みんなの議会

網走市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月22日

そして学校事務職員の労働状況について

2021年6月22日、網走市議会の一般質問で、川原田英世議員が「そして学校事務職員の労働状況について」質問し、学校教育部長 田口徹が答弁しました。

質問者
川原田英世 議員
答弁者
学校教育部長 田口徹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 川原田英世

それで、今言ったように、それぞれ公務員の方たちの労働状況について質問を、次に移っていきたいというふうに思っているのですが、まずはこれまでも何度も課題になっています、学校の教職員、そして学校事務職員の労働状況についてです。極めて非常に厳しい労働環境にあると言わざるをないと思います。中学校の教員の4割が過労死ラインという深刻な状況にあるわけです。今、何年前かな、2年前の決算のときに状況の把握についてしっかりしてくださいということで、これからやっていきますという答弁を頂いておりました。それで、大体1年以上たっているので状況把握はできたのだと思うのですけれども、この労働状況、どのような状況と把握しているのか。また、その状況を把握する仕組み、タイムカードなのかいろいろ聞いているところ、ICチップなどでピッとやったりだとかいろいろパターンがあるみたいなのですけれども、網走はどういった方策を取っているのか確認したいと思います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

教員それから事務職員の労働状況の把握についてですけれども、昨年度から校務支援システム、先ほど澤谷議員のときにもお話しさせていただきましたC4th(シーフォース)というものですけれども、それを入れまして、それは出退勤管理機能のついたものですけれどもね。それを入れまして、ICカードによりまして教職員の出退勤時間について管理しているところです。このシステムは市で統一して導入している校務支援システムを用いていることから、全ての学校で統一された方法で管理されております。市教委におきましても、毎月各学校の実態を把握しているような状況となっております。具体的な超勤の状況ですけれども、これは教員職ですけれども、網走市全体で時間外勤務時間の1人当たりの平均ですが、4月が48時間46分、それから5月がコロナ禍もあって、部活もなくなったということもありまして35時間52分と、若干減っているような状況とあります。それから、先ほど川原田議員がおっしゃいました過労死ラインですけれども、これは4月が教職員237名中26名で約11%を超えております。それから5月が237名中5名で2%の方が80時間を超えているというような状況となっておりまして、勤務時間は多い状況がまだ続いているというふうに感じております。

質問 川原田英世

わかりました。4月と5月で大分差があるというのは、コロナ禍の緊急事態の影響だということで理解をしました。それで、報道で出ていた、さっき言ったのは中学校の教員のほうがどうやら厳しい状況にあるというのがひとつ報道であったので、そこも差はあるのだろうなと思いますけれども、全体的な平均の部分はわかりました。もう一つ知りたいのが、管理職に当たる方たち、学校の現場での管理職に当たる方たちの労働状況です。働き方改革という名前はよくていろいろ進んでいくのですけれども、結局は管理職に労働上ハードな部分がしわ寄せが行っているだけなのではないのかという指摘も一つあります。そういった部分を踏まえて、この管理職の方の状況はどのようになっていると把握しているのかお伺いします。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

管理職の労働状況についてですけれども、一般教員と同様に校務支援システムの出退勤管理機能を用いたICカードで出退勤時間について管理しているところです。特に教頭先生なのですけれども、時間外勤務については学校を管理する必要があることから通常の教員よりも多い傾向にあるというふうに考えております。

質問 川原田英世

多い傾向にあるのだと思うのですよね。結構休みの日とかも、果たして休まれているのかなと思うのですけれども、そこを何か把握する仕組みというのはないのですか、タイムカードのような。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

管理する仕組みは一般教員と同様、ICカードを用いてもらって出退勤を管理している状況になっております。

質問 川原田英世

わかりました。それでは、どの程度超勤があるのかというのを、超勤というか、労働時間外があるのかというのを把握しているのは、どのぐらいの勤務状況になっているのかというのも把握されていると思うのですけれども、そこについては。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

具体的な数字は今回持ち合わせていないのですけれども、例えばで言えば、今回5月幾つかの学校は皆さん45時間の超勤を下回るような状況になっているのですけれども、学校の教頭先生だけは超えるという学校が15校のうち数校あったと、こういうような状況が確認されております。

