歌志内市議会 平成23年第4回定例会 2011年12月15日
(1)介護保険制度改定に当たって/(2)福祉事業について/(3)東日本大震災について
2011年12月15日、歌志内市議会の一般質問で、女鹿聡議員が「介護保険制度改定に当たって」「福祉事業について」「東日本大震災について」について質問し、保健福祉課長 荒岡宏明、総務課長 岩﨑雄逸、市長 泉谷和美、建設課長 柴田一孔が答弁しました。
- 質問者
- 女鹿聡 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 荒岡宏明、総務課長 岩﨑雄逸、市長 泉谷和美、建設課長 柴田一孔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の議事日程ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の議事日程の表記です。
質問 6番 女鹿聡
おはようございます。3件にわたって質問いたします。1件目、介護保険制度改正に当たってお聞きいたします。来年4月より、介護保険改正により、介護予防日常生活支援総合事業を行うか行わないかを各自治体で判断してくださいということでしたが、9月の段階でまだちょっと不透明なところもありました。この総合事業を行うことになれば、介護度要支援の1、2の方が予防給付から外されるおそれが出たり、ヘルパーの家事援助など縮小したりなど、多くの問題が生じることが考えられていました。現在、歌志内でも、要支援1、2の方を見ても、介護認定者の約24%を占めておりまして、こういった方々の生活実態を見れば、介護サービスは切り離せない支援になっております。高齢化が進めば介護保険制度に頼る方も多くなってきますし、この介護保険サービスを今まで以上に充実させて、多くの高齢者の方々に歌志内に住んでいてよかったと思えるまちづくりをしていただきたいと考えます。─ 67 ─そこで、三つお聞きいたします。①、介護予防日常生活支援総合事業を行うか、行わないのか。②、改定後、介護保険利用者へのサービスと保険料には影響はないのか。③、歌志内市として、今までの介護保険サービスについて利用者は満足していると思っているかをお聞かせください。二つ目でございます。2件目は、福祉事業についてお聞きいたします。住民の暮らしを考えた上で必要不可欠なものは、福祉政策だと思っております。福祉が充実したまちは、必然的に住みやすいまちになっていくと私は思っております。これは、市長を初め、いろいろ所管の課長さんたちも思っていることではないかと思っております。今回、子ども医療費無料化が拡大されまして、これは大変大きな前進だと感じていますが、いまだに、買い物問題と同じく、除雪問題も、大きな課題として取り組む問題の一つだと認識していると思います。高齢者の二人暮らしや独居生活をしている方々にとって、この除雪問題は、買い物に出かける以前に除雪をしなければ買い物に出られないという状況が多々あります。公営住宅に住んでいる方でも、周りに迷惑をかけないように、少しちょっと自分に無理をしてでも除雪をしている人がいるかもしれません。また、いまだに除雪ヘルパー制度をよく知らないという人も歌志内の中にいるかもしれません。少しでも高齢者の冬の不安を取り除くためにも、今まで以上に除雪ヘルパー制度を充実させていただきたいと思います。その中で、三つお聞きします。①、今年度の除雪ヘルパーの人数と利用者の人数をお聞かせください。②、現在の除雪ヘルパー数と利用者の割合は妥当か。また、ヘルパーさんの割り当て地域は妥当か。③、現在の除雪ヘルパー制度を、利用者はどれぐらい満足して利用しているか。こういった実態調査などをしたことがあるかです。3件目は、東日本大震災についてでございます。私自身、9月末から10月初めにかけまして気仙沼市のほうにボランティアに行く機会がありました。現地の状況はかなりひどいものでして、まだ当時、半年以上たっているにもかかわらず、国がきちんとした政策を打ち出さないまま進んでいるので、復興が思うようにいっていない状況が目の当たりにありました。仮設住宅の設置場所も、山奥に建てたりとか、公共施設の野球場やテニスコートなどに建てたりと、土地の空いている、ちょっと小高いところに、とりあえず建てるという形のものでありました。仮設住宅に住む多くの方々に不便が感じられました。仮設住宅に住む方々と話をさせていただきましたが、多くの方が、お金がないだとか、衣類がないなど、そういったことを真摯に話ししてくれました。本当に、着の身着のまま津波から避難したという状況を話していただきました。そこで、日本共産党は各地で救援募金を募りまして、約9億3,000万円ほど集まりました。被災地への派遣ボランティアも、延べ2万1,000人を超えております。第1次から第5次義援金として、83の自治体と22の農協、46の漁協、14の商工会議所、37の商工会、42の消防団などに直接義援金をお届けしております。また、今後の寒さの対策に、毛布募金や湯たんぽ募金など、いろいろな形で被災地へのボランティアの取り組みを行っています。そこで、歌志内市として被災地にどのようなことを震災後行ってきたかを質問したいと思い─ 68 ─ます。①、東日本大震災後、歌志内へ移住したいという話はあったか。②、被災地へ歌志内市としてどのような支援をしたか、義援金は幾ら集まったか、どこへ送ったのかです。以上、よろしくお願いいたします。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
おはようございます。私のほうから、御質問の1と2につきまして回答させていただきます。最初に、1番目の介護保険制度改定に当たっての1番でございます。介護予防日常生活支援総合事業につきましては、介護認定で非該当または要支援と認定された方に対して、自治体で行っております転倒予防教室や、はつらつ教室など、各種教室と通所介護や訪問介護の介護保険サービス、さらには、自治体や民間で行っております配食サービスや見守り支援サービスの組み合わせによって一体的に提供しようとすることができる事業でございます。この事業は、介護保険サービスと同じように、利用料などのいわゆる報酬を請求することができまして、市町村独自の報酬設定ができるというものでございますが、私ども1市5町では空知中部広域連合構成市町で構成しておりますけれども、この連合管内では、本事業を24年度から実施する、すぐに取り組む予定はございません。この理由といたしましては、まず1番には、国、道から事業の実施方法についての詳細が現段階ではまだ示されておらず、今年度末までには示すという回答をいただいておりますけれども、スケジュールを考えますと、新年度からすぐ取り組むことは非常に不安定要素が大きいこと、また、現状の介護予防事業及び介護予防給付で十分対応できていること、さらに、報酬設定が極めて難しいこと、また、その報酬の請求事務につきましては、空知中部広域連合構成市町すべてが同じ内容で実施しなければ国保連合会に委託できないこと、国保連に委託しても、報酬請求事務のためのシステム改修に膨大な費用がかかること、以上から、現段階では取り組む予定はございません。他市町、全国的に見ましても、これらの事業を第5期計画に位置づける自治体は非常に少ないという情報を受けております。次に、2番目の御質問でございます。介護保険料につきましては、介護保険制度の改正の有無によってのみ変動するものではなく、第1号被保険者数、介護給付費、介護認定件数、介護認定審査会委員数及び開催回数、介護サービス基盤の基盤整備状況によって算出されるもので、これによって決められるものでございます。そのため、介護保険サービス利用者数や介護認定申請者数が多いと、保険料は当然上昇してまいります。また、グループホームや特別養護老人ホーム、老人保健施設などの施設が新たにつくられたり、増改築によって入所定員がふえたりしても、保険料上昇の要素となるものでございます。当市は、1市5町により広域連合を組んで介護保険事業を運営しておりますので、連合構成市町のこれらの状況によって介護保険料が決められるものでございます。現在、第5期高齢者保健福祉計画の作成中でございまして、第4期の3カ年の実績と第5期からの3カ年の予測を踏まえて介護保険料を算定いたしますが、御説明しましたような幾つかの要因から算出されることを加え、24年4月からの改正には、介護予防日常生活支援総合事業だけではなく、幾つかの改正点がございますので、保険料は必然的に変動し影響が出るもの─ 69 ─であります。また、改正による介護保険サービスの利用者への影響についてでございますけれども、より充実し、利用しやすく、要介護者が住みなれた地域で安心して暮らし続けることができるようにするために、切れ目のない支援の提供を目的として改正するものでございまして、現行のサービスが現状よりも低下するということはございません。続きまして、3番目の質問にお答え申し上げます。介護保険制度につきましては、共同連帯の理念に基づきながら、高齢者の尊厳の保持と自立支援を目標とした制度でございます。介護保険法にのっとって実施されるものでございますから、この運営や利用の仕方には、幾つかの決まりや基準が定められております。決まった時間や回数の中のサービスを提供していくものでございまして、利用者の方の中には、もっとたくさんサービスを受けたい、こんなこともしてほしいなどという思いはさまざまあると思いますけれども、介護保険サービスで補えない部分につきましては、市の福祉サービスを利用していただいたり、あるいは、介護保険制度とは別の有料サービスなどを活用していただきたいと思っております。なお、利用者を初めとする被保険者や御家族の皆様の御意見は、空知中部広域連合を通じ、当市としても国や道に訴えていきたいと思っております。