由仁町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月14日
読書習慣の定着と図書館の役割について
2024年3月14日、由仁町議会の一般質問で、野市裕司議員が「読書習慣の定着と図書館の役割について」質問し、教育長 石井洋が答弁しました。
- 質問者
- 野市裕司 議員
- 答弁者
- 教育長 石井洋
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 野市裕司
それでは、次の質問に入らせていただいてよろしいですか。それでは、次の質問に入らせていただきます。次の質問は、読書習慣の定着と図書館の役割についてでございます。その人のことが知りたければ、その人の読んでいる本を知りなさいという言葉を書籍で読んだことがございます。読書というのは、その方の価値観をつくり、人格をつくり、人生そのものをつくり上げていく力があると強く信じているものであります。そして、読書の習慣は新しい知恵を獲得し、人生を豊かに、力強く乗り切っていくために欠かせない行動様式だと思います。そして、教育行政執行方針にもあるように、知恵を獲得するその知の拠点が図書館、ゆめっく館であると思います。教育長も町長も読書好きだとお聞きいたしました。読書の習慣化には理解が深く、これまで数多くの取組をされているのも知りました。そして、特に子供の読書活動の実践に対して令和4年4月に国から表彰もされております。司書や職員の皆さんも本当に情熱を持ってお仕事をされているのを拝見しました。子供だけでなく、大人や高齢者の方まで全町民がゆめっく館を利用し、読書の習慣が定着化し、由仁町が読書の町と言われるくらいになることを願い、幾つか質問させていただきます。1、読書の習慣化に向けた具体的取組、2、ゆめっく館の利用促進に向けた工夫、3、教育行政執行方針に示された由仁町ホームページを活用したゆめっく館の様々な情報の発信の具体的内容、以上の点に関わるところを教育長、よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 石井洋
野市議員の読書習慣の定着と図書館の役割について、ご質問にお答えをさせていただきます。ゆめっく館は、情報、知の拠点として、また町民の生涯学習の支援を行う施設として資料の収集や保存、提供を使命としており、あらゆる年代の利用者に対応できるよう様々な取組を行っているところであります。まず、子供の読書活動推進事業として絵本の読み聞かせをするおはなし会、それから年2回の読書週間に合わせた絵本展などを実施しております。また、小学校の図書室に職員が毎月訪問し、子供に本を紹介し貸出しをする小さな本箱事業や読書に関する出前授業、調べ学習への支援を行っています。さらに、資料館は小学校の校外学習に利用されており、郷土資料コーナーではAR、すなわちデジタル情報を重ね合わせ現実を拡張する技術ですが、ARを使用して農機具や生活用具の知識を深める設備も活用されています。利用者から年900件程度寄せられる図書のリクエストに応えるため、購入する以外に他の図書館から借りたり、道立図書館からも年600冊ほど借りて北海道立図書館の本コーナーを設置しております。また、調べ物のサポートをするレファレンスサービスは、図書館の重要な役割であります。年間260件近く寄せられる相談に対し、資料や情報の提供を行っております。日本図書館協会が実施する令和5年4月実施の分ですが、公共図書館調査の結果では、ゆめっく館の人口1人当たり貸出資料数は4.16冊、これは空知管内でも高い数値となっています。本年1月からは新たに子育て世代の読書支援事業として、三川保育園で保護者に図書を貸し出す気ままに1冊という事業を開始いたしました。そのほかにも町の歴史を伝える資料として郷土資料の収集にも努めているところであります。野市議員ご質問の1点目、読書の習慣化に向けた具体的取組についてでありますが、読んだ本を記録できる読書通帳を配付し、自らの読書意欲を高めるために活用され、現在までに380冊ほど利用されております。事業としては冒頭に挙げたおはなし会や絵本展以外にも子供が図書館司書の仕事を体験する司書体験や小学校での小さな本箱事業を行っており、子供たちの読書の習慣化を促進する取組をしております。また、新たな本との出会いを提供する新春新刊福袋や古本市も毎年開催し、多くの方にご利用いただいているところであります。このように、様々な事業を行っているところであります。2点目のゆめっく館を多くの方に利用していただくための工夫についてでありますが、子育て世代に向けては絵本に興味を持っていただくためにおすすめ絵本ガイドを配付したり、高齢者には読みやすい大活字本をそろえ、また貸出利用が多く、軽くて持ち運びのしやすい文庫を充実させたコーナーを設置しております。今後は、例えば学生や一般の利用者が学習やコミュニティーの場として活用できるスペース、いわゆるラーニングコモンズを整備したり、町民自らが自前の図書を持ち寄り気軽に集える場の提供、いわゆるまちライブラリーなども検討していきたいと考えているところであります。3点目の教育行政執行方針に示されたゆめっく館の様々な情報の発信の具体的内容についてですが、今までは町が月に1回発行する広報紙で一部の情報発信しか行っておりませんでしたが、各種イベント案内や全ての新着図書の紹介、館内で実施している特集展示などを町のホームページで発信することで多くの情報を町内外の方にもお知らせし、ゆめっく館の利用促進を図ってまいります。将来はゆめっく館独自のホームページを開設し、町民のよりよい読書環境の整備についても検討してまいります。人生100年時代、本は人生を豊かにする糧であります。よりよい読書環境を整備し、今後も町民の皆さんの生涯学習支援、読書支援に努めてまいります。野市議員もぜひゆめっく館を今後もさらにご活用いただければと思います。以上で答弁を終わります。
質問 5番 野市裕司
教育長、どうもありがとうございました。たくさんの取組をされているというのを知りました。そして、これがあまり周りの方に知られていないのではないかなというのも、そこら辺もちょっと危惧していたのですけれども、今回ホームページという形でどんどん発信していただけるということで、本当にすばらしいことだなと思いました。今読書については貸出しがメインになってくるとは思うのですけれども、図書館館内で気軽に本を読むスペース、これがもう少し広くてもいいのではないかなと思っております。そしてまた、これは個人的な希望みたいな形になるのかもしれないのですけれども、喫茶コーナーのようなところで談笑ができたり、あと情報交流ができるような、そういう空間があれば人もたくさん集まってこられるのではないかと、そのように思います。それが本当に知の拠点としての図書館の役割が果たせるのではないかと思っております。そこら辺のところも含めて再答弁よろしくお願いいたします。
答弁 教育長 石井洋
ありがとうございます。先ほど野市議員も言われましたカフェを設置している図書館についてですが、最近民間のカフェでも図書を置いたりして、いわゆるブックカフェというものが結構設置されて、これ民間ですけれども、設置されているところもあります。公共図書館では札幌市の中央図書館とか石狩市民図書館などでは、これ業者委託で図書館のスペースの一部を貸し出してカフェを実施しているという例もあります。また、カフェを運営する大手の民間事業者が公立図書館の管理運営を行っている事例もあります。いずれもそういうふうな民間事業者がないとできませんので、町にとって費用対効果があるかどうか、町民のサービスに向上するかなども含めて総合的に検討していければというふうに考えています。以上です。
質問 5番 野市裕司
どうもありがとうございます。これからもたくさんの取組をお願いし、町民全体が読書の習慣つくような、そういう町を目指して、たくさんゆめっく館に人が集まるような、そういう町になったらいいなと私も思いますので、共に頑張っていけたらと思います。ありがとうございました。質問を終わりにさせていただきます。