みんなの議会

浦臼町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日

(1)新たな有害鳥獣対策/(2)浦臼町DX推進方針の現状と今後

2024年3月5日、浦臼町議会の一般質問で、髙田英利議員が「新たな有害鳥獣対策」「浦臼町DX推進方針の現状と今後」について質問し、町長 川畑智昭、産業課長 馬狩範一、総務課長 明日見将幸、総務課主幹 早坂隆広が答弁しました。

質問者
髙田英利 議員
答弁者
町長 川畑智昭、産業課長 馬狩範一、総務課長 明日見将幸、総務課主幹 早坂隆広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 3番 髙田英利

それでは、令和6年第1回定例会に当たりまして、町長に質問させていただきます。まず、1点目として、新たな有害鳥獣対策ということで質問させていただきます。これまでも有害鳥獣対策についてはいろいろと講じてきました。近年、ヒグマが人間の居住地に出没する事案が多く発生するようになってきました。近隣町村では毎日のようにヒグマの目撃情報が報じられており、地域住民が不安と恐怖を抱えながら生活をしている状況にあります。浦臼町でも昨年は1頭のヒグマが駆除されたところですが、山間部の畑や農道には複数の足跡が確認をされています。私たちはヒグマに遭遇しないように行動することは大切でありますが、万が一遭遇した場合の対処方法等についてどのように行動することが有効なのか、私たちは考えるべきではないでしょうか。昨年6月には朱鞠内湖で人身事故も発生しており、人的被害の防止、さらには家畜などへの被害も想定されていることから対策が必要と考えます。また、環境省はヒグマを指定管理鳥獣に認定するようです。国、道の動向とあわせて取り組みを検討するべきではないでしょうか。伺います。

答弁 町長 川畑智昭

髙田議員のご質問にお答えいたします。現在、北海道ではヒグマの人里への出没抑制を目的とし、冬眠中や冬眠明けの個体を狙う春期管理捕獲を今年度から本格実施しております。市町村や狩猟関係団体が道の許可を得て実施するもので、ハンターへの報酬や玉代などの経費を半額補助する制度となっております。平成2年度に春クマ駆除が廃止されてから三十数年が経過していますが、当時から当町では春クマ駆除は実施されておらず、ノウハウがなくハンターの安全性も確保されていないことから、今回は春期管理捕獲の実施を見送っています。今後とも猟友会と有効性や安全対策について協議し、次年度以降の対応を決めてまいりたいと考えます。ヒグマに遭遇した場合の一般的な対処方法につきましては、既に確立しマニュアル化されていますので、時期を見て周知啓発に努めてまいります。また、国では人的被害が多発しているクマを計画的に捕獲する指定管理鳥獣へ追加し、都道府県が捕獲計画を策定し、捕獲に対する報酬や経費、従事する人材の育成確保費用などを交付金で支援することとしています。令和6年度中の運用開始を目指しており、国及び北海道の動向を注視しながら、制度運用を図っていきたいと考えているところでございます。以上です。

質問 3番 髙田英利

ただいまの答弁で、対処法につきましては既にマニュアル化されて確立されていると答弁をいただきました。その周知につきましてはできるだけ早い時期にまた住民に周知をしていただきたいと思います。これから雪解けに向かいまして、クマが出没する可能性も十分増えてきますし、また冬眠していないクマも存在しているという報道もされておりますので、その辺の対応も含めまして、よろしくお願いしたいと思います。また、環境省の指定管理鳥獣の指定についてもあわせて取り組んでまいるという答弁でございました。これにつきましても、指定管理鳥獣に指定されると、研究だとか捕獲についても国の助成が得られるという内容でもあると聞いておりますので、その辺につきましてもあわせて取り組んでいただければありがたいと思います。さらには、捕獲について何点かお伺いをしたいと思っております。現在は捕獲につきましては猟友会にお願いをして取り組んでいる状況にあると伺っております。また、ハンターの養成につきましても町で助成をしながら希望者には補助金だとか何か手当てをしている状況と伺っておりますが、昨年の長野県の事故を受けまして、警察庁はハーフライフルの規制に乗り出したという報道もあります。散弾銃の許可を受けてから10年をたたなければライフルの所持許可がおりないという厳しい条項を盛り込んだ改革をするということで、先日の閣議決定において提出をされ、今国会で決定をする見込みということでありますけれども、その中の特例として市町村、道が特に認めた場合についてはハーフライフルの所持を認めるという特例措置を設けて運用すると聞いております。その中で、やはり町としても積極的にハンターがライフル、あるいはハーフライフルを所持して的確にクマやシカの猟を行えるように続けて認定をしていただきたい部分がありますのと、これは特例措置でありますので、また警察庁や国の方で事態が変われば、その特例措置は外すという事態もまた考えられますので、その辺につきましても十分国に要請をしていっていただきたいということでございます。また、さらにハンターの養成に係る部分ということで以上だったのですが、また大型の箱わなについて町で所有しているのか、はたまた何か借りていたという話も伺いますので、その辺、クマ等を捕らえることができる大型の箱わなについての所有、または所有していないのであれば今後の所有の方向性について、所有するとすれば幾つぐらい所有するのか、それについてもあわせてお伺いをしたいと思いますし、さらにあわせまして、これは札幌市の話なのですが、ドローンを用いて熱感知カメラを搭載したドローンを飛ばして、その個体の確認だとか囲い込み猟に使ったり、あるいはやぶの中だとか物陰に隠れている鳥獣を熱感知カメラで確認をしながら猟に当たるとか、あるいは住民の避難に当たらせるという取り組みも行っているようです。当町としても、やはりその辺につきましても検討に値するのではないかと思いますので、それらもあわせまして伺いたいと思います。以上、ハンターの養成について、また大型の箱わな、そしてドローンの今後の取り組み、活用についてお伺いをいたします。

答弁 産業課長 馬狩範一

質問にお答えいたします。まず、ハンターの養成につきましては令和5年度についてもかなり免許の更新ですとかそこら辺もやっておりますし、ライフルの所持についても町長の権限で処理するということもやっておりますので、今後も引き継いでやっていきたいと考えております。箱わなにつきましては、現在1基を所有してございます。昨年度につきましては2か所でクマの発生が確認されたので、1基は設置していたのですが、もう1基は足りなくて、近隣の月形町より1基、貸し付けをしていただいたという形になっております。令和6年度については、予算でも計上しているのですが、箱わな1基を新しく購入するということで予算計上をしております。ドローンにつきましては、本当に役場内部でも実効性とかについて協議はしているのですが、ちょっと予算上の観点から導入に至っていないということになっておりますが、ドローンについては本当にこれから協議をしていかないといけないと考えております。以上でございます。

質問 3番 髙田英利

ありません。

質問 3番 髙田英利

それでは、2点目の質問をさせていただきます。浦臼町DX推進方針の現状と今後ということで質問をさせていただきます。令和2年、政府において、デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針が決定され、目指すべきデジタル社会のビジョンとして「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現出来る社会~誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化~」ということが示され、12月に自治体デジタル・トランスフォーメーション、いわゆるDXということで推進計画として策定されました。総務省の重点取組事項では、マイナンバーカードの普及促進・利用の推進、セキュリティー対策の徹底、テレワークの推進等、幾つか掲げられています。本町では、令和4年度に浦臼町DX推進方針が策定され、すいません、ここで私、間違っておりましたが、令和7年度までの4か年ということで訂正をお願いします。令和7年度までの4か年でDX事業を推進すると掲げられています。推進に当たっては、業務内容や業務プロセスの見直し、人材の育成・確保、予算の確保など多くの問題が考えられますが、現状の取組と今後のスケジュール及び取り組むべき目標を伺います。

答弁 町長 川畑智昭

髙田議員の2点目のご質問にお答えいたします。令和4年度に策定いたしました浦臼町DX推進方針につきましては、最高情報統括責任者を副町長といたしまして、国の定める6項目の重点取組事項、自治体DXの取組とあわせて取り組むデジタル社会の実現に向けた3項目の取組、その他DXに係る5項目の取組を推進するものでございます。国の定める重点取組事項の一つであります自治体情報システムの標準化におきましては、本町において標準化を要する情報システムとしては住民記録をはじめとした16システムでございます。現在、標準化の令和7年度完全移行に向けての取組を進めているところであり、新年度におきましても標準化関連の予算を計上させていただいたところでございます。自治体DXの取組とあわせて取り組むデジタル社会の実現に向けた取組におきましては、デジタルデバイド対策といたしまして、昨年6月と7月に株式会社NTTドコモ様のご協力をいただき、スマートフォンの操作方法の講習会を開催したところであり、新年度におきましても予算計上させていただき、引き続き事業を継続する予定としております。その他、DXに係る取組におきましては、4月以降に発行されます水道料金、下水道料金、休栓料の納付書につきましては、コンビニエンスストアでの納付やスマホアプリを活用したキャッシュレス決済による対応が可能となります。また、一部の申請等における押印廃止に向けて業務改善に取り組んでいるところであり、今後議員の皆様にもご説明できるものと考えてございます。議員がおっしゃるように人材育成や予算の確保、デジタルデバイドなど多くの課題はございますが、基本的には現方針に基づき自治体DXを推進し、行政サービスを受ける住民の利便性を向上させるとともに、業務効率化を図り行政サービスをさらに向上させることを目標といたします。以上です。

再質問 3番 髙田英利

それでは、再質問させていただきます。一口にDXといっても、なかなか理解しにくいというか、DXとは一体何ぞやという話からちょっとなるのですが、本来DXとはデジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をよりよいものにするという定義があるそうです。既存の価値観や枠組みを根底から覆すような革新的なイノベーションをもたらすものという考え方から来ているということです。一方で、自治体におけるDXとはデジタル化を進めた上で、先ほどの町長の答弁にもありましたとおり住民サービスの質の向上を目指すということが本来の目的というところで、なかなかDX、DXという言葉だけが先行されて、ではDXとは一体何であるかというところがいまいちつかみにくい部分なのかなと思って、私もいろいろ調べてまいりました。同じような言葉でITという言葉があります。ITという部分につきましては、旧来のアナログ的な作業をデジタル化して便利にするということで、要は手作業を機械に任せると、そんなニュアンスなのかなと感じております。要するに、ITとはDXの推進に向けた手法の一つだという認識のもとで取り進めているのかなと思います。例えるのであれば、私たちが従事している農業がありますが、町長が推進しておられるスマート農業ということがありますが、スマート農業というのは農業DXに向けた一つの考え方と捉えることができるのかなと私の中で解釈しております。要するに、デジタル化というのは作業工程の中の一つであり、ITが全てではなくて、DXという考え方のもとにデジタル化があると、ちょっとややこしいのですが、そういう概念のもとに取り進められていると私は理解をしております。今ほど町長の答弁の中にもありましたとおり、いろいろサービスを進めていくということでございました。総務省が示すDXが進まない理由としてということで幾つか上げられております。一つは、自治体に根強く残るアナログ文化、そしてDXに対する理解不足、人材の不足だとかコミュニケーション不足とかいろいろ取り上げられておりますが、やはり先ほど町長も言われたデジタルデバイド解決に向けての一つ行っているのだというところでございます。私もデジタルデバイドについてはいろいろ確認をして理解をしているつもりですが、デジタルデバイドについていま一度ご説明をいただければありがたいかなと思っております。それと今国が掲げている七つの基本項目があります。それにつきましては全部読むとちょっと時間かかるのですが、フロントヤードの改革だとかシステムの標準化、共通化、公金収納におけるeLTAXの活用、そしてマイナンバーカード、セキュリティー対策、自治体のAI、RPAの推進、そしてテレワークの推進と7項目上げられているのですが、今ほど町長の答弁の中には地方税の収納だとかあとシステムの共通化等についてはお答えがありました。そのほかの部分については、今後どのような取り組みをしていくのか、また取り組んでいかないのか、その辺のお答えをいただきたいと思いますし、今のところそれで再質問とさせていただきます。すいません、デジタルデバイドだと思うのですが、すいません、ちょっと調べてはきたのですが、デジタルデバイドとはデジタル化の恩恵を受けられる人とそうでない人の格差を意味すると。要は、国は地理的な統制、制約、年齢、性別、障害や疾病の有無、国籍、経済的な状況などに関わらず、誰一人取り残されないデジタル社会の実現を目指すために皆さんの公平なデジタル社会の実現を享受するために格差をなくすための目標と捉えているのですが、いかがでしょうか。スマホ教室などもその対策の一つということで。

答弁 総務課長 明日見将幸(総務課長は2024年3月まで)

ご質問にお答えいたします。今ご指摘のとおり昨年NTTさんの方にご高齢の方、スマホ教室等実施してございます。また、令和4年にも光回線ということで町内にも引いてございますので、ある程度デバイド対策としてはやっているかと思うのですけれども、すいません、なかなか答弁しづらくて申しわけないのですけれども、一応そういう形で答弁させていただきたいと思います。すいません、よろしくお願いいたします。

再質問 3番 髙田英利

すいません、国が掲げている7項目ほどがあるのですが、それの中で公金収納だとか情報のシステム化の標準化、共通化については今取り組まれているという話を伺ったのですが、そのほかの項目については今後どうするのでしょうかという質問だったのですが。

答弁 町長 川畑智昭

適切な答えになるかどうかわかりませんけれど、すべてを一度に進めるとなると、やはり財政的な問題も絡んできます。何を優先するかという意味で、今お答えした内容のものから手をつけているところでございます。今後につきましては、より公金収納の部分を充実させていくという方向性は今のところ持っておりますけれど、リモートワークですとか、その辺につきましては優先順位的には低いのかなと考えておりますので、順次取り進めてまいりたいと思います。

再質問 3番 髙田英利

ありがとうございました。それでは、関連があるというか、あわせてデジタル田園都市国家構想交付金というものがあります。それらについて今後どのようにして取り組むのか。その中身につきましては、当然スマート農業への支援も推進されていると認識しているのですが、田園都市国家構想交付金についての取組については今後どのような扱いになるのでしょうか。

答弁 総務課主幹 早坂隆広(総務課主幹は2025年3月まで)

ただいまの髙田議員のご質問についてお答えさせていただきます。デジタル田園都市国家構想交付金の関係でございますが、使えるメニュー、使えないメニューとございますので、使えるものは使っていきたいと考えてはございますが、現在教育委員会の方で電子黒板の方の導入等を考えておりまして、そちらが田園都市国家構想交付金の方で活用できるようであれば進めていきたいなと。直近ではそのように考えてございます。以上でございます。

出典:浦臼町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる