みんなの議会

浦臼町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日

(1)大型タンク式消防車の廃棄に伴う今後の対応について/(2)トラクターリモートセンシングのGPSタワーRTK基準局の設置について/(3)JAのAコープ事業と共同展開による買い物の場所の推進の進捗状況について

2016年3月9日、浦臼町議会の一般質問で、中川清美議員が「大型タンク式消防車の廃棄に伴う今後の対応について」「トラクターリモートセンシングのGPSタワーRTK基準局の設置について」「JAのAコープ事業と共同展開による買い物の場所の推進の進捗状況について」について質問し、町長 斉藤純雄が答弁しました。

質問者
中川清美 議員
答弁者
町長 斉藤純雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

町のサイトの一般質問の一覧ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は町のサイトの一般質問の一覧の表記です。

質問 2番 中川清美

議長の許可をいただきましたので、第1回定例会において質問をさせていただきたいと思います。まず、3月になりまして、日一日と暖かくなりまして、融雪も進んでいる中、去る7日に発生いたしました水害について、町長の行政報告でありましたように、軽微な被害に済み何よりのことと思っているところでもあります。その中で、私の感ずるところを検証させていただきました。まずは、突然の水害ということでありまして、予期せぬ場所での発生ということで、対応としましては取り急ぎ土のうでの対策ということになりまして、まずもってあのような場合、第1に現場本部を設置し、迅速な指揮をとるということが必要ではないかというふうに私は検証しております。また、今回において、指揮系統において消防の要請のおくれ、またさらには消防車両の到着時間が、電話で要請したのですが、電話をかけてから50分も到着までかかっていると。これらを見てもわかるように、緊急な対応が求められることとなり、本当に緊急的な消防車両の到着だったかということについて、若干の疑問を投げかけたいというふうに思っております。また、今回の消防の車両要請の場合においても、町の管理職の皆さんにおいては、皆さんという表現はどうかわかりませんけれども、携帯電話に消防署が入っていないというような非常にちょっと疑問を感ずるようなこともありました。これは常日ごろの対策においてもしっかりとそういうところは携帯電話の方にはちゃんと入力をされておくべきということと私は考えております。今後においては、今回の事例をもとに防災対策の充実をさらに図っていただきたいというふうに思っております。これは通告もしておりませんので、私の検証ということで、意見として述べさせていただきましたが、私の方の質問といたしましては、その水害の折に来ていた消防車両のことで質問ということでさせていただきたいと思います。全部で町長へ3点質問させていただきます。1点目といたしまして、浦臼消防に配置されている大型水槽車でありますが、今回の車検切れで再更新をせずに廃車ということの説明を受けたところであります。これに伴いまして、浦臼町の現有車両は3台となり、鶴沼の2分団と晩生内の3分団に配置しているポンプ車2台と中央の1分団の大型タンク車の1台となります。しかし、1分団の車両、大型といいましても積載量は2,500リットルということであり、実際の火災のときに放水をすると10分間ももたないような状況であります。消火においては、いかに初期消火が重要か、最も重要とされているところであります。さらに、浦臼町の現状としましては、市街地区には打ち込み消火栓のほか水道消火栓並びに埋設防火水槽が設置されておりますが、農村地区にはそのような設備はなく、火災の際には自然流下を利用するほか手だてはなく、水槽車による消火が何よりも必要ではあります。今回大型水槽車の廃棄に伴い、残される1分団の車両は平成元年に納入されている車両ということで、そろそろ更新の時期とも考えられておりますが、今後の予定等を質問とさせていただきます。第2点目といたしまして、近代農業に必要不可欠であるGPSガイダンスのシステムアップグレードに必要なRTK方式とと呼ばれる簡易固定局のアンテナを望むものであります。前もって資料を提出しておりますが、ナンバー1の資料を見ていただければわかりますが、マジックで書いてありますガイダンスCFX-750という、これがガイダンスのトラクターにつける本体であります。基本的には、トラクターなどの作業機などにGPSガイダンスを取りつけ、自車位置をガイダンスにマッピングしながら、効率の高い作業をするものでありますが、残念ながら今現在では、時間が経過しますと衛星の移動に伴い自車位置もずれてしまうのが現状でありまして、確実な作業を要求されるときには、いま一歩及ばないのが現状であります。これを解消するに当たりまして、ナンバー3の資料の中間に書いてありますが、ロシアのGLONASSという衛星なのですが、これを利用することによって、しっかりと自車位置を修正することができるのが、このRTK方式でありまして、どのような方式でやるのかというと、ナンバー6、ナンバー7を見ていただければ、大体のイメージがつかめるのかなというふうに思いますが、このRTKのアンテナを設置した場合なのですが、有効範囲はデータ上半径7キロメートルということをされています。浦臼町を想定しますと、晩生内から鶴沼までの間にやはり2基ぐらい必要ではないかというふうに感じられますが、設置場所によっては1基でも可能ということであります。現実には、妹背牛町では平たんな地域ですので、1基で全町を網羅できるということでやっているそうであります。本町においては、沢地帯もあり、場所によっては受信できるところとできないところがあると言われておりますが、設置前にメーカーの方が浦臼町に入りまして、受信状況等の測定調査を実施いたしてくれると。そこでその電波の範囲を調査をしまして、1基でできるものか、まずもってそこの調査から始まるということであります。しっかりとこの方式の設置が可能となれば、農家の方にも次第にこのGPSを利用した作業も進んでいくものというふうに思われます。また、農業のほかに土木の整地作業だとか、面積の測量作業とか、そういうところまで利用可能は広がっていきまして、その際には電波の利用の権利の販売と、そういうことにもつながっていくものと思われます。管内においては、現在妹背牛町と岩見沢市、栗沢町と北村で設置されております。雨竜町と秩父別町においては今後の予定だというふうに聞いております。この固定局を設置することにより、現在普及し始めている無人操舵による農作業も可能となってくるものであります。1基当たりの経費でありますが、RTK固定局1基当たりで300万円という値段で設置できるものであります。なかなかこれも農家での設置とはいかず、ここはしっかりと行政の支援を求めるものでございます。この点について、町長の考えをお聞かせ願いたいというふうに思います。3点目といたしまして、Aコープ事業との共同展開ですが、ちょうど私、1年前の27年の第1回定例会において質問させていただきましたAコープのコンビニ化についてでございましたが、農協と協議の場を持って進めるということでございましたが、あれよりちょうど1年が経過をいたしまして、どのような進捗状況になっているのか聞かせていただきたいというふうに思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

中川議員のご質問にお答えをいたします。1点目、現在第1分団旧浦臼支署には奈井江・浦臼支署の大型水槽車1台と第1分団の水槽つき消防ポンプ自動車1台の2台が配置されております。大型水槽車につきましては、昭和61年に導入した車両であり、老朽化等により今年10月の車検満了をもって廃車にすることとしたところであります。今後の第1分団の車両編成と車両更新予定についてですが、現在保有している2,500リットルの水槽つき消防ポンプ自動車1台の配置体制を考えております。平成元年導入車で27年を経過しておりますが、これまでの使用頻度も低く、故障も少ないことから、今後数年は使用可能と思っているところであります。なお、現在の費用につきましては4,372万円と見込んでいるところであります。次に2点目、GPSについてでございます。ここ数年において、農業分野ではGPSを活用した先進技術の農作業への利用が普及されていることは承知をしております。北海道の農業は農家戸数や担い手の減少に伴い、広い農地を少人数で管理しており、農作業の省力化、生産性の効率化が強く求められております。GPSは、大区画圃場を含め、均平作業、代かき作業など、より精度を上げ作業効率の効果を発揮することが期待できると理解をしております。近隣市町村では、妹背牛町が全農家の18%に当たるトラクターに受信機を設置し、固定基地局1基のもとに活用しておりますが、浦臼町ではGPSの農作業への普及が進んでいないのが現状であります。今後、整備について検討すべき案件と考えております。3点目のAコープについてでありますけれども、農協Aコープ改築の協力体制についてでありますが、町としても買い物難民を防ぎ、地域住民の生活を守る点からも大変大きな問題と認識をしております。沼田町や北竜町などで進められている経済産業省の補助事業活用については、昨年10月23日に町、商工会、JAの3者で協議を行ったところでありますが、JAピンネの改築費用、出店の意向などを伺いますと、整備の費用負担の考え方などが行政と大きく離れており、それ以降の会議は現在行われておりません。住民の暮らしを守る意味からも、今後もJAと話し合いを進め、できるだけ早期に結論を出したいと思っております。以上でございます。

質問 2番 中川清美

1点目についてでありますが、今回大型水槽車廃車となったときに、本当に残されたタンク車は2,500リットルと非常に10分ももたないような状況であります。昨年、浦臼第1町内会で発生した火災のときには、消防の通報よりも団員の目撃が最初でありまして、最初にこのタンク車が向かったわけなのですが、全然初期消火に至らず、奈井江町の方から大型水槽車が来るまでもたせなければならないということで、本当に低圧な3キロかそれぐらいの圧ぐらいで放水をしなければならなかった。通常なら7キロ、8キロもかけて消火するわけなのですが、そのような感じになってしまうのです。いかに初期消火が大事かというときに、本当に消火どころか全然火の勢いをとめることもできないような水量での放水ということになってしまうのです。市街地区においての火災であれば、すぐ消火栓等近くにあるから、そこから給水はできるわけなのですが、何せ農村地区においては実際がこのような現状であります。ぜひとも今回この廃車をしてしまうと、このような能力の少ない2,500リットルの車両1台しかないということで、果たして経費の問題で地域住民の安心・安全をしっかりと守りますと言い切るのか、なかなかそれは比べるものにはならないというふうに私は感じているところであります。そこで、提案ではございますが、今回のこの大型水槽車の更新は、次の現在2,500リットルのタンク車との更新時期までずらせないのかと。要するに、今水槽車を廃車しまして、ではあと何年間はその2,500リットルのタンク車で維持していかなければならないと。そういうことになると、やっぱり実際の火事には間に合わないので、今回の水槽車の廃棄を2,500リットルのタンク車との廃車時期まで延ばして、そしてそこで更新をするという形でいけば、今度大きなタンク車を維持していくことも可能ではないかなということをちょっと考えるわけなのですが、車検費用、タイヤも更新しなければならないと言っておりましたが、やはりここは地域住民の安心・安全を考えると、それは必要な経費だろうというふうに考えますが、その更新の時期をうまくずらすことはできないのか、その点お聞きしたいと思います。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

中川議員のご質問であります。確かに、月曜日のああいう突発的な災害もありますので、その必要性は十二分に理解をしたところでありますけれども、車検をとるとか、その程度といったらおかしいですけれども、そのぐらいの費用であれば、今議員言われたようなことで延ばすことは可能なのですけれども、余りにも古くて故障した場合に動かないと、部品がもうないというようなことも現場からは聞いておりますので、今回は次の車検までにはやはり処理をするしかないのかなと。そして、2,500リットル、今1台という体制でありますけれども、それについてはもう少し、私も詳しくないですけれど、3,000リットルとかそういう大きさのものがあるのであれば、そこは検討しながら何とか1台の体制で、昨年奈井江町に統合支署もできましたし、それらもこれまで以上には短い時間では来てくれるのではないかという思いもありますので、ぜひその点はご理解をいただきたいというふうに思います。以上です。

質問 2番 中川清美

2,500リットルから3,000リットルとおっしゃったのですけれど、500リットルふえてもたかが知れているものなので、ぜひ今度はこの1分団の更新にはやはり1万リットルぐらいのタンク車が必要ではないかなというふうに思われます。また、奈井江町から来ていただけるということであったのですが、今回の水害のときにやはり50分もかかってしまう、これはなぜそんなになったのか、非常に疑わしいところでもありますけれど、水害だからそれぐらいのことになったのか、その辺ちょっと理解もできないところがあったのです。そして、今回の水害のときにも、車両要請したのに、奈井江町からは車両が出ていないと。2台ともあれは1分団の車両だったのです。そこら辺がちょっと理解もできなかったので、すかさず奈井江町から車両を走らせればすぐ対応できたのではないかなと。どうしてそのような対応になったのかわからないところもあるわけなのですが、今後においてはそういうような1万リットルクラスのタンク車の要請をしたいなということで、意見として申し述べたいというふうに思っております。また、意見としてでも、先ほど言ったように今回の奈井江町からの到着時間、また奈井江町からの車両が出されていないと、そういうところも意見としてつけ加えさせていただきます。1点目については以上です。

質問 2番 中川清美

よろしいです。

再質問 2番 中川清美

リモートセンシングの再質問ではあるのですが、しっかりと整備、検討するべき案件ということで、前向きな答弁をいただきました。調査をしてすぐ設置するというか、そこまで迅速になるのかどうかわかりませんけれども、最低限度しっかりとRTKのアンテナが1基で済むのか、2基で済むのか、恐らく業者に依頼すると多分無償で調査をしてくれるのではないかなというふうに聞いております。ぜひともこれは今後設置に向けて、まずは調査設計の方から手をつけていただけないか、その点を確認したいと思いますが。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

午前中の柴田議員の質問のときにも言っていたのですけれど、私のこの時期の立場上、なかなか、する、しないというのが非常にはっきり言えないというところがありますので、答弁書のとおり非常に重要な案件であるという認識は持っているところでありますので、ご理解いただきたいと思います。以上です。

再質問 2番 中川清美

ありません。

再質問 2番 中川清美

Aコープのことなのですが、前回に続いての質問ということでありまして、答弁書も見させていただきますと、町長自体も大変大きな問題ということで認識をされておるわけで、たしか前回の去年の1回目の質問のときには、刻一刻と迫っているので、一年も早く設置を望むということを言っておったわけなのですが、その中で今回の答弁を見ておりましても、JAの方々と話をされたわけなのですが、行政と大きく離れているという文言も書かれておりますが、これは当然のことなのです。最初からうまくいくわけはないのです。話は1回ぽっきりで終わっているのですよ、これね。しっかりとここは何回も話を煮詰めていって物事を決めるのが大体の筋でありまして、1回話しただけで、大きく離れているから、それ以降の会議は行われておりませんと。本当に町長、やる気があるのかというふうに私は考えざるを得ないと思うのです。そこら辺、しっかりともう少し理解を深めていただき、積極的に町の方から出向いて話をしていただけないかなと。これは大きな事業になろうかと思います。それで浦臼町でも何名かでもプロジェクトチームをつくるとか、そういうような形の中でしっかりと今後積極的に幾度も話を詰めて、JA側との協議の場を持っていただけるのか、町長の任期も1カ月しかありませんので、確約はできないかとは思いますが、その点しっかりとプロジェクトチームなりをつくって協議を進めていただきたいと。それは町長在任中にチームをつくることは可能と考えておりますが、町長の考えはいかがでしょう。

答弁 町長 斉藤純雄(町長は2020年3月まで)

プロジェクト云々ということよりも、やはりこちらから積極的に行かなかったという点では反省をしております。昨日も宮本組合長とお会いして、このことを非公式の場ですけれども、もう一回話をするということで、組合長の方もぜひというようなニュアンスがありましたので、できるだけ早く会って、少しでも先に進むようにしたいと思います。ただ、1点、私は皆さんにお願いがあるのですけれども、やはりJAのスーパーとかJAというのは会員のための福利厚生施設であるというふうには認識をするわけで、もう少しうちの町の農家の会員さん総意で、スーパーが赤字だから建てないとか、そういうことではなく、やはり福利厚生として必要な事業は赤字でもやっていただきたいというようなことを、農家会員総意の声として、私はJAピンネの方に届けるのも、私たちがこれから動くにおいては動きやすくなるかなというような思いもありますので、何か機会があればそういったことも農家の会員さんと話をしていただきたいなと、そんなふうに思います。以上でございます。

再質問 2番 中川清美

町長の言うのもごもっともであります。そこは我々も農家サイド、しっかりと声もまとめていかなければならないと思っております。そこで、今赤字覚悟でもやっていかなければならないということだったのですが、今非常に国の方ではJAたたきが激しくありまして、Aコープの赤字を共済や信用の利益で埋めて運営をしていってはいけないというような非常に監査でも指摘がありまして、その中でなかなかAコープとしても正職員を置かないで、全部パートにするだとか、いろいろ経費をかけないように努力、削減している中で、今回浦臼町のふるさと納税で米の販売が非常に人気を博しておりまして、そのおかげをもちまして、結構売り上げの方も非常に伸びたということで、感謝を申し上げたいなというふうに思っておるところであります。この問題については本当に組合員双方としっかりとした中で進めていかなければならないと。また、鎌田専務も言っておりましたが、しっかりと農家の意見をまとめてくれということも言っておりましたので、今後においては私もしっかりと声をかけていきたいなと思っておりますし、また何かの形で町の方にもお力添えをいただけることをお願い申し上げまして、今回の質問とさせていただきました。以上です。答弁はよろしいです。

出典:浦臼町議会 平成28年第1回定例会 2016年3月9日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる