歌志内市議会 平成24年第2回定例会 2012年6月14日
(1)防災対策について/(2)内部障害・内臓疾患の理解について/(3)空き家対策について/(4)旧小学校跡地について
2012年6月14日、歌志内市議会の一般質問で、湯浅礼子議員が「防災対策について」「内部障害・内臓疾患の理解について」「空き家対策について」「旧小学校跡地について」について質問し、教育次長 小玉和彦、保健福祉課長 虻川善智、消防長 西丸強、建設課長 柴田一孔、総務課長 岩﨑雄逸が答弁しました。
- 質問者
- 湯浅礼子 議員
- 答弁者
- 教育次長 小玉和彦、保健福祉課長 虻川善智、消防長 西丸強、建設課長 柴田一孔、総務課長 岩﨑雄逸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 3番 湯浅礼子
本日の質問は4件でございます。どうぞよろしくお願いいたします。4月24日、予想外の大きな土砂災害が起こりました。新築されたばかりの親愛の家施設近辺、文珠峠など、災害で避難された皆様を初め多くの方々が、一体どうなるのだろうと大変心配をいたしました。対策本部を立ち上げ、関係各位の皆様の奮闘に心から感謝申し上げますとともに、今回の災害でさらに防災対策には特に力を入れていかなければとの思いを強くしているところでございます。昨年、3月11日に発生しました東日本大震災では、震度5前後の揺れにとどまった学校施設にも甚大な被害がありました。被害の状況を見ますと、建物の柱など構造体だけでなく、天井や照明器具、外壁、内壁など、いわゆる非構造部材が崩落し、避難所として使用できないばかりか、児童生徒が大けがをする事故まで起きた例もありました。一般の会館ではお二人の方が亡くなられ、26名の重軽傷者が出るという痛ましい事故まで発生しております。地域の避難所となる学校施設は、児童生徒だけではなく、地域住民の命を守る防災拠点であり、安全性の確保、防災機能の強化は待ったなしの課題です。現在、学校施設の構造体の耐震化は鋭意進められております。しかし、それだけでは児童生徒、地域住民の命を守る対策としては不十分です。学校施設の耐震化とともに、天井や壁などの非構造部材の耐震化も早急に実施していく必要があると考えます。1件目の質問でございます。我が市の学校施設における非構造部材の耐震点検は実施しているのかお伺いしたいと思います。また、その耐震点検の結果、耐震対策が必要とされた学校はどの程度あり、それらへの対策はどうするのか、具体的にお答えいただきたい。2件目としまして、内部障がい・内臓疾患者への理解についてでございます。内部障がいとは、心臓機能、腎臓機能、呼吸器機能、膀胱または直腸機能、小腸機能、HIVウィルスによる免疫機能、これらの機能障がいを持たれる方を総称したものであります。身体障がい者にはさまざまな区分がありますが、この内部障がいという区分は余り認識されていないのが現状のようです。この内部障がい者の方たち、また身体障害者手帳の交付を受けることのできない内部障がい者の方たちは、外から見るだけでは障がいを持っていることを他人から理解されません。そして、そのことにより、列車の優先座席に座りづらい、気分が悪くても障がい者用トイレに入りづらい、駐車場障がい者用スペースに車をとめることに躊躇する等々、また、さまざまな場面で他人の手助けを得られないなど、社会生活の中で多くの弊害があるようでございます。現在、トイレや駐車場にある障がい者マークというのは、皆様御存じのように車いすのマークであります。内部障がい者、内臓疾患者らがみずから見えない障がいを広く理解してもらうために、NPO法人がハートプラスマークを作成、その普及に取り組んでおります。この内部障がい者、内臓疾患者に対する社会的理解の促進が必要と考えますが、いかがでしょうか。当市において、現在把握しておられる人数、市内における駐車場などのハート・プラスマーク、看板設置などの状況について伺いたいと思います。次に3件目、空き家対策についてでございます。13日、梶議員より空き家対策についての一般質問があり、状況は大体理解いたしましたが、通告どおり質問をさせていただきます。─ 93 ─近年、全国的に空き家が増加しており、防災防止上の観点からも問題になっております。さらに過疎化や本格的な少子高齢化、人口減少で一層空き家率が高くなることが予想されます。人が住まなくなった家は、年月がたてば柱などが腐り倒壊の危険度が増す上、昨年の豪雪は特に大きな問題を提起いたしました。そこで質問に入りますが、①としまして、当市において空き家はどの程度把握しているのでしょうか。②としまして、災害や防犯の観点から、空き家に対する相談など、どのようにしているのか伺いたいと思います。空き家問題の悩ましい点は、所有者の市有財産であるため、現行の法律ではあくまで所有者の管理責任にゆだねられており、近隣に迷惑状態になっていても第三者が勝手に解体や撤去などの処分ができないところです。あくまで所有者による状況改善を期待するしか手の打ちようがなく、一歩踏み込んだ対処はできておりません。場合によっては、条例など制定、整備する費用があると考えますが、市としての見解を伺いたいと思います。4件目、旧小学校の活用についてでございます。小学校の統合により、西小学校が閉校しました。文珠地区の中では、地域住民のシンボルとなっておりました。地域の新たな活性化の拠点として、地域を元気にすることが望まれております。市として、西小学校跡地の活用についての見解を伺いたいと思います。以上、4件の質問でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 教育次長 小玉和彦(教育次長は2014年3月まで)
件名1の防災対策についての①の学校施設における非構造部材の耐震点検の関係でございます。非構造部材の耐震点検につきましては、毎年文部科学省に対して状況報告を行っており、本市においては耐震点検をすべて実施し、耐震対策済みと報告しております。文部科学省より示された点検チェックリストや判断基準により報告を行っており、学校職員が日常点検を行い、異常時や改善が必要な場合には、教育委員会の担当や建築担当が現場確認を行い、必要な措置を講じることになっております。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
2番目の内部障がい、内臓疾患の理解について。①、②について関連がございますので、一括してお答えいたいます。①につきましては、本年3月に策定した第3次歌志内市障がい者計画の基本方針に掲載されている、ともに支え合うために、障がい理解に向けた意識のバリアフリー化と基盤づくりの中で、すべての障がい者が差別や偏見を持たれることがないように、障がい理解に向けた取り組みを進めることとしております。また、障がい者に対する正しい理解がなく、偏見や誤解があるといった現状に対して、地域コミュニティーの創造の観点から、障がい理解に向けた啓発活動に取り組んでまいりたいと考えております。次に、②でございますが、身体障害者手帳交付者のうち、内部障がい者は82名であり、内臓疾患は北海道が交付している特定疾患医療受給者証の交付者とした場合、37名と把握しておりますが、この中には重複して交付を受けている方もいると考えられます。また、市内における駐車場等のハート・プラスマーク看板設置状況につきましては、民間施設への調査は実施しておりませんが、市内公共施設での設置はありません。
答弁 消防長 西丸強(消防長は2021年3月まで)
件名3の空き家対策についての①と②について、消防に関する部分について私のほうからお答えいたします。初めに、①でございます。市内全世帯を対象とした一般家庭査察時に空き家の戸数を把握しており、平成23年12月の調査時において一般住宅197戸、市営住宅425戸、合計622戸の空き家がございます。また、火災予防上危険と思われる場合は、所有者に対し必要な措置を行い、所有者が不明の場合は建設課等と連携して対応しております。次に、②でございます。前段の空き家に対する相談についてお答えいたします。空き家の管理状況などにつきましては、一般家庭査察時に把握しており、市民から空き家に対する相談を受け、建物の倒壊や窓等の落下により通行人等に危険性がある場合には、関係機関と連携し、看板及び立ち入り禁止のテープを張り、注意喚起を行っているところでございます。以上でございます。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
