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由仁町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月12日

認知症対策について

2022年9月12日、由仁町議会の一般質問で、佐藤英司議員が「認知症対策について」質問し、町長 松村諭が答弁しました。

質問者
佐藤英司 議員
答弁者
町長 松村諭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 6番 佐藤英司

通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。認知症対策について。我が国では、高齢化の急速な発展により、2025年度には団塊の世代の多くが後期高齢者に突入し、認知症患者も700万人になるという推計があります。当町においても例外なく少子高齢化が進み、高齢者の増加に比例して認知症患者も増加するのではないかと危惧しているところであります。高齢者が尊厳を保ちながら穏やかに暮らすことができ、家族も安心して社会生活を営むためには認知症に対して理解を深め、予防するための取組が大変重要だと考えます。そこで、町で把握している認知症患者数とこれまでの傾向について。また、町では認知症の発症予防についてどのような取組を行っているか。以上の点について、どのように考えているか町長にお伺いします。

答弁 町長 松村諭

佐藤議員の認知症対策についてのご質問にお答えをいたします。2025年問題、いわゆる団塊の世代の全ての人が後期高齢者となり、国民の4人に1人が75歳以上という超高齢化社会が到来し、年金や医療、福祉などを合わせた社会保障給付費が一気に増大するなど様々な分野に影響を与えると予測されております。さらに、労働力不足の加速や認知症患者の増加、老老介護あるいは孤独死、孤立死といった問題も増え、社会生活に活気が失われるなど、特に認知症への対策が社会的な課題になると考えられております。厚生労働省は、認知症の方の意思を尊重し、できる限り住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる、そんな社会の実現を目指すために平成27年1月27日に認知症施策推進総合戦略、新オレンジプランを策定しております。議員ご指摘のとおり、この新オレンジプランにおきましては我が国の認知症高齢者の数が令和7年には700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人が認知症になると、そういった推計を公表したところであります。さて、当町の認知症の方のその数につきましては、令和4年3月31日現在で256人、平成28年3月末では251人と6年間で5人の増加、増加しておりますが、おおむね横ばいとなっております。認知症は、誰もがなり得る脳の病気であり、現在の医学では完全に予防することはできませんが、研究が進むにつれて認知症になりにくい生活習慣や食生活などが明らかになってきております。一般的に発症を予防するためには、食事に気をつけること、適度な運動を行うこと、社会的な活動に参加することと言われております。特に生活習慣病によって認知症の発症リスクが高まると言われていることから、当町では40歳以上の方を対象に健診の受診勧奨を積極的に行っているところであります。また、歯周病の治療や予防によって認知症の発症や進行を遅らせる仕組みが明らかになってきたことから、新たに昨年度から成人歯科健診、いわゆる口腔ケアを開始したところでもあります。その他の取組といたしましては、平成22年度から高齢者の介護予防に運動を取り入れたげんき塾を社会福祉協議会へ委託し、実施しているところであります。さらに、認知症の方やその家族など地域住民が集まってお茶を飲みながら交流を行う場である認知症カフェは町内2か所、高齢者が集う地域サロンは町内3か所で開設しているところでもあります。当町では、既に高齢化率は40%を超えているものの、高齢者人口が減少し始めるなど国が想定していた2025年より早くご指摘の高齢化に関わる問題が既に始まっております。このような状況におきまして認知症患者の数が抑制できているのは、これまでの取組による成果であるものと認識をしております。今後も認知症の発症予防に対する取組を進めるとともに、高齢者一人一人が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、地域包括ケアシステムの構築に努めてまいります。

質問 6番 佐藤英司

今、町長がおっしゃったのですけれども、今は二百五十何人もの認知症がおられるということで、ちょっとびっくりしたのですけれども、認知症というのは要するに老いに伴って、いろんな原因で脳の細胞が死に、また働きが悪くなることによって記憶、判断力の障害が起こり、意識障害はないものの、社会生活や対人関係に支障が出ている状態を言います。私も実際問題あったのでございますけれども、意識障害、記憶障害、言っては悪いですけれども、自分の排せつ物を壁に塗って、その辺はもうにおいも何もならない。まして、そういう状態だとか、あるいは徘回、もう徘回する人がいる。それから、要らないものをどんどん買う。同じものをどんどん買って、その計画性も何もない。要するに、昔で言うぼけなのです。それが今こういう時代だから、薬がいろいろ出て、今大分皆さんが生存率とかが高くなってきた。高くなれば高くなるほど、この認知症というのは、人が増える要素になっています。それで、さっき町長がおっしゃったのですけれども、高齢化率、どのようになっているかということでございますけれども、今由仁町は約4,834人、8月現在で。ゼロから20歳までが571人、20歳から40歳までが649人、40歳から65歳までが1,539人、65歳から80歳までが1,263人、驚くなかれ、80歳から106歳まで811人、まさに高齢化なのです。由仁町で人口の最高齢は106歳、女性です。町長がおっしゃったように、まさに高齢化なのです。それで、ちょっと聞きたいのですけれども、町長が就任して以来、認知症サポーターの養成を積極的に行い、町職員、それから我々議会議員、児童、生徒、これまで多くの町民が受講して目印となるオレンジリングをもらっていますが、認知症サポーターの数は今現在何人おられるか。また、認知症サポーターのフォローアップあるいはステップアップの考えはあるか。ちょっと再度お聞きしたいのですけれども。

答弁 町長 松村諭

佐藤議員の再質問にお答えいたします。認知症サポーターに関する答えということでよろしいでしょうか。認知症サポーターは、認知症に関する正しい知識と理解を持ちまして、地域や職域で認知症の方やその家族に対してできる限りの範囲で手助けをする方のことを言います。その認知症サポーターは、およそ90分の養成講座を受講するだけで誰でもなることができるものであり、直接的に認知症の方に対しまして介護などの行為を求めるものではございません。厚生労働省では、平成17年からですが、認知症を知り、地域をつくるキャンペーンを認知症サポーターキャラバンと名づけまして、認知症サポーターの養成を開始いたしました。さらに、平成27年には新オレンジプランの具体的な施策として認知症の方への理解を深めるための普及、啓発の推進を打ち立てまして、認知症サポーターの養成目標を平成29年度末に800万人と掲げたところであります。恐らく佐藤議員も受講されたのではないかと存じますが、その結果、令和4年3月末現在で全国では1,381万人の養成を行いまして、受講者に対しましてはそのあかしであります、私もつけておりますが、このオレンジリングと呼ばれるオレンジ色のリストバンドが配付されております。当町におきましても認知症キャラバンメイトと呼ばれる認知症サポーター養成講座の講師であります認知症サポーターを養成する講師を7名養成いたしまして、平成22年9月から認知症サポーター養成講座を開始したところであります。議員の皆さんをはじめ、自治区、老人会、民間団体やボランティア団体など様々な団体に対して養成を進め、特に町の職員に対しましては認知症の方への窓口対応あるいはご家族に対する対応を適切に行うために、積極的に受講を進めたところであります。現在では、由仁町全体で916名が認知症サポーターの養成を受講しておりまして、令和2年度からは新たに小学生や中学生を受講対象に加えまして、これまで120名の児童生徒がこの認知症サポーターになったところであります。議員のご質問にありました認知症サポーターへのフォローアップ、ステップアップでございますが、当町ではまずは新規のサポーター養成を優先いたしまして、受講後のフォローアップ研修などは行っておりません。初回に受講された方につきましては、既に10年以上が経過していることから、再度認知症に対する理解度や知識の定着を図るフォローアップを目的とした研修機会の提供について、これを検討してまいります。また、グループワークや座学を通じて認知症の人との交流や手助けをするための対応スキルなどの習得を目指すステップアップ研修につきましても認知症の方あるいは家族、認知症サポーターからの声などを聞きながら必要な時期に取り組むことができるよう準備を進めてまいります。現在そのように考えているところであります。

質問 6番 佐藤英司

今は九百十何人のサポーターでリングをもらって、それに子供たちがみんなもらっていますよと。それはいいのですけれども、その後のサポーター、私がさっきから何回も言っているけれども、私の友人が、フェイスブックの中に友達がいるのですけれども、その人が私に今こういうふうにサポータークラブをつくったよと、つくっただけでは駄目だよと。今言うように、町長がおっしゃっているように予防サロン、認知症のあれもつくったよと。私は後でまた、これもひどく長くなる話だから、ここでやめますけれども、つくっただけでは駄目なのです。だから、もう少し有効活用して、せっかく議員の皆さんも持っていますよと。リングだけ持っていたってどうにもならない。だから、それをこれから有効活用して、町長、約束してください。それをもっともっとフォローアップして、今言う勉強会ありますよと。この人たち、一生懸命リングを取って、10年たったら、私ならリングよりも先にヘルプカードを持って歩かなければならぬ時代になるのだよ、町長。だから、そういう前にそういうことでしっかりと、とりわけ認知症になったら、町長、御存じだと思うのだけれども、介護をするほうも本人も介護は大変なのです。ですから、そういう面をしっかりと含んで、もう後は発症予防に、とにかく予防は予防に町長にお願いをして私の質問を終わります。町長、何かございますか。

答弁 町長 松村諭

佐藤議員のご指摘をしっかりと受け止めまして、サポーターのフォローアップ講習等を着実に進めていくように準備してまいりたいと考えております。

出典:由仁町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月12日 議事録 PDF(9ページ) 間違いを知らせる