質問 川原田英世

わかりました。詳細は別としてもやっぱりそういったもう一つあるのかなということで、状況は把握をさせていただきました。網走ではないのですが、ほかの自治体でこんなケースを指摘されたことがあります。先生も管理職も合わせてなのですけれども、タイムカードというか、労働時間、これを帰ったということにしておきながらも実は学校に残っている。つまり仕事をしているというケースがあるのですよと。これも報道で出ていたのですけれども、網走市ではそういった状況はないのか、どのように把握しているのでしょう。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

網走の小中学校におきましては、退勤するときに記録をするシステムになっておりますので、そのようなケースはないものと認識しております。教育委員会では学校に適正に記録をするよう指導しているところでございます。

質問 川原田英世

わかりました。教育委員会として指導されているということなので、そこをしっかりと守るようにしていただかないと、状況も把握できないと対策も打ちようがないということもあると思いますので、当然のことなのですけれども、そこはしっかりとしていただきたいなというふうに思います。それで、超勤の部分があるということですが、ちょっと話を伺っていたら、超勤についての在り方というのはルールがしっかり定められています。それで時間外労働についてもルールは定められて決まっているわけですけれども、聞いていると、学校の会議などで超勤になりましたよといっても、自主都合での超勤という扱いになっているようだということを伺っています。時間外労働あることはあるのでしょうけれども、そういった状況になっているのか。こういった超勤があるにもかかわらず、その実態としては自主都合にいつの間にかなっていて、そういった測定のされ方をしているといったらいいのでしょうか。そういったケースにされてしまっているという状況があるのかどうか、その認識を伺いたいと思います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

会議の関係かと思いますけれども、職員会議などは校長先生が命じる会議につきましては、基本的にどの学校も勤務時間内に設定しているというふうに認識しているところでございます。

質問 川原田英世

そうなようです。それで、僕は聞いているのは、その時間内に設定されているのだけれども、その時間に終わらなくてずるずるずるずると2時間、3時間と会議が長くなると。もう終わりましょうよと誰か言うまでやるそうですね。その間にもう時間過ぎてしまっているよという例があるというふうに聞いているのですけれども、そういった状況を把握していますでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

会議の持ち方なのですけれども、会議は議題によって長引くことがあるため、学校では議題を精選したり事前に校務運営会議などを開催し、方向性を検討するなどがされております。さらには、校務支援システムを使って資料印刷の手間を省いたり、事前に資料に目を通すことを可能にしたりするなど、時間内で終えることができるよう各校で工夫されておるところです。市教委としましては、学校では効率的に会議が運営できるよう、されるよう指導しているところでございます。

質問 川原田英世

わかりました。そのほかにもやっぱり会議の在り方というのはいろいろと学校の現場で問題があるのだなということで伺っていました。本来教育委員会で会議をして決めて学校学校に下ろすべきものなのではないのか、ほかの自治体ではそうされているものがなぜか網走ではその学校ごとの任せになっていて、何か重複するような無駄な会議があるとか、いろいろな話を聞いています。教員は基本的に超勤4項目という、この4項目の例外以外の命令による時間外労働はないということになっています。そこで、時間外労働があるということなので、この超勤4項目の適用例というのがそもそもあるのかと、それ以外の時間外労働の状況、会議以外にもあるのだと思うのですが、それについて確認したいと思います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

超勤4項目についてですけれども、超勤4項目に該当する業務について校長が勤務を命ずることはやむを得ない、必要であるときに限って道条例に基づき適用されることとなっております。網走市内の小中学校におきましては、ここ1年間では実績はないと聞いております。当市では道の服務規程に準じまして、修学旅行の引率業務等に従事する網走市立学校職員の勤務時間の割り振り等に関する要領を定めておりまして、修学旅行の引率業務以外にも家庭訪問や教育相談、登校時の通学指導等において時間外勤務が発生した場合は、勤務時間の振り割りを変更できるものとしています。よく言う代休ですね。代休を取れると。さらに、近年道の服務規程で対象業務が拡充されておりまして、保護者を対象とした説明会等の業務や校外での実習、学習活動に関する打合せ業務なども対象となったことから、当市としましても要領を改訂しているところでございます。また、それ以外にも学校では道の服務規程にある週休日の振替に関わる振替期間の特例や週休日の振替に関わる勤務時間のスライドなどを活用して、時間外に働いても振替で代休で対応しているというような状況となっております。

質問 川原田英世

わかりました。それで、今のでいくと超勤4項目の適用はなくて、それ以外にもいろいろと説明を頂きましたけれども、ということはほかの超勤になっている方というのは皆さん自主都合で超勤、時間外労働されているということになるのでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

時間外労働といいますか、先ほど言った時間というのは勤務時間を出しただけでありまして、教職員にはこの超勤4項目以外には時間外勤務の概念がございませんので、その分特殊の勤務手当4%というのがついていますので、そういうのがございませんので、その時間で仕事はしておりますけれども、そこに手当が出ているとかそういうことはないということです。

質問 川原田英世

手当がついているとかではなくて、超勤の部分の抑制をしていかなくてはいけないよねというテーマでちょっと質問しているものですから、そこでどういった内容で超勤が発生しているのか把握したいので、超勤になっている理由を伺いたかったのですが、多分その超勤4項目に当てはまるものがないということでしたので、となると、きっと皆さん自分の仕事が終わり切らなくて自分の都合で長時間労働を強いられている環境にあるのではないのかなと思って、ちょっと確認のために聞いたのですけれども、そんなような状況なのでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

校長が命令するものではないのですけれども、教員が明日の準備ですとか部活であるとか、そういうことで学校に残っている時間が先ほどの時間になってくるというふうに考えております。

質問 川原田英世

わかりました。次に移りたいと思いますが、先ほど4月、5月の状況を聞きましたので、大体コロナによって、逆にコロナ禍によって緊急事態となると労働時間、超勤時間が短くなるということになっているのだと思うのですけれども、このコロナ禍自体が始まったときと、以前と比べて時間外労働というのは変化はどのような状況になっているのか確認したいと思います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

この勤怠システムなのですけれども、これが入れたのが1年ということでちょっと昨年との比較ができないのですけれども、コロナ禍によりまして部活動が中止になったりしたりすることもあって勤務時間が減っているという状況があります。またあと、それとは関係はないのですけれども、学校のほうで勤務時間を減らす努力もされているということで、学校によっては何曜日は定時に帰ろうとか、そんなような取組をしながら勤務時間を減らしている状況がございます。

質問 川原田英世

わかりました。そういった取組も今されてきているということなのですね。それで、もう一つの側面でいくと、コロナ禍によってオンライン授業が想定よりも前倒しになって進んできたことによって、様々な業務が新たに増えてきているということもあるのではないのかなというふうに思っています。オンライン授業に関して、つまりGIGAスクールについて進めてこられていると思うのですけれども、現場では様々な課題が上がってきているというふうに思います。特に聞くのは、そもそものクロームブックなのでウインドウズと違うからそもそもの構造の違いから先生自体がまずわかっていない。教える人もいない、マニュアルもない、そういう中で進めてくださいと言われても何もやりようもないというのが実態だというふうに伺っています。そういった中でですから、皆さん進めろと言われてもどうしていいのかわからないまま、ずるずると時間だけが過ぎていっているという状況がひとつあるのだというふうに思っていますが、そういった状況をどのように把握しているのか。何か対策は取られているのか伺います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

