みんなの議会

浦臼町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日

(1)移住定住対策としての「お試しハウス」と「空き家バンク」の活用を/(2)総合戦略に掲げた産業観光推進グランドデザインのその後は/(3)浦臼町の子育て支援施策に期待すること

2017年9月12日、浦臼町議会の一般質問で、折坂美鈴議員が「移住定住対策としての「お試しハウス」と「空き家バンク」の活用を」「総合戦略に掲げた産業観光推進グランドデザインのその後は」「浦臼町の子育て支援施策に期待すること」について質問し、町長 斉藤純雄、総務課長 河本浩昭、産業振興課長 石原正伸が答弁しました。

質問者
折坂美鈴 議員
答弁者
町長 斉藤純雄、総務課長 河本浩昭、産業振興課長 石原正伸

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 5番 折坂美鈴

平成29年第3回定例会におきまして、町長に3点の質問をいたしたいと思います。まず、1点目であります。移住定住策としてのお試しハウスと空き家バンクの活用を。移住お試し住宅の利用が好調です。冬期間を除く短期から長期の滞在も可能で、ことしも3組の利用があったと聞いています。当初は観光目的の利用が多かったと思いますが、最近では、二地域居住志向の方が毎年定期的に借りられるパターンが見られます。話を聞けば、浦臼町が気に入って毎年来られ、地域の住民との交流を楽しんでいらっしゃる人もいます。そもそもこのお試しハウスの目的は、移住希望者に田舎暮らしを体験してもらい、定住につなげるというものだと思います。これからは、その目的の実現のために、積極的な働きかけを望むものです。①リピート客に対して、移住に向けた相談の窓口をつくって、積極的に移住を勧めてはいかがでしょうか。神内ファームの別荘にリピート滞在されている方も、その対象としてはどうでしょうか。②地域おこし協力隊員とともに、町の魅力を写真や文章で発信してもらう移住希望者向けのウエブサイトを開設し、リピート客にも投稿してもらうなど、町とのかかわりを密にする。また新たな移住希望者を呼び込む目的もあると思います。③町民との茶話会を企画し、地域住民との交流を図ってはどうでしょうか。④移住に向けた次の段階として、冬の暮らしも体験できるような住宅を確保しなければならないと考えます。空き家をお試しハウスに提供してくれる人を、空き家バンクで募集してはどうでしょうか。2点目の質問であります。総合戦略に掲げた産業観光推進グランドデザインのその後は。本年度は、この事業が具体的に展開していくものと期待をしています。鶴沼地区の活性化事業について、現在の進捗状況と、今後どのように勧めていくのか伺います。また、本事業の中に位置づけられている道の駅再整備の動きが見えてきませんが、今後どのように進めていくのか伺います。3点目の質問であります。浦臼町の子育て支援施策に期待すること。本定例会で提案される子育て世代包括支援センターは、管内で初めて設置されるものであり、内容については既に実施しているものも多く、これらが体制化されれば、子育て支援対策として先駆的な取り組みとして評価されるものと期待をするものであります。先ごろ、子育て支援対策として、また近年では、他市町への人口流出を防ぐために、子供医療費の独自助成が道内の市町村間で競争過熱になっているという報道がありました。北海道新聞によると、4月現在で小学生以上に対する独自助成制度を導入している自治体の割合が、道内全市町村の75%を超えたそうです。助成拡大はまだ続いております。これからは、高校生までの医療費助成は、人口減に悩む小規模自治体では当たり前の話になってくるのではないでしょうか。これからは、子育て支援に幾らお金をかけるかではなく、子育て世帯の心のケアであったり、安心して子育てできる環境づくり地域づくりが、大切になってくると考えます。その点を先進的に取り組み、子育て世帯の移住定住促進を目指すべきです。そのためには、以下の施策が必要と思われますが、町長の考えはいかがでしょうか。①子育て世代包括支援センターで、妊産婦から子育て期の一人一人に対するきめ細かなケアと子供の成長の一体的な見守り。②認定こども園での質の高い保育と幼稚園教育の実施。③こども園併設の子育て支援センターでの子育てサロンや一時預かり保育の実施。④病後児保育の実施。⑤子供の居場所づくり。これは学童保育の充実ということになると思いますが。⑥親の働く場の提供。⑦安価な住宅の提供。以上が必要と思われますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

折坂議員のご質問にお答えをいたします。お試しハウスにつきましては、平成25年度に開設し、ことしで5年目を迎え、これまで10組19名の方に体験いただいております。相談窓口も、企画統計係に一本化しており、利用者のアンケート結果も参考にしながら、また地域おこし協力隊と連携しながら、今以上に積極的に取り組んでいきたいと考えております。議員ご指摘のリピート客につきましては、すべてが神内ファームを利用されている方でありますので、今後神内ファームとも協議をしていきたいと思っております。茶話会につきましては、利用者の意向を確認した上で、また冬の体験につきましては、雪道の運転など課題もあることから、今後慎重に検討していきたいというふうに思います。次に、2点目のご質問であります。町の基幹産業である農業と観光を結びつけ、農業活性化と観光振興を進めるため、公募により集まった18名の委員で検討委員会を設置し、ワークショップ形式を中心に、現在まで2回の委員会を開催しております。これまで委員会では、本町の農業と観光の魅力や課題、将来イメージや方向性についてグループ討議を行っており、今後は出された意見やアイディアを参考に、生産者や事業者などのヒアリングを行い、実現に向けて課題を洗い出し、再検討していく予定であります。道の駅の再整備などの周辺施設の整備計画につきましては、策定されたグランドデザインに基づき、年次計画を立て検討してまいりたいと考えております。次に、3点目の子育て支援施策についてでありますが、議員ご指摘のとおり、近隣市町村では、子育て支援として各種の事業を積極的に進めていることは承知しており、当町においても、それぞれの所管において事業展開しているところであります。今回の質問において、議員が提案されております7点の施策についても、重要かつ必要な施策と認識しており、今後当町の各事業の推進に当たって考慮していくべきものと思っております。ただし、病後児保育の実施につきましては、今回新設される認定こども園での実施は、ハード的体制等も含め対応は難しく、現在のところ考えてはおりません。まず、新設に当たり園のスムーズな開始を図ることが重要であり、今のところ町としても、運営する法人の運営状況を確認していくことを優先にしたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 5番 折坂美鈴

私の今回の質問に関しては、人口減少対策、町の活性化策としての質問ということで理解していただきたく、その観点から再質問をさせていただきたいと思います。お試しハウスの件なんですけれども、町長の答弁にもありましたように、私が指摘しているリピート客というのは、神内ファームを利用されている方ではないかということだったんですが、それはそのとおりでありますけれども、この方たちも、最初は市町村がやっているお試しハウスを全部調べたと思います。うちの町の場合、1軒しかないということで、そこが埋まっていたから、ほかを探して神内さんに来たという方もいらっしゃいます。それで、私が知りたいのは、まず、お試しハウスを利用する人というのは、どのような人であるかということを知りたいんですけれども、5年目を迎えているということですが、アンケートなどを行っているというふうにお答えいただきましたので、そのアンケートの中で、どういう人がここを利用しているかということを、どのように分析されていますかということをまずお聞きしたいと思います。もしかしたら、移住を希望されている方で、その候補地探しに各町のお試しハウスに生活していて、将来自分たちの思い描く生活が送れるところかどうか確かめていらっしゃる人もいるのかもしれないと考えるわけであります。いわゆる二地域居住志向のリピーターさんもおりますけれども、半年もの長い間を我が町で暮らしていただき、地域の住民とも交流を重ねている人たちがいるわけで、このような人たちに移住を勧める働きかけをしなくては、お試しハウスをつくった意味がないと私は考えております。来年、神内さんの別荘を1年間閉鎖するということで、困っているご夫婦が3組あるというふうに聞いております。この方たちの受け皿づくりをするべきではないかなというふうに考えるんですけれども。いろんな自治体ありますが、人口減少対策として、積極的に移住者受け入れ勧める自治体はあります。そういうところでは、ワンストップの相談窓口を設け、移住希望者に分譲地を無償で提供したり、あるいは格安で提供するなど、積極的に進めているところもあります。地域おこし協力隊を、移住定住対策部門で専門的に募集しているところもあります。近隣では、砂川市でもお試しハウスをふやすということもやっていましたし、芦別市では、病院の職員の宿舎を一部開放して、職員さんが入ったらそっちが優先だけれども、そういうところもお試しハウスとして使っていいよというようなこともやっていると聞いております。先ほど柴田議員の指摘にもありましたけれども、人口減少率が管内一高いと言われている本町で、なぜこの移住者の受け入れ、これを真剣に取り組まないのでしょうか。その点をお伺いしたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

アンケートの結果というか、それについては、担当の方からさせていただきたいと思います。当然このお試しハウスをやったきっかけというのは、行く行く本町に住んでいただける人を多くという意味で始めた事業でありまして、5年を経過した中で、まだ一人もそういう方があらわれてこないという状況は認識をしておりますけれども、どのような形でよりこの事業を町として展開をしていくかというのは、ほかの町に比べると少し足りない部分があるのかなという気はしますけれども、うちの今の現状の中では、やっている方かなというふうに思っております。神内ファームさんに来ている方すべてが移住を求めている人かというと、それは調べたわけではありませんけれども、やはり別荘的、避暑的なことで利用されている方が多いのかなという思いもしておりますので、私たちは、今、その人たちにアプローチをしているということは現状ありませんけれども、今、議員ご質問のように、いろんな方策を立てながら、いろんなアプローチをしていくということも必要なのかなというふうに思っていますので、今後そういった面については積極的にやっていきたいなと、検討していきたいというふうに思っています。以上です。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

アンケートの件につきまして、お答えをさせていただきます。一つ一つのアンケートを特に今覚えておりませんので、とりあえず最初のお試しハウスへの申し込みについては、一応お試しハウスの目的だとか、そういうものが決まっておりますので、申請される方は、将来の移住先の候補地を探すためというような目的で申請される方が大部分かなと。私どもも、複数の方から申し込みがあった場合には、その移住定住に結びつくのかなという部分を優先して選定しますので、申請の段階ではそのような状況です。ただ、実際に浦臼町におこしくださった後というのは、どちらかというと、実際は避暑的な部分があるんだと思われます。ですから、折坂議員おっしゃるように、二地域居住化というところについては、可能性がないわけじゃないのかなというふうに思います。実際に生活していただいた後のアンケート等を見ますと、やっぱり買い物が不便だ等々の意見が多くあるようでございます。ただ、来ていただいた方のアンケートの中で、町内でどれぐらい買い物をしましたかというような項目もありまして、自分の出身地へ送る農産物等々ですね、10万から数十万のお金は浦臼町に落としていただいているように見受けられます。そういう意味では、若干の経済効果というのはあるのかなというふうに考えております。ちょっと答えになっているかどうかわかりませんけれども、そのような意味で、本当に定住に結びつけるというのは、今まで本当に浦臼町に定住したいと相談した方は1組でした。ただ、希望の職種が林業ということで、実現はしませんでしたけれども、それ以外の方は、おおむね70歳以上の方が来ているというのが現状でございます。以上でございます。

質問 5番 折坂美鈴

浦臼町に来られているたくさんの方々すべてが、この地に住んでくださるということにはならないんですけれども、その中でも1組いたということを聞いただけでも、ああ、私はやっぱりいたんだという思いもありますし、ぜひそういう方に住んでいただくための努力というのを惜しまずやっていただきたいですし、この地区だけに限ってじゃなく、働く場所はほかの町にもあるかとか思いますし、なかなか、企画統計係でやっているんですかね、この事業は。そこだけで片手間にやる仕事でもないのかなというふうに思います。人数も職員数も限られている中でやることで、大変かとは思いますけれども、もう少し真剣に取り組んでいくべき事業だなというふうに私は思っております。再々質問では、空き家対策、空き家バンクの活用ということで質問させていただいたんですが、そのことについてのお答えがなかったので、そこをちょっと質問してみたいと思うんですけれども。現在、浦臼町にも空き家バンクがありますけれども、登録されているのは現在ゼロということで、空き家対策に空き家バンクをつくっている自治体は幾つかありますけれども、小さい自治体で宅建協会会員がいないというようなところでは、この空き家バンクをつくっても機能していないのではないかという分析があります。これはどのように考えるか。空き家バンクをどのように考えるかというところのお考えをいただきたいと思います。そして、平成25年には空き家の管理は所有者の義務とするという、浦臼町にも空き家等の適正管理に関する条例ができました。けれども、これが本当に徹底されているのかなというふうに疑問に思うところもあります。砂川市では、空き家の管理をシルバー人材センターに、所有者に相談を受けたらそちらを紹介するというような、そういう協定を結んだりしておりまして、所有者が町外にいらっしゃる場合には、シルバーさんを使って管理をするということも、ああ、役立つことだなというふうに思うわけです。私は前々から、空き家の活用方法というのを考えていただきたいと、活性化策に結びつくのではないかというふうに意見をしているんですけれども、ここで空き家を一定期間居住する人に貸すというやり方もあるのかなというふうに考えたわけですけれども、このことで管理する手間を省くことに所有者はなりますし、その所有者がこの期間からこの期間までは貸せるよとか、優先的にそういう人に開放してもいいよという人がいるのであれば、それは空き家バンクを通して仲介するという方法もあるのかなというふうに考えたわけですけれども、いかがでしょうか。

答弁 総務課長 河本浩昭(総務課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問にお答えをいたします。まず、ご質問にありました空き家バンクをお試しハウス等に提供という部分で、明確にこの部分について回答はしていなかったんですけれども、ただ、これにつきましては、空き家バンクに登録された家をお試しハウスに活用できると思えば、町がその所有者に対して借りたいんだよということを申し出ればいいということかなというふうに思っておりました。それで、空き家の所有者の管理を砂川市ではシルバー人材にということでありましたけれども、私どもも空き家の適正管理に関する条例、これは法令でもありますけれども、危険家屋、危険空き家であれば、所有者の方に適正に管理してくださいというような通知はさせてもらっております。特に近所に住まわれている方が、気になる建物だとかがある場合、私どもの方に連絡をいただいたりもしてくれますので、そういった対応はしているつもりであります。以上でございます。

質問 5番 折坂美鈴

先日、回覧で産業観光推進グランドデザイン検討委員会ニュースというのを見させていただきました。それで今回の質問なんですけれども、検討委員会では、第5回目を1月の上旬に行い、ここでグランドデザインについてという議題になっているんですよね。ここでグランドデザインというのを策定することになるのか。具体的にどのようなことを決めていくのかなというところがわからないのでお聞きしたいと思います。計画では、今年度中、この第5回までの中で検討委員会はどこまでのことをやるのかとか、検討委員会は1年限りで終わりなのかとかいう、その辺の位置づけをお聞きしたいんですね。道の駅に関しても、全体的な構想として、それからいろんな方のご意見をまた聞きながら、年次計画を立てて進めていくという答弁だったんですけれども、じゃ、31年から何年計画でどのような形にやっていくのか。そういうところが全然見えてこない。最終的にどのような町づくりを目指すのかというところまで、お聞かせ願えればと思います。

答弁 産業振興課長 石原正伸(産業振興課長は2019年3月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。今のところ全5回の委員会を開催しまして、議員おっしゃるとおり第5回目にグランドデザインの全体概要といいますか、皆様方からいただいた意見、内部で検討したものをまとめまして、その中から現実的に達成できるような部分等も5回までの間に粗々、事業者さんですとか農業者さん等のヒアリングを受けながら、検討委員会の中でどういったところを目指していこうかというところまで、形をつくっていこうかなというところで考えてございます。実際、次年度以降につきましては、その検討委員会の中で粗々検討した内容について、もう少し一歩踏み込んで、具体的な形に置きかえていくための組織づくりということも含めて考えてございます。当然、グランドデザインの検討委員会の中から数名出ていただくような形で、もう少し有識者も含めて構成するような会議体を設けて、検討していきたいと思っています。以上です。

質問 5番 折坂美鈴

まだ全体像がつかめないでおります。今年度中に全体構想をまとめるという話でありました。その中で、現実的に達成できそうなものを今年度中に幾つか決めて、それから、また来年は新しい組織をつくるということになりますね。何年かけてこの構想を実現して、実際にその構想が形になるのに何年をかけるおつもりでいらっしゃいますか。できたら町長のお考えをお聞きしたいと思いますが。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

この事業をやるときにも、多分詳しく説明をしたと思いますけれども、まずグランドデザイン、これをつくるんだというのが第一でありますので、そのところで練られたものを、より現実に実現できるやつをこれから次の年を目がけてやるという、今、担当のお話がありましたけれども、そういったことを踏まえながらやっていくということで、今、4年後、5年後にこれを実現するという段階ではないのかなというふうに思います。以上です。

質問 5番 折坂美鈴

目標とか目的があって、それに向かって突き進むという形が望むものであって、何かいまいち、今後どうなっていくんだろうというわくわく感が私には、今の話を聞いていてちょっとわかなかったのが残念です。それでは、次に子育て支援に関しての再質問をさせていただきたいんですが、私が望みますのは、この子育て支援も、どこの町でも今やっているというところで、我が町ならではの特色を出してほしいということを訴えているんですけれども。先日、総務常任委員会の視察で当麻町に伺ったんですけれども、これは委員長報告を見ていただくとおわかりかと思いますけれども、子育て支援というふうに言って構わないと思うんですが、地方創生の理念の中に、この子育て支援があふれているわけです。食育と木育と花育というのを合わせて命をはぐくむ農業の大切さを教えたり、心を育てるという「心育」というのを、しっかりとしたコンセプトを持ってやっていらっしゃるというところに大変感銘を受けたんですけれども。まず食育の場面では、一自治体が、これ日本で初とおっしゃっていましたけれども、田んぼを、農地を取得して、そこでみんなが幼稚園、小学校、中学校の皆さんの給食の分、100俵分のお米をつくるわけなんですが、これを田植え、稲刈りなどを体験するんです。その場には、子供が320人、ボランティアの方は180人と、総勢500名の方が一斉に田んぼに入って、そういう活動をされるんですよね。まさしく命をはぐくむ、食の教育をやっていらっしゃるなというふうにちょっと感銘を受けたんですけれども。このように、子育て支援が産業と一体化しているというところで、おもしろい取り組みだなというふうに思ったんですが。その中で、次の木育というところは、当麻町は森林もありますので、地場産材を活用するという、これもまた産業と一体化させた子育て支援というのをやっているんですけれども、障がい者の施設なんですけれども、木遊館という障がい者の就労施設となっているところなんですが、木製の遊具コーナーは無料開放をしておりまして、町外の利用者の方が返って多いそうです。交流人口の拡大にもつなげているという、こういうことをやっております。花育というところでは、くるみなの庭といって、29年の8月にオープンしたそうですが、子供たちの心を身体をはぐくむファミリーガーデンというのをつくってあって、ここにも、もちろん無料で開放しておりますので、子育て世帯の町外の方がいろいろ来てくださっているというところをこの目で見てまいりました。それから、別の機会には、秩父別町ですね。ここは町長から子育て支援をしっかり前々からやっていらっしゃるというふうに聞いておりましたけれども、29年には子育てにやさしい町のシンボルとして、子供の屋内遊技場をつくりましたね。これも無料ですから、町外からの利用者がすごくたくさん来てくださるというふうに、こういうことを聞いております。私が言いたいのは、子育て支援というのは、やはりこれからは心のケアだというふうに思っております。どれだけ安心して、子育て世帯の方が豊かな環境で子育てができるかということが、重要視されてくると考えますので、浦臼町も約4億というお金をかけてこども園をつくるわけでございます。このこども園を最大限活用した施策というのを、私は望むわけです。人口減少対策として、ここをしっかり、30年オープンですから、そこで何か子育て世帯に訴えかけるような、そういう施策を打って出ていただきたいなというふうに考えるんですが、この考え方についてどう思われますか。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

議員のおっしゃっていることもわかる部分もあるんですけれども、とりあえず本町ではようやく子育て支援の中核となる施設が、今年度中に完成をするということであります。当然施設をつくって終わりということではありませんので、いろいろな部分と子育てを結びつける、そして、いろんな事業を広げていくという、そういう考えも当然これから出てこなくてはいけないというふうに思っております。議員の意見なども参考にしながら、よりいい方向に行くように検討したいと、このように思います。以上です。

質問 5番 折坂美鈴

これもまた柴田議員の質問にあったかと思いますけれども、子育て支援をいろいろ、定住対策、うちの町はやっているのに、なぜ若年世帯が定着しないのだろうという質問もあったと思います。いろんなこういうことが必要じゃないかということで、7点のこういうものが必要ではないかという意見もさせてもらったんですけれども。その中で、病後児保育の実施は当面は見送るということだったんですけれども、検討していただけるという観点からお話しさせていただきたいんですが、やはり豊かな環境が整っているということをPRしていかなければいけないので、この病後児保育があると、実家が近くになくても安心して仕事ができると思います。そういうところでは、必要なものじゃないかなと。ぜひ先駆的に行ってほしいなということを希望するものです。それから、包括支援センターがあるというところで、人数が少ないからこそできる、一人一人に個別の見守りができるんだよというところをアピールしたり、働く場所も私はあると思っています。農家は慢性的な人手不足でありますし、介護施設もあります。障がい者の施設もあります。ワークセンターでは、世話人の方が足りないというところで、旧横田商店のところも場所を買ったのに、そこを展開できていないという事情もあるので、仕事をする場所も決してないとは思っていないんですね。まだまだ足りないところはありますけれども、いろいろな部分を総合的に見て、やっぱり子育て支援で産業の活性化とか、いろんなことの活性化につなげていくべきだと、これからはそこを目指してほしいというふうに考えるわけです。いかがですか。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

病後児保育については、近隣を調べましたら、砂川市立病院が働く看護婦さんのお子さんのためにやっているということであります。やはり簡単に預かるということだけでは済まないのが、病後児の子供だというふうに思いますので、やはり看護婦さんがいたり、すぐお医者さんが来てくれる環境、それから、またそういうお部屋がちゃんと、ほかの保育園児と違うそういうお部屋も必要だというようないろんな意味がありますので、今回の浦臼町の認定こども園の中では、そういったハード的なものも、それから人的な部分についても非常に足りないわけでありますから、スタートしてすぐというのは難しいのかなというふうに思う次第であります。今、障がい者と農業を結びつけるような部分もたくさん出てきているというのは、ニュースで聞いておりますので、いろんなものに対して、町としても勉強しながら、そして、町の活性化につなげるようにはしていきたいというふうに思います。以上です。

出典:浦臼町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月12日 議事録 PDF(26ページ) 間違いを知らせる