歌志内市議会 平成24年第3回定例会 2012年9月13日
(1)空き家対策について/(2)いじめ問題について/(3)行政への届け出書類・各種証明書請求について/(4)防災対策について
2012年9月13日、歌志内市議会の一般質問で、湯浅礼子議員が「空き家対策について」「いじめ問題について」「行政への届け出書類・各種証明書請求について」「防災対策について」について質問し、市民課長 松井敬道、建設課長 柴田一孔、財政課長 森脇正志、総務課長 岩﨑雄逸、教育次長 小玉和彦が答弁しました。
- 質問者
- 湯浅礼子 議員
- 答弁者
- 市民課長 松井敬道、建設課長 柴田一孔、財政課長 森脇正志、総務課長 岩﨑雄逸、教育次長 小玉和彦
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 湯浅礼子
皆様、おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。最初に、泉谷市長、一番大変な時期、この8年間、健康状態も優れない中、歌志内のために頑張っていただきまして、本当にありがとうございました。最近、ようやく市長室に気軽にお邪魔できるようになりましたのに、残念な気持ちでいっぱいでございます。本当に御苦労さまでございました。まことにありがとうございました。それでは、本題に入らせていただきます。本日の質問は4件でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。大変な時代だからこそ、市民が安心して暮らせるまちづくり、人口減少歯どめのためにも、住みやすいまちの景観を大事にする空き家対策、空き家の活用が最重要課題になってまいりました。全国的にも空き家対策条例化が進み、新聞報道、NHKでは空き家対策ドキュメント番組も組まれ放映されました。6月定例会におきまして、この空き家対策について質問、問題提起をさせていただきました。件名1、空き家対策について。①の質問、6月定例議会後、行政当局でどれだけ条例制定化に向けた調査・研究が進められたのかお伺いしたいと思います。②の質問、先般、答弁いただきました一般住宅197戸、空き家などの状況、実態調査をされたと思いますが、空き家の利用が可能であるのかどうか、どこまで把握しているのか、廃屋状態にあるのは何軒あり、危険箇所は何カ所あるのか伺いたいと思います。③でございます。当市において、固定資産税が納められていない空き家は何軒か。所有者不明の住宅や、所有者死亡で相続人に資力がない場合、またその他、権利関係の問題等で解決まで至らなく、結果としてそのまま放置されているケースは何軒あり、このような場合はどう処理するのかお伺いしたいと思います。④でございます。市民の皆様から空き家の苦情などに寄せられ、市民相談などを受けた場合、行政は何を基準にどのような対処をされているのか、具体的にお聞きしたいと思います。⑤でございます。空き家、空き店舗の有効活用について、行政の考えを伺いたい。⑥でございます。空き家などの管理についての市の基本的な考えをお聞かせください。また、今後どのように対策を講じていくかお考えでしょうか、お聞きしたいと思います。2件目、いじめ問題についてでございます。同級生からいじめを受けていた大津市中学2年の男子生徒が、昨年10月に飛び降り自殺した問題は、滋賀県警が市教育委員会と学校を家宅捜索、異例の強制捜査に踏み切る事態にまで発展し、捜査が子供たちに与える影響も大変心配されました。2000年発表されました教育提言の中で、いじめ問題について大人社会のモラルハザード、すなわち倫理の欠如や悪への無関心、冷笑主義が子供たちの心に陰を落としていることを指摘しております。さらに、従来の社会のための教育から、教育のための社会へ転換していくべきであると、今こそ学校と家庭と地域が協力して子供を取り巻く教育環境を最善のものとしていく必要があることを訴えております。①の質問でございます。文部科学大臣の談話の中に、いじめは決して許されないことです─ 3 ─が、どの学校でもどの子供にも起こり得るものであり、その兆候をいち早く把握し、迅速に対応しなければなりませんとありますが、このことをどのように受けとめ、対応してこられたのか伺いたいと思います。②でございます。子供教育についてよく耳にする言葉であります。それは、学校・家庭・地域が一体となり健全な子供をつくらなければならないという言葉です。大人自身の苦しくても真剣な自分の生きざまを子供に見せながら、それぞれの立場、持ち場で連携を強くしなければならないと思います。そこで質問をいたします。現在、教育委員会が把握している過去7年間のいじめの件数、把握の方法及び調査内容、結果などについて伺いたいと思います。③でございます。いじめの本質をどのようにとらえておりますか。④どうすれば、いじめは防げると思いますか。⑤でございます。大津市のいじめ問題がクローズアップされてから、24時間いじめ相談ダイヤルへの相談件数が急増していると聞きますが、学校や教育委員会への相談など、状況はどうでしょうか。件名3、行政への届け出書類・各種証明書請求についてでございます。コンビニにおける証明書の交付が、現在、一部の自治体で実施されておりますが、当市は高齢化が進み、年度末、公営住宅の家賃評価の年間収入申告のため、行政に赴くことに対して高齢者の皆様から多くの相談をいただいております。①としまして、届け出書類の提出に、例えば中村中央団地内にあります町内会館、もとの支所でございます、出張機関を設けていただけないでしょうか。2日から3日でもよいと思います。最悪の場合、1日でもとの切実な多くの声の市民相談をいただいております。その他の町内会の状況も、あわせて伺いたいと思います。②でございます。歌志内は商店街の衰退で、いわゆる買い物難民と呼ばれる住民層が増加する中で、地方におけるコンビニは、都市部のコンビニと比べた場合、その存在感が大きく異なります。若い方は、近隣の砂川、滝川などに多く勤務されておられ、仕事帰りに地方のコンビニで印鑑証明、住民票などをとることができ、大好評のようでございます。将来的に、コンビニにおける証明書の交付についての行政の考え方を伺いたいと思います。件名4でございます。昨日、ほかの議員の皆様方からの質問で大体理解いたしましたが、通告どおり質問させていただきます。平成24年度市政懇談会が8箇所の地域で行われました。①としまして、今回の市政懇談会には地域別にどのくらい市民が集い、意見交換されましたか。②としまして、市民の皆様から、どのような御意見・御要望が聞かれましたか。③としまして、町内ごとの防災・避難所の見直し・防災マップ作成などの意見交換がありましたが、歌志内市全般にわたっての防災減災総点検の状況を伺いたいと思います。④としまして、歌志内において4月24日、想定外の土砂災害が発生しましたが、あの緊迫した中での行政としての対応など、災害の市民への周知の方法、災害対策の指示系統などについて、今後の災害への反省点も含めて対応策を伺いたいと思います。⑤としまして、風水害対策、河川・水路の整備についても伺いたい。⑥としまして、子供たちに学校での本格的な避難訓練・全市民挙げての避難訓練を行う考えがあるのかどうかお伺いしたいと思います。⑦としまして、東日本大震災以降、地域の防災力を高めることは、市民の命を守るためには─ 4 ─最優先課題と叫ばれております。当市における橋、道路、河川、公共施設、町内会館も含めて耐用年数などの総点検を早急にお願いしたいがいかがでしょうか。特に、社会資本(インフラ)は耐用年数50年から60年と認識しております。⑧としまして、災害に強いまちづくりの対策はどのようなものがあるのか伺いたいと思います。以上、4件の質問でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
質問 3番 湯浅礼子
⑤としまして、空き家問題に限らず、さまざま市民相談など、過去年間に何件受理され、皆様の要望、相談、苦情などに対応してこられたのか伺いたいと思います。大変失礼いたしました。
答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)
私からは、件名の1、空き家対策についての①、④、⑤と件名の3、行政への届け出書類・各証明書の請求についての②について御答弁申し上げます。件名の1の①、空き家対策の条例制定化についての御質問でございますが、近年、地方を中心に空き家が増加していることから、空き家対策のための条例を制定しているところがございますが、その多くは空き家が適正に管理されなかった場合に、勧告や氏名を公表するなど、所有者の責任において改善を求めるものにとどまっております。一部の自治体では、寄附を受けて公費で処理をしておりますが、これらは一定の条件に該当する危険家屋などに限定しなければ、一たん、家屋所有者のモラル低下を招きますと、多額の公費負担が必要になります。また、行政代執行は最後の手段であるとも言えますが、財産権の侵害につきましては、個人の権利を制限する不利益処分について、行政がその権限を行使することについて十分な対抗要件を用意しなければならず、その他にも代執行費用の回収などをクリアしなければならないことから、その執行が行われた例はほとんどないのが現状でございます。このため、条例等を制定している先進地の事例を十分検証・研究し、当市にはどのような形が一番ふさわしいのか慎重に検討する必要があると考えております。現状では、本年度も既に5件の実績があります家屋の解体除却への助成制度が実効性のある対策でありますので、さらにPRに努めてまいります。次に④、空き家についての市民相談等を受けた場合の対処についての御質問でございますが、市民相談として空き家に関する苦情が寄せられた場合は、初めに現地調査を行い、苦情内容の状況を確認いたします。次に、空き家といいましても財産権の問題がありますので、所有者や管理者を調査し、所有者等に苦情に対する対応を要請しております。次に⑤、空き家以外の市民相談の件数や対応についての御質問でございますが、苦情対応を含めました市民相談の件数につきましては、平成23年度は35件、24年度は8月末現在で26件であります。内容につきましては、23年度が動物に関する苦情相談が9件、動物の死骸に関する苦情相談が10件、ハチの巣に関する苦情相談が5件、建物に関する苦情相談が1─ 5 ─件、除雪に関する苦情相談が3件、生活相談が4件、商店に関する苦情が1件、ごみに関する苦情相談が2件であります。