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浦臼町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日

中学生の制服の在り方

2025年6月12日、浦臼町議会の一般質問で、静川広巳議員が「中学生の制服の在り方」について質問し、教育長 河本浩昭、町長 川畑智昭が答弁しました。

質問者
静川広巳 議員
答弁者
教育長 河本浩昭、町長 川畑智昭

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 6番 静川広巳

それでは、令和7年第2回定例会における一般質問を町長並びに教育長に質問させていただきたいと思います。1点でございます。中学生の制服の在り方であります。近年、全国で「性の多様性に対応する制服の在り方」が問われるようになり、最近ではそのことが、制服変更の主な理由になるケースが全国的に増加しております。性の多様性に配慮しつつ、全ての生徒にとって着心地や精神的に気持ちの良いものが必要になることが考えられます。性別で制服を決めるのではなく、どの制服でも着用できるよう選択することが必要で、選択肢を増やすことで、学校生活を送る上での不安を少しでも解消していくことが必要だと思いますが、教育長はどう思われるかお伺いいたしたいと思います。また、町長は浦臼町パートナーシップ宣誓制度を制定しようと考えていますが、このことは性の多様性を認め合い、誰もが個人として尊重され、自分らしく人生のパートナーや大切な人と安心して暮らせるまちづくりを目指すためと考えておられるのではと思っておりますが、このことは、性の多様性を理解した上での判断だと思われますので、学生の制服の在り方については、町長は性の多様性の観点からどのように思われるか、お伺いいたしたいと思います。以上です。

答弁 教育長 河本浩昭

静川議員のご質問にお答えをいたします。現在、中学校では「学校生活のきまり」の中で制服についての記載があり、男子については「黒の詰め襟学生服の上下」、女子については「セーラー服とし下はスカート若しくはスラックス」としております。性的マイノリティに対する理解が進む中で、性の多様性について教職員の知識や理解を深めるとともに、児童生徒が性の多様性を認め合い、安心して学校生活を送ることができる環境づくりを進めていくことは大変重要だと考えておりますし、環境づくりの一つとして、議員ご指摘の性別によって制服を区別するのではなく、選択肢の多様化を図ることが必要であるとの考え方や制服変更の動きについては、理解をするところであります。また、制服以外でも髪型やトイレの利用など、学校生活における各場面での配慮が、児童生徒の不安を解消していくために必要だと考えております。現在の学生服とセーラー服では選択肢が少ない環境ではありますが、生徒個々の状況に応じた指導や支援を行い、不安の解消に努めてまいります。なお、制服自体の見直しにつきましては、現在、保護者などからの要望はありませんが、今後見直しの必要性を判断しなければならないようなときには、小中学校のPTAをはじめ、多くの町民の方々のご意見をいただき理解を得た上で行わなければならないと考えております。以上でございます。

答弁 町長 川畑智昭

引き続き、静川議員のご質問にお答えいたします。質問にございます「パートナーシップ宣誓制度」と「学生の制服の在り方」に対する性の多様性の理解については、若干異なるものであり、対応については混同しないことが必要であると考えております。まず、「パートナーシップ宣誓制度」につきましては、ジェンダーアイデンティティの多様性、ジェンダーアイデンティティとは自己の属する性別についての認識に関するその同一性の有無または程度に係る意識のことでございますけれど、この点や性的指向を含めた広い意味での性的マイノリティについて深く理解し、社会全体で偏見や差別をなくし、誰もが自分らしく、人生のパートナーや大切な人と安心して暮らせるまちづくりを目指して制定するものでございます。また「生徒の制服の在り方」につきましては、先に説明しました広い意味での性的マイノリティについて、児童生徒の発達段階に応じた理解、自他の人権の尊重などを十分理解した上で、特に性自認の不一致などに配慮したものであると考えております。以上のことを理解した上で、制服の在り方につきましては、今後の状況の変化に応じ、関係者や地域の方々の理解を得た上で行わなければならないとする教育長の答弁のとおりと考えているところです。以上です。

質問 6番 静川広巳

これは今始まった問題かどうかはちょっとわかりませんが、最近特に多くなりましたね。全国的にもこの話が出ていまして、特に見直そうとするところがほとんど大手制服メーカーといいますか、学生服メーカー。固有名詞出したらあれですけれど、トンボとかカンコーとか、あとはエルメスでしたかね、そういう大手学生服メーカーなんかが逆に、もうこういう時代だよと。だから、子どもたちの声に対応して、気軽に行けるように学生服も変えましょうと、そういうふうに時代がもう変わってきている。学生服メーカーも、すぐそれに対応できる時代に今はなっているということですね。近隣では、聞くところによりますと隣の滝川市が昨年、中学校の制服を変えましたということですね。あと、空知管内でもどこかでありましたね。それとこの間びっくりしたのですが、新聞に載っていましたけれど、私がこの質問を起こしてから、こんなことをやっているところがあるのだと思ったのが由仁町ですね。今、由仁町が中学校の制服を、私は今の学生服から違う学生服、多様性の学生服にしようとしているのですが、由仁町はもっと飛び越えて、もう制服をなくそうという動きが出てきて、それを議論しようということで由仁町がこの間出ていました。それも一つの議論で、制服自体を廃止しようという議論も今はもう出てくるぐらい、子どもたちの今の環境を変えてあげよう、そして学校生活を本当に有意義にしてあげようというのが今の教育、親としても教育側からしても子どもたちに対するそういう方向性が強く出ているのが現実だと思っています。私はですね、学生服は学校のきまりであるかもしれないけれども、町側といいますか、教育委員会側が変えることに問題はないと私は思っています。これ聞きたいのですけれど、学生服買うときにお金がかかるのですが、町が支援、一部支援しているという話は私聞いたことないのですけれど、そういう支援があるのかどうか聞きたいのですが。学生服、あれ1着買うと5万円か6万円ぐらいするのですね。おそらくこれ、全部個人負担というか、家族が負担して買っているのだと思います。中には聞くところによると、成長が早いと3年間で2回も買い換える人もいるみたいです。個人負担で多分買っていると思いますが、あんまり町が負担しているとは聞いたことがないのでね。結局これをいつやろうかと言ったら、私は来年やっていいと思っています。もうこれは、町がいろいろ議論してどうのこうのという問題ではないだろうと私は思っています。結局、では来年から変えましょうといって買うのも家族個人の負担ですから、町側に全くそういうことは影響がないので。同じお金を出すなら、子どもたちが自由に好きな学生服、セーラー服じゃないけれども、多様性の服で自由に、上着なんかは揃っているブレザーみたいなタイプが多いですけれども、そういったものを着ていろいろやりくりできながら学校に通えるという、そういうことが私は一番望ましいのではないかなと思っています。確か明苑中学校でしたか、そこが1年生から昨年変えて、あとの2年生3年生との境目はどうしても仕方ないだろうと思っています。いつやっても、段階的にはどこかで必ず切り替わるので、学校の中で制服が違うというのはある程度やむを得ないことだと思いますが、そこは私、問題ないだろうと思っています。逆に、由仁町が考えている制服を全てなくすというのは、ちょっと私は抵抗があるのですが。制服をなくして自由な服装にするとなかなか、特に女性なんかは毎回同じ服を着られないから、服を買うのも結構大変かなという気はします。だから着やすい、ある程度決まったような簡単な服、そういうタイプがあればすごくいいかなという気はしていますので、その辺よく考えてもらいたいなと思っています。この辺、町は支援を行うということも何か考えているみたいな話もしていますが、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。それからもう一つ、私、ここですごく不思議なことがあったのですが、教育長も町長も、制服を変えることについて保護者などからの要望はありませんと言いますが、保護者はもう決まったものだと思っていますから、多分そんな要望はないのだろうと思っています。教育委員会側にちょっと質問したいのは、制服について過去に議論したことがあるのかをお聞きしたいと思います。多様性の問題云々は関係なく、過去に学生服とかセーラー服みたいな部分から違う制服に変えようかという議論をしたことがあるかをお聞きしたいと思います。それからもう1点は、これ、町長と教育長も一緒なのですが、今後の見直しの必要性はあるが、PTAをはじめ多くの町民の方々のご意見をいただき、とあります。子どもたちは町民のご意見を聞かないと服を着られないのかというか、その服じゃないと駄目だと言うのか、子どもたちは町民のために服を着ているのかなという判断に、変なとり方をすると思ってしまうのですが。町民がいいよって言わないと駄目なのかなと思ってしまうのですが、この辺ちょっと質問です。以上です。

答弁 教育長 河本浩昭

ただいまのご質問にお答えをいたします。まず、1点目の支援ということですけれども、先ほど静川議員からもありましたが、中空知管内を見たときにブレザーというか、ジェンダーレスとかジェンダーフリーの制服と言われるものにしているところが芦別市、砂川市、それからさっき静川議員がおっしゃった滝川市の3校のうちの1校というのが現状でして、それ以外につきましては学生服とセーラー服です。購入に対する補助事業等を行っているところは、現在のところ把握してございません。制服に関してですけれども、現状、浦臼町に限らず近隣もそうだと思うのですが、制服を着て登校する機会というのが年間10回ないぐらいでありまして、通常はジャージを来て登校しているというのが実情でございます。制服を来て登校するのは、入学式、卒業式、始業式、終業式、それから学校祭、修学旅行等の、学校でこの日は制服を着て来なさいと言ったときだけということでございます。それ以外は通常ジャージを着ているというのが現状でございまして、しかも、毎年それぞれの保護者が制服を購入するのではなくて、そういった使用機会が少ないものですから、過去に使った制服を譲り受けながら使っているというようなケースが大変多いような状況と聞いております。そういったことから、一斉に変えるということになると、そこら辺の支援というのを検討していかなければいけないかもしれませんが、現状は近隣等の状況も踏まえて、そのようなことにつきましては考えておりません。それから、過去に制服の変更について検討したことがあるかというご質問でありましたけれども、それにつきましては、私が教育長を拝命してからは、そういったジェンダーフリーの観点等から制服を変えるというような検討はしておりません。ただ、浦臼町のセーラー服の線がちょっと特殊で、取り扱っている業者が発注する件で、通常の一般的な線では駄目なのかというような、そういった質問がありまして検討した経過はございます。それから、町民の意見ということでございますけれども、結局、中学校は3年間なのですよね、3年たてば生徒は総入れ替えということになります。生徒の意見だけということになりますと、3年ごとに生徒の考えが変わったり、意見が変わるというようなことにもなりかねませんので、やっぱりある一定の基準を持って、恒久的というか、そういった考えを持って制服というのは決められるべきなのかなと。もう既に変えているところにつきましても、何種類か提示して、住民の方に投票をいただいて制服を決めるというようなプロセスを行っているところもあると聞いております。そういうことで、生徒だけの考えでというのはちょっとどうなのかなと思っているところであります。以上でございます。

答弁 町長 川畑智昭

お答えいたします。まず、制服の更新といいますか変更につきましては、学校という限られた環境の中で実際に制服を着るのは生徒たちということになりますので、学校サイド、あるいは教育委員会、さらには父兄の方の十分な話し合いがあって、そういう方向性に決まれば町としてもそれを支援する、応援するという形を取っていくことになるかと思いますけれど、あくまでも前提としてはその場での、学校サイドでの検討を終えて十分に議論を尽くされた上で、方向性を決定していただければ、それを町が支えるという形になるかと思います。あと、制服に対する補助金の話を聞いたことがあるというようなお話だったかと思いますけれど、まだ具体的にそういう話が出てきていない段階ですので、補助をする、しないというような話合いを内部的にも持ったことはありませんので、どちらからお聞きされたのかちょっとわかりませんけれど、町としては、今は検討をしている段階ではありません。以上です。

質問 6番 静川広巳

ありがとうございます。まず、教育長、ジャージが多いと。私も孫がいっぱいいますからわかりますけれど、確かにジャージ、多いですよね。特にすごく目立ったのがコロナ感染のときですか、やっぱり着やすくて動きやすいということで、特にジャージをすごく頻繁に着ていたような気がします。子どもたちがなぜジャージを着るのかといいますと、要は学生服、セーラー服を着たくないのです。極端な話、堅苦しくて機能性が悪い。結局、本当はすごく着やすくていい制服だったらジャージじゃなくて、日常でも胸張って歩けるような制服であればいいのでしょうけど、やっぱりそういう部分で着たくないからジャージなのです。これ、うちの孫も言っていましたけど、制服は着たくないからジャージを着ているのだという話でしたけど、やっぱりその辺はね、ジャージが多いから制服はこんなのでいいのだというのは、私はちょっと考え方が違うかなという気はしていますので。その辺もうちょっと考えてみてはと思っています。それから町民も含めて住民の理解を得るのだと言いますが、私はどうも、そこはどうなのかなという気はしています。結局、教育委員会側、町側として子どもたちにいいように、きちんと学校に通わせるためにはこういうものだよという、例えば町民に対してもしくはPTAに対してでも、そういったリーダーシップを取ってこれからの子どもたちにはこういう制服を着せましょう、この方が子どもたちも勉強しやすいからいいよと、なぜできないのかが私ちょっと不思議です。逆に、町民の意見を聞かないとできないという他力本願的な、ちょっと責任逃れ的な部分に聞こえてしまうので、この辺はしっかり子どもたちのために、こうしたいというリーダーシップをとっていただきたいと私は思うのですが、その辺はどうでしょうか。

答弁 教育長 河本浩昭

ただいまの質問にお答えをいたします。ちょっとはっきりしたことが答弁しづらいのですけれども、今までいた過去の校長から私が聞いた話では、どちらで登校してもいいのではなくて、通常はジャージで登校するように学校で指導していると今まで聞いていましたし、そう判断していましたので、今、どちらで登校してもよくて、制服が嫌だからジャージで登校しているというのは今、初めて聞きましたので、ちょっと確認をしたいと思います。恐らく私の思い違いでなければ、通常はジャージで登校することが、ある時期から中学校側でそのようにしているというような認識でございます。それから制服を変えるということで、教育委員会等がリーダーシップを取ってもいいのではないかというお話がありました。これにつきましては、今後制服を変えるというようなことになれば、恐らくジェンダーフリータイプの、ブレザースタイルの制服にこれからの時代はなっていくのかなと考えますけれども、ただ、どの時点で変えるのか、どのタイミングで変えていくのかにつきましては、やっぱり保護者をはじめとした皆さんの理解が必要なのかなと思っております。それから制服については、最終的に制服を決める権限というのは学校長が持っています。ですから、我々もそこに対していろんなご意見等を伺いながら、意見交換を今後していきたいと思っております。以上でございます。

出典:浦臼町議会 令和7年第2回定例会 2025年6月12日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる