歌志内市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月12日
(1)歌志内市長選挙について/(2)歌志内の芸術・文化・資産の継承について
2024年9月12日、歌志内市議会の一般質問で、川野敏夫議員が「歌志内市長選挙について」「歌志内の芸術・文化・資産の継承について」について質問し、市長 柴田一孔、教育次長 鈴木将一、産業課長 東所勝則、副市長 平間靖人、教育長 織田靖雄、市立病院事務長 山岸康治、消防長 神邦広が答弁しました。
- 質問者
- 川野敏夫 議員
- 答弁者
- 市長 柴田一孔、教育次長 鈴木将一、産業課長 東所勝則、副市長 平間靖人、教育長 織田靖雄、市立病院事務長 山岸康治、消防長 神邦広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 5番 川野敏夫
一般質問いたします。件名2件。件名の1、歌志内市長選挙について。柴田市長は、6月定例会にて、1期目の公約に対する進捗と実績、そして、来たる10月の歌志内市長選挙に立候補の意思を表明されました。対立される候補の話が少しうかがわれましたが、現在のところ実際の動きは見えておりません。選挙戦になるならないはともかく、今後の歌志内を担っていくには、火中の栗を拾う覚悟が必要かと思います。1期目の実績に関しては、前、前々歴代の市政により、市民、市内企業、市職員、議会議員などなど多くの歌志内市民全体にて耐えて積み上げた結果により成し得た事業かと思っております。その事業の中には、議会の思いを確認されずに進められた事案が見られました。結果、計画は進める方向であったとしても、100%賛成とならなかったのは少なくなかったと思っております。よく行政と議会が両輪で事を進めるといいますが、この輪のバランスが取れていなければ方向が定まりません。どちらか一方が大きくても小さくても、楕円形などに変形していても、市民全体を見ていなくても、多くの市民が望む方向には進めません。このことに関しては、お互いに反省が必要な部分があると思っております。2期目を目指すということで、これからが真のリーダーシップが問われるものと思います。市長が思う歌志内の、また、庁舎内のそれぞれの課題について伺います。①これまで1期、おおむね4年の間、称賛と同時に批判もあったと思いますが、自身はどのように受け止められているのか伺います。─ 86 ─②市長部局内に対しての取組について伺います。③教育委員会に対する考え方を伺います。④市立病院に対する考え方を伺います。⑤消防本部に対する考え方を伺います。⑥1期目の公約が全て遂行されているとは思っておりませんが、2期目に当たって、市民への公約はどのようなものか伺います。件名の2、歌志内の芸術・文化・資産の継承について。①こもれびの杜記念館の在り方に議論があります。歌志内一時代の検証としては十分議論の必要があります。どこをどのように継承するか、一部アンケートに頼っての結論ではなく、歌志内全体の情勢を考慮して、急ぐことなく慎重な議論を望んでおりますが、いかがか。②炭鉄港参加の在り方として、今後の予算を含めた構想について伺います。③大正館の今後の在り方について、以前から現在個人管理されている方からの要望をお伝えしてまいりました。本人が高齢のため、今後、自身の意に反して収蔵物が分散されることを大変危惧しております。また、国展会員本人自身制作の大小200点ほどの絵画を、例えば歌志内美術館とかに、歌志内ゆかりの芸術家の作品とともに、工夫した展示ができれば歌志内の芸術文化の関心度アップへつながり、歌志内観光の起爆になろうかと思い、その方向を望みたいが、いかがか。以上でございますので、よろしくお願いいたします。
答弁 市長 柴田一孔
私からは、1番目の歌志内市長選挙について御答弁を申し上げます。これまで1期4年間の自身の受け止めについてでございますが、私は令和2年10月26日に市政を担わせていただきました。就任翌日の27日の行政常任委員会では、コロナ感染に係る報告をして以来、第5類の扱いとなる令和5年5月8日までの約2年6か月、市民の生命と生活を守る対策に取り組んでまいりました。コロナ感染予防のワクチンの確保や集団接種の計画、市民周知や感染対策を始めまして、並行して物価の高騰による市民や企業への支援など、感染対策と経済対策について都度臨時市議会を開催の上、議決をいただいたところでございます。このような状況ではありましたが、政策に掲げた七つの項目は着手することができました。しかしながら、一部の個別事業については今後取り組むべきものもございます。また、議員の皆様に対する事業の状況説明、予算の確保と調査分析の甘さなどについて御指摘をいただいたことは、大いに反省しなければならないと受け止めております。②でございますが、市長部局内に対しての取組についてでございます。行政運営の最も基本となる歌志内市総合計画後期基本計画に掲げる四つの重点プロジェクト並びに第2期歌志内市まち・ひと・しごと創生総合戦略の四つの柱における各種事業については、着実に推進してまいりました。しかしながら、民間団体の将来人口推計において非常に厳しい結果が公表され、これを重く受け止めている中、まちづくりの中核を担う市役所の組織強化は必須であり、令和5年4月に組織機構の見直しを行ったところでございますが、行政事務のDX化が全国的に展開されているなど、行政の多様化が求められておりまして、改めて見直しを行う必要があると考えております。また、市役所庁舎については、市民会館として昭和42年9月に竣工した建物であるわけでございます。途中、耐震改修は行っておりますが、もともと市民会館でございまして、間取り─ 87 ─や各フロアスペース取りなど、市役所の機能としては十分発揮できる用途ではございません。現在、耐力度調査を行っておりますが、併せて屋上や各階の踊り場の雨漏り、壁の腐食、電気設備、給排水設備等の状況についても考察を行っております。また、洪水など、最近の気象現象も考慮に入れたリスク分析も含め、方向性を考えてまいります。③教育委員会に対する考えについてでございます。人口減少や少子高齢化に加え、グローバル化の進展、さらには新型コロナウイルス感染症への対応など、社会環境は大きく変わる中にあって、生成AIに象徴される急速な技術革新など、将来の予測は困難な時代を迎えております。学校教育の充実では、教育内容の充実、学習環境の充実、学校給食の充実、地域連携の充実、子育て環境の充実を掲げ、個別最適な学び、協働的な学びが実践できたものと考えております。社会教育の充実では、幼児から成人までの生涯学習の充実を初め、各種文化活動やスポーツ活動などを実施し、多くの市民が交流を深めることができました。今後は、市内における文化施設などの在り方について十分検討してまいりたいと考えております。なお、児童館等一元化施設につきましては、令和8年の開設に向け準備を進めてまいります。次、④の市立病院に対する考えについてでございます。国や道では、地域医療構想について、団塊の世代が75歳以上になる2025年を見据え、平成28年12月に策定した経緯がございます。今後は、団塊世代ジュニアが65歳になる2040年頃を見据えた地域医療構想となると思われます。本市は、介護と医療の連携で、近隣の病院とそれぞれの役割を明確にし、相互の連携強化を図ることにより、高齢化に伴い増加が見込まれる慢性期患者に対する病院として、近隣の急性期病院及び介護施設等との連携を深め、入院患者の確保に努めてまいりました。今後も中空知圏域の慢性期医療を担うとともに、令和5年度に策定した「公立病院経営強化プラン」を基に、経費の削減・節減に努め、安定的な病院経営を目指しながら、市民のかかりつけ病院として、地域に根差した安心できる医療サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。⑤番でございますが、消防本部に対する考えについてでございます。まず、消防の広域化につきましては、歌志内市が北海道の「第三次北海道消防広域化推進計画」の広域化重点地域に指定されており、人口減少により人的基盤が弱まっていくことや、近年、大規模災害への対応が叫ばれる中、単独消防に対して広域化を進めており、広域化の推進期限が令和6年4月1日までとなっておりましたが、期限内での広域化は実現できませんでした。現在の当市の消防体制は、出動頻度が最も高い救急出動については、救急車を2台確保し、2次出動まで即応できる体制で、火災予防についても、防火に係る一般家庭査察や各事業所における立入検査を毎年全ての世帯、事業所を対象に実施するなど、他市町にはない独自の取組も数多く行っております。今すぐ広域化を進める考えはございませんが、将来的な管轄人口の減少や消防本部の体制維持の状況、さらに国や道の指導や助言の中で、広域化を見極めなければならないと考えております。当面、現在も取り組んでいる訓練の共同実施や消防施設の共同運用など、管内における連携─ 88 ─と協力体制を図りながら、市民の財産と生命を守ることを第一優先に消防行政を進めてまいります。⑥番目、2期目に当たって、市民への公約についてでございます。2期目に向けて、新型コロナウイルスの5類移行から社会経済活動が戻ってまいりましたが、エネルギーや原材料価格の高騰などにより、市民生活を初め中小企業を取り巻く環境は厳しい状況であります。そのような状況にあっても市民生活の安定と安全を第一優先に考え、市政を担わせていただく所存であります。1期目の政策については、引き続き進めるとともに、今後、重要政策として位置づけておりますのは、再生可能エネルギー基地構想でございます。本市の基幹産業である石炭産業は、明治24年に空知炭礦が石炭を採掘し始め、130年以上がたちました。二酸化炭素削減のあおりを受け、北海道電力砂川火力発電所が2027年3月に廃止となることで、歌志内の石炭産業が歴史に幕を閉じることになります。今後、露頭炭採掘跡地は緑化事業として進められる予定でございますが、広大な面積を持ち、再生可能エネルギーとしてのポテンシャルが非常に期待されます。石炭から再生可能エネルギーとして、跡地が活用され、事業化につながるよう、土地所有者であります空知炭礦株式会社様とともに、その可能性について調査研究をし、新たな産業創出と脱炭素化に努めてまいりたいと考えております。さらに、子育て支援と人口減少対策として、移住定住に係る助成事業や、子育て世帯の経済的負担軽減の継続、住宅改修事業にエアコン設備改修を対象として、高齢者の熱中症を防ぐなど、健幸寿命の延伸に寄与する助成事業の検討を行ってまいります。また、人口減少による今後のまちづくりといたしましては、土木系インフラと建築系インフラを含め、人口規模にふさわしい施設の更新や新設に取り組むなど、維持管理費の縮減に努めてまいります。文化・芸術といたしましては、歌志内市で活躍されていた方や、現在活躍されている方の作品について、市民や観光客にも観ていただき、既存観光施設とともに歌志内の魅力を発信できるよう検討してまいります。最後に、持続可能な行政運営についてでございますが、地方交付税が大宗を占める状況でございますが、引き続き安定的な行財政運営に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 教育次長 鈴木将一
私の方から、件名2の①と③について御答弁させていただきます。まず、①につきまして、教育委員会としては、修繕に莫大な経費がかかること、さらに、その経費を回収するだけの事業展開を描くことが困難であったため、やむなく一部部材を残しての解体との答えを出しておりました。しかし、本施設を残せないかとの御意見が出てきましたので、改めて慎重に検討を重ね、当初どおり一部部材を残しての解体か、もしくは存続するか、結論を出したいと考えております。なお、アンケート調査の実施を考えており、さきの行政常任委員会で質問内容や対象者について御説明いたしましたが、各種御意見を賜りましたので、改めて検討することとしております。回収率につきましては、できる限り高くなるよう工夫してまいります。なお、これら準備が整い次第、行政常任委員会に報告の上、実施したいと考えております。続きまして、③でございます。─ 89 ─現所有者の意向に可能な限り沿うよう前向きに検討しております。また、現所有者の作品や収蔵品に加え、市に寄附していただいた作品を含め、展示する環境づくり等、今後具体的な対応策を検討していきたいと考えております。
答弁 産業課長 東所勝則(産業課長は2024年9月まで)
私からは、件名の2の②炭鉄港の参加の在り方について御答弁申し上げます。炭鉄港の参加の在り方についてでございますが、去る6月26日、「令和6年度第1回炭鉄港推進協議会」の書面会議において、当市が正式に同協議会への入会が承認されたところでございます。同協議会は、日本の近代化を支えた空知の石炭、室蘭の鉄鋼、小樽の港湾、これらを結ぶ鉄道を舞台に繰り広げられた炭鉄港のストーリーを次世代へつなぐとともに、現存する多くの産業遺産を生かした観光振興などによる、地域経済への波及効果を高めることなど、炭鉄港のブランド力を高めていくことを目的として、平成30年7月に設立されました。市といたしましては、この趣旨に基づき、現存する産業遺産を生かした観光振興により、地域経済の活性化、交流人口の増加につなげることはもとより、石炭産業により発展してきた当市の歴史、文化を次世代に伝える、つないでいくための教育資源としての活用も図りながら、当市の魅力向上により、地域活性化の起爆剤の一つとして進めていく考えであります。今後、同推進協議会やNPO法人炭鉱の記憶推進事業団とも連携を図りながら、日本遺産における構成文化財の登録申請を進め、炭鉄港にちなんだ食、ガイドツアー、グッズの開発、イベント開催など、来年度に向けた必要な予算を計上することとしております。以上であります。
質問 5番 川野敏夫