24年度につきましては、8月末現在の件数ですが、動物に関する苦情相談が4件、動物の死骸に関する苦情相談が8件、ハチの巣に関する苦情相談が5件、建物に関する苦情相談が2件、生活相談が1件、ごみに関する苦情相談が3件、害虫に関する苦情相談が1件、道路に関する苦情相談が1件、放置車両に関する苦情相談が1件であります。これらの相談等に対する対応といたしましてはさまざまでありまして、当課による直接対応や指導、他課及び関係機関への通報や要請、備品の貸し付け、専門業者の紹介、無料弁護士相談の活用、その他対処方法の助言などを行っております。次に、件名の3の②、コンビニにおける証明書の交付についての御質問でございますが、コンビニエンスストアにおいては、住民基本台帳カードを利用して住民票の写しや印鑑登録証明書を自動交付するサービスは平成22年2月から開始され、コンビニ交付サービスと言われております。コンビニ交付サービスにつきましては、本年8月1日現在で、全国で56団体、道内では音更町の1団体が実施しており、現在、このサービスを利用できるコンビニエンスストアは、セブンイレブンのうち専用の機械を置いている店舗のみとなっております。このサービスの利用により、市役所に来なくても勤務先近くのコンビニで住民票の写しがとれるなど、市民の利便性は向上いたしますが、一方で、多額の費用がかかります。このシステムを運用しております財団法人、地方自治情報センターの資料によりますと、当市の場合、機械購入や環境構築などの導入費用が約3,300万円、保守や負担金など維持管理費用が毎年400万円以上かかります。このため、一定のニーズはあると思いますが、市の財政状況や費用対効果を考えますと、現時点での導入は考えておりませんが、サービス内容の拡充や他の自治体の動向、各種経費の圧縮が図られるかなどを十分注視しながら、将来的な課題として調査、研究してまいります。以上でございます。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私からは、大きな1番の空き家対策についての②番、大きな3番の行政への届け出書類・各証明書請求についての①番、大きな4番の防災対策についての⑤番と⑦番につきまして御答弁申し上げます。最初に大きな1番の空き家対策についての②番でございます。空き家などの利用が可能かどうか把握しているのかどうか、廃屋状態にある空き家は何軒あるのかと、危険箇所は何カ所あるのかということでございます。御答弁申し上げます。6月の議会では、昨年12月の消防本部の査察で、人が住んでいないと判断される住宅を空き家としてとらえ、一般家庭197戸と報告させていただきました。現在まで、その空き家の住宅が利用可能かどうかについての調査は行っておりません。また、廃屋状態にある住宅については、廃屋の定義を決めていないことから断定的な判断にはなりませんが、屋根の崩落や壁損壊により住める見込みが極めて困難と判断をされる住宅は約20戸程度あるものと思われます。なお、危険と思われる箇所についての把握はしておりません。次、大きな3番の①番でございまして、出張機関を設けていただけないでしょうかということでございますが、御答弁申し上げます。市営住宅の家賃は、平成8年の法改正により、入居者の収入に応じて設定されるようになり─ 6 ─ました。この申告は、入居者の家賃を決定するため、毎年収入を申告していただく重要な手続でございます。収入申告は、市から郵送する申告書に必要事項を記載し、申請者が各機関から発行されている収入を証明する書類と一緒に提出しなければなりません。高齢者の方が市役所に来庁されなくても、年金受給証明や源泉徴収票の複写と申請書を一緒に封筒に入れ、郵送されても受付しております。また、所得を証明する証明書として所得証明が必要な場合があります。この場合にも、委任を受けた代理人が財政課に申請手続を行い、発行された証明書を申請書と一緒に住宅窓口に提出していただくことも可能でございます。市が各町内へ赴き、申告書を受理することについては考えておりません。大きな4番目の防災対策について、⑤番でございます。風水害対策、河川・水路の整備についてでございます。⑦番は、東日本大震災以降の当市における公共施設等の総点検の早急に点検をしてお願いしたいがいかがかということにつきまして、一括して御答弁申し上げます。⑤につきましては、風水害対策として、河川や水路の整備は日常的なパトロールの中で、修繕等を要する場合には局所的に修繕を行っております。なお、状態によっては調査設計を行い、新規に予算化を図り整備を行うことになります。また、本年度は文珠地区、神威地区、本町地区において治山工事や排水工事を行っております。⑦につきましては、公共施設として、建築物や橋りょうについては管理台帳等で建設年次や耐用年数を把握しております。また、河川や道路については、それぞれの部材や施設での耐用年数がございます。なお、公的以外の町内会館については把握しておりません。公共施設等の点検については目視により行っており、耐用年数を迎えても現行法上問題のない施設は、長寿命化の視点に立ち延命化を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。
答弁 財政課長 森脇正志(財政課長は2014年3月まで)
私のほうからは、1番の空き家対策についての③固定資産税が納められていない空き家の軒数等について御回答申し上げます。空き家の中には、課税されている家屋と、建築後、相当年数がたち、課税標準額が免税点未満となり、非課税となっている家屋がありますが、納付状況から固定資産税が納められていない空き家の軒数までは把握できない状況です。所有者が死亡すれば、その家屋は相続され、一般的には相続登記がなされますが、未登記の場合につきましては、当市に届け出をしていただいております。課税されている家屋のうち、居所等不明、相続財産管理人未選定の空き家は現在4軒あり、一定期間公告をして書類の交付を有効なものとする公示送達という方法により処理をしております。以上です。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
私のほうからは、大きな1点目の空き家対策についての⑥と⑦、そして最後の4点目の防災対策についての①から④、⑥と⑧についてお答え申し上げます。初めに、空き家対策の⑥と⑦でございますが、一括してお答え申し上げます。個人が所有する空き家を市が直接活用することは困難でありますが、空き家の有効活用を目的として、市のホームページ等を活用し、空き家情報の提供を行うなど、有効活用が図られるよう空き家バンクなどシステムづくりについて研究してまいりたいと考えております。また、空き家などの管理につきましては、火災予防の観点から、適正な空き家の管理につい─ 7 ─て消防本部より実態を調査するとともに、不正な建築物や管理不全な空き家に対し指導を行う建築指導の観点などにより、空き家等の実態や所有者への指導を行っている状況であります。このため、空き家等は、地域の環境保全や防犯、ごみ等の不法投棄の誘発など、近隣住民の生命と財産に被害を与えるおそれがある重要な課題と認識しているところであります。本市においては、ますます高齢化や少子化が進むことにより、空き家がふえていくものと懸念されることから、解体除却を促進するため助成制度の充実を図るとともに、勧告や代執行等も備えた条例制定について、さらに調査、研究を進めたいと考えております。次に、大きな4点目の防災対策に入ります。初めに①でございます。市内8カ所で開催し、計124名の参加をいただきました。会場別では、上歌新栄地区集会場14名、公民館8名、歌神地区集会所21名、老人福祉センター16名、中村生活館18名、文珠第一町内会館10名、しらかば町内会館19名、文珠第三町内会館18名となっております。次に、②でございます。地区別市政懇談会における主な意見、要望等につきましては、各町内会、自治会で抱えている課題や要望、意見などを事前に提出していただくとともに、当日、参加者から直接要望や御意見等をお聞きしております。その主な意見、要望等といたしましては、市民生活に直結するものが多く、市営住宅の改善、改修や道路の除排雪の改善などであります。これらの要望等につきましては、早急に現地確認を行い、対応できるものは即時対応しており、予算が必要なものにつきましては、各所管においてその対応を検討し、予算計上の上取り組むこととしております。また、三件の行政情報についてですが、1件目は歌志内市公営住宅等長寿命化計画に関して、平成32年度までの計画を説明してまいりました。2件目は、第5次歌志内市基本構想基本計画の見直しについて、これまでの取り組みと今後の見直しの考え方について説明を行いましたが、事業の優先順位や当面の課題、今後取り組む事業などについて示してほしいなどの御意見をいただきました。3件目は、チロルの湯の運営状況に関する説明を行いましたが、市民の皆さんの関心も高く、多くの御意見をいただきました。接遇等の面では、従業員の接客マナーの改善や施設改修については必要な箇所の早期改修への要望、また経営の面では、アリーナの使用停止を含む施設縮小の検討、もっとPRすべき、他の温泉施設等との連携やトイレつきのツインの部屋への改修など、ソフト面でのレベルアップを図りながら施設や設備などハード面の改修等を行いながら、経営を存続すべきという意見が多かったところであります。なお、市広報車による地区内でのお知らせについて要望があったことから、より多くの方に懇談会に参加していただくため、8月30日開催の中村地区から実施したところであります。さらには、行政からの情報提供に関し、資料の事前配付、わかりやすい資料などの要望がありましたので、今後の開催に向け改善に努めてまいりたいと考えております。次に、③でございます。総点検につきましては、現在、国会に法案が提出されているほか、一部地域で取り組みの事例がありますが、本市におきましては、耐震改修促進計画や公営住宅等長寿命化計画等の策定以外では改めての設備点検などは行っておりません。国において、従来の防災行政の見直しを進めている現状を踏まえ、本市といたしましても、国や道の施策に基づき、あるいは準じながら総合的な防災、減災対策を推進してまいりたいと考えております。続いて④でございます。本市における災害時の周知方法は、消防本部の有線放送と公用車による放送となりますが、近年は高額な防災無線のほか、一般の携帯電話サービスなどさまざま─ 8 ─な手段が提供され始めておりますことから、維持費用なども考えながら新たな手法の導入を検討しております。行政対策の指示、系統につきましては、人事異動にあわせて本部体制を見直すなどしておりますが、4月の土砂災害では、迅速な避難誘導と応急対策の一方、反省すべき点として、情報の集約や公表などにおくれが見られましたことから、減少する職員数に合わせた本部体制の見直しを図るとともに、突発的な事態に対応できるよう工夫してまいります。次に⑥でございます。初めに、学校での避難訓練につきましては、小学校では毎年5月と12月の2回、中学校では毎年6月の1回、消防訓練として火災、地震に備えるための訓練が実施されております。次に、全市民挙げての訓練につきましては、津波被害を想定した沿岸部と異なり、本市の地域特性を踏まえますと、発生の可能性が高い土砂災害や水害に備える必要性があること。また、具体的な想定のもとで訓練することが効果的なことから、これまで東光地区などで実施したような地域ごとの訓練を充実させることが望ましいと考えており、避難を目的とした全市での訓練は検討しておりません。最後に⑧でございます。阪神淡路大震災や東日本大震災など、大規模災害の教訓に学び、災害に強いまちづくりを実現するためには、総合的な防災力の強化が重要とされております。これは、自分の命は自分で守るという考え方に基づく自助、さらには災害直後の救出や救護など住民がともに助け合う共助、老朽化した橋や道路などの社会資本の整備を行政が主体となって進める公助、これらがバランスよくその機能が発揮されるよう、日ごろからそれぞれが備えを実践していく必要があると考えております。このため、市といたしましては、社会資本の点検を始め、その維持、補修を計画的に進めるとともに、防災教育や防災に対する意識啓発を進めて、避難訓練などに積極的に取り組むため、具体的な施策につきましては、毎年度の市政執行方針などにより明らかにしてまいります。以上でございます。
答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)
私からは、件名2のいじめ問題について、①から⑤を御答弁いたします。①の文部科学大臣の談話をどのように受けとめて対応してきたのかということでございます。まさに文部科学大臣の談話のとおり、いじめは決して許されないことであり、どの学校でもどの子供にも起こり得るものであり、その兆候をいち早く把握し、迅速に対応しなければならないと感じております。教育委員会としては、学校に対し、日常において決していじめの兆候を見逃すことがないよう、また、いじめを把握した場合、速やかに報告するよう指導しております。いじめを特に最重要課題と受けとめ、定期的に校長会を開き、対策や現状報告、いじめ情報交換を行っております。また、空知教育局とも連携をとりながら、いじめに対する情報交換や適切な対応についての協議を行っております。児童生徒の生命、または身体の安全が脅かされることがないよう、学校、教育委員会、北海道教育委員会などの関係機関が一丸となって取り組む必要があると考えます。次に、②の過去7年間のいじめの件数、把握の方法及び調査内容、結果でございます。 いじめとして正式に学校から報告を受けている件数は、過去7年間で平成23年度の1件であります。しかし、文部科学省が毎年実施している調査へ教育委員会が報告した、単なるからかい─ 9 ─なども含めたいじめの認知件数は、平成17年度から平成23年度までの7年間で23件となっております。いじめの把握については、いじめの有無や態様、いじめの目撃などについて、平成23年度は小学校で年2回、中学校で年4回のアンケート調査を実施し、これに加えて個別面談など定期的に児童生徒から直接状況を聞く機会を設けて、状況把握を十分に行った上で認知することとしております。7年間で認知されたいじめについては、すべて年度内で解消しており、内容によっては解消後も定期的に指導を行い、継続支援したケースもあります。次に、③のいじめの本質でございますけれども、いじめとは一定の人間関係のある者から心理的・物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているものをいい、いじめられた児童生徒の立場に立って判断すべきとされております。いじめは、人間がともに生きる中には必ず存在するものであり、特に成長過程にある小中学生の精神的に不安定な発達段階において起こりやすいことを念頭に、ふだんからいじめは生活の中に存在していると心がけてとらえていくことが重要だと考えております。④のどうすればいじめは防げるかということでございます。いじめは、人間の本質的な一部分として存在しているため、いじめを完全に防ぐということは永遠の課題とも言えます。学校では未成熟な人間である児童生徒に対してさまざまな教育手法を用いて、生きる力を育むための手助けを行っております。また、学校職員もいじめの日常指導法や早期発見など、いち早く解決するための研修を行っており、永遠の課題ではありますが、常に全力で取り組んでおります。⑤の24時間いじめ相談ダイヤルの関係で、学校教育委員会の相談の状況はどうかということでございます。北海道教育委員会では、24時間体制でいじめ相談電話を設置しており、児童生徒に電話番号やメールアドレスの啓発用パンフレットを配付しております。空知教育局や教育委員会、中学校においても教育相談を受け付けており、相談員や職員が対応することとしております。本市においても、心の教室相談員を学校と教育委員会で実施、実践しており、教職員と相談員の連携により不登校、いじめなど、心のケアをしております。また、いじめに限らず、電話による相談を受け付けておりますが、いじめ以外で過去に数件、教育委員会において受け付けた実績があります。以上でございます。
質問 3番 湯浅礼子
どうもありがとうございました。1件目の空き家問題なのですけれども、5月に歌志内じゅう、ちょっと見て歩きまして、また今回質問するということで、歌神地区を重点的に全部見てまいりました。そして、一番びっくりしましたのは、見えますでしょうか、神威岳のほうに行くところに、このような、もうたくさん空き家がありました。それから、あそこから下がってきましたところにまた1軒あったのですけれども、きっと住んでらっしゃらないので、いろいろなものを入れないようにしていたと思うのですが、板ははがれ、ドアはこのように開いて、動物は必ず入っている状況だと思います。それから、これは皆さんびっくりしませんでしょうか、見えますでしょうか。ここのうちの方から5月に相談を私は受けました。本当に狭い道路ですよね。そこの前に、自分の家の前に、一歩玄関を出ましたら目の前に空き家があるのです。この所有者もきちんと健在で、違う─ 10 ─方が、親戚の方が管理しているのですが、たびたび直してくださいと、もう本当に危険な状態ですからとお願いしているのにもかかわらず、5月に行った段階では、ここまではがれておりませんでした。屋根もちゃんとついておりまして、これで屋根が落ちてくるのかなと、ちょっとそのときは疑問に思ったのですが、11日の日に私が写しにいきましたから、5、6、7、8、9の間にこういう状態になったということです。もう本当にこの方が、5月に言われたときには、一番神経を使うのは、自分の孫が地方から遊びに来たときにけがをしないかということが一番私の頭にあるのですって。だから、来ると決まったときには徹底して見て回るのですということだったのです。これを見たときに、私だったら、何でもっと徹底的に行政に相談しなかったのですかと、そのように質問しますと、何回今までいろいろなことで相談に行っても、適切なそういうことで返ってきたことはないから私はあきらめておりましたと。湯浅さんが1軒1軒、こうやって訪ねてきてくださるので気軽にこうやって相談できたのですということを言われておりました。本当にこの問題は一刻を争う、市の行政の方も時々は見て回っているのではないかなと私は思うのですが、このことは御存じなかったでしょうか、どうでしょうか。歌神三区でございます。神威岳に行くときに通れなかった道ではなくて、今通れるような道になった、ぐるっとしたところの奥のほうでございます。
質問 3番 湯浅礼子
そうです。
質問 3番 湯浅礼子
トンネルのほうではなくて、反対側です。真っすぐではなくて曲がって。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
市内端から端まで、今と同じような状況の、まださらにつぶれてひどい住宅もございますけれども、すべて調査したつもりです。その中で、約20軒ほどという中に入っているかなと思います。ちょっとその部分だけ見ても全容がわからない部分がございますけれども、端から、文珠から上歌のほうまで調査はしております。それに対する苦情については、私ども建設部門の部分では来ておりませんけれども、ちょっと情報を、そういった危険で何とかしていただきたいという情報は来ていないものですから、ちょっと対応はしておりませんけれども、今後そういう住宅につきましては、本人を調査するなり、それは条例化が設定される、されないに関係なく、しなければならないと考えております。
質問 3番 湯浅礼子
たくさん写真は撮ってきたのですが、最初、玄関だけ見ますと正常で、まだ使える状態だなと。横を見ましたらこういうふうになっておりました。本当に、前と後ろでは全然違って、本当に家というのは傷むのだなと、人間が住んでいないとこんなにもひどくなるんだなということを今認識しておりまして、本当に行政まで足を運ばなくても困ってらっしゃる方はたくさんいるのではないかなと私はとらえております。それというのも、みんなたくさんいる中で足を運んでいって話をするというのは、私自体も初めて行政のほうの窓口に行くのにはどきどきいたしました。それが市民の偽らざる心境だと思うのです。ですから、本当にこういう意味でも、条例化対策というのは必要ではないかなというふうに私自身、今、強く思っているところです。それから、済みません、ちょっと小さいのですけれども、これは北門信用金庫の横のところです。皆さんよく御存じの。ここのところもひどいですよね。私思いますのは、まちの中、一─ 11 ─番本町地区というのはまちの中心でありまして、銀行、郵便局、公民館、消防本部、もうすべてそろっている中で、例えば公民館で行事がありましたら地方の方も足を運ばれる。幾ら歌志内は住みよいまちですよとPRに行ったとしましても、この状況を見たときに、果たして歌志内に来たいなというふうに私は思えないと思うのです。ですから、ここの物件についても、いろいろ私も調査させていただきまして、いろいろな面で難しい部分があるというふうに聞いております。さまざまな問題を解決するためには、やはり今、全国的に条例化されているというのはそこではないかなというふうに思うのですが、この件に関して、空き家対策の条例化に対してどのように考えてらっしゃるか、再度お聞きしたいと思います。
答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)
空き家の部分で、今ほどの北門さんの横の部分ということでございますが、危険家屋につきましては、条例化の前に法律のほうで対応できる部分があります。ですので、条例化をするまでもなく対応してまいりたいというふうに思いますが、先ほど議員さんおっしゃったように、なかなかその権利関係の部分とか、管財人の部分とか、ちょっと難しいものがありますので、条例とは別に、こういう危険家屋については対応してまいりたいというふうに考えています。
質問 3番 湯浅礼子
条例化に対する何かすごい、ちょっと待てよというプレッシャーというのか、そういうのが今ちょっと感じられるのですが、滝川でも、それから北海道でも、かなりの自治体が踏み切っております。これに対して、歌志内として本当に踏み込んでいけないというものは何かあるのでございましょうか。その点を伺いたいと思います。
答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)
条例化の部分につきましては、先ほど御答弁させていただきましたけれども、今、調査・研究しまして、空き家条例といいましてもいろいろな側面がありまして、危険家屋を目標にしているのか、環境なのか、そういう部分でつくり方とかそういうものが変わってきます。それで、危険な部分でございましたら、先ほど言いましたけれども、条例をつくるまでもなく、対応できる部分もあります。環境の部分ですと、どこまでやるかというのをある程度決めなければ、一回決めてしまうと多額の費用がかかるとかというふうになりますので、その部分はほかの自治体の部分、調査・研究して、歌志内としてどれが一番いいのか検討してまいりたいというふうに思っています。
質問 3番 湯浅礼子
先ほどの本町地区の銀行の横の部分ですけれども、本当にいろいろな問題を抱えて解決できない状態が何年続いているのでございましょうか。
答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)
今ほどの件でございますが、空き家になってから、ちょっとはっきりわからないですけれども20年以上なっていると思います。あと、実際に危険な部分というのは、これもちょっとはっきりわかりませんけれども、ここ数年かなというふうに思いま─ 12 ─す。それで、四、五年ぐらい前に、一度あそこの看板の部分がちょっとはがれてきまして、市民の方から危険だということでお話があったものですから、管財人の方に御連絡をして、その部分は費用もかからないものですから、市のほうで撤去していいですよということだったものですから、撤去した事例はあります。それ以降につきましては、ちょっと管理をしていないといいますか、把握しておりません。
質問 3番 湯浅礼子
それとあわせてなのですが、隣の、個人名を出してはいけないのでしょうけれども、あそこのところの看板も本当に危険な状態だということで市民相談に行ったそうでございます。再度また、私のところに相談を受けたのですが、消防の方でしていただいた部分だけでは、やはり本人は子供がいるものですから、あれではちょっと私は納得しないという状況で再度相談を受けました。それで、私も見まして、やはりこのままでは危険だなと。それから、一番お隣が感じているのは、向かいに所有者の方がいらっしゃるにも関わらず、地域をきれいにするという感覚が全くなくて、家全体に木がちょっと全部生えているのですが、秋になりますと落ち葉がすごくなって、それを整理するのはともかく、全部そのお隣の方が整理をしてやっていると。もう全然、自分がこの地域に住んでいて、まちをきれいにするという感覚がないのですという苦情もあわせていただいております。それも何回か言っているのですけれども、全然改善されないと。こういう場合はどうするのですかという質問をいただきました。それはどうでしょうか。
答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)
その部分につきましては、議員さんおっしゃったように、危険な部分につきましては、消防のほうで1回ロープといいますか、それで対処したのですけれども、現在もまだそのままになっております。それで、この方につきましては、他の課の部分のほうから話をして、本人には伝えているのですが、なかなか費用の部分が捻出できないということだったものですから、再度、本人に話をして、看板の外側ではなくて側だけとってもいいということであれば、それは市のほうで職員で対応しようかなというふうに思っております。
質問 3番 湯浅礼子
そのように積極的に、本当に市民が納得のいく、市民相談に行ってこういうふうになったなという、そういう行政のあり方になってもらいたいなというふうに私自身感じます。今の条例化の問題に対しましては、ちょっと消極的ですが、この問題をきちんと処理するためにも、何か委員会とかそういうのを設けて、本当に歌志内として条例化が必要なのか、必要でないのかという、そういう討議もしていただきたいなと思うのですか、いかがでございましょうか。
答弁 市民課長 松井敬道(市民課長は2014年3月まで)
委員会になるかどうかわかりませんけれども、横断的な部分でございますので、その部分については他課と協議をしてまいりたいというふうに思っております。
質問 3番 湯浅礼子
前向きの検討をよろしくお願いしたいと思います。私は、この問題は、解決するまで何回も質問をさせていただきたいと決意しておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。─ 13 ─ちょっと今回、私、質問数が多くなったものですから、本当にあとわずかとなってしまいました。それで、ちょっと時間がなくなりましたので、教育委員会の方からさまざまな、また、それからいろいろな角度からいろいろあったのですが、ちょっと重要なポイントだけ。高齢者の方からの相談でございました。行政まで足を運ぶのは大変だと。中央団地で本当に1日か、また二、三日でもというふうに御相談いただきました。地域の方からお伺いしますと、生活保護の給付は、あそこの町内会館を使って毎月されていると伺いました。そういうことを受けてやっていらっしゃるのにこれはできないかということは、どうなのでございましょうか。失礼しました、今のはちょっと飛びます。教育のほうは時間がないので、申しわけありません。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
住宅の収入申告ということを、このときにできないかという解釈になりますでしょうか。繰り返しになりますけれども、生活館に行かれるのも足を運ばなければならないということになろうかと思います。先ほど答弁させていただきましたが、いわゆる郵送でもいいですよということになっておりますので、郵送であれば、生活館に行くぐらいの労力かなと思いますので、当市で改めてその機会に、徴収の機会と一緒にやるということは、今のところ考えておりません。あくまでも郵送も受けますので、また代理人の方が申請されることも受け付けておりますので、そういうほうがいいのかなと思っております。
質問 3番 湯浅礼子
そのように行政の方は言われますが、高齢者の方は、近くに身内がいる場合はすぐ相談して書類的なことも全部聞けるのですが、一応、人に頼むということは、本当に負担なことでありまして、私自身も年金の問題とかいろいろな書類とか記入するときに、私の年代でさえもいろいろ研究して取り組まなければという部分があります。ましてや、本当に80代、90代になりますと、誰かの手をかりなければ、そういうふうな郵送に対してもできないという状況です。近くでやっていだたけると、本人が行って、直接わからないところを聞きながらできるというメリットを考えていただきまして、一地域だけども高齢者が集中しておりますので、できないかどうかという市民からの相談でございます。いかがでしょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
一地域ということになりますと、またいろいろ弊害もあるかなと思います。また、所得証明を必要とする場合もございますので、いろいろなケースがございまして、特化してその部分だけということもなかなか難しいのかなと思います。実現するかどうかわかりませんけれども、もっとやりやすい、申請しやすい工夫が必要なのかなと思いますので、こちらから赴いてということは、ここでは御答弁できませんけれども、いわゆる書類的に何か簡素化できることがないのかとか、そういった部分でちょっと検討してまいりたいと思います。
質問 3番 湯浅礼子
そういう部分は絶対必要だと思いますので、本当にしっかり対応していただきたい。特に書類的なものは、困っているという声がもうたくさん聞かれます。年齢がいくと書類づくりというのが本当に大変でございますので、その点、よろしくお願いいたします。私のミスで、ちょっとすごい時間的配分が、大事な部分は答えていただきましたが、ここの─ 14 ─部分はこの次、何かの機会にまた質問したいと思いますので、きょうのところはこれで終わらせていただきます。最後に、いじめ問題で、私の思いとして書いてきたところがありますので、そこだけちょっと読んで終わらせたいと思います。私の尊敬する師であります、その方が、教育提言を行いました。その中で、人間とは広い意味での教育によって人間であることのできる存在であるとすれば、人間がまことに成熟していくためのシステム、そのものが現在の我が国では機能不全に陥っているのではないでしょうか。その機能不全が、子供という最も弱く、かつ鋭敏な部分に集中的に噴出しているのであり、その意味では、子供は社会の鏡であるという古今の知恵は、我々が教育について考える際に絶対に忘れてはならない不足の鉄則なのですということで、作家の山田太一氏が、今必要なのは確信を装って、子供に徳を解くことではなく、迂遠でも大人が自分で多少ましだと考える生き方を何とか現実に生きて見せるしかないと思うと謙虚に語られていた言葉のことがちょっと引用されておりました。私自身もこのとおりだと思いますので、教育に携わる方は、今本当に大変な時代だと思いますが、全力で子供を守るために、あらゆる努力をしていただきたいということをお願いしまして、質問にかえさせていただきます。本当にありがとうございました。