介護保険担当窓口あるいはオンブズパーソンという制度もございますので、御活用いただきたいというふうに思っております。次に、件名2の福祉事業についての御質問にお答え申し上げます。①の質問にお答え申し上げます。今年度の除雪ヘルパーの人数は10名で、利用者は36名となっております。次に、②の御質問にお答え申し上げます。ヘルパー1人当たりの担当件数は、多い方で6件、少ない方では1件、平均して3.6件ということになっております。担当地区では、なるべくヘルパーの居住区域にいる方に利用していただくよう派遣するように努めております。また、できるだけ一日の始まりの早い時間に間口除雪を行い、避難時の対応を整えていきたいというふうに考えておりますので、ヘルパー1人当たりの担当件数は、できるだけ少ないほうが望ましいというふうには思っております。3番目の御質問にお答え申し上げます。機会あるごとに、民生委員の方々及びヘルパーさんより状況をお聞きしておりまして、現状では、ヘルパーさんからも利用者からも、苦情、トラブルの訴えがなく、現状、実態調査は行ってございません。これまで、ほとんどの方々が継続してこの制度を利用されておりますことから、ある程度の満足をいただいているものと判断しております。以上でございます。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
私のほうから、件名3、東日本大震災についての御質問に対してお答え申し上げます。①と②につきまして関連がありますので、一括してお答え申し上げます。最初に、①の移住の件につきましては、市に対する申し出や移住にかかわるような問い合わせの事例はありません。次に、②の被災地への支援につきましては、3月に補正予算で計上させていただきました義援金200万円について、3月30日に日本赤十字社の震災義援金窓口へ送金しております。また、4月には、市民から寄せられた食料品や生活用品などの支援物資について、北海道を通じて送付したほか、国及び北海道からの要請により3月25日から30日までの6日間、消防─ 70 ─士3名を宮城県石巻市へ派遣いたしました。なお、市民からの義援金につきましては、日本赤十字社歌志内市地区が窓口となってりおますが、これまで寄せられた義援金の総額は312万9,447円となっており、直近に寄附された3,000円を除き、日本赤十字社北海道支部へ送金済みであります。以上でございます。
再質問 6番 女鹿聡
まず、1件目の介護保険改正に当たってから、再度質問をさせていただきます。総合事業のほうは、とりあえずは行わないということで今のところ考えているみたいなのですけれども、国が介護給付削減をねらいの一つとして、この総合事業も一つとして取り上げていることもあるのですけれども、これをやらない、現行のサービスで提供するということなのですけれども、今まで以上のサービス提供は、とりあえずはやっぱり心がけないとだめだと思うのですけれども、その辺もう一度お聞かせください。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
これまで以上というか、先ほどもお答え申し上げましたけれども、現行どおりの事業を実施するということでお答え申し上げました。したがいまして、新たに独自なものをこれにつけ加えるという考えではございません。
再質問 6番 女鹿聡
あと、保険料ですね。保険料は若干変動するという、影響は出てくるということなのですけれども、こういったことを、いろいろ準備基金とか、いろいろ多分やっていると思うのですけれども、そういったもので繰り入れして保険料の値上げ抑制とかということにはできないものなのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
今現在、この保険料をどのようにしていくかということで準備を進めております。まだ具体的に幾らということは、現段階では申し上げられませんが、当然、今までの実績とこれからの予想とを加味しながら決めていくものでございまして、これまで3年ごとに改正されまして保険料が決められておりますけれども、この制度が設定されて以来、少しずつ、また、時には一気に上がっている部分もありますけれども、上がっているのは間違いございませんで、憶測で申し上げるのは恐縮ですけれども、現行よりも、今の状況を見ますと、幾らかの上昇は否めないのかなというふうには考えております。したがいまして、これで極力保険料を抑えて皆様にということにはなりますけれども、国の対策といたしましては、法律を改正して、都道府県に設置しております財政安定化基金の一部を取り崩せるようにというような案もございますし、空知中部広域連合ですね、私どもの広域連合独自でも介護保険料の会計で余剰金を積み立てまして、これを基金として設置してございます。これらの基金を一部取り崩して保険料の軽減に充てるという考えもございますので、これらを総合的に検討をした結果、保険料が設定されますので、よろしくお願い申し上げます。
再質問 6番 女鹿聡
自治体独自で減免制度や、いろいろ利用料の軽減措置などを行っているのですけれども、今後、もう少し範囲を拡大するというか、利用しやすいように、こういった考えは、そうしたら、全然今のところは考えていないということでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
今の事業の中身の拡大という御質問でよろしいのですか。─ 71 ─これは、国のほうで定めている事業の内容に沿って行っておりますので、先ほど申し上げましたように、独自にこれを拡大云々ということはできかねるというふうに思っておりますし、ただ、より多くの方がこの制度をしっかりと理解していただいて利用していただくことがこの制度の目的でもありますので、逆に拡大といいますと、やっぱり皆様にこの介護保険の仕組み、中身を広く周知するということが、あえて言えば拡大というふうに理解しております。
再質問 6番 女鹿聡
低所得者の方が1割の利用負担で必要な介護保険を受けたくてもなかなか支払いができるかわからないと、こういったことで介護保険制度を使えない方もいるのではないかと心配をしている介護士さんもいまして、中には介護度ごとにサービスの現状が決まっていて、オーバーした分は自己負担になってしまうと。こういうふうにならないように、自己負担させないために、介護士さんと利用者の間でいろいろな話をして、介護の内容を決めている状況があるみたいなのですけれども、こういったことは、やっぱり利用者としての満足いくサービスといったものが提供できているか不安だという声があったのですけれども、こういう事例とかというのは市のほうでは押さえてはいるのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
直接、私のほうには今のような話は受けた記憶はございません。ただ、遠巻きといったらおかしいですけれども、そういう要因は全くないとは思いません。ただ、あくまでもこの制度という中に沿った部分でしか運営できない部分がございますので、やはりその辺は、より、その制度の範囲の中で利用していただいて、その部分を享受していただくというのが最大限の部分でございますので、今、委員さんがおっしゃられた部分を今すぐこの制度の中ですべてゼロにするということはちょっと難しいというふうに思っております。
再質問 6番 女鹿聡
先ほど言われたのですけれども、介護保険制度の中身をきちんと知ってもらうこともサービスを使ってもらう上で大事なことだということを、先ほどちらっと話をされたと思うのですけれども、ここ10月、11月、いろいろな住宅を歩かせていただきまして、介護認定制度というものが、介護保険を始める前に、この介護認定というものを受けないとだめだということを、高齢者の方が、よくまだ実態を把握していないことが結構あったのです。こういったことも、介護保険を使っていただく上で、市として、65歳以上だったりというターゲットを決めて、きちんとした説明会、こういったことも積極的に開くべきではないかなと思うのですけれども、その辺はどうでしょう。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
この制度ができまして、もう十数年運用されてきておりますけれども、実際のところ、まだ詳しく理解されていないという方が多分いらっしゃるとは思います。実際にこの制度自体は、その御本人がある程度の健康状態が思わしくなくなってきたときに初めてこういうのが気がつくという部分がありますけれども、やはりそれを待つのではなくて、今、委員さんがおっしゃられたとおり、説明会がどうかということではなくて、この制度の中身をもう少しいろいろな形で周知をして、より多くの方がこの制度に恩恵をこうむるということに努めてまいりたいと思っております。
再質問 6番 女鹿聡
今のお答えは、利用者と介護士さんと、あと、制度の中身が、うまいぐあいにバランスよく保たれてないと、多分、この介護保険というのは前進はないなと思うので─ 72 ─すけれども、どれか一つ崩れていたら満足する介護保険は使えないのではないかと思います。介護保険が始まってから、認定結果と実際の状況というのですか、状態が合っていない問題が指摘されていることが多々あります。特に認知症高齢者、ひとり暮らしの高齢者の方の実情がうまく反映されないで、逆に軽度に判定されるという仕組みが、いまだに改善されていないところも見受けられます。現に私の知り合いも、二人夫婦なのですけれども、奥さんのほうが自分でトイレに行けなかったりだとか、ちゃんと御飯が食べられない、そういった方が一回判定してもらったら、結構軽度のほうに判定されたという事例もありました。こういった実態を市が全力で情報を把握して、うまいぐあいにサービスを提供していかなければならないと思うのですけれども、その辺もう一度お聞かせください。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
介護の認定につきましては、それぞれ専門の資格を有した者が実施しておりますので、極めていいかげんなということはあり得ないのかなと思っておりますけれども、今、議員さんがおっしゃられた話は耳にしてございます。1回切りではなくて、再度、また再調査というのもございますし、この辺は、やはりその専門の方々の基準をもとに認定を行っていくというふうに思っておりますので、もしそういう不審な部分があれば、電話をいただければ、私どもも再調査というか再認定の用意はございます。
再質問 6番 女鹿聡
わかりました。利用者が満足いくサービスを受けるということで考えれば、介護士のほうの力も当然必要になってきます。この介護士さんの報酬というのですか、賃金ですよね、かなり低いという声もありまして、看護学校だったりだとかというところでも、看護師のほうに進む方というのは結構実態もわかっていて、賃金が安いとかということがあるみたいで、なかなかそちらのほうに行くという方がいらっしゃらないということらしいのですけれども、こういったことを、市から、こちら側では広域連合としていろいろやっていますので、広域連合だとか、道、国などに、こういった介護士さんへの賃金の引き上げ、こういったことを訴えて介護士さんをふやして、利用者を満足いくサービスを受けられるようにしていくことも大切だと思うのですけれども、その辺はどうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
現行、この国の制度によって基準を定められておりますけれども、今言ったそういう部分が大きな支障となる、また、それによって介護士さんがなり手がいないとかいう部分に波及するのであれば、また機会を見つけて、私ども広域連合、また道、国のほうに要請はする用意はございます。
再質問 6番 女鹿聡
ぜひ声を届けてあげて、介護士さんたちをふやして、満足のいくサービスを提供していただきたいと思います。23年度3月で要介護認定者が330人になっております。22年の3月から見て18人多くなっていますけれども、現在の要介護認定者は何人ぐらいになっているか、お聞かせください。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
申しわけございません、私のほう、今、22年度中の資料しか持ち合わせてございません。出入りがございますので、おおよそ、この数字で推移しているものと思っております。
再質問 6番 女鹿聡
こういったこともきちんと、できれば把握しておいていただければありがたいなと思います。恐らく、今言ったように、多少の変動はあるにしても、歌志内の人口が結構年々減っていっている中で、介護認定者の数というのは増加、もしくは、それよりちょっと下、現状維持に近いような感じになっていると思うのですけれども、こういった実態は市のほうではどういうふうに押さえておりますか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
この制度のランクづけですけれども、あくまでも御本人さんからの申し出によって、この判定が決定されるわけでございます。したがいまして、実際には、この申請をされないで、何というのでしょうか、介護度合いを持っていらっしゃる方も、多分いらっしゃるのではないかと思いますけれども、何せ私どもでは申請のあった部分のみの掌握しかできないわけでございまして、やはりこれは、これからも福祉のまちを推進するために、この介護保険にとどまらず、地域と連携して、いろいろな情報のやりとりをしていかなければ、より細かい福祉サービスが徹底されないと思っておりますし、今、数字については、先ほど言いましたけれども、現段階、うちのほうで申請のあった部分の22年度の数字しかとらえておりません。
再質問 6番 女鹿聡
実態が悪くなる前に、実態を押さえて、介護保険を使ってもらわないことが第一のことだと思いますので、市のほうできちんとした調査なり何なりしてもらって、そういう軽度者というのですか、そういう人たちを事前に判断してもらって対応していただきたいと思います。最後になりますけれども、介護保険は、今後、ここにいる全員が厄介になる可能性も、僕もそうなのですけれども、そのときに、やっぱりだれでも受けやすくて安心できる介護保険制度になっていたほうが、皆さんも、僕もですけれども、安心して生活できると思っております。現在の高齢者の方々は、今まで一生懸命歌志内のために頑張ってきてくれております。こういった介護保険サービスの向上が安心を生んで、まちが生き生きしてくるのではないかなと思うのですけれども、最後に市長の見解を聞かせていただきたいと思います。
答弁 市長 泉谷和美(市長は2012年9月まで)
先ほどから所管の課長がお答えいたしているところでございますけれども、御承知のように、まず一つには、当市は1市5町による空知中部広域連合の中でこの事業を進めております。そういった面では、他の自治体の関係、いわゆる5町の皆さんの状況等も把握しながら、そういった内容等の整理ができているのかなと思っております。おっしゃるように、やはり地域で安心して暮らし続けるまちづくりというのは、これは私も常に言っているわけですけれども、やっぱり福祉対策ということについては優先的に進めていかなければならないということでございます。また、今いろいろお話しされました介護保険制度の中で、いろいろな隘路があるということについても、これはそれぞれ担当者会議だとか、あるいは広域連合の首長会議だとか、そういった中で意見交換をしながら進めているのが実態でございます。一般的に介護保険制度の内容についていろいろな情報が流れておりますし、また、私の記憶はあれですけれども、介護保険料の改正等、過去にも何回かありましたけれども、この時点では、できるだけ、その保険、介護保険については、保険料のみならず介護保険の内容についても住民の皆さんに説明をしながら来たつもりでございます。なお、一層そういった面については力を入れてやってまいりたいと思いますし、いろいろな問題点については、これは私ども、北海道市長会がございますけ─ 74 ─れども、その中で、この介護保険制度についての要望等をまとめたものがございますし、こういった面では、住民の安心・安全なまちづくりのために国に対する要望等も続けているところでございますので、今後も一層こういったものについては情報交換し、あるいは情報を聴取しながら、この介護保険制度の活用を図ってまいりたいと、このように思っています。
再質問 6番 女鹿聡
時間もなくなってきました。わかりました。次に福祉事業についてでですけれども、ヘルパーさんの人数が10名、利用者が36名ということです。この制度をもう少し、市民の皆さん、高齢者の方とかに利用しやすいような制度にすれば、もっと、使ってみようかなという人もふえるのではないかなと思うのですけれども、その辺は市のほうとしてはどういうふうに考えていらっしゃいますか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
この制度は昭和63年から行ってきている事業でございます。また、時期には広報誌を通じて市民の皆様に周知しております。また、この制度の申し込みなのですけれども、地区の民生委員さんの経由で書類が上がってくる制度でございます。したがいまして、地区の民生委員さんは町内のそれぞれのこういう方々をある程度掌握されておりますし、民生委員さんからの声かけ等も多分行っているというふうに聞いてございます。また、さらにこれ以上ということであれば、1軒ずつ回ることも必要なのかと思いますけれども、現状、こうやってこの制度をずっと行ってきておりますので、やはり地域の民生委員さんなり町内の皆さんの御協力をいただきながら、これらの制度を周知していきたいというふうに思っております。
再質問 6番 女鹿聡
わかりました。除雪ヘルパーさんの後、地域割り当てですけれども、多い方で6軒、少ない方で1軒ということで、この範囲が6軒と1軒という、1人にかかっているウエートというのが、重たい、軽いというのが結構明るみにあるとは思うのですけれども、あと、車が運転できて、ちょっと遠いところまで行けるだとかということも考えての6軒なのかなとは思うのですけれども、その辺、ヘルパーさんのほうからこうしてほしいだとかという要望とかというのはないのでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
つい先日もヘルパーさんの説明会を行いました。それで、先ほど言いましたように、できるだけ居住している方に近いヘルパーさんをあてがうというのは一番理想の形でありますけれども、今言いましたように、地区によってこの利用者の方々の数がまちまちでございます。それで、ヘルパーさんが可能な限りの軒数をということで、調整しながら行っておりますので、ヘルパーさん独自から多いの少ないのという苦情はいただいておりません。
再質問 6番 女鹿聡
利用者さんがある程度満足していただいているという答えがあるのですけれども、実際ちょっと何件か聞いたところ、3年、4年ぐらい前に除雪ヘルパーを使っていたのですけれども、やはり玄関先というのですか、決められた範囲、あと通路しかやってもらえない。ちょっとほかにやってほしいところがあっても、なかなか融通してもらえないでという話もありまして、その方は今、ヘルパーさん頼まないで近所の若い方に、ちょっと値段が高くなるのだけれども、融通もきくし、ちょっとやってもらっているという実態があったり、体が不自由というわけではないのですけれども、介護保険を使っている方で、玄関先にデイサー─ 75 ─ビスの車がとまらないで勝手口のほうに車がとまると、そういったことで勝手口のほうの除雪は自分でやっていると、こういった、玄関先だけではなくて、もう少し柔軟性を持ってやってもらえれば結構使う人も多いのではないかなという話はしていたのですけれども、その辺はどう思いますか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
この除雪ヘルパー制度の事業の趣旨なのですけれども、あえて申し上げますけれども、生活路の確保というのが第一でありまして、その基準が、おおむね15センチ以上の降雪があった日に玄関先から公道まで、おおむね1メートルの範囲で除雪をするということを定めた事業でございます。事業の主な目的ですね、これは避難口の確保というのが大重要でございまして、例えば屋根から落ちた雪で窓がふさがったとか、それから周りの雪が積もって堆積したのを対応してくれとか、そういう対応事業ではないことを御理解いただきたいと思います。ですから、その除雪という大きな枠でとらまえたら、今言いましたように、特にお年寄りの方は玄関の軒先はきれいにしてほしいという願望は多々あると思いますけれども、この制度自体は、今言いましたように、必要最小限の確保という部分の避難口の確保が大重要でございますので、この事業の趣旨を十分御理解いただきたいというふうに思っております。
再質問 6番 女鹿聡
この制度のそういったところを、もう少し柔軟にというか、間口だけでなく、もう少し、ちょっと広い範囲でやってもらえたらという声が結構多かったのです。民生委員さんからの声では、そういった声は多分届いていないのだろうと思うのですけれども、実際、歩くと、そういう声もありましたので、もう少しこの制度について考えてもいい時期に来ているのではないかなと思っております。いろいろ、豪雪地帯で、道路とかも狭いまちなので、この除雪ヘルパーの派遣制度をもっと充実したものにするのであれば、そういったことも今後考えていかなければならないと思うのですけれども、その辺もう一度お聞かせください。よろしくお願いします。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
現行、この制度の部分、制度の中身ですね、今言いましたように15センチの1メートルという基準を変更するということが、先ほど言いましたように避難口の確保という主目的にそこまでなっていくのかという部分でありますから、今言いましたように、そうではなくて、別途、自分の希望される部分の除雪をしてくれとかということであれば、全くこの制度とは違う形のものをつくっていかなければならないと思いますし、極端に言ってしまいますと、それだけ要望があれば業者さんに発注してくださいとかということになり得ないわけですけれども、もしそういう話をですね、今後とも、やはり除雪という問題、これからいろいろな形でなってまいりますけれども、この辺は、この制度とあわせて、そういうことも検討していかなければならないのかなというのは、実際、地域の福祉計画の話し合いの中でも、多々この除雪の問題は出ておりますので、これらは総合的に考えていかなければならないというふうに思っております。
再質問 6番 女鹿聡
違う制度を設けてということも考えられるとは思うのですけれども、そういったときに、いろいろ業者さんと市といろいろ連携してやってみるということも一つの手ではないかなと思うのですけれども、その辺どうでしょうか。
答弁 保健福祉課長 荒岡宏明(保健福祉課長は2012年3月まで)
具体的にまだそういう青写真は全くないわけですから、どうというのはちょっと想定つきませんけれども、現状では、今言いましたように市内に業者さんもありますし、シルバーセンターさんもありますし、町内会のボランティアもありますから、この辺は先ほど言いましたように、総合的に考えてどういう形が望ましいのか、どうしていくべきか等を考えていかなければならないというふうに思っておりますので、御理解ください。
再質問 6番 女鹿聡
わかりました。三つ目、3件目の震災についてを再度質問させていただきます。今までに申し出はなかったということなのですけれども、震災直後に住宅の提供可能数、こういったことを申請していたと思うのですけれども、今後、入居希望者がいれば、すぐ受け入れすることは可能なのでしょうか。
答弁 建設課長 柴田一孔(建設課長は2018年3月まで)
前にも御答弁させていただきましたが、市内に100棟ぐらいあるという話をしました。そのうち、即入居できるのは数棟あるというお話をしました。数はちょっと確認、今できませんが、幾らかであれば、数棟であればすぐ用意できるものはあります。
再質問 6番 女鹿聡
現地の仮設住宅といっても、本当にただの鉄板で組んだプレハブみたいな形なのですけれども、これから冬にかけて、現地の人たち、かなり多分厳しい生活を強いられるのではないかなと思います。その中で、歌志内市としてもう少し、東北3県だったり、宮城、岩手、福島、こういったところに積極的に出向いて、難しいのかもしれませんけれども、歌志内ではこういうふうな、来ていただいた方にいろいろ援助しますとかということも、今後、全国的にアピールして、人口の増加というのですか、そういったことも図っていったほうがいいのではないかと思うのですのけれども、その辺はどのように考えていますか。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
阪神大震災のときもそうですけれども、そこにある企業さんのところにいって企業誘致してこいという形で、ほとんどの自治体が行ったところ、今そういう状況ではないということで、玄関でお断りされたと。それよりは、例えば東北3県とか今回の大地震、また、原発の事故ということで福島とかということで、歌志内市が姉妹都市をどこかに結んであれば積極的にそれは行動できるのですけれども、やっぱり、直接触れ合いを持たない市町村間同士については、北海道がどういうふうな姿勢を見せるかと、北海道全体の形として、それで歌志内がどうできるかということのほうが取り組みやすいと思いまして、今のところ積極的には動いていないと。ただし、消防だけは、緊急のときの支援ということで要請受けましたので、3名ほど派遣したということにしております。
再質問 6番 女鹿聡
わかりました。義援金の件でもお答えいただいているのですけれども、気仙沼のほうでは、当時ですね、半年以上たったにもかかわらず、気仙沼市から市民に配られた義援金というのが一度しかないと、1回しかもらっていないと。こういった形で、どんな形で被災者、団体とかに義援金が配られたのか、送ったその義援金がどのように使われているのかというのは把握はされていないですよね。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
そこまで具体的に幾ら幾らという形で、今押さえておりません。─ 77 ─
再質問 6番 女鹿聡
いろいろな人からの募った義援金ですので、どこにどういうふうに使ったかと、いつ配られたのかというのを把握しておくのも、一つの、集めた市としての責任もあるのかなという感じがします。あと、歌志内市として被災地のほうに支援、こういった義援金、そういったことを今後行う予定はあるのかお聞かせください。
答弁 総務課長 岩﨑雄逸(総務課長は2012年9月まで)
支援物資については、応援してほしいとかということを北海道からも来ておりませんけれども、義援金については6カ月延ばして3月いっぱいまで、来年の3月いっぱいまで受け付けるということで、また広報等にも周知していきたいなと僕は思っております。
再質問 6番 女鹿聡
いろいろ、市独自でもなかなかできないところもあるとは思うのですけれども、社協とかでもいろいろな、各地でボランティア派遣行っております。歌志内市と社協とも綿密に話をして、現地のほうにボランティアなり義援金、こういった食料や生活品を送ってもらえる手だてをもう少し大々的に話ししてもらえればありがたいなと思います。最後になりますけれども、住宅、先ほど話ししました住宅なのですけれども、仮設住宅の契約期間が、現地で聞くと2年間だとかということも決まっているみたいなので、どんどんそういったことも調査して、できればこちらに、ここの歌志内に来たいという人を探して住んでもらうというのは手だと思うのですけれども、その辺、最後、市長はどのようにお考えになりますか。よろしくお願いします。
答弁 市長 泉谷和美(市長は2012年9月まで)
今言われた、特に仮設住宅の関係について、これはいろいろテレビ、新聞等で報道されておりますし、仮設住宅に住んでいる方の今の状況というものもいろいろ情報があります。当然、当初から私のほうといたしましては、公営住宅を確保して、そのときは即受け入れる体制を整えているものがどのぐらいあるかということで、緊急な対応という形で、申し込みがあった時点で即入れる住宅等も北海道を通じて申し上げております。また、今、仮設住宅が2年間という話もございましたけれども、そういった、後の対応について、それぞれ被災地、県を初め市町村が、それに対してどう対応をしてくのかというのが一つの目安になるのかなと思っております。また、北海道としても、我々から状況を把握した住宅関係について、そういったことで仮設住宅の関係からどういう対応が必要なのかというのも、当然北海道としても考えていくことでございますし、私どもも、そういった状況の中で、市として対応できるものについては進んで提供していきたいと、このように思っております。
再質問 6番 女鹿聡
わかりました。今回の質問はすべて終わらさせていただきます。ありがとうございます。