オンライン授業ですけれども、現在市内の小中学校ではオンラインの授業は行っていない状況となっております。今後、コロナウイルス感染症による臨時休業等の非常事態で1人1台端末を持ち帰ることを想定しておりまして、健康観察やオンラインによるホームルーム、それから課題の提示や回収等などが行われるのではないかなというふうには考えているところでございます。それからGIGAスクールの関係ですけれども、GIGAスクール構想の実現で、これまでの授業実践に加えICTによる授業の活用が可能になるかと思います。また、授業の目標や内容に応じて、鉛筆や黒板と同じように活用していくようなものになるというふうに考えております。授業は児童生徒の実態等に応じて行うものですからマニュアルはないのですけれども、教員研修等の中で取組を共有することで効果的な活用について事例を積み上げていきたいというふうに考えているところです。それから、教員の研修の機会ですけれども、昨年度市内教員17名によるICT活用推進委員会を立ち上げまして、クロームブックの活用も含めICTを活用した授業等の調査・研究、研修、情報共有を目的に取組を行ってきているところでございます。昨年度は4回の委員会と2回の推進委員会を開催しまして、情報共有や意見交流を進めてきているところでございます。また、推進チームによるセミナー参加、先進地視察を行い、推進委員会で還流してきているところでございます。それから、市教委主催のICT活用研修会におきまして、これまで3回開催しておりまして、いずれもグーグル社が提供するキックスタートプログラムを活用し、参加した先生方からは、わかりやすかったという声を頂いているところでございます。

質問 川原田英世

そういった研修会を進めていっているのだという中でも、いろいろな課題がやっぱりあるのですね、というふうに受け取らさせていただきました。もう既に学校では生徒たちも持って使っているわけですね。だけれども、先生たちもわからないという状況になっていて、しばらくはこの混乱が続いてしまうのかなというふうにちょっと聞いていました。その中の混乱の一つが、もう既に使っているのですが、もちろんインターネットですので何でもかんでも見られるというものが学校にあるわけにはいかないと思います。市教委で様々なワードをロックかけたりとかいろいろしていると思うのですけれども、それによって授業で使うそもそものシステムすら見えないという状況もあるのですと。先生は違う端末なのかな、でやっているようですので見られるのだと。授業になって、「はい、このグーグルマップで見て開いてください。グーグルアースにして開いてください」などというと、そもそもマップもアースも子供たちのタブレットでは見られないということで授業になりませんでしたなどという例も伺っています。そういった部分でも相当、ほかにもいろいろ聞いているのですが、相当準備不足は否めない中で進んできているのだなというふうに思うのですけれども、そういったことの改善というのを現場からしっかりとヒアリングして適宜進めていかなくてはならないというふうに思うのですけれども、どのように進められているのか伺います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

1人1台端末活用につきましては、今年2月ぐらいからですかね、使用が始まったばかりでございまして、これからの活用により今後も様々な課題があるとは考えておりますけれども、ICT活用推進委員会を通して学校からの意見や要望を把握しまして、少しずつ解決していくしかないかなというふうに考えております。

質問 川原田英世

少しずつ解決していくしかないのでしょう、走り出してしまっていますので。そうなのですけれども、やっぱり現場の声をしっかり聞いてくださいということです。それともう一つ気になっている予算のときありました、GIGAスクールサポーター、それがまさにこういった課題の解決のためにいろいろと活躍してくれる人材になるのではないかなと思ったのですけれども、GIGAスクールサポーターの配置の状況というのはどうなっているのでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

GIGAスクールサポーターにつきましては、7月1日からの業務委託に取りかかることができるよう現在募集業務を進めているところでございます。

質問 川原田英世

それで、GIGAスクールサポーター、今みたいな課題を解決するために配置される人だという認識でよかったのですよね。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

GIGAスクールサポーターの業務内容ですけれども、各小中学校の端末機の数の管理や番号の適正管理、それから通信設定の支援、各種問合せなどに対応していただくということを考えているところでございます。

質問 川原田英世

わかりました。何かしらしかし、この解決に向けたもう少しスピードを加速させないといけないのかなというふうに思っています。GIGAスクールサポーターが一日も早く現場に入って調整していただけるようにぜひ進めていただければというふうに思います。それで、そもそもの様々な質問の中の原点に戻りますが、やはり長時間労働の抑制をしていかなくてはならない……。

質問 川原田英世

それで、学校教職員と学校事務職員の労働条件についていろいろ聞いてきました。それで、やっぱり長時間労働の抑制策をやっていかなくてはならないと思っています。各自治体それぞれ取組がいろいろあるようで、それも伺ってきました。特に教員の方だと管内いろいろと地域をまたぎますので、「あの町ではこうやっているのに網走なぜこうなの」とか、いろいろな声が上がっております。そういった、ぜひ現場のニーズも聞いていってほしいなとも思っていますが、まず確認していきたいのが、現在において長時間労働抑制のために教育委員会として取り組まれていること、どのようなことに取り組まれているのかをまず確認したいと思います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

