みんなの議会

浦河町議会 令和6年第3回定例会 2024年6月26日

(1)こども誰でも通園制度(試行的事業)について/(2)木質バイオの次の展開について/(3)地域包括支援センターの体制は今のままでよいのか

2024年6月26日、浦河町議会の一般質問で、荻野節子議員が「こども誰でも通園制度(試行的事業)について」「木質バイオの次の展開について」「地域包括支援センターの体制は今のままでよいのか」について質問し、子育て医療課長 佐々木俊也、町民課参事 佐々木誠一、町長 池田拓、建設課長 大宮寛が答弁しました。

質問者
荻野節子 議員
答弁者
子育て医療課長 佐々木俊也、町民課参事 佐々木誠一、町長 池田拓、建設課長 大宮寛

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 1番 荻野節子

それでは、3問にわたって質問したいと思います。まず一つ目ですが、こども誰でも通園制度(試行的事業)についてお尋ねします。こども誰でも通園制度は、アプリを使って全国どこでも臨時に保育を頼める仕組みです。生後6か月から3歳未満の子供であれば、親の就労要件を問わず、保育所、認定こども園などに預けられる制度とされています。先日終わりました国会で決まった子ども・子育て支援法の中に盛り込まれています。しかし、保育の現場で働く保育士からは、安易な法改正はしないでほしいとの声もあると言われています。「この制度の対象となる子は人見知りが始まる発達段階と重なっているため、子供にとってのストレスが一番心配です」と、保育士さんの声です。さらに、現場では、今でも保育士さんが足りていないのに現場負担が増えるのではないかとの不安も出されています。現在行われている一時預かり事業は保護者の立場からの必要性に対応するものなのに対して、新制度は子供中心に考えるものだとしているようです。子供も保護者も保育の専門家や家族以外の人と交流しながら子育てできる現場の整備は重要で、多くの保護者の要求でもあります。しかし、今回のこども誰でも通園制度は、本当に父母の要求、保母さんたちの意見に合うものなのでしょうか。利用は事業者と親の直接契約です。預ける日、曜日、時間を決めて定期的に利用する方式、1日5時間で月2回、1日2時間で週1回などだけではなく、スマートフォンのアプリで空き状態を見て、その都度空いている園、時間にスマホから直接申し込む方式が考えられています。政府は簡単にタイムリーに予約できることを新制度の利点と推し出しています。空きがあれば全国どこの事業所にも予約できるということです。制度の詳細は、昨年度から始まった試行的事業の状況を踏まえて検討するとされていますが、子供の安全が保てるのか、強く危惧されています。新たな子供が短時間、日替わりで来るとなれば、現場の負担は増えます。アレルギーや発達状況など必要な情報が把握されず、命に関わる事故が起きかねません。子供のストレスも懸念されます。政府の検討会でも、「子供の理解に一定の時間がかかる、今通っている子供の保育に支障があってはならない」と指摘されています。保育士の配置基準の抜本的改善、専用の保育室の確保などが必要ではないでしょうか。現場、親などの理解が進まない中で子ども支援法に盛り込まれ、終盤国会で決まったようです。実際の施行は2026年にスタートします。現在は試行的事業として進められています。浦河町は今年度からこの試験的事業として進めています。そこへ至ったことも含めて幾つかお尋ねしたい。1、そもそも、浦河町がこのこども誰でも通園制度の試験期間に手を挙げたのは町の独自の考えでしょうか。国からなどの問合せがあったのでしょうか。浦河町の試行期間に手を挙げた目的、理由は何でしょう。何人か利用があったようですが、利用の状況はどうなのでしょう。登録されている方は11人と資料には出ています。浦河町の案内文を見ると、利用の前に利用登録の申請が必要となっています。利用チケットも発行するとなっています。現状はどうなのでしょう。浦河町こども誰でも通園制度試行的事業のご案内というのが出されていて、対象者、利用できる時間、利用方法、それから利用料金、実施施設というのが書かれていて、併せて出された資料では、現在、これまでに利用している世帯は7世帯7人、登録している人数は11人ということで、利用できる施設は夢の国保育園、浦河フレンド森のようちえんというふうになっています。先に手を挙げたその理由はどうなのか、お聞きしたいと思います。③この制度は、最も支援が必要な家庭、子供に役立つものなのでしょうか。イとして、子供にとって適切な保育が保障されるのでしょうか。ロとして、保育所にとってはどうなのか。2として、園と親との直接契約になることで支障はないと考えているのですか。一応アプリで全国どこでもというけれども、浦河町のこのしおりを見ると、対象者は浦河町に住民登録のある満3歳未満のお子さんが対象ですというふうに書いているので、全国どこでもというのは浦河では取っていないようです。だけれども、よそから来るということもあるようですが、対象は浦河町に住所となっているので、その辺りは大丈夫かなとは思いますが、どのように考えていらっしゃるか改めて聞きたいと思います。④として、一時保育はこれまでも現在も浦河町では行われています。ここの拡大は必要に応じてできているのではないでしょうか。5として、保育所へ行かない、こども園にも行けない0歳から2歳児の子供に対する支援について、町の考え方を改めて聞きたい。浦河町では、既に子育て支援センター、元の堺町保育所の跡でやっている子育て支援センターで行っている事業との矛盾はないのでしょうか。こことの関係はどう考えていますか。六つ目として、今後の展開はどうなりますか。試行的に行ってみて、次への展開をどう考えているのでしょうか。私は、しっかり検証をして、国にもこういうところがいいとか、こういうところが駄目だとか、そういうやった結果をきちんとまとめて報告する、そういう取組をしていただきたいと思いますが、その点はどう考えていらっしゃいますか。そもそも浦河町としての少子化対策は考えているのでしょうか。産め、産めでは進まない、親世代の生活の確立、安定が必要ではないのでしょうか。町の考え方をお尋ねしたいと思います。この質問の最後ですが、答えは求めませんが、国の在り方が問題だと私は思います。子ども・子育て支援法で行う事業の経費は、私たちが支払う社会保障費、医療保険料などに上乗せしていくというのが、このこども誰でも通園制度をはじめとする子ども・子育て支援法に国が行う事業のお金、それを私も含めて皆さんが払う社会保障費とか医療保険料などに上乗せをしていって、そこからこの子育ての支援にお金を使うという考え方ですが、国会では賛成多数で決められていますが、今でも高い国保税、高齢者医療保険料、社会保険料です。なぜそこに上乗せなのでしょうか。戦闘機をやめて子育てに予算を使う、国のお金の使い方が違うと私は思います。子育てはみんなの力で国の一番の仕事とすべきだと思います。働く人たち、若い人たちが安心して暮らせる体制をつくってこそ、子供も増えていくのではないでしょうか。そこを応援する子ども・子育て支援法になってほしいと思っています。二つ目ですが、木質バイオの次の展開について聞きたいと思います。町のバイオマスエネルギー利用の現在やっている役場や体育館などの暖房の次の展開は考えられているでしょうか。道内で先進的に取り組んでいたまちでは、バイオマスエネルギーの利用をやめたと聞きました。浦河は次の展開を考えているのでしょうか。二つ目ですが、バイオマスエネルギーを現在時点では、どう町としては評価していますか。化石燃料と比べ価格、効果、利便性などを調査しているのでしょうか。どのように評価しているのか、改めてお尋ねしたいと思います。三つ目として、これから次への展開はどうしていくのか、庁舎内での議論や政策などを考えているのであれば示していただきたいと思います。 広げるのか、今のままでしばらく様子を見るのか、今後の展望はあるのか、材料の確保も含めて今後の展望をお尋ねしておきたいと思います。3番目ですが、地域包括支援センターの体制は今のままでよいのかということについて、お尋ねします。今、介護事業は厳しい状況もあります。介護保険料、浦河町は下がりましたが、全国的には大幅な引上げになり、大阪府では9,000円にもなっていると新聞でも大きく取り上げられていました。さらに、利用料の負担も1割から2割へなる人が増えていますし、3割負担の人もいます。介護を利用したくてもできない、また、働く人たちも仕事も、厳しさなどで離職も多い、受けたい介護が受けられないなど、全国で起きています。浦河町は事業者の頑張りもあって、体制はよいほうと思います。しかし、今、現場では、ヘルパーさんが足りないなど人材不足も起きています。若い人たちの確保が進まず、働く人たちの高齢化も出てきています。そういう中で、国は、訪問介護の料金を引下げ、介護事業所の運営に困難が生まれ、事業所の閉鎖など、広がってきています。特に地方では厳しい状況が続いていくことになります。都市の一部を見て、国の方針を決める、このやり方が地方を苦しめている。その影響が浦河に出ていないとは言えません。こういう中で、町の司令塔とも言うべき包括支援センターの体制は、現状でよいのでしょうか。仕事をしている職員の方たちは、力もあり、全力で取り組んでいることは分かっています。一番必要な司令塔、全体を動かす民間事業者との連携、協力を強め、有効に仕事が進めていける、そこが十分機能できているのでしょうか。町として十分と考えているのでしょうか。訪問介護の報酬削減、特養ホームは定員を満たしていない、透析患者の送迎もできていない、一番すべきことができていない、この状況を改善することが早急に求められているのではないでしょうか。事業所任せでよいのか、今の体制で十分と考えているのか、どうするつもりなのでしょう。私は体制の強化が必要だと考えています。改めて、町の考え方をお尋ねしておきたいと思います。以上。

答弁 子育て医療課長 佐々木俊也

荻野議員の質問の一つ目の、こども誰でも通園制度試行的事業について、答弁いたします。まず一つ目として、浦河町が先駆けて取り組んだ目的、理由についてでございますが、一番のメリットとしましては、現在、入所基準を満たしていないため保育園に通園できていない未就園児が本制度の施行前から保育園を利用することができるということであります。もう一つは、こども家庭庁では本制度を令和8年度から全国全ての自治体において実施するよう進めております。当庁におきましても、今後、実施していくこととなりますが、本格実施前の段階から取り進めることで地域における現状でのニーズや、制度上の課題、改善点などをいち早く把握、検証することができること。そうした試行段階の課題等について、こども家庭庁に対し、しっかり提言していくことができる機会であるというふうに捉えております。また、試行的事業の実施を検討するに当たっては、町内の民間事業所の協力がなければ実施は難しいところでしたが、二つの認定こども園のほうから未就園児の受入れについて、大変、前向きな回答があったということで、今回、取り組むことの上では大きかったきっかけとなっております。次に二つ目、利用状況についてでございますが、5月31日現在の登録は11世帯11人、うち利用されたのは7人です。三つ目のご質問の、まず、子供にとって適切な保育が保障されているのかというご質問でございます。今年度受入れをする二つの事業所とは、実施に当たって検討会議を数回開催し、利用方法等について協議を行い、各事業所の1日あたりの利用可能枠を5人以内と定めて受け入れることとし、在園児との合同での保育、あるいは、一時預かり事業と同じクラスでの保育を行う形態で実施することとしております。現状の保育に影響することのないよう、既存の保育体制の中で、あらかじめ利用できる人数枠を決めて実施することとしておりますので、適切な保育が保障されていると考えております。次に、保育所にとってどうなのか。実施から2か月余り経過しまして、現状、今のところ各事業所のほうから実施している中での問題点等は特に上がってきておりませんが、今後、事業所との会議を開催して、事業の検証を行う予定であります。その中で上げられた課題等につきましては、こども家庭庁に対して、提言するとともに、町としても必要に応じて改善を図ってまいりたいというふうに考えております。次に、園と親との直接契約になることで、支障はないと考えているというご質問です。利用までの流れを説明いたしますと、利用者は町に申請を行い、チケットを受領してから希望する園に直接予約の連絡をして利用し、利用料を納める仕組みとなっておりますが、町では、利用者から申請を受けた後、利用者があらかじめ希望している園のほうに申請情報を伝え、利用者が円滑に予約できるよう、園との連携を図っており、現状では特に支障はないものというふうに考えております。次に、一時保育は、現在の保育事業の拡大で、できるのではありませんかということです。現行の一時預かり事業を利用することで、未就園児が通園できるのではないかという趣旨のご質問だと思いますが、本制度と一時預かり事業の関係につきましては、利用する側や保育現場にとっても利用面であまり大きな違いはないというふうに感じているのが現状であります。国が開催する検討会におきましても、利用者の制度の意義について示しつつも、今後の一時預かり事業の運用や、両者の事業の関係について、試行的事業の中で整理をしていくこととしており、本格実施までには明確にされるものと考えております。そのような実情でありますが、当町としましては、今回、試行的事業に応募し実施することとし、今年度、既にスタートしておりますので、制度の周知、利用を呼びかけるとともに、利用者にとって双方の制度がうまく活用できるよう推進してまいります。次に、浦河町では既に子育て支援センターで行っている事業との矛盾はないのかというご質問です。町が実施する地域子育て支援センター事業との整合性についてでございますが、こども誰でも通園制度と地域子育て支援センター事業の相違点といたしましては、こども誰でも通園制度は、基本的に、保護者は幼児を保育園に預けるのに対しまして、子育て支援センターは親子で事業に参加するもので、未就園児への遊びの場の提供だけではなく、保護者同士が交流する場でもあり、子育てに関する悩みや相談を行うことも目的の一つとして重要な役割を果たしているというふうに思っております。子育て世帯の方々には、双方の事業を併用しながら利用していただきたいというふうに考えております。次に、今後の展開、試行的にやってみて、次への展開をどう考えていますかです。先ほどの答弁で触れておりますとおり、今後、各事業所と検討会議を開催し事業の検証を行います。それから、実際に利用した世帯と利用しなかった世帯にアンケート調査を行い、その結果について集約し、地域としての意見等を、こども家庭庁に対し発信するとともに、町としましても次年度に向けての利用者のニーズに応じ、より利用しやすい制度となるよう、検討していきたいというふうに考えております。最後に、町としての少子化対策について、ご質問です。当町の少子化対策につきましては、町の最上位計画であります浦河町総合計画における施策、また、平成27年度からスタートしている浦河町地方総合戦略において、子育て世代を支える優しいまちづくり、これを政策に掲げて、結婚、妊娠、そして出産から子育て期を終えるまでの各ステージにおいて切れ目のない子育て支援策を実施しております。主な事業の一部を挙げますと、まず、町内で結婚生活を開始される夫婦に対しまして、スタートアップ費用の一部を助成する結婚新生活支援事業補助金から、不妊・不育症治療費助成事業や、子育て世代包括支援センターが所管する妊産婦に関わる各種支援事業、未就学児から就学期までについても、就学援助や多子世帯の学校給食費の軽減、ワクチン助成、子育て家庭医療費支援事業、子育て支援住宅の整備など、国や道の補助制度の活用、あるいは町独自の施策として、経済的な支援を実施しているほか、相談支援では産前産後サポート事業、子育て支援センター事業、ママカフェ、特別支援巡回相談など、子育てに不安を抱える親御さんが孤立することのないようサポートする体制を整備しております。これらの取組につきましては、様々なツールで情報発信を行い、今後も子育てに関わる地域、民間の関係機関との連携、協力を得ながら、子育て世代が安心して子供を生み育てられることができるまちづくりに努めてまいりますので、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

答弁 町民課参事 佐々木誠一

荻野議員の2番目のご質問、木質バイオの次の展開はという部分で、バイオマスエネルギーということで、ゼロカーボンに関わることでありますので、1番上のバイオマスエネルギー利用の次の展開という部分と、3番目の議論や施策などを考えているかという部分で関連がありますので、併せて私のほうからご答弁させていただきます。現在、役場横にあります木質バイオマスエネルギーセンターのバイオマスボイラーは、役場庁舎のボイラーの老朽化に伴う更新の検討に当たり、化石燃料ボイラーと木質バイオマスボイラーの両方を比較・検討した上で、二酸化炭素排出量削減の観点を踏まえて導入したもので、令和2年10月に供用開始しております。その後、ファミリースポーツセンターの改修に当たりましても、木質バイオマスボイラーの導入について検討しましたが、既存ボイラー室の拡張が必要なことや、チップ貯蔵庫の新築が必要なこと、また、設備費が化石燃料より非常に高くなることなどから、あくまでも耐震化や利便性の向上に重点を置くこととして、バイオマスボイラーの導入は見送ったところでございます。ただし、スポーツセンターで言いますと、古いボイラー施設より今回の更新する施設のほうが断然省エネ性能は向上しているものと思われますし、建物の機密性や熱効率も高まりますので、そういった面では化石燃料を使用しても二酸化炭素の排出量削減効果はあるものと考えております。現段階では、公共施設でのバイオマスエネルギー利用の新たな計画は持ち合わせておりませんが、温暖化対策実行計画の目標達成や将来的な2050年のゼロカーボン実現に向けては検討を進めなければいけないことでありますので、今後につきましても、公共施設へのバイオマスエネルギー導入や、そのほか二酸化炭度排出抑制のための再生可能エネルギーの導入について、研究してまいります。

答弁 町長 池田拓

まず、荻野議員の1点目の7、少子化対策という関係でありますけれども、例えば、一例を挙げますと、答弁の中には入っておりませんでしたけれども、助産師、これは北海道179市町村ありますけれども、浦河町のほかには1町あるかないか、そういったような。

答弁 町長 池田拓

そうですか。

答弁 建設課長 大宮寛

荻野議員の木質バイオの関係の二つ目、それなりの効果はあるのではと思いますが、現時点でどう評価していますか。化石燃料と比べて調査していますかという質問に回答いたします。まずは燃料経費についてですけれども、エネルギーセンター稼働前の平成28年当時、役場庁舎、消防庁舎、プール、これら3施設の燃料に係る経費と、それと令和4年度のエネルギーセンターの実績経費を比較検証したところ、令和4年度、木質チップ等の燃料費のほうが約75万円高くなっております。ただし、平成28年の主燃料であった重油の単価を原油価格高騰のさなかにあった令和4年時点の重油単価に置き換えて再計算しますと、逆に令和4年の燃料費のほうが約203万円安価となりました。結果論ではありますけれども、地域の資源を活用したことで原油の価格変動の影響を回避できたのではないかと考えております。また、年間の二酸化炭素排出量では、令和4年度の実績で、バイオマスボイラーでは21トン、同じ熱量分を灯油ボイラーで燃やした場合は363トンとなりまして、差引きすると342トンの二酸化炭素の排出量を削減できております。計画段階では、年当たりの二酸化炭素排出削減量を280トン程度と想定しておりましたけれども、ここ3か年の実績におきましては、令和3年で352トン、令和4年が、繰り返しになりますが342トン、令和5年が298トンと、いずれも想定を上回る削減量となっておりまして、二酸化炭素排出量抑制という面での効果は大きいものと捉えております。以上です。

答弁 町長 池田拓

そういうことで助産師を採用するとか、かなりきめ細かく若い世代が安心して子供を生み、育てる環境については、体制としては整えているというふうに自負をしております。その一方、包括支援センターの関係でありますけれども、十分か十分でないかといったら十分ではないです。何で十分ではないか、やはり人がいないのですよね。例えば、一例を挙げますと、建築、あるいは上下水道の技術屋さん、もう、ここ足かけ3年募集しています。全く応募がありません。そこも十分か十分でないかといったら十分ではないです。同じように、消防署の救急救命士、募集していますけれども全く応募がありません。十分か十分でないかといったら十分ではないです。いつもお話しさせてもらっていますように、なかなか今の民間の給与の関係と比べると、自治体の職員の、特に若年世代の給料は、かなり差がありますので、若い世代はなかなか自治体のほうに来てくれないのかな、そういう思いでおりますけれども、支援センターを含めて、さらに人材を確保するように努力はしていきたいなというふうに思っておりますが、なかなか現状、厳しいものがあるということも併せてご理解をいただきたいと思います。これは、荻野議員、十分ご案内のように、私どもだけではなくて、農業、一次産業、二次産業、三次産業を含めて、大変な人手不足の中でもって、どうやって人材を確保するかということでありますので、この前からの4月から本格的に実施しておりますフレックスタイム制とか、そういったようなことも受験というか募集するときにアピールをして、働きやすい職場ということも何とか訴えて、一人でも多くの人材を確保していきたいなというふうに考えておりますので、ご理解をいただきたいというふうに思います。

質問 1番 荻野節子

こども誰でも通園制度ですけれども、問題点は、しっかり出し合っていきたいということで、民間事業者も前向きであったということで、私も、4月に始まって既に7人が利用して登録が11人ということだから、そんなにいたのだというふうに思ったのです。今、保育所も、それから認定こども園も、それぞれ定員が100%というところはないですよね。ただ、保育所とか認定こども園の一部は、やはりちゃんとした就労証明書だとか、そういう縛りもあるから、そう簡単では、そのほか民間の保育所と言われているところは縛りがあるから、なかなかは入れない。定員が空いていても入れないということもあるだろうけれども、ここは、そういう縛りはなくて、預けたければ預けられるという、相手が認めればね。そういうことだから、いいようだけれども、本当にそれが子育てにとっていいのかなというね。先ほども言いましたけれども、ちょうど、ゼロ歳6か月、生後6か月からだから、6か月から1歳ぐらいになるときは、もう親以外は、みんな駄目という、人見知りも始まる時期、そういう中で、全国、どこでも、そのアプリで行けるって、それでびっくりしてしまったのだけれども、そういう制度で本当にこれがいいのかと、都会なら結構多く行くのかなというふうに思ったけれども、浦河でもこれだけいたのだなと、ちょっとびっくりしたのですけれども、一応、浦河は縛りがあるので、私が心配する、本当にどこでもというふうにはならないし、浦河町の人だけというふうになるのだけれども、もし、そういう、よそからの申込み、そういうのがあったときは、どのように対処するのですか。こういうふうに書いてあったとしても、もし来たとしたら、うちは浦河町だけなのですというふうに言うのか、受け入れるのか、そこはどう考えていますか。

答弁 子育て医療課長 佐々木俊也

まず、全国のどこでも使えるというようなシステムになるということについては、現在、本格実施前の、再来年度の話になりますけれども、市町村のほうには、そのような情報というのは下りてきていないというのが、まず実態です。ということで、現在、試行的事業で、道内でも8市町村が実施していて、その中で2市町村ほど、もう既にうちと同じような形でリーフレットを作成してホームページで公表をしておりますけれども、全く私どもと同じやり方で、対象については市町村内に居住する児童というふうに限定しておりますし、今、先ほどのアプリを使ってという部分につきましては、来年度から、令和7年度から総合支援システムというものを導入するというふうに聞いております。その中でアプリを使って予約、またキャンセルができるというようなことになっておりますけれども、その中でも実際に、例えば、別の市町村の居住されているお子さんが私どものほうの町内の民間の事業所を使うというふうな仕組みになっているということについても、まだ示されておりません。また、検討会のほうでも、実際に民間の保育所、幼稚園、また市町村の職員なんかも入った形の検討会を実施するということで、そういったことについては、なかなか難しいのかなというふうには考えております。いずれにしましても、今現在、そこの部分については、特に国のほうから示されている部分がありませんので、今年度の試行的事業につきましては、あくまでも町内の居住する児童ということに限定されます。

質問 1番 荻野節子

それから、受け入れる事業所とのところですけれども、1人の利用、園の受けるほうが5人以内というふうにしているということで、そして、利用するときには通園してきている子供たちと同じところで保育する、年齢に合わせて、そういうふうにお答えになったと思うのですけれども、同じ年齢でやるのか、クラス、年長さんとか年少さんとか、3歳未満だからほとんど年少さんだから、1人ずつ手のかかるところだと思うのだけれども、同じ部屋で来た子も預かるという考えでいいですか。

答弁 子育て医療課長 佐々木俊也

現在2か所の事業所のほうで、まず一つの事業所では、ゼロ歳児、1歳児、2歳児のそれぞれのクラスで対応するということで、もう一つの事業所につきましては、現在の一時預かり事業と同じクラスで対応するというふうに聞いています。

質問 1番 荻野節子

浦河町は、まず、町に申請してもらって、チケットを発行して、それを希望するところに持っていって、そこで面談もしてということで、利用するときにはチケットを施設に提示するということで、そのときに、料金は町に払うのではなくて、預けたところへ直接払うというのが、ほかの保育児と違うところなのだけれども、そういうのは徹底されているのですか、今。

答弁 子育て医療課長 佐々木俊也

この保育園では保育料を町のほうに保育負担金としてお支払いしていただいているのですけれども、例えば、一時預かり事業につきましては、現在、お申込みから実際の日程調整、面談も含めて、料金も含めて全て園と利用者のほうで、直接契約を結んでやっているということですので、これにつきましても、あくまでも先ほど答弁しましたとおり、利用の登録については町で受けて、どういった方が利用を実際するのかという登録については町のほうで把握しますけれども、その後については、面談、あと実際にする日程の予約、利用料の支払いについては、直接、園とやっていただくという形になります。

質問 1番 荻野節子

一時預かりというのも、なかなか大事なものだと私は思っているのですが、そういう中で、制度を試行的に進めていくので、制度の周知も進めながらやっていくということで、そこは異論のないように、これがなくなると困る方もたくさんいるわけですから、そこは進めていってほしいのですが、私は、今、浦河町がやっている子育て支援センター、あそこは本当に大事だと思うのですよね。先ほど言ったように、今の、こども誰でも通園制度は、親は行かないで子供だけ預けるわけだけれども、この支援センターは親子で行って、そして、親子で遊んだり、で、お母さんたちもいろいろな情報をもらったり、子育ての悩みや、そのほかのことも含めて、保育士さんとか、話し合って、お母さんを1人にしない、そういうことで大きな役割を果たしていて、すごくいいと思っているから、ここがあるから、こんな、どこでも誰でもということではないほうがいいのではないかというふうに思ったけれども、施設がやるというなら、それを止めるわけにはいかないですけれどもね。この子育て支援センターを、もっと若いお母さんに知らせたらいいのではないか。それとか、結婚前の人たちにも含めて知らせておいたほうが安心できる、浦河町もいろいろなことをやっていますけれども、あそこは本当に若いお母さんにとってはいい場所だというふうに、私も2回ほど見に行ったのですけれども、本当に初めての子育てのお母さんにとっては、保健師さんとか保育士さんとかもいらっしゃって相談にも乗ったりしていたので、私、議員になったときに、一番最初に質問したのは、臨時の保健師さん1人しかいなかったのですよね、浦河町に。そのときは、もう2万人の人口だったわけで、どこもひしめいていたのだけれども、そのときに、一番先に取り上げたのが、保育士さんを増やして、赤ちゃんが生まれる前からの母親教室とかをやってほしいという、それは、本当に初めて子供を生むというような、家庭があっても1人になる時間、お母さんと赤ちゃんだけ、そういうときって非常に不安で、泣かれたらどうして泣いたのか分からないで不安が広がる、そういうところを解決できるのが、この支援センターだというのを実感したので、ぜひ、併用して使っていくということも必要だと思うので、もうちょっと、こういうところがありますよというのを若い人たちに宣伝したらいいのではないかなというふうに思います。施設も限られてはいるけれども、毎日来なくてもいいわけだから、もう少し宣伝して、若いお母さんたちが、ここは転勤族も多いので、知らせれば、安心して来られるのではないかなと思うのですけれども、どうですか。

答弁 子育て医療課長 佐々木俊也

子育て支援センター、今の子育て支援交流施設のほうで実施しておりますけれども、その利用の関係で情報発信について、もっと発信したほうがよろしいのではないかということにつきましては、町民のアンケートのほうでも指摘というか、そういったご意見もいただいておりまして、現在SNS、いわゆる町のホームページのほうで情報のほうを発信しておりますけれども、今年度から子育て支援事業の関係で広報のほうで2か月に1回の割合で、こどもまんなか新聞という形で、いろいろなお知らせをさせていただいています。今回、7月号にも、今月開催いたしました、うらかわ子どもまんなかフェスティバル、それから、こども誰でも通園制度の中身につきましても掲載をさせていただきました。今後、子育て支援センターの事業の関係についても、そういった形でいろいろな場面で発信できるように努めてまいりたいというふうに思います。

質問 1番 荻野節子

本当にそういうふうにして、安心して子育てできる町というのを大きくアピールしたらいいのではないかなと、私はそのように思っています。若いお母さんたちは、SNSとか、町報もホームページで見られる、そこまで私はできないので、若いお母さんはできるからいいのではないかなと思います。それと、6番目の検証のことですけれども、町が手を挙げてやった以上、やはり、いいところ、それから、こういうところは改善とか、こういうふうにしたらいいという、それはきっちりまとめて私たちにも知らせてほしいし、国にもちゃんと意見を上げていく、そういうことをやっていただきたいと思います。本当に、そのほか、少子化対策としては、いろいろなことを、町長もおっしゃっていましたけれども、助産師さんがいるという、そういう町は本当に少ないと思っていますし、そういう点も、もっと知らせる、そういうことが大事ではないかなと思いますので、ぜひ、安心して子育てができる、それと保育所もちゃんとしていますというようなことも併せて、宣伝をして、町から出ない、町に来てもらう、そういう取組に生かしたらいいのではないかと思います。それから、二つ目のところですが、やはり、いろいろなことはあっても、この化石燃料ではなく木質バイオを使ってやっていくというのは二酸化炭素を減らす、そういう点でも非常に、それなりに役割を果たしているということは分かりましたが、次への、これから研究していくということですが、やめたところ、この木質バイオをやっていてやめたところは、ここは今、チップを使っているけれども、そこは固めたもの、ペレット、それに代わって、そのペレットの材料費がすごく高くて合わなくなっていったというか、それと、蓄電をして電気を売る、そういうことを、だから、本当に家庭のボイラーとか公共施設のそういうものだけではなく、いろいろなところに広げた、そういう中で大変になったというようなことらしいので、今の浦河町のやり方でいけば、やめるというよりも、本当はこれが広がっていくことが大事だけれども、森も育てなければならないけれども、木を切らなければならない、今、私たちが見に行った知内町でも、倒木だとか、そういうちゃんとした木ではなく、そうではない廃材を中心に使っていたのですけれども、浦河町の今のチップもそういうことでやっているのだと思うのですが、その燃料の材料は十分これからも間に合っていくという考えでいるのでしょうか。

答弁 建設課長 大宮寛

材料のほうにつきましては、今チップは、様似のひだか南森林組合から入れているのですけれども、手前に資材、木の置場がありますけれども、まだ、大量に材料のほうは豊富にあります。日高山脈の豊富な森林資源を活用できるということと、今、議員がおっしゃったように、工事のほうから出る木材の廃材だとか、あと浦河町の町道で倒れた倒木、伐採した木とか、そういったものもそこに運んでチップに、再資源して活用しているところです。

質問 1番 荻野節子

今のようなやり方で、新しく広げるときとか、それから、そういうときはもちろん、みんなで議論をして進めていくのだと思いますが、地球温暖化を進めないようにする、そして、そういう廃材とか、そういうものも使っていく、そういう環境に優しい取組というのは、これからも一層大事になってくるので、そこは十分検討しながら進めていってほしいというふうに思います。それから、包括支援センターのところですけれども、あそこも技術屋さんではないとは言いませんけれども、そこも足りないのは、どこも今、浦河町のもそうですし、それから、今、介護事業所でも、それは大変なことは老人ホームにも表れていますし、今、介護事業所ではヘルパーさんを確保するのが大変というのがずっと言われているところで、浦河町はヘルパーさんがよそから来たときの住宅料の補助だとか、それから試験を受けるときの補助だとか、そういうのもやって、ぜひ来てくださいっていう、そういうことを進めていても、なかなか増えない。やはり、若い人が来ないというのが、どこも悩みなわけなのですよね。その十分でない事業所もあるし、そういう中で、一方では介護を受ける人も、微増だけれども、大きくは増えていないけれど、幾らかずつ増えているという現実はあるのですよね。そういうところの調整をしたり、こういうやり方もあるよとか、そういう指導的立場にあるのが、包括支援センターだと思うのです。事業所の相談にも乗るけれども、町民の介護を受けたい人の相談にも乗る場所でもあり、そこは、あそこの職員は本当に相手の時間に合わせて訪問するとなると、本当に5時済んでからとか、そういうところもある、そういう中でも一生懸命、皆さん頑張っているというのは本当によく分かります。そこの仕事がスムーズに進むように、そして効率的にやれるように、そういう調整というのか、そういうことをやっていく司令塔、中心的なところ、そこのところが、ちゃんとあそこにどんっと座ってなければならないのだと思うけれども、そこが足りないのではないかと私は思っているのです。議員には人事権がないから、これ以上余計なことは言えないと思いますけれども、やはり職員も、先ほどの町長の答弁にもあったように、なかなか、特に技術者を含めて若い人を確保できない、そういう悩みも分かりますが、やはり必要なところには最優先で必要な人を配置して、本当にみんなが仕事に意欲を持って働けるような体制づくりをする必要があるのではないかと私は強く思っているので、意見を述べまして、終わりにしたいと思います。ありがとうございました。

出典:浦河町議会 令和6年第3回定例会 2024年6月26日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる