由仁町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日
水道事業について
2024年9月10日、由仁町議会の一般質問で、東貴之議員が「水道事業について」質問し、町長 松村諭が答弁しました。
- 質問者
- 東貴之 議員
- 答弁者
- 町長 松村諭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 3番 東貴之
水道事業についてご質問させていただきます。近年全国的に水道管の老朽化が進み、漏水や断水などのトラブルを引き起こすことが問題視されています。由仁町を見ますと、法定耐用年数の40年を超える老朽管路は令和4年時点で約42キロ、20%で、微増ではありますが、年々増加傾向にあります。それに伴い、町ではここ数年管路更新整備事業の調査、検討は行っていますが、更新工事は進められていないのが現状であり、毎年漏水等で莫大な修繕費がかかっているのも事実です。耐震化対策が迫られる中、資材高騰や工事費の上昇、また人口減少などで給水収益の減少などにより経営が圧迫されることが懸念されることから、これからの水道事業の展望についてお伺いします。
答弁 町長 松村諭
東議員の水道事業についてのご質問にお答えをいたします。町民生活に直結した重要なライフラインであります上水道は、安全で安心な水道水を安定的に供給し続けることが極めて重要であります。これがまた水道事業の使命でもあります。また、元日に発生した能登半島地震では、水道管の破裂による多くの断水事故が発生し、耐震化の遅れが被害の拡大につながったと指摘されております。当町の管路施設につきましては、令和5年度末で法定耐用年数の40年を経過した老朽管は約20%であり、20年以上経過している経年管まで含めると約67%という状況で、管路整備は重要な課題であります。しかしながら、管路整備を着実に推進するためには多額の更新費用が必要となることから、財源を確保するため国へ積極的に財政支援の要望を行ってまいりました。今年に入り、ようやく当町の水道は地方公営企業法の適用事業でありながら、過疎対策事業債の適用を受けられることになり、懸念されておりました財源もある一定のめどがついたところであります。また、本年4月に水道整備、管理行政がこれまでの厚生労働省から国土交通省へ移管されたため、財政支援制度を最大限に活用できるよう制度改正などの動向をしっかりと注視したいと考えているところであります。こうした必要性から、平成29年3月に策定した水道施設更新・耐震化計画に基づいて安全で強靭な災害に強い持続可能な水道施設を目指して令和4年度から2か年で基本設計を行い、令和8年度に実施設計、令和9年度から管路更新事業を進めていく予定であります。将来にわたり安定した経営を行うため、今後もコスト削減など経営努力を行い、安心して次の世代に継承できるよう持続的な経営に努めていきたいと考えております。
質問 3番 東貴之
先ほどの答弁の説明で水道事業の今の現状と今後の見通しというのが分かりましたが、現在のインフレ傾向が続けば更新工事はおろか受水費用そのものの高騰が予想され、財源の確保もまたちょっと難しくなることが想定されます。そのことにより今後水道料金等の値上げなども考えられるか、再度質問いたします。
答弁 町長 松村諭
水道事業は原則独立採算制とされておりますので、その事業は水道料金で経営していることとされております。当町の水道料金につきましては、令和2年4月に料金改定を行い、全国的に見てもその水準は高いものとなっております。適切な水道料金の見直しは必要でありますが、現在の料金が既に高いことなども踏まえ、慎重にこれから検討をしてまいりたいと思います。上げないとは言えませんし、また上げるとも断言することはできない、そういった状況でございます。
質問 3番 東貴之
最後に、私からは今少しでも町民への負担が増えないように、先ほど説明にもありましたが、国の基金なども有効に活用して水道事業を取り組んでいただくことを望み、質問を終わらせていただきます。答弁は要りません。以上です。