浦臼町議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
補助事業の新設について
2025年12月9日、浦臼町議会の一般質問で、中川清美議員が「補助事業の新設について」質問し、町長 川畑智昭が答弁しました。
- 質問者
- 中川清美 議員
- 答弁者
- 町長 川畑智昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 5番 中川清美
第4回定例会において、町長へ一般質問をさせていただきたいと思います。1点質問いたします。補助事業の新設についてですが、令和に入りまして生産技術の革新が一段と進み、IT化はあらゆる分野で進展しています。しかし、一方で人口減少に伴う人手不足が深刻化し、黒字にもかかわらず廃業に至る事業者も出ています。今後は、人手不足の対応策を見通しつつ、的確な対策を講じることが求められています。町の補助事業については、農商工関係事業者への支援が進められ、大きな効果を上げている点を高く評価をするところであります。農業分野では育苗の形態に大きな変革が進んでいます。ポット苗や中苗育苗に代わる方法として、密播・密苗・直播などの低コスト新技術が急速に普及しています。これらの技術について視察や研修を充実させ、知識・技術の向上を図ることが浦臼町の産業底上げにつながるものと考えます。令和6年・7年の米価高騰に伴い、来年度も農業者の納税額は大幅に増加する見込みです。町にとっては税収の増加が期待されています。そこで、この税収を有効に活用するため、一部を新たな町の産業育成基金として積み立て、今後取り組む新技術の視察研修費用の補助に充てることを提案といたしまして、質問とさせていただきます。
答弁 町長 川畑智昭
中川議員のご質問にお答えいたします。議員がご指摘されるように、新技術の視察や研修が農業者の技術向上や産業の発展に寄与することは理解するものです。しかしながら、農業関連の税収は天候や市場動向等、様々な要因によって毎年変動しやすく、一般的に安定的な財源とは言えません。また、町の税収が増えると自主財源が増えることになり、国から補填される不足分の普通交付税が減額されることになり、一時的な増収での基金創設は財政面で慎重な判断が必要であり、現時点での創設は難しいと考えています。議員のご質問にありました農業者への補助事業「農業活性化支援事業」につきましては、例年多くのご利用をいただき農業機械の更新に一定の効果が出ていると考えています。特に本年は、今議会の補正予算において440万円を追加計上し、農業者の皆さんの活発な機械設備の導入を支援しています。今回、視察研修に対する支援をとのご提案ですが、新技術の導入やブランド力の向上、新商品開発など幅広く活用いただける現行の支援制度により、農業者の皆さんの取り組みを後押ししてまいりたいと考えています。また、ヤンマーアグリジャパンとの協力連携協定を有効に活用し、スマート農業や直播技術などを身近に体験できる研修の場となるよう努めてまいります。以上です。
質問 5番 中川清美
当然、税収が増えれば交付税が下がるということは重々承知の上なのですが、今回の米価高騰ということで、これは本当に6年産と7年産に限り米価が大きく高騰ということでありまして、先日、日本の米穀会社最大手の神明の社長も、来年6月には米もだぶついて大幅な下落がされるだろうと想定しているところでもあります。私もおそらく来年においては米もだぶついてくるのではないかなと考えておりますが、6年産・7年産についての農業者における納税というのは、本当にここ数年にない大幅なものとなるかなと考えています。そういった短期的なところで予算組みをしていただければなというのが私の考えでもありますし、以前、浦臼農協時代、大野組合長の時でありますが、農協と町の方で資金を出し合って、2000万円ではなかったかなと、ちょっと記憶は薄いのですけどもそういう資金を出しあって、いろいろな研修に若手農業者を派遣していただいた経過があります。私もその時に、町から、農業者2人でヨーロッパの農業を視察させていただきました。行ってみるとやはり話で聞くのと絵で見るのとは違って、実際目に見た時には大変驚きも隠せないぐらい進歩をしていまして、当時のもう30年以上前ですが、セスナ機で直播の種をまくといったような本当に壮大な農業をされておりましたし、オランダの花市場を見てもすごい量の花が動いているというようなことで、私も本当に、井の中のかわず大海を知らずではありませんがしっかりと研修させていただいて、その時のインパクトがやはり今の私の農業経営に非常に大きな効果をもたらしているのかなと感じているところでもあります。ぜひ、こういった新技術の現場を今の若手農業者にしっかりと見ていただく、そういったソフト面での補助も大変重要ではないかなと考えているところでもあります。これはただの私の経験上の話で、私が言っているのは海外研修とかそういうものではないのですが、現在農業におけるIT化というのは本当にすごい勢いで進んでおりまして、若手農業者同士も知識を交換しながら今の営農に役立てているところでありますが、しっかりとした専門的技術を持ったところでの講習とか研修をすることによって、やはり百聞は一見にしかずということでもありますので、そういったソフト面での応援もしっかりとしていただいて、今後の浦臼町の産業を進めていく若手を育てていただきたいと考えているところでもあります。なかなかこういった新たな基金の創設は難しいということでもあります。そこは理解するところでもありますけれども、しっかりと町としても育成の現場も育てていただきたいと考えているところでもあります。ここではそういった基金が積めないということでもありますが、それでも何とかやってくれと言ってもどうしようもないことでありますので、無い袖は振れないということでもあります。その代わり、必要に応じてこういうことを町に求めるというような農業者の要望事項があったときに、それに対して町は順応な対応をいただけるのか、そこをお聞きしたいと思っているところであります。答弁によりますと、ヤンマーアグリジャパンとの協力連携ということもありますが、私も以前、今後どのような連携を進めるのかといったことも質問させていただきました。今後こういった方向でやりますという具体的な道筋はなかったわけなのですが、しっかりとこういうことを、せっかくヤンマーとの提携もしておられるので、農業者もそういった新たな現場、研修の場を求めているのかなと考えておりますので、そういった短期的な研修の場の要望があれば、町としてやっていただきたいと考えているところでございますので、その点についての町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。
答弁 町長 川畑智昭
ただいまの再質問にお答えいたします。基金の創設につきましては今お話しいただきましたように、やはり去年今年とかなりの米価で推移したわけですけれど、一般的に聞かれますところでは来年は今年みたいなことはないと聞いておりますので、激しく上下する中でいっとき高かったからといって、基金創設ということはなかなか考えにくいということはご理解をいただきたいと思います。農業者の方から短期といいますか、単発的に、散発的に要望が来た場合どう対応できるのかというところですけれど、それは一方的に断るものではありませんので、内容をお聞きしまして逐次判断をさせていただきたいと思っているところでございます。ヤンマーとの関わりにつきましては、本当に協定を結ばせていただいて感謝しているところです。協定以前から取り組みは開始されておりまして、衛星を使った作業支援システム等につきましては、今でも一定数の農家の方が試験的に導入されているというのは続いておりますし、今後とも様々な検討をさせていただきまして、取り組みを、間口を増やしていきたいと考えております。以上でございます。
質問 5番 中川清美
ありません。