網走市議会 令和4年第4回定例会 2022年12月13日
令和4年11月6日執行の市長選挙について
2022年12月13日、網走市議会の一般質問で、近藤憲治議員が「令和4年11月6日執行の市長選挙について」質問し、選挙管理委員会事務局長 高井秀利、企画総務部長 秋葉孝博が答弁しました。
- 質問者
- 近藤憲治 議員
- 答弁者
- 選挙管理委員会事務局長 高井秀利、企画総務部長 秋葉孝博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 近藤憲治
次は、令和4年11月6日執行の市長選挙についてであります。まず初めに、この選挙というのはまちづくりの重要なファクターでありまして、選挙は選挙、まちづくりはまちづくりというふうに分断された、切り分かれたものではないと私は考えています。密接不可分のものであるという見地から、まず初めに、この市長選挙過去最低の投票率44.37%となった結果に対する選管の見解と自己評価をお伺いいたします。
答弁 選挙管理委員会事務局長 高井秀利
議員御指摘のとおり、11月に執行した網走市長選挙は、これまで網 走 市 で 執 行 さ れ た 選 挙の 中 で 最 も 低 い 投 票 率44.37%となりました。投票率はその選挙時の政治情勢や投票日の天候などに左右されますことから、単純に比較はできませんが、過去の市長選で最も投票率の低かった平成6年の50.83%を6.4ポイント、直近で投票のあった平成22年の65.32%を20.95ポイント下回る状況となりました。
質問 近藤憲治
事実としては理解をするのですけれども、それに対してなるべく投票率を向上させようという取組を、ティッシュを配ったり選管やっているわけですけれども、この投票率にとどまったことについてはどういう認識をお持ちなのですか。
答弁 選挙管理委員会事務局長 高井秀利
投票率の低下につきましては要因は様々考えられますけれども、今回の市長選挙におきましては、告示の直前まで投票があるのかわからない状況でありましたことから、投票行動につながらなかったのではないかというふうに認識をしております。
質問 近藤憲治
私はちょっと違う認識を持っていまして、投票率というのは市民のまちづくりに対しての関心や意欲を示す一つの指標であると考えております。私自身は市民が市政に対して、今回の投票率からすると、関心を失いまちづくりへの参画意欲を喪失しているのではないかという危機感を持っています。協働のまちづくりを標榜する網走市にとっては、これは望ましくない状況であると考えておりまして、網走市としては市長選のこの結果から市民の市政への関心度合いやまちづくりの参画意欲をどのように受け止めているのか。この参画意欲と投票率はあんまり関係ないとするのであれば、なぜそう言い切れるのかも併せてお示しいただきたいと思います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
投票率は本市に限らず国政選挙、地方選挙ともに低下傾向にあるものと捉えております。こうした傾向は、これまでテレビ、新聞、団体などが様々な情報集約機能を果たしてきた時代から、SNSの普及などにより個々の興味、関心のある情報のみを手軽に入手する時代となり、全体の関心ではなく自らの関心に従い行動する人が増えていることが要因の一つではないと考えておりますが、こうした時代背景に加え、政策の争点、市政課題、時期や天候、現状であればコロナによるリスク回避の意識など、様々な要素があるものと考えております。協働のまちづくりを進める上で、市政への関心、まちづくりへの参加意欲の高まりは欠かせないものであり、投票率の低下は好ましくないと認識をしております。
質問 近藤憲治
そこは認識を共にできたというふうに受け止めさせていただきました。しかし、現状は44.37%で終わったわけです。これは大変不幸なことだと思っていまして、どのように今後この状況打開していこうとお考えか伺います。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
国、地方問わず長期的な傾向として、今申し上げましたが、政治に対する関心が薄れ地縁的なつながりさえも希薄化が進む中、こうした社会構造を改善する解決策は全国的にも見いだせない状況にあると認識をしておりますが、市長への手紙、地域要望、まちづくりふれあい懇談会など既存のメニューに加え公式LINEなどデジタル技術の活用も図りながら、市政への民意の反映を意識し、まちづくりの関心がさらに高まるよう努めてまいります。
質問 近藤憲治
今後の取組、伺わせていただきました。その上でさらに伺いますけれども、この間様々な問題が市政を取り巻く各分野で噴出しています。破綻したごみ処理政策に始まり、市内ホテルの重油漏れ放置問題、議会との信頼関係の喪失、公共施設オンライン予約システム導入の遅れなど、様々な課題、問題が表面化した際に、市役所の内部では市民はそんなに怒ってないから問題ではないとか、市民から直接指摘をされていないから問題ではないと捉える風潮が内部にあるようにも若干感じております。この感覚は杞憂なのか誤解なのか、それとも現実に近いのか、お伺いいたします。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
市政の運営に当たり、市民から寄せられた御意見や御指摘は大変貴重なものでありますが、一方で特段の御意見や御指摘がないことをもってこれを可とするものではなく、声なき多くの市民のニーズに応えられるよう、様々な場面で話し合うこと、コミュニケーションを図ることが大切であると考えております。
質問 近藤憲治
その原則論は今答弁としてきちんと聞かせていただきました。地域の課題や問題を市民と共有をして、解決に向けた政策議論を広く進めていくという行政機関側の基本的な姿勢のあるなしも、今回の市長選挙の低投票率につながったのではないかと考えております。不利な情報はなるべく伝えない、そして結果的に市民の間で政策論争が起きないというような、こんな流れをよしとするのであれば、それは結果的に地域の衰退にしかつながらないので、根本的に考え方をきちんと持って様々な情報を市民と共有し、政策論議を市民の間で広げていくという認識を持っていただきたいと思いますけれどもいかがでしょうか。
答弁 企画総務部長 秋葉孝博
協働のまちづくりを進めるには市民、団体、企業などより多くの皆様に、市が抱える課題について丁寧な説明に心がけながら理解を深めていただき、その上で十分な議論や意見交換を通じて、市政への民意の反映に努めることが大切であると、このように考えております。
質問 近藤憲治
原則論、確認させていただきました。