歌志内市議会 平成26年第2回定例会 2014年6月12日
(1)人口減少対策について/(2)歌志内の教育について
2014年6月12日、歌志内市議会の一般質問で、川野敏夫議員が「人口減少対策について」「歌志内の教育について」について質問し、総務課長 渡部一幸、教育次長 佐藤守、副市長 岩﨑雄逸、市長 村上隆興、保健福祉課長 虻川善智、建設課長 柴田一孔、教育長 森塚勝敏、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏が答弁しました。
- 質問者
- 川野敏夫 議員
- 答弁者
- 総務課長 渡部一幸、教育次長 佐藤守、副市長 岩﨑雄逸、市長 村上隆興、保健福祉課長 虻川善智、建設課長 柴田一孔、教育長 森塚勝敏、教育委員会事務局主幹 杉山俊宏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 2番 川野敏夫
おはようございます。きょうは2件、一般質問をいたします。まず、件名の1、人口減少対策について。全国的に人口の減少、少子高齢化を課題としての施策がなされていますが、特に歌志内市では顕著にあらわれております。そこで伺います。①として、本年2月3日に設置された歌志内市定住促進検討委員会の3月以降に調査検討された内容はどのようなものか。②各課を部会とし、職員全員がメンバーの体制として従来と発想の違いは取りあげられているのか。③歌志内市関連職員(嘱託職員、消防、病院、振興公社など)幼小中教職員の市外居住者はそれぞれ何人おられるか。④定住自立圏形成に歌志内としては、最大どこまで構想しているのか。また、最小限は何を想定しているのか。⑤といたしまして、住んでいたい、住み続けていたいまち歌志内が、そうできない状況になる世帯に対する今後の考え方はいかがか。件名の2といたしまして、歌志内の教育について。①歌志内市は、今後、少子化に伴った教育環境の変化が必要と思うがいかがか。②教職員の市内居住により、地域とのつながりの強化やいじめ対策等、大いに期待できると思うが、何らかの対策はできないか。③市立の幼、保、小、中それぞれ1施設でおおむね各クラスが1学級というのは他市にはないのではないかと思っております。他自治体、保護者がうらやむほどの十二分な保育、教育体制を誇れる環境ではないかと考えるがいかがか。④市営プール、体育館など教育施設について、定住自立圏構想の関連も含め方向性は出されているのか。⑤現在までの課程で教育改革(教育委員会制度改革、教育内容、指導要領等)をどのように捉えておられるか。以上でございますので、よろしくお願いいたします。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
私のほうから、件名1の人口減少対策について、1番から5番までお答えいたします。①と②の部分につきましては関連がございますので、一括して御答弁申し上げます。定住促進対策検討委員会につきましては、定住対策に関する課題を調査検討し、定住対策を総合的に推進することを目的としており、2月の設置以降、これまで5回にわたり検討委員会を開催し検討しております。主な検討内容といたしましては、定住促進としての住宅建設の受け皿となる土地の確保のため、市有地の売却についての調査検討を初め、移住定住対策に係る意見提案を各部会ごとに新たな施策やアイデアなど意見提案を募集し、先月末に取りまとめたところでございます。今後、各部会で具体的な施策を協議することにしております。人口減少対策としての定住促進などの取り組みにつきましては、これまでも全庁的に各所管─ 51 ─がそれぞれの分野で調査検討を行っておりましたが、今回のように検討委員会を立ち上げ、組織的に取り組む体制としたことで、職員一人一人が市の現状を再認識するとともに、他の所管に関する施策や大胆な発想での提案など、各職場内において市の重要課題について意見交換することは大事な取り組みであると考えております。3番目の歌志内市関連職員等の市外居住者はそれぞれ何人かということでございます。平成26年4月1日現在における市外居住者につきましては、派遣職員を除き、市職員の市役所関係は75名中5名、消防は23名中ゼロ、病院は24名中12名で計122名中17名、嘱託職員の市役所関係は21名中1名、病院は9名中4名で計30名中5名、消防には嘱託職員はおりません。また、幼小中教職員は34名中27名おりますので、市外居住者は総体で186名中49名という状況でございます。④の定住自立圏形成に、歌志内市としては最大どこまで構想しているのか、また最小限は何を想定しているのかということでございます。定住自立圏につきましては、市町村合併とは異なり、中心市と連携市町が1対1で相互にメリットのある特定の分野、取り組みについて対等な立場で協定を締結するものであり、中心市の都市機能や制度などを活用し、連携市町は必要な生活機能を維持し、地域の特色を拡充しながら、それぞれ独立し行政運営を着実に行っていく制度でございます。