなやり方をするのですか。伺います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
今、議員から御指摘のあったとおり、速達で、今回送らせていただいてきたところです。説明につきましては、もう少し期間を、というところも考えたのですけれども、議員の皆様への説明といった部分もございましたので、できるだけ早く関係する保護者の皆様へも説明をしたほうがいいという部分を考え、速達で出して、金曜日に、というところではあったのですが、御指摘のとおり、もう既に用事が入っている方もおりますので、そこにつきましては、公式ホームページで同じ内容について掲載させていただくというところが、その文書の中にもあるのではないかなと思っておりますけれども、実際、もう少し手続としては、早い段階で、2週間前などに出せればよかったのですけれども、あまり日を空けるというのも、と思いまして、今回は速達で文書を出させていただいた次第です。
質問 小田部照
あまりにも乱暴なやり方ですよね。2日後ですよ。昨日、速達で出して、今日、見ていない、見られない保護者は行けないですよね。今日も明日も用事ある方はいますよ。もっと丁寧に、電話なり、出向くなりして、説明したいのでお集まりいただけますか、というような対応をすべきだと思いますけれどもね。そして、議会にどのような形で公表しようとしているのか、教えようとしているのかも伺いたいのですけれども、この手紙の中で一方的に、6時半に集まってください、参加の出欠の有無は問いません、子供も連れて来てください、というお願いがあるのだけれども、説明するからと。その一方で、27日午後10時から網走市の公式ホームページで6か月間掲載いたす、と言い切っているのですよね。関係する保護者に説明もできないまま、なぜ一方的に公表すると……。被害者に問いたけれども、議会にも……。これは委員会でやってきた案件だと思うのですけれども、どのような形で、議会に説明するお考えなのか。また、この一方的な文書で、関係する保護者はすごく不信感を抱いていますよ。行けなかったらどうするのですか。なぜ強引にその日の夜、公表しなくてはいけないのですか。誰が決めたのですか。関係する保護者の方はみんなびっくりしていますよ。これ見た人はね。でも、必ず見ていない人もいますから。だって、今日、普通の人は仕事をしていますから。用事があって今日は見られない、明日も見られない人もいますよ。いない方もいるかもしれない。せめて1週間後に公表します、とか。教育長、これは通常の学校教育の流れですか。速達で送って、2日後に説明します、なんて強引なやり方。これを受け取った保護者の方々は、すごく不信感を抱いてしまっていますよ。いかがですか。
答弁 教育長 木野村寧
今、議員のおっしゃったとおり、もう少し余裕を持った中でやるべきだったかなと考えます。
質問 小田部照
余裕を持った考えでないと、強引すぎますよ。来られなくても関係ありません、何時に公表します、なんて勝手な文章ですよ。そう思うのであれば、ちゃんと改善してください。いかがですか。併せて、僕がもっと不信を抱いているのは、17日に被害者の方と最終的な協議が整ったと。それは事実でしょう。そして、公表にした。急遽、手紙を出した。もう全部のやり方が、まるで今まで半年、ぶん投げていた、何も公表しなくてもいい。でも、僕が議会に一般質問の通告を上げたのは12日ですよ。12日からの急展開で17日には承諾を得て、昨日には速達を送って。市民や子供たちを大前提に考えた対応とは全然思えません。まずは自分たちの保身で、やることをやらなければまずいと言って、後手に回った対応が、この2日後に一方的に集まって、2日後の夜に勝手に公表します、という話になってしまっているのですよ。これは僕も不信感を抱きますよ。いかがですか、教育長。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
申し訳ございません。先ほど、今月17日にある一定の方向性をいただいて、公表に向けて調整をしたとお伝えしておりましたけれども、最終的にスケジュール感を詰めて決めたのが今週23日の月曜日です。このような形で進めていきたいというところで、最終的に関係する被害の方にお伝えをしております。本来であれば、今議会の会期中にお示しをしたいというところで、我々も進めてはいたのですけれども、なかなかその辺で整わなかった部分というところもあって、23日にスケジュールが決まったものですから、早急にお示ししたほうがいいといった判断から速達にし、今週金曜日にそこを設定させていただいたという次第です。
質問 小田部照
あまりにも強引な手順ですね。今日、速達で送られて、届いて、まだ見ていない方もいる、明日も見られない方もいる。なぜ27日の夜10時に公表する、そして、27日の夕方6時半に説明会を開くという判断に至ったか、意味がわかりません。そして、この手紙を一つ一つ何名の方に教育長の命で、昨日、速達で送られましたか。
答弁 教育長 木野村寧
まずは、今回の調査書の公表に関しまして、非常にスケジュール感であるとか、性急に進めたことにつきまして、私が最高責任者として謝罪したいと思います。また、短い期間に速達で出すという、相手のことを考えられなかったようなやり方につきましても、併せて謝罪をしたいと思います。私も4月に教育長に就任しまして、この調査書につきましては何度か読ませていただきました。それで、できるだけ早く皆さんに公表したほうがいいという思いを持っておりましたし、部長や課長にもそのような趣旨を伝えておりました。その中で一生懸命交渉してもらい、6月に公表というところまでたどり着いたわけです。そうであるならば、議会の開催中に、皆さんがいる中で早くしたほうがいいという条件を与えておりました。その中で、今回、こういうスケジュール感で進めてしまったことについては、本当に申し訳なかったと思うのですけれども、ただ、早く伝えたいという思いがありましたので、その辺は御理解いただければなと思います。今後のスケジュール感ですとか、改善の部分については、部長からお話しさせていただきたいと思います。
答弁 学校教育部長 高橋善彦
今、教育長が申し上げましたとおり、27日の開催に当たりましては、先ほど議員がおっしゃったとおり、来られない保護者の方もいらっしゃるというようなこともあろうかと思いますので、今回、速達で文書を出させていただいた方々に、それぞれ電話連絡なりをさせていただき、27日にまず来られるかどうかという確認をすると同時に、もし来ることができないといった方で説明を望まれる方につきましては、別途、改めて日を設けまして、御説明の機会を設けたいと考えています。
質問 小田部照
本当にあまりに拙速なやり方で、この手紙をいただいた市民の方は非常に驚いていますので、教育長から手順の不手際も含めて謝罪がありましたので、これ以上は申しませんが、極めて丁寧に、市民の方に、きちんとこういう流れで、このようなことになってしまったのだと、お詫びも含めて説明していただきたいと思います。終わります。