長時間労働の抑制策についてですけれども、長時間労働の抑制策については平成30年3月に北海道教育委員会が策定しました学校における働き方改革北海道アクションプランに基づき、平成31年度に網走市立学校における働き方改革推進プランを策定し取組を進めており、具体的にはICTを活用した環境の整備を進めたり、部活動休業日の設定、定時退勤日の取組や学校閉庁日の設定などを取り組んでいるところでございます。各小中学校においても学校の状況に応じた様々な取組をしており、学校でアクションプランを作成するなど業務の削減を目指しております。また、校務支援システムでの出退勤管理により超勤時間が見える化したことで、学校や教職員の意識改革も進んできているように考えております。教育委員会としましても、道教委が作成した働き方改革Road(ロード)の活用推進、ICTを用いた効率的な業務の推進、学習指導員、スクールサポートスタッフ、部活動指導員の配置等、学校の教育環境を整備しているところでございます。

質問 川原田英世

教育委員会として取り組まれていること、道教委から示されたということで今のとおりなのだと思いますけれども、今のとおりのところに僕は何個か問題点があると思っています。というのは、さっき言ったように、これ学校単位で取り組むことなのですか。教育委員会として取り組んで、その答えを下ろすべきものなのではないのですか。なぜこれをばらばらに学校単位で議論する必要があるのですかというような会議がたくさんある。それが俗に現場の皆さんから言わせれば無駄な会議だというふうに指摘がされています。例えば、コロナ後になってコロナ対策をそれぞれ学校で考えてください。それぞれの学校でケースが違いますからというのはわかります。でも大きな枠は一つまずあるわけですね。それも何もなくいきなり学校それぞれで考えてくださいというのは無駄な現場への労働の状況になってしまうのではないかなと思いますし、運営会議なるものがありますけれども、それもやっている学校とやっていない学校があって統一されていないというふうにも今回いろいろ聞き取りした上でわかりました。やっぱり地域間で相当違いますので、今言ったところは確かにわかるのです。今の答弁いただいたのはわかるのですけれども、やっぱり現場の声を聞いて、そして余計なものはできるだけ除いていこうよというのがまず長時間労働抑制のためにはなるのではないのかなというふうに思っているのですけれども、そういった現場で働いている方のニーズを直接教育委員会として聞いて、こういうのを改善しようとかそういったことというのはされているのでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

学校現場の声ですけれども、教育委員会では毎月校長会、教頭会を定例的に行っておりまして、そちらから各学校の状況について聞き取りをさせていただいているような状況となっております。

質問 川原田英世

そうなのだと思うのですよね。そこも問題があると僕は思っていまして、校長会それぞれの校長先生方も自分たちの職権ですから、学校を統括されているというふうに思います。そこでそれぞれの考え方が違うと、結局は現場にいろいろな仕事がしわ寄せになって行ってしまうということになるのですね。さっきC4thの話が出ました。C4thで学校通知表をつくりますよね。ほかの自治体の話を聞くと、教育委員会で通知表の統括的な仕組みをつくって、それを各学校に下ろすのです。その仕組みをつくるだけでも先生1人1週間ぐらいびっちり仕事取られるのですね。ほかの自治体、北見は北見の教育委員会でつくって各学校に下ろします。しかし網走はそれぞれの学校でつくってくださいとなるので、現場に1週間びっちりとそれをしなければいけない職員が生まれてしまう。こういったのが二重、三重で無駄だということなのですよね。そういった部分をやっぱり調整していかなくてはいけないのだと思うのです。そのためには、校長会での意見もそうですけれども、校長先生同士でそれぞれ認識がばらばらであれば、いつまでたっても通知表つくるのもうちの考えはこうだからとかと足並みがそろわなくて結局現場にしわ寄せが行ってしまうということになるので、そこをやっぱりしっかり整理していくには現場の声の聞きながら市教委としてしっかりとこの労働状況の改善を図っていくのだという意思が明確にないと前に進まないということなのです。その意思をしっかり持っていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