これまで専門部会等において、医療であれば平日夜間と休日における救急診療当番制事業の実施などについて、福祉であれば保育所の相互利用を可能とする広域入所事業などといった、主に既存の連携項目について協議してきた経緯があります。今後は、民間や地域の関係者を構成員とした共生ビジョン懇談会で議論を行いながら、圏域の将来像や具体的な取り組みを整理した後、5市5町の連携市町の首長をもって組織する推進会議の承認を得て、ビジョン策定をしていくことになります。⑤住んでいたい、住み続けたいまち歌志内が、そうできない状況になる世帯に対する今後の考え方はいかがかということでございます。多くの市民の方が、このまちに住み続けたいと考えられていることは、各種市民アンケートなどによりその意向が示されているものと認識しております。このため、たとえ小さなまちであっても、その特徴を生かした小回りのきく地域づくりが可能であり、地域の声、市民の声をきめ細かに市政に反映させていくことで、住み続けていくことができるまちづくりの実現につながるものと考えております。今後におきましても、安心して暮らすことのできる、市民にとって少しでも住みよいまちづくりに近づけていくため、住環境や医療、福祉、さらには子育てや教育環境の充実など、一つ一つの施策、事業を着実に進めてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
件名2の歌志内の教育についての①から⑤について御答弁申し上げます。①歌志内市は、今後、少子化に伴った教育環境の変化が必要と思われるが、いかがという質問でございます。少子化は喜ばしいことではない反面、一人一人に寄り添う教育の充実に取り組みやすい面も多分にありますので、放課後活動や長期休業を活用した学習サポートを実施するなど、個に応じたきめ細やかな指導と評価に取り組むこととしております。─ 52 ─②の教職員の市内居住により、地域とのつながり強化やいじめ対応等、大いに期待できると思うが、何らかの対策はできないかという質問でございます。地域とのつながり強化には、市内居住も大切な要件ではありますが、教職員は広域で異動するため採用時に条件を付すことができません。また、歌志内に赴任される前の他市町村に自宅を所有している場合や家庭の事情で一律に市内居住を強制できない場合もあります。従前から、赴任時などの機会を捉えて、できる限り市内居住についてお願いしているところであります。また、教職員に対しては、市内に居住できない状況でも、地域に根差した教育を実践するよう指導を継続しております。③市立の幼、保、小、中が、それぞれ1施設でおおむね各クラス1学級というのは他にはないのではないか。他自治体、保護者がうらやむほどの十二分な保育、教育体制を誇れる環境ではないかと考えるがいかがという御質問でございます。当市の場合、小中学校の各学年において、全て1学級の児童生徒数となっている状況から、少人数指導や一貫教育に適した環境と言えます。④市営プール、体育館などの教育施設について、定住自立圏構想の関連も含め、方向性は出されているのかという御質問でございます。市営プール、体育館などの社会教育施設の関係につきましては、定住自立圏構想教育部会の中において検討されておりますが、現在のところ、奈井江町、上砂川町、浦臼町と連携しております公の相互利用協定の状況を基本に検証している段階であり、方向性については示されておりません。⑤現在までの過程における教育改革をどのように捉えているかという御質問でございます。地方教育行政法改正案が先月20日に衆議院で可決し、新教育長の設置や首長が主催する総合教育会議の設置などにつきましては、提案どおり成立するものと考えております。この法案につきましては、御承知のとおり、大津市の問題が発端となり議論されてきた経過がありますが、当市ではこれまでも市長部局と教育委員会が協調して諸問題の解決に当たっております。このため、必ずしも当市において危急の課題とは考えておりませんが、自治体の長が教育行政に一定の関与ができるようになることで、有権者である住民の皆様に教育行政に対して一層関心を持っていただける機会につながるものと認識しております。次に、文部科学省が検討している学生改革や指導要領などに関しては、5歳児からの義務教育、小中一貫校の制度化など、系統性・連続性を重視している点で、当市のこれまでの取り組み、検討に近い内容であり、今後、国から示される内容を注視し、メリット、デメリットを十分に見きわめながら、子供たちの将来にとってよりよい教育体制となるよう取り組んでまいります。以上でございます。
質問 2番 川野敏夫
ありがとうございます。人口対策については、ずっとかなり前からいろいろな、例えば企業誘致ですとか新たな産業の創出、雇用の準備とか子育て、ないしは高齢者に対してといろいろ幅広い面で今までの見解はあるのですけれども、答弁の中に実は結んでいないのだという答弁がなかなか次から次に出てくるのですけれども、この実は結んでいないという中でも、こっちのほうに力を入れてみる、この幅が余り広過ぎるのではないかと思うので、こっちのほうをちょっと力を入れてというような、そういう施策は感じてはおられないのですか。─ 53 ─
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
基本的には、どれ一つ欠けてもという部分がございますが、一番ネックになる部分というのは、どうしてもやはり雇用の場の確保というのが、人口の減少の主な原因なのかなということがありますが、その辺もなかなか難しい部分もございますけれども、これまでやってきた部分でいきますと、例えば、近年の水耕栽培事業ですとか屋内パークゴルフ場、サービスつき高齢住宅といった新基金を利用しての新産業創出とが実際にございます。これにつきましては、雇用は多いとは言えませんけれども、市内の事業者の方が起業したということは、これは非常に大きなものと考えております。以上でございます。
質問 2番 川野敏夫
新基金利用で軌道に乗っていると思われる企業もありますので、今後ともそれなりの応援も必要かなとは思います。ほかの自治体で、いろいろな成功例が報道されたりはしているのですけれども、それをちょっとアレンジしてというような格好で歌志内にも取り入れるということも考えてもいいのかなと思うのですけれども、先ほどの答弁の中で、部会に落とした結果、大胆な発想でというような答弁があったのですけれども、先月末ですか、ある程度取りまとめた中で、大胆な発想、これはちょっと目立つのではないかなというような発想があれば教えていただきたいなと思います。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
各部会に提案を求めまして、全部で115件の提案がございました。その中では、移住定住に関する項目ですとか企業誘致の項目、多々ございますけれども、何点か申しますと、山菜の製造、加工、販売をしてはどうかとか、子供優待割引制度をつくってはどうか、移住者に対して上下水道料金の基本料金を免除してはどうか、移住者に対しての自動車購入に助成してはどうかといった、数挙げれば限りないですけれども、基本的にはこれは無理だろうとかいうことは考えずに、まず挙げてくださいというようなことを言いながら挙げてもらったという部分がありますので、今後、これら上がってきたやつを一つ一つまた精査していかなければならないと考えております。
質問 2番 川野敏夫
昔、各企業でやっていたトータルTMシステムというか、言うのをどんどん言ってくれと、それはだめよということは言わないということで、企画としてはすばらしいものではないかと思うのですけれども、一応、意見の集約自体は5月末で完成していると。それを精査して、ある程度こっちの方向というようなポイントをつかむ、ないしはそれを提案できるというのは、どのぐらいの期間が必要なのでしょうか。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
今、言われましたとおり、各分野ごとでまた分類をして、また1回各部会のほうにおろすことを考えています。その部会のほうで、できること、できないこと、いろいろな部分を考えていただいて、またそれを一旦集約しようと思っています。二、三カ月程度かかるのかなとは思いますけれども、その中でも早急に実行できるものとかというものがあれば、補正予算で上げて対応したいと。またちょっと時間がかかるという部分であれば、来年度の新年度予算のほうでやっていきたいというような方向性で、今後、進めていきたいというふうに考えております。─ 54 ─
質問 2番 川野敏夫
予算のかからない、恐らく提案もあると思うのですけれども、ヒューマン、マンパワーでできるような提案もあれば、それが実行できるのであれば少しずつでも浸透していくのかなと思うので、その辺の検討を、そんなに急いでもいい結論は出ないと思うので、じっくり考えて方向性を示してもらいたいなと思います。市内いろいろなところの集まりがあって、やはりその集まりの中でどなたかが挨拶するという中、必ず人口の減少と少子と高齢化の話がその挨拶の中に入るのですよね。だから、それを聞いている市民の人たちは、この3件に関してはひどく関心を持っていると思うのですよ。自分らでどういう対策をいいなとか何とかって恐らく思っている人もいるのではないかと思うので、今のメンバーですね、検討委員会のメンバー、この中に一般市民の声も聞くというそのタイミング、機会をつくっていただいて、今の集約された意見の精査する中にも、そんな人も入ってもらってもいいのかなと思うのですけれども、その辺はどうですか。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
まず、この庁内検討委員会を立ち上げた際には、そこまでの部分は考えてはございませんでした。要綱をつくりましたけれども、必要に応じて委員以外に関係者の方、知識経験者の方とか、そういう方を出席させて意見を聞くというようなことは盛り込んでおりましたが、一般市民の方を参加ということまでは考えてございませんでした。考えられるとすれば、各部会といいますか、各所管がいろいろな集まり、会議とか、そういう部分があった際に、こういう話も話題にしながらいろいろな方の意見を聞いて、それを持ち寄るということも可能だと考えますので、その辺、また各部会のほうに協力をお願いしていきたいということで考えております。
質問 2番 川野敏夫
あわせてなのですけれども、去年、おととしあたりから小学生、中学生なんかと懇談、意見聴取をしていますよね。そんなメンバー、例えば小学生、中学生、高校生なんかのナンバーも、もうちょっと親密に懇談に加わってもらってもいいのかなと思うし、例えば何かの集まり、例えば老人クラブの集まりですとかそういうところへ部会で出向いていって、今回こういう精査をしているんだけれどもどうだいというような、そういう投げかけもあってもいいのかなと思うのですよね。その辺はちょっと検討しておいてもらいたいなとも思うのですけれども。例えば、きょう、こうやって一般質問の中でそういうことをやっていますけれども、我々議員と話す、さっき言ったようにトータルTM方式で、その意見は云々ということはなしに、こんなのどうだ、こんなのどうだというふうな、そういう胸襟開いたスーツなしでお話し合いをする、こういう対面じゃなく円テーブルでお話をしながらというのも、その精査を早めるような手だてになるのではないかと思うのですけれども、この議員もそういう中に入っては都合が悪いですかね。
答弁 総務課長 渡部一幸(総務課長は2019年9月まで)
市政発展に向けた考え方というのは、皆さん同じ方向でいくと思いますので、そういう機会は大変重要ではないかなとは思います。市長とはまだ相談していませんけれども、例えば、定例会終わった後にいろいろなところでやっていますけれども、懇談会というのはもうやっているところもございますので、この辺ちょっと市長と相談しながら考えてみたいと思います。
質問 2番 川野敏夫
やったり取ったりというよりは、そんなことを言ったってよというような、そういう雰囲気の懇談のほうが話はスムーズにいくのかなと、そんな感じもありますので、その辺ちょっと市長ともども検討していただきたいなと思います。定住自立圏構想協定、この締結に賛成いたしました。目的に沿った今後のいろいろな進捗、大いに期待するところでございますが、歌志内市の立場から言えば、先ほどの答弁の中には市町村合併とは違うんだよというのですけれども、例えば昨今の報道の中に砂川では空知太に大きな商業施設ができそうだよと、その周辺に何か住宅建設の計画もあるようだ、ないしはスマートインターができる。それから滝川には、薬用作物の農場もできるようだ、こちらも公住が建つでしょうということで、何しろ赤平の病院も建てかえというようなことになると、やはりある程度の綱引きというか、そういうのが生ずるのではないかなというふうに考えるのですけれども、その辺の考えはいかがですか。
答弁 副市長 岩﨑雄逸(副市長は2020年9月まで)
その面についてはある程度、力関係ですので、結局そうならないように歌志内としてどういうふうにそういう施設等を活用できるかと。例えば、ツムラさんであれば、あそこの滝川畜産試験場の跡地を薬用栽培しますので、それらの関連で歌志内で引き受けるというか、土壌に合ったものがないかどうかも相談できる場所ができたというふうな考え方も一つありますので、余り卑下に考えないで一緒に連携して、この地域がどういう発展をしていくかということを常に前向きに考えながら、こちらのほうとしてもいろいろな政策を取り入れていきたいなと思っています。また、砂川にできる大型ショッピングも、ますます歌志内市民から近くなりますので、いろいろな買い物不足、いろいろな云々もありますけれども、そういう近くにできるということは歌志内の消費者としても喜ばしいことですので、それをどう活用するかということも一つの検討材料になるのではないかなと思っています。
質問 2番 川野敏夫
となると、他市のほうが便利になるということになると、歌志内から転出というのがまたふえるのかなと。その辺をブレーキをかける手段を、やはりみんなで考えなければならないなと、その辺を痛感するのですけれども、何とかこの先、人口減少はやむなしという全国的な傾向なのでしょうけれども、できるだけそのスピードを遅くする、20年後に1,200人とかというようなことにはならないような、テンポを遅くするような算段をみんなで考えたいなと思います。その市外へ転出する理由というか、その世帯、個人の数だけその理由はあると思うのですけれども、その理由をできるだけ事前に察知して、こんな対策もあるけれどもこちらにいたほうがいいよ、ないしは一緒の職場の人に、歌志内に住んでいたほうがいいから、お前、越してこいやというようなことをアピールできるような、そういう住環境をつくってやる必要があるのかなというふうには痛感するのですけれども、やはり今一番不安になるというのは、ひとり暮らしでいてちょっと体が弱くなって不安になるから、息子が札幌へでも出てこいといえばそうかということになるだろうし、施設に入りたい、歌志内の施設は満杯だということになると、よその施設というような格好で、高齢者はそんな格好で出ていくのが多いのかなと思うし、例えば買い物、それから通院、それでやはり病院の近くにという人もおるのかなと。それと、除雪の対策がまたネックもあるのかなと。高齢者の除雪ができなくなったから、除雪の必要のない住宅へ入りたい。歌志内でいうとシルバーハウジングですとか、そういうところに入りたいのだけれども今ないから、そうしたら必要のない分譲マンションでもというような格好で、お─ 56 ─年寄りはそういうこともあるのでしょうけれども、若い人でも、例えば、お年寄りの元気な人は朝4時、5時から出てきて除雪すると。現役の仕事の人は7時出発するのに5時からちょっと出ては行かれないということで、それならここに住んでいたら迷惑かかるなと。そうしたらもうちょっといいところへ越すかというような、逆に今までよそにいた人を引っ張り込もうと思っているのが、今度よそのほうがいいわと言って出ていくというのもケースとしてはあるのですよね。実際問題、私のところも何カ所か、何件かそういう状態ありました。その辺を、総体的に引きとめる方法を何とか、やはり想定できることがあると思うのですけれども、私が今言った以外の想定できるということは認識されていますか。
答弁 市長 村上隆興(市長は2020年9月まで)
この人口減少を防ぐ、あるいは入り込みを願うという、この政策については、1点突破というわけにはいかないと思います。総合的な政策が必要になってくるのではないかと、そのように考えております。世帯構成も年代も違いますので、それぞれの望む環境というのは、また違うのかな。子育て世代、あるいは単身、あるいは高齢世帯というのがそれぞれありますので、要望する内容というのはそれぞれ違ってくるだろうと思っております。したがって、政策は総合的なものでなければならないだろうというふうに考えておりまして、先ほどの答弁にもありましたけれども、今、職員が汗をかいていろいろと考えてくださっております。その際に、従来ですと、こうだからできない、ああだからできないという議論から入っていくわけですけれども、今回の議論については、どうすればこの政策はできるのかと、そういう議論から入ってくるというお願いをしているところでございます。そして若い人たちもどういうまちだったら住みたいのかということを前提に考えくれというお願いをしているところでございます。今、議員の御質問にありましたのは、近隣のいろいろな施設、こういうものを定住自立圏の中で歌志内の不足しているところを補完するという意味も含めて、個々の政策をチェックしながら個に応じて活用していきたいなと、そのように考えておりますが、いずれにしても、それぞれの内容で競合しても、同じ内容で競合しても歌志内非常に厳しいと思います。そこで差別化していく必要があるのではないかと思っております。そのベースになるのは、現在の人口を減らさないというところをまずベースにしなければならないだろうという意味で、歌志内、今、人口減の最大の理由というのは社会的な減少でございます。これを防ぐために、やはり健康年齢、いわゆる健康で長生きをしていただくという政策がまずもって必要だろうということで、現在、庁内でも国の政策のスタートする時期に合わせて、現在その実行方法というものを検討しているところでございますが、あるいは政策の中で出てきた健康診断の無料化ですとか、そういうものをトータルしていかなければならないと。あるいは、高校生の就学支援ですとか、そういうものも含めたものが一つの政策として表に出て、皆さんに知っていただく、利用していただくということも大事になってくる。議員がおっしゃっていた住宅政策ですね、除雪も高齢者にとって最もきつい、健康を害するものと思っております。前の議会でも申し上げておりましたが、シルバーハウジング、これの建設の準備に入っております。加えて、今後の公営住宅の、高齢者だけではなくて一般市民の皆さんに建てかえがいずれ出てくると思いますが、そういう住宅も除雪というものに配慮した、同じですから、若かろうが年とっていようが、この除雪の苦労というのは同じだと思います。こういう部分をほかの自治体と差別化した、そういう政策をとって、歌志内はこのようなほかのまちとは違いますよと、住民の皆さんの生活に配慮する、そういう考え方で政策を打っておりますということを知っていただき、差別化しながらでなければ、なかなか歌志内のほう─ 57 ─へおいでいただくということは難しいのではないかと思っていますので、これからの歌志内の政策はそこにあるのではないかと、そのように考えているところでございます。
質問 2番 川野敏夫
今、国の政策を待ってということで、市民の健康で長生きというのですか、そういう方針は伺っております。それで、その時点で健康診断、先ほど無料ということになったのですけれども、土日の健診、ないしは早朝の健診でしたか、それから待ち時間をできるだけ短くするから、現役の人たちにも多く健診を受けてもらいたいのだという政策があったと思うのですけれども、これはもう実施されているのですか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
既に今年度から実施しております。
質問 2番 川野敏夫
その効果というのは、何かあらわれてはいるのですか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
今始まったばかりでございますので、まだ結果としてこれだけというのはまだ出ておりませんけれども、待ち時間を短く、また早朝の健診というのは行っておりますので、今後、それらがいい方向に出ればいいかなというふうには考えております。
質問 2番 川野敏夫
柴田課長、伺いたいのですけれども、ただいま市長の答弁の中に、差別化した除雪が必要だと、これは考えたほうがいいよと言うのですけれども、今の段階でこういう方法が望まれるのではないかというような、そういう構想はありますか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
住宅政策につきましては、今までの新築住宅につきましては、玄関を出まして雁木という、いわゆる雨よけというのですか、そういう部分を通ってそして道路に出ていただくというような住宅でございますけれども、これからの住宅は、そういう雁木、あるいはシェルター的なものが人の通路をつくることによって、雪、雨に当たらないような、できるだけそういうことで道路沿線のほうに導くような、そういうような住宅政策といいますか、そういうのが必要なのかなということで考えております。
質問 2番 川野敏夫
シルバーハウジングですとか福祉施設ですとか、高齢者に対する計画がこういうのがあるのだよというのを明示できるようになれば、そうか、そうか、来年建つのかという感じになれば、少しは市外へ出る出足が鈍るのかなと思いますので、その辺できるだけ早く検討しながら、実施を期待するという気持ちでおります。子供たちが少なくなって、教育環境は、一人一人に目が届くだとか、ないしは、ちょっと変だなこの人というのは、当然、30人見るよりは15人見たほうが傾向としてはいいのでしょうけれども、昨今、幼保連携型の認定こども園というのが、報道がだんだん多くなってきています。当市はこの先、この辺の検討はどういうふうな方向にされているのですか。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
これは子育て三法の関係から進められてきておりまして、また新制度という形の中で、これら私立の部分も含めながら、この新制度ができるという状況になっておりまして、この後、道主催での説明会も開催されるようでございます。その辺も見きわめながら、将来的な一本化の検討をする必要があるかなというふうに思っております。
質問 2番 川野敏夫
同じ、子供が少なくなったということで、幼稚園に通う子供も年々少なくなっていますよね。保育所と、今のところ両方ありますから。それで各学年というのか、年少さん、年中さんがいて、それが一桁くらいになってしまうと、今の保育園の教師の体制で、そのままそぐうのかなという感じになるので、できれば3歳児から、だから年少、年中、年長というような格好で、この3年保育というのは考えてはおられないのですか。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
ことし、10名の子供のうち4名が保育所、6名が幼稚園というようなことで、このままいきますと非常に、保育所のほうは法的に一人になっても運営をちゃんとしなければならないのですけれども、幼稚園というのはそういうような法的なものがないので、このままでいきますと、幼稚園は経営的なものも非常に難しくなってまいります。これで、先ほども次長も申しましたけれども、やはり幼保一体のこども園的なものは喫緊の課題ではないかなというふうに思っておりますし、それから、前から、今年度10月以降、3歳児保育を試験的にやってみて、どうなのだろうかということを幼稚園のほうでは考えております。
質問 2番 川野敏夫
少ない子供を取り合うというのは何か変ですけれども、やはりそのぐらいからの幼稚園体制のほうが、世帯のほうも助かるのかなという感じもします。3月の定例のときに、本年の2月末ということで子供の人数を教えていただきました。ゼロ歳から6歳まで合計で96人という答弁でしたけれども、これが5月末になりますと合計で89人、各年齢の増減がありますけれども、この3カ月で6歳児では20人が14人に減ってきております。その幼保という検討も考えなければならないのですけれども、6歳以上ですと、今度、一年生、複式学級なんかもちょっと見えてくるのかなというふうに懸念があるのですけれども、この辺の検討はまだできませんか。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
歌志内市としては、私自身は複式学級は、まず考えておりません。どんなに少なくなっても、やはり学年を維持して、その子に合った教育を行いたいというふうに考えております。
質問 2番 川野敏夫
教職員の住宅なのですけれども、この教職員住宅、前段で定住促進のためのということで、ちょっと暮らし体験住宅を何とかつくるよということで、既に始まっているのかな。そういうクラスの、例えば布団と食器を持ってくれば生活できますよというような、そういう住宅を教職員住宅というような格好で確保してもらって、歌志内に赴任している教員さんは、例えば自分の自宅があるのでしょうけれども、歌志内に一回居住してもらって地域と溶け込むというのも必要なのかなと思うのですけれども、その辺の算段はできないですか。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
まさに地域に住んでいただいて、教育を行っていただきたいというのはやまやまなのですけれども、少し、ちょっと教職員の勤務地とか、それから勤務年数とかのお話をさせていただいて、今、現状はこういうふうになっているのだということを御理解いただきたいと思います。まずは、赴任しまして大体6年で異動という、7年になりますと強制異動というようなこと─ 59 ─を各地区でやっております。これはどうしてかといいますと、都市部に先生方が集まったときに、その都市から、大都市から出なくなってしまうと。これを避けるために6年という枠を設けて異動をさせると。それで異動も北空知、要するに深川だとか秩父別だとか北空知、それから中空知、そして南空知に分けられまして、この三つを経験しなければいけないというような仕組みになっていますので、教職員の人事になりますと、このいずれか該当させるために、例えば南岩見沢あたりで先生をやっている人は北を経験しなさいというようなことで、北を経験させるというようなことで、約60キロ圏、約1時間は通勤圏ですというようなことで職員にお話しするものですから、そういうような感覚が教職員にあるものですから、都市部に家を建てて遠くのほうに1時間以内で通うと、通勤するというのが今の教職員の実態でございます。それで、単身赴任等でここに2世帯になりますと、やはり生活費で要するにダブルになりますし、なかなか難しいかなというふうに思います。以上です。
質問 2番 川野敏夫
難しいのは前教育長からいろいろ詳しく伺っているのですけれども、例えば最近の市の職員、町内会、自治会のイベントに参加、ないしは町内会の役員もどんどんふえてきている。それから、市内の各イベントに参加する、参加するというか、率先して自分らがやっているという感じなのですけれども。あるいは、消防団に入団して活躍をする、そんなのがふえてきて、やはり地域ないしは関係団体、関係機関と信頼が持たれているというのが、職員を見ていての実感なのですよね。教職員はまだ地域と、ないしは関係機関とのつながりというのはまだ薄いのかなという感じがするのですけれども、それにあわせて昨今の教師、例えば、入学式ですとか参観日ですとか欠席して自分の行動をするというような報道もされています。先だっては、校長先生が女子トイレを盗撮したとかそんな話も出ていましたよね。そんなのがあるということは、やはり地域とのつながり、住環境が薄いので、自分の意識というのが地域に向かないのではないかと思うのですよね。そんなのもあって、できれば住んでいただきたい。その辺の説得というか、あくまでもさっき答弁ありました、強制にというのはもちろんできませんけれども、やはり保護者、生徒、地域というのと信頼関係ができるよというのが、例えば昔、我々が小中学校のころ、数十年昔のときは、警察ですとか教師とかといったら、お巡りさん、先生なんていったら神様的な存在で、一言小言を言われたら、はい、済みませんで終わっていた時代なのですよね。だから、そういうのが今みたいな不祥事が重なると、やはり保護者も疑心暗鬼になったり、それから保護者自体もわがままが出たりはしているみたいなのですけれども、だけれどもそういう信頼感が薄れる原因の中に、今言う60キロ圏内の通いというのが、俗に言う通い教師かな、だからそういうのがあるのではないかと思うので、同じまち、同じ町内会に住んでいるという先生がいたら、もうかなり保護者にしても、地域の人にしても、かなり信頼が生まれると思うのですよね。その辺を汲んでもらって、今言う6年間も歌志内におられるのであれば、おられるチャンスがあるのであれば、その辺ちょっと溶け込んでもらいたいなと思うのですけれども、その辺はいかがですかね。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
そのことにつきましては、校長会等で私のほうから、できるだけまちの行事には参加してほしいと。それから、子供が例えば参加するマラソン大会とか、あるいは文化祭とかそういうときに、せめて担任の先生は子供たちの様子を見に来てほしいというよ─ 60 ─うなお願いはしております。やはり、先ほども教師の質が落ちてきているのではないかなというふうに指摘されますけれども、そのとおりだと思います。やはりそこのところを教員としての自覚とか使命感とか、もう一度、立ち返っていただいて教育をしていただきたいというようなことは、常日ごろ私は先生方にお願いしているところでございます。
質問 2番 川野敏夫
教育長も引っ越しされて、環境のいいところに住んで、ますますこのごろ、元気ですかというのに気が入っているのではないかと思うのですけれども、そういう住環境の整備というのはやはり大切で、いい住宅があるから先生ここに入ってくださいみたいなことを勧められるような、そういう環境にしてもらたいと思います。指導要領、これがはっきりするよということですけれども、何か英語、ないしはICTに関しては、もう既に歌志内は先取りしてやっているということで、その辺の児童生徒の反応というのはどうなのでしょう。
答弁 教育次長 佐藤守(教育次長は2016年3月まで)
今ございました英語とか、ICTの関係かなというふうに思いますけれども、本年度、小学校、中学校のほうにタブレット、ICTのほうの予算をつけていただきまして、実は今の光回線工事が必要となっておりまして、実はNTTさんとの協議の結果、今週の土曜日ようやく工事が小学校、中学校行うということになっております。その後に、先ほどのタブレットとかが購入されてまいりますので、まだ現実的には、今使っての授業等は行っていないという状況でございます。また、英語教育の部分につきましては、低学年にもATの部分の中での授業を、歌志内市の場合は行っております。また幼稚園には、各学校、大学等ですね、御協力をいただいて昨年から行っておりまして、ことしはさらに滝川の国学院大学さん、それから北星学園大学さん等も協力をお願いいたしまして、その辺の資質向上を深めてまいりたいというふうに思っておりまして、今、事業展開を行っているというところでございます。
質問 2番 川野敏夫
何か報道の中で、タブレットを今後の教育内容の中に含めるということの、それを教師として対応できない学校もあるのではないか、対応がしづらい学校もあるのではないかということがあったのですけれども、歌志内市としてはその辺は大丈夫なのですか。
答弁 教育長 森塚勝敏(教育長は2019年9月まで)
ことし、市長のほうから多大なる教育予算をつけていただきまして、タブレット、それからテレビ、そして実物投影機、要するに実物投影機というのはここに置くだけで、ぱっと黒板に映るというものを買っていただきました。まずは教職員の研修をしてほしいということで、教職員が使いこなさなければ、もうまるっきり無意味なものですから。でも、子供たちはもう使えるのですね、普通スマートフォンを使っているので、教師よりは非常にたけていると思いますので、もし授業の中にタブレットを使う授業が出たら非常に効果が上がるというふうに思っております。以上です。
質問 2番 川野敏夫
そうですね、ゲーム機、その他、子供らのほうが覚え早いよね。6月初め、夏日が続いてこのまま暑くなるのかなという感じがあったのですが、このごろは少し平年並みかなという感じなのですけれども。もうすぐプールが恋しい時期になると思うの─ 61 ─ですけれども、ことしも歌志内プールを開放して、あそこで授業をする、ないしは市民に提供するという考えでしょうか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
市営プールでございますけれども、今年度は今月6月28日土曜日にオープンしまして、8月17日まで開放いたしまして、例年同様、学校授業または一般にお使いいただく予定でございます。
質問 2番 川野敏夫
使用に関しての手直しとか補修とか改修とかは、もう既に終わっているのですか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
現在行っている最中でございまして、例年同様、上屋シートを取りつけるほか、そのシートを支えております鉄骨を補修するという工事、それから若干備品類をそろえまして、昨年よりは少しは快適にお使いいただけるような準備を今しているところでございます。
質問 2番 川野敏夫
さっき定住自立圏構想の中で、公の施設を相互に利用したらどうだというのが、まだ決定はしていないですけれどもそういう協定もあったのですけれども、例えば隣の赤平市なんかでは立派なプールがあるのですよね。ですから、プール授業ばかりでなく、市民を運ぶシャトルバスみたいなのを計画して、どこかから赤平プールまでをというふうな運行の仕方をして、その赤平のプールを使わせてもらうという格好の検討はできないものなのですか。
答弁 教育委員会事務局主幹 杉山俊宏(教育委員会事務局主幹は2020年9月まで)
当面は現在の市営プールを使用するという考えですので、その間によってはシャトルバス等を用いるというところは、考え的にはございません。
質問 2番 川野敏夫
当面的にはということですけれども、あの環境で、ほら使えという環境ではないのかなと思うので、できるだけ子供たち、児童生徒と保護者との意見、そんなに予算は発生しないのではないかと思うのですけれども、だからその辺、将来的に建て直すとかという計画があるのであれば別ですけれども、もしそれが検討されないのであれば、できるだけ早く近隣のところへ、私も何回か行っているのですけれども、かなりすばらしいところなので、こういうところがいいよと。うちの孫なんかも、もう行ったら出てこないですよね。そういう状態のほうが教育としては望ましいのかなと思うので、ちょっと検討を重ねていただきたいなと思います。まず、そうしたら20年後、30年後の歌志内をお任せできる人材を育てる教育ですから、そういうのを期待をいたしまして質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。