私からは、3番目の空き家対策について、①、②につきまして、建設課の対応として一括してお答えいたします。①についてでありますが、建設課では居住可能であるが、ふだん居住されていない不在住宅で、落雪により道路交通や歩行者に影響を及ぼす恐れがある住宅について、その把握を行っております。その対策といたしましては、住宅所有者や関係者に直接連絡をとって雪おろしを行っていただいたり、管理者がわからない場合には、周辺住民の方に聞き取りを行い、雪おろしを行っていただいております。次に、②の空き家に対しての相談は、所有者等の解体に対する相談以外は具体的には受けておりません。なお、解体を望まれている方には、住宅改修促進助成事業の助成制度の活用について丁寧にお教えしているところでございます。また、条例化についてでございますが、空き家のさまざまな形態に応じ検討する必要があります。本来、これらの問題は所有者等が解決すべき課題ですが、空き家を放置することにより、雪や雨、風の外力により破損し、周辺に悪影響を及ぼすといった環境問題になることもあり、さらに放置すると崩壊にまで至る場合もあります。これらを未然に防ぐためには、条例化されている自治体もあり、その条例の多くは所有者に事前に注意を促したり、資力があるにもかかわらず管理を怠る者については、勧告や命令を可能とするものでございます。しかし、所有者不明の住宅や所有者死亡で相続人に資力がない場合、また、その他権利関係の問題等で解決までに至らなく、結果としてそのまま放置されているケースもあります。条例化につきましては、今後これらの問題も含め検討しなければならないと考えております。以上でございます。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
件名4、旧小学校跡地についての①、旧西小学校の活用についてでございます。旧西小学校の校舎及び体育館などの附帯設備につきましては、平成21年度の閉校以降、それぞれの所管において活用に向けた検討を行っておりますが、建物が新耐震基準を満たしていないことから、公共施設として活用するためには、大規模な改修が必要な状況であります。また、企業誘致等に向けた施設としての可能性はあるものと判断しておりますが、これを含め現状では具体的な活用方法を見出すまでには至っておりません。─ 95 ─
再質問 3番 湯浅礼子
ありがとうございます。最初の1件目の再質問なのですけれども、歌志内では済んでいるということで、すごく安心をいたしました。それで、国も東日本大震災後の防災対策には力を入れておりまして、平成24年度予算では公立学校施設の非構造部材の耐震対策に係る財政支援制度が拡充され、自治体の実質的な負担が少なくて済むこととなったこの機会を活用し、耐震点検した結果、耐震対策が必要となったもののうち、緊急的に対策を講ずるべきものについては、国の今年度予算を活用するなど、速やかな対応が必要ではないかというふうな通達が来ておりました。我が党は、非構造部材の耐震対策を強力に推し進めるため、5月18日平野文部科学大臣に緊急提言をいたしました。具体的には①としまして、平成24年度中に未実施の非構造部材の新耐震点検を完了すること。②としまして、学校保健安全法に基づく点検項目に、非構造部材の項目を反映させ、専門家による耐震点検の費用を国が支援する制度を創設すること。③非構造部材の耐震対策予算をしっかり確保すること等について、緊急提言したところですが、文部科学省ではこのたび、5月24日、新たに非構造部材の耐震対策の推進について調査研究を行うこととなりました。これからも、国、地方の強化なネットワークを生かしまして学校施設の耐震化のみならず、非構造部材の耐震対策も党を掲げて、進めてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。それで、今、歌志内としては全部終わっているということで安心をしたのですが、何でこのような質問をしましたかといいますと、読売新聞に震災直後、去年の3月24日に朝刊に大きな字で、天井や壁、耐震におくれということで、栃木県の下野市国分寺中学校で一、二年生が約300人、前日に卒業生の反省会を行っていたときに、震度5強で揺れた後事故があったという経緯がずっと載っていまして、そして本当に女生徒が額に8針を縫うけがをしたとか具体的に載っていましたので、この部分を紹介しようと思って持ってまいりましたが、うちのほうは済んでいるということで、このぐらいにしておきます。2件目の再質問ですけれども、外からだけではわからない障害者、疾患者がいるというハート・プラスマーク、このことなのですけれども、答弁では本当に余り広範囲にはなっていないという印象を受けました。それで、特に広く市民の皆様に理解していただくために、広報など、またインターネット、いろいろなものを通じてその啓発について取り組んでいただきたいと考えますがいかがでしょうか。また、栃木県の小山市ではハート・プラスマークカードというの、ちょうどキャッシュカードぐらいの大きさをつくって理解の輪を広げているのですが、これは表面に、私は身体内部に障がいを持っています、本人の氏名、例えば湯浅礼子、そして歌志内市と記載されていまして、裏面には発行番号ナンバーというのがありまして、そしてこのカードは身体内部に障がいを持つ人をあらわすものです。カードの提示がありましたら御配慮をお願いいたしますと記入があり、安心のカード、ぜひ歌志内でも活用したいと思いますが、この件はいかがでございましょうか。
答弁 保健福祉課長 虻川善智(保健福祉課長は2016年3月まで)
ハート・プラスマークについて、NPO法人ハート・プラスの会の方々が行政指導での普及、社会理解促進を行っていると聞いております。また、同会から今現在、そのハート・プラスマークの設置促進についての働きかけ等は、今現状にはないのですけれども、議員のおっしゃるとおり、ハート・プラスマークを積極的にPRしてはということですが、障がい者マークにつきましては、御存じのとおり世界共通の障害者のシンボル─ 96 ─マークであります車いすのマークがございますよね。世界共通の一般的によく目にする車いすのマーク、また警視庁とかがPRしている肢体不自由者であることを理由に運転免許証とか、その条件を付されていることを示す身体障害者標識、また聴覚障害者標識などがあります。また、そのほかに、盲人のための国際シンボルマークや、視聴覚者は見た目にはわからないという部分でありますので、誤解されたり不利益をこうむったりすることのないよう、相手に耳が聞こえないことを理解してもらうコミュニケーションの方法に配慮をお願いする耳のマークとか、また盲導犬のマークとか、人工肛門とか人工膀胱を造設していますよということで、あそこにオストメイトの部分を設置しているということのオストメイトマークなどがありますので、これ以外にもいろいろな団体のほうでいろいろなマークを推奨しているという現状があります。現状では、ハート・プラスマークのみを積極的に取り上げて、これだけをPRと、取り組んでいくという考えは、現在のところは持っておりません。以上です。
再質問 3番 湯浅礼子
ありがとうございました。病気というのは、本人しかわからない本当につらいものだと思いますので、理解を深めるために歌志内を挙げて、いろいろな理解のための政策をよろしくお願いしたいと思います。それでは、次に空き家対策について、毎日新聞に大きな見出しで、5月8日載っておりました。ちょっと紹介したいと思うのですけれども、空き家対策、伊万里市など2市2町研究会発足へ。佐賀県内初の条例制定目指すと、このように大きな太字の見出しでございました。それは、佐賀県の伊万里市と武雄市大町町、江北町が県内初の空き家対策条例の制定を目指し、来週中にも研究会を発足させる。2市2町の市町間では、9月定例議会での成立を目指すことで既に合意しているというものでした。伊万里市市内には、旧炭住など859軒の空き家があり、うち317軒は所有者、管理者が不明、倒壊寸前や無施錠の家屋も171軒もあるという。住民からは、危険だな、だれに言えばいいのかと市に相談が寄せられているそうでございます。条例案では、①としまして、空き家の所得者に適正な管理を求める。②としまして、所得者が不明だが、放置すれば著しく公益に反する場合は、自治体が所有者にかわって強制撤去する。③自治会などが廃屋を解体撤去する場合に、自治体が費用の一部を補助するなどを検討すると、このように具体的に織り込まれておりました。また、このことに関しまして、別なインターネットなのですけれども、このような道筋になった背景ということで、武雄市長物語というブログを見つけました。久しぶりにすかっとした記事ですので、これも紹介したいと思います。市長、町長会議で、伊万里市長が空き家対策を何とかしなくてはいけないと力説していたそうでございます。そしてその中で、NHKクローズアップ現代でも、空き家が極めて危険な状態、しかも空き家がどんどんこれからふえてくるということが話題となり、空き家対策条例を9月に議会に出すつもりで、今、政策部が詰めているのだけれども、どうせやるのなら一緒の内容で同時期にやろうと思うのだけれどもどうだろうというふうにみんなに投げかけたところ、みんな賛同してそこで話がまとまったそうでございます。これは小さなことかもしれませんが、政治家、しかも決定権を有する市町長同士だからできること。国の法制化を待っていたらいつまでたってもできやしないので、我々基礎自治体でどんどんやっていきましょうという感動的なブログでございました。私は、このようにやっていく、本当にすばらしいことだなと─ 97 ─強く思いました。また、ことし2月19日の北海道新聞には、豪雪で道内では、滝川市、室蘭市、美唄市でも制定する方向を検討しているとの記事もありました。ぜひ、歌志内市におきましても前向きな取り組みをお願いしたいと思います。この件はいかがでございましょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
条例制定でございますが、まさに義務を課して権利を制限するということになると思います。まさに住んでいる方が怠る場合には、この条例適用が今それぞれ皆さんいろいろな市町村でつくられておりますけれども、所有者が判明している部分についてはこの条例制定が特に有効と思いますが、今住まれていないといいますか、所有者不明の住宅、これについての対策も含めて検討しなければならないと思います。いずれにいたしましても、そういった住宅を一つでもなくしていかなければならないということで、未然の策も必要ではないかと思いますので、総合的にこれらの検討も含めまして進めていきたいなと思っております。
再質問 3番 湯浅礼子
今、御答弁いただきましたが、本当に倒壊寸前のところも歌志内は結構あります。ちょっと山のほうに行ったりすると、こんなところに住んでいられる方はどんな思いで見てられるのだろうかと。特に、今、シカとかいろいろな動物が、市内にもシカが出てくるという状況でございますので、どういうふうになっているのかなと、この間も聞きましたら、もうひどいのだわ、でもどうすることもできないのだと、所有者も不明だしと、本当に困ったという相談も受けました。でもこれは絶対何とかしなければいけないと。このままにしておいたら、衛生上ももちろんですけれども、本当にそこの地域にいる人も、いずれはそこを捨てていなくなって、そういうふうな人口減少につながっていくのではないかなというふうにも、私も本当に感じて帰ってまいりました。また、市外にもあるのです。本当に歌志内は高齢化が進んでいるせいか、所有者が不明な方、また本当に経済的には厳しい方がどうすることもできないといういろいろな状況でそういうふうになっていると思うのですけれども、これはやはり条例を制定、本当に早く制定をして対処しなければ今後大変な、こんなことを言っては怒られるのでしょうか、昔、歌志内というのは道路沿いに住宅が建っていまして、雨の日なんて車でもって本当に家が汚くなったという状況を頭に浮かべると、今は天国のような歌志内市に変わっております。ですから、この状態を本当に長く、歌志内にいらっしゃいと言うためには、そういう空き家対策には十分力を入れていかなければならないのではないかなと思いますので、この制定に向けての積極的な考え方をお聞きしたいと思います。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
先ほども言いましたけれども、繰り返しになりますが、そういった今現在住んでいる方の管理不行き届きといいますか、そういう部分については条例がすごい有効でございまして、それについては前向きに考えていかなければならないかなと思いますが、今現在住んでいる方が、今後、亡くなったりした場合に、生前に何か策ができれば、そういった方法も、いわゆる空き家になる前の対策も含めて検討していかなければならないと思います。それと切り離して条例化にするかどうかを前向きに検討してまいりたいというふうに思っております。
再質問 3番 湯浅礼子
今、答弁をいただきましたが、それでは歌志内としましては、所有者─ 98 ─がきちんとわからない住宅というのは、どれぐらい把握しているのでしょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
その調査は個々には行っておりません。したがいまして、わかりません。
再質問 3番 湯浅礼子
そうしますと、神威地区にも結構あるのですが、あれは所有者がきちんと決まっているのですか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
具体的に住宅をお示しいただかなければ、ちょっとお答えできないのですが、総体としてわからないという部分に対してのお答えをするといたしましたら、例えば亡くなって相続人を調べなければならないという作業が出てくるかなと思います。また、その住宅の家屋の所有者という部分も、だれなのかという部分で知らなければならないとか、例えば税を納めている方であれば、税をだれが納めているかとか、そういった個々の調査という部分が必要でございまして、そこであえて所有者にかかわる人がいるということになりますけれども、それ自体わからなければ全くわからない住宅になるということでございます。
再質問 3番 湯浅礼子
私は、先ほど佐賀県の新聞記事をあえて読み上げましたのは、所有者がわからなくてどうすることもできないので悩んでいるということで、ここでは一致団結しましてすぐ条例をつくろうと、9月の議会で提案をしようじゃないかという、本当に一致団結したあの姿に私は感動したと今申し上げたのです。歌志内において、まだ調べても、はっきりこれから時間がかかるという経緯が説明されましたが、それ以前の問題ではないかなと私は思うのです。制定するのが先で、条例をきちんとつくっていくということが大事で、そしてそれと並行して全部、歌志内市にはわからないところは何軒あるのかということも同時進行ではないかなというふうに思うのですが、その点はいかがでしょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
条例制定は急がなければならないというのは、本当に必至とわかります。ただ、いろいろな場面での法的に対抗すると、法律上、条例も法律等々でございますので、何かあった場合に対抗、法律上対抗と言うのですけれども、対抗していかなければならない部分もございますので、それらやはり厳密に調査も含めて、どういう事例があって、どういう部分にはどういうふうに対応していくという部分をしっかり見据えなければ条例制定もできないかなと思いますので、今現在の所有している方が、管理不行き届きのはすぐ対応できると思いますけれども、それ以外の部分が多いものですから、それらをどういうふうにしていけばいいのかという部分も含めて、全体を見て考えていかなければならないのかなと思いますので、いずれにしても早急にこういう問題は対処していかなければならないかなと思っております。
再質問 3番 湯浅礼子
この問題は大事な問題でありますので早急に調査をお願いしまして、そして不明、また全部調査をして、一日も早く条例を制定するような積極的な対応をよろしくお願いしたいと思います。では、最後の旧西小学校の活用についてでございますが、今のところきちんとした政策が見当たらないというか、そういうふうなお話でございましたが、私たちにとりましては、文珠は─ 99 ─本当に歌志内市を見ましても、昔は本町が中心でございました。でも、最近は文珠方面は住宅数も多いですし、本当に栄えているなという感があるのですが、その中で西小学校、まだ耐震化はされていませんが、立派な学校だと私たちは思っております。何とか活用できるような民間事業を取り込んで、一番嬉しいのは亀田元商店さんのところが、新しく施設に生まれ変わるというような嬉しいニュースも聞いておりますが、この学校につきましても民間だったらできるという、必ずそういうものがあると思いますので、行政のほうとしましてその手当をして、何とか西小学校の跡地を活気あるそういう状態に持っていっていただきたいなと思うのですが、この件はどうでございましょうか。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
一番理想的な姿であろうかなと思いますけれども、企業に来ていただくためにも、疎外される要因について、行政としてそれを取り除いてあげるのも企業に対する誘導の仕方であると思いますので、こういう問題がありますよという中で企業さんを連れてくるというのは、ちょっと難しいかなと思いますので、その辺の支障については内部のほうで検討させていただいて、どのような施設の活用が望ましいかというのは、もう少し検討をさせていただきたいと思っております。
再質問 3番 湯浅礼子
本当に前向きな検討をよろしくお願いしたいと思います。ずっと歌志内に住み続けたいという、そういう人を何人つくるかということが歌志内発展のかぎだと思います。その声を形にするためには、行政のプロであります皆様の知恵をたくさんいただいて、民間事業の方々、そして私たちも力を合わせて活力ある住みよい歌志内のまちづくりに挑戦してまいりたいなと思っているのが今の現状でございます。どうかみんなで力を合わせて、歌志内を活性化あるまちにつくり上げていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。以上で質問を終わります。ありがとうございました。