時間外の抑制、働き方改革ですけれども、先ほども申しましたけれども、市としましても網走市立学校における働き方改革推進プランを策定しまして各学校に示させていただいている状況となっております。また、コロナの関係ですけれども、コロナ対策につきましても道教委の通知に基づきまして、市教委で通知を作成し方向性を示し、保護者向け文書のひな形なども学校運営上留意事項を示させていただいているという状況です。また、万が一感染者が発生した場合にも、マニュアルなども整理しまして各学校に配付している状況となっております。それから通知表の関係ですけれども、教育課程は地域や学校の実態に応じて編成されるものでございまして、通知表もそれに基づいて作成されているものであることから全校統一される性格のものではないというふうに考えております。しかしながら、当市においても教員の業務削減の観点から、議員お示しの校務支援システムC4thにおいて運営会社が作成するひな形を提供し、各学校はそれを各学校の実情に応じて修文して活用しているというふうに認識しております。

質問 川原田英世

いろいろと取り組まれていることはよくわかりますけれども、特にやっぱり働く側の立場に立ってみると、北見でこうだったのが網走に来たらいろいろな余計な仕事が振ってくるとなると、そこはちょっとやっぱり不満を覚える、大きく覚えるところにもなると思いますので、本当はそこら辺もしっかりと把握をしていっていただきたいですし、今C4thの部分についても運用の仕方でいろいろありましたけれども、そこももう一度チェックをしていただきたいなというふうに思っています。というのも、以前の決算のときに、学校の職員の現場で大きく負担になっているのはプールの実は監視だったりもするのですよねという話もしましたけれども、いまだにそれも改善されていない。ほかの自治体ではそんなこと一切やらせていません。なので、指摘されたことも改善もされていないで、いまだにそういう状況なのだなということで驚きました。全くこの超勤の改善をするという姿勢がないのかなと思って心配に思ったところなのです。そういったこともあるから、一度業務の内容、それぞれのタスクをしっかり一度広げてみて、もう一回総ざらいして、無駄な業務をなくしていくということを一度やっていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

今までも、先ほども言いましたけれども、校長会、教頭会でいろいろと各学校の事情は聞かさせていただいておりますけれども、今後も幅広く教員の皆様の声を聞く機会、いろいろな委員会とかもありますので、そういうところで話を聞きながら検討していきたいというふうに思います。

質問 川原田英世

ぜひお願いします。校長、教頭に言うというのもある意味上司に言うということですので、上司に私この仕事つらいからちょっと少し削減してくださいなどというふうに言える職員はいません。なので、校長会、教頭会から職員の労働環境状況改善に向けてという議論をしても、現場の声はなかなか上がってきませんので、そのことを認識して取り組んでいただきたいと思います。ちょっともう一つ、学校事務職員の状況について伺いたいのですが、配置状況どうなっているのか確認させていただければと思います。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

学校事務職員の配置状況ですけれども、学校事務職員は北海道教育委員会が配置基準に基づいて配置しており、基本的には1校につき1名が配置されている状況です。また、道の学校力向上に関する実践事業の実践中核校の指定を受けている学校、これは網走小学校になりますけれども、この学校は1名追加で配置されておりまして、要綱や計画に基づき業務を行っているところでございます。

質問 川原田英世

わかりました。配置状況わかったのですけれども、今の教職員のそういった労働状況が変わってきているというか超勤が増えてきているという状況の中で、いろいろな部分で事務職員のほうにしわ寄せが行っているのではないのかというような指摘も一部あるのですけれども、そういった状況には網走は教育委員会としてはないというふうに認識をされているのか、その点だけ確認させてください。

答弁 学校教育部長 田口徹(学校教育部長は2023年3月まで)

事務職員につきましてもC4thのほうで退勤を去年から管理させていただいておりますけれども、教員の時間数よりは少ない時間となっているという状況で、ちょっと過去の経緯まではちょっとC4th入ってなかったものですからわかりませんけれども、実態としてはそのように教職員よりも少ない時間にはなっています。

質問 川原田英世

取りあえずここは現状で理解をしました。

出典:網走市議会 令和3年第2回定例会 2021年6月22日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる