網走市議会 令和4年第3回定例会 2022年9月14日
2項目めの市政運営について
2022年9月14日、網走市議会の一般質問で、近藤憲治議員が「2項目めの市政運営について」質問し、企画総務部長 秋葉孝博、市長 水谷洋一が答弁しました。
- 質問者
- 近藤憲治 議員
- 答弁者
- 企画総務部長 秋葉孝博、市長 水谷洋一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 近藤憲治
それでは、2項目めの市政運営について伺ってまいります。行政組織として住民の意思を施策に反映させる考えの有無と今後のビジョンについてであります。ここ数年、市役所は住民の声を聞く気が本当にあるのだろうかというお叱りや疑問の声を聞く機会が増えました。一つ例を挙げると、まちづくり懇談会の開催意義に疑問を呈する町内会の幹部や役員の皆さんの声であります。「参加をして意見を言っても、やるやらないという返答もなく、検討結果も示さない。これなら言っても無駄なんじゃないか」というような御意見も頂きます。あわせて、これまでも紹介してきましたが、廃棄物減量等推進懇話会、これ9月1日の様子を私も傍聴していましたが、「そもそも協議の意義を見出せない。もうやめたほうがいいんじゃないか」というような声すら上がっていました。さらに、直近の総合計画策定時の審議会に参加した市民の方からも、「最初から市がつくった方向性を追認するだけの場だった。あれでは話し合う意味がない」との感想も頂いています。これ個別の声ではありますが、総合すると、市役所は行政組織として住民意思を施策に反映させる気があるのですかという疑念を持たれているのではないかと感じています。この点については、6月議会でも一部指摘をさせていただきましたが、企画総務部長は「市民の皆さんの声を施策に反映するため、これまでアンケートやパブリックコメント、ワークショップ、意見交換、協議会など様々な形で民意の反映に努めてきたところです」と。「計画の策定に当たりましては、現状の課題を正しく理解、認識していただくためにアンケートの結果なども含めた客観的なデータの提供や専門的見地からの助言などにより、課題を共有する中で議論を深めていただくことが大切であり、市としての案をお示しする中でこれをたたき台としてその是非も含めて、多様な意見が行き交い建設的な議論となり、合意形成を図っていくことが大切だと思っています」と。「多様な意見が行き交い建設的な議論となり、合意形成を図っていくことが大切だと思っています」と答弁しているのですけれども、8月のまちづくり懇談会や9月1日の一般廃棄物等減量推進懇話会の様子を見ていても、現実はその答弁のようにはなっていないと感じます。これは参加されている方が、さきの答弁と逆の印象を持っていると私は受け止めています。極めて残念な状況だと思います。市としての認識をまず伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
今お話が議員からありましたが、6月定例会でお答えしていますとおり、市政運営に当たり、市民の皆さんと課題を共有する中で、多様な意見が行き交う建設的な議論を経て、合意形成を図ることが大切であるとの認識に変わりはございません。市民の皆さんの御意見や要望は、地域や年代によっても様々であり、市としてもすぐに対応できるもの、国や道が所管するもの、財政的な制約があるもの、努力を重ねても解決できないもの、市民の中でも意見が異なるものなど様々でございます。こうした中、市が取り組まないことをもって、市役所は何を言っても聞かないという思いが仮に市民の中にあるのであれば、これは全く本意ではありません。市には事業として取り組めないことがありますので、こうしたことに対しては、問題点や課題、市の考え方、これまでの取組内容などを正しく伝え、理解をいただけるよう丁寧な対応が必要であると認識をしております。
質問 近藤憲治
今御答弁いただきましたけれども、参加されている方はそう受け止めていなくて、やはり去年も言った、今年も言った、でもそれに対してのフィードバックがないというような意見も出てくるわけです。つまり丁寧な対応が必要であるというふうに御答弁を頂きましたけれども、なかなか現実そうなっていない側面もあるのではないかというふうに感じています。まちづくり懇談会に限定して言いますと、共催者である町内会連合会の内部でも共催を続ける意義に疑義が呈されていると、私は聞いています。市役所の言い分をただ伝えるためだけの会であればやる意味がないですとか、市民からの提案や意見が真摯に受け止められないならもう放っておきたいと、そんな相談を受けます。これを私は聞くたびに、とてもつらい気持ちになります。本来であれば、参加型民主主義を推し進めて住民が力を合わせて町の未来を切り開いていかなければならない時代に、網走市では真逆のことが起きている。私はもっと危機感を持ったほうがよいと思っています。まちづくり懇談会の在り方についての現状認識と、今後、こういった声があるのだとしたらどのような改善の方法があるのか、認識を伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
市長が地域の皆さんとまちづくりを語り合うまちづくりふれあい懇談会は、毎年、町内会連合会と共催で開催しており、本年も9会場で開催を終えたところでございます。懇談会は単なる要望の場ではなく、まちづくりについて建設的な議論の場とすることを共通の目的として、例年、役員の皆さんとも意見交換をさせていただき、試行錯誤を繰り返しながら取り組んでいるところでございます。本年は、市が用意したテーマに加え、それぞれの地域が抱える課題を提案していただく、こうした形で進めたところでございます。引き続き、町内会連合会と力を合わせながら、よりよいまちづくりふれあい懇談会を目指してまいります。
質問 近藤憲治
今答弁いただきましたけれども、町内会連合会側が素朴にそういう意識を持っているということにもう少し踏み込んで、考えを聞いてみる必要があると思います。これ先ほどの現場からの内部通報にもっと寄り添ってにも似ているのですけれども、やはり声としてはあるわけなのですよね。いつまでこれをやっていくのだろうと。市役所の言いたいことだけを伝える場になってしまっていると。仮に共催の片一方の側がそう思っているのであれば、何でそう思っているのかなっていうところにもう少し近づいていく必要があると思うのですけれども、そういう認識はお持ちですか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
私も毎年秋から冬にかけて役員会に参加をいただきまして、このふれあい懇談会をどうあるべきかという議論をさせていただいて、少しずつ手法を変えたりしてやっているところでございます。今の議員のお話と私がお話を受けているのがちょっと内容が異なっておりまして、私がお聞きしているのは、連合会と網走市と共催でやるのですが、やはりなかなか人が集まらないといったところに対して、町内会連合会のほうも、市長はじめ担当部課長が合わせて10名ぐらい参加するのですが、とてもちょっと人を集められないので申し訳なく思っているというふうにお聞きをしております。それで逆に、隔年開催で開催することではどうだろうかと、これは正式な場ではなくて意見交換の場ですが、そうした御意見を伺っております。ただ、やはり隔年開催にすると、またそれは参加者が減る要因にもなりますので、現時点でこれから役員会との話合いになりますが、基本的には何とかいいものにしていきましょうという、これは双方の思いが一致しているところですから、いろいろな意見があるかと思いますが、意見を踏まえて対応してまいりたいと考えております。
質問 近藤憲治
今答弁の中にありました、そもそもの人が集まらないという現象があるわけですよね。その現象がなぜ起きているのかというのをもう少し深掘りする必要があると思いますよ。もう参加する人たちがここに行って何かを言っても意味ないやと思っているのだとしたら、これ以上続けていても限界がありますよ、そのスタイルでは。だから、人が集まらないという問題意識が共催相手と市と共有されているのであれば、なぜ集まらなくなったのかということを真摯に振り返ってみる必要があると思いますけれども、そこの御認識はいかがですか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
全体的なお話をさせていただきますと、ここ5年ですが、平成30年で126名の参加、平成31年で154名の参加、令和2年度が178名の参加をいただきまして、これにつきましては年々増えていたというところです。ただ、コロナの影響もありまして、R3年では133名の参加に減少していくというようなことがあります。今、人が集まらないというのは、私どもとしてはそこに1人でも2人でもいても行きますよというスタイルなのですが、片方で共催としてやっている連合町内会の方が、あまりにも少ない場合はそこは申し訳ないという思いでそういうお話をさせていただいているというところです。いずれにしましても、なかなか夕方の6時半から各会場でやりますので、集まりにくいですとか天候にも左右されると思います。ただ、このまちづくり懇談会につきましては、市と町内会連合会の共催ですから、今御指摘のあったことも踏まえてどのような懇談会がいいのか、知恵を絞っていきたいと、そういうふうに考えております。
質問 近藤憲治
まちづくり懇談会は一つのシンボリックな出来事だというふうに思っています。これまでこの議会の中で様々な議論がある中で、よく答弁で出てくるフレーズが市民から相談はないですとか、市民からそういった声はないですという理由を上げて事業を実施しないとか提案を受けないというようなスタンスが往々にあるようにして受け止めています。相談がない、声がない、それは一つの事実かもしれませんが、声が上がらないのはなぜかという真摯な振り返りがそろそろ必要な時期に来ているのではないかと思います。現実は住民の側が市に声を伝えることや、意見を言うことに意義を見いだせなくなってきているのではないか。どうせ言っても聞いてもらえないならという諦めもあるのではないかという危機感があります。市としてはそういう認識を持っているかどうか、今までの答弁ではちょっと判然としないところもありますが、そこは少し姿勢を改める必要があるのではないかと思いますがいかがでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
民意を市政に反映する上で、寄せられる御意見、御相談、これは大変貴重なものであり、積極的に民意を把握しようと努力することが大切だと考えております。市長への手紙、みんなの市長室、地域要望、まちづくりふれあい懇談会、こうしたものに加えて、現在、導入を進めております公式LINEなど、デジタル技術の活用も図りながら、民意の把握と市政への反映に努めてまいりたいと、このように考えております。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
政策の立案には職責や世代を問わず活発に意見を交わし合える良好な職場環境が必要であると考えております。このため、管理職研修、政策形成研修、コーチング研修のほか、新たな気づきを促すための他自治体職員との合同研修など、職員研修の充実に努め、職員間でのコミュニケーション能力を高めるとともに、職員提案制度の活用も図りながら、若手のみならず様々な世代の声を政策に反映できるよう努めてまいります。
質問 近藤憲治
原則的な考え方はそうなのですけれども、なかなか現状そうなっていないから今伺わせていただいたのですよね。そこは考え方としてはわかるのですが、もう少し現場をしっかり見ていただきたいなというふうに思います。次に、市役所組織の危機管理と情報公開の在り方についてです。市にとって不利な情報も含めて正しい情報をきちんと市民に伝え、問題意識を喚起して住民一丸となって未来を築いていくという参加型民主主義の実現のためには、情報公開は前提であり不可欠なものであります。当然市としては情報公開しているという認識に立っているのかもしれませんが、この間議論させていただいていますけれども、一般廃棄物最終処分場の残余年数がなかなかリアルに示し切れないことでありますとか、その他幾つかの事例からしても、危機管理や情報公開に対して本当に覚悟を持って臨んでいくのかという疑問があります。本来であれば、不利な情報ほど住民の皆さんと共有して、共に危機の克服に力を合わせていこうと働きかけるのが本来の行政組織の在り方だと考えますけれども、認識を伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
人口減少、少子高齢化の進展に伴い様々な課題が顕在化する中、これらの課題を解決するためには、行政だけでは限界があり、市民、団体、企業など多様な連携により、共に知恵を出し合いまちづくりを進めていくことが必要であり、そのためには課題や情報を共有することが前提となります。正しい情報をわかりやすく的確にお示ししながら、市民の皆さんをはじめ様々な団体、企業など多様な連携により、様々な課題の解決に努めてまいります。
質問 近藤憲治
答弁ではそのとおりなのですよねと。聞いていて納得感のある答弁されているのですけれども、現実がそうなっていないので指摘をさせていただいているのです。これは、実は市民の皆さんだけではなくて、この議会の中にいる議員の皆さんも大なり小なり感じていらっしゃることだと私は認識をしています。コロナの際、新庁舎建設の際、学校給食調理場の統合をめぐる議論の際、何度も出たのは正しい情報はそもそも何なのだと、情報をちゃんと出せということが、その議論の入り口でもめるわけなのですよね。ですので、今、企画総務部長から御答弁いただきましたけれども、理念としては今御答弁いただいたとおりだと思いますが、現実はそうなってないですよという問題意識があります。さらに、象徴的な、私が象徴的だと感じたことを一つ指摘させていただきますと、小田部議員の過去の一般質問で、市長への手紙を公開すべきだという提案がありました。これ実は最近公開され始めています、ホームページ上で。しかしながら、公開の場所は市長の部屋というバナーの中に入って、さらに市長への手紙の回答というリンクを踏んで、初めて見られるわけなのですけれども、トップページの「New」にも載っていない、新着情報にも載っていない。なおかつ、公開もセレクトをして幾つか公開しているという状態であります。私は市長への手紙というのはそもそも非常にいい制度と思っているので、全ての、よほど誹謗中傷でこれは見るに堪えないというのはさすがに無理ですけれども、基本全てのやり取りが市民の皆さんに公開されるべきですし、公開しているのであれば、新着情報に堂々と載せて公開を始めましたということを市民に伝えるのが筋だと思いますが、現実そうなっていないので、今、部長から答弁のあった情報公開は前提だと答弁されても、本当にそう思っているのですかという疑問を持ちます。いかがですか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
今、議員お話の市長への手紙のことにつきましては、基本的には公開をしているのですが、個別的に個人の情報ですとか特定されるようなケースについては、それから誹謗中傷等があるものについては、これを除外しているというところです。ホームページの掲載になって新着にも載っていないという御指摘はごもっともな御意見だと思います。早速改善、そこはさせていただきたいと思います。
質問 近藤憲治
これは一つの端的な例として御紹介をさせていただいただけです。ですので、情報公開が前提だというのであれば、あらゆる部署、あらゆる政策、やはり議会の議員そして住民の皆さんがしっかりとまちに関心を持てるように情報を出していく。情報を出さずに、市民の皆さんが気づいてないからいいやとか、意見を言ってこないからいいやというような市政運営は絶対にやってはいけないというふうに思います。最後に、行政と議会の緊張関係及び相互信頼関係の現状認識について伺います。令和4年度の第1回定例会において、本年度当初予算案の可決に際して附帯意見が4項目付されました。しかしながら、この附帯意見の内容については全てがきちんと尊重されているとは思えません。特に一般廃棄物の処理に係る検討については、現計画の検証と反省の明示、市民との共有、早期に行って、当市の基本的な方向性が確立された上で広域連携の協議に臨むことという手順を示したにもかかわらず、市は7月11日、議会や市民への説明もないまま、1市4町で斜網地区廃棄物処理広域化推進協議会を設立し、ごみ処理の基本的な方針が網走市としては定まってない中にもかかわらず、広域連携の協議を始めてしまいました。とてもショックを受けました。この動きは、附帯意見を無視した行動だと私は感じます。市議会と行政機関の信頼関係、確かに拘束力はありませんが、信頼関係を毀損するものであったなと、素朴に感じています。あわせて、現在のごみ処理政策が行き詰まってしまった原因の究明と再発防止を求めて、ごみ処理の手法を組み立て直したいとする市民の声が、懇話会やまたその周辺でも出ているにもかかわらず、なかなかそれを聞こうとしない。また行政判断の過ち、つまり現行計画の行き詰まり、これをきちんとこういう理由で間違ったのですという説明をせずに、言い訳や言い逃れで曖昧にしようとしている体質すら浮き彫りになったと感じています。さらに、危機的状況にある最終処分場の延命に向けての方策、今回の議会でようやく幾つか「やります」という話にはなりましたが、この議会では2月から政策提言があって、そして3月の議会で附帯意見があって、何度も延命についてこういう方策はどうですかという提案をしてきて、やっと9月に幾つか、これからやりますという答弁。このスピード感では、やはり行政機関として本当に大丈夫ですかと思わざるを得ない。あわせて、行政と議会が信頼関係に基づいて議論ができないというのは、極めて危機的な状況でもあると感じています。新型コロナウイルス感染症対策や新庁舎の建設、学校給食調理場の統合、さらに言うと、最近ではホテルからの重油漏れの問題、様々な議論が議会と行政との間でありますけれども、いずれもディスコミュニケーション、いわゆる意思疎通の不能や不足による関係性の揺らぎが原因にあると感じています。このような実体験をしているにもかかわらず、附帯意見を無視して、結果的に議会や市民の意思を無視するという行為というのは、議会と行政という二元代表制、また民主主義の根本を毀損する重大な事態であったと受け止めています。市長の見解を伺います。
答弁 市長 水谷洋一
-登壇- 二元代表制というお話がございました。二元代表制という自治体の統治構造を表現するこの言葉が広く使われているところでございますけれども、このことは憲法上、議会の議員と首長が自治体住民から直接公選で選任されることに主眼があるものと考えているところでございます。合議制による地方議会は、住民の多様な意見を反映し、審議過程で争点を明確にする代表機能にあるものと考えているところでございます。また、合議制機関である議会におきましては、討議は大変重要なものであると考えておりまして、当市におきましても、当議会におきましては5人から7名の議員、または全員から成る委員会を複数設け、十分な討議を行う機能が持たれているものと存じているところでございます。議会と首長との関係は、基本的には双方の間で交わされる政治的対話や妥協のプロセスが住民の前に議会の審議を通して明らかになることによって、地域社会における民主主義の基礎と住民の政治意識が涵養されることが期待されるものと、このように考えております。議員から御指摘のございました、新型コロナウイルス感染症対策、新庁舎建設などについて、ディスコミュニケーションであったとの言及もあったところでありますが、新型コロナウイルス感染症対策におきましては、議会での委員会、また住民説明会など合わせて79回、時間にして42時間40分、新庁舎建設では98回141時間21分。また言及のありました学校給食の統合の問題では132回84時間と、それぞれ御議論をいただいて、最終的に議会の御決定をいただいたところでございます。この議論の中には様々な多様な意見があった中、先ほど申し上げた政治的対話や妥協のプロセスが審議時間の中で、これらが集約され手続を踏まえ決定されたものと存じます。議会との相互の信頼関係という点においては、政治的対話や妥協のプロセスが議会審議の場ではないところでの対話を指すものであるとするならば、二元代表制の問題等ではなく、議会を構成する議員との関係性の問題だろうと、このように考えているところでございます。それぞれの自治体において議会との向き合い方が異なる中、今回の頂きました提起につきまして、対応を重ねる場の在り方などについて、お互いの対話が必要だと感じたところでございます。いずれにいたしましても、首長と議会は住民を代表し、その目的は市民のための網走市を目指しているわけでありますから、それぞれの役割をしっかり果たしていくことがよりよいまちづくりをつくっていくことにほかならないものと、このように考えているところでございます。
質問 近藤憲治
今、市長から答弁を頂きました。対話が必要であるということが最後段に述べられていたことを振り返ってみますと、やはり、議会と行政機関とできちんとした議論、そしてまた、双方が納得できるような協議を重ねていくことが必要だという認識は共にしていただいているのだなということは受け止めさせていただきましたが、議会と行政機関との関係性に揺らぎがある、揺らぎが生まれてしまった例というものを、私は全国各地の地方議員の皆さんとお話をお聞きする機会がございますので、網走、今実際こうなっている、皆さんの町どうですかというふうに伺わせていただいて、議会と行政機関の関係で揺らぎが生まれているところを聞いてみると、一つの法則性があることがわかってきました。これは私自身が自戒を込めて言うところでもあるのですけれども、議会と行政が揺らいでいる自治体、町で起きていることは、例えば市長や市幹部による議会人事への介入、例えば議長この人にしてよとかですね。それから同じく、市長や市幹部による議会の意思決定への介入、不利な決定しないでよみたいなこと。さらに言うと、議会事務局の職員、これは議長が任命権を本来持っているわけですけれども、をあっという間に上層部を議長の意見も聞かずに変えてしまうというようなケースがあるという傾向がわかりました。このような傾向からすると、やはり、今市長から答弁は頂きましたけれども、やはり議会と行政との関係、いま一度見つめ直す必要があるところに来ていると感じます。あわせて、鳥取県で知事をされていた片山善博氏がよく講演で話されているのは、知事時代には議案の、議会からですね、議会から議案の修正や否決は大歓迎だと、それも住民の意思だからと。あわせて、議会と行政は質問原稿の打合せはせず、その場で本音で語り合う議会をつくっていくということを知事時代にやってきたというお話をよくされています。結果的に何が起きたかというと、行政も議会もしっかり勉強するようになり、まちづくりの推進力が高まっていったというお話もあります。さらに、先ほど市組織内部のお話もさせていただきましたけれども、これから未来を切り開いていく新しい組織、イノベーションが起きやすい組織の一つの風土としては、心理的安全性の担保、つまりこの場で私は何を言ってもいいのだと、そしてそれは尊重されて議論が深まっていく。その雰囲気があって初めて組織に活力が生まれ前に進んでいく。今、市役所の若い職員さんから聞こえてくる声は逆であります。非常に残念な面を持つところもございます。議会との関係、そして市役所組織そのものの在り方、いま一度見詰め直していただきたいという私の思いを述べさせていただきましたけれども、市長、さらに御答弁があれば伺いたいと思います。
答弁 市長 水谷洋一
るる今お話がございましたが、やはり基本は、対話をどのように重ねて、そして信頼関係をつくっていくのかということであります。この信頼関係というのは一方的な問題ではなく、やはりお互いが信頼関係を持ちながら対話を重ねることによって信頼を醸成をしていくことなのだろうと思います。様々市の職員の件についても御指摘がございましたけれども、そうした内部においても、どのように対話を重ねていくのかという御指摘だというふうに思いますので、今、議員から御指摘を頂きましたように対話を重ねる場の在り方、また対話の必要性というものを十分認識をした上で、今後とも対応してまいりたいと、このように思っております。
質問 近藤憲治
終わります。