網走市議会 令和元年第4回定例会 2019年12月17日
地域医療の維持について
2019年12月17日、網走市議会の一般質問で、近藤憲治議員が「地域医療の維持について」質問し、健康福祉部長 桶屋盛樹が答弁しました。
- 質問者
- 近藤憲治 議員
- 答弁者
- 健康福祉部長 桶屋盛樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 近藤憲治
最後に、地域医療の維持についてお伺いをさせていただきます。厚生労働省は今年9月、市町村などが運営する公立病院と日本赤十字社などが運営する公的病院の25%に当たる全国424の病院について、再編統合について特に議論が必要とする分析をまとめ、病院名を公表しました。網走市内の医療機関はそこに含まれてはいませんでしたが、周辺では斜里町国保、小清水赤十字、JA北海道厚生連常呂厚生の名前が挙がっておりました。御存じのとおり、医療機関を受診する患者の動きは自治体の枠にとどまらず、診療科目やそれぞれのライフスタイル等にあわせて、地域を超えて広域にわたる現状があります。現に斜網地域の2次医療を網走は支えているわけでありまして、斜里や小清水の医療機関の体制の変化が網走にも影響を及ぼす状況があると考えております。裏を返せば、網走の医療機関の在り方が周辺地域にも影響を及ぼす状況でもありまして、まずは斜網地域の医療圏域を見渡したときに、網走が担う役割についてどのように現状認識しているか伺います。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
広域連携を念頭に置いた地域医療の確保に向けた網走市が担う役割についての現状認識についてでありますけれども、斜網地域を基盤とする1市4町には地域センター病院である網走厚生病院をはじめ、斜里町国民健康保険病院や小清水赤十字病院などの公的病院のほか、民間による医療機関が複数ございます。現状では地域住民の安心・安全を図るため、救急医療体制、周産期医療体制、脳血管疾患医療体制など、緊密に連携協働した医療提供体制の構築を進めてきたところでございます。当市といたしましては、地域住民が住みなれた地域で安心して暮らせるよう、引き続き関係自治体及び医療機関との連携、また情報共有をしっかり行いながら、限られた医療資源の有効活用と効率的で質の高い地域医療の維持、充実に努めていくことが必要であるというふうに考えてございます。
質問 近藤憲治
今御答弁にありましたように、まさに医療資源が限られている中で、どのように維持をしていくかという視点が極めて大切だというふうに考えますが、網走もまたオホーツク圏域の医療圏を北見や紋別、遠軽などといわば手分けをして支えている状況にあるというふうに受け止めております。地域医療の維持という視点に立ったとき、どうしても我が町の医療機関や診療科目をどうするかという視点に重きを置きがちですけれども、やはりそれだけではなくて、周辺自治体とも連携をした広域での地域医療の維持確保に向けた役割分担の在り方や、北見への搬送時間の短縮に向けた各種施策、また国の地域医療の維持に関する考え方の最新動向などについて見識を深めていく必要もあります。また、そういった情報を市民の皆さんにも共有していただき、網走オホーツクの地域医療の在り方をともに考えていただく環境づくりが今大切だと考えております。広域連携による地域医療の確保に対する住民意識を涵養するための取組が必要だと考えますけれども、認識をお聞かせください。
答弁 健康福祉部長 桶屋盛樹(健康福祉部長は2023年3月まで)
地域医療の確保に対する住民意識の涵養についてでありますが、現在の医療体制は当たり前に維持されるものではなく、持続可能な地域医療とするためには、関係する自治体や医療機関等との連携をはじめ、住民一人一人の地域医療に対する理解と協力が必要であると認識をしております。本年8月、オホーツクの地域医療を考えるため、網走市長、北見市長、紋別市長、遠軽町長をはじめ、オホーツク地域の医師会、基幹病院、保健所、さらには北海道医師会に御参加をいただき、医療を取り巻く動向や地域医療の維持確保に向けた見識を深めるとともに、関係機関による情報共有の場として、紋別市におきまして地域医療を考えるオホーツクフォーラムが開催されたところでございます。フォーラムにつきましては、来年以降も継続することで進めておりますが、今後得られた情報を地域住民と共有する方策を研究してまいりたいと考えております。また、昨年度から網走厚生病院の住民公開講座を開催しておりますけれども、市民が医療と健康を学ぶ機会を創出するため、あばしり健康マイレージの対象事業に位置づけ参加を促しているところでございます。これらの事業を通じまして、引き続き地域医療の維持、さらには広域連携による地域医療の確保に対する住民意識の醸成に取り組んでまいりたいと考えております。
質問 近藤憲治
終わります。