みんなの議会

網走市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日

重要文化財の防火・防災について

2019年12月17日、網走市議会の一般質問で、川原田英世議員が「重要文化財の防火・防災について」質問し、社会教育部長 猪股淳一が答弁しました。

質問者
川原田英世 議員
答弁者
社会教育部長 猪股淳一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 川原田英世

-登壇- 民主市民ネットの川原田です。通告に従いまして、質問をさせていただきたいというふうに思います。まず、重要文化財の防火・防災についてであります。沖縄では首里城の火災があったわけでありまして、大変貴重で歴史的な、そして文化的な価値のあるものが失われてしまったと。再建されてすぐの火災であったということでありますが、これをまたさらに再建するということは非常に困難であり、そのとおりにはもちろん戻らないですし、大変なことだったというふうに思います。非常にショックを受けているところでありますが、こういった火災を受けて、重要文化財の保護であり、また防火・防災対策を今後見直していく必要があるだろうというふうに考えているところです。網走にも重要文化財がありますけれども、やはり木造であったり古いということもありますから、今現在もそれぞれ対策は行われていることというふうには思っています。また耐震については、本議会でもありましたけれども、調査をしていくということで、本年度は調査の最終年度で、これから耐震についてはるる検討がされていくのだというふうに思いますが、そういった意味も含めて、ここでは主に火災についてどのような対策をされているのか、今後の方向性等もあわせて伺っていきたいというふうに思います。とはいえ重要文化財の保護という観点でいくと、もともとの状況を維持をしながら、大がかりな防火装置というのはなかなか難しい、景観という問題もあるのだろうというふうに思います。しかしながら、スプリンクラーであったり、文化財の付近にそういった設備を設置するなど、各地それぞれ様々な工夫をしているというふうに伺っているところです。そこでまず、網走市にある重要文化財の防火設備の状況がどうなっているのかお伺いいたします。

答弁 社会教育部長 猪股淳一(社会教育部長は2019年12月まで)

重要文化財の防火設備についてでございますけれども、平成28年に重要文化財の指定を受けました博物館網走監獄には、旧網走監獄の庁舎や教誨堂など8棟の重要文化財の建造物があります。各施設には消火器や火災報知機などの消防設備が整備され、また地下には防火水槽も設けられております。さらに、職員による自衛消防隊も組織されるなど、防火・防災の備えは整えられているものと認識しているところでございます。

質問 川原田英世

職員によるそういった体制もとられていて、設備もしっかりとそろっているといったような内容だったというふうに思いますが、これはそういった職員による体制ができている中で、訓練や防火設備の管理、そしてもし仮に実際に火災があった場合の連絡体制、対応、こういったところに重要文化財の保護に当たっている財団や市、そして消防、そして消防との連携というものは重要になってくるというふうに思うのですが、その体制はどのようになっているのかお伺いします。

答弁 社会教育部長 猪股淳一(社会教育部長は2019年12月まで)

体制ということで申し上げますと、先ほど申し上げましたように自衛消防隊というのが組織されておりますので、その中での連絡という形で日常の備えはできております。また、博物館網走監獄のほうでは毎年1月に文化財防火デーという、1月26日の記念の日、防火デーにあわせまして、網走消防署、それから呼人地区にあります消防団第4分団、さらに市も参加いたしまして、大規模な防火・防災訓練を実施しております。また、毎年春と秋の年2回、各設備の点検を行うなど、日頃から消防、また市との連携を密にとりながら、防火・防災体制の充実を図っているというふうに承知しております。

質問 川原田英世

独自に財団で設置されている体制と市と消防との連携、今とれているという認識で回答をいただいたところですけれども、これがしっかりと機能していかなくてはいけないなというふうに思っています。それともう1点聞きたいのは、今訓練も行っているということですけれども、首里城では訓練は行っていたのですけれども、設置されているこの防火設備が訓練とかで使用されてなかったということで、火災のときにも使われることがなくて大規模化してしまったということが報道等で明らかになったところです。それで、この網走ではどういった状況なのか気になるところなのですけれども、そういった設備をしっかりと使用して、職員のその体制に当たっている方たちも使い方をしっかりとわかっている体制になっているのかどうか、そこを確認したいというふうに思います。

答弁 社会教育部長 猪股淳一(社会教育部長は2019年12月まで)

博物館網走監獄では、先ほど申し上げました1月に実施しております防火・防災訓練の際に、実際に放水銃を使いまして放水をする消火訓練ですとか、同館友の会の会員の皆様を来館者に見立てまして避難誘導を行うという訓練も行っており、具体的な状況を想定した充実した訓練をされているというふうに考えております。

質問 川原田英世

そういった設備も使いながら訓練がされているということで理解をしました。やっぱりこれをしっかりと続けていくということと、何かあったときにすぐに対応できる体制をしっかり構築するということ、連携していくということ、これをしっかりとこれからも行っていただきたいというふうに思いますが、これからの重要文化財の防火・防災に対しての考えを最後お伺いしたいと思います。

答弁 社会教育部長 猪股淳一(社会教育部長は2019年12月まで)

博物館網走監獄のほうでは今後も防火・防災に対する必要な設備について、計画的に整備を進められると伺っておりますが、重要文化財の保全管理については、所有者の御意向によるものではございますけれども、網走の歴史を伝える重要な文化財でありますので、市といたしましても必要に応じ、御協力してまいりたいと考えております。

質問 川原田英世

実際に首里城で火災があったということもありますので、しっかりと精査をして協力体制を構築していっていただきたいというふうに思います。

出典:網走市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる