浦河町議会 令和3年第8回定例会 2021年12月15日
町長の選挙公約について
2021年12月15日、浦河町議会の一般質問で、中山康子議員が「町長の選挙公約について」質問し、町長 池田拓が答弁しました。
- 質問者
- 中山康子 議員
- 答弁者
- 町長 池田拓
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 2番 中山康子
本日、最後になりました。通告に従いまして、1件質問をいたします。先ほど久保田議員と同じ、人生というか、一般質問でこんなふうに同じ質問がかぶるなんて、公約の中で、恐らく私と久保田議員の中では注目が高かったと思うので、それはそれで仕方ないと思います。重複といっても、ちょっと聞きたいところは、久保田議員が全部聞いてくれたので、私なりの質問をしたいと思います。町長の選挙公約について、11月30日告示の町長選挙において無投票当選を果たし、4期目の当選、おめでとうございます。かじ取りを任されたばかりの翌日には、余韻に浸る間もなく、札幌への公務や多忙な日々で、体調は大丈夫でしょうか。大丈夫ですか。3期、4期と無風となり、選挙があるとないとでは緊張感も緩くなりがちと思いますが、しっかり舵を切り、4年間への航海へ進むべき羅針盤を示した中で、今回の選挙リーフレットには14の公約が記されておりました。14の公約をお聞きしたいと思います。その中で注目した、SDGsの担当セクションを設けます、道の駅の設置を目指します、この2点は私も気になる項目で、平成30年、2018年ですけれども、観光協会のワーキンググループ会議に出席したときに、千葉県でオーガニックなまちづくりに取り組む浦河町出身の女性の講師を招いて、講演とワークショップに参加しました。そのとき初めてSDGsを耳にしたのですが、実際には2015年に国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた17の目標を定めたSDGs、持続可能な開発目標を、不覚にも3年後に知ったわけでした。そして、その3週間後に浦河高校の課題研究発表で、高校生がSDGsに取り組む発表を聞いて、高校生のほうが先取りしたテーマを学習していたことに感動したものでした。17の目標は、貧困、健康と福祉、教育、エネルギー、海の豊かさなど、我が町でも将来にとても関係があるのではと認識しております。行政が主体となり、民間や学生の知恵も借りながら、将来を見据えたまちづくりを一緒に考え、進めていく上で、SDGsの多様な項目は重要ではないかと認識します。道の駅に関しては、以前、一般質問もしましたが、なかなか厳しい答弁で、その後も直売所や物産館とハードルを下げたにもかかわらず、現実には程遠い現状でしたが、今回の公約の中に盛り込まれていることに、大部分の町民が夢を膨らませたのではないでしょうか。14の公約の中には、昨日、ケアラー条例も可決されたので、進行形のものもありますが、特にこの二つは目玉公約と言っても過言ではありません。4年間は、長いようで短くでもありますが、実現に向け着々と歩を進め、達成していただきたいと思います。改めて、14の公約と特にSDGsの担当セクション、道の駅の設置の具体的にどのような構想を持っているのか、お聞きします。また、先ほどSDGsの担当セクションの件は、久保田議員ともちょっと重なる部分もあると思うのですけれども、何かもしありましたらお聞きしたいと思います。以上であります。
答弁 町長 池田拓
SDGsの担当セクションについては、単独の課がいいのか、あるいは係として設けるのか、その辺についてはこれからの人事の絡みの中でもって検討して、そして課として設けるのであれば、議会のほうとも相談をさせていただきたいというふうに思いますけれども、なかなか職員の確保に苦戦しておりまして、来年やめる人と比べて、採用できる職員が今大変少ないので、大変ではなくて少ないので、そういう中でもってどういう配置ができるか、そこのところはもう少し時間をかけて検討していきたいというふうに思います。SDGsの全体的には、ご質問の中にもありましたように、役場の仕事はほとんどSDGsの推進なのです、きれいな水とか、農業、漁業、環境、医療、福祉、貧困、そういった意味では、それをどうやって調整するか、そういったような係の意味合いになろうかなというふうに思いますけれども、しっかりと取り組んでいきたい。ただ、この前、アメリカの竜巻の話ありました。今回、私も議会とも、議会の皆さんにもご心配をいただいている赤潮の問題もあります。このSDGsの中では、環境というのは、やはり喫緊の課題なのだろうなというふうに思っていますし、グレタさん、北欧の女性活動家のグレタさんが言っているように、SDGs自体が、ある意味、妥協の産物的なところがあって、このSDGsを完璧にもし達成したにしても、地球温暖化にはなかなか歯止めがかからない。さらに、それを進めていかなければならないというときに、環境の問題でもって、役場はもちろんですけれども、一人一人が、あるいは一つ一つの家庭がどういったような取組ができるのかなというのは大変大きな課題でありますけれども、こういう小さな町で、今できることをしっかりと取り組んで、皆さんが共通の意識を持てるように頑張っていきたいなというふうに思っています。道の駅の関係、先ほど久保田議員の質問にもお答えをさせてもらいました。私自身、率直に言って、多少ハレーション起きる答弁かもしれませんけれども、自分自身の中にやはりアエルというのは一つのトラウマになっているのです。アエル、あるいは柏陽館、そういったような赤字の施設をやはりどうやっていくかというのが、それをさらに増やしたくない、この二つでもって手いっぱいなのに、さらに増やして、町民の皆さんに間接的とはいえ、これ以上負担を求めるのは、やはりちょっとという部分というのはあるのです。ですから、浦河の場合、夏に売るとなると、どうしても野菜中心、夏から春から。秋から冬にかけては魚が中心ということで、通年を通して野菜、根菜が、ジャガイモだとかそういう根菜類はありますけれども、通年通して安定的にという部分にはどうしても欠ける部分というのはあるのです。そういう中でもって、加えて交通量が少ない、そういう中でどれだけ物販という部分でもって黒くできるかなというのは、正直、武士の商法でも自信ない、そういうふうに考えています。そういう中でもって、先ほども言いましたように、道の駅の必置は休むところと、トイレと、それから観光発信をするところ、こういったようなのが必置ですけれども、物販というのは必置でないので、例えばそこに先ほどご提案があったような、町民の人のくつろぎや、旅行者や、その施設を利用した人がくつろげるスペースだとか、そういったようなのも検討の中では一つの課題かなと思っています。ただ、町民の皆さんの間では、浦河でお土産を買うときに、どこへ行っていいかよく分からないという声をよく聞きますので、そこのところの兼ね合いがどうしたらいいかというのが、これから時間をかけて検討させてもらいますけれども、そういう中でもって多方面から検討して、そうした中でもって町民の負担がかからないような効率的な運営というか、そういったようなものができれば、ぜひとも高校生の皆さんの提案もありますので、議会のほうともよく相談をしていきたいなというふうに考えております。
答弁 町長 池田拓
私、持っていなくて、副町長から、今借りてきました。この1番目は、今ご答弁させてもらったのですけれど、2番目のゼロカーボンシティ、これについても環境の関係でもって、できるだけ二酸化炭素を排出しない、そういったようなまち、これについては国のほうも大きな政策の柱として進めていますので、浦河町も先んじて取り組んでいきたいなというふうに考えております。3番目、再生可能エネルギー導入の支援制度、これについては今も既にあるのですけれども、例えば売電でなくて、自分で利用するのに屋根にパネルを乗せて、そして地元の電気屋さんに頼めば、助成制度というのは今でもあるのですけれども、それをさらに強化して、町民の皆さんがそういったようなものに取り組める、それでもって結果として電気代が安くなって、そして電気の使用量が減ればゼロカーボンに近づいていくわけですので、カーボンを出さない原子力発電とか、いろいろな水力だとかもありますけれども、そういう中でもって、自分でもってできるという意味で取り組んでいきたいなというふうに思います。4番目は国立公園の関係、最短、来年の12月となっていますけれども、動きがやはり日高側と比べて、特に十勝側の動きとかが活発になってきていますので、日高側としても、7町しっかり連携して、そこのところは取り組んでまいりたいなというふうに思います。ただ、ご案内のように、なかなか山岳公園なものですから、おいするとサンダル履きで行けるよというような公園ではないものですから、そこの魅力をどういうふうに発信していくか、これについては、なかなかそこに道路をつけてどうのこうのというのは難しいと思いますので、課題は多いのですけれども、全国からこの日高山脈、えりもが注目を浴びる風はしっかりとつかみたいな、このように考えてございます。道の駅は、今答弁させてもらいました。健康を守るための人材の確保、これがもう悪戦苦闘中です。今年も優秀な人材、保健師さんを確保したと思ったのですけれども、なかなかほかのところがよくて。私も去年、去年はコロナで行けなかったので、おととし、各養成している学校を盛参事と一緒に回って、頼んで歩いたのですけれども、また今年も行って、町民の健康を守るためには、やはりこういった人材を確保しなければ駄目だなと思っていますので、努力していきたいなというふうに思います。例えば先ほどの質問にもありましたけれども、子供を安心して産むというためには、全道的には、助産師を配置している町はないのです。白糖あったかもしれませんけれども、それくらい、そういった方面にもきめ細かく対応はさせてもらってはいるのですけれども、さらに健康を守るための人材の確保には力を入れていきたいなというふうに思っています。7番目については、議会の皆さんの満場の賛成をいただいて、条例制定をさせていただきました。ファミリースポーツセンターについては、今ようやく基本設計がおおむねですけれども、出来上がってきましたので、これは所管の委員会のほうに近いうちにご相談をさせてもらいたいというふうに思います。それから、給食センターの関係、これが建てて昭和四十六、七年ぐらいに建てて、非常に今老朽化しているということで、これをどこに建てるか、あるいは建てるにしても、災害発生時の応急の食料を提供するような、より安全な場所に建てたいとなると、奥になると。奥になると配送が不便だとかいろいろありますので、そこのところは場所を含めてしっかり検討をして、ファミリースポーツセンターが建て替え終わった辺りでもって手をかけられるような、そういうお金のほうもしっかり目配りしながら。ファミリースポーツセンターが7年供用開始ですので、となると、おまえ、もうその先の話をするなという話になってくるのですけれども、そこのところは取り組んでいきたいなというふうに思っています。新規創業の関係、商工会議所が中心になって組織もつくって、応援もしてもらっています。取り組んだ方で成功している方もいらっしゃれば、うまくいかなかった方もいらっしゃいますけれども、10チャレンジして、一つか二つ成功してくれればいいやくらいの思いで、しっかり金融機関だとか、商工会議所ではしっかり審査してもらっているのですけれども、なかなか今、積極的な方はあまり多くないのですけれども、そこのところをさらに新しい会社をつくる、新しいチャレンジをするという方には、取組を進めてまいりたいなというふうに考えております。それから、この新規就農就業者の支援制度、これについても今回の議会でもご議論いただきました。そういう中で、浦河がこの制度を始めたとき、漁業者は浦河の新規就業者は、漁師のほうは、なかなかほかの町追随してこないので、浦河が単独で頑張ってはいるのですけれども。農業のほうが、浦河のを見て、ほかの町も拡充しているので、だんだんかつての魅力から、だんだん魅力も色あせている部分もあるので、漁業、農業を含めて、そこはもうブラッシュアップさせてもらいたいなというふうに考えています。商店街の様々な取組、これについても、私は浦河の商店街は、皆さん、高齢になっても一生懸命頑張ってくれて、町民の皆さんに衣と食の提供についてご努力いただいて、ありがたいなとは思っているのですけれども。そこはさらに元気あるためには、しっかりと応援していきたいなというふうに思っています。高規格道路、これについては、今、三石、ようやくめど立ちそうなので、三石まではです。それがめど立ったら、その次は浦河までで、浦河も今どこが最終目的地になるかははっきり決まっていないのですけれども、できれば幌別のほうまで、できるだけ向こうに延ばしたいなと思っているのですけれども、それは国のほうの関係ありますけれども、そういったようなことに取り組んでまいりたいなと思います。バスを含めて、今回も行政報告させてもらいましたけれども、交通体系についても、特に町内の交通体系については、なかなか課題が多いというふうに十分認識していますので、町内の既存の資源といいますか、そういったようなのも活用しながら利便性を高めて、交通弱者に配慮した交通体系をつくるようにしっかりと検討をしてまいりたいと、このように考えております。以上です。
質問 2番 中山康子
ただいまの14の公約については、お聞きするだけだったので、町長、細かくご説明ありがとうございます。4年間のうちに、何とか13、1個は昨日決まったので、13実現できるように、できたらいいなと私も思う項目がいっぱいあったので。次、SDGsの件なのですけれども、久保田議員もセクションの課とか、先ほど町長もこれから人事やいろいろな部分で難しい部分もあるとおっしゃっていました。そして、私も実際に平成30年に、ある女性の講演を聴いたときに、全くそのSDGsの話を聞いたとき、ちんぷんかんぷんで分からなかったのです。やっとそのときに説明して、その17の項目で、貧困だ、海だ、山だ、何だかんだのその中で分かったのが現実で。実際に、今いろいろなスタッフに話を聞いていても、新聞も私ずっといろいろなところをスクラップしているのですけれども、何それという人が結構多くて。始めることはいいし、この17の項目も誰でもできる部分もあるのですけれども、意外と町民に知られていない部分があるので、これをもう少し町民に認知してもらうような学習とか、研修会とか進めたらどうかなとは思うのですけれども、そのような考えはないでしょうか。
答弁 町長 池田拓
国会、永田町や霞が関を歩くと、擦れ違った方、10人会ったら八人くらいまでは、このバッジをつけていらっしゃいますというくらい、あの辺では普及というか、考え方が普及してきているのだなという感じがします。それを今ご質問にあったように、確かにまだまだ何のことだろうなという方のほうが多いと思うので、町としても取り組みますけれども、国や道も、あるいは国連を挙げて取り組んでいるので、ニュースとか見る方は結構関心があるとは思いますので、そういった国や道とも連携しながら、機会あるごとに、この理念については広まっていくように努力をしたい、このように思います。
質問 2番 中山康子
この先駆けとして、今、下川町、道北にある下川町なのですけれども、この国連で採択された後に、2018年SDGs未来都市、自治体SDGsモデルの事業に選定されて、平成29年に第1回ジャパンカップSDGsアワード、内閣総理大臣賞を受賞していて。ここ下川町は3,000人ぐらいの森林のまちなのですけれども、ここを職員と、それから町民が集まって何か会をつくって一生懸命やったことが評価されたのです。本当にこういうことを調べたら、ニセコ町もよくテレビとか新聞に出ているのですけれども、ここもSDGsに関して先駆的な部分もあるので、私自身も議員として、このSDGsをもっと勉強したいなと思うし、そういうところを見に行ったらどうかなと思うのです。去年辺りから、辻議員も一生懸命SDGsのことをうたっているので、私はこの17の項目、我々議会もできることいっぱいあると思うので、それこそバッジなんかも、もし職員の皆さんもつけている方もいらっしゃいますし、我々議会としても、そういうのもあってもいいのかなと思っています。ぜひ先駆的な下川町に勉強に行くのもいいかなと思うのですけれども、そこも考えていただければと思います。あと、道の駅に関してですが、いろいろと、まずアエルの部分と柏陽館の部分、物販の部分もよく分かります。私、これ出たのは、やはり駅の関係もあるから、ちょっと踏み切ろうと思ったのかなと検索したのです。昨日も米谷議員の質問に、駅舎に関しては、来年度、基本構想も出るということなので、そこを持ってからも、私たちもアンテナ張れるのかなと思っています。実際にあそこを道の駅にするとしたら、自分勝手に思い描いても、どうやって駐車場にするのだろうとか、問題もいっぱいあるかなと思っているのです。ただ、やはり日高管内を見たら、お隣の三石だったり、その隣の新冠さんだったり、やはり国道に面しているところが車を止める、トイレもそうですけれども、利便性に関しては浦河駅いいなと即思ったのです。ここは本当に4年の期間なので、難しい部分もあろうかなというご答弁だったので、できればそこら辺も成就して、この14の項目を全て実現できたらいいかなと思っています。まずもって、4年間、体に気をつけて頑張ってください。質問を終わります。