ありがとうございました。こもれびの杜記念館ですけれども、慎重に考えて、一旦は解体の費用を調査するという説明を受けたのですけれども、その後、残してはどうかという考えも尊重してということでしょうけれども、十分検討して、その都度、流れをまた、委員会でなくても結構ですけれども、いろいろなときに報告をしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。炭鉄港についても、今加入している市町でも、あまり深入りするなというような意見もあるようなので、その辺も考慮しながら、ただ、炭鉱の卒業生としては、いろいろ施設を残してもらうのが非常にうれしいのですけれども、その辺で負担にならないような予算の立て方をお願いしたいと思います。大正館、何とか彼の目の黒いうちに結論を出して、やっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。市長にいろいろ聞きました。16日の事務所の開所のときには、改めてるる公約というのがあると思うのですけれども、私、先走って聞いてしまったのでちょっと申し訳ないのですけれども、皆さん思っていることが大体載せてくれそうだという感じがしますので。というのは、昨日の一般質問の中でも、高齢者住宅の住環境を見てやれないかとか、ないしは、市民全体に、言葉で言ったかどうか分からないけれども、商品券なんかを配れるような段取りも、生活支援できないのかとか、ないしは観光施設のための補助金なのか、そういう交付も考えてくれないかみたいな、何とかその辺も公約に入ってもらいたいみたいな、昨日の話もあったのですけれども、別に公約でなくても、そういう方向に進んでいきたいという意味に取れる答弁がありましたので、これ以上の再質は本当は必要ないのですけれども、少しだけ質問─ 90 ─させていただきたいと思います。柴田市長、私とは町内会連合会の会議から始まって、もう大方30年ぐらいになります。それでその間、本当はこれが持ち味なのかもしれないのですけれども、ほかからの意見を聞いて、同調し過ぎる面があるのではないかと思うのですけれども、その辺、反省にもならないのですけれども、その辺、自身の思いは、そういうことはないということなのか、なんか私が見ていて、そっちの声は聞かなくても、自分の思ったことを進めてくれればいいのにというのがちょこちょこと見られるのですけれども、その辺の自身の思いはどうなのでしょうね。
答弁 市長 柴田一孔
基本、民主主義ということなので、多くの皆さんの声を聞いて、そこで何に力点を置くかということでやっておりますけれども、たくさんの優秀な副市長以下課長もいらっしゃいますので、その中でこれはこうではないかということで議論を深めて、そして予算化するということでございますので、先ほどもいろいろ御意見をいただきましたけれども、これについても十分見極めて、妥当性があるかということで対応していきたいと思っております。
質問 5番 川野敏夫
前段に少し車の両輪の話をしました。ここ1年半ぐらい、両輪のバランスというか、意思の疎通がちょっとずれているかなという感じを受けます。私だけではないと思うのですけれども。これにかこつけてというような話ではないのですけれども、現在、議会事務局と監査事務局が兼務で職員配置されています。それが原因かどうかというのは定かではないのですけれども、これも原因の一つになるのかなと。人員の配置についてはかなり苦慮されているのは分かりますけれども、その辺、私の思い過ごしか、その辺の考え方はどうなのでしょうね。
答弁 副市長 平間靖人(副市長は2024年9月まで)
市長選挙についてという件名の中で、機構の部分ということで私のほうでお話しさせていただきますと、それぞれ市町の人口規模だとか、いろいろな課題等、そういったものをいろいろ考慮し、一度といいますか、議会と監査委員事務局というものを統合させていただいた。そこで必要な人員は配置したつもりではございますけれども、やはりそれぞれの職員のほうからも、いろいろと大変な部分があると。実際に監査につきましては、行政課題が多岐にわたっている中で審査、それらをより充実させなければならないということでの必要性について、私のほうに御意見をいただいたりしております。今回、二つを一つにしたということでございますけれども、先ほど市長の答弁にありましたように、改めて組織機構の見直しというものにも着手しなければならないと思っておりますので、その中の検討課題の一つと捉えているところでございます。
質問 5番 川野敏夫
部局内ではいろいろ体制を整えつつあるのでしょうけれども、それによって、議会側との疎通が悪いというのか、滞っていると感じるところが少しありますので、その辺、部局内で調整がつくのかどうか分からないですけれども、その辺の扱いを、この選挙に向けて考えていただきたいと思います。答弁の中で、教育委員会に対する答弁をいただきました。これから児童館等一元化施設に向けていくということで、当然それに賛成して進んでもらっているのですけれども、その件に関しても織田教育長にちょっとお願いがあります。先ほど両輪の話もしましたけれども、教育委員会と議会ともちょっとかみ合わないところが─ 91 ─あるのかなと。一番驚いたのが、教職員住宅の建設というのも本当に突然に伺いました。聞くところによると、かなり前から予定が立っていて、結果的に補助金がついたから今回提案しますということだったのですけれども、その前段のときに、市長からいろいろ教育委員会に対する考え方を聞いていますので、教育委員会も議会へ親切に対応してもらいたいなと。いろいろさっきのこもれびのこともあっただろうし、そういうこともあって、この後、校長宅の建設も予定しているということもありますけれども、それについての話も、予定していますだけで、どの程度進んでいるのか、全然教育委員会からの報告は、報告まではいかないのかもしれませんが、ありません。教育長自体が、学校教育ですとか社会教育だとか、これは恐らくプロだと思うのですけれども、もうちょっと議会対応もプロになっていただきたいと思いますけれども、それに対してはいかがですか。
答弁 教育長 織田靖雄
川野議員からの御指摘本当にありがとうございます。何分行政に入って、議会の皆さん、議員の皆さんとお話しすることというのは本当にこの機会が初めてでございます。そういう面では、私の勉強不足、それから、どういうような形で橋渡しをしていいのか、どうやって職員を使っていいのかというところでの、本当に私の力なさのいたすところではないのかと思っております。従来、学校現場にいたときには、報連相は確実に行うと。これは職員にも重々お話をさせていただいたこともあります。そういう部分で、私が教育委員会の長となったときに、それをどうやって下部職員のほうに、そしてまた、市長部局のほうに伝えていいかというところは、なかなか推しはかれないものがございまして、皆さんに御迷惑をかけたところでございます。今、御指摘もいただきましたし、市長が2期目として、これから推進していくまちづくりにぜひとも、私もまだ残り1年ございますので、その部分で協力をしていきたいと思っております。そういった意味で、これからは、いわゆる教育委員会の情報といいますか、我々が今何を取り組んで、どういうふうにやっているのかという進捗も含めまして、随時何らかの形で皆さんにお答えできればと思っております。この面に関してはお約束をさせていただきたいと思いますので、今後、御指導・御鞭撻いただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
質問 5番 川野敏夫
教育長が申していますので、議員の方々もいろいろ教育長に相談をするように努めますので、よろしくお願いしたいと思います。市立病院に関する考え方なのですけれども、公立病院の経営強化プランというのが推進されるという答弁がございました。市立病院に関しては、医師の体制ですとか、その辺も安定はしてきていると思います。一番応援したいのはリハビリ科の創設、このプランの中に入っているのかどうか分からないですけれども、その辺の進捗はどの程度なのか教えていただきたいと思います。
答弁 市立病院事務長 山岸康治
リハビリの再開に向けた進捗状況でございますが、現在、理学療法士の募集を行っておりまして、数名の方から職務内容についての問い合わせがありまして、実際、病院の見学をしたいという方がいらっしゃいまして、病院を見た経過もございます。募集期間は9月20日頃にしておりますので、締め切り後、試験をして、10月頃には内─ 92 ─定を出したいと思っておりまして、その後に、その方の意見も聞きながら、必要な医療機材などについて最終的に決定して、来年4月の再開を目指したいと思っているところでございます。
質問 5番 川野敏夫
安定的な病院経営を目指すというふうに市長もおっしゃっていますので、その辺の御協力をよろしくお願いしたいと思います。消防本部の広域化ということは避けて通れないという話を前段から伺いました。今回は、4月1日には間に合わなかったということなのですけれども、この後、今の体制で不満はないのですけれども、ゆくゆくは自賄いというのができるのかどうかも含めて、消防長の考え方も聞いておきたいと思いますので、よろしくお願いします。
答弁 消防長 神邦広(消防長は2025年3月まで)
消防の見解ということでございますけれども、市長の答弁にもありましたとおり、今現在、消防体制的に救急車2台体制ということで、人口規模、面積のスケールメリットを考えますと、手前みそですけれども、大変恵まれた状況にあるのかと考えています。しかしながら、今後、管轄人口の減少は避けられないものとなっておりますので、現在の体制が維持できなければ、広域化は仕方がないような状況だと考えております。
質問 5番 川野敏夫
分かりました。大分前から大丈夫なのかということは、人口的にも考えておりましたけれども、それでも、拙速にやる必要はもちろんないと思いますので、今の体制を維持しながら、何とかこの体制が、今のところベストだと思いますので、共同でやらなければならないこともだんだん増えてくるのでしょうけれども、今の体制を維持して、市民の生命と財産を守る消防であってもらいたいと思います。市長の公約を伺いました。基幹産業の廃止になるということは2年前ぐらいから皆さん承知で、いろいろ対策も考えなければならないと位置づけられるでしょうね、再生可能エネルギーのほうに移行する。だんだんそっちのほうの情報も入ってきているのですけれども、それだけで、今の空知炭礦関連の従業員が全員雇用できるのかというと、恐らくそうではないと思うのです。復元その他で2年か3年はあろうかと思いますけれども、その後、何とか基幹産業として何を目指すかというのが、先ほど来少しずつ言っている歌志内の観光を少しスピードアップしてレベルを上げてもらってというお話がしたいなと。それで、昨日の話にもあったのですけれども、観光産業に少し応援できる手段はないかというのを公約というか、そういう手立てを考えてもらえないかなと。まずは、石炭産業に代わる産業として、多分観光産業だと、若干雇用の維持はできるのかなと思うので、そういう補助、助成の体制は何とか取れないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。
答弁 市長 柴田一孔
雇用対策ということも含めての考えではないかと思います。まず、空知炭礦の露頭跡地での再生可能エネルギーの展開でございますけれども、広大な土地がそのまま残るということで、北海道は、地熱以外はナンバーワンの能力があるということで、今現在、風力調査をやっておりまして、大体4(m/s)前後ぐらいの風力があるということなのですが、それではちょっと足りない部分もあるのかという中で、太陽光も含めてのハイブリッドの再生可能エネルギーということでございます。─ 93 ─再生可能エネルギーがもし、空知炭礦で管理している面積が1,000数百ヘクタールあるということでございますので、その中でどれぐらいの対応ができるのかということでございます。砂川の火力発電所の3号機、4号機が12.5万キロワットで25万でございまして、北海道電力の目標は2030年まで30万キロワットということで、再生エネルギーを目指しておりますので、そこからどういうふうに対応できるのかと。そこで、太陽光にしても再生エネルギーでどれぐらいの雇用が生まれるのかと。また、それを蓄電しなければならないので、そういう施設もできるとなれば、そこでどうなのかということ、ちょっと未知数の部分はございますけれども、やはり空知炭礦から再生可能エネルギーになって、そこで働く場所が確保できればいいのかなと考えておりまして、空知炭礦もそういう考えの下、一緒に手を取り合いながら進めていきましょうというお話をしているところでございます。また、観光産業につきましては、本当に川野議員が言うように、観光客を取り入れて、歌志内の産業に結びつけていくということは非常に重要かと思っております。インバウンドの回復も月当たり300万人以上に増えておりますので、そういう意味では、日本も観光産業が主な産業にこれからもなっていくと思いますので、それについては明言して、例えば個別具体的に言うと、スキー場にこれだけ投資しますということを、そうなるとやはりいろいろな制度設計を考えなければならないと思いますので、全くやらないということではありませんけれども、どういう形がいいのかという、ほかの観光施設もございますので、そういったことも含めながら考えていくということで、公約で掲げて強力的にやりたいのは山々でございますけれども、やっぱり補助をするなり、事業支援をするということは、やはり議会の皆さんにも相談しながらやらなければならないと思いますので、そこの部分だけは慎重に進めていかなければならないかと思っております。
質問 5番 川野敏夫
慎重に進めましょう。最後に、文化・芸術としても、観光客を増やすために検討していただけるということで、大正館のほかにも炭鉄港に含まれるのも、こもれびの杜に含まれるのも、それぞれ観光の役に立つのかなと思いますので、今後、議会に対する提案がどういうふうに出てくるのか分からないですけれども、その辺の魅力を発信できるようにしていただきたいと思います。いろいろ細かく聞こうと思ったのですけれども、細かく答弁していただいたので、私の質問はこれで終わりますけれども、最後に、お礼を言いたいと思います。今年も盆踊り、無事に楽しく終わりました。おかげさまで、ありがとうございます。来年も続けてやれるように頑張りたいと。できれば予算もつけていただければ有り難いと思います。これで、質問を終わります。ありがとうございました。