浦臼町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月24日
総括的な地域公共交通について
2021年3月24日、浦臼町議会の一般質問で、髙田英利議員が「総括的な地域公共交通について」質問し、町長 川畑智昭、副町長 石原正伸が答弁しました。
- 質問者
- 髙田英利 議員
- 答弁者
- 町長 川畑智昭、副町長 石原正伸
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 1番 髙田英利
それでは、定例会に当たりまして、町長にご質問をさせていただきます。それでは、総括的な地域公共交通についてということでご質問をさせていただきます。令和2年、JR札沼線が4月をもって運行を廃止し、それに伴い代替バスが浦臼当別間の運行を開始をいたしました。さらに、土日祝日の奈井江浦臼間とJR美唄駅への乗り合いタクシーの運行が開始をされ、おおむね1年が経過しようとしています。しかしながら、昨年末にビジコーが一般タクシー事業を令和3年9月での廃止の予定となり、さらに2月には中央バスが浦臼滝川線の運行を廃止したいとの話があったということであり、浦臼町は令和4年9月までの運行を希望しているということの報告でした。また、隣町の新十津川町では、既に中央バス廃止後の施策を用意しているとのことで、浦臼町がその情報に乗りおくれたことは否めない事実ですが、特に滝川市方面への通学の交通機関としての役割は非常に重要だと思っております。廃止後、どのような路線となるのか協議を重ね進めていくものと思いますが、先日の協議会の説明では、4年の10月より新路線での運行を開始をしたいということの説明でしたが、既存の路線についてもあわせて総括的に整理をし、存廃を含め合理的な運行が今後必要ではないかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。また、財政面でも公共交通に多くの支出が必要と思います。現在公共交通に総額幾らの予算を持って使っているのかお伺いをいたします。
答弁 町長 川畑智昭
髙田議員のご質問にお答えいたします。現在運行路線につきましては、町営バス奈井江線、中央バス滝川浦臼線、町内の乗り合いタクシー2路線、町外の乗り合いタクシー2路線、混乗型スクールバス2路線、JR札沼線代替バス月形浦臼線の9路線を運行しております。多くの路線を運行していることから、多額の経費を要しており、議員ご指摘のとおり運行路線の拡充、統廃合を含めた中で検討を進め、地域の代表者や福祉及び教育団体、交通事業者などに参画いただいた活性化協議会を設置し、新たな公共交通体系の構築に向けて進めてまいります。次に、令和2年度の地域公共交通に関する執行状況でございますが、生活交通対策費では約1,492万円を支出しており、主な支出は中央バス滝川浦臼線の負担金859万円、JR札沼線代替バス月形浦臼線の負担金633万円でございます。タクシー等料金利用助成事業ではなく279万円を支出しており、主な支出はタクシーチケット利用者負担分でございます。町営バス運行事業では約630万円を支出しており、運行業務委託料でございます。乗り合いタクシー運行事業では約951万円を支出しており、主な支出は町内乗り合いタクシーで154万円、町外乗り合いタクシーで156万円、奈井江線車両購入負担金で640万円でございます。地域公共交通総額で3,352万円の事業費を支出しており、歳入では町営バス及び乗り合いタクシーにおける地域内フィーダー系統補助金として299万円の採択を受けてございます。以上でございます。
質問 1番 髙田英利
今、9路線運行しているということでご説明がありました。今の話では3,000万円余りが町の支出ということで説明をされておりましたけれども、今年度の予算を新たに見直してみますと、そのほかに今年度は地域公共交通の調査業務として500万円、さらにタクシーの運行補助として300万円余りが計上されておりますし、さらに中央バスの負担金ということでさらなる増額ということで説明を受けたところです。合わせますと総額で4,700万円以上になるのかな、そういう金額が公共交通の支出として、令和3年度の支出として予算化されていこうという状況ですけれども、そのほかにもまだスクールバスの業務委託として700万円近くが支出をされておりますし、福祉バスも社会福祉協議会の運行ですけれども、バスの運行をしているということの中で、総額5,000万円から6,000万円近い公共交通、福祉バスも含めてですけれども、お金をかけて運行、整備をしているという現状があります。その中で、これからさらに車両の更新だとかスクールバスとかも年数がたってきて、更新の時期も迎えなければいけないとかという状況にもなっているのかなとも思います。さらに、3月の協議会の説明の中では、新たに砂川線も検討、視野の中に含めたいんだというお話もありました。そうなってくると、さらに路線の数がふえるのか、廃止検討される予定の路線もあるかとは思いますが、その中でこれだけの多くの予算をつぎ込んでも住民の足として利便性を高めた中での運行がどのように持っていけるのか、それはこれからの協議になろうかと思いますけれども、今ほど町長の答弁の中に、活性化協議会の設置ということでお話がありましたが、設置については地域の代表だとか教育団体、交通業者などということでありましたけれども、今まで開催しております地域公共交通会議と同じような形で進めるのか、それとは別なものとして設置をして進めていくのかが、1点お伺いしたいところです。それと、来年中央バスが廃止されるということで、それに向けたスケジュールということでお聞きしたいと思います。後段でも議員さん、お聞きすることになっておりますけれども、4年の10月からの運行ということになると、遅くてもことしじゅうには計画、整備がされていないと、恐らく来年の5月、6月には申請等の手続もある中で、やはりスケジュール的にかなり厳しい状況になるのかなということも考えられますが、今業務調査が行われるということでしたが、業務調査の意見聴取をもって、その結果をもとにバスの路線計画を組み立てるということになるかと思いますが、その辺のスケジュール面をどのようにお考えになっているのかをお聞きしたいのが2点目です。さらに、前段、先ほどの協議会の中で、新たな運行方法として、自家用有償旅客運送という形の運行方法が地域住民の協力を得て行うという形がありますが、道路運送法上の特例として白ナンバーで1種免許での運行が可能であるというものでありますけれども、それらに向けての町がどう体制を整備することになるのか、メリット、デメリットもいろいろありますし、それを含めて検討していくのか、それは除外をして考えていくのか、その辺、3点を含めて再質問をさせていただきます。
答弁 副町長 石原正伸
ただいまのご質問にお答えいたします。まず、1点目の地域公共交通会議と活性化協議会の違いといいますか、活性化協議会となりますと、法定協議会という位置づけになりまして、もう少し幅の広い委員さんを集めた形の検討を進めるという内容となっております。公共交通会議が活性化協議会に移行されるというイメージでとらえられていただければと思います。次に、今後の新しい交通体系の検討のスケジュールについてのご質問です。こちらにつきましては、本年度乗降調査等の委託業務を考えてございますので、そういった部分の現状を把握するのとあわせて地域住民へのアンケート調査を行い、どういった利用が多いのかというところをまず最初に把握をさせていただきながら、この活性化協議会の中でその意見を踏まえて、どういった交通体系を維持していくのがいいかという方策について検討していきます。その検討した方策につきましては、令和4年6月末の国に出す申請に反映させた形で令和4年10月新しい交通体系で住民の足を確保できるようなスケジュールを目指して、今年度から動くという予定でおります。あと、その中で自家用運送輸送の手法につきましても、うちの町でどういった取り組みとしてできるのかというところは、その活性化協議会の中で検討してまいりますので、手法の一つとして可能であれば検討していきますし、地域ボランティアのお力をかりないと実現できない部分がございますので、そのあたりも含めてしっかりと検討していきたいと思います。以上でございます。
質問 1番 髙田英利
JR、そして中央バスという主要公共交通が廃止となった状況の中で、これからの公共交通の考え方として、今までの駅だとか停留所から乗り降りということが基本だったわけですけれども、これからやはり、特に高齢者などはドアツードアでの公共交通の考え方というのは大事な部分なのかなと思います。やはり、今までの一般質問の中でも各議員さん、質問されておりますけれども、足の確保ができなくなったから、やはり浦臼町にいられなくなったとか、利便性の高い町場に移住するんだという方も私の近所でも何人もおられます。そういったことも考えると、やはり公共交通のあり方というのは停留所やバス停というのもないわけではないですけれども、ドアツードアという考え方が第1にあるべきなのかなと、これからの公共交通のあり方としてと私は思います。そして、また今度高校生の場合は、やはり公共交通の体制が整っていないところの高校へはなかなか行きにくくなるということも考ええられます。やはり、教育の機会を子供たちから奪ってもいけませんし、進学に及ぼす影響も大きなものとなってくるのかなと思います。その辺もぜひ検討していただきまして、今後の施策に生かしていただければと思います。以上です。
答弁 町長 川畑智昭
当然、利便性のことを考えたら、ドアツードアというのが理想ではありますけれど、今現在も乗り合いタクシーというのは行き場所が固定されていますけれど、一応自宅ではドアからということになっておりまして、それは残していくことにはなろうかと思いますけれど、やはりドアツードアの部分と幹線という部分を両方考えていかなければならないところもありますので、幹線があれば用が足りる方がいらっしゃれば、ドアツードアでなければだめな方も当然いるということになりますので、すべての要望に当然こたえるということは難しいというのはわかっておりますけれど、これからアンケートもとりながら、要望をすくい上げて、計画を立てていきたいと思います。