みんなの議会

浦臼町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日

(1)町民の人口減少対策について/(2)新規就農者の支援について

2017年12月12日、浦臼町議会の一般質問で、野崎敬恭議員が「町民の人口減少対策について」「新規就農者の支援について」について質問し、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
野崎敬恭 議員
答弁者
町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 1番 野崎敬恭

おはようございます。議長より質問のお許しをいただきましたので、2点ほど質問をさせていただきます。私なりに過去に質問した問題ではありますが、これは必要なもの、また町民からの要望もあり、今回質問させていただきます。まず、第1問であります。町民の人口減少対策についてでございます。29年は、わずか1年で80名前後ぐらいの町民が、自然減または社会減と大幅な減少をいたしました。浦臼町においては、このことに対し、人口減少を食いとめるためどのような対策を考えているかお聞きしたい。まず1点でございます。次に、第2点。新規就農者の支援についてでございます。これも過去に同僚議員も質問しておりますし、私も質問しておりますが、まだなかなかつながらないので、再度質問させていただきます。本年、本町において転職による新規就農者が、担当職員及び関係団体などの努力と協力により営農しております。新規就農者の意欲は十分にありますが、経営は厳しい状況にあります。経営を成功に導くことが、浦臼町の将来のモデルとなると思う次第でございます。町として独自の助成策をつくり、新規就農者に寄り添う姿勢を見せることが、第二、第三の就農者を呼び込むことにもなり、さらに商工事業者にもよい影響を与えることになると思います。今後の浦臼町に必要と考えるが、町長はいかに考えているかお聞きしたいと思います。以上です。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

野崎議員のご質問にお答えをいたします。今、日本は急激な人口減少社会に突入しており、約50年後の平成77年には、今よりも3,900万人減り、総人口が8,800万人と推計されております。本町においても、議員ご指摘のとおり、想定以上に人口減少が進んでおりますが、解決が難しい問題であることは、第3回定例会において柴田議員からのご質問にお答えをしたとおりでございます。平成27年度に人口ビジョン並びに総合戦略を策定し、移住定住対策、子育て支援事業等さまざまな取り組みを実施し、現在も国の地方創生交付金による事業などにより、取り組みや検討を行っているところであります。現在建設中の認定こども園や民間賃貸住宅の誘致についても、それら対策の一つでありますが、近隣自治体も同様の人口減少対策を行っていることから、なかなか効果が出にくい状況にありますが、総合的な観点から、今後も引き続き取り組んでまいります。2点目のご質問であります。農業を基幹産業とする本町にとって、農家の高齢化・担い手不足対策として、新規就農者への栽培技術や経営手法の指導・育成や営農資金など就農支援の取り組みは大変重要であると認識しており、新規就農者の確保、育成を通して、農業振興や地域経済の活性化など好循環が生まれると考えており、議員と同様の思いであります。現在は、資金面の支援として、国の農業次世代人材投資事業により準備型や経営開始型として、年間150万円の支援を行っており、そのほか、栽培技術や経営、農地などの経営資源の取得など、各課題に対応するため、本年4月より農業次世代人材投資事業交付対象者サポートチームを設置し、専属の担当者による指導、相談等の体制を整え支援しております。議員ご指摘の独自の助成策については、初期段階において多額の就農資金が必要となり、農外からの新規就農のハードルはより高く、支援の必要度も高くなっておりますので、実態をしっかり把握し、どのような支援が必要なのか十分検証しながら、有効な支援施策を打ち出していきたいと検討するものであります。以上でございます。

質問 1番 野崎敬恭

人口減少問題は、根が深く、浦臼町だけの問題ではない、そのように思ってはおりますが、国の問題もあろうとは思いますが、町のアイデアで乗り切っている町もあるやに聞いておりますし、調べてみると、確かにいい町もあります。本当に町長が言うように、そんなに打つ手はないのかもしれないけれども、だけれどもアイデアやら職員一同、町民一同、みんなで力を合わせてアイデアを絞りながら、この町をこれだけ大幅に減少していくのを食いとめることをしなければならない状況に置かれているのだろうと、今そう思っています。町としては、社会減少を多少でも食いとめる策を練り上げ、高齢者も安心して最後まで浦臼町で暮らせるようにすることが緊急の課題であると思っております。また、ひとり暮らしになると本当に住みづらい町になるのではないか、ぜひ町長にはリーダーシップをとり、職員、町民などからアイデアを募り、町の将来戦略を練るなど頑張っていただきたいと思っているわけですが、再度町長のこの問題に対する取り組みをいかに考えるかお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

人口減少問題、本当にどの町でも大変な時代になっているわけでありますけれども、何かをしなければ黙って沈むというような部分もありまして、ことしやっている認定こども園も、やはり子育て支援の充実をすることによって、海外のフランスやスウェーデンでは出生率が上がってきていると。10年、20年長くかかりますけれども、そういった効果があるということで、今回うちの町でも子育て支援の充実の基幹的な施設として、認定こども園を建設しているところであります。また、住環境の整備、やはり住みたい人がいる中において、住めるところがないというような問題もありますので、そういう意味では民間のアパート建設もそのつもりでおります。こういったことがすぐ目の前に効果が出るかというと、そこは私も大変自信はないのでありますけれども、何かをしていくということでは、職員と一緒になって、町民の意見も聞きながらこれからも順次柔軟に取り組んでいきたいと、そんなふうに思っております。以上でございます。

質問 1番 野崎敬恭

今の認定こども園、それから民間アパートという町長の話ございましたけれども、それはいいんですね、やっぱり必要なこと。だけれども、そこから先が、認定こども園をつくって、その認定こども園をどのようにして発展させて人口増につなげるか、そのプランが欲しいわけですよ。そのプランが、町長及び職員の方々、それから町民も、私たちも当然含めて、そういう波及効果をいかに生むか。それによって、その町がいいか悪いか大体決まってくるのかなと、そう思っております。それから、民間のアパートにしてもそうですよね。民間アパートにしても、ただつくって、それでよくなるかどうか待つだけでなくて、つくったことによりどのようにつくったアパートを生かして、単身者及び公営住宅に入れない高額な給料をもらっている人たちを呼び込むかとか、そういう波及効果をぜひ考えて、今の危機を乗り越えていただきたい、そう思っております。この返答をよろしくお願いいたします。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

議員のご指摘のとおりでありまして、その後をどうするかというのも大変重要な問題であります。先般、歌志内市では認定こども園の保育料を無料にするというような記事も出ておりました。いろんな町でいろんな取り組みをするわけですけれども、なかなかそういう金銭の戦いというのもいかがなものかなという部分はありますけれども、おくれないように、うちの町が空知でも子育てしやすい、そういう町にはしていきたいと。これからもいろいろ考えていきたいというふうに思っております。以上です。

質問 1番 野崎敬恭

ぜひ、うまく波及効果を生かしながら、せっかく金をかけてつくって、呼び込むために、それから子供をふやすためにつくったわけですから、ただつくっただけではだめで、魂を入れてくださいね。それをお願いして、第1の質問は終わらせていただきたいと思います。

質問 1番 野崎敬恭

それでは、2問目で、新規就農者の支援についてでございますけれども、若い転職による就農者は、子育ての最中でもあり、新規就農の支援は、幾らあってもありがたいものと思われます。町が、就農者に寄り添い各種助成を行うことが、就農者にとっても多少なりとも元気が出るのではないかと思われます。私は、夢を持って、若い就農者が昼夜をいとわず頑張っている姿を見るにつけ、絶対に成功してほしいと思うものです。地域においても、就農者が入ったことで一気に若返り、地域活動などを通し、地域の文化なども支えている現状に今なりつつあります。さらに、浦臼町のために、既に公職においても活発に活動をしているようでもあります。一軒の就農者でも、これだけ町のために活躍ができるのです。さらに、転職による新規就農者が町にとって大きなことは、大農家で雇用されたり、将来は離農者農家の受け皿にもなり得ると思われることでございます。これだけ町民の減少が進んでも、ありがたい就農者に温かい町独自の施策がまだできていないのは、浦臼町は就農者にとって温かい町ではないのではないかと、そのようにも思われます。他町では、新規就農者安定基金等さまざまな名目で新規就農者に対し支援しております。浦臼町でも過去に新規就農者の失敗例がありましたが、町がいつまでもそのことに引っ張られることなく、前向きに若い新規就農者に政策を打っていただき、寄り添っていただくことで、将来の浦臼町の有望な人材になるよう育てていただきたいと、そのように思うわけです。このことに対し、町長はいかが思うか、いかが施策を練られるか、考えをお聞きしたい。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

ことしは水田農家にとっては、非常にこれまでにないいい年だったというふうに聞いておりますし、町としても大変うれしく思っておりますけれども、稲作農家が中心のうちの町にとって、新規農業というと、やっぱり水田農業の方が10年、20年、30年やられている、そういうことを見るわけでありまして、新規にやりたいという気持ちだけで、なかなか水田の農業を担い手としてやっていけるのかというところは、担当とも話をするんですけれども、非常に手当てが難しいなというのは実情でございます。ただ、今言われたように、何もしないわけではいないということなので、ぜひ、今まで以上に検討しながら、新年度当初には何か形を上げていければなと、そんなふうには思っております。以上であります。

質問 1番 野崎敬恭

最初からちょっと私と町長といいますか、部局とはかみ合っていないんです。私は、水田農家の就農者を呼び込めと言っているんではないんですよ。転職による新規就農者に対して、支援をしてはどうかということは、最初から何回も質問しておりますけれども、そのことを言っているんです。転職による新規就農者が、いきなり10町も20町も田んぼなんて買えるわけないじゃないですか。トラクターだって、準備できるわけない。それはやっぱり反収の、それこそ小さい面積でも反収の上がる、ハウス園芸ですとか畜産ですとか、そういう兼業でもやれる農業も含めての話であって、なぜかどう言っても水田の、大規模に今、向かいつつある水田農家のことになっていくように思われるので、それは違うんです。私が言っているのは、面積が小さくても反収の上がるハウス園芸、それとも畜産とか、そういうことを言っているので、ぜひ、そういう小さい面積の農家がふえることにより、1軒、2軒、3軒、だんだんふえていけば、後継者のいないでかい農家が離農するときに、引受先にもなるだろうという話であって、最初から水田というわけではございません。そのことに対して質問して、町長から答弁をいただきたいなと。温かい言葉を、ぜひ聞かせていただきたいなと。もうこれは同僚議員も質問しておりますし、私もこれは絶対必要だと。他町村では、うちの方ではもっと条件がいいから来いと、こういう話もあるやに聞いておりますので、せっかく来てくれて、町の地域にとって大切な人材になった人を離すようなことはしてほしくないという思いで質問いたします。町長の答弁をいただいて終わりたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

いろんな農業がありますし、役所としても、見放すようなことはしたくないという思いがありますので、十分内容を検討しながら取り組んでいきたいというふうに思っています。以上です。

質問 1番 野崎敬恭

ありがとうございました。

出典:浦臼町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる